JP2009243500A - 緊急遮断弁装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】設備の稼働に支障を来さない状態で、弁体の作動確認が簡易な構造で速やかに行えるようにするとともに、コストの低減化を図る。
【解決手段】第1、第2シリンダ6、7内にピストンロッド11により連結した第1、第2ピストン9、10を設け、第2ピストンを、環状体からなるストッパピストン12と、環状溝13に軸線方向に摺動自在に内嵌したバルブ開度規制ピストン14とで構成し、弁体2の全開状態で、環状溝の溝幅を規制する一方の内壁13aとバルブ開度規制ピストンとの間に間隙aを形成し、弁体の作動確認時に、第1ピストンを、圧縮スプリング8のばね力でもって弁体の全開状態の位置から閉弁方向に駆動させたとき、バルブ開度規制ピストンを環状溝の一方の内壁に当接させて、バルブ開度規制ピストンの駆動範囲を間隙の軸線方向の幅によって規制し、弁体を、予め定めた所望の中間開度に維持させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、石油精製プラント等における流体の流路や、ガス等のパイプラインなどの途中に設けられる緊急遮断弁装置に係り、特に、プラント等の設備を稼働させながら、弁体の作動を確認しうるようにした緊急遮断弁装置に関する。
パイプラインに接続される緊急遮断弁は、プラント等の設備が正常に稼働されているときには弁体を全開状態に維持し、地震等により、設備に異常が発生するなどした際には、弁体を全閉状態となるように作動させて、事故等を未然に防止している。
そのため、緊急遮断弁の信頼性を確保するためには、弁体が正常に作動するか否かの確認を、設備の稼働を中断して、定期的に点検することが行われている。
しかし、信頼性をより一層向上させるために、設備の稼働中にも、緊急遮断弁を完全に閉止させることなく、緊急遮断弁が、設備の稼動に支障を来たさない程度の開度、すなわち開度100%の状態から約15〜30%程度閉弁して、作動確認試験、いわゆるパーシャルストロークテストを実施することが望まれている。
このようなパーシャルストロークテストを設備の稼働中にも実施可能にした緊急遮断弁装置としては、たとえば、本出願人が既に出願した特許文献1に記載のスプリングリターン式の単作動型シリンダからなるものがある。
この種の緊急遮断弁装置は、図8および図9に示すように、設備のパイプラインWに接続されたボールバルブからなるバルブ本体01内における弁体02の弁軸03を臨ませたボディ本体04の両端部に、たとえば第1シリンダ05を右側に、この第1シリンダ05とほぼ同径のシリンダ径を有する第2シリンダ06を左側にそれぞれ配置して、これら第1、第2シリンダ05、06を互いに軸線方向の同一直線上に位置するように隣設する。
第1、第2シリンダ05、06内には、ピストンロッド07によって連結された第1、第2ピストン08、09がそれぞれ摺動自在に設けられているとともに、第1シリンダ05内に圧縮スプリング010を設けることにより、圧縮スプリング010のばね力でもって第1ピストン08を閉弁方向に付勢しうるようになっている。
ピストンロッド07には、セクタギヤ、あるいは図示のように、弁軸03の回動に連係する揺動アーム011が、連係ピン012を介して連係されているとともに、この揺動アーム011を、ピストンロッド07の軸線方向の移動に追従して回動させることにより、弁体02を開閉しうるようになっている。
設備の稼動による通常時には、第1、第2ピストン08、09における左側方のシリンダ室05a、06aに、流体供給源(図示せず)からの圧力流体を、ポートP1、P2から、それぞれ供給するとともに、右側方のシリンダ室05b、06b内の空気を、ポートP3、P4から、それぞれ排出して、圧縮スプリング010のばね力に抗して、第1、第2ピストン08、09を右方の開弁方向に駆動させることによって、ピストンロッド07に連係ピン011を介して連係させた揺動アーム012を駆動し、弁軸03を回動させて、弁体02が全開状態に維持されるようになっている。
稼動中の設備に異常が発生した時などのような緊急時にあっては、第1、第2ピストン08、09における左側方のシリンダ室05a、06a内の圧力流体を、ポートP1、P2から、それぞれ排出するとともに、右側方のシリンダ室05b、06b内に外気を導入して、第1、第2ピストン08、09を、圧縮スプリング010のばね力でもって、左方の閉弁方向に駆動させることによって、弁体02を全閉状態にし、これにより、プラント設備等におけるパイプラインWの緊急遮断が行われるようになっている。
しかし、設備の稼働中に弁体02のパーシャルストロークテストを行う場合には、弁体02の全開状態において、第1、第2ピストン08、09を、圧縮スプリング010のばね力でもって閉弁方向に作動させて、弁体02が設備の稼動に支障のない程度の開度に維持されるようにする際に、第1、第2ピストン08、09における左側方のシリンダ室05a、06a内の圧力流体を、ポートP1、P2から、それぞれ少しずつ排出して、揺動アーム012に作用する弁軸03の回動に要する負荷を考慮しながら、圧縮スプリング010のばね力と、第1、第2ピストン05、06に作用するシリンダ室05a、06a内の空気圧とがバランスしうるように調整することにより行われているのが現状である。
特開2005−320986号公報
本発明は、前記の現状に鑑み、設備の稼働に支障を来さない状態で、弁体の作動確認が簡易な構造でもって速やかに行うことができるとともに、コストの低減化を図ることができるようにした緊急遮断弁装置を提供することを目的とする。
上記課題は「特許請求の範囲」における各請求項に記載するように、次のような構成からなる発明によって解決される。
(1) パイプラインに接続されたバルブ本体内における弁体の弁軸を臨ませたボディ本体の両端部に、第1シリンダと第2シリンダとを、互いに軸線方向の同一直線上に位置するように配設するとともに、第1、第2シリンダ内に、弁軸に連係するピストンロッドの両端部に互いに連結された第1ピストンおよび第2ピストンをそれぞれ軸線方向に摺動自在に設け、かつ第1シリンダ内に、第1ピストンを閉弁方向に付勢する付勢体を設け、通常時には、第1、第2シリンダ内を摺動自在な第1、第2ピストンの一側方のシリンダ室に流体供給源からの圧力流体を供給して、第1、第2ピストンを、付勢体の付勢力に抗して、それぞれ開弁方向に駆動させることにより、ピストンロッドに連係する弁軸を介して、弁体を全開状態にするとともに、緊急時には、第1、第2ピストンの前記一側方のシリンダ室内の圧力流体を排出しうるようにそれぞれ切換えて、第1、第2ピストンを、付勢体の付勢力でもって、それぞれ閉弁方向に駆動させることにより、弁体を全閉状態にする単作動型シリンダからなる緊急遮断弁装置において、第2ピストンを、第2シリンダ内に軸線方向に摺動自在に設けられ、かつ環状体の内周面に環状溝が形成されたストッパピストンと、このストッパピストンの環状溝に軸線方向に摺動自在に設けられ、かつ一端に第1ピストンが連結されたピストンロッドの他端に連結したバルブ開度規制ピストンとにより構成するとともに、弁体の全開時には、第1、第2ピストンの一側方のシリンダ室に圧力流体をそれぞれ供給することにより、第1、第2ピストンを互いに協動して開弁方向に駆動させるとともに、第2ピストンのバルブ開度規制ピストンがストッパピストンにおける環状溝の溝幅を規制する一方の内壁から他方の内壁に向けて摺動して当接しうるようにして、環状溝の前記一方の内壁とバルブ開度規制ピストンとの間に間隙を形成し、かつ、弁体の作動確認時には、第1ピストンの一側方のシリンダ室内の圧力流体を排出することにより、第1ピストンを、付勢体の付勢力でもって弁体の全開状態の位置から閉弁方向に駆動させたときにおけるバルブ開度規制ピストンの駆動範囲を、前記間隙の軸線方向の幅によって規制することにより、弁体を予め定めた所望の中間開度に維持しうるようにする。
(2) 上記(1)項において、第1、第2シリンダ内における第1、第2ピストンの一側方のシリンダ室に流体供給源からの圧力流体をそれぞれ供給することにより、第1、第2ピストンを、付勢体の付勢力に抗して弁体の開弁方向に駆動させて、弁体を全開状態にする第1流体作動切換弁と、この第1流体作動切換弁を、緊急遮断時の非通電状態において、第1、第2ピストンの一側方のシリンダ室内の圧力流体を排出することにより、第1、第2ピストンを、付勢体の付勢力でもって弁体の閉弁方向に駆動させて、弁体を全閉状態にするように切換える緊急遮断用の第1電磁切換弁と、この第1電磁切換弁と第1流体作動切換弁との間に設けられ、かつ第1電磁切換弁に連動する第1流体作動切換弁を介して、非通電状態にあるとき、弁体の全開状態および全閉状態を許容するとともに、通電状態にあるとき、第2ピストンのストッパピストンを静止状態に維持して、第1ピストン、第2ピストンのバルブ開度規制ピストンを、付勢体の付勢力でもって弁体の全開状態から閉弁方向に向けて駆動しうるように、第1流体作動切換弁を切換える、弁体作動確認用の第2電磁切換弁とによって弁体開閉機構を構成する。
