JP2009245845A - パッキン及びランプチューブユニット及び照明器具 - Google Patents

パッキン及びランプチューブユニット及び照明器具 Download PDF

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Masayuki Jinno
昌幸 神野
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Abstract

【課題】直管ランプにランプチューブユニットを取り付けたままの状態で、直管ランプを照明器具に取り付ける作業の効率をよくする。
【解決手段】ランプチューブユニットは、チューブと、二つのパッキンとを有する。パッキンは、チューブ保持部110(広径部)、チューブ当接部120(庇部)、ランプ保持部130(狭径部)を有する。チューブ保持部110は、外径φ11がチューブの内径と略等しく、内径が一方(A方向)の端から他方(B方向)の端へいくほど(φ13からφ14へ)小さくなる。チューブ当接部120は、チューブ保持部110に対してチューブ保持部110の内径が小さい端の側(B方向)に位置し、外径φ15がチューブの内径より大きい。ランプ保持部130は、チューブ当接部120に対してチューブ保持部110と反対側(B方向)に位置し、外径φ16がチューブの内径より小さい。
【選択図】図4

Description

この発明は、蛍光灯などの直管ランプを覆うランプチューブユニットに関する。
蛍光灯などの直管ランプを保温したり、紫外線など特定の周波数の波長の光をカットしたりするため、直管ランプに透光性チューブを被せる技術がある。
透光性チューブをランプに保持するためには、ゴムパッキンや樹脂キャップなどが用いられている。
また、照明器具に直管ランプを取り付ける構造には、例えば、突き当て式ソケット、回転式ソケット、防水ソケットなど、様々な形状のものがある。
特開2005−26025号公報
突き当て式ソケットに直管ランプを取り付けるには、直管ランプをソケットの可動部に突き当てて、可動部を押し込む必要がある。回転式ソケットに直管ランプを取り付けるには、軸方向を中心にして直管ランプを回転する必要がある。
直管ランプにランプチューブを取り付けた場合、直管ランプがランプチューブに覆われるので、直管ランプを直接持って作業することができない。このため、上記のような操作をする際の作業性が損なわれる場合がある。
この発明は、例えば、上記のような課題を解決するためになされたものであり、直管ランプにランプチューブを取り付けたままの状態で、照明器具への取り付け、取り外しなどの作業を容易にできるようにすることを目的とする。
この発明にかかるパッキンは、チューブに取り付けるパッキンにおいて、略円筒状で、弾性を有し、
外径が上記チューブの内径と略等しく、内径が一方の端から他方の端へいくほど小さくなる広径部と、上記広径部に対して上記広径部の内径が小さい端の側に位置し、外径が上記チューブの内径より大きい庇部と、上記庇部に対して上記広径部と反対側に位置し、外径が上記チューブの内径より小さい狭径部とを有することを特徴とする。
この発明にかかるパッキンによれば、広径部がチューブの内側の面と接触して、摩擦力により、チューブを保持し、狭径部が直管ランプと接触して、摩擦力により、直管ランプを保持して、チューブと直管ランプとを固定するので、作業者が直管ランプを直接持っているのと同じ感覚で、チューブの上から、ランプチューブユニットに覆われた直管ランプを持って作業をすることができ、作業効率が良くなるという効果を奏する。
実施の形態1.
実施の形態1について、図1〜図12を用いて説明する。
図1は、この実施の形態におけるランプチューブユニットの全体構成を示す図である。
ランプチューブユニット(透光性ランプチューブユニット、直管蛍光ランプチューブユニット)は、直管ランプ300(直管蛍光ランプ)を保温したり、直管ランプ300から出る紫外線などを遮断したりするために、直管ランプ300を覆い、直管ランプ300を覆ったままの状態で、照明器具などに取り付けられる。
ランプチューブユニットは、二つのパッキン100と、チューブ200とを有する。
チューブ200(透光性ランプチューブ)は、円筒形であり、光を透過する材質(例えばポリカーボネート)で構成されている。
パッキン100(筒状ゴムパッキン、筒状パッキン)は、おおむね円筒状であり、弾性を有する材質(例えばシリコンゴム)で構成されている。
ランプチューブユニットを直管ランプ300に取り付ける手順は、例えば、以下の通りである。
まず、チューブ200の一方の端にパッキン100を取り付ける。
次に、チューブ200内に直管ランプ300を挿入する。
最後に、チューブ200の反対側の端にもう一つのパッキン100を取り付けて、チューブ200に挿入された直管ランプ300を保持する。
その後、ランプチューブユニットに覆われた直管ランプ300を、照明器具に取り付ける。
図2は、この実施の形態における直管ランプ300の構造を示す一部破断図である。
直管ランプ300は、例えばHf蛍光灯であり、細長い円柱状である。
直管ランプ300は、ガラス管310、口金320、電極330を有する。
ガラス管310(発光部)は、中空円柱形であり、ガラス管310の内部には、低気圧のガスが封入され、両端にフィラメント340がある。ガラス管310は、フィラメント340間の放電により、発光する。
口金320(口金部)は、二つあり、ガラス管310の両端に位置する。口金320は、底のある円筒形である。
電極330は、各口金320ごとに二つ、合計四つあり、口金320の外側に突出した棒状の突起であって、導電性物質で構成される。各電極330は、フィラメント340に電気接続している。
なお、ガラス管310の長さをL31、直径をφ31、口金320の長さをL32、直径をφ32、電極330の長さをL33、ガラス管310の端からフィラメント340までの長さをL34と記述する。例えば、FHF32型のランプの場合、ガラス管310の外径φ31は約25.5mm、二つの口金320の間の長さ(L31+L32×2)は約1198mm、電極330の長さL33は約7mm程度である。
