JP4608329B2 - 光検出器 - Google Patents

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Description

この発明は、光検出器に関わり、特に、入射光に応じた光電流を発生するフォトダイオードとフォトダイオードで発生した光電流を検出するために構成された回路を同一基板上に構成し、フォトダイオードで発生する暗電流を低く抑えることにより高精度な光検出を可能にした光検出器に関する。
図8は、特開平1−151273号公報に開示されている従来の光検出器の構成を示す回路構成図であり、図9は、図8に示した従来例の光検出器のフォトダイオード部分の断面図である。この公報開示の光検出器101 は、P形半導体基板115 上に形成したN形半導体層116 内のP形半導体層117 をアノード、N形半導体層116 をカソードとし、アノード及びカソードがP形半導体基板115 上に形成された演算増幅器104 の非反転入力端子及び反転入力端子にそれぞれ接続されたフォトダイオード114 と、P形半導体基板115 をアノード、N形半導体層116 をカソードとし、P形半導体基板115 上に形成された演算増幅器104 の反転入力端子にカソードを接続し、非反転入力端子にアノードを接続したフォトダイオード113 と、演算増幅器104 の反転入力端子と出力端子間に接続した圧縮ダイオード103 とを備え、前記フォトダイオード113 及び114 の各接合面をゼロバイアスにして使用することを特徴とするものである。
このように構成された従来例の光検出器の出力は、演算増幅器104 の出力端子の電圧をVout ,熱電圧をVT ,圧縮ダイオード103 の逆方向飽和電流をIs ,圧縮ダイオード103 に流れ込むフォトダイオード113 ,114 で発生した光電流量をIPD,暗電流量をIDARKとすると、次式(1 )で表すことができる。
Vout =VT ln{(IPD+IDARK)/Is } ・・・・・・・・・(1)
従来例の光検出器において、光を入射しない状態でのフォトダイオード114 のI−V特性は、図10に示すようになる。図10において、横軸のVがフォトダイオードに印加するバイアス電圧であり、正方向がフォトダイオードの順バイアス方向、負方向が逆バイアス方向のバイアス電圧である。縦軸は、フォトダイオードに流れる電流であり正方向が順方向の電流、負方向が暗電流であり、光電流と同じ逆方向の電流である。図10からわかるように、従来例のようにフォトダイオード113 ,114 を演算増幅器104 の入力端子間に接続し、ゼロバイアスで使用することによりフォトダイオード113 ,114 の各接合面に電位差が生じないため、フォトダイオード113 ,114 に流れる電流は最小になっている。したがって、光を入射しない状態での電流、すなわち暗電流が最小の状態で光検出が可能である。更に、図10に示すように温度が変化してもゼロバイアスのところでは、暗電流は最小のままで光検出できる。式(1)からわかるように、暗電流IDARKを略0に抑圧することにより高精度な光検出が可能になる。
特開平1−151273号公報
しかし、上記公報開示の従来例では、基板がP形半導体基板の場合で演算増幅器等の回路をフォトダイオードと同一基板上に構成することにしか言及されていない。図11に、N形半導体基板上に光検出器を形成した場合のフォトダイオードの断面図を示す。N形半導体基板210 上のP形半導体層211 をアノードとし、P形半導体層211 中のN形半導体層212 をカソードとするフォトダイオード202 を使って光を検出する。この構成では、更にP型半導体層211 をアノード、N型半導体基板210 をカソードとするフォトダイオード201 が形成されている。
このように、N形半導体基板210 を用いて演算増幅器等の回路をも形成する場合、N形半導体基板210 は該回路を構成するPMOSトランジスタのバルクに相当するため、電源電圧に接続される。そのため、N形半導体基板を用いてフォトダイオードと回路を混載して構成する場合、従来例のような構成の光検出器の接続をすることができない。N形半導体基板210 の電位を電源電圧にした場合のフォトダイオード202 のI−V特性を図12に示す。N形半導体基板210 を電源電圧に接続した場合は、フォトダイオード202 に印加するバイアスをゼロにしても暗電流は最小にならず、フォトダイオード202 に逆バイアスを印加したところで、暗電流が略0に抑圧される。更に、暗電流が略0に抑圧されるバイアス電圧は、図12に示すように温度と共に逆バイアス側にシフトしていくため、温度変化により暗電流が変化する。