(3) 上記(1)項または(2)項において、第1電磁切換弁に連動する第2流体作動切換弁によって弁体作動確認機構を構成し、第2流体作動切換弁を、第2シリンダ内における第2ピストンの一側方のシリンダ室に圧力流体を供給することにより、第2ピストンを、付勢体の付勢力に抗して駆動させて、第1電磁切換弁の通電状態における弁体の全開位置に停止させ、弁体の作動確認時における第2電磁切換弁の通電状態において、付勢体の付勢力でもって弁体の閉弁方向に駆動する第2ピストンのバルブ開度規制ピストンを、静止状態を維持する第2ピストンのストッパピストンにおける環状溝の一方の内壁に当接させることにより、弁体を予め定めた所望の中間開度に維持しうるようにするとともに、緊急遮断時における第1電磁切換弁の非通電状態において、第2ピストンの一側方のシリンダ室内の圧力流体を排出することにより、付勢体の付勢力でもって駆動する第2ピストンを、弁体の全閉位置に停止させるように切換制御可能とする。
(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、弁体開閉機構における第1電磁切換弁と第2電磁切換弁との間に、弁設置現場において弁体作動確認の手動操作を可能にする手動切換弁を設ける。
(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、弁体の弁軸に、弁体の中間開度動作を検知する検知手段を設ける。
本発明によると、次のような効果を奏することができる。
請求項1記載の発明によれば、第2ピストンを、第2シリンダ内に軸線方向に摺動自在に設けられ、かつ環状体の内周面に環状溝が形成されたストッパピストンと、このストッパピストンの環状溝に軸線方向に摺動自在に設けられ、かつ一端に第1ピストンが連結されたピストンロッドの他端に連結したバルブ開度規制ピストンとにより構成するとともに、弁体の全開時には、第1、第2ピストンの一側方のシリンダ室に圧力流体をそれぞれ供給することにより、第1、第2ピストンを互いに協動して開弁方向に駆動させるとともに、第2ピストンのバルブ開度規制ピストンがストッパピストンにおける環状溝の溝幅を規制する一方の内壁から他方の内壁に向けて摺動して当接しうるようにして、環状溝の前記一方の内壁とバルブ開度規制ピストンとの間に間隙を形成し、かつ、弁体の作動確認時には、第1ピストンの一側方のシリンダ室内の圧力流体を排出することにより、第1ピストンを、付勢体の付勢力でもって弁体の全開状態の位置から閉弁方向に駆動させたときにおけるバルブ開度規制ピストンの駆動範囲を、前記間隙の軸線方向の幅によって規制することにより、弁体を予め定めた所望の中間開度に維持しうるようにしてあるため、弁体は、予め定めた一定の開度以上に閉弁されることはなく、パイプライン等の流路を、設備の稼働に支障を来さない状態で、弁体の作動確認を簡易な構造でもって速やかに行うことができる。
また、第2ピストンの構成を、ストッパピストンとバルブ開度規制ピストンとに代えるだけで、外見が従来型と同様のスプリングリターン式の単作動型シリンダを用いることができるため、コストの低減化を図ることができる。
請求項2記載の発明によれば、弁体開閉機構を、第1、第2シリンダ内における第1、第2ピストンの一側方のシリンダ室に流体供給源からの圧力流体をそれぞれ供給することにより、第1、第2ピストンを、付勢体の付勢力に抗して弁体の開弁方向に駆動させて、弁体を全開状態にする第1流体作動切換弁と、この第1流体作動切換弁を、緊急遮断時の非通電状態において、第1、第2ピストンの一側方のシリンダ室内の圧力流体を排出することにより、第1、第2ピストンを、付勢体の付勢力でもって弁体の閉弁方向に駆動させて、弁体を全閉状態にするように切換える緊急遮断用の第1電磁切換弁と、この第1電磁切換弁と第1流体作動切換弁との間に設けられ、かつ第1電磁切換弁に連動する第1流体作動切換弁を介して、非通電状態にあるとき、弁体の全開状態および全閉状態を許容するとともに、通電状態にあるとき、第2ピストンのストッパピストンを静止状態に維持して、第1ピストン、第2ピストンのバルブ開度規制ピストンを、付勢体の付勢力でもって弁体の全開状態から閉弁方向に向けて駆動しうるように、第1流体作動切換弁を切換える、弁体作動確認用の第2電磁切換弁とによって構成してあるため、第1、第2ピストンの駆動による弁体の開閉を速やかに行うことができる。