図3は、この実施の形態におけるチューブ200の構造を示す一部破断図である。
チューブ200は、透光円筒部210を有する。
透光円筒部210は、成形誤差などを除き、ほとんど真っ直ぐな円筒形である。
内壁211は、透光円筒部210の内側の面である。外壁212は、透光円筒部210の外側の面である。端面213は、透光円筒部210の両端の面である。
なお、透光円筒部210の長さをL21、内壁211の直径(内径)をφ21、外壁212の直径(外径)をφ22と記述する。チューブ200の形状と直管ランプ300の形状との関係は、以下の通りである。
透光円筒部210の内径φ21は、直管ランプ300のガラス管310の外径φ31よりも大きい。すなわち、直管ランプ300をチューブ200の中に挿入すると、直管ランプ300とチューブ200との間に隙間ができるので、直管ランプ300をチューブ200から自在に出し入れすることができる。例えば、直管ランプ300がFHF32型の場合、透光円筒部210の内径φ21は30mm程度とする。
また、透光円筒部210の長さL21は、ガラス管310の長さL31とほぼ等しい。すなわち、直管ランプ300をチューブ200に挿入すると、チューブ200がガラス管310をほぼ覆い、チューブ200の両側から口金320がはみ出す状態となる。L21は、最大でも、不等式(L21−L31)/2<L32−L33を満たす長さまでとする。これにより、チューブ200の両端から口金320がはみ出した部分の長さが、電極330の長さよりも長くなる。例えば、直管ランプ300がFHF32型の場合、透光円筒部210の長さL21は1180mm程度とする。
図4は、この実施の形態におけるパッキン100の構造を示す一部破断図である。
この図において、A方向は、パッキン100をチューブ200に取り付けるとき、チューブ200がある側を示す。B方向は、A方向と反対の方向を示す。
パッキン100は、チューブ保持部110、チューブ当接部120、ランプ保持部130を有する。
チューブ保持部110(広径部)は、パッキン100をチューブ200に取り付けるとき、透光円筒部210の中に挿入し、透光円筒部210の内壁211(内周)と接触して、摩擦力によりチューブ200を保持する部分である。
チューブ当接部120(庇部)は、パッキン100をチューブ200に取り付けるとき、透光円筒部210の端面213(端部)と当接して、パッキン100とチューブ200との位置関係を固定し、パッキン100の位置決めをする。これにより、パッキン100を押し込み過ぎて、チューブ200の中に入ってしまうのを防ぐことができる。
ランプ保持部130(狭径部)は、チューブ200内に挿入された直管ランプ300の口金320と接触して、摩擦力により直管ランプ300を保持する部分である。
チューブ保持部110について、更に詳しく説明する。
チューブ保持部110は、全体の長さL11が、ガラス管310の端からフィラメント340までの長さL34よりも短い。チューブ保持部110は、外側に、テーパー部111、チューブ接触部112を有し、内側に、内壁テーパー部113、ランプ当接部114を有する。
テーパー部111は、チューブ保持部110に対して、一番A方向側に位置する。テーパー部111は、A方向の端の外径φ12より、B方向の端の外径φ11のほうが大きく、A方向の側からB方向の側へ向けて、一定の傾きで外径が大きくなる。テーパー部111は、パッキン100をチューブ200に取り付けるとき、チューブ保持部110を透光円筒部210の中に挿入しやすくするためのガイドの役割を果たす。
チューブ接触部112は、テーパー部111に対して、B方向側に隣接している。チューブ接触部112の外径は、φ11でほぼ一定である。チューブ接触部112の外径φ11は、透光円筒部210の内径φ21とほぼ等しい。これにより、チューブ接触部112は、透光円筒部210の内壁211と接触し、内壁211との間に摩擦が生じるので、パッキン100がチューブ200から外れにくくなる。また、チューブ200は弾性体で構成されているので、φ11は、φ21よりもわずかに大きくてもよい。その場合、パッキン100をチューブ200に取り付けるとき、チューブ保持部110を透光円筒部210に押し込む必要があるが、その分、摩擦力が大きくなり、パッキン100の外れにくさが増すので、好ましい。
内壁テーパー部113(傾斜部分)は、チューブ保持部110のA方向側に位置する。内壁テーパー部113は、A方向の端の内径φ13より、B方向側の内径φ14のほうが小さく、A方向の側からB方向の側へ向けて一定の緩やかな傾きで内径が小さくなる。また、φ13及びφ14は、ともに、ガラス管310の外径φ31よりも大きい。これにより、一方のパッキン100を取り付けたチューブ200に、反対側から直管ランプ300を挿入するとき、直管ランプ300の中心軸が正しくパッキン100の中心軸と合わないと、直管ランプ300の口金320が内壁テーパー部113に当たるので、口金320をパッキン100の中央へ導いて、直管ランプ300とパッキン100の軸中心を合わせ、挿入しやすくする。また、直管ランプ300を挿入したチューブ200に、もう一つのパッキン100を取り付けるときも、内壁テーパー部113が直管ランプ300の口金320に当たり、口金320をパッキン100の中央へ導いて、直管ランプ300とパッキン100の軸中心を合わせ、挿入しやすくする。
ランプ当接部114(傾斜部分)は、内壁テーパー部113に対して、B方向側に隣接している。ランプ当接部114は、A方向側の端の内径が、内壁テーパー部113のB方向側の端と同じφ13で、内壁テーパー部113と連続し、B方向側の端の内径φ16が、φ13より小さく、A方向の側からB方向の側へ向けて一定の傾きで内径が小さくなる。また、φ13は、直管ランプ300のガラス管310の外径φ31よりも小さく、口金320の外径φ32とほぼ等しい。ランプ当接部114の傾きは、内壁テーパー部113よりも急である。これにより、一方のパッキン100を取り付けたチューブ200に直管ランプ300を挿入する場合、および、直管ランプ300を挿入したチューブ200にパッキン100を取り付ける場合、直管ランプ300の中心軸が正しくパッキン100の中心軸と合わないと、直管ランプ300の口金320がランプ当接部114に当たって、口金320をランプ保持部130のなかへ導く。
