JP2012038592A - コネクタプラグ及びコネクタ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタプラグのコネクタソケットへの装着や、この装着を解除する際の操作性を向上させ、かつ確実な装着を提供する。
【解決手段】コネクタプラグ4は、プラグ本体部4aと、このプラグ本体部4aに支持されるとともに着脱可能なラッチ部25とを有している。プラグ本体部4aは、一端部の開口が蓋体により覆われた筒状部21と、この筒状部21の外周部に形成され、筒状部21の径方向外側に凸状に延在するプラグ凸部29と、プラグ凸部29の根元部分を切り欠くことにより筒状部21の軸方向に沿って形成されたラッチ挿入溝32とを備える。また、一対の支持板34は、プラグ本体部4aに支持され、外部からの押圧によって弾性変形可能であって、挿入部分39と、突出部分40の2つの部位で構成されている。突出部分40は、挿入部分39から離れるに連れてプラグ凸部29の軸方向に関して筒状部21に近づくように傾斜して延在している。
【選択図】図5

Description

本発明は、放電ランプ等の照明ユニットに適用されるコネクタ構造であって、コネクタソケットに着脱可能なコネクタプラグ、及び、このコネクタプラグを適用したコネクタ構造に関するものである。
従来、放電ランプ等の照明ユニットに適用されるコネクタ構造であって、コネクタソケットと、このコネクタソケットに着脱可能なコネクタプラグとから構成され、管の両端にコネクタプラグを設け、管軸方向と直交する方向に管を移動させてソケットに着脱させるものがある。コネクタプラグは筒状の本体部を有しており、この本体部の外周部にコネクタソケットへの係止のための係止爪を設けている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開番号WO1997/37369号公報
特許文献1には、装着時には、コネクタプラグを押し込み、ソケット係着片24が外側に弾性変形しながらソケット31に押し込まれ、先端の係着爪25がソケット31の係着溝部37に係着することで、プラグ側がソケット側へ係止される。取り外し時には、コネクタプラグを引き抜くことにより、ソケット係着片24が外側に弾性変形しながらソケット31の係着溝部37から外れ、プラグ側がソケット側から外される。
しかしながら、この構成では、コネクタ構造の係止が弱く、逆さまにして天井に設置した場合に、管が落下する虞がある。
本発明の目的は、コネクタプラグのコネクタソケットへの装着や、この装着を解除する際の操作性を向上させることができ、かつ確実な装着が可能なコネクタプラグ及びコネクタ構造を提供することである。
第1の発明に係るコネクタプラグは、コネクタソケットに着脱可能なコネクタプラグであって、プラグ本体部と、ラッチ部とを備え、ラッチ部は、プラグ本体部に支持される弾性変位可能な一対の支持板と、各支持板に接続される一対の押圧板とを備え、一対の押圧板は、その両端部にユーザによって押圧操作される押圧部と、コネクタプラグをコネクタソケットへの係止のため対向する方向に突出する係止爪とを備え、一対の支持板は、プラグ本体部への支持部分から、前記コネクタソケットから遠ざかる方向に関して広がるように傾斜して形成されている。
このコネクタプラグでは、ユーザによって押圧操作される押圧部を一端に設けた押圧板を備え、押圧板に接続される支持板はプラグ本体部への支持部分から、コネクタソケットから遠ざかる方向に関して広がるように傾斜させているので、支持板と押圧板の接続部分を、ユーザによって押圧操作される押圧部側に寄せることができる。すなわち、支持板がプラグ本体部のコネクタソケットへの挿入方向に関して垂直な方向に延在するような場合と比べて係止爪の変位量を大きくすることができる。その結果、係止爪を大きくあるいは鋭角を持った形状とすることが容易であり、確実なコネクタプラグの装着が行え落下防止等、安全性の高いコネクタプラグを提供することができる。
しかも、押圧板他端の係止爪は対向する方向に突出して形成されているので、コネクタプラグを挿入方向と反対方向に引っ張っても、支点と作用点の間の距離を一定に保とうとする力が作用し、コネクタソケット側に向かって食い込もうとする。これによって、コネクタプラグがコネクタソケットから外れることをさらに強固に阻止できる。
また、このコネクタプラグでは、押圧板に接続する支持板はプラグ本体部への支持部分から、コネクタソケットから遠ざかる方向に関して広がるように傾斜させているので、支持板の長さを長くすることができ、支持板の弾性変形の増加により撓み易くできる。その結果、コネクタプラグのコネクタソケットへの装着や、この装着を解除する際の操作性を向上させることができる。
第2の発明に係るコネクタプラグは、第1の発明に係るコネクタプラグにおいて、好適には、プラグ本体部は、筒状部と、筒状部の外周部に形成され、筒状部の径方向外側に凸状に延在するプラグ凸部とを備え、支持板はプラグ凸部に支持される。
このコネクタプラグでは、プラグ本体部において機械的に盤石なプラグ凸部に支持板が支持されており、ラッチ部を強度的に安定した仕様で構成できるとともに、支持板の傾斜を筒状部に沿わせて配置して全体外形を大きくすることなく必要な長さにできる。
