JP2007043596A - 画像印刷装置、画像印刷制御方法及びその制御プログラム - Google Patents

画像印刷装置、画像印刷制御方法及びその制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】印刷物が外部装置から送信された画像データに基づいて印刷したものか画像読取手段から入力された画像データに基づいて印刷したものかを明確に区別する。
【解決手段】デジタル複合機では、印刷要求の対象となる画像データがコンピュータ51〜53から入力されたものであるときには追跡パターンとして原本用追跡パターンを印刷し、スキャナ用コントローラ75から入力されたものであるときには複写用追跡パターンを印刷する。このように、画像データの送信元に応じて異なる追跡パターンを印刷するため、印刷物の追跡パターンを確認することによって、その印刷物がコンピュータ51〜53から送信された画像データに基づいて印刷したものかスキャナから入力された画像データに基づいて印刷したものかを明確に区別することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像印刷装置、画像印刷制御方法及びその制御プログラムに関する。
従来より、紙幣や有価証券等の偽造対策を施した画像印刷装置が知られている。このような偽造対策を施した画像印刷装置としては、予め紙幣や有価証券等のデータを登録しておき印刷データがこれらのデータと一致するときに強制的に印刷を中止するものが知られているが、登録可能なデータの数に限りがあるため、十分な効果が得られないことがある。別の偽造対策を施した画像印刷装置としては、例えば特許文献1に開示されるように、印刷用紙のうち本来画像が形成されない白地領域(非画像形成領域)に、視認し難いイエローでもって自動的に印刷装置製造番号等を表す追跡パターンを印刷するものもある。この画像印刷装置で紙幣や有価証券等を用紙に自動印刷した場合には、後からその用紙に印刷された追跡パターンを調べることにより、どの装置で印刷されたか等を特定することができる。
特開2000−253229
ところで、近年、個人情報や企業秘密などの秘密情報の保護管理が重要視されており、追跡パターンの重要性が高まりつつある。そこで、こういった個人情報などを含む印刷物を作成する際に、上述の画像印刷装置を用いて印刷媒体に追跡パターンを印刷することが考えられる。しかし、上述の画像印刷装置では、印刷要求の対象となる画像データが、コンピュータなどの外部装置から画像印刷装置に送信された画像データかスキャナなどの画像読取装置から画像印刷装置に送信された画像データかについては考慮されていない。したがって、コンピュータで作成した文書等を上述の画像印刷装置で印刷した場合とスキャナで読み込んだ文書等を上述の画像印刷装置を用いて複写した場合とでは、同じ追跡パターンが印刷物に印刷されてしまう。このため、その印刷物が、外部装置から送信された画像データに基づいて印刷したものか画像読取装置から入力された画像データに基づいて印刷したものかを追跡パターンから判断することができなかった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、追跡パターンを確認することによって、その印刷物が外部装置から送信された画像データに基づいて印刷したものか画像読取手段から入力された画像データに基づいて印刷したものかを明確に区別することができる画像印刷装置、画像印刷制御方法及びその制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
すなわち、本発明の画像印刷装置は、
外部装置から画像データが入力される第1の画像データ入力手段と、
前記画像読取手段で読み取った画像データが入力される第2の画像データ入力手段と、
互いに異なる第1の追跡パターンと第2の追跡パターンとを記憶する追跡パターン記憶手段と、
印刷媒体に印刷を行う印刷手段と、
印刷要求の対象となる画像データが前記外部装置から入力された画像データであったときには前記追跡パターン記憶手段に記憶された前記第1の追跡パターンを該画像データに付加したものを前記印刷手段が前記印刷媒体に印刷するよう制御し、印刷要求の対象となる画像データが前記画像読取手段で読み取った画像データであったときには前記追跡パターン記憶手段に記憶された前記第2の追跡パターンを該画像データに付加したものを前記印刷手段が前記印刷媒体に印刷するよう制御するという追跡パターン印刷制御を実行する印刷制御手段と、
を備えたものである。
この画像印刷装置では、印刷要求の対象となる画像データが外部装置から入力されたものであるときには、第1の追跡パターンを画像データに付加したものを印刷媒体に印刷する。また、印刷要求の対象となる画像データが画像読取手段から入力されたものであるときには、第1の追跡パターンとは異なる第2の追跡パターンを画像データに付加したものを印刷媒体に印刷する。したがって、印刷媒体に印刷された追跡パターンを確認することによって、その印刷物が外部装置から送信された画像データに基づいて印刷したものか画像読取手段から入力された画像データに基づいて印刷したものかを明確に区別することができる。
本発明の画像印刷装置は、情報漏洩防止モードを設定可能な情報漏洩防止モード設定手段、を備え、前記印刷制御手段は、情報漏洩防止モード設定手段で情報漏洩防止モードに設定されていないときには前記追跡パターン印刷制御を実行せず、情報漏洩防止モードに設定されているときには前記追跡パターン印刷制御を実行してもよい。こうすれば、情報漏洩防止モードの設定及び設定解除を行うことにより、追跡パターン印刷制御を実行するか否かを適宜選択することができる。