また、直管ランプ300が2つのパッキン100のほぼ中央の位置でないとき、ランプ当接部114がガラス管310に当たって、直管ランプ300がランプチューブユニットのほぼ中央の位置となるように導いて、位置決めの役割を果たす。
次に、チューブ当接部120について、説明する。
チューブ当接部120は、長さがL12で、チューブ保持部110のB方向側に隣接している。チューブ当接部120は、外側に、チューブ当接面121、庇外周部122、外側テーパー部123を有する。
庇外周部122は、チューブ当接部120のA方向側に位置し、外径φ15がチューブ接触部112の外径φ12より大きい。庇外周部122のA方向側の端の外径と、チューブ接触部112のB方向側の端の外径が異なるので、チューブ接触部112と庇外周部122との間には段差があり、チューブ当接面121が形成されている。
庇外周部122の外径φ15は、透光円筒部210の内径φ21より大きいので、パッキン100をチューブ200に取り付けるとき、チューブ保持部110を透光円筒部210の内側にある程度まで挿入すると、透光円筒部210の端面213に、チューブ当接面121が当接し、それ以上チューブ200にパッキン100を挿入できなくなる。
また、庇外周部122の外径φ15は、透光円筒部210の外壁212の外径φ22とほぼ等しい。これにより、ランプチューブユニットに覆われた直管ランプ300を照明器具に取り付けるとき、チューブ当接部120が邪魔になるのを防ぐことができる。
外側テーパー部123は、チューブ当接部120のB方向側に位置し、A方向側の外径が、庇外周部122の外径と等しいφ15であり、B方向側の外径φ16が、φ15よりも小さく、A方向の側からB方向の側へ向けて、外径が一定の傾きで小さくなる。また、φ16は、透光円筒部210の内径φ21よりも小さい。
次に、ランプ保持部130について、説明する。
ランプ保持部130は、全体の長さがL13で、チューブ当接部120のB方向側に隣接している。ランプ保持部130の外径φ16は、ほぼ一定であり、チューブ保持部110の外径φ11よりも例えば3mm程度小さい。例えば、直管ランプ300がFHF32型である場合、ランプ保持部130の外径φ16は27mm程度である。
ランプ保持部130は、内側に、ランプ接触部131,133、溝部132を有する。
ランプ接触部131,133(係合部)の内径は、φ17でほぼ一定である。φ17は、口金320の外径φ32とほぼ等しい。直管ランプ300を挿入したチューブ200にパッキン100を取り付けると、口金320にランプ接触部131,133が接触し、摩擦力を生じる。これにより、直管ランプ300を保持することができる。また、パッキン100は弾性体で構成されているので、φ17は、φ32よりわずかに小さくてもよい。
溝部132(凹部分)は、ランプ接触部131とランプ接触部133との間にリング状に設けられた溝状の部分であり、内径がφ17よりも大きい。したがって、溝部132は、口金320と接触せず、摩擦力を生じない。
ランプ保持部130と口金320との間に生じる摩擦力が強いほど、直管ランプ300をしっかりと保持できる。しかし、あまり摩擦力が強すぎると、直管ランプ300を挿入したチューブ200にパッキン100を装着しようとした際、反対側のパッキン100が外れてしまう場合があり、取付け作業の効率が悪くなる。これに対し、ランプ保持部130と口金320との間に生じる摩擦力が、チューブ保持部110とチューブ200との間に生じる摩擦力より小さければ、反対側のパッキン100が外れることはなく、取付作業を効率的に行うことができる。
ランプ接触部131とランプ接触部133との間に溝部132があることにより、ランプ保持部130と口金320との間に生じる摩擦力が緩和されて弱くなるので、ランプ保持部130と口金320との間に生じる摩擦力を、チューブ保持部110とチューブ200との間に生じる摩擦力よりも小さくすることができ、取付作業の効率化ができる。
図5は、この実施の形態におけるランプチューブユニットが直管ランプ300を覆い、直管ランプ300と一体となったときの構造を示す図である。
この図に示すように、ランプ保持部130が口金320を周りから押さえて保持するので、直管ランプ300は、軸がチューブ200の軸とほぼ一致して保持される。また、長手方向に関しても、直管ランプ300は、二つのパッキン100のほぼ中央の位置に保持される。
また、チューブ保持部110の長さL11が、ガラス管310の端からフィラメント340までの長さL34より短いので、ガラス管310の発光をほとんど遮ることがない。このため、ガラス管310が発した光を有効に利用でき、ランプチューブユニットを取り付けたことにより照度が落ちるのを防ぐことができる。
次に、ランプチューブユニットにより覆われた状態の直管ランプ300を、照明器具に取り付ける作業について、説明する。
図6は、この実施の形態における照明器具400の構造を示す図である。
照明器具400は、二つのランプソケット410(ランプ取付部)を有する。
二つのランプソケット410は、互いに対向する位置に設けられ、直管ランプ300の電極330と係合することにより、直管ランプ300を保持する。
また、照明器具400は、放電灯点灯装置(図示せず)を有する。放電灯点灯装置は、商用電源などの交流電源から交流電圧を入力し、入力した交流電圧から、ランプソケット410に接続した直管ランプ300に印加する電圧を生成する。放電灯点灯装置が生成した電圧は、ランプソケット410を介して、直管ランプ300に印加される。
二つのランプソケット410の間隔L41は、直管ランプ300の口金320間の長さ(ガラス管310の長さL31+口金320の長さL32×2)より長く、電極330間の長さ(口金320間の長さ+電極330の長さL33×2)より短い。