第3の発明に係るコネクタプラグは、第2の発明に係るコネクタプラグにおいて、押圧板は、コネクタソケットから遠ざかる方向に関して広がるように傾斜して形成されている。
このコネクタプラグでは、コネクタプラグが装着されるコネクタソケットに対して、押圧板の係止爪を適切に近づけると共に、押圧板の傾斜を筒状部に沿わせて配置して、押圧部と筒状部の間に、必要な空間を確保することができる。
第4の発明に係るコネクタプラグは、第2または第3の発明に係るコネクタプラグにおいて、押圧部は、プラグ本体部に装着されたラッチ部の筒状部の軸方向と垂直方向の断面形状において、筒状部の中心点よりもプラグ凸部側に配置されている。
このコネクタプラグでは、プラグ本体部の筒状部をユーザが握る、あるいは、掴む際、押圧部に指が係る。従って、一対の押圧部を押圧操作し易くなるので、人間工学的な観点から、コネクタプラグのコネクタソケットへの装着や、この装着を解除する際の操作性を向上させることができる。
第5の発明に係るコネクタプラグは、第3の発明に係るコネクタプラグにおいて、支持板の押圧板への接続部分は、プラグ本体部に装着されたラッチ部の筒状部の軸方向と垂直方向の断面形状において、筒状部の中心点から筒状部の半径分だけ径方向外側に離れた点を通過し、且つ、プラグ凸部の延在方向と平行な2つの直線間に配置されている。
このコネクタプラグでは、接続部分が2つの直線間に配置されていない場合と比べて、押圧部分において2つの直線間よりも外側に張り出す部分を小さくできるので、コネクタプラグのコンパクト化を図ることができる。従って、作業者によるコネクタプラグの着脱時に、引っ掛けるなどによるラッチ部の破損等を防止することができる。
第6の発明に係るコネクタプラグは、第2〜第5の発明のいずれかに係るコネクタプラグにおいて、好適には、ラッチ部は、プラグ本体部と着脱可能であり、プラグ本体部のプラグ凸部の根元部分に筒状部の軸方向に沿って形成されたラッチ挿入溝とを具備される。
このコネクタプラグでは、ラッチ部を適切な形状に、任意に形成できるとともに、ラッチ部の構造に最適な材料を任意に選択することができる。
第7の発明に係るコネクタプラグは、第6の発明に係るコネクタプラグにおいて、一対の支持板は、一体で構成されている。
このコネクタプラグでは、一対の支持板が一体で構成されているため、一対の支持板を別体で構成した場合と比べて部品点数を減らすことができるので、コネクタプラグの組立性を向上させることができる。その結果、コネクタプラグの施工が簡単になり、その作業性を向上させることができる。また、一対の支持板を一体で構成した方が、別体で構成した場合と比べて、挿入部分をラッチ挿入溝に挿入した際に、ラッチをプラグ凸部に対してより強固に固定することができる。
第8の発明に係るコネクタプラグは、第7の発明に係るコネクタプラグにおいて、ラッチ部は、プラグ本体部よりも軟質な材料を用いて構成される。
このコネクタプラグでは、ラッチ部をプラグ本体部よりも軟質な材料を用いて構成することで、突出部分がより撓み易くなるので、コネクタプラグのコネクタソケットへの装着や、この装着を解除する際の操作性をより向上させることができる。
第9の発明に係るコネクタプラグは、第6〜第8のいずれかに係るコネクタプラグにおいて、ラッチ挿入溝に挿入された挿入部分の接続部分と反対側の先端部には、プラグ凸部の軸方向に関して筒状部から遠ざかる方向に突出した突出片が形成されており、ラッチ挿入溝の奥部には、突出片の突出方向に窪んだ凸形状を有しており、突出片が挿入されるとともに、突出片がプラグ凸部の軸方向と垂直な方向に関してプラグ凸部から遠ざかる方向に移動することを規制する規制溝が形成されている。
このコネクタプラグでは、規制溝が障害となって突出片がプラグ凸部の径方向外側に移動することが規制されるので、ラッチ挿入溝に挿入されたラッチ部がプラグ凸部の径方向外側に抜け出ることを確実に防止できる。
第10の発明に係るコネクタ構造は、第1〜第9のいずれかに係るコネクタプラグのプラグ凸部をコネクタソケットのソケット凹部に挿入可能なコネクタ構造であって、ソケット凹部は、コネクタプラグのコネクタソケットへの装着時に、押圧板の係止爪と係合する係合爪を有する。
このコネクタ構造では、第1〜第9の発明に係るコネクタプラグと同様の効果を得ることができる。
本発明の一実施形態によるコネクタプラグ及びコネクタ構造を適用した照明装置の斜視図である。 図1に示した照明ユニットの斜視図である。 図1に示した照明装置の部分斜視図である。 図1に示したコネクタプラグの上面視図である。 図1に示したコネクタプラグの側断面視図である。 図2に示したラッチ部の斜視図である。 コネクタプラグのプラグ凸部からラッチを取り外した状態を示した斜視図である。 コネクタプラグのプラグ凸部にラッチを取り付けた状態を示した斜視図である。 コネクタソケットの斜視図である。 コネクタソケットの上面視図である。 コネクタソケットの側断面視図である。 コネクタプラグのコネクタソケットへの装着手順を示した説明図である。
以下、図面に基づいて、本発明の一実施形態に係るコネクタプラグ及びコネクタ構造について説明する。
[照明装置の全体構成]
