JP2009254792A - ライン形成装置 - Google Patents

ライン形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009254792A
JP2009254792A JP2008311477A JP2008311477A JP2009254792A JP 2009254792 A JP2009254792 A JP 2009254792A JP 2008311477 A JP2008311477 A JP 2008311477A JP 2008311477 A JP2008311477 A JP 2008311477A JP 2009254792 A JP2009254792 A JP 2009254792A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
string
forming apparatus
line forming
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008311477A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuma Motohisa
和磨 本久
Yasuyuki Aida
靖之 相田
Masayuki Tanaka
政行 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Molten Corp
Original Assignee
Molten Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Molten Corp filed Critical Molten Corp
Priority to JP2008311477A priority Critical patent/JP2009254792A/ja
Publication of JP2009254792A publication Critical patent/JP2009254792A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Abstract

【課題】円を描くようなラインを見栄えよく形成できるようにする。
【解決手段】ライン形成装置1は、床面に沿って移動し、移動軌跡上にラインを形成するための台車10と、台車10に設けられる紐状部材20と、紐状部材20の長さを調節するための調節装置とを備えている。紐状部材20の一部を床面に固定した状態で、台車10を移動させることにより、台車10の移動軌跡を紐状部材20で規定する。
【選択図】図10

Description

本発明は、各種施設の床面にラインを形成するためのライン形成装置に関する。
従来より、体育館や工場等の各種施設の床面にラインを形成するためのライン形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のライン形成装置は、ラインテープが装着されるラインテープ装着軸と、ラインテープを床面に押圧する押圧ローラーとを備えている。そして、ラインテープの端部を床面に貼り付けてから、作業者がラインを形成したい方向に押圧ローラーを転動させていくことでラインテープが床面に貼り付けられてラインが形成される。
登録実用新案第3035456号公報
ところで、床面に円を描くようなラインを形成したい場合がある。しかしながら、特許文献1のライン形成装置は、押圧ローラーの転動方向を作業者が自由に変えることができるようにしているため、半径が一定のきれいな円軌道を描くように押圧ローラーを転動させることは困難である。すなわち、特許文献1のライン形成装置では、円を描くようなラインを見栄えよく形成できないという問題がある。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、円を描くようなラインであっても見栄えよく形成できるようにすることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、ラインを形成する本体部に紐状部材を設け、この紐状部材の長さを調節できるようにした。
具体的には、第1の発明では、各種施設の床面にラインを形成するように構成されたライン形成装置であって、床面に沿って移動し、移動軌跡上にラインを形成するための本体部と、上記本体部に設けられる紐状部材と、上記紐状部材の長さを調節するための調節装置とを備えている構成とする。
この構成によれば、円を描くようなラインを形成する場合に、紐状部材の長さをその円の半径に対応するように調節しておき、紐状部材の一部を、床面において円の中心となる部分に位置決めした後、本体部を円の中心となる部分周りに移動させていくことで、本体部の移動軌跡が、紐状部材によって規定されて半径が一定のきれいな円を描く軌跡となり、これにより、円を描くようなラインが形成される。尚、直線状のラインを形成する場合には、紐状部材を用いることなく形成可能である。
第2の発明では、第1の発明において、本体部には、作業者がラインの形成方向に力を加えるための操作部が設けられている構成とする。
この構成によれば、作業者が操作部に力を加えることで、本体部をラインの形成方向に容易に移動させることが可能になる。
第3の発明では、第2の発明において、操作部は、本体部とは別体の長尺状に形成され、上記操作部の一端部は、上記本体部に連結され、他端部には、作業者が把持する把持部が設けられている構成とする。
この構成によれば、把持部を作業者が作業し易いように、本体部から離した所に設けることが可能になる。
第4の発明では、第3の発明において、操作部の把持部と、本体部との間には、自在継手構造が設けられている構成とする。
この構成によれば、ラインを形成する際に、操作部を本体部に対して多方向に動かすことが可能になるので、作業者が操作し易いように操作部の向きを変えることが可能になる。さらに、円を描くようなラインを形成する際、作業者が操作部を半径方向と厳密に直角でない方向に押した場合でも、その方向のずれが自在継手構造で吸収されるので、本体部は常にきれいな円軌道を安定して描くように移動し、よって、きれいなラインを形成できる。また、ラインテープを貼り付けることによってラインを形成する場合には、上述のように本体部を安定して移動させることができることにより、ラインテープを押圧するローラーの片側が床面から浮き上がるようになることはなく、ローラーが常に安定して床面に押し付けられるので、ラインテープをきれいに貼り付けることができる。
