JP2009243713A - 給湯システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の熱源機を有する給湯システムにおいて、新たに貯湯タンクに直接温度センサを取り付けることなく、一の熱源機の制御を可能にする給湯システムを提供する。
【解決手段】 貯湯タンク1の入出水口31から取得された温水は、入出水口31、十字継手43を介してヒートポンプ給湯機2に供給されて加熱され、当該加熱された温水が、入水口33からタンク1へ再供給される。給水源5から供給された低温水は、十字継手43によって、入出水口31からタンク1に供給される経路と、ヒートポンプ給湯機2へ供給される経路とに分岐される。十字継手43は、四方向に第1〜第4開口部を有し、第1開口部から十字継手43内部の流路に到達するように挿嵌された温度センサ52によって、十字継手43内部の流路を通水する温水の温度測定が可能に構成され、ヒートポンプ給湯機2が、温度センサ52によって検出された温度に応じて発停制御が行われる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、貯湯タンクから給湯負荷に対して給湯可能に構成された給湯システムに関し、特に、複数の熱源機を備えた給湯システムに関する。
給湯システムは、熱源機によって加熱された温水を貯湯タンクに貯湯し、この貯湯タンクから給湯負荷に温水を供給する構成となっている。従来、熱源機として、ガス等を熱源とする温水ボイラを利用するものや、ヒートポンプ回路の凝縮器からの凝縮熱と熱交換して水を加熱するヒートポンプ給湯機を利用するものが存在する。
ヒートポンプ給湯機は、夜間の安価な電力を使用することで、夜間の給湯使用量の少ない低給湯負荷状態となる時間帯に貯湯タンクに温水を貯めて、翌日の昼間の給湯負荷、例えば風呂やシャワー等の給湯に対して使用するのが一般的である。
しかしながら、ヒートポンプ給湯機の加熱能力は、夜間の低給湯負荷状態を想定して決定されているため、専ら貯湯目的に所定の温度に加熱するだけでよく、短時間での加熱能力は非常に低くなっており、高給湯負荷時に貯湯タンクの温水を消費した場合に温水の給湯能力が不足する場合が生じる。又、夜間に蓄熱する一方、温水を利用するのは翌日の昼間や夕方となるため使用時間が大幅にずれ、貯湯タンクからの放熱が多くなり、せっかく高効率で蓄熱した熱を放熱させてしまうという問題が生じる。
このようなヒートポンプ給湯機の加熱能力不足を補い、ヒートポンプ給湯機に必要な給湯能力を確保する方法として、本出願人により、ヒートポンプ給湯機と温水ボイラを併用する給湯システムが従来開示されている(下記特許文献1参照)。以下、特許文献1に開示された構成につき、図面を参照して説明する。
図4は、上記特許文献1に開示された給湯システムの概略構成図である。図4に示す給湯システム100は、貯湯タンク1、ヒートポンプ給湯機2、温水ボイラ3、給湯負荷4、給水源5を備える。
給水源5からは、弁11、三方継手41を介して、入出水口31から貯湯タンク1に低温水が供給可能に構成されている。更に、給水源5から、弁11、三方継手41、弁12、循環ポンプ13、弁14を介してヒートポンプ給湯機2に低温水が供給可能に構成されている。ヒートポンプ給湯機2は、ヒートポンプ回路の冷媒として例えばCOを採用したCOヒートポンプで構成され、供給された低温水(又は温水)に対して凝縮器からの凝縮熱と熱交換して加熱処理を行い、加熱された温水が、逆止弁15、三方継手42、弁16を介して、入水口33から貯湯タンク1に供給される。入水口33は、貯湯タンク1内において入出水口31よりも上方に形成されている。
又、貯湯タンク1に貯えられた温水は、出水口32から逆止弁17、循環ポンプ24、弁18を介して温水ボイラ3に供給可能に構成されている。温水ボイラ3は、例えばガス焚真空式温水機で構成され、缶体内の下部にガスバーナの火炎で熱媒水を加熱する火炉を設けると共に、缶体内の上部の減圧空気中にU字状の伝熱管を設けており、缶体内の下部に封入された熱媒水をガスバーナの火炎で加熱し、その上部の減圧空気中の伝熱管を加熱することによって伝熱管中を流れる水を加熱する。温水ボイラ3は、このようにして供給される温水をボイラによって加熱した後、弁19、三方継手42、弁16を介して入水口33から貯湯タンク1に温水を供給する。即ち、貯湯タンク1の出水口32から取得された温水が、循環ポンプ24を介して温水ボイラ3へ供給され、当該温水ボイラ3で加熱された後、入水口33から貯湯タンク1に再供給される循環回路(以下、「第1循環回路C1」と記載)が構成されている。
