JP2009244652A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストを抑え、装置内部全体を十分に冷却可能で騒音を抑制した表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置100に、PDP300と、筐体200と、下部吸気孔241と、上部排気孔240と、冷却手段500とを設け、冷却手段500には伝熱フィン502と、下部吸気孔241近傍、駆動回路410,411近傍、上部排気孔240近傍に伝熱フィン502を回行移動させる回転軸部501とを設けた。伝熱フィン502は下部吸気孔241近傍、駆動回路410,411近傍、上部排気孔240近傍を順に熱交換しつつ移動するので筐体200内全体を冷却できる。また、伝熱フィン502は筐体200内を回行移動して筐体200内を全体的に冷却するので、回転軸部501の回転数を増加させずにすみ騒音を抑制できる。そして、ヒートパイプなどの高価な熱移動体を用いないのでコストを抑えられる。
【選択図】図1

Description

画像を表示する表示装置に関する。
従来、表示装置内の発熱部の放熱対策として、ヒートパイプなどの熱移動体を利用した構成や表示装置にプッシュ式やプル式のファンを取り付けた構成などが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1には、電源基板に実装された発熱部品の熱が筐体内の空気に伝達され、高温で熱くなった空気は自然対流により上昇し、バックキャビネットの上面の排気孔から排出される。また、これに伴いバックキャビネットの下面の吸気孔から外気が流入され、筐体内の空気を下側から上側に向かって押し上げて排出する構成が採られている。
特許文献2には、プラズマディスプレイパネル(Plasma Display Panel:PDP)表示装置の上部に、PDPや駆動部から発生する熱を放熱するファンモータを装着した構成が採られている。
特開平11−95674号公報 特開2007−86444号公報
しかしながら、特許文献1に記載のような構成では、昨今の薄型化された表示装置において、空気が筐体内部を全体的に自然対流することは困難であると考えられ、十分な放熱が困難となり、電源基板などが損傷するおそれがある。
また、特許文献2に記載のようなファンを取り付けた場合でも、薄型化された表示装置においては、ファン直近の空気しか排熱できないと考えられる。この場合、単にファンの回転数を増加させて、筐体内部全体的に空気を循環させることも考えられるが、ファンの回転数が増加すると、騒音が発生するおそれがある。
また、表示装置にヒートポンプなどの熱移動体を設けた構成では、表示装置が大型になると比較的に高価となり、コストが大きくなるおそれがある。
本発明は、コストを抑え、表示装置内を十分に冷却可能で騒音を抑制した表示装置を提供することを一つの目的とする。
請求項1に記載の発明は、一平面に画像を表示させる表示領域を有するパネル状の表示装置本体と、この表示装置本体の前記表示領域を外面に臨ませて前記表示装置本体を収納する筐体と、この筐体に開口形成され、前記筐体の内部を外部に連通させる吸気孔と、前記筐体の前記吸気孔よりも鉛直方向の上方に設けられ、前記筐体の内部を外部に連通させる排気孔と、前記筐体に配設され、前記筐体内を冷却可能な冷却手段と、を具備し、前記冷却手段は、熱伝導性部材と、前記吸気孔近傍および前記排気孔近傍に前記熱伝導性部材を回行移動させる回行移動手段と、を備えたことを特徴とする表示装置である。
〔第1実施形態〕
以下に、本発明の一実施の形態における表示装置を図面に基づいて説明する。なお、この一実施の形態では、表示装置本体として、PDPを例示するが、例えば、液晶表示パネル、有機EL(Electro Luminescence)パネル、FED(Field Emission Display)、電気泳動ディスプレイパネルなど、画面表示するいずれの形態をも対象とすることができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る表示装置の概略構成を示す分解斜視図である。図2は、表示装置を示す断面図である。
〔表示装置の構成〕
図1、図2において、表示装置100は、図示しない入力端子に入力された画像データを画面表示する装置である。この表示装置100は、筐体200と、表示装置本体としてのPDP300と、発熱制御部400と、冷却手段500となどを備えている。
筐体200は、PDP300、発熱制御部400、および、冷却手段500を固定する略平板状のフロントシャーシ210と、このフロントシャーシ210側である前面側が開口するバックシャーシ220と、を有し、長手方向が水平方向である略矩形状に構成されている。
