JP2000235807A - ランプソケット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】径の異なる２種類以上の蛍光ランプに対して１
種類で対応できるランプソケットを提供する。 【解決手段】ランプ軸方向に略沿ってランプ口金３を覆
うようにランプ装着面２に突出する筒状部４を備え、こ
の筒状部４にランプ５ａ、５ｂの周りを囲む透光性のシ
リンダ６、７を装着させるランプソケット１において、
筒状部４に径の異なる複数のシリンダ６、７をそれぞれ
装着する複数のシリンダ装着部８、９を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、低温区域、例え
ば冷蔵ショーケース等の庫内で使用される低温用蛍光ラ
ンプに用いられるランプソケットに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】冷蔵ショーケース内で使用される低温用
蛍光灯は、図１０に示すように直管形の蛍光ランプ７
０、ランプソケット７１、透光性のシリンダ７２、ホル
ダ７３からなっており、蛍光ランプ７０の両端にランプ
ソケット７１を挿入し、ランプソケット７１の外周面に
シリンダ７２の両端内周面が接するようにランプソケッ
ト７１にシリンダ７２を外挿し、このシリンダ７２をホ
ルダ７３で固定することにより構成されている。

【０００３】ここで、シリンダ７２の役割は、低温区域
において、蛍光ランプ７０の管壁温度を適切な値に維持
するためのもので、蛍光ランプ７０の管径に対し、シリ
ンダ７２の管径は大きすぎても小さすぎてもつぎのとお
り具合が悪い。

【０００４】イ）蛍光ランプ７０の管径に対しシリンダ
７２の管径が図１２に示すように大きすぎる場合、シリ
ンダ７２からの放熱面積が大きいため蛍光ランプ７０の
熱はシリンダ７２の外部へ逃げやすくなる。

【０００５】ロ）蛍光ランプ７０の管径に対しシリンダ
７２の管径が図１３に示すように小さすぎる場合、蛍光
ランプ７０とシリンダ７２間の空気層が少なくなり、空
気のもつ断熱効果が薄くなる。

【０００６】以上の理由により、蛍光ランプ７０の管径
に対し、シリンダ７２の管径はある最適な値が決まって
いる。

【０００７】一方、ランプソケット７１については現
在、図１１に示すようにランプソケット７１の外周に防
水パッキン７４を設け、シリンダ７２の両端を防水パッ
キン７４に密着している。このため、直径の異なるシリ
ンダ７２を取付けることはできない。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】近年直管形蛍光ランプ
は、管径を細くしたより効率の高いものも開発され、一
般の施設用の照明としても多く使われている。この傾向
は低温区域例えば冷蔵ショーケース等の庫内で使用され
る蛍光ランプにおいても同様で、Ｇ１３口金のランプで
一例をあげると表１のようになる。

【０００９】

【表１】

【００１０】したがって、これらの蛍光ランプ７０に、
図１０に示すようなランプソケット７１で対応するため
には、各々の蛍光ランプに対して専用のランプソケット
を準備する必要がある。このため、品種増による在庫管
理のわずらわしさや、生産現場での生産性が悪くなるこ
と、および金型償却等の費用がかさむ等の問題があっ
た。

【００１１】また、これらのことに着眼した特許として
同じ出願人が特願平６−１０５００号（特開平７−２２
０５１５号）を出願しているが、この内容で実現するた
めには、ランプソケットとシリンダ間で防水構造を取る
ことが難しかった。

【００１２】しかし、このしたがって、この発明の目的
は、径の異なる２種類以上の蛍光ランプに対して１種類
で対応できるランプソケットを提供することである。

【００１３】

【課題を解決するための手段】請求項１記載のランプソ
ケットは、ランプ軸方向に略沿ってランプ口金を覆うよ
うにランプ装着面に突出する筒状部を備え、この筒状部
にランプの周りを囲む透光性のシリンダを装着させるラ
ンプソケットにおいて、前記筒状部に径の異なる複数の
シリンダをそれぞれ装着する複数のシリンダ装着部を設
けたことを特徴とするものである。

【００１４】請求項１記載のランプソケットによれば、
筒状部に複数のシリンダ装着部を設けることにより、径
の違う複数のシリンダに対して１種類のランプソケット
で対応でき、部品点数が減って管理コストおよび組立工
程の低減が図れる。

【００１５】請求項２記載のランプソケットは、請求項
１において、前記複数のシリンダ装着部が、前記筒状部
の内周部、外周部および先端部の少なくとも１箇所に設
けたものである。

