JP2009253673A - 車両用周囲状況表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両周囲の映像から立体物を検出し、車両周囲の映像中の立体物をわかりやすく表示することを目的とする。
【解決手段】車両の前面、後面、右側面、左側面の少なくとも一面の左右に設けられ、該面に対向する方向を撮像する撮像部と、隣接する少なくとも二つの前記撮像部の撮像した映像に基づいて、前記映像中の立体物の画像を抽出し、前記映像における前記立体物の検出位置に前記立体物の前記画像を重畳する画像処理部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に取り付けられ車両の周囲を撮像する撮像装置で取得した車両周囲映像を用いて、車両の周囲の状況を表示装置に表示する車両用周囲状況表示装置に関するものである。
車両の周囲を車両に取り付けた撮像装置(小型カメラ)で撮像し、撮像した映像を車内に設けたディスプレイに表示する車両用周囲状況表示装置が提案されている(特許文献1)。このような車両用周囲状況表示装置では、広角な視野角(たとえば180度)を有する小型カメラをフロントグリル等の車両の前部の略中央部と、トランクルームパネル等の車両の後部略中央部と、左右のドアミラー内部とに取り付けている。各カメラで撮像された映像は、画像処理部により俯瞰映像に変換された後に合成され、ディスプレイに表示される。このように、撮像した映像を俯瞰映像に変換することで、ディスプレイ上における車両周囲の距離感が把握しやすくなり、車両周囲に立体物がある場合には、車両と立体物との距離が掴み易くなる
特開2008−017311公報
しかしながら、このような車両用周囲状況表示装置では、小型カメラで撮影した映像を俯瞰映像に変換しているため、立体物はその上下(天地)方向が強調されて表示されてしまい、違和感のある映像になってしまう、という問題がある。
また、小型カメラの取り付け位置が車両の略中央部と側方にあるため、取り付け位置と車両の外形形状(バンパーの形状等)によっては、車両のコーナー部分が死角となってしまう場合がある。
また、異なる小型カメラで撮影した映像を俯瞰映像に変換した後に合成する場合、合成は路面を基準に路面ずれが発生しないように行われるため、合成の境界部分に立体物がある際は、立体物がほとんど表示されない合成映像が得られてしまう場合がある。
さらに、ディスプレイに表示された映像を運転者が目視して立体物の有無を確認することになり、自車両と立体物との接触の可能性の程度が把握しにくい、という問題がある。
本発明は、車両周囲の映像から立体物を検出し、車両周囲の映像中の立体物をわかりやすく表示することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の車両用周囲状況表示装置は、車両の前面、後面、右側面、左側面の少なくとも一面の左右に設けられ、該面に対向する方向を撮像する撮像部と、隣接する少なくとも二つの前記撮像部の撮像した映像に基づいて、前記映像中の立体物の画像を抽出し、前記映像における前記立体物の検出位置に前記立体物の前記画像を重畳する画像処理部と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の車両用周囲状況表示装置は、請求項1に記載の車両用周囲状況表示装置において、前記画像処理部は、前記撮像部で撮像した前記映像を俯瞰映像に変換し、前記映像中の前記立体物の前記画像の抽出は、隣接する少なくとも二つの前記撮像部の撮像した前記映像の前記俯瞰映像の差分に基づいて行われること、を特徴とする。
また、請求項3に記載の車両用周囲状況表示装置は、請求項2に記載の車両用周囲状況表示装置において、前記立体物の前記画像は、前記撮像部の撮像した前記映像の前記俯瞰映像に重畳されること、を特徴とする。
また、請求項4に記載の車両用周囲状況表示装置は、請求項1または2に記載の車両用周囲状況表示装置において、前記立体物の前記画像は、前記撮像部の撮像した前記映像に重畳される際に、色または形状の少なくとも一方が強調されて重畳されること、を特徴とする。
また、請求項5に記載の車両用周囲状況表示装置は、請求項3に記載の車両用周囲状況表示装置において、前記立体物の前記画像は、前記撮像部の撮像した前記映像の前記俯瞰映像に重畳される際に、色または形状の少なくとも一方が強調されて重畳されること、を特徴とする。
また、請求項6に記載の車両用周囲状況表示装置は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用周囲状況表示装置において、隣接する二つの前記撮像部は、同一の方向を撮像する撮像部であること、を特徴とする。
また、請求項7に記載の車両用周囲状況表示装置は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用周囲状況表示装置において、前記撮像部は、前記車両の前記前面、前記後面、前記右側面、前記左側面のうち、隣接する少なくとも2面の左右に設けられ、隣接する二つの前記撮像部は、異なる方向を撮像する撮像部であること、を特徴とする。