請求項3記載の発明によれば、弁体作動確認機構を、第1電磁切換弁に連動する第2流体作動切換弁によって構成するとともに、第2流体作動切換弁を、第2シリンダ内における第2ピストンの一側方のシリンダ室に圧力流体を供給することにより、第2ピストンを、付勢体の付勢力に抗して駆動させて、第1電磁切換弁の通電状態における弁体の全開位置に停止させ、弁体の作動確認時における第2電磁切換弁の通電状態において、第1空気作動弁を切換え、付勢体の付勢力でもって弁体の閉弁方向に駆動する第2ピストンのバルブ開度規制ピストンを、静止状態を維持する第2ピストンのストッパピストンにおける環状溝の一方の内壁に当接させることにより、弁体を予め定めた所望の中間開度に維持しうるようにするとともに、緊急遮断時における第1電磁切換弁の非通電状態において、第2ピストンの一側方のシリンダ室内の圧力流体を排出することにより、付勢体の付勢力でもって駆動する第2ピストンを、弁体の全閉位置に停止させるように切換制御可能としているため、弁体の作動確認時に、ピストンロッドを、弁体の開度規制位置に正確に停止させることができ、弁体を、設備の稼動に支障を来たさない中間開度に維持させることができ、弁体の作動確認テストを、随時簡単に行うことができるとともに、緊急遮断時における弁体の全閉動作も速やかに行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、弁体開閉機構における第1電磁切換弁と第2電磁切換弁との間に、弁設置現場において弁体作動確認の手動操作を可能にする手動切換弁を設けてあるため、弁体の作動確認を、緊急遮断弁装置より離れた位置からのオンラインと、その設置現場での手動操作との両方で行うことができる。
請求項5記載の発明によれば、弁体の弁軸に、弁体の中間開度動作を検知する検知手段を設けてあるため、弁体が正常に作動するか否かを、緊急遮断弁装置より離れた遠隔地からでも、容易に確認することができる。
以下、本発明を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明における第1実施形態の緊急遮断弁装置のシリンダ系を縦断して示す弁体全閉状態の正面図、図2は、同じく、シリンダ系を横断して示す弁体全閉状態の平面図、図3は、同じく、シリンダ系を横断して示す弁体全開状態の平面図である。
本発明の緊急遮断弁装置は、図1および図2に示すように、たとえばプラント設備等におけるパイプラインWの途中に接続されたボールバルブからなる公知のバルブ本体1と、このバルブ本体1の内部に収容されたボール形の弁体2を、弁軸3を介して開閉制御するシリンダ系の弁駆動制御機構4とによって構成されている。
弁駆動制御機構4は、弁体2の弁軸3を臨ませたボディ本体5の両端部に、たとえば第1シリンダ6を右側に、この第1シリンダ6とほぼ同径もしくは大径のシリンダ径からなる第2シリンダ7を左側に配置して、これら第1、第2シリンダ6、7を、互いに軸線方向の同一直線上に位置するように配設した従来型のスプリングリターン式の単作動型トルクシリンダが用いられている。
第1シリンダ6内には、圧縮スプリング8のばね力によって閉弁方向に付勢された第1ピストン9が、第2シリンダ7内には、第1ピストン9とほぼ同径もしくは大径の第2ピストン10がそれぞれ摺動自在に設けられているとともに、これら第1、第2ピストン9、10は、第1、第2シリンダ6、7間に跨るように軸線方向に延びるピストンロッド11の両端部11a、11bにそれぞれ連結されている。
第2ピストン10は、第2シリンダ7内に軸線方向に摺動自在に設けた環状体からなるストッパピストン12と、このストッパピストン12における環状体の内周面に形成した環状溝13と、この環状溝13内に軸線方向に摺動自在に内嵌させて設けたバルブ開度規制ピストン14とにより構成されている。
このバルブ開度規制ピストン14は、第1ピストン9よりも小径となっているとともに、一端部11aに第1ピストン9を連結したピストンロッド11の他端部11bに連結され、かつ環状溝13の軸線方向に対向する左右の内壁、すなわち環状溝13の溝幅を規制する内壁13a、13b間を摺動しうるように、そのストローク長さが規制されている。