図7は、この実施の形態におけるランプソケット410の構造を示す図である。
ランプソケット410は、いわゆる突き当て式であり、ソケット本体411、ソケット可動部420を有する。
ソケット本体411は、照明器具400の本体に固定されている部分であり、口金挿入部412を有する。
口金挿入部412は、内径φ42が、直管ランプ300の口金320の外径φ32より大きい円状の穴である。口金挿入部412の内径φ42は、例えば、ガラス管310の外径φ31と同程度である。パッキン100のランプ保持部130の外径φ13は、口金挿入部412の内径φ42よりも小さい。
ソケット可動部420は、口金挿入部412のなかに位置し、ソケット本体411に対して、C−D方向に所定の距離移動させることができる。図示していないバネなどの働きにより、ソケット可動部420は、何も力を加えなければ、可動範囲のなかで一番D方向寄りの位置にあり、C方向への力を加えると、C方向へ移動する(口金挿入部412内に押し込まれる)。
ソケット可動部420は、電極挿入穴421を有する。
電極挿入穴421は、直管ランプ300の電極330を挿入する穴である。
図8は、この実施の形態におけるランプソケット410に直管ランプ300を取り付ける様子を示す一部破断図である。
二つのランプソケット410の間の長さL41は、直管ランプ300の電極330間の長さより短い。ランプソケット410に直管ランプ300を取り付けるには、一方の電極330を電極挿入穴421に挿入して、ソケット可動部420をC方向へ押し、口金320を口金挿入部412へ挿入することにより、反対側の電極330を電極挿入穴421へ挿入できるようになる。反対側の電極330を電極挿入穴421へ挿入して、手を離すと、押し込まれたほうのソケット可動部420は、バネなどの力でC方向へ復元し、二つのソケット可動部420に働く力が釣り合う地点で停止する。
ランプチューブユニットに直管ランプ300を取り付けた状態において、直管ランプ300はほとんど露出している部分がないので、チューブ200ごと掴んで、ランプソケット410に取り付けることになる。
このとき、ソケット可動部420を押し込むため、直管ランプ300をC方向へ動かす必要がある。この実施の形態におけるランプチューブユニットは、ランプ保持部130が摩擦力により直管ランプ300を保持しているので、チューブ200の上から直管ランプ300をC方向へ動かそうとする力が、ランプ保持部130を介して直管ランプ300に伝わる。これにより、直管ランプ300をランプソケット410に取り付ける作業を効率的に実行することができる。
また、ランプ保持部130の外径φ16が、口金挿入部412の内径φ42よりも小さいので、ソケット可動部420をC方向へ押し込む際、口金挿入部412に、ランプ保持部130によって保持された口金320を無理なく挿入することができ、直管ランプ300をランプソケット410に取り付ける作業を効率的に実行することができる。
図9は、この実施の形態におけるランプソケット410の構造の別の例を示す図である。
ランプソケット410は、いわゆる回転式であり、ソケット本体411、ソケット回転部430を有する。
ソケット本体411は、電極挿入スリット413を有する。
電極挿入スリット413は、直管ランプ300の電極330をスライドさせて挿入するための切込みである。
ソケット回転部430は、中心を軸にして、ソケット本体411に対して、E−F方向に90度回転可能である。
ソケット回転部430は、電極挿入溝431を有する。ソケット回転部430をE方向へ回転すると、電極挿入溝431の入口が電極挿入スリット413と一致し、電極挿入溝431のなかへ直管ランプ300の電極330をスライドさせて挿入することができる。また、電極挿入溝431をF方向へ回転すると、図示していないロック機構が働き、電極挿入溝431に挿入された電極330を固定する。
図10は、この実施の形態におけるランプソケット410に直管ランプ300を取り付けた様子を示す一部破断図である。
二つのランプソケット410の間の長さL41は、直管ランプ300の電極330間の長さより短いが、口金320間の長さよりは長い。また、二つのランプソケット410の電極挿入スリット413間の長さ(L41+L43×2)は、直管ランプ300の電極330間の長さより短いので、電極挿入スリット413に電極330を通すことにより、二つのランプソケット410間に直管ランプ300を挿入することができる。その後、電極挿入溝431に直管ランプ300の電極330が係合した状態で、直管ランプ300を90度回転させることにより、ソケット回転部430が90度回転し、電極330が固定される。
このような形状のランプソケット410である場合も、ランプチューブユニットに直管ランプ300を取り付けた状態では、直管ランプ300はほとんど露出していないので、チューブ200ごと掴んで、ランプソケット410に取り付けることになる。
このとき、直管ランプ300を回転させる必要があるが、ランプ保持部130が摩擦力により直管ランプ300を保持しているので、チューブ200の上から直管ランプ300を回転させようとする力が、ランプ保持部130を介して直管ランプ300に伝わる。これにより、直管ランプ300をランプソケット410に取り付ける作業を効率的に実行することができる。
図11は、この実施の形態におけるランプソケット410の構造の更に別の例を示す図である。
ランプソケット410は、いわゆるねじ込み式防水ソケットであり、ソケット本体411、ソケット可動部420を有し、別部品として、防水ソケットキャップ440を備える。
防水ソケットキャップ440は、おおむね円筒状であり、ランプ挿入穴441(発光挿入穴)を有する。ランプ挿入穴441の内径φ44は、直管ランプ300のガラス管310の外径φ31より大きい。
また、防水ソケットキャップ440は、防水ソケットパッキン442を有する。防水ソケットパッキン442は、おおむね円筒状であり、ゴムなどの弾性体で構成されている。防水ソケットパッキン442は、ランプ挿入穴441の内側に固定されている。