更に、貯湯タンク1に貯えられた温水は、入出水口31から三方継手41、弁12、循環ポンプ13、弁14を介してヒートポンプ給湯機2に供給され、再加熱可能に構成されている。ヒートポンプ給湯機2によって加熱された温水は、上述したように、入水口33から貯湯タンク1に供給され、貯湯される。即ち、貯湯タンク1の入出水口31から取得された温水が、循環ポンプ13を介してヒートポンプ給湯機2へ供給され、当該ヒートポンプ給湯機2で加熱された後、入水口33から貯湯タンク1に再供給される循環回路(以下、「第2循環回路C2」と記載)が構成されている。図5に、第1循環回路C1及び第2循環回路C2の経路図を示す。尚、図5では、弁や継手等の一部の構成要素の図示を省略している。
又、第2循環回路C2において、ポンプ13が稼働して入出水口31から取り出された温水は、全てヒートポンプ給湯機2側へ送出される構成である。
そして、貯湯タンク1内に貯湯された温水は、貯湯タンク1の出水口34から、弁21を介して給湯負荷4に対して供給される。給湯負荷4は、例えばカランやシャワー、浴槽等で構成される。水は、温度が高くなるにつれ上方に移動する性質、いわゆる対流性を有しているため、貯湯タンク1の上部領域には温度の高い温水が貯湯される。従って、貯湯タンク1の上部領域に設置された出水口34から給湯負荷4に対して高温の温水を供給することが可能となる。又、その温水の一部が、管路での放熱による温水温度の低下を防止すべく、循環ポンプ23、弁22を介して入水口35から貯湯タンク1に循環される。
又、貯湯タンク1には、タンク上部に貯えられた温水の温度を検出する温度センサ51、及びタンク下部に貯えられた温水の温度を検出する温度センサ52が取り付けられている。上述したように、給水源5から供給される低温水が貯湯タンク1の下部に取り付けられた入出水口31からタンク1内に流入し、ヒートポンプ給湯機2若しくは温水ボイラ3で加熱された温水が貯湯タンク1の上部に取り付けられた入水口33からタンク1内に流入する構成である。このため、タンク下部に取り付けられた温度センサ52よりも、タンク上部に取り付けられた温度センサ51の方が高い温度を検出する。
そして、この温度センサ51の検出結果に基づいて温水ボイラ3及び循環ポンプ24の制御を行う一方、温度センサ52の検出結果に基づいてヒートポンプ給湯機2及び循環ポンプ13の制御を行う。より具体的には、例えば温度センサ51から与えられる温度情報が50℃以上であれば温水ボイラ3及び循環ポンプ24を停止させる一方、35℃以下であれば温水ボイラ3及び循環ポンプ24を稼働させる。更に、例えば温度センサ52から与えられる温度情報が50℃以上であればヒートポンプ給湯機2及び循環ポンプ13を停止させる一方、35℃以下であればヒートポンプ給湯機2及び循環ポンプ13を稼働させる。
上述したように、温度センサ52よりも温度センサ51の方が高い温度が検出されるため、貯湯タンク1内に給水源5から低温水が供給され、タンク内の温度が低下し始めると、温度センサ52の方が先に35℃以下を検出し、これによって温水ボイラ3よりヒートポンプ給湯機2の方が先に稼働される。一方、加熱された温水が供給されることでタンク内の温度が上昇し始めると、温度センサ51の方が先に50℃以上を検出し、これによって温水ボイラ3がヒートポンプ給湯機2よりも先に停止される。このように、図4の構成とすることで、温水ボイラ3よりもヒートポンプ給湯機2を優先的に稼動させる制御が行われることとなる。上述のように、ヒートポンプ給湯機2は温水ボイラ3よりも単体で高効率を実現する構成であるため、高効率のヒートポンプ給湯機2の稼働率が向上されることで、システム全体としての高い効率が実現できる。
特開2007−170770号公報
しかしながら、図4の構成の場合、貯湯タンク1内に2つの温度センサ51及び52を取り付ける必要がある。通常、温水ボイラ3による加熱のみを想定して製造された従来の貯湯タンク1では、温水ボイラ3の制御のための温度センサ51は既に取り付けられているものの、ヒートポンプ給湯機2の制御のための温度センサ52は取り付けられていない。
