JP2009247900A - とげのある縫合糸のための縫合糸パッケージ - Google Patents

とげのある縫合糸のための縫合糸パッケージ Download PDF

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Abstract

【課題】とげのある縫合糸に用いられる従来技術の縫合糸パッケージに付随する多くの問題をなくする外科用縫合糸パッケージのための新規な方法および装置を提供する。
【解決手段】とげのある外科用縫合糸のパッケージは、少なくとも1つのとげのある外科用縫合糸を取り出す形態のベース;該ベースに隣接して配置される形態のカバーであって、その中に、該パッケージ内に含まれる少なくとも1つの針およびとげのある縫合糸へのアクセスを提供するための開口部を規定するカバー;該ベースの外側周縁から延びる外壁であって、該カバーが該ベースに隣接して置かれるとき該外壁が該カバーと接触するような所定の高さを有し、縫合糸保持領域の外周を規定する外壁;および該外壁に隣接して位置決めされ、該少なくとも1つのとげのある縫合糸を支持するための形態の該パッケージの中心部分に向かって内方に延びる複数の突出部、を備える。
【選択図】図4

Description

(関連出願への相互参照)
本出願は、2008年4月7日に出願された米国仮特許出願番号第61/031,040号に基づく優先権、およびその利益を主張しており、この仮特許出願の全体の内容は、本明細書によって参考として援用される。
(1.技術分野)
本開示は、外科用縫合糸を保持するためのパッケージに、そしてより特定すれば、とげのある外科用縫合糸を選択的に保持し、そしてスライド可能に放出するためのパッケージに関する。
(2.関連技術の論議)
外科用縫合糸パッケージの共通の形態は、滅菌、密封されてシールされた包袋に含まれる折り畳まれた硬化処理された紙の縫合糸ホルダーから作製されている。この包袋は、さらに、第2の通常透明な(ホイルから構成され得るけれども)熱可塑性の熱シールされた外側ポーチにシールされ、縫合糸ホルダーおよび内側の包袋の滅菌度を維持する。縫合糸が用いられるべきとき、外側のポーチが、代表的には手術室中で開けられ、そしてシールされた滅菌内側包袋が滅菌領域中に置かれる。手術室作業者は、次いで、縫合糸への接近が必要であるとき、内側包袋を開く。
1つの端部または両方の端部に取り付けられた針を有する外科用縫合糸のためのパッケージは、縫合糸材料に、およびこれら縫合糸がどのように用いられるかに従って構築される。一般に、このパッケージは、縫合糸および取り付けられた針をその場に保持し、それらを取り扱いおよび貯蔵の間で保護し、そして最小取り扱いで取り出すために縫合糸への容易なアクセスを可能にする。
縫合糸パッケージの設計および製造の重要な局面は、縫合糸が、それ自体ともつれ、ねじれ、コイル状になるか、または所望されない様式で結びつけられるようになることなく取り出し可能であるべきことである。縫合糸材料自体の性質は、パッケージの形態、縫合糸がパッケージ内にどのように配置されるか、針の配置、または縫合糸がパッケージからどのように引かれるかに対する制限を課し得る。とげのある縫合糸は、パッケージの形態に対して制限を課す。
伝統的な外科用縫合糸材料の例示のパッケージは、特許文献1および特許文献2に開示され、これらの内容は、それらの全体が本明細書中に参考して援用される。両方の参考文献は、伝統的な外科用縫合糸を維持および放出するための形態である縫合糸パッケージを開示している。一般に、開示されるのは、硬質材料から形成されるベースおよびカバーまたは蓋を含む縫合糸パッケージである。ベースは、その中に伝統的な外科用縫合糸を保持するためのらせん状チャンネルまたは保持部分を含むような形態である。このチャンネルまたは保持部分は、代表的には、頂部に装填され、そして縫合糸を、それがその1つの端部から引かれるときにスライド可能に放出するための形態である。
とげのある縫合糸は、伝統的な外科用縫合糸とは異なり、縫合糸パッケージ内に収容されなければならないとげを含む。従って、伝統的な外科用縫合糸のためのパッケージは、とげのある縫合糸のためのパッケージには適切でないかも知れない。詳細には、パッケージにある任意の角またはエッジは、この縫合糸のとげが、パッケージ内でひっかかるか、または留められるようにし得る。さらに、以下に記載されるように、伝統的な外科用縫合糸の断面プロフィールは、とげのある縫合糸のそれとは異なる。従って、均一な断面プロフィールを有する伝統的な外科用縫合糸を保持するような形態のパッケージは、変動する断面プロフィールを有するとげのある縫合糸を保持するために用いることは容易ではない。
とげのある縫合糸は、縫合糸の周りのとげのサイズおよび放射状の間隔に依存して、任意の数の断面プロフィールを有し得る。本明細書中に記載され、そして図面中に示されるように、とげのある縫合糸は、少なくとも2つの横方向に間隔を置かれたとげを規定する断面プロフィールを含む。本開示の局面は、しかし、単一形態のとげのある縫合糸に限られるべきではない。これらのとげは、任意の様式でとげのある縫合糸の周りで放射状に配置され、そして任意の横間隔をもつ形態であり得る。とげ間の横間隔は、均一またはランダムであり得る。これらのとげは任意のサイズおよび任意の形態であり得ることが想定される。種々のサイズおよび形態の針がとげのある縫合糸の1つの端部または両方の端部と作動可能に係合され得る。
パッケージから取り出されるとき、とげが角またはエッジ上で不注意にひっかかるとき、とげは折れるか、またはそうでなければ曲がり、縫合糸の少なくともその部分を伝統的な外科用縫合糸よりも有効ではないようにする。とげのある縫合糸はまた、極端な数のとげが圧縮されるか、または平坦にされる場合、有効性が低下し得る。従って、とげのある縫合糸を、伝統的な外科用縫合糸のための形態のパッケージ中に単に押すことは、このパッケージから縫合糸の容易な取り出しを阻害し得るのみでなく、それはまた、とげの圧縮または平坦化を引き起こし得、とげのある縫合糸の有効性の低下を生じる。
米国特許第5,704,469号明細書 米国特許出願公開第2006/0226031号
とげのある縫合糸に容易にアクセスでき、そしてこの縫合糸をそのパッケージから有効に取り出しできることは、特に外科的手順の間に時間が本質的問題であるとき、重要である。従って、とげのある縫合糸が縫合糸パッケージ内でもつれるか、または捕捉されるようになる可能性を顕著に低減する改良された縫合糸パッケージに対して継続する必要性が存在する。
(要約)
従って、本開示は、とげのある縫合糸のために用いられる先行技術の縫合糸パッケージに付随する多くの問題をなくする外科用縫合糸パッケージのための新規な方法および装置を提供する。