図1に示すように、照明装置100は、長手方向に沿って長尺なベース部材1と、2つの照明ユニット2と、各照明ユニット2の両端に夫々1つ、計4つのコネクタ構造3とを有している。コネクタ構造3は、コネクタプラグ4と、ベース部材1に取り付けられたコネクタソケット5とを有している。
<ベース部材>
図1に示されるように、ベース部材1は、凸状部分6と、凸状部分6の両脇に形成された平坦部分7とを有している。凸状部分6及び各平坦部分7は、ステンレス、アルミニウム、銅及び鉄等の、光を反射可能な金属で構成されている。また、ベース部材1の内部には、図示しない放電灯点灯装置が搭載されている。
<照明ユニット>
図2に示されるように、照明ユニット2は、ベース部材1の長手方向に沿って延在する長尺な円筒状のランプカバー17や、このランプカバー17の内部に挿入された一対の放電灯18や、図示しない反射板等を有している。ランプカバー17は、ポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂やガラスなどの材料を用いて構成されている。また、ランプカバー17の両端部の開口は、コネクタプラグ4によって覆われている。各放電灯18は、ここでは外部電極放電ランプ(EEFL)を用いており、両端部の外周面上に形成された一対の電極20を形成したランプカバー17の長手方向に沿って延在する放電管19からなる。
すなわち、放電管19は、円筒状のガラス管で構成されており、その両端が封止されることで内部が密閉空間となっている。この密閉空間には、例えば、水銀(Hg)、アルゴン(Ar)及びネオン(Ne)からなる不活性ガスが充填されると共に、その内壁には蛍光体層が塗布されている。また、密閉空間内のガス圧は、例えば30〜40Torrに設定されている。一対の電極20は、導電ペーストを固化させたものが使用されている。
<コネクタ構造>
図3に示されるように、コネクタ構造3は、コネクタプラグ4と、このコネクタプラグ4が着脱自在に装着されるコネクタソケット5とを有している。なお、図3では、説明の都合上、ベース部材1の各平坦部分7の図示を省略している。
[コネクタプラグ]
図3及び図4に示されるように、コネクタプラグ4は、ランプカバー17の両端部に嵌め込まれると共に、コネクタソケット5に装着されている。図7及び図8に示されるように、コネクタプラグ4は、プラグ本体部4aと、このプラグ本体部4aに支持されるとともに着脱可能なラッチ部25とを有している。プラグ本体部4aは、後述する給電端子23及びプラグ端子31を除いて、難燃性や耐熱性を有する絶縁性の硬質樹脂であって、PBT(ポリブチレンテレフタレート)を用いて構成されている。一方、ラッチ部25は、プラグ本体部4aよりも柔らかく且つ弾性のある絶縁性の軟質樹脂を用いて構成されており、具体的にはABS樹脂が使用される。
[プラグ本体部]
図4及び図5に示されるように、コネクタプラグ4のプラグ本体部4aは、円柱形状を有する筒状部21と、筒状部21の一端部の開口を覆う蓋体22と、筒状部21の内部に収容され且つ放電灯18の電極20に対して電気的に接続される給電端子23等を有している。蓋体22は、接着剤等によって筒状部21に嵌め込まれた状態で接着されている。図5に示されるように、給電端子23は、ベース部材1の長手方向に突出する2対の突片23aを有し、2対の突片23aは放電管19に形成された電極20を長手方向から把持している。
図4及び図5に示されるように、筒状部21の外周部には、筒状部21の径方向外側に凸状に延在するプラグ凸部29が形成されている。このプラグ凸部29は、コネクタプラグ4のコネクタソケット5への装着時に、コネクタソケット5の後述するソケット凹部41に挿入される部位であって、略長方形状に窪んだ形状を有する凹部30と、この凹部30に収容され且つ給電端子23と一体成形された、あるいは給電端子23と電気的に接続されるプラグ端子31を有している。このプラグ端子31は、所定の板厚を有しソケット凹部41の後述する電極部材42a、42bによって両側面が挟持される。
さらに、図7に示されるように、プラグ凸部29には、プラグ凸部29の根元部分を筒状部21の軸方向に沿って切り欠くことによって形成されたラッチ挿入溝32が形成されている。このラッチ挿入溝32は、ラッチ部25の後述する一対の支持板34の挿入部分39を着脱可能に挿入するために設けられた部位である。また、図5に示されるように、ラッチ挿入溝32の奥部には、後述する挿入部分39の突出片39aが挿入される部位であって、突出片39aの突出方向に窪んだ凸形状を有する規制溝32aが形成されている。
[ラッチ部]
図5に示されるように、ラッチ部25は、プラグ本体部4aに支持される一対の支持板34と、各支持板34に接続される押圧板33とを有している。詳細には、ラッチ部25はプラグ本体部4aのプラグ凸部29に支持される一対の支持板34と、各支持板34に接続される押圧板33とを有しており、図6(a)、(b)に示されるように、ラッチ部25は、羽根形状を有する一対の押圧板33と、各押圧板33に接続された一対の支持板34と、各支持板34を相互に接続する接続板35と、を有している。
(押圧板)