【００１６】請求項２記載のランプソケットによれば、
請求項１と同様な効果がある。

【００１７】請求項３記載のランプソケットは、請求項
１において、前記シリンダ装着部の少なくとも１個は、
略環状のパッキンを前記筒状部の先端部に取付けたもの
である。

【００１８】請求項３記載のランプソケットによれば、
請求項１と同様な効果のほか、気密性が高くなり、防水
および防湿性が向上する。またパッキンを筒状部の先端
部に設けることにより、取付けも容易になり、ソケット
構造も容易になる。とくにパッキンの内周に密接する小
径側のシリンダの装着状態の確認が容易になる。

【００１９】請求項４記載のランプソケットは、請求項
３において、前記パッキンは径の異なる複数のシリンダ
に対応して複数のシリンダ装着部を有するものである。

【００２０】請求項４記載のランプソケットによれば、
請求項３と同様な効果のほか、ランプソケットの品種が
削減できる。

【００２１】請求項５記載のランプソケットは、請求項
１、請求項２または請求項３において、前記シリンダ装
着部は、前記筒状部の外側方へ突設された大径シリンダ
用パッキンと、前記筒状部の内側方へ突設された小径シ
リンダ用パッキンからなるものである。

【００２２】請求項５記載のランプソケットによれば、
請求項１、請求項２または請求項３と同様な効果のほ
か、パッキンの構造を単純にできる。

【００２３】請求項６記載のランプソケットは、請求項
１、請求項２、請求項３または請求項４において、前記
大径シリンダ用パッキンと、前記小径シリンダ用パッキ
ンとは一体的に形成されているものである。

【００２４】請求項６記載のランプソケットによれば、
請求項１、請求項２、請求項３または請求項４と同様な
効果のほか、パッキンを一体に形成することで、ランプ
ソケットおよびパッキンの取付構造の簡略化が図れ、複
数のシリンダ間の管径差を小さくすることができる。

【００２５】

【発明の実施の形態】この発明の第１の実施の形態を図
１により説明する。すなわち、このランプソケットは、
ランプソケット１のランプ装着面２に、ランプ軸方向に
略沿ってランプ口金３を覆うように突出する筒状部４を
備え、この筒状部４にランプ５ａ、５ｂの周りを囲む透
光性のシリンダ６、７を装着するものである。

【００２６】筒状部４には、径の異なる複数のシリンダ
６、７をそれぞれ選択的に装着する複数のシリンダ装着
部８、９を設けている。複数のシリンダ装着部８、９
は、筒状部４の内周部、外周部および先端部の少なくと
も１箇所に設けるものとするが、実施の形態では、ソケ
ットの外径を工夫した例として、先端側の外周に深さΔ
ｔの切欠状の周溝を形成し，その周溝と筒状部４および
ランプソケット１の外周部とをシリンダ装着部８、９と
している。ソケットの外径を工夫した例である。１１は
ランプピンを示す。

【００２７】図１（ａ）は、蛍光ランプ５ａがφ２５で
あり、これに対応するシリンダ６を先端部のシリンダ装
着部８に装着している。

【００２８】図１（ｂ）は、蛍光ランプ５ｂがφ３２で
あり、これに対応するシリンダ７を外周部のシリンダ装
着部９に装着している。

【００２９】この実施の形態によれば、径の異なる２種
類のシリンダ６、７に対して１種類のランプソケット１
で対応することかできる。また部品点数が減るので管理
コスト、および組立工程の低減が図れる。さらに周溝の
深さすなわちシリンダ６、７の管径差Δｔ部の微妙な調
整が可能である。

【００３０】なお、ランプソケット１の筒状部４はラン
プソケット１の周囲全てに連続する場合および一部欠如
した非連続の場合のどちらでもよい。

【００３１】この発明の第２の実施の形態を図２により
説明する。すなわち、このランプソケットは、ランプソ
ケット１の内周側で小径シリンダ１０を装着し、外周側
に大径シリンダ７を装着するものである。シリンダ装着
部８′、９は筒状部４の内周部および外周部としてい
る。