とげのある外科用縫合糸のパッケージが記載される。このパッケージは、ベース、およびこのベースに隣接して置かれ、縫合糸のパッケージを形成するような形態のカバーを備える。このカバーは、その中に開口部を規定し、このパッケージ内に含まれる少なくとも1つの針およびとげのある縫合糸へのアクセスを提供する。このパッケージは、上記ベースの外側周縁から延びる外壁を含む。この外壁は、上記カバーが上記ベースに隣接して置かれるときこの外壁が上記カバーと接触するような所定の高さを有する。この外壁は、縫合糸保持領域の外周を規定する。上記外壁に隣接して位置決めされる複数の突出部が、上記とげのある縫合糸を支持するための形態の上記パッケージの中心部分に向かって内方に延びる。
上記縫合糸のパッケージはさらに、上記縫合糸保持領域の内周を少なくとも部分的に規定するための周壁を有するプラットホームを含む。また含まれるのは、上記カバーの下表面の第1の弧状端部部分および第2の弧状端部部分から延びる複数のポストであり、上記縫合糸保持領域の弧状端部部分の内周を規定する。この複数の突出部は、上記とげのある縫合糸を選択的に保持し、そしてスライド可能に放出するための形態の連続溝を形成し得る。上記複数のポストの少なくとも2つはウェブによって接続され得る。これらポストは、上記ベース中に形成される穴を係合するような寸法および形態であり得、上記ベースのカバーを固定する。
上記複数の突出部は、それらの間に、とげのある縫合糸のとげをスライド可能に受容するための形態である開口部を規定し得る。これら開口部は、変形可能なプラスチック、ポリマーなどで被覆され得る。この被覆は、それに代わって、実質的に粘着性の材料を含み得る。
さらに開示されるのはとげのある外科用縫合糸のパッケージである。このパッケージは、ベース、このベースに隣接して置かれ、縫合糸パッケージを形成する形態のカバー、このヘースの外側周縁から延びる外壁、およびこのパッケージ内に規定される縫合糸保持領域を備える。この外壁は、上記カバーが上記ベースに隣接しておかれるとき、上記外壁が上記カバーに接触するような所定の高さを有する。上記縫合糸保持領域は、上記カバーの底表面から延び、そして上記外壁の高さに実質的に等しい高さを有する。この縫合糸保持領域は、とげのある外科用縫合糸を初期または圧縮されない状態で選択的に保持し、そしてスライド可能に放出するための形態である。とげのある縫合糸は、縫合糸保持領域内に受容される。
上記縫合糸のパッケージはさらに、針を固定位置に維持するための針パークを含む。針は、上記縫合糸保持領域内に位置決めされている縫合糸の端部に接続される。上記針パークは、上記カバーの上表面に位置される。針パークは、上記ベースの上表面上に位置される。上記縫合糸保持領域は、上記カバーの下表面から延びる少なくとも1つの突出部を備える。上記とげのある外科用縫合糸は、上記縫合糸保持領域内に巻かれる。
針は、上記とげある縫合糸の端部に取り付けられ、上記縫合糸保持領域によって規定される上記ベースの中心領域内に、上記針が針パークを係合し上記針を固定位置に維持するように位置決めされる。上記縫合糸保持領域は、上記カバーの下表面から延びる壁を備える。上記とげのある縫合糸は、上記外壁に隣接する縫合糸保持領域の一部分で始まる縫合糸保持領域内で巻かれる。上記カバーは、上記ベースの周縁寸法に実質的に等しい周縁寸法を有する。
上記縫合糸のパッケージ内に規定される縫合糸保持領域は、上記カバーの下表面から延びる複数セットの突出部を備える。上記縫合糸のパッケージはさらに、これら突出部の端部上に形成されたポストを含む。これらポストは、上記ベース中に形成された穴を係合するような寸法および形態であり、上記カバーを上記ベースに固定する。
また開示されるのは、縫合糸のパッケージであり、実質的に平坦なベース部材、針を受容するための針パーク、および平坦なカバー部材を備える。このベース部材は、頂部、底部、縫合糸放出開口部、および外周を有する。この平坦なカバー部材は、底部側面、および外周、上記ベース部材の周の周りで上記ベース部材の頂部側面から上方に延びる外壁を含む。上記針パークは、内壁内の上記ベース部材の頂部側面の中心に取り付けられる。上記カバー部材は、上記外壁の頂部上に取り付けられる。上記外壁は、頂部、外表面、および内表面を含む。少なくとも1つの溝が、縫合糸を受容するために上記ベース部材中に形成される。これら溝の各々は、上記ベース部材の頂部側面中の開口部を規定する。上記縫合糸のパッケージはさらに、縫合糸針およびとげのある縫合糸を含む。
さらに、開示されるのは縫合糸のパッケージである。このパッケージは、少なくとも1つのらせん状トラックを規定するベース、このベースの上に横たわる形態のカバー、およびとげのある縫合糸を圧縮されない状態に支持するための、らせん状トラックに配置される支持縫合糸を備える。上記カバーは、上記らせん状トラックと連通する開口部を規定する。上記支持構造は、上記らせん状トラックを横切って吊される複数のワイヤを含む。
とげのある縫合糸のパッケージはさらに、とげのある縫合糸を含む。このとげのある縫合糸は、その上に少なくとも1つの針を含む。上記パッケージは、上記少なくとも1つの針を受容するための少なくとも1つの針パークを含む形態である。このとげのある縫合糸のパッケージは、二重装備の折り畳まれた縫合糸を含み得る。
上記とげのある縫合糸のパッケージのらせん状トラックは、1つ以上のとげのある縫合糸を圧縮されない状態に維持することを支援するための被覆を含む。上記らせん状トラックは、1つ以上のとげのある縫合糸の取り出しを支援するための被覆をさらに含み得る。上記とげのある縫合糸のパッケージはさらに、その内容物を識別するための標識を含み得る。
本発明は、さらに以下の手段を提供する。
(項目1)とげのある外科用縫合糸のパッケージであって:
少なくとも1つのとげのある外科用縫合糸を取り出す形態のベース;
該ベースに隣接して配置される形態のカバーであって、その中に、該パッケージ内に含まれる少なくとも1つの針およびとげのある縫合糸へのアクセスを提供するための開口部を規定するカバー;
該ベースの外側周縁から延びる外壁であって、該カバーが該ベースに隣接して置かれるとき該外壁が該カバーと接触するような所定の高さを有し、縫合糸保持領域の外周を規定する外壁;および
該外壁に隣接して位置決めされ、該少なくとも1つのとげのある縫合糸を支持するための形態の該パッケージの中心部分に向かって内方に延びる複数の突出部、を備える、とげのある外科用縫合糸のパッケージ。
(項目2)上記縫合糸のパッケージがさらに、上記縫合糸保持領域の内周を少なくとも部分的に規定するための周壁を有するプラットホームを含む、項目1に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