本発明の画像印刷装置は、情報漏洩防止モードを設定可能な情報漏洩防止モード設定手段と、画像をモノクロで前記印刷媒体に印刷するモノクロ印刷モードを設定可能なモノクロ印刷モード設定手段と、を備え、前記印刷制御手段は、前記モノクロ印刷モード設定手段でモノクロ印刷モードに設定されている場合、前記情報漏洩防止モード設定手段で情報漏洩防止モードに設定されていないときには前記追跡パターン印刷制御を実行せず、情報漏洩防止モードに設定されているときには前記追跡パターン印刷制御を実行してもよい。こうすれば、画像をモノクロで印刷しようとするときに情報漏洩防止モードに設定されていないときには、印刷媒体に追跡パターンが印刷されないため、モノクロの追跡パターンによって画像が見にくくなるのを防ぐことができる。この結果、モノクロ印刷時には画質を優先することができる。一方、画像をモノクロで印刷しようとするときに情報漏洩防止モードに設定されているときには、印刷媒体に追跡パターンが印刷されるため、画質よりも追跡パターンが付加されるのを優先することができる。
このように、情報漏洩防止モード設定手段を備えた本発明の画像印刷装置において、前記情報漏洩防止モード設定手段は、特定のオペレータのみ前記情報漏洩防止モードの設定及び設定解除が可能としてもよい。こうすれば、特定のオペレータ以外の者は、情報漏洩防止モードの設定を解除することができないため、例えば、特定のオペレータによって情報漏洩防止モードに設定されているときに、特定のオペレータ以外の者が、情報漏洩防止モードを解除して画像読取手段で読み取った画像に追跡パターンを付加せずに印刷するといった不正を防ぐことができる。
本発明の画像印刷装置において、前記第1の追跡パターンは、視認しにくい形態で前記印刷媒体に印刷され、前記第2の追跡パターンは、視認しやすい形態で前記印刷媒体に印刷されるとしてもよい。こうすれば、印刷物が画像読取手段で読み取った画像を印刷したものであるときには、その印刷物が画像読取手段で読み取った画像データに基づく印刷物であることを追跡パターンから一目して明らかに認識することができる。ここで、視認しにくい形態及び視認しやすい形態とは、例えば、追跡パターンの大きさや太さ、印刷色などを第1の追跡パターンと第2の追跡パターンとで変えることによって視認の程度を変えたものとしてもよい。具体的には、視認しにくい形態として小さい文字や図柄、細字、淡色などが挙げられ、視認しやすい形態として大きい文字や図柄、太字、濃色などが挙げられる。
本発明の画像印刷装置において、前記第1の追跡パターンは、原本であることを認識可能な情報を含み、前記第2の追跡パターンは、複写であることを認識可能な情報を含むとしてもよい。こうすれば、外部装置から送信された画像データに基づいて印刷された印刷物が原本であり、画像読取手段から入力された画像データに基づいて印刷した印刷物が複写物であることを容易に認識することができる。
本発明の画像印刷制御方法は、
印刷媒体に印刷を行う印刷手段の制御をコンピュータ・ソフトウェアによって行う画像印刷制御方法であって、
(a)印刷要求の対象となる画像データが、外部装置から入力された画像データか、画像を読み取った画像データかを判定するステップと、
(b)前記ステップ(a)で印刷要求の対象となる画像データが外部装置から入力された画像データであると判定されたときには、互いに異なる第1の追跡パターンと第2の追跡パターンとのうち前記第1の追跡パターンを該画像データに付加したものを前記印刷媒体に前記印刷手段が印刷するよう制御し、印刷要求の対象となる画像データが画像を読み取った画像データであると判定されたときには、前記第2の追跡パターンを該画像データに付加したものを前記印刷媒体に前記印刷手段が印刷するよう制御するという追跡パターン印刷制御を実行するステップと、
を含むものである。
この画像印刷制御方法では、印刷要求の対象となる画像データが外部装置から入力されたものであるか画像読取手段から入力されたものであるかを判定する。そして、印刷要求の対象となる画像データが外部装置から入力されたものであるときには、第1の追跡パターンを画像データに付加したものを印刷媒体に印刷する。一方、印刷要求の対象となる画像データが画像読取手段から入力されたものであるときには、第1の追跡パターンとは異なる第2の追跡パターンを画像データに付加したものを印刷媒体に印刷する。したがって、印刷媒体に印刷された追跡パターンを確認することによって、その印刷物が外部装置から送信された画像データに基づいて印刷したものか画像読取手段から入力された画像データに基づいて印刷したものかを明確に区別することができる。なお、本発明の画像印刷制御方法に、上述した画像印刷装置の機能を実現するステップを追加してもよい。
本発明の画像印刷制御プログラムは、1又は複数のコンピュータに、上述した画像印刷制御方法の各ステップを実行させるためのプログラムである。このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(例えばハードディスク、ROM、FD、CD、DVDなど)に記録されていてもよいし、伝送媒体(インターネットやLANなどの通信網)を介してあるコンピュータから別のコンピュータへ配信されてもよいし、その他どのような形で授受されてもよい。このプログラムを一つのコンピュータに実行させるか又は複数のコンピュータに各ステップを分担して実行させれば、上述した画像印刷制御方法と同様の効果が得られる。