【００３２】図２（ａ）は、φ２０のランプ５ｃであ
り、筒状部４の内周のシリンダ装着部８′にシリンダ１
０を嵌合している。

【００３３】図２（ｂ）は、φ３２のランプ５ｂであ
り、筒状部４の外周のシリンダ装着部８′にシリンダ７
を外嵌している。

【００３４】図２（ｃ）は、φ２０のランプ５ｃであ
り、筒状部４の内周および外周のシリンダ装着部８′、
９に各シリンダ１０、７を嵌合し、２重シリンダにして
いる。

【００３５】その他、第１の実施の形態と共通する部分
に同じ符号を付している。

【００３６】この実施の形態によれば、大径、小径の片
方のシリンダを共通のランプソケット１に使用できるほ
か、小径のランプ５ｃについて大径および小径の両方を
用いた２重シリンダが容易に可能である。２重シリンダ
の場合、ランプ５ｃの保温効果がさらにアップする。そ
のうちシリンダ７はランプソケットの外側に位置するた
め、取付けの確認が容易である。２種類のシリンダとも
にランプソケット１の内周に位置した場合、取付けの確
認が困難である。またより気密性が高く、防水、防湿性
能等が向上し、かつ大径化せずに具現化が可能になる。
その他は第１の実施の形態と同様である。

【００３７】この発明の第３の実施の形態を図３により
説明する。すなわち、このランプソケットは、第２の実
施の形態において、シリンダ装着部８′、９に各々パッ
キン取付溝を設けてこれらに環状のパッキン１３、１４
を装着している。すなわち、シリンダ装着部８′、９
は、筒状部４の外側方へ突設された大径シリンダ用パッ
キン１３と、筒状部４の内側方へ突設された小径シリン
ダ用パッキン１４とを有する。また各パッキン１３、１
４を嵌めるための周溝を外周側が内周側よりも先端側に
位置するように形成している。

【００３８】図３（ａ）は蛍光ランプ５ｃがφ２０の場
合であり、これに対応するシリンダ１０は筒状部の内周
側に嵌合され、パッキン１３に密接している。

【００３９】図３（ｂ）は蛍光ランプ５ｂがφ３２の場
合であり、これに対応するシリンダ７は筒状部４の外周
側に嵌合され、パッキン１４に密接している。また蛍光
ランプ５ｂの口金３も白金に接触している。

【００４０】第３の実施の形態によれば、パッキン１
３、１４の形状が単純にできるほか、第２の実施の形態
と同様である。

【００４１】この発明の第４の実施の形態を図４により
説明する。すなわち、このランプソケットは第３の実施
の形態において、内周側のパッキン１３が外周側のパッ
キン１４よりも筒状部４の先端側に位置するようにして
いる。

【００４２】図４（ａ）は蛍光ランプ５ｃがφ２０の場
合であり、これに対応するシリンダ１０は筒状部４の内
周側に嵌合され、パッキン１３に密接している。

【００４３】図４（ｂ）は蛍光ランプ５ｂがφ３２の場
合であり、これに対応するシリンダ７は筒状部の外周側
に嵌合され、パッキン１４に密接している。

【００４４】第４の実施の形態によれば、内周側に設け
たパッキン１３を筒状部４の先端近傍に設けたことによ
り、小径シリンダ１０の装着状態の確認が容易となっ
た。この点、第３の実施の形態では小径シリンダ１０が
ソケット内部の奥に入り込んだときの装着状態がわかり
づらかった。その他は、第３の実施の形態と同様であ
る。

【００４５】この発明の第５の実施の形態を図５により
説明する。すなわち、このランプソケットは、シリンダ
装着部の少なくとも１個が略環状のパッキン１６を筒状
部４の先端部に取付けたものであり、パッキン１６は径
の異なる複数のシリンダ１０、７に対応して複数のシリ
ンダ装着部１７、１８を有する。すなわち筒状部４の外
側方へ突設された大径シリンダ用パッキンと、筒状部４
の内側方へ突設された小径シリンダ用パッキンとを一体
的に形成したものである。実施の形態では、筒状部４の
先端に突起１９を周方向に複数形成し、環状のパッキン
１６に突起１９が通るかしめ用貫通孔２０を形成し、か
しめ用貫通孔２０を突起１９に貫通した状態で突起１９
の先端をかしめ（２１）て抜止めしている。

【００４６】図５（ａ）はパッキン１６の内周側のシリ
ンダ装着部１７に嵌着するφ２０ランプ用のシリンダ１
０、およびパッキン１６の外周側のシリンダ装着部１８
に外嵌するφ３２ランプ用のシリンダ７を示している。
φ２０のランプを装着する場合はシリンダ１０または両
方のシリンダ１０、７を使用でき、φ３２のランプを装
着する場合はシリンダ７を使用する。