ソケット本体411は、雄ネジ416を有する。雄ネジ416は、防水ソケットキャップ440の内側に切られた雌ネジ(図示せず)と係合して、防水ソケットキャップ440を固定する。
また、ソケット本体411は、雄ネジ416の内側に、防水パッキン係合溝417を有する。防水ソケットキャップ440をソケット本体411に取り付けると、防水ソケットパッキン442が防水パッキン係合溝417に入る。
ランプソケット410に直管ランプ300を取り付ける際は、まず、直管ランプ300に防水ソケットキャップ440を通し、その後、直管ランプ300の電極330を電極挿入穴421に挿入する。次に、防水ソケットキャップ440を雄ネジ416に係合させて、ネジを締める。このとき、防水ソケットパッキン442は、ソケット本体411と防水ソケットキャップ440とに挟まれて、両側から圧迫されて、内側に膨らみ、オーリング状となって、直管ランプ300と密着し、水の浸入を防ぐ。
図12は、この実施の形態におけるランプソケット410に直管ランプ300を取り付けた様子を示す一部破断図である。
ランプチューブユニットに覆われた直管ランプ300を、ランプソケット410に取り付ける場合、ランプ挿入穴441の内径φ44がチューブ200の外径φ21より大きい防水ソケットキャップ440を用いる。同様の手順を踏むことにより、防水ソケットパッキン442がチューブ200と密着して、水の浸入を防ぐ。
このとき、チューブ当接部120の外径φ15は、チューブ200の外径φ22とほぼ等しいので、ランプ挿入穴441の内径φ44は、チューブ当接部120の外径φ15より大きく、ランプチューブユニットを取り付けた直管ランプ300を、防水ソケットキャップ440に通すことができる。
ここで、直管ランプ300の外径φ31について、説明する。
直管ランプ300には、FL管、FLR管、Hf管などの種類がある。直管ランプ300の外径φ31は、FL管、FLR管の場合、例えば32mm、FL/SS管の場合、例えば28mm、Hf管の場合、例えば、25.5mmである。
防水ソケットキャップ440のランプ挿入穴441の内径φ44は、直管ランプ300の外径φ31に近いほうが防水効果が高いので、直管ランプ300の外径φ31の違いに対応して、複数種類の内径φ44を有する防水ソケットキャップ440がある。
チューブ200の外径φ22も、直管ランプ300の外径φ31に対応して決められるが、Hf管あるいはFL/SS管用のチューブ200として、外径φ21が32mm、もしくは、Hf管用のチューブ200として、外径φ21が28mmであるチューブ200を用いることとする。
例えば、チューブ200の外径φ22を32mmとした場合、FL管用の防水ソケットキャップ440を用いれば、大きさがちょうどいいので、最も高い防水効果を得ることができる。同様に、チューブ200の外径φ22を28mmとした場合、FL/SS管用の防水ソケットキャップ440を用いれば、最も高い防水効果を得ることができる。
このように、チューブ200の外径φ22を、直管ランプ300より太い既存の直管ランプの外径と同じ外径とすれば、ちょうどよい大きさの防水ソケットキャップ440が存在するので、高い防水効果を得ることができ、好ましい。
以上のように、この実施の形態におけるランプチューブユニットは、ランプチューブユニットに覆われた直管ランプ300を、様々な形状のランプソケット410を有する照明器具400に取り付けることができる。
この実施の形態におけるパッキン100は、チューブ200に取り付けるパッキン100において、略円筒状で、弾性を有し、
外径φ11が上記チューブ200の内径φ21と略等しく、内径が一方(A方向)の端から他方(B方向)の端へいくほど(φ12からφ13へ)小さくなる広径部(チューブ保持部110)と、上記広径部(チューブ保持部110)に対して上記広径部(チューブ保持部110)の内径が小さい端の側(B方向)に位置し、外径φ15が上記チューブ200の内径(φ21)より大きい庇部(チューブ当接部120)と、上記庇部(チューブ当接部120)に対して上記広径部(チューブ保持部110)と反対側(B方向)に位置し、外径φ16が上記チューブ200の内径φ21より小さい狭径部(ランプ保持部130)とを有するので、広径部(チューブ保持部110)がチューブ200の内側の面(内壁211)と接触して、摩擦力により、チューブ200を保持し、狭径部(ランプ保持部130)が直管ランプ300と接触して、摩擦力により、直管ランプ300を保持して、チューブ200と直管ランプ300とを固定するので、作業者が直管ランプ300を直接持っているのと同じ感覚で、チューブ200の上から、ランプチューブユニットに覆われた直管ランプ300を持って作業をすることができ、作業効率が良くなるという効果を奏する。
この実施の形態におけるランプチューブユニットは、直管状の発光部(ガラス管310)と、上記発光部(ガラス管310)の両端に位置する口金部(口金320)とを有する直管ランプ300を覆うランプチューブユニットにおいて、上記直管ランプ300の発光部(ガラス管310)を覆う形状で、光を透過するチューブ200と、上記チューブ200の両端に結合して、上記直管ランプ300を保持する二つのパッキン100とを有し、上記二つのパッキン100の各パッキン100は、上記チューブ200の内側の面(内壁211)と接触して、摩擦力により上記チューブ200を保持するチューブ保持部110と、上記チューブ200の端(端面213)と当接して、上記チューブ200との位置関係を固定するチューブ当接部120と、上記直管ランプ300と接触して、摩擦力により上記直管ランプ300を保持するランプ保持部130とを有するので、チューブ200と直管ランプ300とを固定することができ、作業者が直管ランプ300を直接持っているのと同じ感覚で、チューブ200の上から、ランプチューブユニットに覆われた直管ランプ300を持って作業をすることができ、作業効率が良くなるという効果を奏する。