従って、このような貯湯タンク1を図4に示す給湯システム100に適用するためには、新たに温度センサ52を取り付ける必要があるが、貯湯タンク1にはこのような温度センサ52を新たに取り付けるための管台が存在しておらず、このような温度センサ52を新たに取り付けるのが困難である。
又、別の方法として、貯湯タンク1に温度センサ52を取り付けるための孔を空け、この孔に温度センサ52を設置する方法も可能であるが、タンク1に孔が空けられることによってタンク1からの水漏れ等が発生する場合が考えられる。かかる場合、給湯負荷が発生していない場合であってもタンク1内の貯湯量が減少し、これによって給水源からの給水並びに温水ボイラ3或いはヒートポンプ給湯機2による加熱が追加的に必要となる可能性があり、システム全体の効率が低下するという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑み、複数の熱源機を有する給湯システムにおいて、新たに貯湯タンクに直接温度センサを取り付けることなく、一の熱源機の制御を可能にする給湯システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る給湯システムは、供給される温水を加熱する第1熱源機並びに第2熱源機と、温水を貯湯すると共に当該貯湯された温水を給湯負荷に供給する貯湯タンクと、前記貯湯タンク下部に設けられた出水口から取得された温水が、前記第1熱源機を介して再び前記貯湯タンクに再供給される第1循環回路と、前記貯湯タンク下部に設けられた入出水口から取得された温水が、前記第2熱源機を介して直接、若しくは更に前記第1熱源機を介して再び前記貯湯タンクに再供給される第2循環回路と、前記第2循環回路内において、前記入出水口と前記第2熱源機の間に介装された四方向に第1〜第4開口部を有する十字継手と、前記第1開口部から前記十字継手内部の流路に到達するように挿嵌されており、前記十字継手内部の流路を通水する温水の温度測定が可能な温度センサと、を備えてなり、前記第2開口部に低温水を供給する給水源を接続し、前記第3開口部に前記第2熱源機を接続し、前記第4開口部に前記入出水口を接続することで、前記給水源から供給される低温水が、前記十字継手で分岐されて前記貯湯タンク内並びに前記第2熱源機に供給可能に構成されており、前記第2熱源機が、前記温度センサによって検出された温度に応じて発停制御が行われることを第1の特徴とする。
本発明に係る給湯システムの上記第1の特徴構成によれば、十字継手内部を通水する温水の温度によって第2熱源機の発停制御が行われる。
ここで、給水源から低温水が供給されておらず、且つ、第2循環回路内を温水が通水していない、即ち貯湯タンクの前記入出水口から温水が取得されて前記第2熱源機で加熱された後再び貯湯タンクへ温水が再供給されるという循環回路を温水が通水していない場合、第2循環回路内における前記入出水口から前記第2熱源機までの経路内には温水が滞留することとなる。そして、この滞留している温水の温度は、入出水口近傍の貯湯タンク内の温水と同程度の温度となる。そして、第2循環回路内における入出水口から第2熱源機までの経路内には、十字継手が介装されており、その十字継手内部を通水する温水の温度が温度センサによって検出可能に構成されているため、温度センサによって検出される温水の温度は、貯湯タンクの下部に貯えられた温水の温度に略等しくなる。
又、給水源から低温水が供給されておらず、且つ、第2循環回路内を温水が通水している、即ち貯湯タンクの前記入出水口から温水が取得されて前記第2熱源機で加熱された後再び貯湯タンクへ温水が再供給されるという循環回路を温水が通水している場合、貯湯タンクに貯湯されている温水が入出水口から取り出され、十字継手内を介して第2熱源機に温水が供給されている。即ち、かかる場合には、入出水口近傍の貯湯タンク内の温水と、十字継手内を通水する温水は略同程度の温度を示すこととなる。このため、かかる場合においても、十字継手内を通水する温水の温度を温度センサによって検出することで、実質的に貯湯タンクの下部に貯えられた温水の温度を検出するに等しい結果となる。