また、請求項8に記載の車両用周囲状況表示装置は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両用周囲状況表示装置において、前記画像処理部は、前記立体物の前記検出位置の前記車両側に、警告線を表示すること、を特徴とする。
また、請求項9に記載の車両用周囲状況表示装置は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両用周囲状況表示装置において、前記画像処理部は、前記立体物の前記検出位置の前記車両の最も近い側に、警告線を表示すること、を特徴とする。
また、請求項10に記載の車両用周囲状況表示装置は、請求項1〜9のいずれか1項に記載の車両用周囲状況表示装置において、前記撮像部は、車両のコーナーに設けられていること、を特徴とする。
さらに、請求項11に記載の車両用周囲状況表示装置は、1〜10のいずれか1項に記載の車両用周囲状況表示装置において、前記撮像部は、光軸が略90度異なる2方向の映像をそれぞれ集光する二つの光学系と、該二つの光学系で集光した前記映像を受光する一つの撮像素子とを備えること、を特徴とする。
本発明の車両用周囲状況表示装置では、車両周囲の映像から立体物を検出し、車両周囲の映像中の立体物をわかりやすく表示するため、ディスプレイ上での立体物の確認が容易に行える。
また、本発明の車両用周囲状況表示装置では、車両の周囲映像を俯瞰映像に変換し、俯瞰映像の視差に基づいて立体物を検出するため、立体物の検出が高精度かつ容易に行われる。
また、本発明の車両用周囲状況表示装置では、車両の周囲映像を俯瞰映像に変換して表示するため、車両周囲の距離感が把握しやすい。
また、本発明の車両用周囲状況表示装置では、俯瞰映像に立体物の通常映像(俯瞰図ではない映像)を重畳して表示するため、ディスプレイ上での立体物の確認が容易に行える。
また、本発明の車両用周囲状況表示装置では、俯瞰映像の合成部分においても、立体物の通常映像(俯瞰図ではない映像)を重畳して表示するため、ディスプレイ上での立体物の確認が容易に行える。
また、本発明の車両用周囲状況表示装置では、車両のコーナー部分に立体物がある場合でも立体物を検出し表示を行うため、利便性を向上することができる。
また、本発明の車両用周囲状況表示装置では、立体物の色および形状の少なくとも一方が強調して表示されるため、ディスプレイ上での立体物の確認が容易に行える。
また、本発明の車両用周囲状況表示装置では、立体物の検出位置に警告線が表示されるため、ディスプレイ上での立体物の確認が容易かつ立体物までの距離感が把握しやすい。
また、本発明の車両用周囲状況表示装置では、車両のコーナー部分で光軸が90度異なる映像を取得するため、交差点で左右方向から接近する車両を確認する場合でも、十分な視野角を確保することができ、視野角の不足により接近する車両を見失うことがない。
さらに、本発明の車両用周囲状況表示装置では、後側方から接近する車両に対しても、十分な視野角を確保することができ、視野角の不足により接近する車両を見失うことがない。
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。
図1に、本発明の実施形態の車両用周囲状況表示装置のブロック図を示す。
車両用周囲状況表示装置は、第1撮像部110、第2撮像部120、第3撮像部130、第4撮像部140、第1デコーダ210、第2デコーダ220、第3デコーダ230、第4デコーダ240、画像処理部300、制御部400、エンコーダ500、フラッシュメモリ600、SDRAM700、警報音発生部800、表示画面901を有する表示部900を備えている。
図2右図に示すように、第1撮像部110は、車両10の右前方コーナー部分に取り付けられており、車両右前方および車両右側方の映像を撮像する。また、第2撮像部120は、車両10の右後方コーナー部分に取り付けられており、車両右後方および車両右側方の映像を撮像する。また、第3撮像部130は、車両10の左後方コーナー部分に取り付けられており、車両左後方および車両左側方の映像を撮像する。また、第4撮像部140は、車両10の左前方コーナー部分に取り付けられており、車両左前方および車両左側方の映像を撮像する。
図2左図に、第1撮像部110の概要構成図を示す。第1撮像部110は、筐体111、光学系112a、光学系112b、撮像素子113を備えており、光学系112a、112b、撮像素子113は、光学系112a、112bを通過した光(映像)が撮像素子113上で結像するような位置となるように、筐体111に取り付けられている。ここで、光学系112aの光軸と光学系112bの光軸とがなす角度は約90度に設定されている。
同様に、第2撮像部120は、筐体121、光学系122a、光学系122b、撮像素子123(いずれも図示省略)を備えており、撮像素子123は、光学系122a、122bを通過した像が撮像素子123上で結像するような位置となるように、筐体121に取り付けられている。ここで、光学系122aの光軸と光学系122bの光軸とがなす角度は約90度に設定されている。