図1は本発明の一実施形態であるデジタル複合機10の概略構成を示す構成図、図2はカラーレーザプリンタ20の概略構成を示すブロック図、図3は図1のデジタル複合機10のA−A断面のうちカラーレーザプリンタ20の概略構成を詳細に示す断面図、図4はスキャナ70の概略構成を示すブロック図、図5はデジタル複合機10のうちスキャナ70の概略構成を詳細に示す構成図である。
本実施形態のデジタル複合機10は、図1に示すように、画像データに基づく画像を用紙に印刷するカラーレーザプリンタ20と、カラーレーザプリンタ20の上部に設置され原稿上の画像を画像データとして読み取るスキャナ70と、スキャナ70の手前に設けられユーザによる指示の入力や各種情報の表示を行う操作パネル90とを備えている。
まず、カラーレーザプリンタ20について詳説する。カラーレーザプリンタ20は、図2に示すように、カラーレーザプリンタ20全体の制御を司るプリンタ用コントローラ30と、電子写真方式のプリンタ機構41やこのプリンタ機構41を制御するプリンタASIC42を含んで構成されるプリンタ部40とを備えている。なお、「ASIC」とは、アプリケーション・スペシフィック・インテグレーテッド・サーキット(Application Specific Integrated Circuit)の略である。
プリンタ用コントローラ30は、CPU31を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、各種処理プログラムを記憶するほかこのカラーレーザプリンタ20の固有の製品情報や複数の追跡パターンを記憶したROM32と、一時的にデータを記憶したりデータを保存したりするRAM33と、電気的に書き換え可能で電源を切ってもデータは保持されるフラッシュメモリ34と、印刷ジョブを保存するジョブメモリ35とを備えている。このプリンタ用コントローラ30は、バス38を介してプリンタASIC42と電気的に接続され、プリンタASIC42への印刷指令信号を出力し、プリンタASIC42からの印刷動作信号を入力する。また、プリンタ用コントローラ30は、入出力ポート37を介してスキャナ70のスキャナ用コントローラ75や操作パネル90と電気的に接続されている。すなわち、プリンタ用コントローラ30は、スキャナ用コントローラ75からの画像データや操作パネル90からの各種指令信号を入力したり、操作パネル90への表示指令信号を出力したりする。更に、プリンタ用コントローラ30は、ネットワークボード36を介してネットワークに接続された複数のコンピュータ51〜53との間で信号のやり取りを行う。すなわち、プリンタ用コントローラ30は、各コンピュータ51〜53から印刷ジョブを入力したり、処理中の印刷ジョブのステータス情報をその印刷ジョブの送信元であるコンピュータ51〜53へ出力したりする。また、スキャナ用コントローラ75からの画像データをコンピュータ51〜53へ出力したりする。
プリンタ部40は、プリンタ機構41とプリンタASIC42とを備えている。プリンタ機構41は、図3に示すように、単一感光体方式と中間転写方式とを採用したフルカラーの電子写真方式のプリンタ機構として構成され、帯電された表面上にC(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー),K(ブラック)の各色ごとの画像の静電潜像が露光器62により形成される感光体63と、各色のトナーカートリッジ45C,45M,45Y,45Kから供給される各色のトナーを感光体63上に形成された静電潜像に付着させてトナー像として現像する現像器61と、現像した各色のトナー像を重ね合わせるよう一次転写する中間転写体としての転写ベルト64と、用紙カセット65から搬送ユニット66により搬送された用紙Pに転写ベルト64上に形成された4色のトナー像を二次転写する二次転写ユニット67と、用紙P上に転写された4色のトナー像を用紙Pに溶融し定着させる定着ユニット68と、定着ユニット68でトナー像を定着した用紙Pを排出する排出口59とを備えている。このうち、現像器61は、装着された各トナーカートリッジ45C,45M,45Y,45Kがそれぞれ感光体63に対向するように回転される。また、露光器62は、モータで回転駆動されるポリゴンミラーでスキャニングされるレーザ光によって感光体63を露光して静電潜像を形成する。このプリンタ機構41は、図2に示すように、現像器61の現像部位に現像バイアスを印加する現像バイアス電源43や、感光体63から転写ベルト64への転写部位に一次転写バイアスを印加すると共に転写ベルト64から用紙Pへの転写部位に二次転写バイアスを印加する転写バイアス電源44とを備えている。そして、現像器61から感光体63へのトナー付着量は、現像バイアス電源43の電圧によって調整可能であり、感光体63から転写ベルト64への転写効率や転写ベルト64から用紙Pへの転写効率は、転写バイアス電源44の電圧によって調整可能である。一方、プリンタASIC42は、プリンタ機構41を制御する機能を備えたICチップであり、ジョブメモリ35内の印刷ジョブを1ページごとにビットマップイメージに展開した展開データが用紙Pに印刷されるようにプリンタ機構41を制御する。
次に、スキャナ70について詳説する。スキャナ70は、図4に示すように、スキャナ70全体の制御を司るスキャナ用コントローラ75と、原稿をスキャンして画像データとして読み取るスキャナ部80とを備える。