(項目3)上記縫合糸のパッケージがさらに、上記カバーの下表面の第1の弧状端部部分および第2の弧状端部部分から延びる複数のポストを含み、上記縫合糸保持領域の弧状端部部分の内周を規定する、項目1に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
(項目4)上記複数のポストの少なくとも2つがウェブによって接続され、そしてさらに該複数のポストが上記ベース中に形成された穴と係合し、上記カバーを該ベースに固定する寸法および形態である、項目3に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
(項目5)上記縫合糸のパッケージがさらに、少なくとも1の針を固定位置に維持するために、上記カバーの上表面上に位置される針パークを含む、項目1に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
(項目6)上記複数の突出部が、それらの間に開口部を規定する、項目1に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
(項目7)上記複数の突出部がさらに、上記とげのある縫合糸をスライド可能に受容するための形態の1つ以上のスロットを規定する、項目6に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
(項目8)上記複数の突出部によって規定される開口部が、被覆される、項目6に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
(項目9)さらに、湿気を吸収するための貯蔵安定性混合物を含む、項目1に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
(項目10)上記複数の突出部が、上記とげのある縫合糸を選択的に保持し、そしてスライド可能に放出するような形態の連続溝を形成する、項目1に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
(項目11)上記とげのある縫合糸が、上記外壁に隣接する、上記縫合糸保持領域の一部分で始まる該縫合糸保持領域内に位置決めされる、項目1に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
(項目12)上記カバーが、上記ベースの周縁寸法に実質的に等しい周縁寸法を有する、項目1に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
(項目13)上記縫合糸保持領域が、上記カバーの下表面から延びる複数セットの突出部を備える、項目1に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
(項目14)さらに、上記複数の突出部の端部上に形成されたポストを備え、該ポストが上記ベース中に形成された穴を係合する形態であり、上記カバーを該ベースに固定する、項目1に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
(項目15)とげのある外科用縫合糸のパッケージであって:
ベース;
該ベースに隣接して置かれ、縫合糸パッケージを形成する形態のカバー;
該ヘースの外側周縁から延びる外壁であって、該カバーが該ベースに隣接しておかれるとき、該外壁が該カバーに接触するような所定の高さを有する外壁;および
該パッケージ内の縫合糸保持領域であって、該領域が該カバーの底表面から延び、そして該外壁の高さに実質的に等しい高さを有し、とげのある外科用縫合糸を初期または圧縮されない状態で選択的に保持し、そしてスライド可能に放出するような形態の縫合糸保持領域、を備える、とげのある外科用縫合糸のパッケージ。
(項目16)上記縫合糸のパッケージがさらに、針を固定位置に維持するための針パークを含み、該針パークが上記縫合糸保持領域内に位置決めされる縫合糸の端部に連結される、項目15に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
(項目17)上記針パークが、上記カバーの上表面上に位置される、項目16に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
(項目18)上記針パークが、上記ベースの上表面上に位置される、項目16に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
(項目19)上記縫合糸保持領域が、上記カバーの下表面から延びる少なくとも1つの突出部を備える、項目15に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
(項目20)とげのある外科用縫合糸が、上記縫合糸保持領域内に位置決めされる、項目15に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
(項目21)上記とげある縫合糸の端部上に取り付けられる針が、上記縫合糸保持領域によって規定される上記ベースの中心領域内に、該針が針パークを係合し、該針を固定位置に維持するように位置決めされる、項目15に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
(項目22)上記縫合糸保持領域が、上記カバーの下表面から延びる壁を備える、項目15に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
(項目23)とげのある外科用縫合糸のパッケージであって:
頂部側面、底部側面、および外周を有する実質的に平坦なベース部材;
該ベース部材の該周の周りで該ベース部材の頂部側面から上方に延びる外壁であって、頂部、外表面、および内表面を有する外壁;
縫合糸を受容するための該ベース部材中の少なくとも1つの溝であって、各々が、底部および両側面中の開口部、および該ベース部材の頂部側面中の開口部を有する少なくとも1つの溝;
針を受容するための針パークであって、内壁内の該ベース部材の頂部側面の中心に取り付けられた針パーク;および
頂部、底部、縫合糸放出開口部、および外周を有する平坦なカバー部材であって、該外壁の頂部に取り付けられるカバー部材、を備える、とげのある外科用縫合糸のパッケージ。
(項目24)さらに、外科用針およびとげのある縫合糸を備える、項目23に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
(摘要)
