JP2009239329A - 装置、方法、記憶媒体、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、地紋が、複写後に顕像化される場合に、裏写りの影響を少なくすることである。
【解決手段】上記課題を解決するために、本発明に係る装置は、用紙の両面に文字部が小ドット部となる地紋画像を印刷するための設定がなされたか判定する判定手段と、判定手段で設定がなされたと判定した場合に、警告画面を表示するように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
【選択図】図21

Description

本発明は、画像処理装置に関するものである。より具体的には、地紋画像を含んだ画像を扱うことができる装置、方法、記憶媒体およびプログラムに関する。
地紋画像が知られている(特許文献1)。
地紋画像は、地紋画像の印刷された原本を複写した場合、複写前には認識できなかった所定の文字などが顕像化し、その複写物を使用等することを抑止する効果を実現するものである。
この効果を実現すべく、生成される地紋画像は、基本的に、複写物にも原本と同様の画像が残る領域(大ドット部)と複写物において原本には存在する画像が消えるか、あるいは上記の残る領域の画像に較べて薄くなる領域の2つの領域(小ドット部)を有する。この2つの領域を有する地紋画像は、これを印刷出力した状態では上記2つの領域における濃度がほぼ同じ濃度とされる。つまり、印刷出力した地紋画像は、マクロ的には、複写物上において顕像化する文字などが隠されていることが人間の視覚上認識し難いようにされる。
この地紋画像の印刷出力物においては隠されているが当該印刷出力物を複写した複写物においては人間の視覚上認識可能に現れる画像領域を「大ドット部」又は「顕像部」と呼ぶ。
また、複写物によって消えるかあるいは複写物で顕像化した潜像の濃度に比べて低濃度の画像領域を「小ドット部」又は「消失部」と便宜的に呼ぶ。
図1は、大ドット部と小ドット部の2つの画像領域におけるドットの状態を示す図である。図1に示されているように、地紋画像は、所定の領域内にドットが分散して配置される小ドット部101と、ドットが集中して配置される大ドット部102とを有する。大ドット部102と小ドット部101の2つの領域におけるドットを、それぞれ異なる網点処理や異なるディザ処理により生成することができる。
例えば、網点処理を用いて地紋画像を生成する場合、大ドット部102において、低い線数での網点処理を行っても良い。また、小ドット部101において、高い線数の網点処理を行っても良い。さらに、ディザ処理を用いて地紋画像を生成する場合、大ドット部102において、ドット集中型ディザマトリクスを用いたディザ処理を行っても良い。また、小ドット部101において、ドット分散型ディザマトリクスを用いたディザ処理を行っても良い。
以後、複写物上で小ドット部が消え、大ドット部のみが現れることを、顕像化と称する。
図2(a)、(b)は、顕像化を示す図である。図2(a)の複写物上で、図2(b)が顕像化する。図2(a)、(b)は、ドットを集中させた場合には複写物においても顕像化し、ドットを分散させた場合には複写物において再現されないことを概念的に示すものである。
なお、地紋印刷は上記構成に限定されるものではなく、複写物において、文字列などが認識可能なレベルで再現できればよい。つまり、図14に示されるように、文字列などが小ドット部として指定され、複写時に白抜き文字のような状態で示されても地紋印刷としてはその目的を達成するものである。
また、図17に示すように、以降、地紋の文字の部分については、地紋の「文字部」(1701)、地紋の文字以外の部分については、地紋の「非文字部」(1702)と呼ぶものとする。
特開2001−197297号公報
ここで、重要なことは、複写後のある面において濃い部分は、もう一方の面(逆の面)に裏写りするということである。
例えば、図18では、原稿の表面1801では、文字部1805が小ドット部であり、原稿の裏面1802では、文字部1806、1807が小ドット部である。このような場合、原稿の表面1801における文字部1805は複写物上では1808のようになり、消失している。しかし、原稿の裏面1802における非文字部が複写物上では濃く残ることにより、この濃く残った部分が裏写りしている。その結果、真っ白になるはずの小ドット部1808が真っ白になっていない。その結果、複写物上の表面における文字部1808はその周囲と区別がつきにくくなっている。裏面においても同じである。なお、図16は図18と同じことを示す図のため、説明を省略する。
一方、図19では、原稿の表面1901では、文字部1905が大ドット部であり、原稿の裏面1902では、文字部1906、1907が大ドット部である。このような場合、原稿の表面1801における文字部1905は複写物上では1908のようになり、顕像化している。また、原稿の裏面1902における文字部1906、1907が複写物上では濃く残ることにより、この濃く残った部分が裏写りしている。しかし、複写物上の表面においては、この裏写りの影響がありながらも、文字部1908は、確りとその周囲と区別が付いている。裏面においても同じである。なお、図15は図19と同じことを示す図のため、説明を省略する。
本発明の目的は、複写物上での裏写りにより、地紋画像の文字部が周囲と区別できなくなってしまうことを防ぐことができる装置を提供する所にある。
上記課題を解決するために、本発明に係る装置は、用紙の両面に文字部が小ドット部となる地紋画像を印刷するための設定がなされたか判定する判定手段と、判定手段で設定がなされたと判定した場合に、警告画面を表示するように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、地紋が、複写後に顕像化される場合に、裏写りの影響を少なくすることができる。