第5の発明では、第1から4のいずれか1つの発明において、調整装置には、紐状部材を巻き取るための巻き取り機構が設けられている構成とする。
この構成によれば、紐状部材の巻き取り量によって紐状部材の長さを簡単に調節することが可能になる。また、ライン形成装置を使用しないときには、紐状部材を巻き取り機構に巻き取っておくことでコンパクトにまとめることが可能になる。
第6の発明では、第5の発明において、調整装置には、紐状部材が本体部の移動方向と交差する方向に引かれた際に巻き取り機構から引き出されるのを阻止するロック機構が設けられている構成とする。
この構成によれば、円を描くラインを形成するように本体部を移動させるときに、本体部に例えばラインの半径方向に力が作用した際、紐状部材は本体部の移動方向と交差する方向に引かれることになる。このとき、ロック機構により、紐状部材が巻き取り機構から引き出されるのが阻止されるので、本体部が半径方向に動いてしまうことはない。
第7の発明では、第6の発明において、ロック機構は、紐状部材が本体部の移動方向に引かれた際に巻き取り機構から引き出されるのを許容するように構成されているものとする。
この構成によれば、紐状部材を本体部の移動方向に引っ張るだけで巻き取り機構から引き出して長さを調整することが可能になる。
第8の発明では、第1から7のいずれか1つの発明において、紐状部材には、目盛が設けられている構成とする。
この構成によれば、作業者が紐状部材の長さを調節する際、目盛を見ることで長さを容易に、かつ、正確に把握することが可能になる。
第9の発明では、第3から8のいずれか1つの発明において、本体部には、床面を転動する車輪が設けられ、操作部は、上記本体部における上記車輪の回転中心よりも上方に連結される構成とする。
この構成によれば、操作部により車輪をその回転中心よりも上方から床面に押し付けることが可能になる。
第1の発明によれば、移動軌跡上にラインを形成する本体部に紐状部材を設け、この紐状部材の長さを調節できるようにしたので、本体部の移動軌跡を紐状部材によって規定してきれいな円を描く軌跡とすることができる。これにより、円を描くようなラインを見栄えよく形成できる。
第2の発明によれば、本体部に、作業者がラインの形成方向に力を加えるための操作部を設けたので、本体部を容易に移動させることができ、ラインの形成作業性を良好にすることができる。
第3の発明によれば、操作部を長尺状に形成し、一端部を本体部に連結し、他端部に作業者が把持する把持部を設けたので、作業者が楽な姿勢で本体部を移動させることができる。
第4の発明によれば、自在継手構造を設けたことで、操作性を良好にできるとともに、本体部を常に安定して移動させることができ、きれいなラインを形成できる。
第5の発明によれば、紐状部材を巻き取り機構に巻き取るようにしたので、紐状部材の長さを簡単に調節できるとともに、紐状部材をコンパクトにまとめて見栄えよく収納することができる。
第6の発明によれば、紐状部材が本体部の移動方向と交差する方向に引かれた際に巻き取り機構から引き出されるのを阻止するようにしたので、円を描くラインを形成する際に本体部が半径方向に動いてしまうのを防止でき、よって、ラインをより一層きれいに形成することができる。
第7の発明によれば、ロック機構は、紐状部材が本体部の移動方向に引かれた際に巻き取り機構から引き出されるのを許容するので、紐状部材の長さを容易に調整できる。
第8の発明によれば、紐状部材に目盛を設けたので、円を描くようなラインを形成する際に指示通りの形状とすることができる。
第9の発明によれば、操作部を、本体部における車輪の回転中心よりも上方に連結したので、操作部により車輪を床面に押し付けて本体部を安定して移動できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係るライン形成装置1を示すものである。このライン引き装置1は、例えば、体育館、学校の教室、遊戯室、ドーム施設、工場、事務所、倉庫等の各種施設の床面Aに、ラインテープT(図4に示す)を貼り付けることによって所定形状のラインを形成する場合に使用されるものである。本ライン形成装置1で形成するラインの種類としては、バスケットボール、フットサル、ハンドボール等の競技で使用するコート用のラインを始め、工場の区画整理用のライン等があるが、これらに限られるものではなく、各種ラインを形成することができる。また、本ライン形成装置1では、直線状のライン、円を描くようなライン(サークルライン)の両方を形成することができる。
ライン形成装置1は、図2及び図3に示すように、床面Aに沿って移動し、移動軌跡上にラインを形成する台車(本体部)10と、台車10に設けられる押し棒(操作部)15と、台車10に設けられる紐状部材20と、紐状部材20の長さを調節する調節装置30とを備えている。
台車10は、ボディ11と、ボディ11に支持される一対の車輪12,12と、ラインテープTが装着されるラインテープ装着棒13と、ラインテープTを床面Aに押し付けるための押圧ローラー14とを備えている。紐状部材20及び調整装置30は、ボディ11の上部に設けられている。
ボディ11は、図3及び図5に示すように、1枚の板材を、下方に開放するコ字状に折り曲げ成形してなる。ボディ11は、台車10の前進方向(図1及び図4の左側)及び後退方向(図1及び図4の右側)の両端(前後両端)も開放されている。尚、ボディ11は、複数の板材を組み合わせて構成してもよい。
図4に示すように、ボディ11の後部における下端部近傍には、幅方向(左右方向)に貫通して略水平に延びる車軸16が設けられている。車軸16は、ボディ11の左側壁及び右側壁からそれぞれ外方へ向けて突出しており、図3に示すように、車軸16の左右両端部にそれぞれ車輪12,12が回転可能に支持されている。
図4に示すように、ボディ11の前部における下端部近傍には、車軸16と平行に延びる押圧ローラー用支軸17が設けられている。この押圧ローラー用支軸17は、図示しない軸受を介してボディ11に支持されている。押圧ローラー14は、その中心部が押圧ローラー用支軸17に支持されている。押圧ローラー14は、例えば、ゴム等の弾性部材で構成されている。図3に示すように、押圧ローラー14の幅は、ボディ11の左側壁内面と右側壁内面との離間寸法より若干狭く設定されている。図1や図4に示すように、押圧ローラー14の外径は、車輪12の外径よりも小さく設定されている。従って、ボディ11下縁と床面Aとのクリアランスは、台車10の前側へ行くほど狭くなっている。