本開示は、とげを有する縫合糸のためのパッケージを記載する。このパッケージは、ベース、このベースに隣接して置かれ縫合糸のパッケージを形成するカバー、およびとげのある外科用縫合糸を選択的に維持し、そしてスライド可能に放出するための形態である複数の突出部を含む。さらに開示されるのは、頂部側面、底部側面、および外周を有する実質的に平坦なベース部材、上記ベース部材の上記周の周りで上記ベース部材の頂部側面から上方に延びる外壁であって、頂部、外表面、および内表面を有する外壁、縫合糸を受容するための上記ベース部材中の少なくとも1つの溝であって、各々が、底部および両側面中の開口部、および上記ベース部材の頂部側面中の開口部を有する少なくとも1つの溝、針を受容するための針パークであって、内壁内の上記ベース部材の頂部側面の中心に取り付けられた針パーク;および頂部、底部、縫合糸放出開口部、および外周を有する平坦なカバー部材であって、上記外壁の頂部に取り付けられるカバー部材、を備えるとげのある外科用縫合糸のパッケージである。
本明細書中に援用され、そしてその一部を構成する添付の図面は、本開示の実施形態を、上記で与えられた本開示の一般的記載とともに示し、そして以下で与えられる実施形態の詳細な説明は、本開示の原理を説明するために供される。
図1は、針をその1つの端部に含むとげのある縫合糸の斜視図である。 図2の2A〜2Cは、異なるとげ形態を有する種々のとげのある縫合糸の断面端面図である。 図3は、その両方の端部上に針を含むとげのある縫合糸の斜視図である。 図4は、本開示の実施形態による縫合糸のパッケージの実施形態の平面図である。 図5Aは、1つの針のみを有するとげのある縫合糸を保持する形態の、図4に示される縫合糸のパッケージの側方断面図である。 図5Bは、その各端部上に配置された針を有するとげのある縫合糸を保持する形態の、図4に示される縫合糸のパッケージの代替の実施形態の側方断面図である。 図6Aは、針を有するとげのある縫合糸を保持する形態の、図4の縫合糸のパッケージの代替の実施形態の側方断面図である。 図6Bは、その各端部上に配置された針を有するとげのある縫合糸を保持する形態の、図4の縫合糸のパッケージの代替の実施形態の側方断面図である。 図7は、本開示の実施形態に従う、縫合糸のパッケージの別の実施形態の平面図である。 図8Aは、単一の針を有するとげのある縫合糸を保持する形態の、図4に示される縫合糸のパッケージの側方断面図である。 図8Bは、その各端部上に配置された針を有するとげのある縫合糸を保持する形態の、図7に示される縫合糸のパッケージの代替の実施形態の側方断面図である。 図9Aは、針を有するとげのある縫合糸を保持する形態の、図7の縫合糸のパッケージの代替の実施形態の側方断面図である。 図9Bは、その各端部上に配置された針を有するとげのある縫合糸を保持する形態の、図7の縫合糸のパッケージの代替の実施形態の側方断面図である。 図10Aは、とげのある縫合糸の支持の第1の実施形態を示す図9Aの部分10の拡大図である。 図10Bは、とげのある縫合糸の支持の第2の実施形態を示す図9Aの部分10の拡大図である。
(図面の詳細な説明)
本明細書に開示される縫合糸のパッケージの実施形態は、ここで、図面を参照して詳細に説明され、図面では同様の参照番号は、いくつかの図全体で対応する要素を識別する。
他であることが特定されなければ、縫合糸への任意のさらなる参照は、とげを有する縫合糸をいうことが理解されるべきである。図1は、本明細書中で論議されるようなとげのある縫合糸45の第1の実施形態を示す。とげのある縫合糸45は、その第1の端部上に配置された針70を含む。針70は、任意のサイズまたは形態であり得る。針70はさらに、とげのある縫合糸45との選択的に解放可能な係合のための形態であり得る。とげのある縫合糸45はさらに、とげ45aを備える。とげ45aは、任意のサイズまたは形態であり得る。さらに、とげのある縫合糸45は、種々の断面プロフィール(図2A〜2C)を有し得る。この時点から以後、とげのある縫合糸45への任意の参照は、実質的に十字形の断面プロフィール(図2A)を規定するとげのある縫合糸に関し得る。しかし、本開示の局面は、任意のサイズおよび断面プロフィールのとげのある縫合糸に対処するように改変され得ることが想定される。
図3を参照して、とげのある縫合糸の代替の実施形態では、とげのある縫合糸46は、その第1の端部上に配置された第1の針70aおよびその第2の端部上に配置された第2の針70bを含む。とげのある縫合糸46は、その長さに沿って第1の針70aから離れて延びるとげ47aを規定する第1のセクション47、その長さに沿って第2の針70bから離れて延びるとげ49aを規定する第2のセクション49、およびそれらの間の遷移ゾーン48を規定する。このようにして、とげのある縫合糸46が遷移ゾーン48で把持され、そして針70a、70bが吊されるとき、とげ47aおよび49aは、実質的に同じ方向に延びる。とげのある縫合糸45のとげ45aと同様に、とげのある縫合糸46のとげ47a、49aは、種々の断面プロフィールを規定し得る。また、縫合糸45と同様に、本明細書では以後、とげのある縫合糸46は、実質的に十字形の断面プロフィール(図2A)を参照して説明される。しかし、本開示の局面は、任意のサイズおよび断面プロフィールの二重針のとげのある縫合糸に対処するように改変され得ることが想定される。
ここで図4および5Aを参照して、本開示の実施形態に従う、とげのある縫合糸を維持および分与するための縫合糸のパッケージの実施形態の平面図、および側方断面図が示される。縫合糸のパッケージ1aは、ベース5およびカバー10を含む。外壁15はベース5から上がり、そしてベース5の周縁の周りで卵形のように延びる。外壁15は、上部リム20および下部リム25を有する。下部リム25はベース5に接続される。外壁15は、上部リム20がカバー10を、好ましくはその周縁で係合するような所定高さを有して設計される。従って、ベース5およびカバー10が互いに隣接して動かされるとき、カバー10の外周縁が、外壁15の上部リム20と接続され、閉鎖された縫合糸のパッケージ1の外壁を形成する。
縫合糸保持領域30は、外壁15により外側境界を、内側または内壁35により内側境界上を規定される。本開示の実施形態によれば、内壁35は、好ましくはカバー10から下方に延びる。外壁15とは異なり、内壁35は連続的ループでなく、内壁35は、以下にさらに詳細に記載される第1の端部および第2の端部を有する。内壁35の第1の端部に隣接して、とげのある縫合糸45がこの縫合糸保持領域30中に入ることを可能にする開口部が規定される。内壁35はまた、縫合糸保持領域30の形状に従う形態である。従って、内壁35によって形成される開口部の点で、内壁35の端部は、内壁35の任意のその他の部分からずれている(オフセットされる)。このずれは、縫合糸保持領域30の形状を維持することを支援し、そしてとげのある縫合糸45が縫合糸保持領域30にアクセスするための開口部を提供する。