つまり、給水源から低温水が供給されていない場合において、十字継手内を通水する温水の温度を温度センサによって検出することで、実質的に貯湯タンクの下部に貯えられた温水の温度を検出するに等しい結果となる。従って、この温度センサの検出結果に基づいて第2熱源機の制御を行うことで、実質的に貯湯タンクの下部に貯えられた温水の温度に基づく発停制御を行うことができる。
又、給水源から低温水が供給されている場合には、十字継手内を低温水が通水することとなる。かかる場合、温度センサによって、貯湯タンクの下部に貯えられている温水の温度と同等又はそれ以下の温度が検出される。これにより、貯湯タンク内の温水の温度が低下していることを認識することができる。従って、例えば検出された温度が所定の温度以下を示した時点で第2熱源機を稼働させる制御を行うように予め設定しておくことで、実質的に貯湯タンクの下部に貯えられた温水の温度に基づく発停制御を行うことができる。
そして、本発明の構成を実現するに際しては、市販の十字継手を用い、一の孔部に温度センサを挿嵌することのみで実現することができる。このため、一の熱源機のみを想定していた従来の貯湯タンクに対して、新たな熱源機を追加する場合においても、貯湯タンクに新たな温度センサを取り付けるための孔を空ける施工を行う必要がない。このため、貯湯タンクから水漏れが発生するという事態が生じることがなく、水漏れに伴うシステム効率の低下を招くという問題は発生しない。
又、本発明に係る給湯システムは、上記第1の特徴構成に加えて、前記第2熱源機が、ヒートポンプ回路の凝縮器からの凝縮熱と熱交換することで前記低温水を加熱して温水を生成するヒートポンプ給湯機であることを第2の特徴とする。
本発明に係る給湯システムの上記第2の特徴構成によれば、例えばガス焚等の温水ボイラのみを熱源機として使用していた従来の給湯システムに対して、貯湯タンクに新たな温度センサを取り付けるための孔を空ける施工を行うことなくシステム内に、新たに熱効率の高いヒートポンプ給湯機を導入することができる。このため、貯湯タンクから水漏れが発生するという事態が生じることがなく、水漏れに伴うシステム効率の低下を招くという問題は発生しない。
又、本発明に係る給湯システムは、上記第1又は第2の特徴構成に加えて、前記第2熱源機が、前記温度センサによる検出温度が第1温度以下であれば稼働し、前記第1温度より高い第2温度以上であれば停止する制御が行われることを第3の特徴とする。
本発明に係る給湯システムの上記第3の特徴構成によれば、貯湯タンクの下部に貯湯された温水の温度が低下すると第2熱源機を稼働させ、所定の温度以上に上昇すると第2熱源機を停止させるという制御を実質的に行うことができる。又、特に給湯負荷が大きい場合には、給水源から供給される低温水が十字継手内を通水する構成であり、通常、貯湯タンク内に貯湯されている温水よりも給水源から供給される低温水は低温であるため、予め第1温度を給水源から供給される低温水の温度よりは高い温度に設定しておくことで、給湯負荷が高負荷時に直ちに第2熱源機を稼働することができる。
本発明の構成によれば、一の熱源機のみを想定していた従来の貯湯タンクに対して、新たな熱源機を追加する場合においても、貯湯タンクに新たな温度センサを取り付けるための孔を空ける施工を行うことがない。このため、貯湯タンクから水漏れが発生するという事態が生じることがなく、水漏れに伴うシステム効率の低下を招くという問題は発生しない。
以下において、本発明に係る給湯システム(以下、適宜「本発明システム」と称する)の実施形態について図面を参照して説明する。尚、図4及び図5に示す従来構成と同一の構成要素については、同一の符号を付し、その説明を簡略化又は省略する。
又、以下の各図面は、システム構成を概略的に示したものであり、圧力センサ等の一部の構成要素については図示していない。
図1は、本発明システムの概略構成図である。図1に示す本発明システム10は、図4に示す従来の給湯システム100と比べて、三方継手41の代わりに異なる四方向に開口部を有する十字継手43を備え、この十字継手の一の開口部に温度センサ52が挿嵌されている点が異なる。言い換えれば、図5(b)に示す第2循環回路C2内において、入出水口31とヒートポンプ給湯機2の間に十字継手43が介装される構成である。