フロントシャーシ210は、外側の平面にPDP300を固定するとともに、バックシャーシ220側の平面に発熱制御部400および冷却手段500を固定している。
発熱制御部400は、PDP300の縁に設けられた図示しない引出電極にいわゆるフレキシブルケーブルにて接続されPDP300の各セルを適宜放電させる制御をする2つの駆動回路410、411と、これら駆動回路410,411の間に配設され電力を供給する電源装置420とを有する。駆動回路410は、図1の左側に位置し、駆動回路411は、図1の右側に位置する。これら駆動回路410,411および電源装置420は、駆動時に発熱して、近傍の空気の温度を上昇させる。
バックシャーシ220の上端部の外側には、2つのファンケース230と、これらファンケース230に収納され、いわゆるプル式であるファン231,232とが取り付けられている。ファン231は、図1の左側、かつ駆動回路410近傍に位置し、ファン232は、図1の右側、かつ駆動回路411近傍に位置する。ファン231,232の回転数は、発熱制御部400にて制御されている。
さらに、ファンケース230の上方でバックシャーシ220の上端縁には、内部の空気が外部に排気される上部排気孔240が水平方向に複数並んで開口形成されている。また、バックシャーシ220の下端縁には、外部の空気が内部に流入する下部吸気孔241が水平方向に複数並んで開口形成されている。
冷却手段500は、発熱制御部400と、バックシャーシ220の背面との間に配設されている。また、冷却手段500は、軸方向がフロントシャーシ210の平面方向と略直交する方向である回転軸部501と、回転軸部501の外周部から直線状に延びるとともに円周方向に所定の間隔をおいて設けられた複数の伝熱フィン502とを有する。
回転軸部501は、フロントシャーシ210に固定されており、発熱制御部400にて回転数が制御されている。
ここで、回転軸部501の回転速度は、下部吸気孔241近傍から上部排気孔240への上昇気流を阻害しない程度に設定されることが好ましい。
伝熱フィン502は、回転軸部501の回転に伴って移動する。本実施形態では、駆動回路411近傍、下部吸気孔241近傍、駆動回路410近傍、ファン231近傍、上部排気孔240近傍、ファン232近傍、そして再び、駆動回路411近傍の順に移動する。また、伝熱フィン502は、アルミニウムまたは銅などの高い熱伝導性材料で形成されている。
伝熱フィン502が駆動回路411近傍を移動する際には、駆動回路411近傍の暖気と熱交換して温められる。そして、伝熱フィン502は、駆動回路411近傍の暖気を下部吸気孔241に向かって移動させつつ、下部吸気孔241近傍に移動する。
伝熱フィン502は、下部吸気孔241近傍に移動すると、下部吸気孔241から流入した外気にて冷却される。また、伝熱フィン502により移動した暖気も下部吸気孔241から流入した外気にて冷却される。そして、伝熱フィン502は、下部吸気孔241近傍の冷気を駆動回路410近傍に向かって移動させつつ、駆動回路410近傍に移動する。
伝熱フィン502は、駆動回路410の近傍に移動すると、駆動回路410近傍の暖気気と熱交換して温められる。また、伝熱フィン502により移動した冷気も駆動回路410近傍の暖気と熱交換して温められる。そして、伝熱フィン502は、駆動回路410近傍の暖気をファン231近傍に向かって移動させつつ、ファン231近傍に移動する。
伝熱フィン502は、ファン231の近傍に移動すると、ファン231にて冷却される。また、伝熱フィン502により移動した暖気はファン231から流出する。そして、伝熱フィン502は、上部排気孔240近傍に移動し、上部排気孔240近傍の冷気にてさらに冷却される。その後、伝熱フィン502は、ファン232近傍に移動して、さらに冷却される。そして、伝熱フィン502は、再び、駆動回路411近傍に移動する。
なお、ファン231,232が回転していない場合であっても、筐体200内の暖気は伝熱フィン502の移動により、上部排気孔240近傍に移動し上部排気孔240から自然に排気される。これにより、筐体200内を冷却することができる。
[第1実施形態の作用効果]
以上の表示装置によれば、以下の作用効果が期待できる。
(1)表示装置100に、PDP300と、PDP300を収納する筐体200と、下部吸気孔241と、下部吸気孔241よりも鉛直方向の上方に設けられた上部排気孔240と、冷却手段500と、を設けた。冷却手段500には、伝熱フィン502と、下部吸気孔241近傍、駆動回路410,411近傍、上部排気孔240近傍に伝熱フィン502を回行移動させる回転軸部501と、を設けた。