あるいは、内壁35は、カバー10の中心の平坦領域の外側境界を規定し得ることが想定される。この平坦領域(縫合糸取り出し領域85とも称される)の高さは、針70の厚みより小さい縫合糸保持領域突出部40の高さに等しい形態である。従って、針70は、カバー10の外表面で、縫合糸取り出し領域85中のこの平坦部上に位置決めされ得る。縫合糸のパッケージ1aの外部に針70をパークすることが所望される場合には、スペーサーが、縫合糸取り出し領域85中の平坦部上に置かれ得る。別の実施形態では、内壁35は、カバー10内に卵形の開口部を規定する。その場合には、針パーク75は縫合糸取り出し領域85内のベース5に取り付けられることが好ましい。従って、手術作業者は、カバー10内の開口部を通じて針70にアクセスし、そして除去する能力を有する。
縫合糸のパッケージ1aを1つ以上の縫合糸保持領域30に分割する構造がカバー10から下方に延びる。より詳細には、複数セットの4つの縫合糸保持領域突出部40が、対応する数の縫合糸保持領域30を規定する。これらセットの縫合糸保持領域突出部40は、カバー10の中心から半径方向に配置される。これらセットの縫合糸保持領域突出部40は、より多いかより少ない縫合糸保持領域が規定されるように、4より多いかまたは少ない保持領域突出部として構成され得ることが企図される。さに、縫合糸保持領域突出部40は、とげのある縫合糸45を保持するためのらせん状溝を形成する1つ以上の連続的壁として構成され得る。突出部40は、好ましくは、半径方向に整列されるが、突出部40は、縫合糸保持領域30内に千鳥状に位置決めされ得、種々の形態のとげのある縫合糸45を収容する。突出部40は、それが縫合糸のパッケージ1内に保持されるとき、縫合糸45のとげのないセクションと対応するようにカバー10内に位置決めされ得る。とげのある縫合糸45をこのようにして支持することにより、とげ45aは、それが縫合糸のパッケージ1中に挿入され、そしてその中に保持されるとき、とげのある縫合糸45の重量の下で圧縮され、または平たくされることが防がれる。
縫合糸保持領域突出部40は、外壁15の高さに実質的に等価である高さを有する細長い指状部材である。縫合糸保持領域突出部40は、カバー10の底表面に第1の端部で接続される。縫合糸保持領域突出部40は、カバー10の底部に保持領域30を規定する。示されるように、カバー10は、内壁35と外壁15との間で半径方向の外方に延びる複数セットの4つの縫合糸保持領域突出部40を含む。従って、縫合糸保持領域30は、とげのある縫合糸45の4つの旋回を規定し、そして提供する。上記で論議されたように、縫合糸保持領域30は、とげのある縫合糸45の4つより多いか、または4つより少ない旋回を提供し得る。
突出部40は、それらの間にとげのある縫合糸45を選択的に受容し、そしてスライド可能に放出するための開口部40aを規定する。開口部40aは、とげのある縫合糸45を保持するようなサイズの円形の断面プロフィールを規定し得、それによって、とげ45aは、圧縮されない状態に維持される。好ましくは、開口部40aは、丸い表面を含むか、そして/または被覆されてとげのある縫合糸45のひっかかりを防ぐ。開口部40aは、とげのある縫合糸45のとげ45aが開口部40a内に維持される間、初期または圧縮されない状態のままにあることを許容する被覆40bを含み得る。被覆40bは、柔らかな高度に変形可能な材料であり得るか、またはそれに代わって、半液体または粘着性材料を含み得る。いずれの事例においても、とげのある縫合糸45のとげ45aは、とげ45aの最小圧縮のままで開口部40a内に維持され得る。被覆40bは、とげのある縫合糸45と突出部40との間の摩擦を低減し得、それによって、開口部40a内のとげのある縫合糸45のより容易な引き抜きに寄与する。被覆40bは、とげのある縫合糸45がそれから引き出されるとき、開口部40a内に残り得る。あるいは、被覆40bは、抗生物質、治癒薬剤などを含み得、そしてとげのある縫合糸45が、縫合糸のパッケージ1aから取り出されるとき、とげのある縫合糸の上に残り得、とげのある縫合糸45の有効性を増加することが想定される。
縫合糸保持領域突出部40の第2の端部は、それから延びるポスト60を有する。ポスト60は、ベース5中に形成される穴65内に適合する寸法である。穴65は、それに代わって、へこみまたは窪みを規定し得る。ポスト60はまた、ベース5にヒートステークされるか、またはそうでなければ溶接され得、カバー10をベース5に固定する。ベース5はさらに、穴65の間に配置され、開口部40aと対応するノッチまたは溝65aを含む形態であり得る、カバー10がベース5内に受容されるとき、縫合糸保持領域突出部40から延びるポスト60は、ベース5によって規定される穴65を係合する。このようにして、開口部40aおよび溝65aは接続され、とげのある縫合糸45を受容するための空洞を形成する。この配列は、縫合糸のパッケージに構造的支持を提供する。突出部40の端部は、それに代わって、カバー10が壁15とともにベース5上に適合された後、リベットの様式で変形され得る。壁15とカバー10との間のその他および/またはさらなるタイプの接続が可能である。従って、例えば、カバー10の周辺で突出し、そして壁15で適切な対応物を係合するキャッチの使用が企図される。
縫合糸保持領域30の第1の端部50は、図4および5Aに示される実施形態では、縫合糸保持領域30によって取り囲まれるゾーンに配列される、縫合糸取り出し領域85中に開く。この縫合糸保持領域30の第2の端部55は閉じられる(図4)。縫合糸保持領域30は、ベース5によって底部に閉じられる。
針パークアセンブリ75は、カバー10の外表面またはベース5の内表面上の縫合糸取り出し領域5の中心セクション内に提供される。針パークアセンブリ75の構造は当業者に公知である。例えば、米国特許第6,481,569号、同第5,788,062号、同第5,472,081号、同第5,180,053号、同第5,131,533号、同第5,099,994号および同第4,424,898号を参照のこと。カバー10は、縫合糸取り出し領域85への自由なアクセスを許容する開口部を含むことが企図される。この開口部は、カバー中の部分的開口部、またはより広い開口部であり得、その各々の利点は、以下に説明される。手術作業者は、カバー10中の開口部を通って装備された縫合糸への接近を得ることができ、そして装備された縫合糸を、針パークアセンブリ75から針70を外し、そして次にとげのある縫合糸45を縫合糸保持領域30から引くことにより取り出し得る。針70が、とげのある縫合糸45によって規定される内側スペース内に位置決めされていることが注記されるべきである。この形態はさらに、パッケージからとげのある縫合糸の取り出しを支援する。