このとき、貯湯タンク1の入出水口31から取得された温水は、入出水口31、十字継手43を介してヒートポンプ給湯機2に供給され、ヒートポンプ給湯機2で加熱された温水が、入水口33から貯湯タンク1へ再供給される。又、給水源5から供給された低温水は、十字継手43によって、入出水口31から貯湯タンク1に供給される経路と、ヒートポンプ給湯機2へ供給される経路とに分岐される。
図2は、十字継手43の構造を拡大した模式図である。十字継手43は、異なる四方向に夫々第1開口部43a、第2開口部43b、第3開口部43c、及び第4開口部43dを備える。
第1開口部43aには、当該十字継手43内部の流路に到達するように温度センサ52が挿嵌されており、十字継手43内部の流路を通水する温水の温度測定が可能に構成されている。又、第2開口部43bには給水源5と連絡された管路が接続され、第3開口部43cにはヒートポンプ給湯機2と連絡された管路が接続され、第4開口部43dには入出水口31が接続されている。
これにより、給水源5から供給された低温水は、第2開口部43bから十字継手43内部に流入した後、第3開口部43cからヒートポンプ給湯機2へ供給される低温水と、第4開口部43dから入出水口31を介して貯湯タンク1内に供給される低温水とに分岐される。又、貯湯タンク1内に貯えられていた温水は、入出水口31から第4開口部43dを介して十字継手43内部に流入した後、第3開口部43cからヒートポンプ給湯機2へ供給される。そして、このように十字継手43内部を通水する温水又は低温水の温度が、第1開口部43aから挿嵌された温度センサ52によって検出可能に構成されている。
このように構成されるとき、給水源5からの低温水の供給がなく、ヒートポンプ給湯機2及び循環ポンプ13が停止状態である場合、第2循環回路C2内における入出水口31からヒートポンプ給湯機2までの経路内には温水が滞留することとなる。そして、この滞留している温水の温度は、入出水口31近傍の貯湯タンク1内の温水と同程度の温度となる。そして、第2循環回路C2内における入出水口31からヒートポンプ給湯機2までの経路内には、十字継手43が介装されており、その継手43内部を通水する温水の温度が温度センサ52によって検出可能に構成されている。従って、温度センサ52によって検出される温水の温度は、貯湯タンク1の下部に貯えられた温水の温度に略等しくなる。
つまり、給水源5からの低温水の供給がなく、ヒートポンプ給湯機2及び循環ポンプ13が停止状態である場合、温度センサ52によって十字継手43内部の温水の温度を検出することで、実質的に貯湯タンク1の下部に貯えられた温水の温度を検出するに等しい結果となる。
又、給水源5からの低温水の供給がなく、ヒートポンプ給湯機2及び循環ポンプ13が稼働状態である場合は、貯湯タンク1に貯湯されている温水が入出水口31から取り出され、十字継手43内を介してヒートポンプ給湯機2に温水が供給されている状態である。即ち、かかる場合には、入出水口31近傍の貯湯タンク1内の温水と、十字継手43内を通水する温水は略同程度の温度を示すこととなる。このため、かかる場合においても、十字継手43内を通水する温水の温度を温度センサ52によって検出することで、実質的に貯湯タンク1の下部に貯えられた温水の温度を検出するに等しい結果となる。
即ち、給水源5からの低温水の供給がない場合は、十字継手43内を通水する温水の温度を温度センサ52によって検出することで、実質的に貯湯タンク1の下部に貯えられた温水の温度を検出するに等しい結果となる。従って、上述した従来の給水システム100と同様、温度センサ51の検出結果に基づいて温水ボイラ3及び循環ポンプ24の制御を行い、温度センサ52の検出結果に基づいてヒートポンプ給湯機2及び循環ポンプ13の制御を行うことで、温水ボイラ3よりも高効率なヒートポンプ給湯機2を優先的に稼働させることができ、システム全体としての高い効率が実現できる。
一方、給水源5から低温水が供給されている場合は、貯湯タンク1内に貯湯されている温水量に対して、給湯負荷4が比較的大きい場合に相当する。かかる場合、給水源5から供給される低温水は必ず十字継手43内を通水する。即ち、温度センサ52は、十字継手43内を通水する低温水の温度を検出することとなる。