また、第3撮像部130は、筐体131、光学系132a、光学系132b、撮像素子133(いずれも図示省略)を備えており、撮像素子133は、光学系132a、132bを通過した像が撮像素子133上で結像するような位置となるように、筐体131に取り付けられている。ここで、光学系132aの光軸と光学系132bの光軸とがなす角度は約90度に設定されている。
さらに、第4撮像部140は、筐体141、光学系142a、光学系142b、撮像素子143(いずれも図示省略)を備えており、撮像素子143は、光学系142a、142bを通過した像が撮像素子143上で結像するような位置となるように、筐体141に取り付けられている。ここで、光学系142aの光軸と光学系142bの光軸とがなす角度は約90度に設定されている。
ここで、第1撮像部110において、光学系112aには車両右前方の映像(図3におけるD1F方向の映像)が入射し、光学系112bには車両右側方の映像(図3におけるD1R方向の映像)が入射する。
また、第2撮像部120において、光学系122aには車両右後方の映像(図3におけるD2B方向の映像)が入射し、光学系122bには車両右側方の映像(図3におけるD2R方向の映像)が入射する。
また、第3撮像部130において、光学系132aには車両左後方の映像(図3におけるD3B方向の映像)が入射し、光学系132bには車両左側方の映像(図3におけるD3L方向の映像)が入射する。
さらに、第4撮像部140において、光学系142aには車両左前方の映像(図3におけるD4F方向の映像)が入射し、光学系142bには車両左側方の映像(図3におけるD4L方向の映像)が入射する。
第1デコーダ210、第2デコーダ220、第3デコーダ230、第4デコーダ240は、それぞれ第1撮像部110、第2撮像部120、第3撮像部130、第4撮像部140の出力信号を受け取り、画像処理部300で行う信号処理に適した信号に変換(ここでは、NTSC信号からデジタル信号へ変換)して出力する。
画像処理部300は、第1デコーダ210、第2デコーダ220、第3デコーダ230、第4デコーダ240が出力する出力信号を取り込み、後述する画像処理を実施する。
制御部400は、画像処理部300の動作制御を行う。
エンコーダ500は、画像処理部300の出力信号を受け取り、表示部900の表示に適した信号に変換(ここでは、デジタル信号からNTSC信号へ変換)する。
フラッシュメモリ600は、画像処理部300が映像を俯瞰映像に変換する際に用いる変換テーブル等を記憶している。
SDRAM700は、画像処理部300における画像処理データ等を記憶する。
警報音発生部800は、画像処理部300が後述する立体物を検出し、車両と立体物との距離が所定値以下となった場合等に、制御部400により制御されて警報音を発する。
表示部900は、たとえば液晶ディスプレイであり、運転者が表示画面901を確認できる位置、たとえばインストルメントパネル等に設置されている。表示部900は、エンコーダ500の出力信号を受け取り、表示画面901に表示する。
図4に、第1撮像部110〜第4撮像部140で撮像された映像の表示例を示す。
図4(a)は、第1撮像部110で撮像された映像の表示例である。図3に示すように、第1撮像部110では、車両右前方の映像(図3におけるD1F方向の映像)と、車両右側方の像(図3におけるD1R方向の映像)とが撮像される。このうち、車両右前方の映像(図3におけるD1F方向の映像)が、表示部900の表示画面901の上半分に位置し、車両右側方の映像(図3におけるD1R方向の映像)が、表示部900の表示画面901の下半分に位置するように、車両右前方の映像(図3におけるD1F方向の映像)と、車両右側方の像(図3におけるD1R方向の映像)とが合成されて表示される。
図4(b)は、第2撮像部120で撮像された映像の表示例である。図3に示すように、第2撮像部120では、車両右後方の映像(図3におけるD2B方向の映像)と、車両右側方の映像(図3におけるD2R方向の映像)とが撮像される。このうち、車両右後方の映像(図3におけるD2B方向の映像)が、表示部900の表示画面901の下半分に位置し、車両右側方の映像(図3におけるD2R方向の映像)が、表示部900の表示画面901の上半分に位置するように、車両右後方の映像(図3におけるD2B方向の映像)と、車両右側方の映像(図3におけるD2R方向の映像)とが合成されて表示される。
図4(c)は、第3撮像部130で撮像された映像の表示例である。図3に示すように、第3撮像部130では、車両左後方の映像(図3におけるD3B方向の映像)と、車両左側方の映像(図3におけるD3L方向の映像)とが撮像される。このうち、車両左後方の映像(図3におけるD3B方向の映像)が、表示部900の表示画面901の上半分に位置し、車両左側方の映像(図3におけるD3L方向の映像)が、表示部900の表示画面901の下半分に位置するように、車両左後方の映像(図3におけるD3B方向の映像)と、車両左側方の映像(図3におけるD3L方向の映像)とが合成されて表示される。
図4(d)は、第4撮像部140で撮像された映像の表示例である。図3に示すように、第4撮像部140では、車両左前方の映像(図3におけるD4F方向の映像)と、車両左側方の映像(図3におけるD4L方向の映像)とが撮像される。このうち、車両左前方の映像(図3におけるD4F方向の映像)が、表示部900の表示画面901の下半分に位置し、車両左側方の映像(図3におけるD4L方向の映像)が、表示部900の表示画面901の上半分に位置するように、車両左前方の映像(図3におけるD4F方向の映像)と、車両左側方の映像(図3におけるD4L方向の映像)とが合成されて表示される。
