JP2009238944A - 照度センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】人間の視感度特性に近い分光感度特性を持ち、検出精度が高く、しかも低コストで作製可能な照度センサを提供する。
【解決手段】可視光領域にピーク感度を有するフォトダイオード11と、第1のフォトダイオード11とは異なる波長にピーク感度を有する第2のフォトダイオード12と、第1のフォトダイオード11が流す第1の光電流に係数を乗じる乗算手段13と、乗算手段13の出力信号から第2のフォトダイオード12の流す第2の光電流を減じる減算手段14と、減算手段14の減算結果が正の場合に該減算結果を出力し、減算手段14の減算結果が正でない場合に、該減算結果を遮断するリミッタ手段15と、リミッタ手段15の出力信号を増幅し、光強度信号として出力する信号増幅手段16と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、可視光の強度を検出する照度センサに関する。
人間の可視光は、380〜780nmの光であり、このうち440〜700nm程度が主な感知波長領域である。しかし、光の色(波長)によって同じパワーを持つ光でも、人間は明るく感じたり暗く感じたりする。この色ごとに人間が強く感じる明るさを相対的に示したものが比視感度特性であり、波長が500〜600nmの緑色付近にピークを持っている。
表示デバイスのバックライト制御用の照度センサ等では、人間の視感度特性に近い分光感度特性を持つものが望まれている。
可視光の強度を検出する照度センサには、フォトダイオードが用いられるが、フォトダイオードの分光感度特性は、人間の視感度特性とは異なる。そのため、人間の視感度特性に近づけるために、フォトダイオードの表面に光学フィルタや多層反射膜を設けたり、照度センサにアモルファスSiのフォトダイオードを使用していた。
しかしながら、光学フィルタ等をフォトダイオードに付けると、コストが上昇する。また、アモルファスSiのフォトダイオードは、ガラスに蒸着する工程が必要となり、一般的な製造工程では作れず、設備投資が必要になるなどの問題があった。
これに対し、特許文献1に示される半導体光検出装置では、3個の感度特性の異なるフォトダイオードPD1〜PD3を基板に形成し、そのうちのPD1,PD2に流れる電流の差を求め、その差に相当する信号を光の強度検出結果として出力している。
特開2006−148014号公報
前述のように、光学フィルタ等をフォトダイオードに付けると、コストが上昇する。また、アモルファスSiのフォトダイオードは、一般的製造工程では作製できない。また、特許文献1に示される半導体光検出装置では、フォトダイオードPD1,PD2に流れる電流が同程度となるように演算を行い、光の強度検出結果としているが、検出結果の分光感度特性の長波長側が依然人間の視感度特性に対してずれている。また、フォトダイオードPD1,PD2の感度特性の差が、負となる波長領域がある場合、フォトダイオードの検出精度が劣化し、装置の誤動作の原因となる。
本発明は、以上のような問題点を解決し、人間の視感度特性に近い分光感度特性を持ち、検出精度が高く、しかも低コストで作製可能な照度センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の観点に係る照度センサは、
可視光領域にピーク感度を有する第1のフォトダイオードと、
前記第1のフォトダイオードとは異なる波長にピーク感度を有する第2のフォトダイオードと、
前記第1のフォトダイオードが流す第1の光電流及び前記第2のフォトダイオードが流す第2の光電流を入力し、それらのいずれか一方或いは両方に係数を乗じて電流量調整を行う乗算手段と、
前記乗算手段の出力する電流量調整された第1の光電流から該乗算手段の出力する電流量調整された第2の光電流を減じる減算手段と、
前記減算手段の減算結果が正の場合に該減算結果を出力し、前記減算手段の減算結果が正でない場合に、該減算結果を遮断するリミッタ手段と、
前記リミッタ手段の出力信号を増幅し、光強度信号として出力する増幅手段と、
を備えることを特徴とする。