このとき、従来と同様、例えば、温度センサ52から与えられる温度情報が50℃以上であればヒートポンプ給湯機2及び循環ポンプ13を停止させる一方、35℃以下であればヒートポンプ給湯機2及び循環ポンプ13を稼働させる旨の制御を行う場合、給水源5から供給される低温水の温度は通常35℃以下であるため、ヒートポンプ給湯機2及び循環ポンプ13は稼働される。つまり、貯湯タンク1内に貯湯されている温水量に対して給湯負荷4が比較的大きい場合には、ヒートポンプ給湯機2が優先的に稼働されることとなる。そして、給湯負荷4の大きさが貯湯タンク1内に貯湯されている温水量に対して減少し、給水源5からの低温水の供給が停止されると、上述したように十字継手43内を通水する温水は、貯湯タンク1内の入出水口31近傍の温水と略同程度の温度を示すこととなる。
つまり、本発明システム1のような構成とすることで、常にヒートポンプ給湯機2を優先的に稼働させることができる。そして、温度センサ52の検出結果に基づいてヒートポンプ給湯機2の制御を行うと共に、従来と同様、温度センサ51の検出結果に基づいて温水ボイラ3の制御を行うことで、温水ボイラ3よりも高効率なヒートポンプ給湯機2を優先的に稼働させることができ、システム全体としての高い効率が実現できる。
そして、本発明システム1を実現するに際しては、市販の十字継手(クロス継手とも称される)を用い、一の孔部に温度センサを挿嵌することのみで実現することができる。このため、熱源機として温水ボイラ3のみを想定していた従来の貯湯タンク1に対して、ヒートポンプ給湯機2を新たな熱源機として追加する場合においても、貯湯タンク1に温度センサ52を取り付けるための孔を空ける施工を行う必要がないため、給湯システムの信頼性に影響を与えることなく容易にシステムを実現することができる。
更に、本発明システム1の構成とすることで、給湯負荷4が大きく給水源5から低温水が供給される場合には、温度センサ52によって当該低温水の温度が検出される構成となるため、検出された温度が低い温度であることを直ちに認識してヒートポンプ給湯機2を稼働させることができる。即ち、給湯負荷4が高負荷となった場合に、高効率のヒートポンプ給湯機2を直ちに稼働させる制御を行うことができ、システム全体としての高い効率が実現できる。
尚、上述の実施形態では、ヒートポンプ給湯機2で加熱された温水は、直接貯湯タンク1に供給されるシステム構成としたが、温水ボイラ3を介して貯湯タンク1に供給されるシステム構成としても構わない。図3は、本発明システムの別実施形態を示す概略構成図である。
図3に示す本発明システム10aは、図1に示す本発明システム10と比較して、循環ポンプ25及び三方継手44を新たに備え、又、逆止弁15及び三方継手42を備えない。即ち、ヒートポンプ給湯機2で加熱された温水が、循環ポンプ25を介して逆止弁17と温水ボイラ3の間に介装された三方継手44内に供給され、この三方継手44を介して温水ボイラ3へ供給される構成である。循環ポンプ25はヒートポンプ給湯機2と同様、温度センサ52によって制御される。尚、圧力的に循環ポンプ13だけで温水ボイラ3側へ供給可能であれば、循環ポンプ25は不要である。
かかる構成とすることで、温度センサ52が35℃以下を検出すると、ヒートポンプ給湯機2によって加熱された温水が、循環ポンプ25、三方継手44を介して温水ボイラ3内を加熱されることなく通過した後、入水口33から温水が貯湯タンク1に供給される。一方で、温度センサ51についても35℃以下を検出した場合には、ヒートポンプ給湯機2によって加熱された温水が、温水ボイラ3に供給された後、再度温水ボイラ3によって加熱されて貯湯タンク1に供給される。
即ち、本発明システム10aの場合、温水ボイラ3には予めヒートポンプ給湯機2によって加熱された温水が供給されるため、温水ボイラ3に供給される温水の温度が本発明システム10と比較して上昇し、これによって温水ボイラ3の熱交換量を減らすことができるため、システム全体の効率が向上する。
