JP2009244502A - 画像処理装置、画像表示装置、撮像装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置、画像表示装置、撮像装置及び画像処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】画像処理装置、画像表示装置、撮像装置及び画像処理方法において、複数の平面画像を配置して1つの平面画像を生成するときに、効果的なレイアウトを施せるようにする。
【解決手段】画像処理装置が、複数の立体視画像P1、P2、P3を入力し、入力された複数の立体視画像P1、P2、P3の各々について、立体視画像P1、P2、P3の奥行き感を検知し、複数の立体視画像P1、P2、P3を、検知された奥行き感が大きいものの順に前方側に位置するように少なくとも一部を重ねて配置し、配置された立体視画像Pを記録する。
【選択図】図3

Description

本発明は、立体視可能な立体視画像を処理する画像処理装置、画像表示装置、撮像装置及び画像処理方法に関し、特に立体視画像のレイアウトに関するものである。
従来から、撮像により取得した撮影シーンの異なる複数の平面画像をユーザの所望する配置にレイアウトして出力できるデジタルカメラが提案されており、このようなデジタルカメラでは例えば、予め記録された様々なレイアウトのテンプレートのうちからユーザが所望のものを選択し、この選択したテンプレートのレイアウトに前記複数の平面画像から選択した画像を挿入することにより、複数の平面画像がレイアウトされた合成平面画像を生成して出力するものがある(特許文献1)。
一方、近年、複数の平面画像を組み合わせて表示することにより、画像間の視差を利用して立体視する方法が知られている。このような立体視ができる立体視画像は、同一の被写体を異なる位置から撮影することにより複数の平面画像を取得し、複数の平面画像に含まれる被写体の視差を利用して複数の平面画像を合成することにより生成することができる。
特開2005−176216号公報
ところで撮影シーンの異なる複数の立体視画像を配置して1つの立体視画像を生成するときに、立体視画像を立体視するには上記のように複数の平面画像に含まれる被写体の視差を利用しているため、立体視画像の奥行き感は視差に依存するものとなり、遠くの物体は、左右どちらの目で見た場合にも略同一位置するので視差が小さくなり、近くの物体左右にずれて位置するので視差が大きくなるため、撮影シーンによって立体視画像の奥行き感は異なるものとなる。
しかしながら特許文献1のように、撮影シーンの異なる複数の平面画像を配置して1つの平面画像を生成する方法では、平面画像には奥行き感がないため、立体視画像を効果的にレイアウトすることはできない。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、複数の平面画像を配置して1つの平面画像を生成するときに、効果的なレイアウトを施すことができる画像処理装置、画像表示装置、撮像装置及び画像処理方法を提供することを目的とするものである。
本発明の第一の画像処理装置は、複数の立体視画像を入力する立体視画像入力手段と、
該立体視画像入力手段により入力された前記複数の立体視画像の各々について、前記立体視画像の奥行き感を検知する奥行き感検知手段と、
前記複数の立体視画像を、前記奥行き感検知手段により検知された奥行き感が大きいものの順に前方側に位置するように少なくとも一部を重ねて配置する立体視画像配置手段と、
該立体視画像配置手段により配置された立体視画像を記録する画像記録手段とを備えてなることを特徴とするものである。
ここで本発明において「立体視画像」とは、同一の被写体を異なる視点から撮像して取得した複数の画像中に含まれる被写体の視差を利用することにより生成された立体視可能な画像をいい、「立体視画像の奥行き感」とは、撮影された空間における被写体までの実際の奥行き距離ではなく、前記視差から導き出される立体感を意味し、立体視画像における最大視差と最小視差と差を示すものである。
本発明の第二の画像処理装置は、複数の画像を入力する立体視画像入力する立体視画像入力手段と、
該立体視画像入力手段により入力された前記複数の立体視画像を、少なくとも一部を任意の順序で重ねて配置する立体視画像配置手段と、
該立体視画像配置手段により前方側に配置されるものの順に、前記立体視画像の奥行き感が大きくなるように該奥行き感を調整する奥行き感調整手段と、
該奥行き感調整手段により前記奥行き感が調整されて前記配置された立体視画像を記録する画像記録手段とを備えてなることを特徴とするものである。
また本発明の第一の画像表示装置は、複数の立体視画像を入力する立体視画像入力手段と、
該立体視画像入力手段により入力された前記複数の立体視画像の各々について、前記立体視画像の奥行き感を検知する奥行き感検知手段と、
前記複数の立体視画像を、前記奥行き感検知手段により検知された奥行き感が大きいものの順に前方側に位置するように少なくとも一部を重ねて配置する立体視画像配置手段と、
該立体視画像配置手段により配置された立体視画像を表示する立体視画像表示手段とを備えてなることを特徴とするものである。
本発明の第二の画像表示装置は、複数の画像を入力する立体視画像入力する立体視画像入力手段と、