この実施の形態におけるチューブ200は、略円筒状であり、長さL21が上記直管ランプの発光部(ガラス管310)と略等しく、内径φ21が上記直管ランプ300の発光部(ガラス管310)の外径φ31より大きく、上記パッキン100は、略円筒状であり、弾性を有し、上記チューブ保持部110は、外径φ11が上記チューブ200の内径φ21と略等しく、内径が一方(A方向)の端から他方(B方向)の端へいくほど(φ13からφ14へ)小さくなり、上記チューブ当接部120は、上記チューブ保持部110に対して上記チューブ保持部110の内径が小さい端の側(A方向)に位置し、外径φ13が上記チューブ200の内径φ21より大きいので、ランプチューブユニットを直管ランプ300に取り付けるとき、直管ランプ300の中心軸とチューブ200の中心軸とが一致するよう、直管ランプ300を導くことができ、また、チューブ200にパッキン100を取り付けるとき、パッキン100を所定の位置で固定することができるという効果を奏する。
この実施の形態におけるランプ保持部130は、上記チューブ当接部120に対して上記チューブ保持部110と反対側(B方向)に位置し、外径φ16が上記チューブの内径φ21より小さく、内径φ17が上記直管ランプ300の口金部(口金320)と略等しく、上記直管ランプ300の口金部(口金320)と接触するので、直管ランプ300をしっかりと保持することができるとともに、ランプ保持部130の外径φ15よりも内径が大きい口金挿入部412に、口金部(口金320)を挿入することにより直管ランプ300を取り付けるランプソケット410に、ランプチューブユニットに覆われた状態の直管ランプ300を、無理なく取り付けることができるという効果を奏する。
また、直管ランプ300は、一般に、口金部(口金320)のほうが、発光部(ガラス管310)よりも加工精度が高く、寸法公差が小さい。したがって、直管ランプ300の加工誤差により、摩擦力が弱すぎて直管ランプ300をしっかりと固定できなかったり、摩擦力が強すぎてランプチューブユニットを取り付けにくくなったりすることがなく、直管ランプ300にランプチューブユニットを取り付ける作業や、ランプチューブユニットを取り付けた直管ランプ300を照明器具400に取り付ける作業の効率が高くなる。
この実施の形態におけるランプ保持部130は、内径が略一定(φ16)であり、上記直管ランプ300と接触するランプ接触部131,133と、内径が上記ランプ接触部131,133より大きく、上記直管ランプ300と接触しない溝部132とを有するので、ランプ保持部130と直管ランプ300との間に発生する摩擦力を、チューブ保持部110とチューブ200との間に発生する摩擦力よりも弱くすることができ、直管ランプ300にランプチューブユニットを取り付ける作業中に、パッキン100が外れるのを防ぐことができるという効果を奏する。
この実施の形態におけるチューブ当接部120は、外径φ15が上記チューブ200の外径φ22と略等しいので、チューブ200の外径φ22よりも大きい内径φ44を有する発光挿入穴(ランプ挿入穴441)に、チューブ200を挿入することにより直管ランプ300を取り付けるランプソケット410に、ランプチューブユニットに覆われた状態の直管ランプ300を、無理なく取り付けることができるという効果を奏する。
この実施の形態におけるランプチューブユニットは、上記発光部(ガラス管310)の内部にフィラメント340を有する直管ランプ300を覆い、上記チューブ保持部110は、長さL11が上記直管ランプ300の発光部(ガラス管310)の端から上記フィラメント340の位置までの距離L34よりも短いので、パッキン100によって直管ランプ300の発光部(ガラス管310)が覆われる部分が少なく、意匠性に優れるとともに、直管ランプ300が発した光を有効に利用でき、照度が落ちるのを防ぐことができるという効果を奏する。
この実施の形態におけるランプチューブユニットは、上記直管ランプ300を取り付けるため上記直管ランプ300の口金部(口金320)を挿入する口金挿入部412を有する照明器具400に、上記直管ランプ300を覆ったままで上記直管ランプ300を取り付け可能であり、上記ランプ保持部130は、外径φ16が上記口金挿入部412の内径φ42よりも小さいので、ランプチューブユニットに覆われた状態の直管ランプ300を、照明器具400に無理なく取り付けることができるという効果を奏する。
この実施の形態におけるランプチューブユニットは、上記直管ランプ300を取り付けるため上記直管ランプ300の発光部(ガラス管310)を挿入する発光挿入穴(ランプ挿入穴441)を有する照明器具400に、上記直管ランプ300を覆ったままで上記直管ランプ300を取り付け可能であり、上記チューブ200は、外径φ22が上記発光挿入穴(ランプ挿入穴441)の内径φ44より小さく、上記チューブ当接部120は、外径φ15が上記発光挿入穴(ランプ挿入穴441)の内径φ44より小さいので、ランプチューブユニットに覆われた状態の直管ランプ300を、照明器具400に無理なく取り付けることができるという効果を奏する。
この実施の形態における照明器具は、上記ランプチューブユニットと、上記ランプチューブユニットが上記直管ランプ300を覆ったままで上記直管ランプ300を取り付けるランプ取付部(ランプソケット410)とを有するので、ランプチューブユニットにより、直管ランプ300を保温したり、直管ランプ300から出る紫外線をカットしたりすることができるという効果を奏する。
以上説明したように、パッキン100は、筒状である。パッキン100の外側(外周)の形状を詳しくみると、A方向からB方向にかけて順に、チューブ200に挿入されて固定されるチューブ接触部112(透光性ランプチューブ固定部)、チューブ200に挿入されず外径がチューブ200の外径と同程度もしくはそれ以下である庇外周部122、チューブ200に挿入されず外径がチューブ200の外径より一段小さくなっているランプ保持部130がある。また、パッキン100の内側(内周)には、A方向からB方向にかけて順に、直管ランプ300が挿入され直管ランプ300の装着性を向上する内壁テーパー部113(取付傾斜部)、直管ランプ300のガラス管310が接することで直管ランプ300とチューブ200との位置が決まるランプ当接部114(ストッパー傾斜部)、直管ランプ300の外周に接してチューブ200の軸芯方向の動き及び軸芯を中心とした回転に対して直管ランプ300を固定するランプ接触部131,133(ランプ固定部)がある。