スキャナ用コントローラ75は、図4に示すように、CPU76を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、各種処理プログラムなどを記憶したROM77と,一時的にデータを記憶したりデータを保存したりするRAM78とを備えている。このスキャナ用コントローラ75は、バス79を介してスキャナASIC82と電気的に接続され、スキャナASIC82へのスキャン指令信号を出力し、スキャナASIC82からのスキャン動作信号を入力する。また、スキャナ用コントローラ75は、入出力ポート74を介してプリンタ用コントローラ30や操作パネル90と電気的に接続されている。すなわち、スキャナ用コントローラ75は、スキャナ部80で読み取った画像データをプリンタ用コントローラ30に出力したり、操作パネル90への表示指令信号を操作パネル90に出力したり、操作パネル90からの各種指令信号を入力したりする。
スキャナ部80は、スキャナ機構81とスキャナASIC82とを備えている。スキャナ機構81は、図5に示すように、一般的なフラッドベッド方式のイメージスキャナとして構成され、スキャンしたい画像が下向きになるよう原稿をセットするガラス台83と、ガラス台83にセットされた原稿に光を照射する露光ランプ84と、原稿で反射された反射光を受光して電気信号に変換するカラーCCDセンサ85とを備えている。スキャナASIC82にスキャン指令信号が入力されると、露光ランプ84は光を発光し、この光を均一化しつつガラス台83上の原稿に導いて照射する。このとき、カラーCCDセンサ85は、原稿で反射された反射光を読み取ってデジタルデータに変換する。このデータは、カラーCCDセンサ85からスキャナASIC82に送信されてスキャナ用コントローラ75のRAM78の所定領域に記憶される。その後、スキャナ用コントローラ75は、ユーザからの印刷指示やコンピュータ51〜53への出力指示に基づいてこのデータをプリンタ用コントローラ30に出力する。
次に、操作パネル90について説明する。操作パネル90は、図5に示すように、ユーザからカラーレーザプリンタ20やスキャナ70への指示を入力可能なテンキーやカーソルキーなどの各種入力ボタン91と、キー操作に伴う文字や数字等を表示したりプリンタ用コントローラ30やプリンタ部40、スキャナ用コントローラ75やスキャナ部80での処理状況を表示したりする液晶画面92とを備えている。このうち、各種入力ボタン91としては、ガラス台83に置かれた原稿のコピー(複写)を開始するコピースタートボタン93や原稿のスキャンを開始するスキャンスタートボタン94、情報漏洩防止モードを設定する情報漏洩防止モード設定ボタン95、画像をカラーで印刷するカラーモードかモノクロで印刷するモノクロモードかを選択する印刷モード選択ボタン96、スキャナ80で読み取った画像データをコンピュータ51〜53に送信するスキャンデータ送信ボタンなどが設けられている。ここで、情報漏洩防止モードは、ROM32に記憶されたID及び所定のパスワードと、オペレータが操作パネル90を用いて入力したID及びパスワードとが一致したときに限ってその設定を変更することができるようになっている。したがって、情報漏洩防止モードの設定及び設定解除は、このIDと所定のパスワードとを知っている特定のオペレータ(例えば、デジタル複合機10の管理者など)のみが行うことができる。
次に、こうして構成された本実施形態のデジタル複合機10の機能、特に用紙Pに画像を印刷する手順について説明する。プリンタ用コントローラ30のCPU31は、ネットワークを介して接続されたコンピュータ51〜53のいずれかから印刷ジョブを受信したとき又はスキャナ用コントローラ75から印刷ジョブを受信したときに、その印刷ジョブをジョブメモリ35に格納し、ROM33に格納されている印刷処理ルーチンを読み出してこれを実行する。図6は、印刷処理ルーチンの一例を表すフローチャートである。
この印刷処理ルーチンが開始されると、プリンタ用コントローラ30のCPU31は、まず、情報漏洩防止モード設定ボタン95がオンされることにより情報漏洩防止モードに設定されているか否かを判定する(ステップS100)。ここで、情報漏洩防止モードとは、用紙Pに追跡パターンを印刷するか否かを印刷モードに応じて決定するモードであり、情報漏洩防止モードに設定されているときには、印刷モードがカラーモードかモノクロモードかに関係なく追跡パターンを用紙Pに印刷し、情報漏洩防止モードに設定されていないときには、印刷モード選択ボタン96で設定されている印刷モードがカラーモードのときにのみ追跡パターンを用紙Pに印刷する。以下には、まず情報漏洩防止モードに設定されているときについて説明し、その後情報漏洩防止モードに設定されていないときについて説明する。
ステップS100で情報漏洩防止モードに設定されているときには、CPU31は、今回の印刷ジョブに含まれる送信元情報を読み出し、送信元がコンピュータ51〜53なのかスキャナ70なのかを判別する(ステップS102)。印刷ジョブには、送信元がコンピュータ51〜53なのかスキャナ70なのかを判別できる送信元情報が含まれているものとし、CPU31は、この送信元情報に基づいて送信元を判別する。本実施形態では、送信元がコンピュータ51〜53のいずれかの場合には、各コンピュータ51〜53に割り当てられたIPアドレスが印刷ジョブに含まれるようにしてこのIPアドレスをコンピュータ51〜53の送信元情報として利用し、送信元がスキャナ70の場合には、スキャナ70が接続されている入出力ポート37のポート番号が印刷ジョブに含まれるようにしてこのポート番号をスキャナ70の送信元番号として利用する。そして、ステップS102で送信元がコンピュータ51〜53であったときには、追跡パターンとして原本用追跡パターンを読み出し(ステップS104)、送信元がスキャナ70であったときには、複写用追跡パターンを読み出す(ステップS106)。