第2ピストン10は、図3に示すように、弁体2の全開状態において、ストッパピストン12における環状溝13の右側の内壁13bにバルブ開度規制ピストン14の右側面が当接しうるようになっているとともに、バルブ開度規制ピストン14の左側面と環状溝13の左側の内壁13aとの間に間隙aが形成されるようにし、この間隙aの軸線方向の幅によって、バルブ開度規制ピストン14の駆動範囲、すなわちストローク長さが規制されて、弁体2を、予め定めた所望の中間開度に設定しうるように、弁体作動確認機構を構成している。
すなわち、前記弁体作動確認機構において、バルブ本体1における弁体2の開度調整は、ストッパピストン12における環状溝13の軸線方向の溝幅を調整して、前記間隙aにおける軸線方向の幅を変更することによって、バルブ開度規制ピストン14の駆動範囲を規制することにより伝わるようになっている。
第1、第2ピストン9、10は、通常時に、第1、第2ピストン9、10の左側方のシリンダ室6a、7aに、それぞれポートP1、P2を介して流体供給源からの圧力空気を供給するとともに、第1、第2ピストン9、10における右側方のシリンダ室6b、7b内の空気を、それぞれポートP3、P4を介して排出することにより、圧縮スプリング8のばね力に抗して、右方の開弁方向に駆動しうるようになっている。
これにより、第1、第2ピストン9、10間に連結されたピストンロッド11は、右方に駆動しうるとともに、ピストンロッド11に連係ピン15を介して連係させた揺動アーム16を反時計回りに揺動させることにより、弁体2の弁軸3を回動させ、図3に示すように、バルブ本体1内の弁体2を全開状態に許容する弁体開閉機構を構成している
弁体開閉機構は、緊急時には、第1ピストン9と、第2ピストン10の左側方のシリンダ室6a、7aの圧力流体を、ポートP1、P2を介してそれぞれ排出し、第1ピストン9の右側方のシリンダ室6bと第2ピストン10の右側方のシリンダ室7bに、それぞれポートP3、P4を介して、外気が導入されるように切換えて、第1ピストン9と、これに追従する第2ピストン10とを、圧縮スプリング8のばね力でもって左方の閉弁方向に駆動させることにより、図1、図2に示すように、バルブ本体1の弁体2を全閉状態となるように許容して、設備のパイプラインWを遮断しうるようになっている。
このとき、第2ピストン10のストッパピストン12に内嵌したバルブ開度規制ピストン14の右方への推力は、圧縮スプリング8のばね力より小さくなるように設定することにより、弁体2の全閉状態において、圧縮スプリング8のばね力でもってバルブ開度規制ピストン14を左方に駆動させ、バルブ開度規制ピストン14の左側面がストッパピストン12における環状溝13の左側の内壁13aに当接して停止するようになっている。
弁体作動確認機構は、バルブ本体1における弁体2の作動確認時に、第1ピストン9を、図3に示す弁体2の全開状態の位置から左方の閉弁方向に駆動させたとき、第2ピストン10におけるバルブ開度規制ピストン14の右方への推力が、圧縮スプリング8のばね力よりも小さく設定されているために、バルブ開度規制ピストン14は、ストッパピストン12を静止状態に維持させたまま、圧縮スプリング8のばね力でもって左方に駆動して、その左側面を環状溝13の左側の内壁13aに当接して停止する。
バルブ開度規制ピストン14がストッパピストン12における環状溝13の左側の内壁13aに当接すると、その後の第2ピストン10の右方への推力は、ストッパピストン12とバルブ開度規制ピストン14との推力となって、圧縮スプリング8のばね力によるバルブ開度規制ピストン14の左方への推力よりも大きくなるため、バルブ開度規制ピストン14は、弁体2が、予め定めた所望の中間開度に維持されるように停止しうるようになっている。
次に、弁駆動制御機構4による弁体1の開閉制御状態を、図4〜図6に示す図面に基づいて説明する。
図4は、弁体の全開状態におけるシリンダ制御系の概略図、図5は、同じく、弁体の全閉状態におけるシリンダ制御系の概略図、図6は、同じく、弁体の作動確認時におけるシリンダ制御系の概略図である。