なお、図4に示す映像の表示位置は一例であり、この位置に限定されるものではない。
次に、本発明の実施形態の車両用周囲状況表示装置の動作を説明する。
図5に、本発明の実施形態の車両用周囲状況表示装置の基本動作のフローチャートを示す。以下、車両10の前方に立体物がある場合に、立体物を検出し、表示画面901に車両前方の俯瞰映像を表示するとともに、立体物の通常映像(俯瞰映像でない映像)を俯瞰映像に重畳して表示する動作を例として、説明を行う。
ステップS101では、画像処理部300において、第1撮像部110で撮像した車両右前方の映像(図3におけるD1F方向の映像)と、車両右側方の映像(図3におけるD1R方向の映像)とが分割される。また、第4撮像部140で撮像した車両左前方の映像(図3におけるD4F方向の映像)と、車両左側方の映像(図3におけるD4L方向の映像)とが分割される。この後に、フローはステップS102へ移行する。
ステップS102では、画像処理部300において、第1撮像部110で撮像した車両右前方の映像(図3におけるD1F方向の映像)と、第4撮像部140で撮像した車両左前方の映像(図3におけるD4F方向の映像)とを比較する(差分を取る)ことで、表示画面901に表示される映像における車両と周囲との距離を表す距離情報が算出される。このような、視差を有する二つの画像を用いた距離情報の算出は、公知の技術であるため、詳細な説明は省略する。この後に、フローはステップS103へ移行する。
ステップS103では、画像処理部300において、第1撮像部110で撮像した車両右前方の映像(図3におけるD1F方向の映像)、および、第4撮像部140で撮像した車両左前方の映像(図3におけるD4F方向の映像)それぞれが、俯瞰映像に変換され、車両前方の俯瞰映像として合成される。俯瞰映像への変換および画像合成については、公知の技術であるため、詳細な説明は省略する。この後に、フローはステップS104へ移行する。
ステップS104では、画像処理部300において、ステップS103で得られた、車両右前方の映像(図3におけるD1F方向の映像)の俯瞰映像と、車両左前方の映像(図3におけるD4F方向の映像)の俯瞰映像とを比較することで、立体物の検出が行われ、その位置情報が算出される。俯瞰映像では、路面を真上から見た状態として表示されるように変換が行われる。このため、路面から高さのある立体物は歪みのある形状に変換され、撮影位置によってその形状も異なる。したがって、異なる2点で撮影した同一方向の映像、ここでは、第1撮像部110で撮像した車両右前方の映像(図3におけるD1F方向の映像)と、第4撮像部140で撮像した車両左前方の映像(図3におけるD4F方向の映像)、を俯瞰映像に変換した場合、路面は同等の映像となる一方、第1撮像部110で撮像した車両右前方の映像(図3におけるD1F方向の映像)と第4撮像部140で撮像した車両左前方(図3におけるD4F方向の映像)の映像双方に存在する同一の立体物は形状が異なって変換される。したがって、俯瞰映像に変換された映像を比較する(差分を取る)ことで、立体物を検出することができる。
なお、俯瞰映像を比較する際に、撮像位置による撮像範囲の違い等が影響しないように、車両右前方の映像(図3におけるD1F方向の映像)の俯瞰映像と車両左前方の映像(図3におけるD4F方向の映像)の俯瞰映像とは、事前に必要な校正が行われる。このような俯瞰映像を用いた立体物の検出は、公知の技術であるため、詳細な説明は省略する。この後に、フローはステップS105へ移行する。
ステップS105では、画像処理部300において、第1撮像部110で撮像した車両右前方の映像(図3におけるD1F方向の映像)、または、第4撮像部140で撮像した車両左前方の映像(図3におけるD4F方向の映像)と、ステップS103で算出された距離情報と、ステップS104で検出された立体物の位置情報とを用いて、第1撮像部110で撮像した車両右前方の映像(図3におけるD1F方向の映像)、または、第4撮像部140で撮像した車両左前方の映像(図3におけるD4F方向の映像)から、立体物の通常映像(俯瞰映像に変換されていない映像)を抽出する。この後に、フローはステップS106へ移行する。
ステップS106では、画像処理部300において、ステップS103で算出された距離情報と、ステップS104で検出された立体物の位置情報とを用いて、車両右前方の映像(図3におけるD1F方向の映像)の俯瞰映像、または、車両左前方の映像(図3におけるD4F方向の映像)の俯瞰映像における立体物の検出位置の車両側、または、もっとも車両に近い側に、立体物の存在を示す警告線を表示する(図6、図7参照)。この後に、フローはステップS107へ移行する。