該立体視画像入力手段により入力された前記複数の立体視画像を、少なくとも一部を任意の順序で重ねて配置する立体視画像配置手段と、
該立体視画像配置手段により前方側に配置されるものの順に、前記立体視画像の奥行き感が大きくなるように該奥行き感を調整する奥行き感調整手段と、
該奥行き感調整手段により前記奥行き感が調整されて前記配置された立体視画像を表示する立体視画像表示手段とを備えてなることを特徴とするものである。
また本発明の第一の撮像装置は、異なる視点から被写体を撮像して一対の画像データを取得する撮像手段と、
該撮像手段により取得された前記一対の画像データから前記被写体各部までの距離を算出して立体視画像を生成する立体視画像生成手段と、
該立体視画像生成手段により生成された複数の立体視画像の各々について、前記立体視画像の奥行き感を検知する奥行き感検知手段と、
前記複数の立体視画像を、前記奥行き感検知手段により検知された奥行き感が大きいものの順に前方側に位置するように少なくとも一部を重ねて配置する立体視画像配置手段と、
該立体視画像配置手段により配置された立体視画像を記録する画像記録手段とを備えてなることを特徴とするものである。
本発明の第二の撮像装置は、異なる視点から被写体を撮像して一対の画像データを取得する撮像手段と、
該撮像手段により取得された前記一対の画像データから前記被写体各部までの距離を算出して立体視画像を生成する立体視画像生成手段と、
該立体視画像生成手段により生成された複数の立体視画像を、少なくとも一部を任意の順序で重ねて配置する立体視画像配置手段と、
該立体視画像配置手段により前方側に配置されるものの順に、前記立体視画像の奥行き感が大きくなるように該奥行き感を調整する奥行き感調整手段と、
該奥行き感調整手段により前記奥行き感が調整されて前記配置された立体視画像を記録する画像記録手段とを備えてなることを特徴とするものである。
また本発明の第一の画像処理方法は、複数の立体視画像を入力し、
該入力された前記複数の立体視画像の各々について、前記立体視画像の奥行き感を検知し、
前記複数の立体視画像を、前記検知された奥行き感が大きいものの順に前方側に位置するように少なくとも一部を重ねて配置し、
該配置された前記複数の立体視画像を記録することを特徴とする。
本発明の第二の画像処理方法は、前記複数の画像を入力し、
該入力された前記複数の立体視画像を、少なくとも一部を任意の順序で重ねて配置し、
前記順序により前方側に配置されるものの順に、前記立体視画像の奥行き感が大きくなるように該奥行き感を調整し、
該奥行き感が調整されて前記配置された立体視画像を記録することを特徴とする。
本発明の第一の画像処理装置、画像表示装置、撮像装置及び画像処理方法によれば、複数の立体視画像を入力し、入力された複数の立体視画像の各々について、立体視画像の奥行き感を検知し、複数の立体視画像を、検知された奥行き感が大きいものの順に前方側に位置するように少なくとも一部を重ねて配置するので、複数の立体視画像を重ねて配置して一つの立体視画像に合成するときに、より立体感の強調された合成立体視画像を記録又は表示することができる。
また本発明の第二の画像処理装置、画像表示装置、撮像装置及び画像処理方法によれば、複数の画像を入力し、入力された複数の立体視画像を、少なくとも一部を任意の順序で重ねて配置し、この順序により前方側に配置されるものの順に、立体視画像の奥行き感が大きくなるように奥行き感を調整するので、複数の立体視画像を重ねて配置して一つの立体視画像に合成するときに、より立体感の強調された合成立体視画像を記録又は表示することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第一の実施形態の画像処理装置1の概略構成を示すブロック図、図2は左目用と右目用の平面画像PL、PR及び立体視画像Pの一例を示す図、図3は複数の立体視画像P1〜P3が合成された立体視画像Pの一例である。
本実施形態の画像処理装置1は複数の立体視画像を合成して一つの立体視画像を生成するものであり、図1に示す如く、立体視画像入力部(立体視画像入力手段)10、操作部11、表示制御部12、モニタ13、読込部14、奥行き感検知部(奥行き感検知手段)15、立体視画像配置部(立体視画像配置手段)16、データ圧縮部17、メディア制御部18、記録メディア(記録手段)19、内部メモリ20等を備えており、これらはデータバス21を介して、各種信号、データの送受信を行う。
立体視画像入力部10は、複数の立体視画像Pの画像データ及び/又は画像ファイルを入力するものであり、後述の記録メディア19や内部メモリ20に記録された立体視画像Pの画像データ及び/又は画像ファイルを、メディア制御部18を介して読み込んで入力したり、有線又は無線のネットワーク経由で立体視画像Pの画像データ及び/又は画像ファイルを読み込んで入力したりすることができる。
ここで立体視画像Pの画像データとは、被写体を異なる2つの視点から撮像して得た左目用の平面画像PLと右目用の平面画像PRとが左右に並ぶように画像データを合成して生成される(図2参照)、または左右それぞれによって生成され、平面画像PL、PRに含まれる被写体の視差を利用して立体視を実現するものであり、立体視画像Pの画像ファイルとは、複数の平面画像を含んで生成され、ヘッダ部分にその画像ファイルが立体視画像生成用の複数の平面画像を含む旨や複数の平面画像の配置位置を表す情報、立体視画像Pの奥行き感(後述する)を示す情報等が含められた1つの画像ファイルであり、画像ファイルを開いたときには複数の平面画像が左右に並べられて配置された立体視画像となる。または、左右それぞれの画像データが関連付けられた名前にて記録されているものである。