以下、本発明にかかる一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<実施形態1>
<画像形成装置の外観について>
図3は、画像形成装置を示す外観図である。スキャナ部313は、原稿上の画像を露光走査して、反射光を得る。そして、スキャナ部313は、得られた反射光をCCD(Charge Coupled Devices)あるいはCIS(Contact Image Sensor)の感光素子に入力することで画像の情報を電気信号に変換する。スキャナ部313は、さらに電気信号をR,G,B各色からなる輝度信号に変換し、当該輝度信号を画像データとして出力する。
なお、原稿は、原稿フィーダ301のトレイ302にセットされる。ユーザが、操作部312から読み取り開始を指示すると、スキャナ部313に原稿読み取り指示が与えられる。スキャナ部313は、この指示を受けると原稿フィーダ301のトレイ302から原稿を1枚ずつフィードして、原稿の読み取り動作を行う。なお、原稿の読み取り方法は原稿フィーダ301による自動送り方式ではなく、原稿を不図示のガラス面上に載置し露光部を移動させることで原稿の走査を行う方法であってもよい。
プリンタ部314は、先の画像データを用紙上に形成する画像形成デバイスである。なお、本実施形態において画像形成方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式となっているが、本発明はこれに限られることはない。
例えば、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に印字するインクジェット方式を本実施形態に適用しても良い。また、プリンタ部314には、異なる用紙サイズ又は異なる用紙向きを選択可能とする複数の用紙カセットが設けられている。具体的に、図3の画像形成装置は、用紙カセット1(303)、用紙カセット2(304)、および用紙カセット3(305)を有する。排紙トレイ306には印字後の用紙が排出される。
<地紋画像の合成処理の説明>
次に、地紋画像の合成処理について、図10を用いて説明する。以下の説明において、RAMは、図3の画像形成装置に搭載されたRAMであり、HDDは、図3の画像形成装置に搭載されたHDDである。また、図10に示されている処理は、図3の画像形成装置に搭載されているCPUにより実行される。
図3の画像形成装置は、図7を用いて後述する地紋印字の種類設定により指定された文字や記号の画像を画像形成装置に搭載したRAM上にビットマップとして展開することができる。
図10の、画像1001は、例として記号「★」をビットマップとして展開したものである。画像1001は、例えば、図7に示されている画面の、地紋印字の種類設定で、「コピー禁止」と設定された場合に選択される画像である。
また、画像1002、1003、1004に示されているような地紋画像の大ドット部と小ドット部、そして背景模様に使用するパターンが、HDDに保持されており、RAM上に任意の大きさに展開される。
さらに、画像1002、1003の地紋画像の大ドット部と小ドット部のパターンは、後述する大ドット部と小ドット部の濃度調整によってユーザにより決定した濃度に対応したものが使用され、複数の濃度に対応したパターンの画像がHDDに保持される。
ブロック1008は、地紋の大ドット部の画像生成の処理を示している。
ブロック1008に含まれている画像1005は、ユーザが大ドット部の濃度調整時に設定した濃度に対応する、HDDに保存されている大ドットパターンを所定の数だけ繰り返してRAMに展開されたものである。
ブロック1008に含まれている画像1006は、指定されたフォント(文字)をRAMに展開したものである。画像1006には、画像1005の画像サイズと合わせるために、白画像が周囲に付加されている。RAMに、画像1005と画像1006が生成された後、双方の画像の合成処理が行われ、大ドット部の画像1007がRAMに生成される。このとき、画像1006のフォント(文字部)の部分にだけ画像1005のパターンが残るように合成処理が行われる。
ブロック1012は、地紋の小ドット部の画像の生成の処理を示している。
ブロック1012に含まれている画像1009は、ユーザが小ドット部の濃度調整時に設定した濃度に対応する、HDDに保存されている背景パターンを所定の数だけ繰り返してメモリ上に展開されたものである。
ブロック1012に含まれている画像1010は、指定されたフォント(文字部)がRAMに展開されたものである。画像1010には、画像1009の画像サイズと合わせるために白画像が周囲に付加されている。RAMに画像1009と画像1010が生成された後、双方の画像の合成処理が行われ、小ドット部の画像1011がRAMに生成される。このとき、画像1010のフォント(文字部)以外の部分だけ画像1009のパターンが残るように合成処理が行われる。
画像1014は、背景模様画像であり、背景模様パターンの画像1004がRAMに展開されたものである。画像1014は、図8に示されている画面の、地紋印字の詳細設定において、背景模様801が「なし」と設定された場合には生成されない。
ブロック1008とブロック1012による画像生成処理終了後、大ドット部の画像1007と小ドット部の画像1011の合成処理が行われ、画像1013がRAMに生成される。
画像1014の背景模様画像生成の指示があった場合は画像1013にさらに合成処理が行われ、画像1015がRAMに生成される。このとき、背景模様画像が白抜きされるように合成が行われ、地紋画像である、画像1015が生成される。