なお、前記第2のフォトダイオードのピーク感度は、前記第1のフォトダイオードのピーク感度よりも長波長側にあってもよい。
また、当該照度センサにおける暗電流を検出する暗電流検出手段と、
前記暗電流に対応する信号を前記リミッタ手段の出力信号から減算する暗電流補正手段とを設けてもよい。
この場合、前記暗電流検出手段は、
前記第1のフォトダイオードと同じピーク感度を有する第3のフォトダイオードと、
前記第2のフォトダイオードと同じピーク感度を有する第4のフォトダイオードと、
前記第3のフォトダイオードが流す第3の光電流及び前記第4のフォトダイオードが流す第4の光電流を入力し、それらのいずれか一方或いは両方に係数を乗じて電流量調整を行う暗電流乗算手段と、
前記暗電流乗算手段の出力する電流量調整された第3の光電流から該暗電流乗算手段の出力する電流量調整された第4の光電流を減じる暗電流減算手段と、
前記暗電流減算手段の減算結果が正の場合に該減算結果を出力し、前記暗電流減算手段の減算結果が正でない場合に、該減算結果を遮断する暗電流リミッタ手段と、を備えてもよい。
また、前記第1のフォトダイオード及び第2のフォトダイオードは、半導体基板に形成され、
前記半導体基板には、赤外領域にピーク感度を持ち、前記第1のフォトダイオード及び第2のフォトダイオードの側方或いは下方に配置されると共に、電源とグランドとの間を接続する第5のフォトダイオードが形成されていてもよい。
本発明は、人間の視感度特性に近い分光感度特性を持ち、検出精度が高く、しかも低コストで作製可能な照度センサを提供することができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る照度センサ10を示す構成図である。
この照度センサ10は、第1のフォトダイオード(PD)11と、第2のフォトダイオード12と、乗算手段13と、減算手段14と、リミッタ手段15と、信号増幅手段(AMP)16とを備える。
図2は、フォトダイオード11,12の光の感度特性を示す図である。
フォトダイオード11は、図2のように、可視光領域の例えば波長550nmの近傍の光にピーク感度を持つ。フォトダイオード12は、フォトダイオード11よりも長波長側の波長820nmの近傍の光にピーク感度を持つ。
乗算手段13は、フォトダイオード11の流す光電流Ipd1をフォトダイオード12の流す光電流Ipd2のm倍にする機能を有する。
減算手段14は、m倍のIpd1からIpd2を減算(m*Ipd1−Ipd2)する手段である。
リミッタ手段15は、減算手段14の減算結果が負になったときには、それを遮断する手段である。信号増幅手段16は、リミッタ手段15から与えられた信号を増幅する手段である。
図3は、係数mの決め方の説明図であり、第1のフォトダイオード11の感度と、比視感度特性が示されている。
フォトダイオード11の感度特性は、長波長側が比視感度特性に対して大きく相違している。この相違している部分の面積(斜線部)が、減算手段14による減算で消去できるように、係数mを設定する。
なお、図1では、乗算手段13が光電流Ipd1に係数mを乗じ、減算手段14が、m倍のIpd1からIpd2を減算する形態をとっているが、乗算手段13は、光電流Ipd1,Ipd2をフォトダイオード11,12の感度特性に応じた比に調整することを目的とするものであり、別の形態でもよい。即ち、光電流Ipd2に係数を乗じて、光電流Ipd1,Ipd2の比を調整し、調整後にIpd1から係数倍された光電流Ipd2を減算する構成でもよい。また、光電流Ipd1,Ipd2の両方に係数を乗じて、光電流Ipd1,Ipd2の比を調整し、係数の乗じられた光電流Ipd1から係数の乗じられた光電流Ipd2を減ずる構成でもよい。
図4は、減算処理を示す説明図である。
減算手段14による減算を行うと、例えば図4のように、減算結果が負の値となる波長がある。このような波長の光が入射されて、検出信号中に内在すると、検出精度が悪くなる。リミッタ手段15は、減算結果が負になる場合にそれを遮断する。
図5は、リミッタ手段15の出力信号を示す図である。
リミッタ手段15の出力信号は、図5のように、比視感度特性に近似している。即ち、人間の視感度特性に近い感度を持つことになる。