ここで図6Aを参照して、先に開示された縫合糸のパッケージ1aの別の実施形態では、縫合糸のパッケージ1bのベース105およびカバー110は、実質的に上記で論議されたようであり、そしてそれらの間の差異に関するとして詳細に記載されるに過ぎない。ベース105およびカバー110は、縫合糸保持領域突出部140を規定する。突出部140は、とげのある縫合糸45を選択的に保持し、そしてスライド可能に放出するための開口部140aを形成する。開口部140aは、その中で、とげのある縫合糸45のとげ45aが、とげのある縫合糸が開口部140a中に維持されそしてそれからスライド可能に放出されるとき、拡大されたままであることを許容する形態のスロットまたは溝142aを含む。突出部140に形成されたポスト160を受容するためにベース105中に形成された穴165に加え、ベース105はスロット142bをさらに規定する。スロット142bは、スロット142aと類似の様式で機能し、とげのある縫合糸45のとげ45aが圧縮されないままであることを許容する。上で注記したように、そして本明細書中で論議されるように、とげのある縫合糸45は、十字形の断面プロフィールを規定し、従って、スロット142a、142bはまた、とげのある縫合糸45を選択的に維持し、そしてスライド可能に放出するために十字形の断面プロフィールを規定する。
ここで図5Bおよび6Bを参照して、上記に記載されたような縫合糸のパッケージ1aおよび1bは、二重針のとげのある縫合糸46を選択的に維持し、そしてスライド可能に放出するように改変され得る。上記で論議されたように、とげのある縫合糸46は、第1および第2の針70a、70b、および対応する第1および第2のとげのあるセクション47、49をそれぞれ含む(図3)。とげ45aが同じ方向に整列され、そしてそれ故単一のらせん状トラックに保持され得るとげのある縫合糸45とは異なり、とげのある縫合糸46は、各々が反対方向に延びるとげ47a、49aを有し、それによってとげのある縫合糸46を保持する単一のらせん状トラックを用いる可能性をなくする、とげのあるセクション47、49を含む。しかし、上記で論議されたように、とげのある縫合糸46が遷移ゾーン48で把持され、そして針70a、70bが一緒に延ばされるとき、とげのあるセクション47、49のとげ47a、49aは、それぞれ整列される。
なお図5Bおよび6Bを参照して、縫合糸のパッケージ2a、2bは、とげのある縫合糸46を選択的に受容し、そしてスライド可能に放出するために改変され得る。縫合糸のパッケージ2a、2bは、本明細書中で上に記載された縫合糸のパッケージ1a、1bに実質的に類似している(図5Aおよび6A)。縫合糸のパッケージ2a、2bは、それぞれ、縫合糸のパッケージ1a、1b間の差異に関してとして説明される。縫合糸のパッケージ2a、2b中への挿入およびそれからの除去に間に、第1および第2のとげのあるセクション47、49を互いに隣接して維持し、そしてそれ故とげ47a、49a間のもつれを防ぐために、突出部41、141は、それぞれ、とげのある縫合糸46を受容するために、二重の広い開口部41a、141aをそれぞれ形成し得る。このようにして、とげのある縫合糸46は、遷移ゾーン48(図3)で把持され得、そして第1および第2の針70a、70bが互いに隣接されるように折り畳まれる。遷移ゾーン48は、第1および第2のとげのあるセクション47、49の間に位置決めされ、そしてとげのある縫合糸46の長さに沿ったいずれの場所にも位置され得る。とげのある縫合糸46は、次いで、縫合糸のパッケージ1a、1b内のとげのある縫合糸45について上に記載されたのと類似の様式で二重の広い開口部41a、141a内に受容され得る。縫合糸のパッケージ2a、2bはさらに、第1および第2の針70a、70bを保持するための針パーク(図示はされていない)を含むような形態であり得る。
ここで図7および8Aを参照して、本開示のパッケージの別の実施形態が、縫合糸のパッケージ200として示される。パッケージ200は、平坦な卵形形状のベース部材210を有するとして観察される。ベース部材210は、円形、矩形、方形、それらの組み合わせなどを含むその他の形態を有し得る。ベース部材210は、それを通るピン開口部215を規定する。ベース部材210は、頂部212および外周214を含む。ベース部材210のこの周辺214の頂部212から上方に延びて、外壁220がある。外壁220は、内表面221および頂部222を含む。該壁220の頂部222から延びて閉鎖リップ230がある。溝240は、ベース部材210の頂部212中に延びる。この溝240は同心であり得る。この溝240は、随意的な転向湾入260のいずれかの側ではじまり、そして終わる。この転向湾入は、ベース部材210の頂部中に延びる空洞である。溝240は、縫合糸巻き付けチャンネル250を形成する。
溝240は、頂部開口部241、底部242および側部243を含む。特に図8Aを参照して、底部242および側部243は、スロット242a、243aそれぞれを形成するような形態である。スロット242a、243aは、溝240の長さを延びる。スロット242a、243aは、とげのある縫合糸45が、縫合糸のパッケージ200で選択的に受容され、そしてそれから放出されることを可能にする形態である。このようにして、とげのある縫合糸45は溝240内に維持され得、そのとげ45aは、スロット242a、243a中に延びる。とげのある縫合糸45のとげ45aは、次いで、縫合糸のパッケージ200内で圧縮されない状態で維持され得る。
溝に対し内側には、ベース部材210の頂部212に延びる針ウェル250がある。ウェル250は、外科用針70を受容するための底部272を有する空洞である。ウェル250の底部252から上方に延びて針パーク275がある。針パーク275は、開口部275bによって分離された一対の対向する部材275aを含む。外科用針70は、開口部275bに摩擦で係合する。カバー部材205は、外壁220に取り付けられ、そして閉鎖リップ230上に結合することによって所定の位置に保持され、カバー205の外周を係合する。