伝熱フィン502は、下部吸気孔241近傍、駆動回路410,411近傍、上部排気孔240近傍を順に熱交換しつつ移動するので、筐体200内全体を冷却することができる。
そして、伝熱フィン502は、駆動回路411近傍の暖気を下部吸気孔241近傍に移動させる。また、伝熱フィン502は、下部吸気孔241近傍の冷気を駆動回路410近傍に移動させる。そして、伝熱フィン502は、駆動回路410近傍の暖気を上部排気孔240近傍に移動させる。
つまり、伝熱フィン502の回行移動により、空気を移動させることができるので、伝熱フィン502自体の熱交換との相乗効果により、さらに、筐体200内全体を冷却することができる。
また、伝熱フィン502は、筐体200内全体を回行移動して、筐体200内を全体的に冷却することができ、従来のようにファンの回転数を増加させて筐体200内全体を冷却させる場合と比較して、回転軸部501の回転数を増加させなくてもよいので、騒音を抑制することができる。
そして、ヒートパイプなどの高価な熱移動体を用いないので、コストを抑えることができる。
(2)また、筐体200の上端縁に上部排気孔240を形成し、筐体200の下端縁に下部吸気孔241を形成した。
筐体200内では、発熱制御部400にて暖められた暖気は、自然に上部排気孔240から排気され、下部吸気孔からは外部の冷気が流入するという自然対流が起きる。このため、自然対流に加えて、伝熱フィン502が回行移動することにより、さらに筐体200内を効果的に冷却することができる。
(3)さらに、伝熱フィン502を、アルミニウムまたは銅などの熱伝導性材料にて形成させた。
アルミニウムや銅は熱伝導性が良好なので、伝熱フィン502は、十分に熱交換を行うことができる。
(4)そして、冷却手段500を、発熱制御部400近傍に配設させた。
このため、発熱制御部400の温度の上昇を十分に抑制して熱により発熱制御部400が損傷するなどの不都合を防止することができる。
(5)また、冷却手段500に、軸方向が鉛直方向に交差する方向である回転軸部501と、回転軸部501の外周から延びた複数の伝熱フィン502とを設けた。
このため、回転軸部501を回転させることにより、簡単な構成で筐体200内全体を冷却することができる
(6)さらに、上部排気孔240の近傍には、筐体200内の空気を外部に流出させるファン231,232を設けた。
このため、ファン231,232を設けることにより、筐体200内の空気が強制的に外部に流出するので、さらに筐体200内を冷却することができる。
(7)そして、発熱制御部400にファン231,232の回転数と、回転軸部501の回転数とを制御させた。
このため、例えば、筐体200内の温度が比較的に高くない場合では、回転軸部501のみを回転させて、ファン231の回転を停止させ、筐体200内の温度が比較的に高くなった場合に、ファン231を回転させる。このような構成にすることで、ファン231の回転を抑えて、騒音を抑制することができる。
(8)そして、表示装置本体は、プラズマディスプレイパネルである。
一般的にプラズマディスプレイ装置は、比較的に発熱量が大きい。しかし、冷却手段500を備えることにより、筐体200内部が良好に冷却され、騒音を低減したプラズマディスプレイ装置を得ることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を図3、4に基づいて説明する。
図3は、第2実施形態における表示装置の正面図である。図4は、第2実施形態における表示装置を示す断面図である。
第2実施形態における表示装置は、冷却手段の構成以外は第1実施形態と同様の構成であるので、冷却手段の構成のみを説明する。
図3、4に示すように、フロントシャーシ210には、2つの第2の冷却手段600が設けられている。
一方の第2の冷却手段600は、駆動回路410と電源装置420との間隙に配設されており、他方の第2の冷却手段600は、駆動回路411と電源装置420との間隙に配設されている。
一方の第2の冷却手段600は、3つの第2の回転軸部601A,601B,601Cと、これら3つの第2の回転軸部601A,601B,601Cに掛け渡された無端ベルト602と、無端ベルト602の外周面に設けられた第2の伝熱フィン603と、を備える。
