JP2009243286A - エンジンの燃料供給システム - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料圧力を検出する圧力センサを高圧燃料ポンプの吐出側の1つのセンサとしながら、低圧燃料ポンプの最適制御を可能とする。
【解決手段】イグニッションスイッチがONされたとき、高圧燃料ポンプの電磁バルブを開弁させて(S1)燃料吸入通路と燃料吐出通路とを連通させ、低圧燃料ポンプを駆動して圧力センサからの圧力値Piを読み込む(S2)。そして、圧力値Piが閾値Pminを上回っているか否かを調べ(S3)、Pi>Pminの場合、圧力値Piに応じた低圧燃料ポンプの最適制御定数を決定し(S4)、エンジンを始動させる。エンジン始動後は、圧力センサによる圧力検出値に基づいて高圧燃料ポンプの吐出圧を最適に制御する。一方、Pi≦Pminの場合には、低圧燃料ポンプの吐出圧が制御困難となる程度に低下していると判断して警告灯を点灯させ(S6)、ユーザに異常発生を報知してポンプ交換を促す。
【選択図】図4

Description

本発明は、電動式の低圧燃料ポンプからの燃料をエンジン駆動式の高圧燃料ポンプで高圧に加圧して燃料噴射弁に圧送するエンジンの燃料供給システムに関する。
従来、ディーゼルエンジンや筒内噴射のガソリンエンジンにおいては、燃料を噴射するインジェクタに供給する燃料を高圧に昇圧する必要がある。このため、例えば、非特許文献1や特許文献1に記載されているように、低圧用の燃料ポンプと高圧用の燃料ポンプとを用いるシステムが知られている。
非特許文献1に開示されているような燃料供給システムは、概略的には、図6に示すように、燃料タンクからの燃料を高圧ポンプに供給する低圧燃料ポンプ100と、この低圧燃料ポンプ100からの燃料を加圧して燃料レール102に圧送する高圧燃料ポンプ101とを備えている。このシステムでは、低圧燃料ポンプ100の吐出側と高圧燃料ポンプ101の吸入側との間に低圧用の圧力センサ103を配設して低圧燃料ポンプ100の吐出圧を電子制御装置105が感知し、燃料ポンプコントローラ106を介してポンプ出力のばらつきに応じて最適な制御を行うと共に、燃料レール102に高圧用の圧力センサ104を配設し、高圧燃料ポンプ101の吐出圧制御を行っている。
また、特許文献1の燃料供給システムは、圧力センサとしては高圧用の1つのセンサを用いており、高圧通路部に燃料圧力を可変にコントロールする電子制御式高圧プレッシャレギュレータを設けている。この高圧プレッシャレギュレータは、高圧ポンプの高圧燃料吐出量を可変に調量する電子制御式アクチュエータの応答速度の限界による最高運転速度の制限や燃圧制御範囲の制限に対処するものである。
アウディ社欧州仕様サービスマニュアル(Audi A3, 2004, Direct petrol injection and Ignition system(4-cyl. 2.0 ltr. 4-valve turbo) - Edition 08.2006 ; 2. Injection system 2.10 Feul rail-expoded view) 特開2003−269287号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているようなシステムは、高圧用の1つの圧力センサを用いることでコスト上昇を抑制可能であるが、低圧燃料ポンプについては機械式の低圧プレッシャーレギュレータで吐出圧を制御する構造となっているのが一般的である。また、非特許文献1に開示されているような高圧用と低圧用との2つの圧力センサを用いるシステムでは、高圧燃料ポンプと低圧燃料ポンプとの双方を最適制御することが可能であるが、2つの圧力センサを要することから、コスト上昇を招くばかりでなく、システムが複雑になるきらいがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、燃料圧力を検出する圧力センサを高圧燃料ポンプの吐出側の1つのセンサとしながら、且つ機械式の低圧プレッシャーレギュレータを使用せずに、低圧燃料ポンプの最適制御を可能とすることのできるエンジンの燃料供給システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明によるエンジンの燃料供給システムは、燃料を高圧に加圧して燃料噴射弁に燃料を圧送するエンジン駆動式の高圧燃料ポンプと、該高圧燃料ポンプに低圧の燃料を供給する電動式の低圧燃料ポンプと、前記高圧燃料ポンプの吐出側で燃料圧力を検出する圧力センサとを有するエンジンの燃料供給システムであって、エンジン始動時に前記高圧燃料ポンプの燃料吸入口と燃料吐出口とを連通させる高圧燃料ポンプ開放制御部と、前記高圧燃料ポンプの燃料吸入口と燃料吐出口とを連通させた状態で前記低圧燃料ポンプを作動させ、前記圧力センサで検出した圧力値が予め設定された閾値を超えているか否かを判定する低圧燃料ポンプ判定部と、前記圧力値が前記閾値を超えていると判定されたとき、前記圧力値に応じて前記低圧燃料ポンプの制御定数を決定する低圧燃料ポンプ制御部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、燃料圧力を検出する圧力センサを高圧燃料ポンプの吐出側の1つのセンサとしながら、且つ機械式の低圧プレッシャーレギュレータを使用せずに、低圧燃料ポンプの最適制御を可能とすることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1〜図5は本発明の実施の一形態に係り、図1は燃料供給システムの概略構成図、図2は高圧燃料ポンプの基本構成を示す説明図、図3は低圧燃料ポンプの最適制御に係る機能ブロック図、図4はエンジン始動ルーチンのフローチャート、図5は低圧燃料ポンプ用制御マップの概念図である。
図1に示す燃料供給システムは、エンジンの気筒内に燃料を噴射する噴射弁(インジェクタ)に高圧燃料を供給する高圧燃料供給系である。この燃料供給システムには、低圧燃料ポンプ1と高圧燃料ポンプ2との2つの燃料ポンプが備えられ、低圧燃料ポンプ1からの吐出燃料が高圧燃料ポンプ2で所定の高圧の燃料圧力に増圧され、高圧の燃料がインジェクタ3からエンジンの気筒内に噴射される。
低圧燃料ポンプ1は、例えば燃料タンク内等に設置され、モータで駆動される電動ポンプである。低圧燃料ポンプ1の吐出側には低圧配管4が接続され、この低圧配管4が高圧燃料ポンプ2の吸入側に接続されている。更に、高圧燃料ポンプ2の吐出側には高圧配管5が接続され、この高圧配管5が高圧燃料を畜圧する燃料レール6に接続されている。燃料レール6には、エンジンの気筒数に応じた数のインジェクタ3が装着され、また、燃料レール6内の圧力を検出する圧力センサ7が取り付けられている。
高圧燃料ポンプ2は、本実施の形態においては、図2に示すように、エンジンによって駆動される往復動式プランジャポンプであり、ポンプ本体10に、燃料吸入通路11、燃料吐出通路12、加圧室13が形成されている。加圧室13には、ポンププランジャ14が長手軸方向に摺動自在に配設され、このポンププランジャ14の端部が図示しないエンジンによって回転駆動されるカム15に当接されている。カム15は、図示しないエンジンによって回転駆動され、このカム15の回転により、ポンププランジャ14が長手軸方向に所定のストロークで摺動自在に往復動される。
また、ポンプ本体10には、ポンプ吐出流量を制御するための電磁バルブ20が配設されている。この電磁バルブ20は、燃料吸入通路11を開閉するプランジャバルブ21、燃料吸入通路11の閉方向にプランジャバルブ21を付勢するスプリング22、プランジャバルブ21を吸引駆動する電磁力を発生する電磁コイル23を備えて構成されている。電磁コイル23がOFFのときには、プランジャバルブ21はスプリング22の付勢力によって燃料吸入通路11を閉弁する位置に突出され、電磁コイル23がONされると、スプリング22の付勢力に抗してプランジャ21が吸引駆動され、燃料吸入通路11が開弁される。
一方、図1における符号50は、エンジンを電子的に制御する電子制御装置(ECU)であり、CPU,ROM,RAM,I/Oインターフェイス等からなるマイクロコンピュータを中心として構成され、その他、A/D変換器、タイマ、カウンタ、各種ロジック回路等の周辺回路を備えている。
ECU50の入力側には、イグニッションスイッチ(IGスイッチ)51や燃料レール6の圧力センサ7を初めとして運転状態を検出する各種センサ・スイッチが接続されている。また、ECU50の出力側には、スタータモータ(図示せず)への通電電流を断続するスタータリレー52、各気筒毎のインジェクタ3、高圧燃料ポンプ2の電磁バルブ20、低圧燃料ポンプ1の異常発生や交換時期をユーザに報知するための警告灯53等のアクチュエータ類が接続されると共に、低圧燃料ポンプ1を制御する燃料ポンプコントローラ60が接続されている。