ここで、図9Aを参照して、縫合糸のパッケージのなお別の実施形態が開示される。縫合糸のパッケージ300は、縫合糸のパッケージ200と実質的に類似であり、そしてそれらの間の差異に関してとして説明されるに過ぎない。ベース部材210によって規定される溝240がとげ45aを保持するためのスロット242a、243aを含んだ縫合糸のパッケージ200とは異なり、縫合糸のパッケージ300は、横方向に配置されたとげ45aの少なくとも1つの列を受容するためのスロット305aを含む形態のカバー305を含む。カバー305は、外壁320の内側に形成された保持溝328内に受容される。カバー305が、溝328内かつ溝340上の位置にスライドするとき、カバー305中の規定されたスロット305aは、横方向に配置された少なくとも1つのとげ45aの列を受容する。このようにして、カバー305は、とげ45aを圧縮することなく溝340内にとげのある縫合糸45を保持し得る。従って、とげ45aは、平坦になることが防がれる。さらに、圧縮されないとげのある縫合糸45は、縫合糸のパッケージ300内からより容易に引き抜き可能である。上記で論議されたように、溝340は、任意の形態のとげのある縫合糸を選択的に保持し、そしてスライド可能に放出するサイズまたは寸法であり得、そして十字形の断面プロフィールを有するとげのある縫合糸45に制限されない。
ここで、特に図10Aおよび10Bを参照して、縫合糸のパッケージ300はさらに、とげのある縫合糸45を支持された位置に維持するために溝340を横切って延びる支持体342a、342bをそれぞれ含み得る。支持体342a、342bは、ワイヤまたはその他の材料を含み得る。縫合糸支持体342a、342bは、溝340を横切って水平に延び得るか(支持体342b)、またはそれに代わって角度を形成し得る(342a)。とげのある縫合糸45を支持された位置に維持することにより、支持体342a、342bは、とげ45aの圧縮または平坦化を防ぐ。支持体342a、342bは、溝340の周りで均一に間隔を置かれ得、とげのある縫合糸45上に形成されるとげ45aと対応するか、またはそれに代わって、支持体342a、342bは、溝340の周りでランダムに間隔を置かれ得る。支持体342a、342bは、極度に薄くあり得る。支持体342a、342bは、縫合糸45が縫合糸のパッケージ300から取り出されるとき、溝340内から分離されるか、または壊れるような形態であり得る。このようにして、とげのある縫合糸45は、縫合糸のパッケージ300からより容易に取り出され得る。
ここで、図8Bおよび9Bに戻り、縫合糸のパッケージ200a、300aは、縫合糸のパッケージ200、300とそれぞれ実質的に類似しており、従って、それらの間の差異に関してとして説明されるに過ぎない。縫合糸のパッケージ200、300はまた、二重針のとげのある縫合糸46を選択的に保持、およびスライド可能に放出するように改変され得る。ベース210a、310aは、折り畳まれたとげのある縫合糸46を保持する形態の二重の広い開口部241、341を規定する。とげのある縫合糸46は、上に記載されるのと類似の様式で、縫合糸のパッケージ200a、300a内に選択的に受容され、そしてスライド可能に引かれ得る。
上記の縫合糸のパッケージのいずれも、吸収性縫合糸を保持するような形態であり得る。吸収性縫合糸は、加水分解的分解を受け、そしてそれ故、水に実質的に不浸透性である気密にシールされたコンテナ中にパッケージされなければならない。代表的な気密パッケージは、金属箔層を有するラミネートフィルムを含む。吸収性縫合糸の「からから(bone dry)の」パッケージの1つの公知の方法は、Glickによる米国特許第3,728,839号に記載されており、この特許の全体の内容は、本明細書中に参考として援用される。この方法では、縫合糸包袋のガス状内容物は、からにするか、またはパッケージをシールする前に吸収性縫合糸に向かって不活性であるガスで置換されるかのいずれかである。その全体の内容が本明細書によって参考として援用される、本出願人がともに所有する米国特許第5,051,272号に記載されるように、貯蔵安定化混合物が、上記の縫合糸のパッケージに添加され得、「からからの」パッケージを維持することを支援する。この貯蔵安定化混合物を縫合糸のパッケージに添加することにより、縫合糸のパッケージに入り込む任意の湿気は、この混合物によって吸収され、そして吸収性縫合糸に入らず、それによってこの吸収性縫合糸の分解を防ぐ。
種々の改変が本明細書中に開示される実施形態になされ得ることが理解される。例えば、上記の実施形態は、外科用縫合糸のパッケージを参照して記載されているけれども、本開示は、そのような適用に制限されずに、種々の医療器具に適用され得ることが企図される。さらに、本明細書中に記載される例示の実施形態は、パッケージ内の単一の針縫合糸の組み合わせを開示しているけれども、複数の縫合糸が、単一の縫合糸のパッケージ内に収容され得ることが企図される。別の実施例では、カバーの表面に針パークを取り付けるよりはむしろ、この針パークは、ベースの表面上に位置され得る。また、カバー中の開口部を通って縫合糸−針の組み合わせを取り出すよりはむしろ、この縫合糸−針の組み合わせが、ベース中に形成される開口部を通って除去され得ることが企図され得る。従って、上記の説明は、制限的であると解釈されるべきではなく、好ましい実施形態のたんなる例示として解釈されるべきである。当業者は、請求項の範囲および思想内でその他の改変物を想定する。
5 ベース
10 カバー
15 外壁
20 上部リム
25 下部リム
30 縫合糸保持領域
35 内壁
40 縫合糸保持領域突出部
40a 開口部
40b 被覆
45 縫合糸
45a とげ
50 第1の端部
60 ポスト
65 穴
65a 溝
70 針
75 針パーク
85 縫合糸取り出し領域

Claims (24)

  1. とげのある外科用縫合糸のパッケージであって:
    少なくとも1つのとげのある外科用縫合糸を取り出す形態のベース;
    該ベースに隣接して配置される形態のカバーであって、その中に、該パッケージ内に含まれる少なくとも1つの針およびとげのある縫合糸へのアクセスを提供するための開口部を規定するカバー;
    該ベースの外側周縁から延びる外壁であって、該カバーが該ベースに隣接して置かれるとき該外壁が該カバーと接触するような所定の高さを有し、縫合糸保持領域の外周を規定する外壁;および
    該外壁に隣接して位置決めされ、該少なくとも1つのとげのある縫合糸を支持するための形態の該パッケージの中心部分に向かって内方に延びる複数の突出部、を備える、とげのある外科用縫合糸のパッケージ。
  2. 前記縫合糸のパッケージがさらに、前記縫合糸保持領域の内周を少なくとも部分的に規定するための周壁を有するプラットホームを含む、請求項1に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