操作部11は、例えばマウスやキーボード、各種ボタン等で構成されるものであり、ユーザがこれらを操作することにより各種設定を行う。
表示制御部12は、立体視画像入力部10により入力された立体視画像Pに基づく左目用平面画像PLと右目用平面画像PRとが左右に並んだ平面画像をモニタ13に表示させる他に、各種設定メニュー等を表示させる。また表示制御部12は、後述の記録メディア19に記録され、メディア制御部18によって読み出された立体視画像Pに基づく平面画像をモニタ13に表示させる。
モニタ13は、表示制御部12を介して平面画像を表示するものであり、操作部11によって設定操作される各種設定メニュー等も表示する。
読込部14は、立体視画像入力部10により入力された立体視画像Pすなわち左目用の平面画像PLと右目用の平面画像PRのデータを含む画像データを読み込むものである。また立体視画像Pの画像ファイルのヘッダ部に含められた各種情報も読み込む。
奥行き感検知部15は、読込部14によって読み込まれた複数の立体視画像Pの各々の奥行き感を検知するものである。この奥行き感は、例えば立体視画像入力部10により立体視画像Pの画像ファイルが入力されたときには、読込部14によってヘッダ部分から読み込まれた立体視画像Pの奥行き感を示す情報により検知することができる。
また立体視画像を立体視するには2つの画像に含まれる被写体の視差を利用しているため、立体視画像の奥行き感は視差に依存するものとなり、遠くの物体すなわち図2における山ML、MRは、左右どちらの目で見た場合にも略同一位置するので視差量d2が小さくなり、近くの物体すなわち図2における人物AL、ARが左右にずれると視差量d1が大きくなって、2つの画像における最大視差量と最小視差量との差(d1−d2)が大きいほど奥行き感が大きくなる。従って奥行き感は、図2に示す如く、立体視画像Pの左目用平面画像PLと右目用平面画像PRにおいて公知のステレオマッチング法により各画素における最大視差と最小視差の値を検出し、最大視差と最小視差との値の差を奥行き感として検知してもよい。
立体視画像配置部16は、立体視画像入力部10により入力された複数の立体視画像、例えば図3に示す立体視画像P1〜P3を、奥行き感検知部15により検知された各々の奥行き感が大きいものの順に前方に位置するように少なくとも一部を重ねて配置するものであり、図3では(1)図に示す如く、立体視画像P1の奥行き感S1が立体視画像P2、P3の奥行き感S2、S3よりも大きいため、前方側に配置する。このとき立体視画像配置部16は、予め複数の立体視画像P1〜P3を操作部11にて操作することによって、ユーザの所望するレイアウトで配置して1つの立体視画像Pとして合成しておき、この合成された立体視画像Pにおいて立体視画像P1〜P3のいずれか重なった部分についてのみ上記の順序にて重ねて配置する。このように奥行き感の大きな立体視画像P1を前方の立体視画像として配置することによって、より立体感の強調された立体視画像Pを作成することができる。
なおこのとき図3の(2)図に示す如く、立体視画像P3の奥行き感S3が立体視画像P2の奥行き感S2よりも大きい場合には、立体視画像P3を立体視画像P2の前方に配置するようにしてもよい。
データ圧縮部17は、合成された立体視画像Pの画像データを圧縮処理するものであり、圧縮された画像データはメディア制御部18を介して記録メディア19に記録される。
メディア制御部18は、記録メディア19に記憶された立体視画像Pの画像データや画像ファイル等の読み出し、又は書き込みを行う。
記録メディア(記録手段)19は、立体視画像Pの画像データや画像ファイル等の各種データやファイルを記憶可能な記録媒体であり、磁気的又は光学的記録媒体、半導体メモリ等によって構成されている。
内部メモリ20は、画像処理装置1において設定される各種定数やプログラム等を格納するものであって、立体視画像入力部10により入力された立体視画像データや立体視画像配置部16により重ねて配置され合成された立体視画像Pの画像データ等を記憶するバッファメモリとしても機能する。
本実施形態の画像処理装置1は上記のように構成されている。次に画像処理装置1による画像処理について説明する。図4は画像処理装置1による一連の画像処理のフローチャート、図5は立体視画像配置部16による立体視画像配置処理のフローチャートである。
画像処理装置1は、図4に示す如く、先ず立体視画像入力部10が複数、例えば3つの立体視画像P1〜P3を入力し(ステップS1)、読込部14が入力された立体視画像P1〜P3の各々の左目用の平面画像PLと右目用の平面画像PRのデータを読み込む(ステップS2)。
次に奥行き感検知部15が、上述のようにして立体視画像P1〜P3が各々の左目用の平面画像PLと右目用の平面画像PRからそれぞれエッジや形状パターン等の対応点を検出して両平面画像PL、PR間の最大視差d1と最小視差d2とを検出して最大視差d1と最小視差d2との値の差つまり奥行き感を検知する(ステップS3)。このように各立体視画像P1〜P3毎に検知した奥行き感は、内部メモリ20に記憶しておく。