第2の回転軸部601Aは、上部排気孔240近傍に配設され、第2の回転軸部601Bは、下部吸気孔241近傍に配設されている。また、第2の回転軸部601Cは、第2の回転軸部601Aと第2の回転軸部601Bとの間に設けられており、無端ベルト602の移動方向を変更させる。第2の回転軸部601A、601B、601Cのうち少なくともいずれか1つは、動力源である。これら第2の回転軸部601A、601B、601Cの回転により、無端ベルト602は周方向が略鉛直方向である状態に回行移動する。
また、フロントシャーシ210には、第2の回転軸部601Cの周面に沿って無端ベルト602を移動させるために、図示しないベルト位置決め部が設けられていても良い。
第2の伝熱フィン603は、無端ベルト602の回動に伴って、上部排気孔240近傍、駆動回路410と電源装置420との間、および、下部吸気孔241近傍を移動する。これにより、第1実施形態の冷却手段500と同様に、第2の伝熱フィン603自体の熱交換と、第2の伝熱フィン603による空気の移動により、筐体200内部を冷却する。
他方の第2の冷却手段600は、第2の冷却手段600と同様に、第2の回転軸部601Aおよび第2の回転軸部601Bと、第2の回転軸部601Aおよび第2の回転軸部601Bに掛け渡された無端ベルト602と、無端ベルト602の外周面に設けられた第2の伝熱フィン603と、を備える。
[第2実施形態の作用効果]
以上の表示装置によれば、以下の作用効果が期待できる。
(9)表示装置100に、第2の回転軸部601A,601Bと、第2の回転軸部601A,601Bに掛け渡され周方向が略鉛直方向である無端ベルト602と、無端ベルト602の外周から延びた第2の伝熱フィン603と、を有する第2の冷却手段600を設けた。
第2の冷却手段600は、冷却手段500と異なり、比較的に幅寸法が小さくて済む。このため、例えば、第2の冷却手段600を、駆動回路410と電源装置420との間隙に配設させことができ、比較的に狭い空間内でも所望の位置に第2の冷却手段600を配設することができる。したがって、薄型の表示装置100内においても第2の冷却手段600を配設することができる。
(10)そして、第2の回転軸部601Cを設けて、無端ベルト602の移動方向を変更させた。
このため、表示装置100内の熱分布や形状、発熱制御部400の配設位置に応じて、第2の回転軸部601Cにより無端ベルト602の移動方向を変更させて、第2の冷却手段600を配設することができる。つまり、発熱制御部400の配設位置に制限されることなく第2の冷却手段600をさらに自由に配設することができる。
また、第2の回転軸部601A,601B,601Cを所定の位置に配設することにより、熱の移動ルートを自在に設定することができる。
[他の実施形態]
なお、本発明は前述の一実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
図5は、他の実施形態における表示装置の斜視図である。図6は、他の実施形態における表示装置を示す正面図である。
第2実施形態では、第1実施形態と同様に、第2の回転軸部601A,601B,601Cの軸方向がシャーシの平面方向に略直交する構成を示したがこれに限られない。
例えば、図5に示すように、第2の回転軸部601A,601Bの軸方向がシャーシの長手方向に略平行に第2の回転軸部601A,601Bがそれぞれ設けられていてもよい。
この場合、伝熱フィン603の長さ寸法を小さくすることにより、筐体200および表示装置100の薄型化を図ることができる。また、この場合、図6に示すように、伝熱フィン603をいわゆるスプーン型伝熱フィン700に形成してもよい。スプーン型に形成することにより、伝熱フィン700による搬送体積を大きくすることができることに加え、伝熱フィン700の表面積が増大するので熱伝導効率が向上して、筐体200内の冷却をより迅速に行うことができる。
また、第1実施形態では、冷却手段500を1つ設けた構成を示したが、冷却手段500を鉛直方向に複数設けてもよい。この場合、1つ冷却手段500の伝熱フィン502と他の冷却手段500の伝熱フィン502とを互いに熱伝達可能に設けてもよい。
例えば、小型の冷却手段500を複数設け、それぞれの冷却手段500の伝熱フィン502により熱伝達させて筐体200内を冷却する構成でもよい。この場合、冷却手段500を小型化することができ、冷却手段500の配設による表示装置100の大型化を抑制できる。更には、冷却手段500の伝熱フィン502をスプーン型伝熱フィン700に形成してもよい。これにより、冷却をより迅速に行うことができる。
[実施形態の作用効果]
表示装置100に、PDP300と、筐体200と、下部吸気孔241と、上部排気孔240と、冷却手段500と、を設け、冷却手段500には、伝熱フィン502と、下部吸気孔241近傍、駆動回路410,411近傍、上部排気孔240近傍に伝熱フィン502を回行移動させる回転軸部501と、を設けた。