ステップS107では、画像処理部300により、ステップS106で表示した警告線より外側(車両から遠ざかる側)に、立体物の通常映像が重畳表示される(図6、図7参照)。なお、立体物の通常映像を重畳表示する際に、立体物の通常映像は、俯瞰映像における立体物の大きさに適した大きさとなるように表示倍率が処理される。この表示倍率は、俯瞰映像への変換原理に基づき、事前に算出される。この後に、フローはステップS108へ移行する。
ステップS108では、制御部400により、俯瞰映像と立体物の表示の終了判定が行われる。俯瞰映像と立体物の表示を終了する場合は、フローはステップS109へ移行し、動作を終了する。一方、俯瞰映像と立体物の表示を継続する場合は、フローはステップS101へ戻り、以降、ステップS101〜ステップS108を繰り返す。
以上の動作により、車両前方に図3に示すように立体物A、H、Gが存在した場合、俯瞰映像に立体物A、H、Gの通常映像が重畳されて表示画面901に表示される。
図6(a)に、車両右前方に立体物が存在する場合の、第1撮像部110で撮像した車両右前方の映像(図3におけるD1F方向の映像)を、図6(b)に、第1撮像部110で撮像した車両右前方の映像(図3におけるD1F方向の映像)の俯瞰映像を、図6(c)に、車両前方の俯瞰映像に警告線と立体物の通常映像とを重畳して表示した例を示す。このような表示を行うことで、俯瞰映像への変換を行った場合に表示形状に違和感のある立体物を、違和感なく表示することが可能となる。
ここで、車両10と警告線との距離が所定値より小さくなった場合は、制御部400が警報音発生部800を駆動して警報音を発したり、表示画面901に警報表示を行うことで、運転者の注意喚起を行う構成とすることもできる。
以上、第1撮像部110と第4撮像部140とを用いて、検出した立体物の通常映像を車両前方の俯瞰映像に重畳表示する例を示したが、車両後方、車両右側方、車両左側方についても、同等の動作を行うことで、検出した立体物の通常映像を俯瞰映像に重畳表示することが可能である。図8に、表示する俯瞰映像の方向と、その方向の俯瞰映像の表示と立体物検出に用いる撮像部、撮像方向の組み合わせ一覧を示す。
図9、10に、以上の動作フローと図1に示す各ブロックとの関係を示す。
なお、図5のステップS104において、立体物の検出は、俯瞰映像を用いて行っているが、第1撮像部110で撮像した車両右前方の映像(図3におけるD1F方向の映像)と、第4撮像部140で撮像した車両左前方の映像(図3におけるD4F方向の映像)とを比較する(差分を取る)ことで、立体物の検出を行っても良い。
また、図5のステップS106において、立体物の警告線は、俯瞰映像に重畳しているが、第1撮像部110で撮像した車両右前方の映像(図3におけるD1F方向の映像)、または、第4撮像部140で撮像した車両左前方の映像(図3におけるD4F方向の映像)に重畳してもよい。
また、図5のステップS107において、立体物の通常映像は、俯瞰映像に重畳しているが、第1撮像部110で撮像した車両右前方の映像(図3におけるD1F方向の映像)、または、第4撮像部140で撮像した車両左前方の映像(図3におけるD4F方向の映像)に重畳してもよい。この場合、画像処理部300により、立体物の通常映像の色、形状等を強調して重畳することで、第1撮像部110で撮像した車両右前方の映像(図3におけるD1F方向の映像)、または、第4撮像部140で撮像した車両左前方の映像(図3におけるD4F方向の映像)中の立体物を認識し易くすることが可能である。
なお、図3における立体物Aは、図4に示すように、第1撮像部110、第2撮像部120、第4撮像部140の撮像視野内に入るため、最大3つの撮像部が撮像した映像を用いて、立体物を検出することも可能である。
次に、車両のコーナー部分において、立体物を検出し、俯瞰映像に立体物の通常映像を重畳表示する動作の説明を行う。
以下、図11に示すように、車両10の右前方に立体物Iがある場合に、立体物Iを検出し、表示画面901に車両前方の俯瞰映像を表示するとともに、立体物Iの通常映像を俯瞰映像に重畳して表示する動作を例として、説明を行う。
図12に、本動作の基本動作のフローチャートを示す。この動作は、基本的には図5に示したフローチャートの動作と同等であるが、立体物を検出する際に使用する撮像部(映像)の組み合わせが異なる。
ステップS201では、画像処理部300において、第1撮像部110で撮像した車両右前方の映像(図11におけるD1F方向の映像)と、車両右側方の映像(図11におけるD1R方向の映像)とが分割される。この後に、フローはステップS202へ移行する。
ステップS202では、画像処理部300において、図13に示すように、第1撮像部110で撮像した車両右側方の映像(図8におけるD1R方向の映像)の左右反転が行われる。なお、映像の左右反転は、第1撮像部110で撮像した2方向のうちどちらか一方に対して行えばよい。したがって、第1撮像部110で撮像した車両右前方の映像(図11におけるD1F方向の映像)を左右反転してもよい。この後に、フローはステップS203へ移行する。