ここで、追跡パターンについて説明する。追跡パターンは、微小なドットからなるドットパターンである。このうち、原本用追跡パターン100は、図7(a)に示すように、本実施形態では、縦3ドット×横8ドットの長方形領域が3つ連なって一つのパターンとなるように構成されている。この原本用追跡パターン100では、各長方形領域は、いずれも24ドットで構成されているためドットの有無により224の情報の表示が可能となっている。また、3つの領域のうち、第1領域101はこのデジタル複合機10を製造した企業名に対応づけられた装置製造企業コードを表し、第2領域102はこのデジタル複合機10の機種名に対応づけられた装置機種コードを表し、第3領域103はこのデジタル複合機10の製造番号(シリアル番号)に対応づけられた装置製造番号コードを表す。一方、複写用追跡パターン110は、図7(b)に示すように、本実施形態では、縦3ドット×横8ドットの平行四辺形領域が3つ連なって一つのパターンとなるように構成されている。この複写用追跡パターン110でも、各平行四辺形領域は、いずれも24ドットで構成されているためドットの有無により224の情報の表示が可能となっている。また、3つの領域のうち、第1領域111はこのデジタル複合機10を製造した企業名に対応づけられた装置製造企業コードを表し、第2領域112はこのデジタル複合機10の機種名に対応づけられた装置機種コードを表し、第3領域113はこのデジタル複合機10の製造番号(シリアル番号)に対応づけられた装置製造番号コードを表す。このため、原本用追跡パターン100と複写用追跡パターン110とを比較すると、パターンに埋め込まれた情報は同じ項目に関する情報であるが、パターンの外観形状が長方形か平行四辺形かで異なっている。なお、これらの追跡パターンを印刷する色は、カラーモードでの印刷時には4色のうち最も視認しにくい色であるイエロー一色であり、モノクロモードでの印刷時にはブラックである。
ステップS104で追跡パターンとして原本用追跡パターンを読み出したあと又はステップS106で追跡パターンとして複写用追跡パターンを読み出したあとは、CPU31は、ジョブメモリ35内の印刷ジョブの1ページ分をビットマップイメージに展開する(ステップS108)。続いて、追跡パターンを周期的に繰り返し並べたパターンデータの1ページ分をビットマップイメージに展開する(ステップS110)。その後、印刷ジョブの1ページ分のビットマップイメージとパターンデータの1ページ分のビットマップイメージとを重畳し両ビットマップイメージの画像形成領域のうち重複する部分については追跡パターンを削除する(ステップS112)。これにより、印刷ジョブの1ページ分のビットマップイメージのうち非画像形成領域つまり白地領域に追跡パターンが周期的に繰り返し並ぶように埋め込まれたイメージ画像ができあがる。
さて、ステップS112でイメージ画像を作成すると、CPU31は、このイメージ画像を用紙Pに印刷するよう印刷モード選択ボタン96で選択された印刷モードに応じた印刷を実行するようプリンタASIC42へ指令を出力する(ステップS114)。この指令を受けたプリンタASIC42は、印刷モードに応じた印刷を実行する。すなわち、印刷モードがカラーモードのときには、先ほどのイメージ画像をカラーで用紙Pに印刷する。カラーモードでの印刷は以下のようにして実行する。まず、1ページ分のイメージ画像をイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色に色分解する。続いて、感光体63の表面を帯電させたあとこの色分解したイメージ画像のうちイエローのイメージ画像に基づいて露光器62により感光体63の表面上に静電潜像を形成し、トナーカートリッジ45Yから供給されるイエロートナーを感光体63上の静電潜像に付着させてトナー像を現像し、現像したイエローのトナー像を転写ベルト64に一次転写する。その後、現像器61を順次回転させ、マゼンタ、シアン、ブラックについても同様にして帯電、露光、現像、一次転写を行う。全色について一次転写が終了した時点で、転写ベルト64には各色のトナー像が順次重ね合わされた4色のトナー像が形成される。その後、用紙カセット65から搬送ユニット66に用紙Pを搬送させつつ転写ベルト64上の重合トナー像を用紙Pへ二次転写し、用紙Pに二次転写された4色のトナー像を定着ユニット68により溶融・定着させる。これにより、1ページ分のカラー画像として、原本用追跡パターンか複写用追跡パターンかのいずれかと印刷ジョブに基づく画像とが用紙Pに印刷される。一方、印刷モードがモノクロモードのときには、先ほどのイメージ画像をモノクロで用紙Pに印刷する。モノクロモードでの印刷は、4色のインクのうちブラックのみについて帯電、露光、現像、一次転写を行う点以外はカラーモードでの印刷手順と同様に行われる。これにより、1ページ分のモノクロ画像として、原本用追跡パターンか複写用追跡パターンかのいずれかと印刷ジョブに基づく画像とが用紙Pに印刷される。
1ページ分の印刷が終わると、CPU31は、印刷すべきページが残っているか否かを判定し(ステップS116)、印刷すべきページが残っているときには再びステップS108以降の処理を繰り返し、印刷すべきページが残っていないときにはこの印刷処理ルーチンを終了する。