ボディ11の左側壁には、車軸16と押圧ローラー用支軸17との間に、図1に示すように、ラインテープ装着棒13が挿通する挿通孔11aが貫通形成されている。右側壁にも、左側壁の挿通孔11aと同心上に同形状の挿通孔11a(図5参照)が形成されている。各挿通孔11aの上部及び下部には、挿通孔11aに連なる切欠部11b,11bがそれぞれ形成されている。ラインテープ装着棒13は、挿通孔11aに挿通された状態で、水平軸周りに回転可能となる。
図4に示すように、ラインテープ装着棒13に装着されるラインテープTは、床面Aに貼り付けられる前の状態では、管状の心材Bに幾重にも巻かれたものである。ラインテープ装着棒13の外径は、心材Bの内径に近似しており、ラインテープ装着棒13を心材Bに挿入した状態で、ラインテープTがラインテープ装着棒13に装着されるようになっている。
図5に示すように、ラインテープ装着棒13の長さは、ボディ11の幅寸法よりも長く設定されている。また、図6に示すように、ラインテープ装着棒13の一端面及び他端面には、その軸線上にねじ孔13a,13aがそれぞれ形成されている。ラインテープ装着棒13の外周面には、長手方向中央部よりも一端寄りの部位に一対の突起13b,13bが周方向に180゜離れて設けられている。突起13b,13bは、ラインテープTがラインテープ装着棒13の軸線方向に動くのを阻止するためのストッパとして機能するようになっている。これら突起13b,13bは、ボディ11の切欠部11b,11b内を通るようになっている。尚、突起13bの数は、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
ラインテープ装着棒13の一端部と突起13bとの離間寸法は、50mm幅のラインテープT(図9に仮想線で示す)を装着したときに該ラインテープTがラインテープ装着棒13の一端部からはみ出ないように設定されている。また、ラインテープ装着棒13の他端部と突起13bとの離間寸法は、80mm幅のラインテープT(図5に仮想線で示す)を装着したときに該ラインテープTがラインテープ装着棒13の他端部からはみ出ないように設定されている。このように、1本のラインテープ装着棒13に幅の異なる2種類のラインテープTが装着できるようになっている。尚、ラインテープTの幅は、50mmや80mmに限られるものではなく、任意に設定でき、ラインテープTの幅に合わせてラインテープ装着棒13の長さや、突起13bの位置を変更するのが好ましい。また、突起13bをラインテープ装着棒13の軸方向に移動できるようにしてもよい。
ラインテープ装着棒13の一端部及び他端部には、それぞれ固定部材18が取り付けられるようになっている。固定部材18は、ラインテープ装着棒13をボディ11に固定するためのものであり、図7に示すように、ボディ11の挿通孔11aよりも大きい円板部18aと、円板部18aの中心部に突設されたねじ棒18bとを備えている。ねじ棒18bは、ラインテープ装着棒13のねじ孔13aに螺合するように形成されている。ねじ棒18bをねじ孔13aにねじ込むことによって固定部材18がラインテープ装着棒13に固定され、これにより、図5や図9に示すように、ラインテープ装着棒13がボディ11に固定されるようになっている。
また、図1及び図2に示すように、ボディ11の左側壁における前部の下端部近傍には、紐状部材20を案内するためのガイド部21が設けられている。ガイド部21は、矩形枠状に形成され、ボディ11の左側壁から左側へ向けて突出している。このガイド部21内を紐状部材20が通るようになっている。尚、ガイド部21の形状は、円形枠状であってもよい。
ボディ11の上壁部における後端部近傍には、押し棒15が連結されるようになっている。押し棒15は、第1パイプ材15aの内部に第2パイプ材15bが挿入される2重管構造となっており、第1パイプ材15aの下端部には、第1パイプ材15aの内径を縮小させるためのナット15cが設けられている。このナット15cの締め込み動作によって第1パイプ材15aの内径を縮小させると、第1パイプ材15aの内面が第2パイプ材15bの外面に圧接して第1パイプ材15aが第2パイプ材15bに対し固定されるようになっている。ナット15cが設けられていることにより、押し棒15の長さを無段階に変えることが可能である。尚、押し棒15は、長さ調節が不要な場合には1本の棒材で構成してもよい。また、長さ調節のための構造としては、上記以外の構造を用いることも可能である。また、3本以上のパイプ材を連結して押し棒15を構成してもよい。
第1パイプ材15aの上端部には、作業者が把持するグリップ15dが設けられている。グリップ15dは、第1パイプ材15aの上下方向中間部に設けてもよい。また、第2パイプ材15bの端部には、径方向に貫通孔15eが形成されており、この第2パイプ材15bの端部がボディ11に連結されるようになっている。
図3に示すように、ボディ11の上壁部における後端部近傍には、棒材をU字状に湾曲させてなるU字状部材40が取り付けられている。U字状部材40は、上方に開放するように向いている。U字状部材40の上端部は、ボディ11の上壁部を下方から上方へ向けて貫通して上方へ突出している。U字状部材40の上端部には雄ねじ部40a,40aが形成されている。この雄ねじ部40a,40aには、ナット41,41がそれぞれ螺合しており、これらナット41,41によってU字状部材40がボディ11に締結されている。
U字状部材40の中間部は、押し棒15の貫通孔15eに挿通しており、U字状部材40により押し棒15がボディ11に連結されている。押し棒15の貫通孔15eの径は、U字状部材40を構成する棒材の径よりも大きく設定されている。これにより、押し棒15は、貫通孔15e近傍を支点として、グリップ15d側が台車10の前後方向、左右方向、斜め左方向、斜め右方向の各方向に傾くのが許容される。すなわち、押し棒40のグリップ15dと台車10との間には、U字状部材40及び貫通孔15eで構成された自在継手構造Cが設けられている。また、押し棒15の貫通孔15e側は、U字状部材40に沿って台車10の幅方向や上下方向に移動させることも可能である。