そして次に立体視画像配置部16が立体視画像配置処理を行う(ステップS4)。立体視画像配置処理は、先ず図3に示す如く、予め立体視画像P1〜P3を、操作部11を操作することによって、ユーザの所望するレイアウトで配置して1つの立体視画像Pとして合成しておき、この合成された立体視画像Pにおいて立体視画像P1〜P3のいずれか重なった部分について以下の処理による順序にて配置する。このとき合成された立体視画像Pの左目用の平面画像PLと右目用の平面画像PRの両方の画像において、それぞれ立体視画像P1〜P3の左目用の平面画像PLと右目用の平面画像PRとを同様の順序で配置する。
立体視画像配置部16は、図5に示す如く、内部メモリ20に記憶された各立体視画像P1〜P3毎に検知した奥行き感から最も奥行き感の大きい立体視画像(図3中、立体視画像P1)を選択し(ステップS11)、選択した立体視画像P1を前方に配置する(ステップS12)。そして残りの立体視画像があるか否か、つまり全ての立体視画像が配置されたか否かを判別し(ステップS13)、立体視画像がある場合(ステップS13;YES)には、ステップS11へ処理を移行して、立体視画像が全て配置されるまで以降の処理を繰り返し行い、立体視画像がない場合(ステップS13;NO)には、立体視画像の配置処理を終了する。
そして図4に示す如く、立体視画像配置部16による立体視画像配置処理が終了すると(ステップS4)、次に処理済みの立体視画像すなわち合成された立体視画像Pの画像データを圧縮し、メディア制御部18が圧縮された立体視画像Pの画像データを記録メディア19に記録して(ステップS5)、画像処理装置1による画像処理を終了する。
以上により、本実施形態の画像処理装置1及び画像処理方法によれば、複数の立体視画像P1、P2、P3、、、を重ねて配置して一つの立体視画像に合成する場合に、各々の立体視画像P1、P2、P3、、、の奥行き感が大きい立体視画像を前方に配置することにより、より立体感の強調された合成立体視画像にすることができる。
なお本実施形態の画像処理装置1では、奥行き感検知部15が立体視画像入力部10により入力された全ての立体視画像に対して奥行き感の検知を行ったが、本発明はこれに限られるものではなく、合成立体視画像において重なって配置された立体視画像についてのみ奥行き感を検知してもよい。
また本実施形態の画像処理装置1では、奥行き感検知部15が立体視画像入力部10により入力された立体視画像から検知したが、本発明はこれに限られるものではない。ここで別の画像処理装置1’について以下説明する。図6は、画像処理装置1’の概略構成を示すブロック図、図7は図6の画像処理装置1’による一連の画像処理のフローチャートである。なお図7は便宜上、図4のフローチャートと同様の処理は同じステップ番号で示して説明を省略する。
画像処理装置1’は、上記実施形態の画像処理装置1にさらに、図6に示す如く、奥行き感情報入力部22を備えてなり、奥行き感情報入力部22は複数の立体視画像P1、P2、、、の画像ファイルとは別のファイルに付与された、奥行き感を求めるために必要な撮影時の焦点位置、ズーム位置、2つのカメラにより異なる視点から被写体を撮影する場合のカメラ間の主点間距離及び輻輳角等の奥行き感情報又は複数の立体視画像P1、P2、、、の各々に対応させて前記別のファイルに付与された奥行き感を読み出して入力するものであって、本実施形態の奥行き感検知部15’は、奥行き感情報入力部22により入力された奥行き感情報から奥行き感を検知する。
上記のように構成された画像処理装置1’による画像処理は、図7に示す如く、ステップS2にて立体視画像入力部10により入力された複数の立体視画像を読み込むと(ステップS2)、次に奥行き感情報入力部22が記録メディアに記録された立体視画像P1、P2、、、とは別のファイルに付与された上記奥行き感情報をメディア制御部18を介して読み出して入力し(ステップS3’)、奥行き感検知部22が奥行き感情報入力部22による入力された奥行き感情報から奥行き感を検知する(ステップS3)。このようにして画像処理装置1’は画像処理を行う。
次に本発明の第二の実施形態の画像処理装置1−2について図面を参照して詳細に説明する。ここで図8は第二の実施形態の画像処理装置1−2の概略構成を示すブロック図、図9は複数の立体視画像が合成された立体視画像の別の一例を示す図、図10は図8の画像処理装置1−2による一連の画像処理のフローチャート、図11は奥行き感調整部23による奥行き感調整処理のフローチャート、図12は左目用と右目用の平面画像PL、PRの一例を示す図である。なお図8は便宜上、図1のブロック図と同様の箇所は同符号で示して説明を省略する。
本実施形態の画像処理装置1−2は、図8に示す如く、上記実施形態の画像処理装置1、1’の奥行き感検知部15を備えずに、奥行き感調整部23を備えている。また本実施形態の立体視画像配置部16−2は、図9に示す如く、立体視画像入力部10により入力された複数(本実施形態では3つ)の立体視画像P1−2、P2−2、P3−2を、例えば操作部11を操作することによってユーザの所望のレイアウトで配置して合成することにより1つの立体視画像P−2を作成するものである。