図4に示すように、弁体開閉機構の駆動制御回路は、第1空気作動切換弁17と、この第1空気作動切換弁17を切換動作させる緊急遮断用の第1電磁切換弁18と、この第1電磁切換弁18と前記第1空気作動切換弁17との間に接続された弁体作動確認用の第2電磁切換弁19と、第1電磁切換弁18に連動しうるように接続される第2空気作動切換弁20とを有する。
第1空気作動切換弁17は、プラント設備の稼動中における通常時に、第2電磁切換弁19の非通電状態において、第1電磁切換弁18を通電状態にすることにより、第1ピストン9の左側方のシリンダ室6aに、流体供給源21からの圧力空気を、フィルタレギュレータ22を通して供給し、第1ピストン9の右側方のシリンダ室6bの圧力空気を排出するように連動させて切換えることにより、第1ピストン9を、圧縮スプリング8のばね力に抗して、右方の開弁方向に駆動させ、バルブ本体1の弁体2が全開状態に維持されるようになっている。
第2空気作動切換弁20は、前記したバルブ本体1における弁体2の全開状態において、第2ピストン10の左側方のシリンダ室7aに、流体供給源21からの圧力空気を、フィルタレギュレータ22を通して供給し、第2ピストン10における右側方のシリンダ室7bの圧力空気を排出して、第2ピストン10におけるストッパピストン12とバルブ開度規制ピストン14とが協働して、圧縮スプリング8のばね力に抗して右方に駆動され、バルブ開度規制ピストン14の右側面が、環状溝13の右方の内壁13bに当接するまで駆動させることにより、バルブ開度規制ピストン14の左側面と環状溝13の左側の内壁13aとの間に間隙aが形成されるように切換えられる。
また、第1空気作動切換弁17は、図5に示すように、第2電磁切換弁19の非通電状態において、緊急遮断時に、第1電磁切換弁18を非通電状態にすると、第1ピストン9の左側方のシリンダ室6aの圧力空気、および第2ピストン10における左側方のシリンダ室7aの圧力空気を排出するとともに、第1ピストン9の右側方のシリンダ室6b内、および第2ピストン10の右側方のシリンダ室7b内に外気を導入して、第1、第2ピストン9、10を、圧縮スプリング8のばね力でもって左方の閉弁方向に駆動させることにより、バルブ本体1の弁体2が全閉状態となるように切換えられる。
第1電磁切換弁18、第2電磁切換弁19の通電操作は、プラント設備の制御室に設置されたロジックコントローラ23によって行われるようになっているとともに、このロジックコントローラ23には、ボディ本体5に取り付けられたリミットスイッチ24が接続されている。
このリミットスイッチ24は、弁軸3の回動動作、すなわち弁体2の開閉動作を検知して、ロジックコントローラ23にフィードバックし、後記するバルブ本体1における弁体2の作動確認が遠隔操作の下に行われるようになっている。
また、弁体作動確認後、このフィードバック信号により、第2電磁切換弁19の通電状態が解除され、通常時における弁体2の全開状態に戻される。
図4に示す通常時のバルブ本体1における弁体2の全開状態において、弁体2の作動確認作業を行う場合には、図6に示すように、第1電磁切換弁18の通電状態の下で、第2電磁切換弁19を通電すると、第2空気作動切換弁20は、作動しないで、第2ピストン10の左側方のシリンダ室7aに、流体供給源21からの圧力空気をフィルタレギュレータ22を通して供給して、第2ピストン10に負荷を掛けたままの状態にし、第1空気作動切換弁17のみが切換わって、第1ピストン9の左側方のシリンダ室6a内の圧縮空気が排出されるようにしている。
これにより、弁体開閉機構を構成する第1シリンダ6の第1ピストン9が、圧縮スプリング8のばね力でもって弁体2の全開状態の位置から左方の閉弁方向に駆動される。
このとき、第2シリンダ7における左側方のシリンダ室7aには、流体供給源20からの圧力空気がフィルタレギュレータ21を通して供給されて、第2ピストン10が圧力空気によって負荷されたままとなっているため、ストッパピストン12は、静止状態を維持しているが、第1ピストン9の径がバルブ開度規制ピストン14の径よりも大きく、しかもバルブ開度規制ピストン14の右方への推力が、第1ピストン9の左方への推力よりも小さくなるように設定されているために、バルブ開度規制ピストン14は、圧縮スプリング8のばね力でもってストッパピストン12の環状溝13との間に形成される間隙aの幅分だけ左方へ駆動して、環状溝13の左方の内壁13aに当接して停止する。