【００４７】第５の実施の形態によれば、パッキン１６
が筒状部４の先端部に設けられるため、小径シリンダ１
０の装着状態の確認が容易となる。また環状パッキン１
０を先端に取付けることによりパッキン１６の構造が単
純にでき、その取付けも容易になり、金型構造を含むソ
ケット構造も容易となり、ソケットの品種が削減でき
る。また、大径シリンダ用および小径シリンダ用の各パ
ッキンを一体にすることにより、ランプソケットおよび
パッキンともに取付構造の簡略化が図れる。これに伴
い、一対のシリンダの径差Δｔを小さくすることが可能
となる。

【００４８】この発明の第６の実施の形態を図６により
説明する。すなわち、図６は第５の実施の形態の応用例
であり、筒状部４の先端に断面Ｔ字状の突起部または環
状部１９ａを設け、パッキン１６ａに突起部または環状
部１９ａに嵌合する穴部または溝部２０ａを設けてい
る。その他は、第５の実施の形態と同様である。

【００４９】この発明の第７の実施の形態を図７により
説明する。すなわち、このランプソケットは、筒状部４
の内周面に先端まで延びた内周溝２２を形成し、外周面
に先端まで延びた外周溝２３を形成し、筒状部４の外周
溝２３の後端側を内周溝２２の後端側よりも前方に位置
するとともにその外周溝２３の後端側にパッキン取付用
の深溝２４を形成している。一方略環状のパッキン２５
は、断面形状が筒状部４の先端にまたがる横Ｕ字形をな
すとともに、各内周溝２２および深溝２４を含む外周溝
２３に密着する形状をなし、各先端が筒状部４の径外方
および内方に突出してシリンダに密着するシリンダ装着
部１７、１８を形成している。

【００５０】これによりパッキン２５は、径の異なる複
数のシリンダ１０、７に対して複数のシリンダ装着部１
７、１８を構成し、大径シリンダ用パッキンと小径シリ
ンダ用パッキンとを一体に形成している。その他、第５
の実施の形態と共通する部分に同じ符号を付している。

【００５１】図７（ａ）はパッキン取付用の深溝２４を
筒状部４の外周溝２３に設けたが、図７（ｂ）は深溝２
４を内周溝２２側に設けてパッキン２５の取付けを筒状
部４の内周側に設けている。

【００５２】これらの実施の形態によれば、パッキン２
５のシリンダ装着部１７、１８により大径パッキンを筒
状部４の外側に、小径パッキンを筒状部４の内側に構成
したこととなり、内周側シリンダ１０と外周側シリンダ
７との間の径方向の間隔Δｔを小さく設定するこができ
る。

【００５３】この発明の第８の実施の形態を図８に示
す。すなわち、このランプソケットは、筒状部４の内周
面に内周溝２２を形成するとともに内周溝２２の奥側に
パッキン取付用の深溝２４を形成し、パッキン２７は断
面において略Ｌ字形に形成し、その一片側が筒状部４の
先端部に位置し、他片が内周溝２２および深溝２４に嵌
着ように形成している。そして、一片および他片の各端
部にシリンダ装着部１７，１８を設け、外側シリンダ７
および内側シリンダ１０に密接している。

【００５４】この実施の形態によれば、図６および図７
に比べてパッキン２７の構造が単純でシリンダ間の径差
Δｔの部分をさらに小さくできる。その他は第７の実施
の形態と同様である。

【００５５】この発明の第９の実施の形態を図９に示
す。すなわち、このランプソケットは、筒状部４の外周
側に外周溝２３を形成するとともに外周溝２３の内方側
にパッキン取付用の深溝２４を形成し、パッキン２７ａ
はＬ字形でありその一片が先端部の一部に位置するよう
に筒状部４の先端部の厚さよりも小さい長さを有し、他
片が先端部の深溝２４に嵌着するように形成している。
一片および他片の各端部にシリンダ装着部１７、１８を
設け、φ２５ランプ用の内側シリンダ６（図１参照）お
よびφ３２ランプ用の外側シリンダ７に密接している。

【００５６】この実施の形態によれば、シリンダ装着部
１７が筒状部４の先端部の厚さ内に位置するので、シリ
ンダ径差Δｔの部分をさらに小さくすることができる。
その他は第８の実施の形態等と同様である。

【００５７】なお、筒状部４の内周面にシリンダ装着部
を２段に設けてもによい。

【００５８】

【発明の効果】請求項１記載のランプソケットによれ
ば、筒状部に複数のシリンダ装着部を設けることによ
り、径の違う複数のシリンダに対して１種類のランプソ
ケットで対応でき、部品点数が減って管理コストおよび
組立工程の低減が図れる。