これにより、直管ランプ300とパッキン100との間の摩擦力が強くなり、ランプソケット410が回転式ソケットである照明器具400に直管ランプ300を取り付ける場合、チューブ200のみが回転してしまうのを防ぎ、直管ランプ300をランプソケット410に容易に取り付けることができる。また、ランプソケット410が突き当て式ソケットである照明器具400に直管ランプ300を取り付ける場合、ランプソケット410の突き当て板を十分に押し込むことができ、直管ランプ300をランプソケット410に容易に取り付けることができる。
特に、チューブ200の板厚が厚い場合には、チューブ200を強く握ることでチューブ200内の直管ランプ300を保持することができないので、パッキン100と口金320との摩擦力のみで、直管ランプ300を動かして、直管ランプ300を照明器具400に取り付けることになる。そのような場合であっても、直管ランプ300とパッキン100との間の摩擦力が強いので、容易に取付作業をすることができる。
更に、突き当て式ソケットのソケット可動部420の周りにある口金挿入部412の内径が小さい場合であっても、チューブ200の端部やパッキン100と干渉することがないので、容易に取り付けることができる。
また、パッキン100のチューブ接触部112における摩擦力が、ランプ接触部131,133における摩擦力よりも大きい。これにより、ランプチューブユニット内に直管ランプ300を装着する際に、パッキン100がチューブ200から外れるのを防ぐことができ、直管ランプ300の装着が容易にできる。
また、パッキン100のうち、チューブ200に挿入されるチューブ保持部110の先端が、直管ランプ300の口金とフィラメントとの間にある。これにより、発光部(ガラス管310)を覆う面積が小さいので、暗くならず、意匠性もよい。
また、直管ランプ300をねじ込み式防水ソケットに取り付ける場合、防水ソケットキャップ440の締付部がチューブ200の外周に接する。これにより、防水ソケットへの取付けが容易にできる。
以上のように、この実施の形態におけるランプチューブユニットは、直管ランプ300への取付性がよく、一つのランプチューブユニットで、回転式ソケット、突き当て式ソケット、防水ソケットなど異なる種類のソケットに容易に取り付けることができる。
この実施の形態におけるランプチューブユニットによれば、パッキン100を小型化することができるので、ランプチューブユニットを製造するために使われる材料を減らすことができる。
また、直管ランプ300にランプチューブユニットを装着したとき、パッキン100が直管ランプ300を保持するので、ランプチューブユニットを装着した直管ランプ300を照明器具400に取り付けたり、照明器具400から取り外したりする作業において、ランプチューブユニットを傾けても、誤って直管ランプ300を落下させることがなく、取り付け取り外し作業を安全に行うことができる。
実施の形態2.
実施の形態2について、図13,図14を用いて説明する。
この実施の形態におけるランプチューブユニットの全体構成は、実施の形態1で説明したものと同様なので、ここでは説明を省略する。
図13は、この実施の形態におけるパッキン100の構造を示す一部破断図である。
この実施の形態におけるパッキン100は、ランプ保持部130がチューブ保持部110の内側にあり、実施の形態1でランプ保持部130があった位置には、口金保護部140がある。
口金保護部140は、直管ランプ300の口金320を覆って保護する部分であり、直管ランプ300を保持するためのものではないので、なくてもよい。
口金保護部140は、口金接触部141を有する。口金接触部141の内径φ18は、口金320の外径φ32とほぼ等しい。
ランプ保持部130は、ランプ接触部131,133、溝部132を有する。ランプ接触部131,133の内径φ17は、ガラス管310の外径φ31とほぼ等しい。
図14は、この実施の形態におけるランプチューブユニットを直管ランプ300に取り付けた様子を示す一部破断図である。
このように、ランプ接触部131,133がガラス管310と接触し、摩擦力により、直管ランプ300を保持する。また、口金接触部141が口金320と接触し、直管ランプ300の位置決めを助ける。
ガラス管310の寸法公差が小さい場合であれば、このように、ランプ保持部130が、口金320ではなく、ガラス管310と接触して、直管ランプ300を保持する構成としてもよい。
この実施の形態におけるランプ保持部130は、上記チューブ保持部110の内側に位置し、内径φ17が上記直管ランプ300の発光部(ガラス管310)と略等しく、上記直管ランプ300の発光部(ガラス管310)と接触するので、摩擦力により、直管ランプ300を保持することができ、チューブ200と直管ランプ300とを固定するので、作業者が直管ランプ300を直接持っているのと同じ感覚で、チューブ200の上から、ランプチューブユニットに覆われた直管ランプ300を持って作業をすることができ、作業効率が良くなるという効果を奏する。
以上のように、パッキン100は、直管ランプ300のガラス管310部分で直管ランプ300を固定する構造であってもよい。
実施の形態1におけるランプチューブユニットの全体構成を示す図。 実施の形態1における直管ランプ300の構造を示す一部破断図。 実施の形態1におけるチューブ200の構造を示す一部破断図。 実施の形態1におけるパッキン100の構造を示す一部破断図。 実施の形態1におけるランプチューブユニットが直管ランプ300を覆い、直管ランプ300と一体となったときの構造を示す図。 実施の形態1における照明器具400の構造を示す図。 実施の形態1におけるランプソケット410の構造を示す図。 実施の形態1におけるランプソケット410に直管ランプ300を取り付ける様子を示す一部破断図。 実施の形態1におけるランプソケット410の構造の別の例を示す図。 実施の形態1におけるランプソケット410に直管ランプ300を取り付けた様子を示す一部破断図。 実施の形態1におけるランプソケット410の構造の更に別の例を示す図。 実施の形態1におけるランプソケット410に直管ランプ300を取り付けた様子を示す一部破断図。 実施の形態2におけるパッキン100の構造を示す一部破断図。 実施の形態2におけるランプチューブユニットを直管ランプ300に取り付けた様子を示す一部破断図。