ステップS203では、画像処理部300において、第1撮像部110で撮像した車両右前方の映像(図8におけるD1F方向の映像)の右半分と、ステップS201で左右反転された車両右側方の映像(図8におけるD1R方向の映像)の右半分とを比較(差分を取る)することで、表示画面901に表示される映像における車両と周囲との距離を表す距離情報が算出される。なお、映像を比較する際に、撮像位置の違いによる撮像範囲の違い等が影響しないように、車両右前方の映像(図8におけるD1F方向の映像)の映像の右半分と、左右反転された車両右側方の映像(図8におけるD1R方向の映像)の右半分とは、事前に必要な校正が行われる。
ここで、立体物Iが右前方45度に存在した場合に、二つの映像の差分が最小となり、この場合の距離情報を相対的な基準値として利用することが可能である。この場合、立体物と車両10との距離は、表示画面901における立体物の垂直位置(図13(b)のL3、L4)に基づいて算出される。このような、視差を有する二つの画像を用いた距離情報の算出は、公知の技術であるため、詳細な説明は省略する。この後に、フローはステップS204へ移行する。
ステップS204〜ステップS210は、前述したステップS103〜ステップS109と同等であり、説明は省略する。
以上の動作により、図11に示すように、車両右前方のコーナー部分に立体物Iが存在した場合、俯瞰映像に立体物Iの通常映像が重畳されて、表示画面901に表示される。
以上、第1撮像部110を用いて、車両右前方のコーナー部分に存在する立体物Iを検出し、車両右前方の俯瞰映像に立体物Iの通常映像を重畳表示する例を示したが、車両右後方のコーナー部分、車両左後方のコーナー部分、車両左前方のコーナー部分についても、同等の動作を行うことで、検出した立体物の通常映像を俯瞰映像に重畳表示することが可能である。図14に、表示する俯瞰映像の方向と、その方向の俯瞰映像の表示と立体物検出に用いる撮像部、撮像方向の組み合わせ一覧を示す。
図15、図16に、以上の動作フローと図1に示す各ブロックとの関係を示す。
なお、図12のステップS205において、立体物の検出は、俯瞰映像を用いて行っているが、第1撮像部110で撮像した車両右前方の映像(図11におけるD1F方向の映像)の右半分と、ステップS202で左右反転された車両右側方の映像(図11におけるD1R方向の映像)の右半分とを比較する(差分を取る)ことで、立体物の検出を行っても良い。
また、図12のステップS207において、立体物の警告線は、俯瞰映像に重畳しているが、第1撮像部110で撮像した車両右前方の映像(図8におけるD1F方向の映像)、または、第1撮像部110で撮像した車両右側方の映像(図8におけるD1R方向の映像)に重畳してもよい。
また、図12のステップS208において、立体物の通常映像は、俯瞰映像に重畳しているが、第1撮像部110で撮像した車両右前方の映像(図8におけるD1F方向の映像)、または、第1撮像部110で撮像した車両右側方の映像(図8におけるD1R方向の映像)に重畳してもよい。この場合、画像処理部300により、立体物の通常映像の色、形状等を強調して重畳することで、第1撮像部110で撮像した車両右前方の映像(図8におけるD1F方向の映像)、または、第1撮像部110で撮像した車両右側方の映像(図8におけるD1R方向の映像)中の立体物を認識し易くすることが可能である。
以上のように、本発明の車両用周囲状況表示装置では、車両周囲の映像から立体物を検出し、車両周囲の映像中の立体物をわかりやすく表示するため、ディスプレイ上での立体物の確認が容易に行える。
また、本発明の車両用周囲状況表示装置では、車両の周囲映像を俯瞰映像に変換し、俯瞰映像の視差に基づいて立体物を検出するため、立体物の検出が高精度かつ容易に行われる。
また、本発明の車両用周囲状況表示装置では、車両の周囲映像を俯瞰映像に変換して表示するため、車両周囲の距離感が把握しやすい。
また、本発明の車両用周囲状況表示装置では、俯瞰映像に立体物の通常映像(俯瞰図ではない映像)を重畳して表示するため、ディスプレイ上での立体物の確認が容易に行える
また、本発明の車両用周囲状況表示装置では、俯瞰映像の合成部分においても、立体物の通常映像(俯瞰図ではない映像)を重畳して表示するため、ディスプレイ上での立体物の確認が容易に行える。
また、本発明の車両用周囲状況表示装置では、車両のコーナー部分に立体物がある場合でも立体物を検出し表示を行うため、利便性を向上することができる。
また、本発明の車両用周囲状況表示装置では、立体物の色および形状の少なくとも一方が強調して表示されるため、ディスプレイ上での立体物の確認が容易に行える。
また、本発明の車両用周囲状況表示装置では、立体物の検出位置に警告線が表示されるため、ディスプレイ上での立体物の確認が容易かつ立体物までの距離感が把握しやすい。
また、本発明の車両用周囲状況表示装置では、立体物を検出し、検出した位置に立体物の通常映像を重畳表示する。従って、俯瞰映像の合成部分に立体物がある場合でも、立体物の通常映像を重畳して表示するため、立体物を確実に表示することが可能であり、ディスプレイ上での立体物の確認が容易に行える。
一般に、複数の撮像部で撮像した映像をそれぞれ俯瞰映像に変換して合成する場合、合成部分近傍に立体物が存在すると、合成は路面を基準に路面ずれが発生しないように行われるため、立体物が消失したり、本来の大きさより小さく表示されてしまう場合がある(図17参照)。しかしながら、本発明の車両用周囲状況表示装置では、俯瞰映像の合成部分においても、立体物の通常映像を重畳して表示するため、立体物を確実に表示することが可能である。