ECU50は、各種センサ・スイッチ類からの信号に基づいて、インジェクタ3の燃料噴射量等のエンジン制御に係る各種制御量を演算し、また、燃料供給系の低圧燃料ポンプ1や高圧燃料ポンプ2の作動を制御する。高圧燃料ポンプ2の制御は、カム15の回転位置の検出信号から高圧燃料ポンプ2のポンププランジャ14の往復動を検出し、圧力センサ7の信号に基づいて電磁バルブ20を適切なタイミングでON,OFFすることにより、燃料レール6内の燃料圧力を規定の適正圧力となるように制御する。
また、低圧燃料ポンプ1の制御は、通常のエンジン運転中に高圧燃料ポンプ2の吐出圧制御に用いる圧力センサ7を利用し、エンジン始動時の低圧燃料ポンプ1の吐出圧をモニタして最適な制御定数を決定することで、低圧燃料ポンプ1の個体バラツキや経時変化に応じた最適な制御を行う。
このため、ECU50には、低圧燃料ポンプ1の最適制御に係る機能として、図3に示すように、エンジン始動時に高圧燃料ポンプ2の燃料吸入口と燃料吐出口とを連通させる高圧燃料ポンプ開放制御部50a、高圧燃料ポンプ2の燃料吸入口と燃料吐出口とを連通させた状態で低圧燃料ポンプ1を作動させ、圧力センサ7で検出した圧力値が予め設定された閾値を超えているか否かを判定する低圧燃料ポンプ判定部50b、圧力センサ7の圧力値が閾値を超えていると判定されたとき、その圧力値に応じて低圧燃料ポンプ1の制御定数を決定する低圧燃料ポンプ制御部50cが備えられている。
詳細には、ECU50は、高圧燃料ポンプ開放制御部50aとしての機能により、エンジン始動のためにイグニッションスイッチ51がONされたとき、スタータリレー52をOFFに保持してスタータを作動させる前に、高圧燃料ポンプ2の電磁バルブ20をONして燃料吸入通路11と燃料吐出通路12とを連通させる。この状態では、燃料レール6内の圧力は低圧燃料ポンプ1の吐出圧と同圧となる。
尚、高圧燃料ポンプ2として、例えば斜板式ピストンポンプ等を用いる場合には、燃料吸入口と燃料吐出口とをバイパスするバイパス通路に電磁開閉バルブを設け、この電磁開閉バルブを開弁させても良い。
更に、ECU50は、低圧燃料ポンプ判定部50bとしての機能により、高圧燃料ポンプ2の燃料吸入通路11と燃料吐出通路12とを連通させた状態で、燃料ポンプコントローラ60を介して低圧燃料ポンプ1を規定の定格電圧で作動させ、このときの圧力センサ7の計測値をモニタすることにより、低圧燃料ポンプ1の性能ばらつきや経時劣化の度合いを判断する。
すなわち、ECU50は、電磁バルブ20をONして燃料レール6内の圧力と低圧燃料ポンプ1の吐出圧とを同圧とした状態で、圧力センサ7からの圧力値Piを読み込み、この圧力値Piと予め設定された閾値Pminとを比較して異常の有無を判定する。閾値Pminは、正常なエンジン制御が不可となる低圧燃料ポンプ1の下限吐出圧であり、Pi>Pminであれば低圧燃料ポンプ1は正常であると判定し、Pi≦Pminであれば、低圧燃料ポンプ1が故障或いは劣化により異常であると判定する。
低圧燃料ポンプ1が正常と判定された場合、ECU50は、低圧燃料ポンプ制御部50cとしての機能により、圧力センサ7で検出した圧力値Piに基づいて、予め記憶する低圧燃料ポンプ用制御マップを検索し、低圧燃料ポンプ1の個体バラツキや劣化度合いに応じた最適な制御定数を決定する。そして、この最適制御定数を燃料ポンプコントローラ60に出力して低圧燃料ポンプ1を最適に制御する。
一方、Pi≦Pminであり、正常なエンジン制御が困難となる程度の低圧燃料ポンプ1の性能低下を感知した場合には、ECU50は警告灯53を点灯させ、ユーザに燃料ポンプの異常や交換時期を知らせる。
以上の処理は、具体的には、図4に示すエンジン始動ルーチンによって実行される。次に、このエンジン始動ルーチンについて説明する。
このエンジン始動ルーチンは、イグニッションスイッチ51がONされたときに実行されるルーチンであり、先ず、最初のステップS1において、スタータリレー52をOFF状態に保持し、高圧燃料ポンプ2の電磁バルブ20をONして開弁させる。これにより、高圧燃料ポンプ2の燃料吸入通路11と燃料吐出通路12とが連通し、低圧燃料ポンプの吐出口に接続される低圧配管4から高圧燃料ポンプ2を経て高圧配管5が連通し、低圧配管4、高圧配管5、及び高圧配管5の管路内圧力が同圧となる。
次に、ステップS2へ進み、予め設定された規定の定格電圧で低圧燃料ポンプ1を駆動し、圧力センサ7からの圧力値Piを読み込む。このときの圧力値Piは、高圧燃料ポンプ2の電磁バルブ20を開弁させ、燃料レール6、高圧配管5、及び低圧配管4が連通されていることから、低圧燃料ポンプ1の吐出圧を示している。