地紋画像1015が、図8に示されている地紋印字の詳細設定において指定された色へ変換された後、原稿画像1016と合成され、地紋付き画像である、画像1017がRAMに生成される。
<地紋画像の印刷処理の説明>
図4は、画像形成装置おける通常のコピー画面を示すユーザインタフェースを示している。図4に示されているユーザインタフェースは、図3の操作部312に表示される。図4において、画面401は、ユーザインタフェースの画面である。また、図4において、コピータブ402は、コピーを選択するためのタブである。また、図4において、送信/ファックスタブ403は、送信やファックスの機能を選択するためのタブである。
本実施形態では、以下で、コピータブ402の押下が受け付けられた場合のみの説明を行い、他のタブについての説明は重要ではないため省略する。
図4において、状態表示ウィンドウ404は、コピーの設定を表示するものである。また、図4において、応用モードボタン405は、コピーに際してより詳細な設定を行うためのボタンである。地紋印刷および地紋濃度調整は、この応用モードボタン405を押下して設定が行われる。ボタン406は、印刷をおこなう用紙を選択するためのボタンである。
図5は、図4の応用モードボタン405を押下した場合に、図3の操作部312に表示される応用モード設定画面を示すユーザインタフェースの画面である。
図5の応用モード設定画面には、製本印刷を行うための設定ボタン501、枠消し印刷を行うための設定ボタン502、および地紋印刷を行うための設定ボタン503が配置されている。地紋印刷を行うための設定ボタン503が押下された場合の動作については後述する。
図11は、図4の用紙選択ボタン406を押下した場合に、操作部312に表示される用紙選択画面を示すユーザインタフェースである。図11の用紙選択画面には、図3に図示されていない手差しトレイにセットした用紙を印刷時に使用するためのボタン1701が配置されている。また、図11の用紙選択画面には、図3の用紙カセット1(303)にセットされた用紙を印刷時に選択するためのボタン1702が配置されている。また、図11の用紙選択画面には、図3における用紙カセット2(304)にセットされた用紙を印刷時に選択するためのボタン1703が配置されている。また、図11の用紙選択画面には、図3の用紙カセット3(305)にセットされた用紙を印刷時に選択するためのボタン1704が配置される。
次に、図9で示されるコピー動作のフローチャート、図4〜8、11、13で示される操作部312の表示画面を用いて、地紋画像印刷の設定手順および処理、さらに本実施形態の特徴的な処理である、設定内容に応じた警告表示の説明を行う。
以下で説明する図9に示されているフローチャートの処理は、図3の画像形成装置に搭載されているCPUによって実行される。
まず、図9のステップS901で、コピー動作設定として地紋印字を選択するために、図3の操作部312に表示された図4の画面401における応用モード設定ボタン405の押下が受付けられる。
そして、図5の応用モード設定画面が表示され、図5のボタン503の押下が受付けられると、地紋印字が選択される。
具体的には、ボタン503の押下が受付けられると、図6に示されているような、表面、裏面それぞれの地紋の設定を選択する画面が表示される。
図6の画面において、表面の地紋の設定を行うためにはボタン601を押下し、裏面の地紋の設定を行うためにはボタン602を押下する。ここでは、一例として、最初に、表面の地紋の設定を行うものとし、ボタン601の押下が受付けられたものとする。
ボタン601の押下が受付けられると、図7に示されているように、印字する地紋の種類を選択する画面が表示される。
図7の画面で、スタンプを印字するためにはボタン701を押下し、日付を印字するためにはボタン702を押下し、部数を印字するためにはボタン703を押下する。
図7には、一例として、ボタン701の押下が受付けられた場合の画面が示されている。
ボタン701の押下が受付けられた場合、印字されるスタンプの種類を選択するための一覧704が表示される。
一覧704に表示されている、「コピー禁止(705)」、「無効(706)」、「COPY」、「社外秘」、「CONFIDENTIAL」のうちから、一つの設定が、スタンプの種類として、選択される。
ここでは、図7には、一例として、「コピー禁止(705)」が選択された場合の画面が示されている。
図7の画面において、設定取消ボタン706の押下が受け付けられた場合は、地紋印字の選択は解除され、図5の応用モード選択画面に戻る。
また、図7の画面において、「次へ」のボタン707の押下が受け付けられた場合は、図8の詳細設定画面が表示され、より詳細な設定を行うことができる。
図8において、ボタン801は、背景模様を選択するためのボタンである。
ボタン801の押下が受け付けられると、図7の画面で選択された地紋パターン(例えば、「コピー禁止(705)」)の他に、同時に印字する模様を選択することができる。
例えば、「扇」や「星」、「桜」などの模様を、印字する模様として設定することができる。
また、図8のボタン802〜804の押下の受け付けにより、地紋パターンの印字サイズが設定される。
図8の画面では、一例として、「中(54ポイント)」が選択されている。
また、図8のボタン805〜807の押下により、印字色が、マゼンタ、シアン、黒のうちから一つ(例えば、「黒」)が選択される。
また、図8のボタン808は、地紋パターンの印字向きを出力用紙に対して横向きに印字するためのボタンである。
また、図8のボタン809は、用紙に印字した地紋パターンを複写時に白抜きで浮き上がらせるためのボタンである。
また、図8のボタン810は、文字(地紋パターン)と背景のコントラストを調整するためのボタンである。ボタン810の押下により、大ドット部と小ドット部の濃度調整を行うための画面への遷移が行われる。