また、本発明の車両用周囲状況表示装置では、車両のコーナー部分で光軸が90度異なる映像を取得するため、交差点で左右方向から接近する車両を確認する場合でも、十分な視野角を確保することができ、視野角の不足により接近する車両を見失うことがない。
図18において、自車両がT字路で左折する際に左折方向に操舵して停車した場合、車両の前方に設けた撮像部の視野が超広角(例えば190度)であっても、自車両に接近する接近車両は撮像視野に入らない場合がある。また、車両の左右前方に設けた撮像部の視野が狭角(例えば45度)の場合も、視野の設定方向によっては、自車両に接近する接近車両は撮像視野に入らない場合がある。一方、本発明では、車両の側方全域をカバーする視野を有しており、自車両に接近する車両を見失うことがない。なお、自車両に接近する車両は、撮像部で撮像した映像を所定時間毎に処理し、公知技術であるオプティカルフローを抽出することにより、検出することができる。
さらに、後側方から接近する車両に対しても、十分な視野角を確保することができ、視野角の不足により接近する車両を見失うことがない。
図19において、従来の後方確認用の撮像部では、一般に撮像方向が車両後方の1方向で光軸が1本(図19のB)であり、接近車両がP1の位置に存在する場合は視野内に入るが、接近車両が光軸方向とは大きく異なるP2近傍の位置になると、視野外となってしまい、接近車両を見失ってしまう。
また、接近車両が表示画面901の周辺部に表示されるため(図19右上図参照)、表示画面901において接近車両の視認確認がし難い。
さらに、撮像部が1つであるため、視差を利用した自車両と接近車両との距離算出が難しい。
これに対して、本発明では、複数の撮像部により光軸を複数(図3のD2B、D3B、D2R、D1R)備え、接近車両がP2近傍の位置となっても、接近車両は光軸方向に存在することになり、接近車両を見失うことがない。
また、接近車両が表示画面901に異なる画面で複数表示されるため(図19右下図参照)、表示画面901において接近車両の視認確認がし易い。
さらに、撮像部が複数であるため、視差を利用した自車両と接近車両との距離算出が容易である。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、実施例は本発明の例示にしか過ぎず、本発明は実施例の構成にのみ限定されるものではない。したがって本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれることはもちろんである。
例えば、図1に示すブロック図は一例であり、同等の作用効果を実現できるものであれば、図1に示すものに限定されるものではない。
また、第1撮像部110〜第4撮像部140をすべて備えている必要はなく、立体物を検出する方向に対して撮像部が設けられていればよい。例えば、車両前方の立体物のみを検出する場合は、第1撮像部110と第4撮像部140が設けられていればよい。この場合、車両の右側方の映像を取得する第1撮像部110の光学系112bと、車両の左側方の映像を取得する第4撮像部140の光学系142bとは不要となるため、第1撮像部110と第4撮像部140はそれぞれ単一の光学系を有する撮像部としてもよい。
また、第1撮像部110〜第4撮像部140は、図20に示すように、二つの小型カメラを組み合わせて構成してもよい。この場合、図5のフローチャートにおけるステップS101、図12のフローチャートにおけるステップS201の、映像の分割処理は不要となり、撮像した映像を表示画面901に表示する際は、二つの小型カメラで撮像した映像を適宜合成して表示する。
また、立体物の通常映像を重畳表示する場合に、立体物の通常映像を見やすい形状に適宜変形し、立体物を強調して表示しても良い。
さらに、立体物の通常映像を重畳表示する場合に、路面の色情報を取得し、例えば路面に対してコントラストの強い色で立体物の通常映像を着色して表示する等、立体物を強調して表示しても良い。
本発明の一実施形態の車両用周囲状況表示装置のブロック図である。 本発明の一実施形態の車両用周囲状況表示装置における撮像部の構成図および撮像部の取り付け位置を示す図である。 本発明の一実施形態の車両用周囲状況表示装置における撮像部の撮像方向と立体物を示す図である。 本発明の一実施形態の車両用周囲状況表示装置における撮像部の撮像映像の表示例である。 本発明の一実施形態の車両用周囲状況表示装置における基本動作フローを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態の車両用周囲状況表示装置における動作の説明図および表示部の表示例である。 本発明の一実施形態の車両用周囲状況表示装置における表示部の他の表示例である。 本発明の一実施形態の車両用周囲状況表示装置において、立体物検出に用いる撮像部の組み合わせを示す図である。 本発明の一実施形態の車両用周囲状況表示装置における基本動作フローを示すブロック図である。 本発明の一実施形態の車両用周囲状況表示装置における基本動作フローを示す他のブロック図である。 本発明の一実施形態の車両用周囲状況表示装置における撮像部の撮像方向と立体物を示す他の図である。 