図6は、照度センサ10の回路例を示す図である。
図6に示す照度センサ10では、フォトダイオード11のカソード及びフォトダイオード12のカソードが電源に接続されている。
フォトダイオード12のアノードには、NPN型トランジスタ21のベース及びNPN型トランジスタ22のコレクタが接続されている。フォトダイオード11のアノードは、NPN型トランジスタ23のコレクタに接続されている。
トランジスタ21のコレクタは、電源に接続され、トランジスタ21のエミッタが抵抗24の一端とトランジスタ22のベースとトランジスタ23のべースとに接続されている。抵抗24の他端は、グランドに接続されている。
トランジスタ22のエミッタは、抵抗25の一端に接続され、抵抗25の他端は、グランドに接続されている。トランジスタ23のエミッタには、抵抗26の一端が接続され、抵抗26の他端は、グランドに接続されている。抵抗25の抵抗値は、抵抗26の抵抗値のm倍になっており、トランジスタ21,22,23及び抵抗24,25,26からなる回路が、図1の乗算手段13,減算手段14及びリミッタ手段15を形成している。トランジスタ23のコレクタの電流は、フォトダイオード11,12の光電流Ipd1,Ipd2に対して、(Ipd1−Ipd2/m)に相当する電流になる。
トランジスタ23のコレクタには、更に、PNP型トランジスタ27のベース及びPNP型トランジスタ28のコレクタが接続されている。トランジスタ27のコレクタはグランドに接続され、トランジスタ27のエミッタがトランジスタ28のベース、PNP型トランジスタ29のベース及び抵抗30の一端に接続されている。
抵抗30の他端は、電源に接続されている。トランジスタ28のエミッタは、抵抗31の一端に接続され、抵抗31の他端は、電源に接続されている。トランジスタ29のエミッタは抵抗32の一端に接続され、抵抗32の他端は、電源に接続されている。
トランジスタ29のコレクタには、抵抗33の一端と、コンデンサ34の一方の電極とが接続されている。抵抗33の他端はグランドに接続されている。コンデンサ34の他方の電極はコンデンサ35の一方の電極に接続され、コンデンサ35の他方の電極は、グランドに接続されている。コンデンサ34とコンデンサ35の接続点が照度センサ10の出力端子になり、光検出信号を出力する。
トランジスタ27,28,29は、図1の信号増幅手段16を形成し、図1の信号増幅手段16の増幅率は、抵抗31の抵抗値と抵抗32の抵抗値とで設定される。
以上の本実施形態の照度センサ10では、比視感度特性に近い感度特性を持つ照度センサを形成できると共に、光学フィルタ等をフォトダイオード11,12に付ける必要がないので、コストを低く抑えることが可能である。また、アモルファスSiのフォトダイオードを用いる必要がないので、一般的製造工程で作製可能である。更に、感度特性の異なるフォトダイオード11,12から演算によって比視感度特性に近い分光特性を得る場合に、感度が負となる領域が発生する場合でも、その負の感度領域をリミッタ手段15が遮断するので、誤動作の危険性を低くすることができる。
(第2の実施形態)
図7は、本発明の第2の実施形態に係る照度センサ40を示す構成図であり、図1中の要素と共通する要素には、共通の符号を用いている。
前述の第1の実施形態の照度センサ10では、照度センサに光が当たっていない状態のときのリークや温度特性の影響を考慮していなかったが、暗い状態でも、フォトダイオード11,12には暗電流が流れ、リークや温度特性によって光の検出結果に悪影響を及ぼす可能性がある。
図7の照度センサ40は、暗電流の影響を低減したものであり、図1の照度センサ10に暗電流検出回路50と暗電流補正手段60とを追加したものである。
フォトダイオード11、フォトダイオード12、乗算手段13、減算手段14、及びリミッタ手段15は、第1の実施形態と同様に動作する。
暗電流検出回路50は、第3のフォトダイオード51と、第4のフォトダイオード52と、暗電流乗算手段53と、暗電流減算手段54と、暗電流リミッタ手段55とを備える。