図5及び図12に示されるように、一対の押圧板33は、その両端部にユーザによって押圧操作される押圧爪37a等からなる押圧部と、コネクタプラグ4をコネクタソケット5への係止のため対向する方向に突出する係止爪38aとを有している。また、一対の押圧板33は、コネクタソケット5から遠ざかる方向に関して、広がるように傾斜して形成されている。詳細には、一対の押圧板33は、接続部分36と、押圧部分37と、係止部分38の3つの部位で構成されている。接続部分36は、一対の支持板34の挿入部分39と反対側の端部であって、押圧部分37と係止部分38とを接続する部位である。この接続部分36は、図5に示されるように、プラグ本体部4aに装着されたラッチ部25の筒状部21の軸方向と垂直方向の断面形状において、円柱形状の筒状部21の中心点Cから筒状部21の半径R分だけ径方向外側に離れた点を通過し、且つ、プラグ凸部29の延在方向と平行な2つの直線L1、L2間に配置されている。
押圧部は、ユーザによって押圧操作される押圧爪37a等からなる。また、押圧部分37は、ユーザによって把持されるとともに、押圧操作される押圧爪37aが形成された部位であって、図5に示されるように、プラグ凸部29の軸方向に関してラッチ挿入溝32から遠ざかるように延在している。この押圧部分37は、図5に示されるように、プラグ本体部4aに装着されたラッチ部25の筒状部21の軸方向と垂直方向の断面形状において、筒状部21の中心点Cよりもプラグ凸部29の側に配置されている。また、上述した押圧爪37aは、図6に示されるように、押圧部分37の接続部分36と反対側の先端部に形成されており、筒状部21から遠ざかる方向に突形状を有している。これによって、ユーザによって把持される際、指に係ることで、押圧部分37を滑ることなく把持することができる。
係止部分38は、コネクタプラグ4をコネクタソケット5に装着するための係止爪38aが形成された部位であって、図5に示されるように、接続部分36からプラグ凸部29の軸方向に関してプラグ凸部29の先端に近づくように延在している。また、上述した係止爪38aは、図6に示されるように、係止部分38の接続部分36と反対側の先端部に形成されている。
(支持板)
一対の支持板34は、プラグ本体部4aへの支持部分から、コネクタソケット5から遠ざかる方向に関して広がるように傾斜して形成されている。より詳細には、一対の支持板34は、外部からの押圧によって弾性変形可能であって、図6に示されるように、挿入部分39と、突出部分40の2つの部位で構成されている。挿入部分39は、ラッチ部25のプラグ本体部4aへの装着時に、ラッチ挿入溝32に挿入される部位である。図5に示されるように、ラッチ挿入溝32に挿入された挿入部分39の接続部分36と反対側の先端部には、プラグ凸部29の軸方向に関して筒状部21から遠ざかる方向に突出した突出片39aが形成されている。この突出片39aは、上述したラッチ挿入溝32の奥部に形成した規制溝32aに挿入される部位である。図5に示されるように、規制溝32aに挿入された突出片39aは、この規制溝32aが障害となって、プラグ凸部29の軸方向と垂直な方向に関してプラグ凸部29から遠ざかる方向に移動することが規制される。また、突出片39aは、図6に示されるように、後に詳しく説明する接続板35から遠ざかる方向に先細りの形状を有している。これにより、ラッチ挿入溝32に挿入し易くなっている。
突出部分40は、図5に示されるように、ラッチ部25のプラグ本体部4aへの装着時において、ラッチ挿入溝32の外部に配置され、プラグ凸部29から突出した部位である。図5に示されるように、この突出部分40は、挿入部分39から離れるに連れてプラグ凸部29の軸方向に関して筒状部21に近づくように傾斜して延在している。
また、図6(a)に示されるように、押圧板33の押圧部分37において押圧爪37aを除いた部分の厚さと、係止部分38において係止爪38aを除いた部分の厚さは、いずれも等しいD2に設計されており、本実施形態において、突出部分40の厚さD1は、上述した厚さD2よりも小さくなっている。
(接続板)
接続板35は、図6(a)に示されるように、一対の支持板34の突出片39aを相互に接続する部位である。つまり、一対の支持板34は、この接続板35によって相互に接続されることにより、別体ではなく一体で構成されている。また、図6(b)に示されるように、接続板35の外面35aは、ユーザによって押圧操作される部位であって、ラッチ部25の一対の突出片39aをラッチ挿入溝32に挿入する際、最端まで挿入し易いように突出片39aから遠ざかる方向に向かって凸形状を有している。これにより、ラッチ部25をラッチ挿入溝32に挿入し易くなっており、コネクタプラグ4の組立性が向上されている。
[コネクタソケット]
コネクタソケット5は、コネクタプラグ4が嵌め込まれる部材であって、後述するソケット端子42を除いて、絶縁性の樹脂を用いて形成されている。図9及び図10に示されるように、コネクタソケット5は、略長方形状に窪んだソケット凹部41と、ソケット端子42と、このソケット端子42を取り囲む枠体43とを有している。また、図9や図10に示す部材Sは、ソケット端子42を放電灯点灯装置8(図13参照)と電気的に接続する導電性の棒状部材である。なお、棒状部材Sは、導電性を有していれば任意の材料を使用できる。
(ソケット凹部)