本発明の一実施形態の車両用周囲状況表示装置における車両コーナーの立体物検出の基本動作フローを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態の車両用周囲状況表示装置における車両コーナーの立体物検出の動作説明図である。 本発明の一実施形態の車両用周囲状況表示装置において、車両コーナーの立体物検出に用いる撮像部の組み合わせを示す図である。 本発明の一実施形態の車両用周囲状況表示装置における車両コーナーの立体物検出の動作フローを示すブロック図である。 本発明の一実施形態の車両用周囲状況表示装置における車両コーナーの立体物検出の動作フローを示す他のブロック図である。 従来の車両用周囲状況表示装置を用いた俯瞰映像の合成部分における立体物の表示例と、本発明の一実施形態の車両用周囲状況表示装置を用いた俯瞰映像の合成部分における立体物の表示例である。 T字路における従来の車両用周囲状況表示装置の視野と本発明の一実施形態の車両用周囲状況表示装置の視野の説明図である。 従来の車両用周囲状況表示装置を用いた後側方映像の表示例と、本発明の一実施形態の車両用周囲状況表示装置を用いた後側方映像の表示例である。 本発明の他の実施例の車両用周囲状況表示装置における撮像部の構成図および撮像部の取り付け位置を示す図である。
符号の説明
110、111 第1撮像部
112a、112b 光学系
120、121 第2撮像部
122a、122b 光学系
130、131 第3撮像部
132a、132b 光学系
140、141 第4撮像部
142a、142b 光学系
210 第1デコーダ
220 第2デコーダ
230 第3デコーダ
240 第4デコーダ
300 画像処理部
400 制御部
500 エンコーダ
600 フラッシュメモリ
700 SDRAM
800 警報音発生部
900 表示部
901 表示画面

Claims (11)

  1. 車両の前面、後面、右側面、左側面の少なくとも一面の左右に設けられ、該面に対向する方向を撮像する撮像部と、
    隣接する少なくとも二つの前記撮像部の撮像した映像に基づいて、前記映像中の立体物の画像を抽出し、前記映像における前記立体物の検出位置に前記立体物の前記画像を重畳する画像処理部と、
    を備えることを特徴とする車両用周囲状況表示装置。
  2. 前記画像処理部は、前記撮像部で撮像した前記映像を俯瞰映像に変換し、前記映像中の前記立体物の前記画像の抽出は、隣接する少なくとも二つの前記撮像部の撮像した前記映像の前記俯瞰映像の差分に基づいて行われること、
    を特徴とする請求項1に記載の車両用周囲状況表示装置。
  3. 前記立体物の前記画像は、前記撮像部の撮像した前記映像の前記俯瞰映像に重畳されること、
    を特徴とする請求項2に記載の車両用周囲状況表示装置。
  4. 前記立体物の前記画像は、前記撮像部の撮像した前記映像に重畳される際に、色または形状の少なくとも一方が強調されて重畳されること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の車両用周囲状況表示装置。
  5. 前記立体物の前記画像は、前記撮像部の撮像した前記映像の前記俯瞰映像に重畳される際に、色または形状の少なくとも一方が強調されて重畳されること、
    を特徴とする請求項3に記載の車両用周囲状況表示装置。
  6. 隣接する二つの前記撮像部は、同一の方向を撮像する撮像部であること、
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用周囲状況表示装置。
  7. 前記撮像部は、前記車両の前記前面、前記後面、前記右側面、前記左側面のうち、隣接する少なくとも二面の左右に設けられ、
    隣接する二つの前記撮像部は、異なる方向を撮像する撮像部であること、
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用周囲状況表示装置。
  8. 前記画像処理部は、前記立体物の前記検出位置の前記車両側に、警告線を表示すること、
    を特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両用周囲状況表示装置。
  9. 前記画像処理部は、前記立体物の前記検出位置の前記車両の最も近い側に、警告線を表示すること、
    を特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両用周囲状況表示装置。
  10. 前記撮像部は、車両のコーナーに設けられていること、
    を特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の車両用周囲状況表示装置。
  11. 前記撮像部は、光軸が略90度異なる2方向の映像をそれぞれ集光する二つの光学系と、該二つの光学系で集光した前記映像を受光する一つの撮像素子とを備えること、
    を特徴とする1〜10のいずれか1項に記載の車両用周囲状況表示装置。

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