フォトダイオード51は、フォトダイオード11と同じ波長にピーク感度を有する。フォトダイオード52は、フォトダイオード12と同じ波長にピーク感度を有する。
暗電流乗算手段53は、フォトダイオード51の流す暗電流Ipd3をフォトダイオード52の流す暗電流Ipd4のm倍にする手段であり、暗電流Ipd3に係数のmを乗じるか、或いは暗電流Ipd4に係数1/mを乗じる。
暗電流減算手段54は、m倍のIpd3からIpd4を減算(m*Ipd3−Ipd4)する手段である。
暗電流リミッタ手段55は、暗電流減算手段54の減算結果が負になったときには、それを遮断する手段である。
即ち、暗電流検出回路50は、フォトダイオード51,52の流す暗電流Ipd3,Ipd4に関して、フォトダイオード11、フォトダイオード12、乗算手段13、減算手段14、及びリミッタ手段15における場合と同様に動作する。
暗電流補正手段60は、リミッタ手段15の出力信号から暗電流リミッタ手段55の出力信号を減算し、信号増幅手段16に与える。即ち、暗電流補正手段60は、リミッタ手段15の出力信号から暗電流分の影響を除去して、リミッタ手段15の出力信号を補正する。信号増幅手段16は、暗電流補正手段60の出力信号を増幅して、光検出信号として出力する。
以上のように、本実施形態は、暗電流検出回路50と暗電流補正手段60とを備えるので、リーク電流や出力の温度特性の影響を低減することができ、これにより、光検出信号の精度を向上できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば次の(1)〜(3)のような変形例が考えられる。
(1)図8は、照度センサの変形例を示す図である。
この変形例の照度センサは、減算手段14を演算増幅器(以下、オペアンプという)71で構成している。また、光検出信号として電流を出力する構成にしている。
フォトダイオード11のカソード及びフォトダイオード12のカソードが電源に接続されている。フォトダイオード11のアノードは、抵抗72を介してグランドに接続されると共に、抵抗74を介してオペアンプ71の非反転入力端子に接続されている。フォトダイオード12のアノードは、抵抗73を介してグランドに接続されると共に、抵抗75を介してオペアンプ71の反転入力端子に接続されている。抵抗72の抵抗値は、抵抗73の抵抗値のm倍に設定されている。
オペアンプ71の出力端子とオペアンプ71の反転入力端子との間には、帰還抵抗76が接続され、オペアンプ71の出力信号が安定化するようになっている。
オペアンプ71の出力端子は、NPN型トランジスタ77のベースに接続されている。トランジスタ77のコレクタは電源に接続され、トランジスタ77のエミッタが抵抗78を介して抵抗79の一端と定電流源80に接続されている。抵抗79の他端は、NPN型トランジスタ81のエミッタに接続されている。トランジスタ81のコレクタは電源に接続され、トランジスタ81のベースには固定電圧が印加されている。抵抗78の一端と抵抗79の一端との接続点が、オペアンプ82の非反転入力端子に接続されている。オペアンプ82の出力端子は、NPN型トランジスタ83のベースに接続されている。トランジスタ83のエミッタは、抵抗84を介してグランドに接続されると共に、オペアンプ82の反転入力端子に接続されている。
トランジスタ83のコレクタは、PNP型トランジスタ85のコレクタ及びベースと、PNP型トランジスタ86のベースに接続されている。トランジスタ85のエミッタは、抵抗87を介して電源に接続されている。トランジスタ86のエミッタは、抵抗89を介して電源に接続されている。
トランジスタ81は、リミッタ手段15として機能する。オペアンプ82、トランジスタ83、トランジスタ85、トランジスタ86は、信号増幅手段16として機能する。トランジスタ85及びトランジスタ86がカレントミラーとなり、トランジスタ86のコレクタから、光検出信号に相当する電流を出力する。
(2)図6及び図8中に示された各トランジスタは、バイポーラトランジスタであるが、これらのトランジスタをMOSトランジスタで構成することも可能である。この場合、例えば図6の回路ではトランジスタ21,28が省略できる。