そして奥行き感調整部23は、作成された立体視画像P−2において立体視画像P1−2、P2−2、P3−2が重なって配置されているときに、前方側に配置されるものの順に立体視画像P1−2、P2−2、P3−2の奥行き感S1−2、S2−2、S3−2が大きくなるように、図9の(1)図に示す如く、前方に配置された立体視画像P1−2の奥行き感S1−2を立体視画像P2−2、P3−2の奥行き感S2−2、S3−2よりも大きい奥行き感S1’−2にしたり、図9の(2)図に示す如く、後方に配置された立体視画像P2−2、P3−2の奥行き感S2−2、S3−2を立体視画像P1−2の奥行き感S1−2よりも小さい奥行き感S2’−2、S3’−2にしたりして奥行き感を調整する。
なおこのとき図9の(3)図に示す如く、立体視画像P2−2が立体視画像P3−2よりも後方に配置され、かつ、立体視画像P2−2の奥行き感S2−2が立体視画像P3−2の奥行き感S3−2よりも大きい場合には、立体視画像P2−2の奥行き感S2−2を奥行き感S3−2よりも小さい奥行き感S2’−2に調整するようにしてもよい。
上記のように構成された画像処理装置1−2による画像処理は、図10に示す如く、先ず立体視画像入力部10が複数、例えば3つの立体視画像P1−2〜P3−2を入力し(ステップS21)、読込部14が入力された立体視画像P1−2〜P3−2の各々の左目用の平面画像PLと右目用の平面画像PRのデータを読み込む(ステップS22)。
次に立体視画像配置部16−2が、例えば図9に示す如く、予め立体視画像P1〜P3を、操作部11を操作することによって、ユーザの所望するレイアウトで配置して1つの立体視画像P−2を作成する(ステップS23)。このとき作成された立体視画像P−2の左目用の平面画像PLと右目用の平面画像PRの両方の画像において、それぞれ立体視画像P1−2〜P3−2の左目用の平面画像PLと右目用の平面画像PRとを同様の順序で配置する。
そして作成された立体視画像P−2において、少なくとも一部が重なっている立体視画像P1−2〜P3−2について奥行き間調整部23が奥行き間調整処理を行う(ステップS24)。
奥行き感調整処理は、図11に示す如く、まず前方に配置された立体視画像P1−2の奥行き感が他の立体視画像P2−2、P3−2よりも大きくなるように奥行き感を調整する(ステップS31)。奥行き感の調整は、立体視画像P1−2の左目用の平面画像PLと右目用の平面画像PRからそれぞれエッジや形状パターン等の対応点を検出して、図12に示す如く、両平面画像PL、PR間の最大視差d1と最小視差d2とを検出して最大視差d1と最小視差d2との差(d1−d2)が大きくなるように、例えば最大視差d1の値を大きくする。
最大視差d1は右目用の平面画像PR中の人物ARと左目用の平面画像PL中の人物ALとの視差量なので、図12の右図に示す如く、平面画像PR中の人物ARを含む領域を抽出して、視差量d1が大きくなる方向つまり図中左に移動して視差量を視差量d1’とする。このとき右目用の平面画像PRにおいて人物ARを含む領域の抽出後の領域については、左目用の平面画像ALを使用して、例えば特開2004−207772号公報に記載の補間処理を施す。
なお本実施形態では右目用の平面画像PRにて上記処理を行ったが、最大視差d1の値が大きくなれば、左目用の平面画像PLについて行ってもよいし、両方の平面画像PR、PLについて行ってもよい。また最小視差d2の値を小さくしてもよいし、最大視差d1の値を大きくし、かつ最小視差d2の値を小さくしてもよい。
そして次に残りの立体視画像があるか否か、つまり少なくとも一部が重なっている立体視画像の奥行き感の調整が全て終了したか否かを判別し(ステップS32)、立体視画像がある場合(ステップS13;YES)には、ステップS31へ処理を移行して、立体視画像の奥行き感が全て調整されるまで以降の処理を繰り返し行い、立体視画像がない場合(ステップS13;NO)には、立体視画像の奥行き感の調整処理を終了する。
そして図10に示す如く、奥行き感調整部23による奥行き感調整処理が終了すると(ステップS24)、次に処理済みの立体視画像すなわち合成された立体視画像Pの画像データを圧縮し、メディア制御部18が圧縮された立体視画像Pの画像データを記録メディア19に記録して(ステップS25)、画像処理装置1−2による画像処理を終了する。
以上により、本実施形態の画像処理装置1−2及び画像処理方法によれば、複数の立体視画像P1、P2、P3、、、を重ねて配置して一つの立体視画像に合成する場合に、前方に配置された立体視画像の奥行き感を大きくすることにより、より立体感の強調された合成立体視画像にすることができる。
次に本発明の第三の実施形態の画像表示装置2について図面を参照して詳細に説明する。ここで図13は第三の実施形態の画像表示装置2の概略構成を示すブロック図である。なお図13は便宜上、図1のブロック図と同様の箇所は同符号で示して説明を省略する。本実施形態の画像表示装置2は、図13に示す如く、平面画像のみを表示するモニタ13ではなく、視差を有する左右両目用の平面画像からなる立体視画像Pを立体視可能な立体視画像表示部24を備えている。
立体視画像表示部24は、例えば左目用の平面画像PLと右目用の平面画像PRとをそれぞれ画像の縦方向に細長く切り取って交互に並べて表示し、同様に縦方向に刻まれたスリットを通して観察者に見せるようにすることで、観察者の左目には左目用の平面画像PLを、右目には右目用の平面画像PRをそれぞれ届ける、視差バリア(パララックスバリア)方式を使用することができる。また上記スリットの代わりにレンチキュラレンズを使用したレンチキュラ方式を使用してもよい。