本発明は、この点に着目してなされたもので、N形半導体基板を用いてもフォトダイオードと回路の混載が可能で、暗電流を低く抑えることが可能な光検出器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る光検出器は、N型半導体基板上に形成された演算増幅器と、前記N型半導体基板上に形成され、P型の第1の半導体層を一方の端子とし、前記第1の半導体層上に形成され、N型の第2の半導体層を他方の端子とし、前記他方の端子が前記演算増幅器の反転入力端子に接続された第1のフォトダイオードと、前記第1の半導体層を一方の端子とし前記半導体基板を他方の端子とする第2のフォトダイオードと、一方の端子が前記演算増幅器の非反転入力端子に、他方の端子が前記第1のフォトダイオードの一方の端子に夫々接続され、前記第1のフォトダイオードに対し、前記第1のフォトダイオードに発生する暗電流を略0に抑圧するバイアス電圧を発生するバイアス電圧発生回路とを有し、前記N型半導体基板は電源電圧に接続されており、前記第1の半導体層は基準電圧に接続されている、ことを特徴とするものである。そして、この請求項1に係る発明に関する実施例には、実施例1が対応する。
本発明の請求項2に係る光検出器は、請求項1に係る光検出器において、前記バイアス電圧発生回路は、使用温度範囲の上限温度に基づき、前記第1のフォトダイオードに発生する暗電流を略0に抑圧するバイアス電圧を発生することを特徴とするものである。そして、この請求項2に係る発明に関する実施例には、実施例1が対応する。
本発明の請求項3に係る光検出器は、請求項1に係る光検出器において、前記第1のフォトダイオード近傍に配置された温度検出器と、前記第1のフォトダイオードに発生する暗電流を略0に抑圧するバイアス電圧と温度との関係データを記憶する記憶装置と、前記温度検出器からの出力に基づき、前記記憶装置の記憶データを参照して、前記暗電流を略0に抑圧するバイアス電圧を決定し前記バイアス電圧発生回路に設定する演算回路とを更に有することを特徴とするものである。そして、この請求項3に係る発明に関する実施例には、実施例2が対応する。
本発明の請求項4に係る光検出器は、請求項1に係る光検出器において、前記第1のフォトダイオードの暗電流量を検出する電流検出回路と、該電流検出回路からの出力信号に基づき、前記バイアス電圧発生回路から出力されるバイアス電圧を変化させ、前記第1のフォトダイオードに発生する暗電流を略0に抑圧するバイアス電圧を発生させる電圧制御回路とを更に有することを特徴とするものである。そして、この請求項4に係る発明に関する実施例には、実施例3が対応する。
本発明の請求項5に係る光検出器は、請求項1に係る光検出器において、前記第1のフォトダイオードと同一の構成を有すると共に、遮光された遮光フォトダイオードと、該遮光フォトダイオードの電流量を検出するための電流検出回路と、前記電流検出部からの出力信号に基づき、前記バイアス電圧発生回路から出力されるバイアス電圧を変化させ、前記第1のダイオードに発生する暗電流を略0に抑圧するバイアス電圧を発生させる電圧制御回路とを更に有することを特徴とするものである。そして、この請求項5に係る発明に関する実施例には、実施例4が対応する。
請求項1に係る発明によれば、バイアス電圧発生回路により、第1のフォトダイオードに対し、自らに発生する暗電流を略0に抑圧するバイアス電圧が発生されるので、第1のフォトダイオードに発生する暗電流を略0に抑圧することが可能となる。また請求項2に係る発明によれば、バイアス電圧発生回路により、使用温度範囲の上限温度に基づき、前記第1のフォトダイオードに発生する暗電流を略0に抑圧するバイアス電圧を発生する。これにより、例えば、第1のフォトダイオードが図12(図3)に示すような温度特性を有するとき、使用温度範囲の最高温度(上限温度)を60℃とすると、この上限温度に基づき、第1のフォトダイオードに発生する暗電流を抑圧するバイアス電圧を発生することで、温度が25℃,35℃、60℃と温度が変化しても暗電流を略0に抑えることができる。