【００５９】請求項２記載のランプソケットによれば、
請求項１と同様な効果がある。

【００６０】請求項３記載のランプソケットによれば、
請求項１と同様な効果のほか、気密性が高くなり、防水
および防湿性が向上する。またパッキンを筒状部の先端
部に設けることにより、取付けも容易になり、ソケット
構造も容易になる。とくにパッキンの内周に密接する小
径側のシリンダの装着状態の確認が容易になる。

【００６１】請求項４記載のランプソケットによれば、
請求項３と同様な効果のほか、ランプソケットの品種が
削減できる。

【００６２】請求項５記載のランプソケットによれば、
請求項１、請求項２または請求項３と同様な効果のほ
か、パッキンの構造を単純にできる。

【００６３】請求項６記載のランプソケットによれば、
請求項１、請求項２、請求項３または請求項４と同様な
効果のほか、パッキンを一体に形成することで、ランプ
ソケットおよびパッキンの取付構造の簡略化が図れ、複
数のシリンダ間の管径差を小さくすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の第１の実施の形態の部分断面図であ
り、（ａ）は小径のランプ、（ｂ）は大径のランプの場
合である。

【図２】第２の実施の形態の部分断面図であり、（ａ）
は小径のランプ、（ｂ）は大径のランプ、（ｃ）は小径
のランプで２重シリンダの場合である。

【図３】第３の実施の形態の部分断面図であり、（ａ）
は小径のランプ、（ｂ）は大径のランプの場合である。

【図４】第４の実施の形態の部分断面図であり、（ａ）
は小径のランプ、（ｂ）は大径のランプの場合である。

【図５】（ａ）は第５の実施の形態の部分断面図、
（ｂ）はパッキンの斜視図である。

【図６】第６の実施の形態の部分断面図である。

【図７】第７の実施の形態の部分断面図であり、（ａ）
はパッキンを筒状部の外周側に取付けたもの、（ｂ）は
パッキンを筒状部の内周部に取付けたものである。

【図８】第８の実施の形態の部分断面図である。

【図９】第９の実施の形態の部分断面図である。

【図１０】従来例を示し、（ａ）は軸に直角な断面図、
（ｂ）は軸方向に切断した断面図である。

【図１１】従来例の部分詳細断面図である。

【図１２】蛍光ランプの管径に対してシリンダの管径が
大きすぎる場合の説明図であり、（ａ）は軸直角断面
図、（ｂ）は軸方向断面図である。

【図１３】蛍光ランプの管径に対してシリンダの管径が
小さすぎる場合の説明図であり、（ａ）は軸直角断面
図、（ｂ）は軸方向断面図である。

【符号の説明】

１ ランプソケット ２ ランプ装着面 ３ ランプ口金 ４ 筒状部 ５ａ ランプ ５ｂ ランプ ６、７ シリンダ ８、８′ シリンダ装着部 ９ シリンダ装着部 １０ シリンダ １３、１４ パッキン １６ パッキン １７、１８ シリンダ装着部 ２５、２７ パッキン

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 篤司 大阪府東大阪市吉田下島１番55号 朝日ナ ショナル照明株式会社内 Ｆターム(参考） 3K011 AA01 AA04 EM01 GA00 GA01 GA02

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ランプ軸方向に略沿ってランプ口金を覆
   うようにランプ装着面に突出する筒状部を備え、この筒
   状部にランプの周りを囲む透光性のシリンダを装着させ
   るランプソケットにおいて、前記筒状部に径の異なる複
   数のシリンダをそれぞれ装着する複数のシリンダ装着部
   を設けたことを特徴とするランプソケット。
2. 【請求項２】 前記複数のシリンダ装着部は、前記筒状
   部の内周部、外周部および先端部の少なくとも１箇所に
   設けた請求項１記載のランプソケット。
3. 【請求項３】 前記シリンダ装着部の少なくとも１個
   は、略環状のパッキンを前記筒状部の先端部に取付けた
   ものである請求項１記載のランプソケット。
4. 【請求項４】 前記パッキンは径の異なる複数のシリン
   ダに対応して複数のシリンダ装着部を有する請求項３記
   載のランプソケット。
5. 【請求項５】 前記シリンダ装着部は、前記筒状部の外
   側方へ突設された大径シリンダ用パッキンと、前記筒状
   部の内側方へ突設された小径シリンダ用パッキンからな
   る請求項１、請求項２または請求項３記載のランプソケ
   ット。
6. 【請求項６】 前記大径シリンダ用パッキンと、前記小
   径シリンダ用パッキンとは一体的に形成されている請求
   項１、請求項２、請求項３または請求項４記載のランプ
   ソケット。