図10に示すように、ボディ11の上壁部には、U字状部材40の雄ねじ部40a,40aの間に、押し棒15の下部が嵌る切欠部11cが形成されている。この切欠部11cに押し棒15を嵌めた状態で、図1に仮想線で示すように、押し棒15は略鉛直に延びるようになる。
同図に示すように、ボディ11の上壁部には、カバー板42が固定されている。カバー板42は、ボディ11の上壁部と略同じ形状とされている。ボディ11の上壁部には、カバー板42を支持する複数の支柱43,43が突設されている。これら支柱43,43は、ボディ11の上壁部の縁部近傍に位置付けられている。
図10に示すように、紐状部材20は、目盛が設けられたテープ状のものである。紐状部材20の素材としては、布、樹脂、金属材等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。また、紐状部材20の形状も、円形断面の管状等であってもよく、特に限定されない。紐状部材20は、メジャーで構成するのが好ましい。また、紐状部材20の長さとしては、10mm程度の長いものが好ましい。
紐状部材20の先端部には、リング22が取り付けられている。リング22には、図11に示すように、位置決め器25が係合するようになっている。位置決め器25は、床面Aに設けられたマークMに対し、紐状部材20の先端部を位置決めしておくためのものであり、台座26と、支柱27と、足踏み部28と、位置合わせ板29とを備えている。支柱27がリング22に挿通した状態で位置決め器25が紐状部材20に係合するようになっている。足踏み部28は、位置決め器25がずれないように作業者が足で踏んでおくためのものである。
位置合わせ板29は、支柱27が挿通して該支柱27に係合する環状部29aと、環状部29aから延出する可撓部29bと、可撓部29bの先端に形成された板部29cとで構成されている。板部29cの中心部には、貫通孔29dが形成されている。
また、調節装置30は、図1に示すように、紐状部材20を巻き取る巻き取り機構31と、紐状部材20が所定方向に引き出されるのを阻止するロック機構32とを備えている。図4に示すように、巻き取り機構31は、巻き取り軸33と、巻き取り軸33を回転操作するためのハンドル34とを備えている。巻き取り軸33は、軸線が上下方向に延びるように向いた状態で、ボディ11の上方に配置されている。巻き取り軸33の下端部は、ボディ11の上壁部に形成された軸受孔11dに挿入されている。巻き取り軸33の上端部は、カバー板42に形成された軸受孔42aを上方へ貫通して突出している。巻き取り軸33の上下中間部には、紐状部材20の基端部が固定され、該紐状部材20が巻き取られるようになっている。これにより、紐状部材20をボディ11の上壁部とカバー板42との間に見栄えよく収納することができるようになっている。
図2にも示すように、巻き取り軸33の上端部には径方向に延出する延出板33aが、カバー板42の上面に沿って延びるように形成されている。延出板33aの上面には、ハンドル34が取り付けられている。ハンドル34の基端部は延出板33aの外縁部近傍に水平方向に延びる軸35(図12参照)を介して支持されており、ハンドル34は、軸35周りに180゜回動して折り畳まれるようになっている。図12には、ハンドル34が折り畳まれる途中の状態を示す。
ハンドル34の先端部には、つまみ部34aが設けられている。つまみ部34aは、ハンドル34を展開した状態で上方へ突出している。このつまみ部34aを持って巻き取り軸33を回転させることによって紐状部材20が巻き取られるようになっている。また、延出板33aの上面には、折り畳まれたハンドル34を格納するための凹部33bが形成されている。
図10に示すように、ロック機構32は、第1〜第3ローラー36,37,38で構成されている。第1〜第3ローラー36,37,38は、軸線を上下方向に向けた状態で、ボディ11の上壁部とカバー板42との間に配置されて、上端部及び下端部がそれぞれカバー板42及びボディ11の上壁部に支持され、軸線周りに回転するようになっている。第1〜第3ローラー36,37,38は、同じ形状で同構造のものである。
第1ローラー36は、ボディ11の上壁部において、巻き取り軸33に巻き取られた紐状部材20よりも前方で、かつ、左端部近傍に位置付けられている。第2ローラー37は、第1ローラー36よりも前方で、かつ、第1ローラー36よりも右側に位置付けられている。第3ローラー38は、第1ローラー36と第2ローラー37との間で、かつ、第2ローラー37よりも後方に位置付けられている。また、第1ローラー36と第2ローラー37とは、左右方向に並んでいる。
紐状部材20は、第1ローラー36の左側及び第2ローラー37の右側を順に通った後、第2ローラー37と第3ローラー38との間を通り、第2ローラー37の右側を再び通って左側、かつ、下方へ延びてガイド部21内を通っている。これにより、紐状部材20の先端部を台車10の左側(白抜き矢印の方向)へ引くと、紐状部材20における第2ローラー37の右側を通る部分20aと、第3ローラー38を経て第2ローラー37の右側を通る部分20bとが図13に示すように接触して両部分20a,20bの間には摩擦力が働く。このとき、第2ローラー37の右側を通る部分20aは図13の矢印Xの方向に移動しようとしているのに対し、第3ローラー38を経て第2ローラー37の右側を通る部分20b同図の矢印Yの方向に移動しようとしているので、両部分20a,20bの移動方向が互いに反対方向になる。このことと、上記摩擦力とによって、紐状部材20がそれ以上引き出されるのが阻止される。
すなわち、第1〜第3ローラー36,37,38の位置は、紐状部材20が進行方向と交差する左側へ向けて引かれたときに、紐状部材20における互いに反対側へ移動しようとする部分20a,20b同士を接触させて、両部分20a,20bの間に摩擦力を生じさせることによって引き出されるのが阻止されるように設定されている。尚、紐状部材20を左側へ引く力が強くなるほど、摩擦力が高まるので、紐状部材20が引き出されるのを確実に阻止できる。