続くステップS3では、圧力値Piすなわち低圧燃料ポンプ1の吐出圧が閾値Pminを上回っているか否かを調べる。その結果、Pi>Pminの場合には、低圧燃料ポンプ1は正常であると判断し、ステップS4で圧力値Piに応じた低圧燃料ポンプ1の最適制御定数を決定する。
この最適制御定数は、本実施の形態においては、図5に例示するように、圧力値Piと低圧燃料ポンプ1の印加電圧Vとの関係を予めECU50内のメモリに記憶・格納した制御マップを用いて決定される。この制御マップは、ポンプ吐出量が同一の場合、吐出圧と印加電圧との関係はほぼ比例関係となることから、圧力値Piが上昇すると印加電圧Vが直線的に低くなる特性に設定されており、エンジンの燃料消費量に応じて印加電圧Vが変化することになる。
従って、低圧燃料ポンプ1が個体によってばらついている場合、吐出圧が基準よりも低い場合には低圧燃料ポンプ1の印加電圧Vが高く設定され、低圧燃料ポンプ1の吐出圧を高圧燃料ポンプ2による適正な昇圧が可能な吐出圧とすることができる。一方、低圧燃料ポンプ1の吐出圧が基準よりも高い場合には、低圧燃料ポンプ1の印加電圧Vが低くされ、無駄な電力消費を抑制することができる。また、低圧燃料ポンプ1が劣化して吐出性能が低下した場合においても、吐出圧の低下度合いに応じて低圧燃料ポンプ1の印加電圧Vが高く設定され、高圧燃料ポンプ2で適正に昇圧可能な吐出圧とすることができる。
低圧燃料ポンプ1の最適電圧を決定した後は、ステップS5へ進み、イグニッションスイッチ51のスタート位置への操作に応じてスタータリレー52をONしてスタータの作動によるクランキングを開始し、エンジンを始動させる。エンジン始動後は、圧力センサ7によって燃料レール6内の圧力を検出して高圧燃料ポンプ2の電磁バルブ20を制御し、高圧燃料ポンプ2の吐出圧を最適に制御する。
一方、ステップS3において、圧力値Piが閾値Pmin以下である場合には、低圧燃料ポンプ1の性能が低下しており、吐出圧が制御困難となる程度に低下していると判断し、ステップS3からステップS6へ進んで警告灯53を点灯してユーザに異常発生を報知してポンプ交換を促す。そして、ステップS7で低圧燃料ポンプ1を短期的に許容可能な最大電圧で駆動してステップS8でエンジンを始動させ、セーフモードでの最低限の走行を確保して修理工場でのポンプ交換を可能とする。
このように、本実施の形態においては、高圧燃料ポンプ2の吐出側の燃料レール6に設けた1つの圧力センサ7を利用して、低圧燃料ポンプ1の個体バラツキや経時劣化に応じた最適な制御が可能となり、電力消費量を最小限に抑えることができる。しかも、圧力センサ7によって低圧燃料ポンプ1の経時劣化や異常による性能低下をモニタしているため、ユーザに燃料ポンプの異常や交換時期を知らせることができる。
燃料供給システムの概略構成図 高圧燃料ポンプの基本構成を示す説明図 低圧燃料ポンプの最適制御に係る機能ブロック図 エンジン始動ルーチンのフローチャート 低圧燃料ポンプ用制御マップの概念図 従来の燃料供給システムの一例を示す構成図
符号の説明
1 低圧燃料ポンプ
2 高圧燃料ポンプ
3 インジェクタ
6 燃料レール
7 圧力センサ
50 電子制御装置
50a 高圧燃料ポンプ開放制御部
50b 低圧燃料ポンプ判定部
50c 低圧燃料ポンプ制御部

Claims (2)

  1. 燃料を高圧に加圧して燃料噴射弁に燃料を圧送するエンジン駆動式の高圧燃料ポンプと、該高圧燃料ポンプに低圧の燃料を供給する電動式の低圧燃料ポンプと、前記高圧燃料ポンプの吐出側で燃料圧力を検出する圧力センサとを有するエンジンの燃料供給システムであって、
    エンジン始動時に前記高圧燃料ポンプの燃料吸入口と燃料吐出口とを連通させる高圧燃料ポンプ開放制御部と、
    前記高圧燃料ポンプの燃料吸入口と燃料吐出口とを連通させた状態で前記低圧燃料ポンプを作動させ、前記圧力センサで検出した圧力値が予め設定された閾値を超えているか否かを判定する低圧燃料ポンプ判定部と、
    前記圧力値が前記閾値を超えていると判定されたとき、前記圧力値に応じて前記低圧燃料ポンプの制御定数を決定する低圧燃料ポンプ制御部と
    を備えることを特徴とするエンジンの燃料供給システム。
  2. 前記低圧燃料ポンプ判定部は、前記圧力値が前記閾値以下と判定されたときには、前記低圧燃料ポンプが異常であると判定して警報を出力することを特徴とする請求項1記載のエンジンの燃料供給システム。
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