本実施形態の立体視画像表示部24は立体視画像Pを立体視可能なものであればいずれの方式を使用してもよく、時系列的に光路を変更させる、例えば特許第3930021号公報に記載された、いわゆるスキャンバックライト方式を使用してもよいし、画像分離メガネを使用し、左右の画像を交互に表示することにより、立体画像を表示する時分割方式を使用してもよい。
次に上記のように構成された画像表示装置2による画像表示方法について説明する。図14は図13の画像表示装置2による一連の画像表示処理のフローチャートである。なお図14のステップS41からステップS44までの処理は、図4のステップS1からステップS4までの処理と同様であるため説明は省略する。
本実施形態の画像表示装置2は、図14に示す如く、ステップS44にて立体視画像Pの配置処理が終了すると(ステップS44)、複数の立体視画像が配置された立体視画像Pを上述した立体視画像表示部24に表示して(ステップS45)、画像表示処理を終了する。
以上により、本実施形態の画像表示装置2及び画像表示方法によれば、複数の立体視画像を重ねて配置して一つの立体視画像に合成して表示する場合に、奥行き感が大きい立体視画像を前方に配置することにより、より立体感の強調された合成立体視画像を表示することができる。
次に本発明の第四の実施形態の画像表示装置2−2について図面を参照して詳細に説明する。ここで図15は第四の実施形態の画像表示装置2−2の概略構成を示すブロック図である。なお図15は便宜上、図8のブロック図と同様の箇所は同符号で示して説明を省略する。本実施形態の画像表示装置2−2は、図15に示す如く、平面画像のみを表示するモニタ13ではなく、視差を有する左右両目用の平面画像からなる立体視画像Pを立体視可能な立体視画像表示部24を備えている。なおこの立体視画像表示部24については上記実施形態の画像表示装置2の立体視画像表示部24と同様であるため、便宜上説明は省略する。
次に上記のように構成された画像表示装置2−2による画像表示方法について説明する。図16は図15の画像表示装置2−2による一連の画像表示処理のフローチャートである。なお図16のステップS51からステップS54までの処理は、図10のステップS21からステップS24までの処理と同様であるため説明は省略する。
本実施形態の画像表示装置2−2は、図16に示す如く、ステップS54にて奥行き感調整処理が終了すると(ステップS54)、複数の立体視画像が配置された立体視画像Pを上述した立体視画像表示部24に表示して(ステップS45)、画像表示処理を終了する。
以上により、本実施形態の画像表示装置2−2及び画像表示方法によれば、複数の立体視画像を重ねて配置して一つの立体視画像に合成して表示する場合に、前方に配置された立体視画像の奥行き感を大きくすることにより、より立体感の強調された合成立体視画像を表示することができる。
次に本発明の第五の実施形態の撮像装置3について図面を参照して詳細に説明する。ここで図17は第五の実施形態の撮像装置3の概略構成を示すブロック図である。なお図17は便宜上、図1のブロック図と同様の箇所は同符号で示して説明を省略する。本実施形態の撮像装置3は、図17に示す如く、図1の立体視画像入力部10を備えずに、撮像部25、信号処理部26、立体視画像生成部27を備えているものである。
撮像部25は、同一の被写体を異なる視点から撮像可能なものであり、例えば1つのカメラを備え、1つのカメラが順次視点を変えて被写体を撮像するものであってもよいし、異なる視点に位置する複数のカメラを備え、被写体を同時に撮像するものであってもよい。
信号処理部26は、撮像部25により撮像された複数の画像信号に対してそれぞれA/D変換等の信号処理を施すものである。
立体視画像生成部27は撮像部25によって異なる視点から撮像され、信号処理部26によって信号処理が施された例えば一対の平面画像つまり左目用の平面画像PLと右目用の平面画像PRから上述のようにして立体視画像Pの画像データを生成するものである。なお立体視画像生成部27は、両方の平面画像PL、PRからステレオマッチング処理によって最大視差と最小視差とを検出し、最大視差と最小視差との差つまり奥行き感を検知して、これら奥行き感情報を含む各種情報と複数の画像データとで構成される立体視画像Pの画像ファイルを生成するものであってもよい。
次に上記のように構成された撮像装置3による一連の撮像処理について説明する。図18は図17の撮像装置3による一連の撮像処理のフローチャートである。なお図18のステップS64からステップS66までの処理は、図5のステップS3からステップS5までの処理と同様であるため説明は省略する。
本実施形態の撮像装置3は、図18に示す如く、まず撮像部25が上記のように被写体を撮像することによって一対の平面画像データすなわち左目用の平面画像PLと右目用の平面画像PRの画像データを取得する(ステップS61)。次に信号処理部26が取得した一対の画像データを読み込んで上記信号処理を施し(ステップS62)、立体視画像生成部27が、信号処理が施された左目用の平面画像PLと右目用の平面画像PRの画像データから立体視画像Pの画像データ又は画像ファイルを上述のように生成する(ステップS63)。