また、ロック機構32は、紐状部材20の先端側が前方に引かれた場合には、紐状部材20が引き出されるのを許容するように構成されている。紐状部材20が前方に引かれると、紐状部材20における第2ローラー37の右側を通る部分20aと、第3ローラー38を経て第2ローラー37の右側を通る部分20bとの接触面積が減るとともに、接触力が低下して摩擦力が低下する。これにより、紐状部材20は小さい力で容易に引き出すことが可能である。
次に、上記のように構成されたライン形成装置1を使用する場合について説明する。最初に、図5に示すように、ライン形成装置1にラインテープTを装着する。固定部材18を外したラインテープ装着棒13を、その他端部からボディ11の右側壁の貫通孔11aを介してボディ11内に挿入していく。このとき、ラインテープTをボディ11内に置いておき、ラインテープ装着棒13を芯材Bに挿入する。そして、ラインテープ装着棒13の他端部をボディ11の左側壁の挿通孔11aに挿通させた後、固定部材18のねじ棒18bをラインテープ装着棒13のねじ孔13aに螺合させる。これにより、ラインテープ装着棒13の抜けが阻止されて、固定部材18の円板部18aとラインテープTとでボディ11の左側壁を挟むことになり、ラインテープTを所定位置で保持することが可能になる。
次いで、ラインテープTの端を持ち、図4に示すように、粘着面と反対側の面を押圧ローラー14に対しその上方から前方、下方へ順に巻き付ける。その後、ラインテープTの端を床面Aに貼り付けてから、押し棒15を押していくことで、車輪12,12及び押圧ローラー14が転動して台車10の移動軌跡上にラインテープTが貼られ、これにより、所望の方向に延びるラインが形成される。
ラインを形成する際、押し棒15の上端部に台車10から離してグリップ15dを設けているので、作業者の操作性は良好である。また、押し棒15があることで、作業者は、台車10をラインの形成方向に容易に移動させることができる。
また、ラインを形成する際に、押し棒15を台車10に対して多方向に動かすことが可能になるので、作業者が操作し易いように押し棒15の向きを変えることができる。
また、押し棒15が、台車10に対し車軸16よりも上方に連結されているので、押し棒15により車輪12,12をその回転中心よりも上方から床面Aに安定して押し付けることが可能である。
次に、上記ライン形成装置1を用いて円を描くようなラインを形成する場合について説明する。この場合には、原則として、図14に示すように2名の作業者100,101で行う。まず、紐状部材20を、ラインの半径に対応する長さとなるまで巻き取り機構31から引き出す。紐状部材20を引き出す際には、紐状部材20を台車10の進行方向に引くことで簡単に引き出すことが可能である。紐状部材20の引き出し長さは、紐状部材20に目盛が設けられているので、正確に把握できる。
紐状部材20の長さを調節した後、位置決め器25を用いて紐状部材20の先端の位置を設定する。図11に示すように、位置合わせ板29の貫通孔29d内に床面AのマークMが位置するように位置合わせ板29を床面Aに置き、この位置合わせ板29の上に台座26を置く。そして、台座26の中心と、位置合わせ板29の中心とを合わせる。そして、図14に示すように、一方の作業者100が足踏み部28を踏んで、位置決め器25が動かないようにしておく。マークMは、円の中心を示すものである。尚、位置決め器25は、手で押さえるようにしてもよい。
その後、他方の作業者101が押し棒15を押して台車10をマークMの周りに移動させていく(黒矢印で示す)。台車10は、左側壁が円の内側となるように向けておく。台車10を移動させる際に、台車10を円の外側(白抜き矢印で示す)へ向けて付勢すると、紐状部材20が台車10の左側に引っ張られることになる。このとき、ロック機構32の第1〜第3ローラー36,37,38に紐状部材20が巻き掛けられているので、上述の如く紐状部材20が引き出されるのが阻止される。これにより、台車10の移動軌跡が、紐状部材20によって規定されて半径が一定のきれいな円を描く軌跡となり、円を描くようなラインが形成される。このようにして円弧状のラインや、円形のラインを形成することができる。また、紐状部材20の長さを10mm程度の長いものとすることで、様々な競技の円形のラインを形成することができる。
さらに、作業者101が押し棒15を半径方向と厳密に直角でない方向に押した場合でも、その方向のずれが自在継手構造Cで吸収されるので、台車10は常にきれいな円軌道を安定して描くように移動し、よって、きれいなラインを形成できる。また、このように台車10を安定して移動させることができることにより、押圧ローラー14の片側が床面Aから浮き上がるようになることはなく、押圧ローラー14が常に安定して床面Aに押し付けられるので、ラインテープTをきれいに貼り付けることができる。
また、紐状部材20には、目盛の他に、競技毎に円形のラインの半径を表示するようにしてもよい。例えば、バスケットボールのコートのサークル状ラインの半径や、ハンドボールのサークル状ラインの半径等を、識別できるような目印の形態で紐状部材20に表示するのが好ましい。
また、小さな半径のラインを形成する場合には、1人の作業者が片方の手で位置決め器25を押さえ、もう一方の手で台車10を動かすようにすればよい。
尚、ライン形成装置10を使用しないときには、紐状部材20を巻き取り機構31に巻き取っておくことでコンパクトにまとめることが可能になる。
以上説明したように、この実施形態によれば、台車10に紐状部材20を設け、この紐状部材20の長さを調節できるようにしたので、台車10の移動軌跡を紐状部材20によって規定してきれいな円を描く軌跡とすることができる。これにより、円を描くようなラインを見栄えよく形成できる。
また、台車10に、作業者がラインの形成方向に力を加えるための押し棒15を設けたので、台車10を容易に移動させることができ、ラインの形成作業性を良好にすることができる。
また、押し棒15を長尺状に形成し、下端部を台車10に連結し、上端部に作業者が把持するグリップ15dを設けたので、作業者が楽な姿勢で台車10を移動させることができる。
また、自在継手構造Cを設けたので、台車10の操作性を良好にできるとともに、台車10を常に安定して移動させることができ、きれいなラインを形成できる。
また、紐状部材20を巻き取り機構31に巻き取るようにしたので、紐状部材20の長さを簡単に調節できるとともに、紐状部材20をコンパクトにまとめて見栄えよく収納することができる。
