JP2009261427A - キッチン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シンク2の奥側に、濡れ物を収納できる濡れ物収納部4A,4Bを設け、この濡れ物収納部4A,4B内には、それぞれシンク2側へ引き出し可能に引出し10,11を設け、濡れ物収納部4A,4Bの上部に、シンク2内へ吐水できる吐水管5を設けて構成する。
【選択図】図1
Description
このキッチンは、シンクの後方かつ上方位置に、シンク側に開口した収納凹部が形成されたものであった。
本発明のキッチンは、シンクの奥側に、濡れた物を収納できる濡れ物収納部を設け、該濡れ物収納部の上部に、前記シンク内へ吐水できる吐水管を設けたことを要旨とする。
こうすれば、シンクに設けた操作部により、吐水管からの吐水,止水,流量調節あるいは温度調節等の操作を行うことができ、吐水管側へ手を伸ばさずに操作を良好に行うことができる。また、濡れた手で吐水管を触る必要がないために、吐水管およびその回りに水滴による汚れが付着しにくいものとなる。
こうすれば、濡れた手で操作部を操作しても、操作部を濡らした水はシンクに良好に落ちるため、汚れることが少なくなり、また、吐水管を濡れた手で直接触る必要がないために吐水管およびその回りに水滴による汚れが付着しにくくなる。
こうすれば、二つの濡れ物収納部間に、下方の給水部等から無理なく給水路等を立ち上げ吐水管に接続することができ、給水路等の配管を短く設定できるものとなる。
図1は、キッチンの概略斜視構成図であり、図2は、キッチンの正面構成図、図3は、キッチンの縦断面概略構成図である。
図において、キッチンは、キッチンキャビネット1上にシンク2が設けられ、このシンク2の奥側上方に、濡れ物収納部4がシンク2側へ開口されて設けられている。
キッチンキャビネット1は、その前面に開閉可能に扉1aが設けられ、この扉1aと面一状にシンク2の前面を覆う前板1bが立設されている。また、キッチンキャビネット1の背板1cの上端はシンク2よりも上方へ延出されて、背板1cの上端にはシンク2側へ略水平状に対面カウンター3が設けられており、この対面カウンター3の下部に、濡れ物収納部4がシンク2側へ開放されて形成されている。
立上管部5bはキッチンキャビネット1内に配管されており、その下端側には、背板1c側から給水管6と給湯管7がそれぞれバルブ6a,7aを介して接続されている。このバルブ6a,7aはボックス状の制御部8からの信号で開閉制御されるものであり、制御部8には操作部9からの操作信号が入力されるように構成されている。
なお、前記二つの濡れ物収納部4A,4Bには、手前側、即ちシンク2上に引き出し可能にそれぞれ網状の引出し10,11が設けられており、各引出し10,11はレール10a,11aによる引出し機構で手前側へスムーズに引き出せるように構成されている。
なお、この引出し10および11がそれぞれ収納される濡れ物収納部4A,4Bの底部4aには、シンク2側へ下傾した水勾配が形成されており、濡れ物収納部4Aおよび4Bの底部4aの水は良好にシンク2内に流れるように構成されている。
即ち、ON・OFFボタン9aで、吐水管5の吐水口5aからの吐水のON・OFF操作ができるものであり、また、流量調整ボタン9bにより、吐水口5aからの吐水の流量を調整することができ、温度調節ボタン9cにより、吐水口5aからの湯温を調節できるものである。即ち、温度調節ボタン9cを操作すれば、制御部8を介してバルブ6a,7aの開閉が制御され、湯と水の混合割合が変えられて、立上管部5bを通り調整された温度の湯が吐水管5に上昇し、吐水口5aから適温の湯がシンク2内に吐水されるものである。
また、引出し10,11はシンク2の上面側で吐水管5よりも下方にあるため、引出し10,11の引き出し操作が手前側から行い易く、作業性が向上する。
なお、引出し10,11はそれぞれ網状に形成されており、引出し10,11内に濡れたコップあるいは茶碗等を入れることができ、水滴は下方のシンク2内に落ちて良好に排水されるものであり、また、引出し10,11を濡れ物収納部4A,4B内に収納させた状態でも、それぞれの濡れ物収納部4A,4Bの底部4aはシンク2側へ傾斜した水勾配が形成されているため、良好に水滴はシンク2内に流れ、シンク2の底に形成されている排水口2aから排水できるものである。
なお、前記引出し10,11は、手前側へ完全に抜き出して、調理面1d上あるいは対面カウンター3上に置いたりすることができ、あるいはトレー状の引出し12と入れ換えて使用することも可能である。