次に、ステップS100で情報漏洩防止モードに設定されていないときについて説明する。ステップS100で情報漏洩防止モードに設定されていないときには、CPU31は、印刷モード選択ボタン96で選択されている印刷モードがカラーモードかモノクロモードかを判定する(ステップS118)。そして、印刷モードがカラーモードのときには、前述と同様のステップS102〜S116の処理を実行する。すなわち、情報漏洩防止モードがオフであっても、印刷モードがカラーに設定されているときには、用紙Pに原本用追跡パターンか複写用追跡パターンかのいずれかが印刷される。一方、印刷モードがモノクロモードのときには、ジョブメモリ35内の印刷ジョブの1ページ分をビットマップイメージに展開し(ステップS120)、このイメージ画像に基づいて印刷モードに応じた印刷を実行する(ステップS122)。ここでは、モノクロモードでの印刷になる。このとき、用紙Pには追跡パターンは印刷されない。
1ページ分の印刷が終わると、CPU31は、印刷すべきページが残っているか否かを判定し(ステップS124)、印刷すべきページが残っているときには再びステップS120〜S124の処理を繰り返し、印刷すべきページが残っていないときにはこの印刷処理ルーチンを終了する。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態のスキャナ部80が本発明の画像読取手段に相当し、プリンタ用コントローラ30が第1の画像データ入力手段に相当し、スキャナ用コントローラ75が第2の画像データ入力手段に相当する。また、プリンタ用コントローラ30のROM32が追跡パターン記憶手段に相当し、プリンタ部40が印刷手段に相当し、プリンタ用コントローラ30及びプリンタASIC42が印刷制御手段に相当する。また、情報漏洩防止モード設定ボタン95が情報漏洩防止モード設定手段に相当し、印刷モード選択ボタン96がモノクロ印刷モード設定手段に相当する。なお、本実施形態では、デジタル複合機10の動作を説明することにより本発明の画像印刷制御方法の一例も明らかにしている。
以上詳述した本実施形態のデジタル複合機10によれば、情報漏洩防止モードに設定されている場合又は情報漏洩防止モードに設定されていなくても印刷モードがカラーモードの場合に、印刷ジョブの送信元がコンピュータ51〜53のときには、追跡パターンとして原本用追跡パターンを用紙Pに印刷する。また、印刷ジョブの送信元がスキャナ70のスキャナ用コントローラ75のときには、追跡パターンとして複写用追跡パターンを用紙Pに印刷する。このように、印刷ジョブの送信元がコンピュータ51〜53のときとスキャナ用コントローラ75のときとでは異なる追跡パターンが印刷されるため、用紙Pに印刷された追跡パターンを確認することによって、その印刷物に印刷された画像の送信元がコンピュータ51〜53かスキャナ70かを明確に区別することができる。また、印刷モードがカラーモードのときには、追跡パターンは最も視認しにくいイエロー一色で印刷される。したがって、画質をさほど低下させることなく追跡パターンを用紙Pに印刷することができる。
また、画像をモノクロモードで印刷しようとする場合に情報漏洩防止モードに設定されていないときには、用紙Pに追跡パターンが印刷されないため、モノクロの追跡パターンによって画像が見にくくならないよう画質を優先することができる。また、画像をモノクロモードで印刷しようとするときに情報漏洩防止モードに設定されているときには、画質よりも追跡パターンが付加されるのを優先する。したがって、情報漏洩防止モードに設定されているときには、モノクロモードでの印刷時にも、印刷ジョブの送信元がコンピュータ51〜53かスキャナ70かを認識できると共に、その印刷物がどの装置で印刷されたか等を後から特定することができる。
更に、情報漏洩防止モードは、IDと所定のパスワードとを知っている特定のオペレータのみがその設定及び設定解除が可能なため、IDと所定のパスワードとを知らない特定のオペレータ以外の者は情報漏洩防止モードの設定を変更することができない。したがって、特定のオペレータによって情報漏洩防止モードに設定されているときに、特定のオペレータ以外の者が、情報漏洩防止モードを解除してスキャナ70で読み取った画像データに追跡パターンを付加せずに印刷するといった不正を防ぐことができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態の印刷処理ルーチンでは、情報漏洩防止モードに設定されていないときには印刷モードがカラーモードのときのみ原本用又は複写用追跡パターンを印刷し、情報漏洩防止モードに設定されているときには印刷モードがモノクロモードでもカラーモードでも原本用又は複写用追跡パターンを印刷するようにしたが、情報漏洩防止モードに設定されていないときには印刷モードとは無関係に原本用又は複写用追跡パターンのいずれも印刷せず、情報漏洩防止モードに設定されているときには印刷モードとは無関係に原本用又は複写用追跡パターンを印刷するようにしてもよい。具体的には、図8に示す印刷処理ルーチンを採用してもよい。図8において、図6と同じ処理については図6と同じステップ番号を付してその説明を省略するものとする。図8の印刷処理ルーチンが開始されると、プリンタ用コントローラ30のCPU31は、まず、ステップS100で情報漏洩防止モードに設定されているか否かを判定し、情報漏洩防止モードに設定されているときにはステップS102〜S116の処理を実行し、情報漏洩防止モードに設定されていないときにはステップS120〜S124の処理を実行する。