(3)フォトダイオード11,12を半導体基板に形成した場合、半導体基板の側面或いは下面から赤外光が進入する場合があり、それがノイズとなって光検出結果を劣化させる危険がある。そこで、フォトダイオード11,12の側方或いは下方に、赤外領域にピーク感度を有するノイズ除去用のフォトダイオードを形成することで、側面や下面から進入する赤外光をノイズ除去用のフォトダイオードに吸収させることができる。この場合、ノイズ除去用のフォトダイオードのアノードをグランドに接続し、カソードを電源に接続することにより、光検出結果の精度が確保される。
本発明の第1の実施形態に係る照度センサを示す構成図である。 フォトダイオードの光の感度特性を示す図である。 係数の決め方の説明図である。 減算処理を示す説明図である。 リミッタ手段の出力信号を示す図である。 照度センサ10の回路例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る照度センサを示す構成図である。 照度センサの変形例を示す図である。
符号の説明
10 照度センサ
11,12,51,52 フォトダイオード
13 乗算手段
14 減算手段
15 リミッタ手段
16 信号増幅手段
50 暗電流検出回路
53 暗電流乗算手段
54 暗電流減算手段
55 暗電流リミッタ手段
60 暗電流補正手段

Claims (5)

  1. 可視光領域にピーク感度を有する第1のフォトダイオードと、
    前記第1のフォトダイオードとは異なる波長にピーク感度を有する第2のフォトダイオードと、
    前記第1のフォトダイオードが流す第1の光電流及び前記第2のフォトダイオードが流す第2の光電流を入力し、それらのいずれか一方或いは両方に係数を乗じて電流量調整を行う乗算手段と、
    前記乗算手段の出力する電流量調整された第1の光電流から該乗算手段の出力する電流量調整された第2の光電流を減じる減算手段と、
    前記減算手段の減算結果が正の場合に該減算結果を出力し、前記減算手段の減算結果が正でない場合に、該減算結果を遮断するリミッタ手段と、
    前記リミッタ手段の出力信号を増幅し、光強度信号として出力する増幅手段と、
    を備えることを特徴とする照度センサ。
  2. 前記第2のフォトダイオードのピーク感度は、前記第1のフォトダイオードのピーク感度よりも長波長側にあることを特徴とする請求項1に記載の照度センサ。
  3. 当該照度センサにおける暗電流を検出する暗電流検出手段と、
    前記暗電流に対応する信号を前記リミッタ手段の出力信号から減算する暗電流補正手段とを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の照度センサ。
  4. 前記暗電流検出手段は、
    前記第1のフォトダイオードと同じピーク感度を有する第3のフォトダイオードと、
    前記第2のフォトダイオードと同じピーク感度を有する第4のフォトダイオードと、
    前記第3のフォトダイオードが流す第3の光電流及び前記第4のフォトダイオードが流す第4の光電流を入力し、それらのいずれか一方或いは両方に係数を乗じて電流量調整を行う暗電流乗算手段と、
    前記暗電流乗算手段の出力する電流量調整された第3の光電流から該暗電流乗算手段の出力する電流量調整された第4の光電流を減じる暗電流減算手段と、
    前記暗電流減算手段の減算結果が正の場合に該減算結果を出力し、前記暗電流減算手段の減算結果が正でない場合に、該減算結果を遮断する暗電流リミッタ手段と、
    を備えることを特徴とする請求項3に記載の照度センサ。
  5. 前記第1のフォトダイオード及び第2のフォトダイオードは、半導体基板に形成され、
    前記半導体基板には、赤外領域にピーク感度を持ち、前記第1のフォトダイオード及び第2のフォトダイオードの側方或いは下方に配置されると共に、電源とグランドとの間を接続する第5のフォトダイオードが形成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の照度センサ。
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