また、図8のボタン812は、一つ前の画面に戻るためのボタンである。すなわち、ボタン812の押下が受け付けられると、図7の地紋の種類を選択する画面に戻る。
表面に関するすべての設定が終了した場合に、OKボタン813の押下が受け付けられると、図6の画面に戻る。
ここでは、一例として、図6の画面において、裏面の地紋印字の設定が、表面と同様に行われたものとして、ボタン603の押下が受け付けられるとする。このように、ボタン603の押下が受け付けられることにより、地紋印字の設定が終了する。
以下で、図13に示されている警告画面について説明する。
図13に示されている警告画面は、表面と裏面の地紋印字の設定に応じて、表示される。
すなわち、表面の地紋印字の設定、および裏面の地紋印字の設定の両方で、図8の画面のボタン809の押下により「文字を白抜きにする・・・文字部が小ドット部となる」の設定がなされていた場合には、以下のような処理が実行される。すなわち、以降の処理が一旦、停止となり、CPUは、図13の警告画面を表示するように制御する。これは、図16(図18)で示されるような不具合が発生する可能性があるため、図13で示すような警告画面を表示することによって、ユーザに設定変更を促すためである。図13の警告画面により、以下で説明するように、不具合の発生を未然に防ぐことができる。
図13の警告画面において、継続ボタン2001の押下が受け付けられると、不具合発生の可能性をユーザが容認したものとし、表面と裏面の両面ともに、地紋印字の設定が、「文字を白抜きにする」という設定のまま印刷がなされる。
一方、図13の警告画面において、戻るボタン2002の押下が受け付けられると、図6で示される画面に戻って、表面もしくは裏面の地紋の設定を再度行うことができる。再設定の際には、表面もしくは裏面、少なくともいずれかの設定から「文字を白抜きにする」を解除をユーザが指示すれば、少なくともいずれかの設定を解除することができる。その結果、図16(図18)で示されるような不具合の発生を防ぐことができる。
以上で説明したような図9のステップS901における地紋印字設定が終了すると、次に、ステップS902で、出力用紙選択が行われる。出力用紙選択の処理では、図4の画面の用紙選択ボタン406の押下が受け付けられると、図11の用紙選択画面が表示され、上述したように、ボタン1701〜1704の押下により、印字を行うための用紙が選択される。ここでは、一例として、ボタン1702の押下が受け付けられることにより、用紙カセット1の用紙が、印字を行うための用紙として、選択されたものとする。
次に、ステップS903で、図3の画像形成装置の操作部312のスタートキーの押下が受け付けられると、原稿の読み取りが開始される。
次に、ステップS904で、あらかじめ図3の原稿フィーダ301のトレイ302にセットされていた原稿が、1枚フィードされ、原稿のスキャン処理が行われ、画像データへと変換される。
次に、ステップS905で、ステップS902において選択された出力用紙があるかどうかが判定される。
ステップS905で、選択された出力用紙があると判定された場合は、ステップS906へ処理が進む。
一方、ステップS905で、選択された出力用紙がないと判定された場合は、ステップS909へ処理が進む。
ステップS909で、図3の操作部312に、ステップS902において選択された出力用紙が無いことを表示し、用紙を補給するか別の用紙カセットの出力用紙を選択するかを図3の画像形成装置のユーザに促す。
次に、ステップS910で、ステップS902において選択された出力用紙が補給されたか、または別の用紙カセットの出力用紙が選択されたかが判定される。
ステップS910で、ステップS902において選択された出力用紙が補給されたか、または別の用紙カセットの出力用紙が選択されたと判定された場合には、ステップS906へ処理が進む。
一方、ステップS910で、ステップS902において選択された出力用紙が補給されたか、または別の用紙カセットの出力用紙が選択されていないと判定された場合には、ステップS910の処理を繰り返す。
ステップS906で、ステップS904で実行されたスキャン処理により得られた画像データに対して、ステップS901で設定された設定に従って画像データが変換される。本実施形態では、ステップS901において地紋印字の設定が行われたため、画像データに対し地紋画像の合成処理が行われる。地紋画像の合成処理の詳細については、図10を用いて説明した通りに行われる。
次に、ステップS907で、ステップS906において生成された画像データが用紙へ印字される、印刷処理が実行される。
次に、ステップS908で、原稿フィーダ301のトレイ302に、次の原稿がないかが判定される。
ステップS908で、次の原稿があると判定された場合には、ステップS904に処理が戻る。
ステップS908で、次の原稿がないと判定された場合には、処理が終了する。
本実施例では、図13の警告画面において、継続ボタン2001の押下が受け付けられると、不具合発生の可能性をユーザが容認したものとし、表面と裏面の両面ともに、地紋印字の設定が、「文字を白抜きにする」という設定のまま印刷がなされる。しかし、容認するユーザはまれであろう。従って、上記警告画面を表示することにより、表面と裏面の両面ともに地紋印字の設定が「文字を白抜きにする」という設定のまま印刷がなされることを実質的に禁止しているといえる。
<実施形態2>
実施形態1では、表面の地紋印字の設定、および裏面の地紋印字の設定の両方で「文字を白抜きにする」が設定されていたとき、図13の警告画面に、警告表示が行われる。そして、警告表示により、ユーザは、適切に地紋印字の設定の変更を行うことができる。