また請求項3に係る発明によれば、温度検出器により検知された温度に対応する、前記第1のフォトダイオードに発生する暗電流を略0に抑圧するバイアス電圧を、演算回路により、温度検出器からの出力に基づき、バイアス電圧と温度との関係データを記憶した記憶装置の記憶データを参照して決定し、バイアス電圧発生回路に設定するので、光検出器の温度が変化しても第1のフォトダイオードの暗電流を略0に抑えることができる。また請求項4に係る発明によれば、電流検出回路と電圧制御回路とを更に備えることで、検出された第1のフォトダイオードの暗電流量に応じ、バイアス電圧発生回路から出力されるバイアス電圧が変化させられ、第1のフォトダイオードに発生する暗電流を略0に抑圧するバイアス電圧を発生させられるので、暗電流量に応じたバイアス電圧の設定が容易になる。また請求項5に係る発明によれば、遮光フォトダイオード、電流検出回路及び電圧制御回路とを更に有することにより、第1のフォトダイオードを遮光状態にすることなく、遮光フォトダイオードの暗電流量に応じ、バイアス電圧発生回路から出力されるバイアス電圧が変化させられ、第1のフォトダイオードに発生する暗電流を略0に抑圧するバイアス電圧を発生させられるので、暗電流量に応じたバイアス電圧の設定を容易、且つ、素早く行うことが可能になる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(実施例1)
まず、本発明に係る光検出器の実施例1について説明する。図1の(A),(B)は、実施例1に係る光検出器の回路構成を示す図であり、図1の(A)はダイオード圧縮方式、図1の(B)は積分方式の回路構成を示している。図2は、実施例1に係る光検出器の受光部であるフォトダイオード部分の概略断面を示す図である。図3は、本実施例に係る光検出器のフォトダイオードの遮光状態でのI−V特性を示しており、図12に示したものと同一である。
まず、図1の(A)及び図2を用いて本実施例に係るダイオード圧縮方式の光検出器の構成を説明する。光検出器100 において、フォトダイオード1とフォトダイオード2と演算増幅器4は同一基板上に形成される。N形半導体基板10とP形半導体層11の間に形成されたフォトダイオード1のカソード(N形半導体基板10)は電源電圧端子7に、アノード(P形半導体層11)は基準電圧端子5に接続され、P形半導体層11とその中に形成されたN形半導体層12を、それぞれアノード及びカソードとして形成されたフォトダイオード2のカソードは、演算増幅器4の反転入力端子に、アノードは基準電圧端子5に接続されている。
そして、フォトダイオード2の暗電流を略0に抑圧するバイアス電圧を印加するためのバイアス電圧発生回路6が演算増幅器4の非反転入力端子と基準電圧端子5との間に接続されている。また、圧縮ダイオード3のカソードを演算増幅器4の反転入力端子に、アノードを演算増幅器4の出力端子に接続して構成されている。
このように接続して構成された光検出器においては、演算増幅器4の出力端子の電圧をVout ,熱電圧をVT ,圧縮ダイオード3の逆方向飽和電流をIs ,基準電圧端子5に印加される電圧をVref ,圧縮ダイオード3に流れ込むフォトダイオード2で発生した光電流量をIPD,暗電流量をIDARKとすると、出力電圧Vout は次式(2)で表すことができる。
Vout =Vref +VT ln{(IPD+IDARK)/Is } ・・・・・・・・・(2)
同様に、図1の(B)に示した積分方式の光検出器は、圧縮ダイオード3の代わりに、積分容量9及び制御スイッチ8を並列接続したものが演算増幅器4の出力端子と演算増幅器4の反転入力端子の間に接続されて構成されており、それ以外の構成は図1の(A)に示したダイオード圧縮方式のものと同じである。このように構成された光検出器において、演算増幅器4の出力端子の電圧をVout とし、積分容量9の容量値をCint ,積分制御スイッチ8をOFFしてる時間をTint ,基準電圧端子に印加される基準電圧値をVref ,フォトダイオード2で発生され積分容量9に蓄積される光電流量をIPD,暗電流をIDARKとすると、出力電圧Vout は、次式(3)で表すことができる。