そして奥行き感検知部15が生成された立体視画像Pの奥行き感を検知する(ステップS64)。このようにステップS61からステップS64までの処理を複数回繰り返すことによって異なる被写体が撮像された複数の立体視画像P及び各々の立体視画像Pの奥行き感を取得することができる。
なお先にステップS61からステップS63までの処理を複数回繰り返すことによって前記複数の立体視画像Pを取得し、その後で各々の立体視画像Pの奥行き感を検知するようにしてもよい。
そして図18に示す如く、ステップS65にて立体視画像配置部16による立体視画像配置処理が終了すると(ステップS65)、次に処理済みの立体視画像すなわち合成された立体視画像Pの画像データを圧縮し、メディア制御部18が圧縮された立体視画像Pの画像データを記録メディア19に記録して(ステップS66)、撮像装置3による撮像処理を終了する。
以上により、本実施形態の撮像装置3及び撮像方法によれば、異なる視点から被写体を撮像することにより取得した立体視画像を複数取得し、取得した立体視画像P1、P2、P3、、、を重ねて配置して一つの立体視画像に合成する場合に、各々の立体視画像P1、P2、P3、、、の奥行き感が大きい立体視画像を前方に配置することにより、より立体感の強調された合成立体視画像にすることができる。
次に本発明の第六の実施形態の撮像装置3−2について図面を参照して詳細に説明する。ここで図19は第六の実施形態の撮像装置3−2の概略構成を示すブロック図である。なお図19は便宜上、図8のブロック図と同様の箇所は同符号で示して説明を省略する。本実施形態の撮像装置3−2は、図19に示す如く、図8の立体視画像入力部10を備えずに、撮像部25、信号処理部26、立体視画像生成部27を備えているものである。なお本実施形態の撮像部25、信号処理部26、立体視画像生成部27は上記実施形態と同様であるため、説明は省略する。
次に上記のように構成された撮像装置3−2による一連の撮像処理について説明する。図20は図19の撮像装置3−2による一連の撮像処理のフローチャートである。なお図20のステップS71からステップS73までの処理は、図18のステップS61からステップS63までの処理と概略同様であり、図20のステップS74からステップS76までの処理は、図10のステップS23からステップS25までの処理と同様であるため詳しい説明は省略する。
本実施形態の撮像装置3−2は、図20に示す如く、まず撮像部25が上記のようにして左目用の平面画像PLと右目用の平面画像PRの画像データを取得し(ステップS71)、次に信号処理部26が上記信号処理を施して(ステップS72)、立体視画像生成部27が、信号処理が施された左目用の平面画像PLと右目用の平面画像PRの画像データから立体視画像Pの画像データ又は画像ファイルを上述のように生成する(ステップS73)。このようにステップS61からステップS63までの処理を複数回繰り返すことによって前記複数の立体視画像Pを取得する。
そして取得した複数の立体視画像P(本実施形態では3つの立体視画像P1〜P3)を立体視画像配置部16−2が、例えば図9に示す如く、予めユーザの所望するレイアウトで配置して1つの立体視画像P−2を作成し(ステップS74)、奥行き感調整部23が上述のようにして奥行き感調整処理を行う(ステップS75)。
そして図20に示す如く、奥行き感調整部23による奥行き感調整処理が終了すると(ステップS75)、次に処理済みの立体視画像すなわち合成された立体視画像Pの画像データを圧縮し、メディア制御部18が圧縮された立体視画像Pの画像データを記録メディア19に記録して(ステップS25)、撮像装置3−2による撮像処理を終了する。
以上により、本実施形態の撮像装置3−2及び撮像方法によれば、異なる視点から被写体を撮像することにより取得した立体視画像を複数取得し、取得した立体視画像P1、P2、P3、、、を重ねて配置して一つの立体視画像に合成する場合に、前方に配置された立体視画像の奥行き感を大きくすることにより、より立体感の強調された合成立体視画像にすることができる。
なお本発明の画像処理装置、画像表示装置、撮像装置及び画像処理方法は、上述した実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能である。
第一の実施形態の画像処理装置の概略構成を示すブロック図 左目用と右目用の平面画像及び立体視画像の一例を示す図 複数の立体視画像が合成された立体視画像の一例を示す図 図1の画像処理装置による一連の画像処理のフローチャート 図1の立体視画像配置部による立体視画像配置処理のフローチャート 第一の実施形態の別の画像処理装置の概略構成を示すブロック図 図6の画像処理装置による一連の画像処理のフローチャート 第二の実施形態の画像処理装置の概略構成を示すブロック図 複数の立体視画像が合成された立体視画像の別の一例を示す図 図9の画像処理装置による一連の画像処理のフローチャート 図9の奥行き感調整部による奥行き感調整処理のフローチャート 左目用と右目用の平面画像の一例を示す図 第三の実施形態の画像表示装置の概略構成を示すブロック図 図13の画像表示装置による一連の画像表示処理のフローチャート 第四の実施形態の画像表示装置の概略構成を示すブロック図 図15の画像表示装置による一連の画像表示処理のフローチャート 第五の実施形態の撮像装置の概略構成を示すブロック図 図17の撮像装置による一連の撮像処理のフローチャート 第六の実施形態の撮像装置の概略構成を示すブロック図 図19の撮像装置による一連の撮像処理のフローチャート