符号の説明
100 パッキン、110 チューブ保持部、111 テーパー部、112 チューブ接触部、113 内壁テーパー部、114 ランプ当接部、120 チューブ当接部、121 チューブ当接面、122 庇外周部、123 外側テーパー部、130 ランプ保持部、131,133 ランプ接触部、132 溝部、140 口金保護部、141 口金接触部、200 チューブ、210 透光円筒部、211 内壁、212 外壁、213 端面、300 直管ランプ、310 ガラス管、320 口金、330 電極、340 フィラメント、400 照明器具、410 ランプソケット、411 ソケット本体、412 口金挿入部、413 電極挿入スリット、416 雄ネジ、417 防水パッキン係合溝、420 ソケット可動部、421 電極挿入穴、430 ソケット回転部、431 電極挿入溝、440 防水ソケットキャップ、441 ランプ挿入穴、442 防水ソケットパッキン。

Claims (11)

  1. チューブに取り付けるパッキンにおいて、
    略円筒状で、弾性を有し、
    外径が上記チューブの内径と略等しく、内径が一方の端から他方の端へいくほど小さくなる広径部と、
    上記広径部に対して上記広径部の内径が小さい端の側に位置し、外径が上記チューブの内径より大きい庇部と、
    上記庇部に対して上記広径部と反対側に位置し、外径が上記チューブの内径より小さい狭径部とを有することを特徴とするパッキン。
  2. 直管状の発光部と、上記発光部の両端に位置する口金部とを有する直管ランプを覆うランプチューブユニットにおいて、
    上記直管ランプの発光部を覆う形状で、光を透過するチューブと、
    上記チューブの両端に結合して、上記直管ランプを保持する二つのパッキンとを有し、
    上記二つのパッキンの各パッキンは、
    上記チューブの内側の面と接触して、摩擦力により上記チューブを保持するチューブ保持部と、
    上記チューブの端と当接して、上記チューブとの位置関係を固定するチューブ当接部と、
    上記直管ランプと接触して、摩擦力により上記直管ランプを保持するランプ保持部とを有することを特徴とするランプチューブユニット。
  3. 上記チューブは、略円筒状であり、長さが上記直管ランプの発光部と略等しく、内径が上記直管ランプの発光部の外径より大きく、
    上記パッキンは、略円筒状であり、弾性を有し、
    上記チューブ保持部は、外径が上記チューブの内径と略等しく、内径が一方の端から他方の端へいくほど小さくなり、
    上記チューブ当接部は、上記チューブ保持部に対して上記チューブ保持部の内径が小さい端の側に位置し、外径が上記チューブの内径より大きいことを特徴とする請求項2に記載のランプチューブユニット。
  4. 上記ランプ保持部は、上記チューブ当接部に対して上記チューブ保持部と反対側に位置し、外径が上記チューブの内径より小さく、内径が上記直管ランプの口金部と略等しく、上記直管ランプの口金部と接触することを特徴とする請求項3に記載のランプチューブユニット。
  5. 上記ランプ保持部は、上記チューブ保持部の内側に位置し、内径が上記直管ランプの発光部と略等しく、上記直管ランプの発光部と接触することを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載のランプチューブユニット。
  6. 上記ランプ保持部は、
    内径が略一定であり、上記直管ランプと接触するランプ接触部と、
    内径が上記ランプ接触部より大きく、上記直管ランプと接触しない溝部とを有することを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれかに記載のランプチューブユニット。
  7. 上記チューブ当接部は、外径が上記チューブの外径と略等しいことを特徴とする請求項2乃至請求項6のいずれかに記載のランプチューブユニット。
  8. 上記ランプチューブユニットは、上記発光部の内部にフィラメントを有する直管ランプを覆い、
    上記チューブ保持部は、長さが上記直管ランプの発光部の端から上記フィラメントの位置までの距離よりも短いことを特徴とする請求項2乃至請求項7のいずれかに記載のランプチューブユニット。
  9. 上記ランプチューブユニットは、上記直管ランプを取り付けるため上記直管ランプの口金部を挿入する口金挿入部を有する照明器具に、上記直管ランプを覆ったままで上記直管ランプを取り付け可能であり、
    上記ランプ保持部は、外径が上記口金挿入部の内径よりも小さいことを特徴とする請求項2乃至請求項8のいずれかに記載のランプチューブユニット。
  10. 上記ランプチューブユニットは、上記直管ランプを取り付けるため上記直管ランプの発光部を挿入する発光挿入穴を有する照明器具に、上記直管ランプを覆ったままで上記直管ランプを取り付け可能であり、
    上記チューブは、外径が上記発光挿入穴の内径より小さく、
    上記チューブ当接部は、外径が上記発光挿入穴の内径より小さいことを特徴とする請求項2乃至請求項9のいずれかに記載のランプチューブユニット。
  11. 請求項2乃至請求項10のいずれかに記載のランプチューブユニットと、
    上記ランプチューブユニットが上記直管ランプを覆ったままで上記直管ランプを取り付けるランプ取付部とを有することを特徴とする照明器具。
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