なお、更には、操作部9は、水平面内で回動させて調整できるダイヤル式のもので構成しても良い。
なお、本例では、操作部9は、シンク2の手前側上面に設けられているが、シンク2の左上面あるいは右上面の何れかに操作部9を配置しても良い。
この吐水管5の吐水口5aからの吐水操作は、シンク2の手前側上面に設けられている操作部9のボタンを操作して行うことができる。
本例においても、立上管部5bをコンパクトに短く配管して立上空間4C内に配置させ、シンク2の奥側の濡れ物収納部4A,4Bの上部に吐水管5を設けることができ、引出し10,11を手前側へ引き出して操作し、各引出し10,11内に濡れた物を収納させることができ、使い勝手が良好なものとなる。
なお、操作部9は手前側にあるため操作が容易であり、濡れた手で吐水管5を触る必要がないために吐水管5およびその回りに水滴が付着しにくく、水滴による汚れが生じにくいものとなる。
本例では、操作部9が濡れ物収納部4A,4Bの前面に設けてあるため、濡れた手で操作部9を操作しても、水滴はシンク2内に落ちるために、操作部9の濡れを気にすることなく良好に操作することができるものとなる。
引出し13は、左右側のレール13a,13aでスムーズに手前側、即ちシンク2上に引き出して使用することができ、内部に濡れた茶碗やコップ等を大量に入れることができるものである。
なお、図6では立上空間4Cが存在しないために、対面カウンター3から立ち上げられる吐水管5の下端には、対面カウンター3内を通して横引き状に横引き管部5cが配管されており、この横引き管部5cは、濡れ物収納部4と引出し12間の空間を通り下方へ垂下される立上管部5bに連通されている。
その他の構成は、図1〜図3のものと同様であり、同一部材については同一符号を付してその説明を省略する。
1a 扉
2 シンク
2a 排水口
3 対面カウンター
3a 前面
4,4A,4B 濡れ物収納部
4C 立上空間
4a 底部
5 吐水管
5a 吐水口
5b 立上管部
5c 横引き管部
6 給水管
6a,7a バルブ
7 給湯管
8 制御部
9 操作部
10,11,12,13 引出し
11a,13a レール
Claims (4)
- シンクの奥側に、濡れた物を収納できる濡れ物収納部を設け、該濡れ物収納部の上部に、前記シンク内へ吐水できる吐水管を設けたことを特徴とするキッチン。
- 前記吐水管からの吐水操作を行える操作部を前記シンクに設けたことを特徴とする請求項1に記載のキッチン。
- 前記吐水管からの吐水操作を行える操作部を前記濡れ物収納部の前面に設けたことを特徴とする請求項1に記載のキッチン。
- 前記濡れ物収納部を横方向に二つ設け、該二つの濡れ物収納部間に前記吐水管を立ち上げたことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3の何れかに記載のキッチン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008110794A JP2009261427A (ja) | 2008-04-21 | 2008-04-21 | キッチン |
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JP2009261427A true JP2009261427A (ja) | 2009-11-12 |
Family
ID=41388065
Family Applications (1)
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JP2008110794A Pending JP2009261427A (ja) | 2008-04-21 | 2008-04-21 | キッチン |
Country Status (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014030646A (ja) * | 2012-08-06 | 2014-02-20 | Panasonic Corp | 厨房装置 |
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2008
- 2008-04-21 JP JP2008110794A patent/JP2009261427A/ja active Pending
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