こうすれば、両者の追跡パターンを異なる追跡パターンにするか否かは、情報漏洩防止モード設定ボタン95によってオペレータが適宜選択することができる。あるいは、印刷処理ルーチンにおいて、印刷モードがカラーモードに設定されているときには原本用又は複写用追跡パターンを印刷し、印刷モードがモノクロモードに設定されているときには原本用又は複写用追跡パターンのいずれも印刷しないようにしてもよい。具体的には、図9に示す印刷処理ルーチンを採用してもよい。図9において、図6と同じ処理については図6と同じステップ番号を付してその説明を省略するものとする。図9の印刷処理ルーチンが開始されると、CPU31、まず、ステップS101で印刷モードがカラーモードに設定されているかモノクロモードに設定されているかを判定し、カラーモードに設定されているときにはステップS102〜S116の処理を実行し、モノクロモードに設定されているときにはステップS120〜S124の処理を実行する。こうすれば、カラーモードのときには、原本用又は複写用追跡パターンによって印刷ジョブの送信元を判別でき、モノクロモードのときには、モノクロの原本用又は複写用追跡パターンによって画質が低下してしまうのを抑制することができる。
更に、上述した実施形態では、印刷ジョブの送信元がコンピュータ51〜53のときに原本用追跡パターンを印刷し、スキャナ70のときに複写用追跡パターンを印刷したが、両者が異なる追跡パターンであると後から確認可能であればこれに限定されない。例えば、印刷ジョブの送信元がコンピュータ51〜53かスキャナ70かを表すドットを追跡パターンの中に組み込むとしてもよい。この場合、印刷ジョブの送信元を一見して確認することはできないが、追跡パターンのうちどのドットが印刷ジョブの送信元を表示するものかを知っている者は、追跡パターンによって印刷ジョブの送信元を把握することができる。
更にまた、上述した実施形態において、送信元がコンピュータ51〜53かスキャナ70かを判別可能な表示として、追跡パターン以外の他の図形・文字等を更に付加するとしてもよい。例えば、送信元がコンピュータ51〜53のときには原本用追跡パターンの他に「原本」の文字を用紙Pに印刷し、スキャナ70のときには複写用追跡パターンの他に「複写」の文字を用紙Pに印刷するとしてもよい。こうすれば、送信元がコンピュータ51〜53である印刷物を原本とし、送信元がスキャナ70である印刷物を複写物として容易に認識することができる。
そして、上述した実施形態では、原本用追跡パターン及び複写用追跡パターンを視認しにくい色であるイエローで印刷するとしたが、原本用追跡パターンを視認しにくい形態で印刷し、複写用追跡パターンを視認しやすい形態で印刷するとしてもよい。こうすれば、複写用追跡パターンを一目して認識することができる。視認しやすい形態としては、例えば、追跡パターンを認識しやすい色であるマゼンタで印刷するとしてもよいし、追跡パターンの各ドットを大きくするとしてもよい。
そしてまた、上述した実施形態では、情報漏洩防止モード設定ボタン95はオンオフの2つの設定が可能であったが、オンオフだけでなく、情報漏洩防止モードの重要度が高いか低いかに応じて複写用追跡パターンの視認性が異なるよう複数の設定が可能としてもよい。例えば、情報漏洩防止モードの重要度を「低」、「中」、「高」と3段階にランク分けし、印刷モードがカラーモードの場合に「低」が選択されているときには複写用追跡パターンを最も視認しにくい色のイエローで印刷し、「中」が選択されているときには複写用追跡パターンをマゼンタで印刷し、「高」が選択されているときには複写用追跡パターンを最も視認しやすい色のブラックで印刷する。こうすれば、情報漏洩防止モードの重要度が高いほどスキャナ70で複写した印刷物の追跡パターンを一目して認識することができる。
そして更に、上述した実施形態において、スキャナ70で読み取った画像データをカラーレーザプリンタ20のプリンタ用コントローラ30を介してコンピュータ51〜53に出力するときには、スキャナ70で読み取った画像データに複写用追跡パターンを付加した画像データを作成し、この追跡パターンを付加した画像データをコンピュータ51〜53に出力するとしてもよい。こうすれば、コンピュータ51〜53から該画像データを印刷すると指示したときには印刷媒体に複写用追跡パターンが印刷されるため、該画像データを誤って原本と認識するのを防ぐことができる。このとき、複写用追跡パターンの代わりに、その画像データがプリンタ用コントローラ30を介して送信された画像データであることを認識可能な別の追跡パターンを付加するとしてもよい。
そして更にまた、上述した実施形態では、プリンタ機構31として電子写真方式を採用したが、本発明は特にこれに限定されるものではなく、例えばインクジェット方式を採用したり、熱転写方式を採用したりしてもよい。
デジタル複合機10の概略構成を示す構成図。 カラーレーザプリンタ20の概略構成を示すブロック図。 図1のデジタル複合機10のA−A断面のうちカラーレーザプリンタ20の概略構成を詳細に示す断面図。 スキャナ70の概略構成を示すブロック図。 デジタル複合機10のうちスキャナ70の概略構成を詳細に示す構成図。 印刷処理ルーチンのフローチャート。 追跡パターンの説明図。 他の印刷処理ルーチンのフローチャート。 他の印刷処理ルーチンのフローチャート。
符号の説明