ここで、ユーザ利便性向上のため、一方の印字面の地紋印字の設定の際に、「文字を白抜きにする」という設定を行ったときに、他方の印字面ので「文字を白抜きにする」という設定をさせない。
そこで、実施形態2では、一方の印字面の地紋印字の設定の際に、「文字を白抜きにする」という設定を行うときに、他方の印字面の当該地紋印字の設定の内容に応じて、一方の印字面の地紋印字の設定を禁止する。
実施形態1について、図9を用いて、コピー動作を説明し、図4〜8、11、13を用いて、操作部312の表示画面を説明した。
本実施形態では、図13で示される警告表示画面が表示されず、代わりに、図8および図12で示される地紋印字の詳細設定の画面が表示される。
これにより、一方の印字面の地紋印字の設定の内容に応じて、他方の印字面の地紋印字の設定を行う際に、「文字を白抜きにする」設定が行えるかどうかを画面の表示によって示される。
図8と図12で示される画面の違いは、図8にはボタン809で示される「文字を白抜きにする」設定を行うボタンがあるが、図12には該当するボタンがないことである。
すなわち、表面の地紋印字の設定で「文字を白抜きにする」という設定を行った場合に、裏面の地紋印字の設定でも同様の手順で地紋印字の詳細設定を行おうとすると以下で説明するような図12の設定画面が表示される。すなわち、図12の画面では、「文字を白抜きにする」設定を行う項目がなく、裏面の地紋印字の設定では、「文字を白抜きにする」という設定を行うことができないようにする。言い換えると、用紙の片面に文字部が小ドット部となる地紋画像が印刷される設定がされている場合に、前記用紙のもう一方の面に、文字部が小ドット部となる地紋画像を印刷することを禁止しているのである。
一方、表面の地紋印字の設定で「文字を白抜きにする」という設定が行われていない場合には、図8で示される画面が表示され、裏面の地紋印字の設定でも「文字を白抜きにする」という設定を行うことができる。言い換えると、用紙の片面に文字部が小ドット部となる地紋画像が印刷される設定がされる設定がされていない場合に、前記用紙のもう一方の面に、文字部が小ドット部となる地紋画像を印刷することを許可しているのである。
また、表面よりも先に裏面の地紋印字の設定において「文字を白抜きにする」という設定を行った場合には、表面の地紋印字の設定でも同様の手順で地紋印字の詳細設定を行おうとすると、同様に図12の設定画面が表示される。すなわち、図12の画面では、「文字を白抜きにする」設定を行う項目がなく、表面の地紋印字の設定では、「文字を白抜きにする」という設定を行うことができない。言い換えると、用紙の片面に文字部が小ドット部となる地紋画像が印刷される設定がされている場合に、前記用紙のもう一方の面に、文字部が小ドット部となる地紋画像を印刷することを禁止しているのである。
一方、表面よりも先になされた裏面の地紋印字の設定で「文字を白抜きにする」という設定が行われなかった場合には、図8で示される画面が表示され、表面の地紋印字の設定でも「文字を白抜きにする」という設定を行うことができる。言い換えると、用紙の片面に文字部が小ドット部となる地紋画像が印刷される設定がされる設定がされていない場合に、前記用紙のもう一方の面に、文字部が小ドット部となる地紋画像を印刷することを許可しているのである。
このようにして、表面の地紋印字の設定と裏面の地紋印字の設定の両方で、「文字を白抜きにする」という設定がなされることを防ぎ、図16で示されるような不具合を防ぐことができる。
<実施形態3>
実施形態1では、表面の地紋印字の設定、および裏面の地紋印字の設定の両方で「文字を白抜きにする」が設定されていたとき、警告表示が行われる。また、実施形態2では、一方の印字面の地紋印字の設定に「文字を白抜きにする」が設定されていた場合には、他方の印字面の地紋印字の設定に「文字を白抜きにする」と設定するのが禁止される。
ここで、ユーザ利便性向上のためには、一方の印字面の地紋印字の設定の際に、「文字を白抜きにする」という設定を行うときに、他方の印字面の地紋印字の設定の内容に応じて、自動的に設定を切り換えても良い。
そこで、実施形態3では、一方の印字面の地紋印字の設定の際に、「文字を白抜きにする」という設定を行うときに、他方の印字面の当該地紋印字の設定の内容に応じて、他方の印字面の地紋印字の設定を自動的に設定する。
実施形態1について、図9を用いて、コピー動作を説明し、図4〜8、11、13を用いて、操作部312の表示画面を説明した。
本実施形態では、図13で示される警告表示画面が表示されず、代わりに、一方の印字面の地紋印字の設定に応じて、他方の印字面の地紋印字の設定が自動的に設定される。
すなわち、本実施形態では、表面の地紋印字の設定で「文字を白抜きにする」という設定が行われた後、裏面の地紋印字の詳細設定で「文字を白抜きにする」という設定が行われると、以下のような処理が行なわれる。すなわち、自動的に表面の地紋印字の設定では、「文字を白抜きにする」という設定が解除される。このようにして、前記判定手段で用紙の片面に文字部が小ドット部となる地紋画像が印刷されることが設定されている場合に、前記用紙のもう一方の面に、文字部が小ドット部となる地紋画像を印刷することを禁止するのである。
また、本実施形態では、裏面の地紋印字の設定で「文字を白抜きにする」という設定が行われた後、表面の地紋印字の設定で「文字を白抜きにする」という設定が行われると、以下のような処理が行なわれる。すなわち、自動的に裏面の地紋印字の設定では、「文字を白抜きにする」という設定が解除される。このようにして、前記判定手段で用紙の片面に文字部が小ドット部となる地紋画像が印刷されることが設定されている場合に、前記用紙のもう一方の面に、文字部が小ドット部となる地紋画像を印刷することを禁止するのである。