これにより、ピストンロッド11に連係された揺動アーム16が時計回り方向に回動され、バルブ本体1の弁体2が、100%の全開状態から、たとえば15〜30%程度に閉弁しうるように作動して、予め定めた所望の中間開度に維持される。
したがって、バルブ本体1の弁体2は、予め定めた一定の開度以上に閉弁されることはなく、プラント設備におけるパイプラインWの流路を、設備の稼働に支障を来さない状態で、弁体作動確認が、簡易な構造で速やかに行うことができる。
弁体作動確認中において、本来の緊急遮断信号が第1電磁切換弁18に入力されると、第1電磁切換弁18は非通電状態となって、第2空気作動切換弁20が切換り、図5に示すように、第2ピストン10における左側方のシリンダ室7a内の圧力空気を排出して、第2ピストン10の左方への移動を許容することにより、第1ピストン9を、圧縮スプリング8のばね力でもって左方への閉弁方向に駆動させ、バルブ本体1の弁体2を全閉状態する。
また、弁体作動確認後は、リミットスイッチ24からロジックコントローラ23にフィードバックされたフィードバック信号により、第2電磁切換弁19の通電状態が解除され、通常時における弁体2の全開状態に戻される。
図7は、本発明の第2実施形態における弁体全閉状態のシリンダ制御系の概略図である。
なお、以下の説明において、前記第1実施形態と構成が重複する部分は、説明を省略する。
本実施形態の緊急遮断弁装置では、弁駆動制御機構25の駆動制御回路を構成する緊急遮断用の第1電磁切換弁26と、弁体作動確認用の第2電磁切換弁27との間に、弁設置現場において弁体作動確認の手動操作を可能にする手動切換弁28が設けられている。
この手動切換弁28の押動操作により、第1空気作動切換弁29を切換えて、弁体作動確認を行うようになっており、これにより、バルブ本体における弁体の作動確認を、緊急遮断弁装置より離れた位置からの遠隔操作と、その設置現場での手動操作との両方で行うことができる。
本発明の緊急遮断弁装置における第1実施形態のシリンダ系を縦断して示す正面図である。 同じく、シリンダ系を横断して示す弁体全閉状態の平面図である。 同じく、シリンダ系を横断して示す弁体全開状態の平面図である。 弁体の全開状態におけるシリンダ制御系の概略図である。 同じく、弁体の全閉状態におけるシリンダ制御系の概略図である。 同じく、弁体の作動確認時におけるシリンダ制御系の概略図である。 本発明の第2実施形態における弁体全閉状態のシリンダ制御系の概略図である。 従来の緊急遮断弁装置におけるシリンダ系を縦断して示す弁体全閉状態の正面図である。 同じく、シリンダ系を横断して示す平面図である。
符号の説明
1 バルブ本体
2 弁体
3 弁軸
4 弁駆動制御機構
5 ボディ本体
6 第1シリンダ
6a シリンダ室
6b シリンダ室
7 第2シリンダ
7a シリンダ室
7b シリンダ室
8 圧縮スプリング
9 第1ピストン
10 第2ピストン
11 ピストンロッド
11a 一端部
11b 他端部
12 ストッパピストン(環状体)
13 環状溝
13a 内壁
13b 内壁
14 バルブ開度規制ピストン
15 連係ピン
16 揺動アーム
17 第1空気作動切換弁
18 第1電磁切換弁
19 第2電磁切換弁
20 第2空気作動切換弁
21 流体供給源
22 フィルタレギュレータ
23 ロジックコントローラ
24 リミットスイッチ
25 弁駆動制御機構
26 第1電磁切換弁
27 第2電磁切換弁
28 手動切換弁
29 第1空気作動切換弁
01 バルブ本体
02 弁体
03 弁軸
04 ボディ本体
05 第1シリンダ
05a シリンダ室
05b シリンダ室
06 第2シリンダ
06a シリンダ室
06b シリンダ室
07 ピストンロッド
08 第1ピストン
09 第2ピストン
010 圧縮スプリング
011 揺動アーム
012 連係ピン
a 間隙
P1〜P4 ポート
W パイプライン

Claims (5)

  1. パイプラインに接続されたバルブ本体内における弁体の弁軸を臨ませたボディ本体の両端部に、第1シリンダと第2シリンダとを、互いに軸線方向の同一直線上に位置するように配設するとともに、第1、第2シリンダ内に、弁軸に連係するピストンロッドの両端部に互いに連結された第1ピストンおよび第2ピストンをそれぞれ軸線方向に摺動自在に設け、かつ第1シリンダ内に、第1ピストンを閉弁方向に付勢する付勢体を設け、通常時には、第1、第2シリンダ内を摺動自在な第1、第2ピストンの一側方のシリンダ室に流体供給源からの圧力流体を供給して、第1、第2ピストンを、付勢体の付勢力に抗して、それぞれ開弁方向に駆動させることにより、ピストンロッドに連係する弁軸を介して、弁体を全開状態にするとともに、緊急時には、第1、第2ピストンの前記一側方のシリンダ室内の圧力流体を排出しうるようにそれぞれ切換えて、第1、第2ピストンを、付勢体の付勢力でもって、それぞれ閉弁方向に駆動させることにより、弁体を全閉状態にする単作動型シリンダからなる緊急遮断弁装置において、