10 デジタル複合機、20 カラーレーザプリンタ、30 プリンタ用コントローラ、31 CPU、32 ROM、33 RAM、34 フラッシュメモリ、35 ジョブメモリ、36 ネットワークボード、37 入出力ポート、38 バス、40 プリンタ部、41 プリンタ機構、42 プリンタASIC、43 現像バイアス電源、44 転写バイアス電源、45C,45M,45Y,45K トナーカートリッジ、51,52,53 コンピュータ、59 排出口、61 現像器、62 露光器、63 感光体、64 転写ベルト、65 用紙カセット、66 搬送ユニット、67 二次転写ユニット、68 定着ユニット、70 スキャナ、74 入出力ポート、75 スキャナ用コントローラ、76 CPU、77 ROM、78 RAM、79 バス、80 スキャナ部、81 スキャナ機構、82 スキャナASIC、83 ガラス台、84 露光ランプ、85 カラーCCDセンサ、90 操作パネル、91 入力ボタン、92 液晶画面、93 コピースタートボタン、94 スキャンスタートボタン、95 情報漏洩防止モード設定ボタン、96 印刷モード選択ボタン、100 原本用追跡パターン、101 第1領域、102 第2領域、103 第3領域、110 複写用追跡パターン、111 第1領域、112 第2領域、113 第3領域。

Claims (8)

  1. 画像を画像データとして読み取り可能な画像読取手段と、
    外部装置から画像データが入力される第1の画像データ入力手段と、
    前記画像読取手段で読み取った画像データが入力される第2の画像データ入力手段と、
    互いに異なる第1の追跡パターンと第2の追跡パターンとを記憶する追跡パターン記憶手段と、
    印刷媒体に印刷を行う印刷手段と、
    印刷要求の対象となる画像データが前記外部装置から入力された画像データであったときには前記追跡パターン記憶手段に記憶された前記第1の追跡パターンを該画像データに付加したものを前記印刷手段が前記印刷媒体に印刷するよう制御し、印刷要求の対象となる画像データが前記画像読取手段で読み取った画像データであったときには前記追跡パターン記憶手段に記憶された前記第2の追跡パターンを該画像データに付加したものを前記印刷手段が前記印刷媒体に印刷するよう制御するという追跡パターン印刷制御を実行する印刷制御手段と、
    を備えた画像印刷装置。
  2. 請求項1に記載の画像印刷装置であって、
    情報漏洩防止モードを設定可能な情報漏洩防止モード設定手段、
    を備え、
    前記印刷制御手段は、情報漏洩防止モード設定手段で情報漏洩防止モードに設定されていないときには前記追跡パターン印刷制御を実行せず、情報漏洩防止モードに設定されているときには前記追跡パターン印刷制御を実行する、
    画像印刷装置。
  3. 請求項1に記載の画像印刷装置であって、
    情報漏洩防止モードを設定可能な情報漏洩防止モード設定手段と、
    画像をモノクロで前記印刷媒体に印刷するモノクロ印刷モードを設定可能なモノクロ印刷モード設定手段と、
    を備え、
    前記印刷制御手段は、前記モノクロ印刷モード設定手段でモノクロ印刷モードに設定されている場合、前記情報漏洩防止モード設定手段で情報漏洩防止モードに設定されていないときには前記追跡パターン印刷制御を実行せず、情報漏洩防止モードに設定されているときには前記追跡パターン印刷制御を実行する、
    画像印刷装置。
  4. 前記情報漏洩防止モード設定手段は、特定のオペレータのみ前記情報漏洩防止モードの設定及び設定解除が可能である、
    請求項2又は3に記載の画像印刷装置。
  5. 前記第1の追跡パターンは、視認しにくい形態で前記印刷媒体に印刷され、
    前記第2の追跡パターンは、視認しやすい形態で前記印刷媒体に印刷される、
    請求項1〜4のいずれかに記載の画像印刷装置。
  6. 前記第1の追跡パターンは、原本であることを認識可能な情報を含み、
    前記第2の追跡パターンは、複写であることを認識可能な情報を含む、
    請求項1〜5のいずれかに記載の画像印刷装置。
  7. 印刷媒体に印刷を行う印刷手段の制御をコンピュータ・ソフトウェアによって行う画像印刷制御方法であって、
    (a)印刷要求の対象となる画像データが、外部装置から入力された画像データか、画像を読み取った画像データかを判定するステップと、
    (b)前記ステップ(a)で印刷要求の対象となる画像データが外部装置から入力された画像データであると判定されたときには、互いに異なる第1の追跡パターンと第2の追跡パターンとのうち前記第1の追跡パターンを該画像データに付加したものを前記印刷媒体に前記印刷手段が印刷するよう制御し、印刷要求の対象となる画像データが画像を読み取った画像データであると判定されたときには、前記第2の追跡パターンを該画像データに付加したものを前記印刷媒体に前記印刷手段が印刷するよう制御するという追跡パターン印刷制御を実行するステップと、
    を含む画像印刷制御方法。
  8. 請求項7に記載の画像印刷制御方法の各ステップを1又は複数のコンピュータに実行させるための画像印刷プログラム。
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US8970913B2 (en) 2012-03-08 2015-03-03 Fuji Xerox Co., Ltd. Printing system and image forming apparatus and method that check a precision of a formed image

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