すなわち、本実施形態では、地紋印字の設定では、「文字を白抜きにする」という設定が後から行われた面の設定が優先される。そして、表面と裏面の両方の地紋印字の設定で、「文字を白抜きにする」という設定が行われた場合には、先に地紋印字の設定を行われた面の「文字を白抜きにする」という設定が解除される。
なお、本実施形態においても、用紙の片面に文字部が小ドット部となる地紋画像が印刷される設定がなされていない場合に、前記用紙のもう一方の面に、文字部が小ドット部となる地紋画像を印刷するための設定がされることを許可するのは言うまでもない。
図20では、原稿の表面2001では、文字部2005が大ドット部であり、原稿の裏面2002では、文字部2006、2007が小ドット部である。このような場合、原稿の表面2001における文字部2005は複写物上では2008のようになり、顕像化している。また、原稿の裏面2002における非文字部が複写物上では濃く残ることにより、この濃く残った部分が裏写りしている。よって、複写物上の表面においては、この裏写りの影響により、文字部2008は、周囲と区別が付きにくくなっている。
一方、複写物上の裏面においては、文字部が周囲と区別が付きやすくなっている。これは、表面における大ドット部が2008のように小さく、裏写りの影響が少ないからである。
一般的なユーザにおいては、このような状況は許容できる。確かに表面においては裏写りの影響で文字部が周囲と区別がつきづらいが、裏面においてはきちんと文字部が周知と区別がついているからである。そして、このような一般的なユーザに合わせて、実施形態1〜実施形態3では、この図20のような地紋印刷の設定が許可されることになる。許可されるどころか、図18のような設定がされようとした場合に、その設定を禁止し、この図20のような地紋印刷の設定がされることになる。
しかし、非常に厳しいユーザであれば、表現において文字部が周知と区別がつきづらいという事情をもって、こうした状況を許容しないであろう。
そうした厳しいユーザにあわせて以下のような構成とすることも可能である。即ち、用紙の両面に地紋画像を印刷するための設定がなされたとCPUが判定した場合には、自動的に地紋画像の文字部を大ドット部とする。そして、そのような地紋画像を印刷するようにCPUが制御する。
あるいは、用紙の両面に地紋画像を印刷するための設定がなされたとCPUが判定した場合には、少なくとも一方の面で白抜き文字の設定がされているかCPUが判断する。そして、少なくとも一方の面で白抜き文字の設定がされている場合には、その白抜き文字の設定(又は地紋画像を印刷するための設定)をCPUが解除する。解除した上で、ユーザに再度、地紋画像を印刷するための設定(や、文字部を大ドット部とする設定)を指示させるのである。
<実施形態4>
実施形態1では、表面の地紋印字の設定、および裏面の地紋印字の設定の両方で「文字を白抜きにする」が設定されていたとき、警告表示が行われる。また、実施形態2では、一方の印字面の地紋印字の設定に「文字を白抜きにする」が設定されていた場合には、他方の印字面の地紋印字の設定に「文字を白抜きにする」と設定するのが禁止される。また、実施形態3では、一方の印字面の地紋印字の設定の際に、「文字を白抜きにする」という設定を行うと、他方の印字面の地紋印字の設定を自動的に設定する。
しかしながら、裏写りは、地紋の印字のみによって生じるわけではなく、印字する画像データそれ自体が濃度が濃い部分が多い場合にも生じてしまう。通常、原本で濃度が一定以上の濃さを持つ場合には、複写物上でもその濃度が維持されることになり、複写物上での裏写りに繋がってしまうからである。
したがって、ユーザ利便性向上のためには、地紋の設定にかかわらず、一方の印字面において、裏写りが起きるような所定の濃度よりも濃い濃度の印字が所定の面積より広い部分になされる場合には、他方の印字面に対する地紋の設定をかえる必要がある。複写物上における裏写りにより、文字部が周囲と区別できなくなってしまうことを防ぐためである。
そこで、実施形態4では、一方の印字面の画像データに基づいて、他方の印字面に対する地紋印字の設定を自動的に解除する。
本実施形態において、図9で示されるコピー動作のためのフローチャートの、ステップS906において、表面を印字する画像の濃度データの計数、およびその計数結果に基づいて裏面印字の際の地紋の設定が自動的に変更される。
図21は、図9のステップS906での、本実施形態における特徴的な処理を説明する図である。なお、図21に示されているフローチャートの処理は、図3の画像形成装置に搭載されているCPUにより実行される。
まず、図21のステップS2601で、画像形成装置が印字している面が、用紙の表面か裏面かが判定される。ここで、「表面」とは、用紙に最初に印字する面である。また、「裏面」とは、すでに一方の面が印字済みの用紙のまだ印字していない面である。
ステップS2601で、印字面が「表面」と判定された場合には、ステップS2605に処理が進む。
一方、ステップS2601で、印字面が「裏面」と判定された場合には、ステップS2602に処理が進む。
ステップS2602で、印字面が「裏面」であるため、すでに印字済みの、対応する「表面」についての濃い画素の計数値がある所定の値以上であるか否かが判定される。濃い画素の計数値については、ステップS2606の説明において後述する。
ステップS2602で、計数値が所定の値以上であると判定された場合には、ステップS2603に処理が進む。この場合、「表面」は、所定の濃度以上の濃い印字がなされた部分が用紙上の所定の面積よりも広い、すなわち裏写りを起こす面積が広く、その影響が大きい。
ステップS2602で、計数値が所定の値より小さいと判定された場合には、ステップS2605へ処理が進む。
ステップS2603で、地紋の設定がされているかどうかが判定される。