    第2ピストンを、第2シリンダ内に軸線方向に摺動自在に設けられ、かつ環状体の内周面に環状溝が形成されたストッパピストンと、このストッパピストンの環状溝に軸線方向に摺動自在に設けられ、かつ一端に第1ピストンが連結されたピストンロッドの他端に連結したバルブ開度規制ピストンとにより構成するとともに、
    弁体の全開時には、第1、第2ピストンの一側方のシリンダ室に圧力流体をそれぞれ供給することにより、第1、第2ピストンを互いに協動して開弁方向に駆動させるとともに、第2ピストンのバルブ開度規制ピストンがストッパピストンにおける環状溝の溝幅を規制する一方の内壁から他方の内壁に向けて摺動して当接しうるようにして、環状溝の前記一方の内壁とバルブ開度規制ピストンとの間に間隙を形成し、かつ、
    弁体の作動確認時には、第1ピストンの一側方のシリンダ室内の圧力流体を排出することにより、第1ピストンを、付勢体の付勢力でもって弁体の全開状態の位置から閉弁方向に駆動させたときにおけるバルブ開度規制ピストンの駆動範囲を、前記間隙の軸線方向の幅によって規制することにより、弁体を予め定めた所望の中間開度に維持しうるようにしたことを特徴とする緊急遮断弁装置。
  2. 第1、第2シリンダ内における第1、第2ピストンの一側方のシリンダ室に流体供給源からの圧力流体をそれぞれ供給することにより、第1、第2ピストンを、付勢体の付勢力に抗して弁体の開弁方向に駆動させて、弁体を全開状態にする第1流体作動切換弁と、
    この第1流体作動切換弁を、緊急遮断時の非通電状態において、第1、第2ピストンの一側方のシリンダ室内の圧力流体を排出することにより、第1、第2ピストンを、付勢体の付勢力でもって弁体の閉弁方向に駆動させて、弁体を全閉状態にするように切換える緊急遮断用の第1電磁切換弁と、
    この第1電磁切換弁と第1流体作動切換弁との間に設けられ、かつ第1電磁切換弁に連動する第1流体作動切換弁を介して、非通電状態にあるとき、弁体の全開状態および全閉状態を許容するとともに、通電状態にあるとき、第2ピストンのストッパピストンを静止状態に維持して、第1ピストン、第2ピストンのバルブ開度規制ピストンを、付勢体の付勢力でもって弁体の全開状態から閉弁方向に向けて駆動しうるように、第1流体作動切換弁を切換える、弁体作動確認用の第2電磁切換弁とによって弁体開閉機構を構成した請求項1記載の緊急遮断弁装置。
  3. 第1電磁切換弁に連動する第2流体作動切換弁によって弁体作動確認機構を構成し、第2流体作動切換弁を、第2シリンダ内における第2ピストンの一側方のシリンダ室に圧力流体を供給することにより、第2ピストンを、付勢体の付勢力に抗して駆動させて、第1電磁切換弁の通電状態における弁体の全開位置に停止させ、
    弁体の作動確認時における第2電磁切換弁の通電状態において、第1空気作動弁を切換え、付勢力でもって弁体の閉弁方向に駆動する第2ピストンのバルブ開度規制ピストンを、静止状態を維持する第2ピストンのストッパピストンにおける環状溝の一方の内壁に当接させることにより、弁体を予め定めた所望の中間開度に維持しうるようにするとともに、
    緊急遮断時における第1電磁切換弁の非通電状態において、第2ピストンの一側方のシリンダ室内の圧力流体を排出することにより、付勢体の付勢力でもって駆動する第2ピストンを、弁体の全閉位置に停止させるように切換制御可能とした請求項1または2に記載の緊急遮断弁装置。
  4. 弁体開閉機構における第1電磁切換弁と第2電磁切換弁との間に、弁設置現場において弁体作動確認の手動操作を可能にする手動切換弁を設けた請求項1〜3のいずれかに記載の緊急遮断弁装置。
  5. 弁体の弁軸に、弁体の中間開度動作を検知する検知手段を設けた請求項1〜4のいずれかに記載の緊急遮断弁装置。
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