ソケット凹部41は、コネクタプラグ4のコネクタソケット5への装着時に、コネクタプラグ3のプラグ凸部29が挿入される部位である。図9に示されるように、ソケット凹部41の外周面には、ソケット端子42と反対側に突出する一対の係合爪41aが形成されている。一対の係合爪41aは、プラグ凸部29がソケット凹部41に挿入された時に、上述した一対の係止爪38aと係合する部位である。そして、この係合により、ソケット凹部41に挿入されたプラグ凸部29が、ソケット凹部41への挿入方向と逆方向に抜けることを規制することができる。
図10及び図11に示されるように、ソケット端子42は、プラグ凸部29の板状のプラグ端子31の両側面を挟持するように所定の間隔をおいて配置された2つの電極部材42a、42bを有している。これにより、プラグ端子31は、プラグ凸部29のソケット凹部41への挿入時に、各電極部材42a、42bによって両側面を押圧された状態でプラグ凸部29の挿入方向に沿って摺動可能となっている。また、図9〜図11に示されるように、枠体43は、ソケット凹部41の底面に対して垂直な方向に延在し且つソケット端子42を取り囲む長方形状を有している。
<コネクタプラグのコネクタソケットへの装着手順>
以下では、図12(a)〜(c)を参照しつつ、コネクタプラグ4のコネクタソケット5への装着手順について説明する。なお、図12では、ベース部材1の図示を省略している。また、図12(c)中の各符号Fu、Acは、ラッチ挿入溝32に挿入されたラッチ部25を支える支点と、このラッチ部25に外部から力が作用する作用点の各位置をそれぞれ示している。
まず、図12(a)に示す初期の状態では、プラグ凸部29の凹部30の上端が、ソケット凹部41の開口を取り囲む終端41bと同一面上に配置されている。この初期状態では、プラグ凸部29のソケット凹部41への挿入方向に関して、プラグ端子31の先端とソケット端子42の先端との間の距離はAとなっている。また、この初期状態では、ラッチ部25の一対の押圧板33が、図示しないユーザの指によって同時に把持されている。
次の図12(b)に示す状態では、プラグ凸部29がソケット凹部41に対して距離Aだけ挿入されることによって、プラグ凸部29のソケット凹部41への挿入方向に関するプラグ端子31の先端とソケット端子42の先端との位置が一致する。図示は省略するが、この状態の後、図示しないユーザの指によって把持されている各押圧板33の押圧部分37が、筒状部21に向けて(図12(b)中の矢印の方向に)押圧されることによって、各支持板34の突出部分40が筒状部21に向けて弾性変形する。これと同時に、各押圧板33の係止部分38は、プラグ凸部29と反対側に向かって弾性変形する。このとき、係止部分38に形成した各係止爪38aは、ソケット凹部41に形成した各係止爪41aの枠体43と反対側の先端部よりも枠体43の延在方向と垂直な方向に関して外側に位置している。
最後の図12(c)に示す状態では、プラグ凸部29がソケット凹部41のさらに奥部に挿入されることによって、プラグ端子31は、電極部材42a、42bによって両側面を押圧された状態でプラグ凸部29の挿入方向に沿って摺動する。そして、ラッチ部25の各押圧板33からユーザの手が離され、各押圧板33の押圧部分37への押圧が解除されることによって、突出部分40が筒状部21と反対側に向けて弾性変形するとともに、係止部分38がプラグ凸部29に向けて弾性変形する。この弾性変形により、ラッチ部25の各係止爪38aがソケット凹部41の各係合爪41aと係合する。そして、この係合により、ソケット凹部41に挿入されたプラグ凸部29がソケット凹部41への挿入方向と逆方向に抜けることが規制され、コネクタプラグ4のコネクタソケット5への装着が完了する。
上記の装着手順では、ラッチ部25の一対の押圧板33がユーザによって同時に把持される例について述べたが、コネクタプラグ4の筒状部21又は、ランプカバー17を握り、プラグ凸部29をソケット凹部41への挿入方向へ移動させ、コネクタプラグ4をコネクタソケット5へ装着させてもよい。この場合、プラグ凸部29をソケット凹部41への挿入方向へ移動させ、図12の(b)に示される、ラッチ部25の係止爪38aの傾斜部がコネクタソケット5の係合爪41aの傾斜部に接触し、挿入方向へ押圧され、ラッチ部25の係止爪38aは、プラグ凸部29と反対側に向かって弾性変形する。プラグ凸部29がソケット凹部41のさらに奥部に挿入されることによって、係止爪38aがプラグ凸部29に向けて弾性変形する。この弾性変形により、ラッチ部25の各係止爪38aがソケット凹部41の各係合爪41aと係合する。
また、本実施形態では、図12(c)に示されるように、コネクタソケット5への係止のための対向する方向に突出する係止爪38aが形成され、前記係止爪38aがコネクタソケット5の係合爪41aに対して外側から係止する構成であるため、ラッチ部25の押圧板33を把持せずに、コネクタプラグ4を引っ張っても、外れることはない。より詳細には、支点Fu及び作用点Acは、規制溝32aに挿入された突出片39aと、係合爪41aに係合した係止爪38aとに略挟まれている。つまり、支点Fu及び作用点Acの外側に障害物となる突出片39aや係止爪38aが配置されているので、いたずらや誤操作等によりコネクタソケット5からコネクタプラグ4を取り外そうとして、ラッチ部25の押圧板33を把持せずに、コネクタプラグ4をプラグ凸部29のソケット凹部41への挿入方向と反対方向に引っ張っても、支点Fuと作用点Acとの間の距離を一定に保とうとする力がラッチ部25に作用する結果、係合爪41aと係合した係止爪38aは枠体43の延在方向と垂直な方向に関して係合爪41aと反対側へは向かわずに係合爪41aの側に向かって食い込もうとする。従って、本実施形態では、コネクタプラグ4がコネクタソケット5から容易に外れることを規制することができる。