ステップS2603で、地紋の設定がされていると判定された場合には、ステップS2604へ処理が進む。
一方、ステップS2603で、地紋の設定がされていないと判定された場合には、ステップ2605へ進む。
ステップ2604で、地紋印字の設定が自動的に解除される。これによって、表面が裏写りする濃い印字がなされている部分が広い場合には、以下のような処理が実行される。すなわち、裏面に対する「文字を白抜きにする」という地紋印字の設定が自動的に解除され、複写物の裏写りによって地紋の効果が得られにくくなるという不具合を防ぐことができる。なお、地紋の設定を解除する前に、ユーザに対して通知を行っても良い。この場合、「地紋の効果が得られない、あるいは、地紋の効果が薄い。即ち、複写された際に地紋の中の大ドットの領域が浮き上がる効果が少ない」ことを通知しても良い。また、このような通知が、図3の表示部312に表示されても良い。
ステップS2605で、図10を用いて説明したように、地紋付き画像が生成される。ステップS2605については、実施形態1における処理と違いはないため説明を割愛する。
次に、ステップS2606で、印字する画像データの中で、所定の値よりも濃い濃度の画素が、印字面中に何画素あるのかが計数される。これによって、所定の濃度以上の濃い印字がなされた部分が用紙上のどれほどの画素数なのか、すなわち裏写りを起こす面積がどれほどなのかが計数される。ステップS2605において地紋は付加済みであるため、地紋付加済みの画像に対して、所定の濃度以上の濃さの画素数が計数されることになる。計数値は画像形成装置のRAMに保持され、次の面の印字の際に参照されることになる。
以上で図21に示されている処理は終了する。
上記の処理により、表面の印刷画像データの所定の面積より広い部分に、所定の濃度よりも濃い濃度の印字がなされた場合、裏面の地紋の設定を解除することができ、裏写りによって地紋の文字が見えにくくなる不具合を防ぐことができる。
上記の説明では、表面に濃い印字がなされている場合に、不具合が生じる裏面の地紋印字の設定が自動的に解除される例について説明した。しかし、これは、あくまでも一例であり、裏面に濃い印字がなされている場合に、裏写りによる不具合が生じる表面の地紋印字の設定が自動的に解除されるように、本実施形態を用いることもできる。
上記の実施形態4では、一例として、表面に濃い印字がなされている場合に、裏写りによる不具合が生じる裏面の地紋印字の設定が、自動的に解除される場合について、詳細に説明した。しかし、これは、あくまでも一例であって、実施形態4において、実施形態1に示されているように、ユーザに警告し、ユーザからの裏面の地紋印字の設定の変更を受付けても良い。また、同様に、実施形態2に示されているように、表面に濃い印字がなされている場合に、裏写りによる不具合の生じる裏面の地紋印字の設定をユーザインタフェース上で、禁止しても良い。
<その他の実施形態>
実施形態1〜4では、用紙の両面に地紋画像がある場合に、用紙の少なくともいずれか一方の面に、裏写りによる不具合が生じる地紋印字の設定がされることを防ぐ場合について詳細に説明した。しかし、これは、あくまでも一例であって、用紙の両面に地紋画像がある場合に、用紙の両方の面に、裏写りによる不具合が生じる地紋印字の設定がなされることを防いでも良い。
また本発明の目的は、上記実施形態で示したフローチャートの手順を実現するプログラムコードを記憶した記憶媒体から、コンピュータが、そのプログラムコードを読出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになる。そのため、このプログラムコードやプログラムコードを記憶した記憶媒体も本発明を構成することができる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
地紋画像におけるドットの状態を示す図である。 複写時に地紋画像が顕像化する状態を示す図である。 画像形成装置の外観を示す図である。 画像形成装置のユーザインタフェースの画面を示す図である。 画像形成装置のユーザインタフェースの画面を示す図である。 画像形成装置のユーザインタフェースの画面を示す図である。 画像形成装置のユーザインタフェースの画面を示す図である。 画像形成装置のユーザインタフェースの画面を示す図である。 コピー動作の処理を示すフローチャートである。 地紋付き画像の生成処理を示す図である。 画像形成装置のユーザインタフェースの画面を示す図である。 画像形成装置のユーザインタフェースの画面を示す図である。 画像形成装置のユーザインタフェースの画面を示す図である。 複写時に地紋画像の文字部が白抜きになることを示す図である。 両面複写時に地紋画像の文字部が顕像の場合を示す図である。 両面複写時に地紋画像の文字部が白抜きの場合の裏写りによる不具合を示す図である。 地紋の文字部、非文字部を示す図である。 両面複写時に地紋画像の文字部の設定が、表面は白抜き、裏面も白抜きの場合を示す図である。 両面複写時に地紋画像の文字部の設定が、表面は潜像、裏面も潜像の場合を示す図である。 両面複写時に地紋画像の文字部の設定が、表面は潜像、裏面は白抜きの場合を示す図である。 実施形態4における地紋の設定の変更の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
301 原稿フィーダ
302 トレイ
303 用紙カセット1
304 用紙カセット2
305 用紙カセット3
306 排紙トレイ
312 操作部
313 スキャナ部
314 プリンタ部

Claims (14)

  1. 用紙の両面に文字部が小ドット部となる地紋画像を印刷するための設定がなされたか判定する判定手段と、
    前記判定手段で前記設定がなされたと判定した場合に、警告画面を表示するように制御する制御手段とを備えることを特徴とする装置。