伝熱フィン502は、下部吸気孔241近傍、駆動回路410,411近傍、上部排気孔240近傍を順に熱交換しつつ移動するので、筐体200内全体を冷却することができる。また、伝熱フィン502は、筐体200内全体を回行移動して、筐体200内を全体的に冷却することができるので、回転軸部501の回転数を増加させずにすみ、騒音を抑制することができる。そして、ヒートパイプなどの高価な熱移動体を用いないので、コストを抑えることができる。
本発明の第1実施形態における表示装置の概略構成を示す分解斜視図。 第1実施形態における表示装置を示す断面図。 第2実施形態における表示装置を示す正面図。 第2実施形態における表示装置を示す断面図。 他の実施形態における表示装置を示す斜視図。 他の実施形態における表示装置を示す側面図。
符号の説明
100…表示装置
200…筐体
240…上部排気孔
241…下部吸気孔
300…表示装置本体としてのPDP
400…発熱制御部
500…冷却手段
501…回転軸部
502…伝熱フィン
600…第2の冷却手段
601A,601B,601C…第2の回転軸部
602…無端ベルト
603…第2の伝熱フィン

Claims (10)

  1. 一平面に画像を表示させる表示領域を有するパネル状の表示装置本体と、
    この表示装置本体の前記表示領域を外面に臨ませて前記表示装置本体を収納する筐体と、
    この筐体に開口形成され、前記筐体の内部を外部に連通させる吸気孔と、
    前記筐体の前記吸気孔よりも鉛直方向の上方に設けられ、前記筐体の内部を外部に連通させる排気孔と、
    前記筐体に配設され、前記筐体内を冷却可能な冷却手段と、を具備し、
    前記冷却手段は、熱伝導性部材と、前記吸気孔近傍および前記排気孔近傍に前記熱伝導性部材を回行移動させる回行移動手段と、を備えた
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置において、
    前記冷却手段は、複数設けられ、
    一つの前記冷却手段に設けられた熱伝導性部材と、他の前記冷却手段に設けられた熱伝導性部材とは、互いに熱伝達可能である
    ことを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の表示装置において、
    前記筐体内に配設され、前記表示装置本体の動作を制御する発熱制御部を備え、
    前記冷却手段は、前記発熱制御部近傍に配設された
    ことを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の表示装置において、
    前記回行移動手段は、軸方向が鉛直方向に交差する方向である回転軸部である
    ことを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の表示装置において、
    前記回行移動手段は、周方向が水平方向に交差する方向である無端ベルトであり、
    前記熱伝導性部材は、前記無端ベルトに設けられた
    ことを特徴とする表示装置。
  6. 請求項5に記載の表示装置において、
    前記回行移動手段は、前記無端ベルトの移動方向を変更可能な移動変更部材を有した
    ことを特徴とする表示装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の表示装置において、
    前記熱伝導性部材は、前記筐体内の空気を搬送可能な搬送空間を回行方向側に有した
    ことを特徴とする表示装置。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の表示装置において、
    前記排気孔の近傍には、前記筐体内の空気を外部に流出させるファンが設けられた
    ことを特徴とする表示装置。
  9. 請求項8に記載の表示装置において、
    前記筐体内の温度に応じて前記ファンの回転速度と前記回行移動手段の回行移動速度とを制御する速度制御部を備えた
    ことを特徴とする表示装置。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の表示装置において、
    前記表示装置本体は、プラズマディスプレイパネルである
    ことを特徴とする表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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