  3. 前記縫合糸のパッケージがさらに、前記カバーの下表面の第1の弧状端部部分および第2の弧状端部部分から延びる複数のポストを含み、前記縫合糸保持領域の弧状端部部分の内周を規定する、請求項1に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
  4. 前記複数のポストの少なくとも2つがウェブによって接続され、そしてさらに該複数のポストが前記ベース中に形成された穴と係合し、前記カバーを該ベースに固定する寸法および形態である、請求項3に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
  5. 前記縫合糸のパッケージがさらに、少なくとも1の針を固定位置に維持するために、前記カバーの上表面上に位置される針パークを含む、請求項1に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
  6. 前記複数の突出部が、それらの間に開口部を規定する、請求項1に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
  7. 前記複数の突出部がさらに、前記とげのある縫合糸をスライド可能に受容するための形態の1つ以上のスロットを規定する、請求項6に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
  8. 前記複数の突出部によって規定される開口部が、被覆される、請求項6に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
  9. さらに、湿気を吸収するための貯蔵安定性混合物を含む、請求項1に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
  10. 前記複数の突出部が、前記とげのある縫合糸を選択的に保持し、そしてスライド可能に放出するような形態の連続溝を形成する、請求項1に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
  11. 前記とげのある縫合糸が、前記外壁に隣接する、前記縫合糸保持領域の一部分で始まる該縫合糸保持領域内に位置決めされる、請求項1に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
  12. 前記カバーが、前記ベースの周縁寸法に実質的に等しい周縁寸法を有する、請求項1に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
  13. 前記縫合糸保持領域が、前記カバーの下表面から延びる複数セットの突出部を備える、請求項1に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
  14. さらに、前記複数の突出部の端部上に形成されたポストを備え、該ポストが前記ベース中に形成された穴を係合する形態であり、前記カバーを該ベースに固定する、請求項1に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
  15. とげのある外科用縫合糸のパッケージであって:
    ベース;
    該ベースに隣接して置かれ、縫合糸パッケージを形成する形態のカバー;
    該ヘースの外側周縁から延びる外壁であって、該カバーが該ベースに隣接しておかれるとき、該外壁が該カバーに接触するような所定の高さを有する外壁;および
    該パッケージ内の縫合糸保持領域であって、該領域が該カバーの底表面から延び、そして該外壁の高さに実質的に等しい高さを有し、とげのある外科用縫合糸を初期または圧縮されない状態で選択的に保持し、そしてスライド可能に放出するような形態の縫合糸保持領域、を備える、とげのある外科用縫合糸のパッケージ。
  16. 前記縫合糸のパッケージがさらに、針を固定位置に維持するための針パークを含み、該針パークが前記縫合糸保持領域内に位置決めされる縫合糸の端部に連結される、請求項15に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
  17. 前記針パークが、前記カバーの上表面上に位置される、請求項16に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
  18. 前記針パークが、前記ベースの上表面上に位置される、請求項16に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
  19. 前記縫合糸保持領域が、前記カバーの下表面から延びる少なくとも1つの突出部を備える、請求項15に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
  20. とげのある外科用縫合糸が、前記縫合糸保持領域内に位置決めされる、請求項15に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
  21. 前記とげある縫合糸の端部上に取り付けられる針が、前記縫合糸保持領域によって規定される前記ベースの中心領域内に、該針が針パークを係合し、該針を固定位置に維持するように位置決めされる、請求項15に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
  22. 前記縫合糸保持領域が、前記カバーの下表面から延びる壁を備える、請求項15に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
  23. とげのある外科用縫合糸のパッケージであって:
    頂部側面、底部側面、および外周を有する実質的に平坦なベース部材;
    該ベース部材の該周の周りで該ベース部材の頂部側面から上方に延びる外壁であって、頂部、外表面、および内表面を有する外壁;
    縫合糸を受容するための該ベース部材中の少なくとも1つの溝であって、各々が、底部および両側面中の開口部、および該ベース部材の頂部側面中の開口部を有する少なくとも1つの溝;
    針を受容するための針パークであって、内壁内の該ベース部材の頂部側面の中心に取り付けられた針パーク;および
    頂部、底部、縫合糸放出開口部、および外周を有する平坦なカバー部材であって、該外壁の頂部に取り付けられるカバー部材、を備える、とげのある外科用縫合糸のパッケージ。
  24. さらに、外科用針およびとげのある縫合糸を備える、請求項23に記載のとげのある外科用縫合糸のパッケージ。
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