Vout =Vref +(IPD+IDARK)・Tint /Cint ・・・・・・・・・(3)
ダイオード圧縮、又は積分の両方式の光検出器100 におけるフォトダイオード2のI−V特性は図3に示す特性に相当する。図3の25℃(室温)のプロットにおいて、電流(暗電流)が略0に抑圧されるバイアス電圧VDARKにバイアス電圧発生回路6の電圧値を設定して光検出を行えば、低照度でも暗電流を略0(IDARK≒0)に抑圧した状態で光を検出することができる。更に、使用温度範囲で最も高温、例えば60℃で暗電流を略0に抑圧したバイアス電圧VDARK′にバイアス電圧発生回路6の電圧値を設定すれば、温度が変化してもより一層暗電流を低減することができる。このように暗電流を低減することにより、より高精度な光検出が可能になる。
(実施例2)
次に、図4を用いて本発明に係る光検出器の実施例2について説明する。実施例1に係る光検出器100 を形成した基板と同一基板上もしくは、近隣部に配置した別基板に温度検出器21を形成し、またフォトダイオード2の暗電流が略0に抑圧されるバイアス電圧VDARKと温度の関係データを記憶した記憶装置20を設け、更に温度検出器21の温度情報に基づき、記憶装置20の記憶データを参照して、暗電流が略0に抑圧されるバイアス電圧VDARKを決定し、バイアス電圧発生回路6の電圧値を制御する演算回路19を配置して光検出器を構成する。
このように構成された光検出器においては、光検出器100 のフォトダイオード2のバイアス電圧を、温度変化があっても、温度検出器21からの温度情報をもとに演算回路19によって、記憶装置20に記憶された各温度でのフォトダイオード2の暗電流を略0に抑圧するバイアス電圧VDARKに設定することができる。
(実施例3)
次に、図5を用いて本発明に係る光検出器の実施例3について説明する。図1の(A)に示した実施例1と同一又は対応する構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。この実施例3では、バイアス電圧発生回路6を可変電圧源で構成し、さらに、フォトダイオード2の暗電流量をモニタするための電流検出回路22と、バイアス電圧発生回路6により加えられるフォトダイオード2のバイアス電圧を、電流検出回路22から検出される暗電流を略0に抑圧するバイアス電圧VDARKまで変化させる電圧制御回路23とを配置し、遮光状態で電流検出回路22より検出される暗電流が略0に抑圧するバイアス電圧VDARKにフォトダイオード2のバイアス電圧を設定して、光検出器100 を動作させるように構成する。
このように構成することにより、温度変化があっても暗電流を略0に抑圧するバイアス電圧VDARKをフォトダイオード2に印加して光を検出することができる。
(実施例4)
次に、図6に示す回路構成図と図7のフォトダイオード部分の断面図を用いて本発明に係る光検出器の実施例4について説明する。図1の(A)に示した実施例1と同一又は対応する構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。この実施例では、バイアス電圧発生回路6を可変電圧源で構成し、更に、フォトダイオード2と同一基板上に形成し、且つ同一半導体構造と形状で形成し、受光部を遮光層24で遮光した遮光フォトダイオード25と、遮光フォトダイオード25の電流量をモニタするための電流検出回路22と、バイアス電圧発生回路6により加えられる遮光フォトダイオード25のバイアス電圧を、電流検出回路22から検出される電流を略0に抑圧するバイアス電圧VDARKに制御する電圧制御回路23とを配置して構成するものである。
このように構成することにより、遮光フォトダイオード25の電流を略0に抑圧するバイアス電圧VDARKをフォトダイオード2のバイアス電圧に設定し、光検出器100 を動作させることが可能になる。したがって、遮光期間を設けたり、遮光状態にすることなしにフォトダイオード2の暗電流を略0に抑圧するバイアス電圧VDARKに相当する電圧を見つけ出し、電圧値を設定できる。そのため、温度変化があっても暗電流を略0に抑圧した状態で光検出器を動作させることができる。