  2. 用紙の片面に文字部が小ドット部となる地紋画像が印刷されるか判定する判定手段と、
    前記判定手段で用紙の片面に文字部が小ドット部となる地紋画像が印刷される場合に、前記用紙のもう一方の面に、文字部が小ドット部となる地紋画像を印刷することを禁止し、
    前記判定手段で用紙の片面に文字部が小ドット部となる地紋画像が印刷されない場合に、前記用紙のもう一方の面に、文字部が小ドット部となる地紋画像を印刷することを許可する制御手段とを備えることを特徴とする装置。
  3. 用紙の両面に地紋画像が印刷するための設定がなされたか判定する判定手段と、
    前記判定手段で用紙の両面に地紋画像が印刷される場合に、自動的に前記両面に文字部が大ドット部となる地紋画像を印刷するための設定を行う設定手段とを備えることを特徴とする装置。
  4. 用紙の両面に地紋画像が印刷するための設定がなされたか判定する判定手段と、
    前記判定手段で前記設定がされている場合に、前記用紙の両面の少なくとも一方の面に文字部を小ドット部とするための設定がなされているか判断する判断手段と、
    前記判断手段で少なくとも一方の面に文字部を小ドット部とするための設定がなされている場合に、当該設定を解除する解除手段とを備えることを特徴とする装置。
  5. 用紙の片面に複写後においても残る画像が一定以上の濃度で印刷されるか判定する判定手段と、
    前記判定手段で用紙の片面に複写後においても残る画像が一定以上の濃度が印刷されると判定した場合には、
    前記用紙のもう一方の面に、地紋画像を印刷することを禁止し、
    前記判定手段で用紙の片面に複写後においても残る画像が一定以上の濃度が印刷されないと判定した場合には、
    前記用紙のもう一方の面に、地紋画像を印刷することを許可する制御手段とを備えることを特徴とする装置。
  6. 両面に画像を印刷するにあたって、用紙の片面に文字部が小ドット部となる地紋画像が印刷されるか判定する判定手段と、
    前記判定手段で用紙の片面に文字部が小ドット部となる地紋画像が印刷される場合に、前記用紙のもう一方の面に、文字部が小ドット部となる地紋画像を印刷することを禁止する制御手段とを備えることを特徴とする装置。
  7. 用紙の両面に文字部が小ドット部となる地紋画像を印刷するための設定がなされたか判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで前記設定がなされたと判定した場合に、警告画面を表示するように制御する制御ステップとを備えることを特徴とする方法。
  8. 用紙の片面に文字部が小ドット部となる地紋画像が印刷されるか判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで用紙の片面に文字部が小ドット部となる地紋画像が印刷される場合に、前記用紙のもう一方の面に、文字部が小ドット部となる地紋画像を印刷することを禁止し、
    前記判定ステップで用紙の片面に文字部が小ドット部となる地紋画像が印刷されない場合に、前記用紙のもう一方の面に、文字部が小ドット部となる地紋画像を印刷することを許可する制御ステップとを備えることを特徴とする方法。
  9. 用紙の両面に地紋画像が印刷するための設定がなされたか判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで用紙の両面に地紋画像が印刷される場合に、自動的に前記両面に文字部が大ドット部となる地紋画像を印刷するための設定を行う設定ステップとを備えることを特徴とする方法。
  10. 用紙の両面に地紋画像が印刷するための設定がなされたか判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで前記設定がされている場合に、前記用紙の両面の少なくとも一方の面に文字部を小ドット部とするための設定がなされているか判断する判断ステップと、
    前記判断ステップで少なくとも一方の面に文字部を小ドット部とするための設定がなされている場合に、当該設定を解除する解除ステップとを備えることを特徴とする方法。
  11. 用紙の片面に複写後においても残る画像が一定以上の濃度で印刷されるか判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで用紙の片面に複写後においても残る画像が一定以上の濃度が印刷されると判定した場合には、
    前記用紙のもう一方の面に、地紋画像を印刷することを禁止し、
    前記判定ステップで用紙の片面に複写後においても残る画像が一定以上の濃度が印刷されないと判定した場合には、
    前記用紙のもう一方の面に、地紋画像を印刷することを許可する制御ステップとを備えることを特徴とする方法。
  12. 両面に画像を印刷するにあたって、用紙の片面に文字部が小ドット部となる地紋画像が印刷されるか判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで用紙の片面に文字部が小ドット部となる地紋画像が印刷される場合に、前記用紙のもう一方の面に、文字部が小ドット部となる地紋画像を印刷することを禁止する制御ステップとを備えることを特徴とする方法。
  13. 請求項7乃至12のいずれかに記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  14. 請求項13に記載のプログラムを記憶したコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
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