<コネクタプラグとコネクタソケットとの装着解除手順>
なお、以上では、コネクタプラグのコネクタソケットへの装着手順について述べたが、コネクタプラグ4とコネクタソケット5との装着を解除する場合には、ユーザの指によって把持されている各押圧板33の押圧部分37が、筒状部21に向けて押圧されることによって、各支持板34の突出部分40が筒状部21に向けて弾性変形するとともに、各押圧板33の係止部分38がプラグ凸部29と反対側に向かって弾性変形する。この弾性変形により、各係止爪38aが、各係止爪41aの枠体43と反対側の先端部よりも枠体43の延在方向と垂直な方向に関して外側に位置した状態で、コネクタプラグ4をプラグ凸部29のソケット凹部41への挿入方向と反対の方向に所定距離だけ移動させれば、コネクタプラグ4とコネクタソケット5との装着解除が完了する。
[照明装置の動作]
以下では、照明装置100の動作について簡単に説明する。コネクタプラグ4がコネクタソケット5へ装着された状態で図示しない放電灯回路より、コネクタソケット5に対して照明ユニット2の駆動に適した高周波高電圧が供給されると共に、ソケット端子42に供給された高周波高電圧は、コネクタソケット5に装着されたコネクタプラグ4のプラグ端子31や給電端子23を経由して放電灯18の電極20へと供給される。これにより、放電灯18の放電管19内で放電が発生して、両端電極20の間の放電管19全域が点灯し、全体として照明ユニット2が点灯する。
[本実施形態のコネクタプラグ及びコネクタ構造の特徴]
以上、本実施形態のコネクタプラグ及びコネクタ構造では、ユーザによって押圧操作される押圧部を一端に設けた押圧板33を備え、押圧板33に接続される支持板34はプラグ本体部4aへの支持部分から、コネクタソケット5から遠ざかる方向に関して広がるように傾斜させているので、支持板34と押圧板33の接続部分36を、ユーザによって押圧操作される押圧部側に寄せることができる。すなわち、支持板34がプラグ本体部4aのコネクタソケット5への挿入方向に関して垂直な方向に延在するような場合と比べて係止爪38aの変位量を大きくすることができる。より具体的には係止部分38の延在方向に関する距離を長く確保できるため、プラグ凸部29の軸方向に垂直な方向への係止爪38aの変位量を大きくすることができる。その結果、係止爪38aを大きくあるいは鋭角を持った形状とすることが容易であり、確実なコネクタプラグ4の装着が行え落下防止等、安全性の高いコネクタプラグ4を提供することができる。
また、押圧板33他端の係止爪38aは対向する方向に突出して形成されているので、コネクタプラグ4を挿入方向と反対方向に引っ張っても、支点Fuと作用点Acの間の距離を一定に保とうとする力が作用し、コネクタソケット5側に向かって食い込もうとする。これによって、コネクタプラグ4がコネクタソケット5から外れることをさらに強固に阻止できる。
さらに、押圧板33に接続する支持板34はプラグ本体部4aへの支持部分から、コネクタソケット5から遠ざかる方向に関して広がるように傾斜させているので、支持板34がプラグ本体部4aのコネクタソケット5への挿入方向に対して垂直な方向に延在するような場合と比べて支持板34の長さを長くすることができ、支持板34の弾性変形の増加により撓み易くできる。より具体的には、突出部分40の延在方向に関する距離を長く確保できるため、突出部分40の弾性変化の増加により、撓み易くできる。その結果、コネクタプラグのコネクタソケットへの装着や、この装着を解除する際の操作性を向上させることができる。
また、本実施形態のコネクタプラグ及びコネクタ構造では、プラグ本体部4aにおいて機械的に盤石なプラグ凸部29に支持板34が支持されており、ラッチ部25を強度的に安定した仕様で構成できるとともに、支持板34の傾斜を筒状部21に沿わせて配置して全体外形を大きくすることなく必要な長さにできる。
また、本実施形態のコネクタプラグ及びコネクタ構造では、押圧板33は、コネクタソケット5から遠ざかる方向に関して広がるように傾斜して形成されているので、コネクタプラグ4が装着されるコネクタソケット5の係合爪41aに対して、押圧板33の係止爪38aを適切に近づけると共に、押圧板33の傾斜を筒状部21に沿わせて配置して、ユーザによって押圧操作される押圧部と筒状部21の間に、押圧部を押圧操作させるために必要な空間を確保することができる。