符号の説明
1、1’、1−2 画像処理装置
10 立体画像入力部(立体画像入力手段)
15、15’ 奥行き感検知部(奥行き感検知手段)
16、16−2 立体視画像配置部(立体視画像配置手段)
19 記録メディア(画像記録手段)
23 奥行き感調整部(奥行き感調整手段)
24 立体視画像表示部(立体視画像表示手段)
25 撮像部(撮像手段)
27 立体視画像生成部(立体視画像生成手段)
2、2−2 画像表示装置
3、3−2 撮像装置

Claims (8)

  1. 複数の立体視画像を入力する立体視画像入力手段と、
    該立体視画像入力手段により入力された前記複数の立体視画像の各々について、前記立体視画像の奥行き感を検知する奥行き感検知手段と、
    前記複数の立体視画像を、前記奥行き感検知手段により検知された奥行き感が大きいものの順に前方側に位置するように少なくとも一部を重ねて配置する立体視画像配置手段と、
    該立体視画像配置手段により配置された立体視画像を記録する画像記録手段とを備えてなることを特徴とする画像処理装置。
  2. 複数の画像を入力する立体視画像入力する立体視画像入力手段と、
    該立体視画像入力手段により入力された前記複数の立体視画像を、少なくとも一部を任意の順序で重ねて配置する立体視画像配置手段と、
    該立体視画像配置手段により前方側に配置されるものの順に、前記立体視画像の奥行き感が大きくなるように該奥行き感を調整する奥行き感調整手段と、
    該奥行き感調整手段により前記奥行き感が調整されて前記配置された立体視画像を記録する画像記録手段とを備えてなることを特徴とする画像処理装置。
  3. 複数の立体視画像を入力する立体視画像入力手段と、
    該立体視画像入力手段により入力された前記複数の立体視画像の各々について、前記立体視画像の奥行き感を検知する奥行き感検知手段と、
    前記複数の立体視画像を、前記奥行き感検知手段により検知された奥行き感が大きいものの順に前方側に位置するように少なくとも一部を重ねて配置する立体視画像配置手段と、
    該立体視画像配置手段により配置された立体視画像を表示する立体視画像表示手段とを備えてなることを特徴とする画像表示装置。
  4. 複数の画像を入力する立体視画像入力する立体視画像入力手段と、
    該立体視画像入力手段により入力された前記複数の立体視画像を、少なくとも一部を任意の順序で重ねて配置する立体視画像配置手段と、
    該立体視画像配置手段により前方側に配置されるものの順に、前記立体視画像の奥行き感が大きくなるように該奥行き感を調整する奥行き感調整手段と、
    該奥行き感調整手段により前記奥行き感が変更されて前記配置された立体視画像を表示する立体視画像表示手段とを備えてなることを特徴とする画像表示装置。
  5. 異なる視点から被写体を撮像して一対の画像データを取得する撮像手段と、
    該撮像手段により取得された前記一対の画像データから前記被写体各部までの距離を算出して立体視画像を生成する立体視画像生成手段と、
    該立体視画像生成手段により生成された複数の立体視画像の各々について、前記立体視画像の奥行き感を検知する奥行き感検知手段と、
    前記複数の立体視画像を、前記奥行き感検知手段により検知された奥行き感が大きいものの順に前方側に位置するように少なくとも一部を重ねて配置する立体視画像配置手段と、
    該立体視画像配置手段により配置された立体視画像を記録する画像記録手段とを備えてなることを特徴とする撮像装置。
  6. 異なる視点から被写体を撮像して一対の画像データを取得する撮像手段と、
    該撮像手段により取得された前記一対の画像データから前記被写体各部までの距離を算出して立体視画像を生成する立体視画像生成手段と、
    該立体視画像生成手段により生成された複数の立体視画像を、少なくとも一部を任意の順序で重ねて配置する立体視画像配置手段と、
    該立体視画像配置手段により前方側に配置されるものの順に、前記立体視画像の奥行き感が大きくなるように該奥行き感を調整する奥行き感調整手段と、
    該奥行き感調整手段により前記奥行き感が調整されて前記配置された立体視画像を記録する画像記録手段とを備えてなることを特徴とする撮像装置。
  7. 複数の立体視画像を入力し、
    該入力された前記複数の立体視画像の各々について、前記立体視画像の奥行き感を検知し、
    前記複数の立体視画像を、前記検知された奥行き感が大きいものの順に前方側に位置するように少なくとも一部を重ねて配置し、
    該配置された立体視画像を記録することを特徴とする画像処理方法。
  8. 前記複数の画像を入力し、
    該入力された前記複数の立体視画像を、少なくとも一部を任意の順序で重ねて配置し、
    前記順序により前方側に配置されるものの順に、前記立体視画像の奥行き感が大きくなるように該奥行き感を調整し、
    該奥行き感が調整されて前記配置された立体視画像を記録することを特徴とする画像処理方法。
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