尚、上述の実施形態では、熱源機としてヒートポンプ給湯機2と温水ボイラ3を用いるものとして説明したが、複数の熱源機を備えると共に、一の熱源機が十字継手43内に挿嵌された温度センサ52によって発停制御が行われる構成であれば、熱源機の種類に限定されるものではない。又、ヒートポンプ給湯機2並びに温水ボイラ3を備える場合であっても、上述のようにCO冷媒を用いたヒートポンプ給湯機や真空式ボイラに限定されるものではない。更に、ヒートポンプ給湯機2及び温水ボイラ3の発停条件として記載した設定温度値はあくまで一例であり、設定値はこの値に限られるものではない。
又、上述の各実施形態において、継手内を通水する温水の温度を測定するために挿嵌する温度センサは、鉛直下向きに挿嵌する必要はなく、挿嵌方向に依存するものではない。又、各継手間の接続位置や継手の取り付け位置は、図面上に図示された位置に限定されるものではなく、本発明の範囲内で任意に変更可能である。例えば、図2では貯湯タンク1の入出水口31を接続する開口部43dと向かい合う位置の開口部43bには給水源5を接続し、開口部43dの時計回りの位置で隣接する開口部43aには温度センサ52を挿嵌し、開口部43dの反時計回りの位置で隣接する開口部43cにはヒートポンプ給湯機2を接続するものとしたが、これら給水源5、温度センサ52、及びヒートポンプ給湯機2を、開口部43a〜43cの何れに接続(挿嵌)させる構成としても構わない。又、図2では開口部43aと開口部43cとが鉛直方向に向かい合う構成であったが、例えば水平方向に向かい合う構成としても構わない。
本発明に係る給湯システムは、例えばヒートポンプ式の給湯システムに利用でき、ヒートポンプ式の給湯システムの高いエネルギー効率を維持して、瞬間的な高給湯負荷への給湯に自動的に対応可能で、システム内の給湯圧力を高めることのできる給湯システムを提供することができる。
本発明に係る給湯システムの概略構成図 十字継手の構造を拡大した模式図 本発明に係る給湯システムの別の概略構成図 従来の給湯システムの概略構成図 第1循環回路及び第2循環回路の経路図
符号の説明
1: 貯湯タンク
2: ヒートポンプ給湯機
3: 温水ボイラ
4: 給湯負荷
5: 給水源
10、10a: 本発明に係る給湯システム
11、12、14、16、18、19、21、22:弁
13、23、24、25: 循環ポンプ
15、17: 逆止弁
31: 入出水口
32、34: 出水口
33、35: 入水口
41、42、44: 三方継手
43: 十字継手
43a、43b、43c、43d: 開口部
51、52: 温度センサ
100: 従来の給湯システム
C1、C2: 循環回路

Claims (3)

  1. 供給される温水を加熱する第1熱源機並びに第2熱源機と、
    温水を貯湯すると共に当該貯湯された温水を給湯負荷に供給する貯湯タンクと、
    前記貯湯タンク下部に設けられた出水口から取得された温水が、前記第1熱源機を介して再び前記貯湯タンクに再供給される第1循環回路と、
    前記貯湯タンク下部に設けられた入出水口から取得された温水が、前記第2熱源機を介して直接、若しくは更に前記第1熱源機を介して再び前記貯湯タンクに再供給される第2循環回路と、
    前記第2循環回路内において、前記入出水口と前記第2熱源機の間に介装された四方向に第1〜第4開口部を有する十字継手と、
    前記第1開口部から前記十字継手内部の流路に到達するように挿嵌されており、前記十字継手内部の流路を通水する温水の温度測定が可能な温度センサと、を備えてなり、
    前記第2開口部に低温水を供給する給水源を接続し、前記第3開口部に前記第2熱源機を接続し、前記第4開口部に前記入出水口を接続することで、前記給水源から供給される低温水が、前記十字継手で分岐されて前記貯湯タンク内並びに前記第2熱源機に供給可能に構成されており、
    前記第2熱源機が、前記温度センサによって検出された温度に応じて発停制御が行われることを特徴とする給湯システム。
  2. 前記第2熱源機が、ヒートポンプ回路の凝縮器からの凝縮熱と熱交換することで前記低温水を加熱して温水を生成するヒートポンプ給湯機であることを特徴とする請求項1に記載の給湯システム。
  3. 前記第2熱源機が、前記温度センサによる検出温度が第1温度以下であれば稼働し、前記第1温度より高い第2温度以上であれば停止する制御が行われることを特徴とする請求項1又は2に記載の給湯システム。
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