また、紐状部材20が台車10の左側に引かれた際に巻き取り機構31から引き出されるのを阻止するようにしたので、円を描くラインを形成する際に台車10が半径方向に動いてしまうのを防止でき、よって、ラインをより一層きれいに形成することができる。
また、ロック機構32は、紐状部材20が台車10の移動方向に引かれた際に巻き取り機構31から引き出されるのを許容するので、紐状部材20の長さを容易に調整できる。
また、紐状部材20に目盛を設けたので、紐状部材20の長さを容易に、かつ、正確に得て、円を描くラインを形成する際に指示通りの半径とすることができる。
また、押し棒15を、台車10における車輪12,12の回転中心よりも上方に連結したので、押し棒15により車輪12,12を床面Aに押し付けて台車10を安定して移動できる。
尚、上記実施形態では、台車10にボディ11とは別体の押し棒15を設けた場合について説明したが、これに限らず、図15に示す変形例1のように、押し棒15を省略してもよい。この場合、ボディ11の後端部で操作部11eを構成する。このように、操作部11eをボディ11に一体に設けることで、部品点数を削減することが可能になる。また、この変形例1のライン形成装置1を使用する場合には、同図に示すように、作業者101がボディ11の操作部11eを手で押すようにする。
また、台車10の形状としては、図16に示す変形例2のように、ボディ11の後側の下部を後方へ突出させるようにしてもよい。この変形例2のものでは、U字状部材40が省略されており、幅方向に水平に延びる横棒材50を設け、この横棒材50にねじ51及びナット52を用いて押し棒15を連結するようにしている。横棒材50は、車軸16とラインテープ装着軸13との間に位置付けられており、軸線周りに回動可能にボディ11に支持されている。図17に示すように、横棒材50の左右方向中央部には、前後方向に貫通する貫通孔50aが形成されている。横棒材50の貫通孔50aと、押し棒15の貫通孔15eとを一致させた状態で、貫通孔50a,15eにねじ51を挿通させてからねじ51にナット52を螺合させることにより、押し棒15が連結されている。ナット52による締結力は、押し棒15がねじ51の軸周りに回動できる程度に緩めに設定されている。従って、押し棒15は、貫通孔15e近傍を支点として、グリップ15d側が台車10の前後方向(矢印X1方向)、左右方向(矢印X2方向)、斜め左方向、斜め右方向の各方向に傾くのが許容される。上記横棒材50、ねじ51、ナット52及び貫通孔15eにより自在継手構造Cが構成されている。
また、押し棒15の連結部分の構造としては、図18に示す変形例3のように車軸16に連結する構造としてもよい。すなわち、押し棒15の貫通孔15eを、押し棒15の軸方向に長い長孔とするとともに、長孔の短径方向の寸法を車軸16の径よりも長くする。これにより、貫通孔15eの周縁部と車軸16との間に隙間ができ、押し棒15は、貫通孔15e近傍を支点として、グリップ15d側が台車10の前後方向、左右方向、斜め左方向、斜め右方向の各方向に傾くのが許容される。車軸16及び貫通孔15eにより自在継手構造Cが構成されている。
また、押し棒15を車軸16に連結する場合に、図19に示す変形例4のように押し棒15の端部に管部材55を固定し、この管部材55の内部に車軸16を挿通させる構造としてもよい。管部材55は円管材からなり、内径は、車軸16の外径よりも大きく設定され、管部材55の内面と車軸16との間に隙間が形成されるようになっている。これにより、押し棒15は、貫通孔15e近傍を支点として、グリップ15d側が台車10の前後方向、左右方向、斜め左方向、斜め右方向の各方向に傾くのが許容される。車軸16及び管部材55により自在継手構造Cが構成されている。
変形例4のように管部材55を設ける場合に、図20に示す変形例5のように、管部材55にスリット55aを形成してもよい。スリット55aの幅は、車軸16が入るように設定されている。これにより、押し棒15を台車10に対し工具等を用いることなく、簡単に着脱できる。スリット55aの位置は、図21に示す変形例6のようにしてもよい。
また、図22に示す変形例7のように、押し棒15の下端側にグリップ15d側へ向かう一対の切欠部15g,15gを形成してもよい。切欠部15g,15gは、押し棒15の周方向に180゜離れている。切欠部15g,15gの幅は、車軸16の外径よりも広く設定されており、各切欠部15gと車軸16の外面との間に隙間が形成されるようになっている。これにより、押し棒15は、切欠部15gの近傍を支点として、グリップ15d側が台車10の前後方向、左右方向、斜め左方向、斜め右方向の各方向に傾くのが許容される。車軸16及び切欠部15g,15gにより自在継手構造Cが構成されている。
また、図23に示す変形例8のように、押し棒15をリング部材56を用いて台車10に連結するようにしてもよい。ボディ11の上壁部の後端には、上方へ延びる縦板部11fが形成されている。縦板部11fの左右方向中央部には、貫通孔11gが形成されている。リング部材56は、周方向の一部が割れるようになっており、割った状態で、リング部材56を押し棒15の貫通孔15e及びボディ11の貫通孔11gに挿通させる。この変形例8においても、押し棒15は、貫通孔15eの近傍を支点として、グリップ15d側が台車10の前後方向、左右方向、斜め左方向、斜め右方向の各方向に傾くのが許容される。リング部材56及び貫通孔15eにより自在継手構造Cが構成されている。
また、押し棒15は本ライン引き装置1に専用品でない棒材等を用いることも可能である。
また、上記実施形態では、ロック機構31を3つのローラー36,37,38で構成することによってシンプルで故障の少ない構造としているが、これに限らず、例えば、巻き取り軸33にワンウェイクラッチを設け、このワンウェイクラッチでロック機構を構成してもよい。
また、巻き取り機構31は、巻き取り軸33を巻き取り方向に付勢する付勢部材を備えたものであってもよい。これにより、紐状部材20を簡単に巻き取ることが可能になる。
また、位置決め器25は、紐状部材20から取り外し可能にして、位置決め器25を別途収納するようにしてもよい。
また、位置決め器25の構造は、上記に限られるものではなく、紐状部材20の端部を位置決めできる構造であればよい。また、位置決め器25は、紐状部材20の中途部に係合させるようにしてもよい。また、位置決め器25を用いることなく、紐状部材20の先端や中途部を手や足で床面Aに押さえて固定するようにしてもよい。