また、本実施形態のコネクタプラグ及びコネクタ構造では、ユーザによって押圧操作される押圧部が筒状部21の中心点Cよりもプラグ凸部29側に配置されているので、プラグ本体部4aの筒状部21をユーザが握る、あるいは、掴む際、押圧部に指が係る。従って、一対の押圧部を押圧操作し易くなるので、人間工学的な観点から、コネクタプラグ4のコネクタソケット5への装着や、この装着を解除する際の操作性を向上させることができる。特に、両端にコネクタプラグ4を有する照明ユニット2の場合、両端のコネクタプラグ4を両手で握って着脱操作を行うことが、人間の動作から鑑みると、自然な動作であるため、照明ユニット2の取付け、または、取り外しの操作性が向上するとともに、照明ユニット2を安定して保持できるため、操作時における照明ユニット2の落下を防止できる。
また、本実施形態のコネクタプラグ及びコネクタ構造では、接続部分36が2つの直線L1、L2間に配置されているので、接続部分36が2つの直線L1、L2間に配置されていない場合と比べて、押圧部分37において2つの直線L1、L2間よりも外側に張り出す部分を小さくできるので、コネクタプラグ4のコンパクト化を図ることができる。従って、作業者によるコネクタプラグ4の着脱時に、引っ掛けるなどによるラッチ部25の破損等を防止することができる。
また、本実施形態のコネクタプラグ及びコネクタ構造では、ラッチ部25は、プラグ本体部4aと着脱可能であり、プラグ本体部4aのプラグ凸部29の根元部分に筒状部21の軸方向に沿って形成されたラッチ挿入溝32とを備えているので、ラッチ部25をコネクタソケット5への係止及びコネクタソケット5からの係止解除するために適切な形状に、任意に形成できるとともに、ラッチ部25の構造に最適な材料を任意に選択することができる。
また、本実施形態のコネクタプラグ及びコネクタ構造では、突出部分40の厚さD1が、押圧爪37aを除いた押圧部分37や、係止爪38aを除いた係止部分38の厚さD2と比べて小さいので、突出部分40がより撓み易くなる。その結果、コネクタプラグ4のコネクタソケット5への装着や、この装着を解除する際の操作性をより向上させることができる。
また、本実施形態のコネクタプラグ及びコネクタ構造では、一対の支持板34が一体で構成されているため、一対の支持板を別体で構成した場合と比べて部品点数を減らすことができるので、コネクタプラグ4の組立性を向上させることができる。その結果、コネクタプラグ4の施工が簡単になり、その作業性を向上させることができる。また、一対の支持板34を一体で構成した方が、別体で構成した場合と比べて、挿入部分39をラッチ挿入溝32に挿入した際に、ラッチ部25をプラグ凸部29に対してより強固に固定することができる。
また、本実施形態のコネクタプラグ及びコネクタ構造では、ラッチ部25をプラグ本体部4aよりも軟質な材料を用いて構成することで、突出部分40がより撓み易くなるため、コネクタプラグ4のコネクタソケット5への装着や、この装着を解除する際の操作性を向上させることができる。
また、本実施形態のコネクタプラグ及びコネクタ構造では、規制溝32aに挿入された突出片39aが、プラグ凸部29の軸方向と垂直な方向に関してプラグ凸部29から遠ざかる方向に移動することが規制されるので、ラッチ挿入溝32に挿入されたラッチ部25がプラグ凸部29の径方向外側に抜け出ることを確実に防止できる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
上述した実施形態では、プラグ本体部4aのプラグ凸部29にラッチ部25が支持される例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されず、例えば、プラグ本体部4aの筒状部21にラッチ部25が支持されてもよい。
上述した実施形態では、プラグ本体部4aとラッチ部25が別部品で形成され、ラッチ部25がプラグ本体部4aのラッチ挿入溝32に挿入される構成の例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されない。ラッチ部25がプラグ本体側に接着剤等によって接着されてもよい。また、ラッチ部25とプラグ本体部4aが一体で形成されていてもよい。
上述した実施形態では、プラグ本体部4a(給電端子23及びプラグ端子31を除く)がPBT(ポリブチレンテレフタレート)を使用して構成されるとともに、ラッチ部25がABS樹脂を使用して構成される例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されない。ラッチ部25がプラグ本体部4a(給電端子23及びプラグ端子31を除く)よりも軟質な材料を用いて構成されていれば、任意の絶縁性樹脂を使用できる。
上述した実施形態では、プラグ凸部29の根元部分にラッチ部25が支持される例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されず、ラッチ部25はプラグ凸部29の何れに支持されても良い。例えば、プラグ端子31がプラグ凸部29の凹部30に収容されず、プラグ凸部29の挿入方向に突出させ、コネクタソケット5の凸部の凹部にソケット端子41を設けた構成の場合、プラグ凸部29の先端にラッチ部25が支持されるものが例示できる。
上述した実施形態では、筒状部21を円柱形状に形成し、その垂直断面形状が円形状を有している例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されず、筒状部21は任意の形状に構成可能であり、その垂直断面形状が楕円形状や多角形状を有していてもよい。