お、実施例3及び4では、ダイオード圧縮方式の光検出器を示しているが、積分方式の光検出器にも勿論適用することができる。
本発明に係る光検出器の実施例1を示す回路構成図である。 図1に示した実施例1におけるフォトダイオード部分の断面構造を示す概略断面図である。 図1に示した実施例1におけるフォトダイオードのI−V特性を示す図である。 本発明の実施例2の構成を示すブロック構成図である。 本発明の実施例3の構成を示す回路構成図である。 本発明の実施例4の構成を示す回路構成図である。 図6に示した実施例4におけるフォトダイオード部分の断面構造を示す概略断面図である。 従来の光検出器の構成を示す回路構成図である。 図8に示した従来例におけるフォトダイオード部分の断面構造を示す概略断面図である。 図8に示した従来例におけるフォトダイオードのI−V特性を示す図である。 従来の回路構成の光検出器をN形半導体基板上に形成した場合におけるフォトダイオード部分の断面構造を示す概略断面図である。 図11に示す構成の光検出器のフォトダイオードのI−V特性を示す図である。
符号の説明
1,2 フォトダイオード
3 圧縮ダイオード
4 演算増幅器
5 基準電圧端子
6 バイアス電圧発生回路
7 電源電圧端子
8 積分制御スイッチ
9 積分容量
10 N形半導体基板
11 P形半導体層
12 N形半導体層
19 演算回路
20 記憶装置
21 温度検出器
22 電流検出回路
23 電圧制御回路
24 遮光層
25 遮光フォトダイオード
100 光検出器

Claims (5)

  1. N型半導体基板上に形成された演算増幅器と、
    前記N型半導体基板上に形成され、P型の第1の半導体層を一方の端子とし、前記第1の半導体層上に形成され、N型の第2の半導体層を他方の端子とし、前記他方の端子が前記演算増幅器の反転入力端子に接続された第1のフォトダイオードと、
    前記第1の半導体層を一方の端子とし前記半導体基板を他方の端子とする第2のフォトダイオードと、
    一方の端子が前記演算増幅器の非反転入力端子に、他方の端子が前記第1のフォトダイオードの一方の端子に夫々接続され、前記第1のフォトダイオードに対し、該第1のフォトダイオードに発生する暗電流を略0に抑圧するバイアス電圧を発生するバイアス電圧発生回路と
    を有し、
    前記N型半導体基板は電源電圧に接続されており、
    前記第1の半導体層は基準電圧に接続されている、
    ことを特徴とする光検出器。
  2. 前記バイアス電圧発生回路は、使用温度範囲の上限温度に基づき、前記第1のフォトダイオードに発生する暗電流を略0に抑圧するバイアス電圧を発生する
    ことを特徴とする請求項1に係る光検出器。
  3. 前記第1のフォトダイオード近傍に配置された温度検出器と、
    前記第1のフォトダイオードに発生する暗電流を略0に抑圧するバイアス電圧と温度との関係データを記憶する記憶装置と、
    前記温度検出器からの出力に基づき、前記記憶装置の記憶データを参照して、前記暗電流を略0に抑圧するバイアス電圧を決定し前記バイアス電圧発生回路に設定する演算回路と
    を更に有することを特徴とする請求項1に係る光検出器。
  4. 前記第1のフォトダイオードの暗電流量を検出する電流検出回路と、
    該電流検出回路からの出力信号に基づき、前記バイアス電圧発生回路から出力されるバイアス電圧を変化させ、前記第1のフォトダイオードに発生する暗電流を略0に抑圧するバイアス電圧を発生させる電圧制御回路と
    を更に有することを特徴とする請求項1に係る光検出器。
  5. 前記第1のフォトダイオードと同一の構成を有すると共に、遮光された遮光フォトダイオードと、該遮光フォトダイオードの電流量を検出するための電流検出回路と、
    前記電流検出部からの出力信号に基づき、前記バイアス電圧発生回路から出力されるバイアス電圧を変化させ、前記第1のダイオードに発生する暗電流を略0に抑圧するバイアス電圧を発生させる電圧制御回路と
    を更に有することを特徴とする請求項1に係る光検出器。
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