また、自在継手構造は、上記に限られるものではなく、回転力伝達用のユニバーサルジョイントや、球面状軸受等で構成することができる。
以上説明したように、本発明に係るライン形成装置は、例えば、体育館の床面にラインを形成するのに用いることができる。
実施形態に係るライン形成装置の左側面図である。 ライン形成装置の平面図である。 ライン形成装置を後側から見た図である。 図2のIV−IV線断面図である。 図1のV−V線断面図である。 ラインテープ装着棒の平面図である。 ラインテープ装着棒から固定部材を外した状態の平面図である。 ラインテープ装着棒の向きを変えた状態の図6相当図である。 異なる幅のラインテープを装着する場合の図5相当図である。 カバー板を省略した状態の図2相当図である。 位置決め器の斜視図である。 巻き取り軸の上部及びハンドルの斜視図である。 紐状部材を台車の左側へ引いた状態の図10相当図である。 円を描くようなラインを形成する要領を説明する図である。 変形例1に係る図14相当図である。 変形例2に係る図4相当図である。 変形例2に係る押し棒の連結構造を示す図である。 変形例3に係る台車後部の斜視図である。 変形例4に係る図18相当図である。 変形例5に係る図18相当図である。 変形例6に係る図18相当図である。 変形例7に係る図18相当図である。 変形例8に係る図18相当図である。
符号の説明
1 ライン形成装置
10 台車(本体部)
11 ボディ
11e 操作部
15 押し棒(操作部)
15d グリップ(把持部)
16 車軸
20 紐状部材
25 位置決め器
30 調整装置
31 巻き取り機構
32 ロック機構
A 床面
C 自在継手構造
T ラインテープ

Claims (9)

  1. 各種施設の床面にラインを形成するように構成されたライン形成装置であって、
    床面に沿って移動し、移動軌跡上にラインを形成するための本体部と、
    上記本体部に設けられる紐状部材と、
    上記紐状部材の長さを調節するための調節装置とを備えていることを特徴とするライン形成装置。
  2. 請求項1に記載のライン形成装置において、
    本体部には、作業者がラインの形成方向に力を加えるための操作部が設けられていることを特徴とするライン形成装置。
  3. 請求項2に記載のライン形成装置において、
    操作部は、本体部とは別体の長尺状に形成され、
    上記操作部の一端部は、上記本体部に連結され、他端部には、作業者が把持する把持部が設けられていることを特徴とするライン形成装置。
  4. 請求項3に記載のライン形成装置において、
    操作部の把持部と、本体部との間には、自在継手構造が設けられていることを特徴とするライン形成装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載のライン形成装置において、
    調整装置には、紐状部材を巻き取るための巻き取り機構が設けられていることを特徴とするライン形成装置。
  6. 請求項5に記載のライン形成装置において、
    調整装置には、紐状部材が本体部の移動方向と交差する方向に引かれた際に巻き取り機構から引き出されるのを阻止するロック機構が設けられていることを特徴とするライン形成装置。
  7. 請求項6に記載のライン形成装置において、
    ロック機構は、紐状部材が本体部の移動方向に引かれた際に巻き取り機構から引き出されるのを許容するように構成されていることを特徴とするライン形成装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1つに記載のライン形成装置において、
    紐状部材には、目盛が設けられていることを特徴とするライン形成装置。
  9. 請求項3から8のいずれか1つに記載のライン形成装置において、
    本体部には、床面を転動する車輪が設けられ、
    操作部は、上記本体部における上記車輪の回転中心よりも上方に連結されることを特徴とするライン形成装置。
JP2008311477A 2007-12-06 2008-12-05 ライン形成装置 Pending JP2009254792A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008311477A JP2009254792A (ja) 2007-12-06 2008-12-05 ライン形成装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007316331 2007-12-06
JP2008068836 2008-03-18
JP2008311477A JP2009254792A (ja) 2007-12-06 2008-12-05 ライン形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009254792A true JP2009254792A (ja) 2009-11-05

Family

ID=41382987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008311477A Pending JP2009254792A (ja) 2007-12-06 2008-12-05 ライン形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009254792A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5934831B1 (ja) * 2015-09-11 2016-06-15 道脇 裕 円弧軌道走行装置
JP2021079115A (ja) * 2021-01-13 2021-05-27 久夫 塩井 ライン引き装置およびライン引き支援具
JP2021078953A (ja) * 2019-11-21 2021-05-27 久夫 塩井 ライン引き装置およびライン引き支援具
JP6892546B1 (ja) * 2020-11-16 2021-06-23 芳徳 川崎 自転車型ライン引き装置
JP6918266B1 (ja) * 2021-06-17 2021-08-11 芳徳 川崎 自転車型ライン引き装置