また、上述した実施形態では、長尺な円筒状のランプカバー17の中に一対(2本)の放電灯18を有する構成の照明ユニット2に、本発明を適用する例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されず、1つの放電ランプが1つのコネクタプラグ及びソケットによって装着、電気的に接続される照明装置(覆われた照明ユニット)にも本発明を適用できる。また、照明装置(照明ユニット)としては、例えば、水銀とハロゲン化金属の混合蒸気中のアーク放電による発光を利用したメタルハライドランプ(metal halide lamp)、コンパクト形蛍光ランプを光源として用いたものを挙げることができる。さらに、LEDを光源とする蛍光灯形照明ユニットや、あるいは蛍光灯形照明装置のコネクタプラグ及びコネクタソケット等にも適用できる。
1 ベース部材
2 照明ユニット
3 コネクタ構造
4 コネクタプラグ
4a プラグ本体部
5 コネクタソケット
21 筒状部
22 蓋体
25 ラッチ部
29 プラグ凸部
32 ラッチ挿入溝
32a 規制溝
33 押圧板
34 支持板
36 接続部分
37 押圧部分
38 係止部分
38a 係止爪
39 挿入部分
39a 突出片
40 突出部分
41 ソケット凹部
41a 係合爪
100 照明装置
C 中心点
D1、D2 厚さ
L1、L2 直線
R 半径

Claims (10)

  1. コネクタソケットに着脱可能なコネクタプラグであって、プラグ本体部と、ラッチ部とを備え、
    前記ラッチ部は、
    前記プラグ本体部に支持される弾性変位可能な一対の支持板と、
    各支持板に接続される一対の押圧板とを備え、
    前記一対の押圧板は、
    その両端部にユーザによって押圧操作される押圧部と、
    前記コネクタプラグを前記コネクタソケットへの係止のため対向する方向に突出する係止爪とを備え、
    前記一対の支持板は、
    前記プラグ本体部への支持部分から、前記コネクタソケットから遠ざかる方向に関して広がるように傾斜して形成されていることを特徴とするコネクタプラグ。
  2. 前記プラグ本体部は、
    筒状部と、
    前記筒状部の外周部に形成され、前記筒状部の径方向外側に凸状に延在するプラグ凸部とを備え、
    前記支持板は、
    プラグ凸部に支持されてなることを特徴とする請求項1に記載のコネクタプラグ。
  3. 前記押圧板は、
    前記コネクタソケットから遠ざかる方向に関して広がるように傾斜して形成されていることを特徴とする請求項2に記載のコネクタプラグ。
  4. 前記押圧部は、
    前記プラグ本体部に装着された前記ラッチ部の前記筒状部の軸方向と垂直方向の断面形状において、前記筒状部の中心点よりもプラグ凸部側に配置されていることを特徴とする請求項2または3に記載のコネクタプラグ。
  5. 前記支持板の前記押圧板への接続部分は、
    前記プラグ本体部に装着された前記ラッチ部の前記筒状部の軸方向と垂直方向の断面形状において、前記筒状部の中心点から前記筒状部の半径分だけ径方向外側に離れた点を通過し、且つ、前記プラグ凸部の延在方向と平行な2つの直線間に配置されていることを特徴とする請求項3に記載のコネクタプラグ。
  6. 前記ラッチ部は、
    前記プラグ本体部と着脱可能であり、
    前記プラグ本体部の前記プラグ凸部の根元部分に前記筒状部の軸方向に沿って形成されたラッチ挿入溝とを備えてなることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載のコネクタプラグ。
  7. 前記一対の支持板は、一体で構成されていることを特徴とする請求項6に記載のコネクタプラグ。
  8. 前記ラッチ部は、前記プラグ本体部よりも軟質な材料を用いて構成されることを特徴とする請求項7に記載のコネクタプラグ。
  9. 前記ラッチ挿入溝に挿入された前記挿入部分の前記接続部分と反対側の先端部には、
    前記プラグ凸部の軸方向に関して前記筒状部から遠ざかる方向に突出した突出片が形成されており、
    前記ラッチ挿入溝の奥部には、
    前記突出片の突出方向に窪んだ凸形状を有しており、前記突出片が挿入されるとともに、前記突出片が前記プラグ凸部の軸方向と垂直な方向に関して前記プラグ凸部から遠ざかる方向に移動することを規制する規制溝が形成されていることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載のコネクタプラグ。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のコネクタプラグのプラグ凸部を前記コネクタソケットのソケット凹部に挿入可能なコネクタ構造であって、
    前記ソケット凹部は、
    前記コネクタプラグの前記コネクタソケットへの装着時に、前記押圧板の前記係止爪と係合する係合爪を有することを特徴とするコネクタ構造。
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