CN113459705A (zh) * 2021-08-11 2021-10-01 浙江工业职业技术学院 一种数学教学用多功能制图工具
JP7154359B1 (ja) 2021-09-27 2022-10-17 愛知機械工業株式会社 磁気テープ貼付け装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3047386U (ja) * 1997-09-23 1998-04-10 芳夫 庭野 黒板用多機能型紐式コンパス
JP2003130602A (ja) * 2001-10-26 2003-05-08 Toshihiko Furuta 同心円描図兼用巻尺
JP3120722U (ja) * 2006-01-19 2006-04-20 株式会社エバニユー ラインテープ貼り付け器の支持器

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3047386U (ja) * 1997-09-23 1998-04-10 芳夫 庭野 黒板用多機能型紐式コンパス
JP2003130602A (ja) * 2001-10-26 2003-05-08 Toshihiko Furuta 同心円描図兼用巻尺
JP3120722U (ja) * 2006-01-19 2006-04-20 株式会社エバニユー ラインテープ貼り付け器の支持器

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5934831B1 (ja) * 2015-09-11 2016-06-15 道脇 裕 円弧軌道走行装置
JP2017052216A (ja) * 2015-09-11 2017-03-16 道脇 裕 円弧軌道走行装置
JP2021078953A (ja) * 2019-11-21 2021-05-27 久夫 塩井 ライン引き装置およびライン引き支援具
JP6892546B1 (ja) * 2020-11-16 2021-06-23 芳徳 川崎 自転車型ライン引き装置
JP2021079115A (ja) * 2021-01-13 2021-05-27 久夫 塩井 ライン引き装置およびライン引き支援具
JP7001298B2 (ja) 2021-01-13 2022-01-19 久夫 塩井 ライン引き装置およびライン引き支援具
JP6918266B1 (ja) * 2021-06-17 2021-08-11 芳徳 川崎 自転車型ライン引き装置
CN113459705A (zh) * 2021-08-11 2021-10-01 浙江工业职业技术学院 一种数学教学用多功能制图工具
CN113459705B (zh) * 2021-08-11 2023-01-10 浙江工业职业技术学院 一种数学教学用多功能制图工具
JP7154359B1 (ja) 2021-09-27 2022-10-17 愛知機械工業株式会社 磁気テープ貼付け装置
JP2023047413A (ja) * 2021-09-27 2023-04-06 愛知機械工業株式会社 磁気テープ貼付け装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009254792A (ja) ライン形成装置
US7250021B2 (en) Adjustable pull-rope exercise device
US7374123B2 (en) Rewind mechanism
EP1906839B1 (en) Steerable medical device control system
US8105214B2 (en) Compact and light exercise machine providing variable resistance and variable range of motion
US20060175783A1 (en) Stroller having a brake device
US20030013585A1 (en) Exerciser
EP1974177B1 (en) Tape measures
US20050272568A1 (en) Folding mechanism for a rowing device
JP2017506173A (ja) テープアプリケータアセンブリおよびテープアセンブリ
US9233271B2 (en) Rehabilitation or exercising chair device
US20120329612A1 (en) Adjustable Skipping Rope
CN211534468U (zh) 手动转向与制动系统和移动式设备
US5624146A (en) Device for use in picking up metallic objects
US5839642A (en) Hand-held solder wire dispenser
US6168553B1 (en) Adjusting mechanism for a seat back of an exerciser
TWI745886B (zh) 運動方法及裝置
JP3223910U (ja) 旅行鞄のキャリーハンドルによるキャスター制動機構
US5499960A (en) Multi-functional exercise device
US20090013502A1 (en) Adjustable Handlebar Assembly for a Stand
JP2010143671A (ja) 床養生テープ貼り工具
JP3145995U (ja) ベッド移動用ハンドル
JPH01297388A (ja) 自転車用ペダル装置及びそのペダルを備える自転車
JP3123224U (ja) ウォーキングマシン
JP3488177B2 (ja) ボンベ固定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111124

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20121127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131029

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140325