JP2009238872A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】パワーMOSトランジスタのゲート電圧依存性を小さくし、かつ狙いのオン抵抗を得る。
【解決手段】パワーMOSトランジスタはトレンチ内に埋め込まれたゲート電極9を備えている。上方から見てトレンチ5で囲まれている領域を1つのトランジスタセルとし、同一半導体基板上に互いに異なるセルサイズのパワーMOSトランジスタが形成されている。相対的にセルサイズが小さいパワーMOSトランジスタ6bは相対的にセルサイズが大きいパワーMOSトランジスタ6aに比べて上記ボディ拡散層が深く形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、特に、ドレインを構成する半導体基板と、上記半導体基板の表面に形成されたトレンチと、上記トレンチ内にゲート絶縁膜を介して形成されたポリシリコンからなるゲート電極と、上記半導体基板の表面側に上記トレンチに隣接して上記トレンチよりも浅く形成されたボディ拡散層と、上記半導体基板の表面に上記トレンチ及び上記ボディ拡散層に隣接して上記ボディ拡散層よりも浅く形成されたソース拡散層をもつパワーMOSトランジスタを同一半導体基板上に複数備えた半導体装置及びその製造方法に関するものである。
近年携帯機器の発達により、小型で容量の大きいリチウムイオン電池などの二次電池が搭載される機会が増加した。リチウムイオン電池は、安全性確保のため、パワーMOSトランジスタとそれを制御する保護ICで構成された保護回路をもつのが一般的である。
二次電池の保護回路は、充電器や負荷が接続される外部接続端子と二次電池との間の配線に直列に設けられたパワーMOSトランジスタからなる電流制御用トランジスタを備えている(例えば特許文献1を参照)。二次電池の保護回路において、パワーMOSトランジスタのオン抵抗のゲート電圧Vg依存性が重要特性の一つとなる。
パワーMOSトランジスタとして、半導体基板表面に形成されたトレンチ内にゲート電極を備えたものがある(例えば特許文献2を参照)。
図19は従来のパワーMOSトランジスタのセル部を概略的に示す平面図である。
セル部はトレンチ5により複数のトランジスタセル6に分割され、複数のパワーMOSトランジスタが形成されている。各トランジスタセル6は同一サイズによって形成されている。
ところで、二次電池がリチウムイオン電池の場合、パワーMOSトランジスタのゲート電圧Vgが2.5〜4.5V(ボルト)程度の範囲においてパワーMOSトランジスタのオン抵抗の変動が小さいことが求められる。
また、低オン抵抗も二次電池の使用時間において重要な特性であるが、近年ヘッドセットなどの用途に市場からは多少オン抵抗が高くともコストを下げたパワーMOSトランジスタの要求がある。
これらの要求に対し、1世代前のプロセスで製造されたトランジスタ集積率の低いセルを用いて、必要なオン抵抗になるようにチップ面積を調節する方法がある。しかし、チップ面積が増大するという問題があった。
また、チップサイズを縮小することでトランジスタセル数を減少させてオン抵抗を上げる方法もある。しかし、基板面積の縮小とトランジスタセル数の減少によってゲート電圧Vgの低い側でオン抵抗の急激な増加を招き、ゲート電圧依存性が大きくなるという問題があった。
特開2001−61232号公報 特開平10−173175号公報
図20は、パワーMOSトランジスタにおけるゲート電圧Vg(横軸)とオン抵抗(縦軸)の関係を示す図である。この例では、同一セルサイズのパワーMOSトランジスタを並べた場合のチップサイズによるオン抵抗の変動が表されている。
ゲート電圧Vgが低いときには、パワーMOSトランジスタのチャネル抵抗が全抵抗に占める割合が大きくなる。したがって、チップ面積が小さくてトランジスタセル数が少ない場合(チップサイズ小)、チップ面積が大きくてトランジスタセル数が多い場合(チップサイズ大)に比べてオン抵抗のゲート電圧依存性が大きくなる。
すなわち、所定のオン抵抗を得ようとチップサイズを小さくしてトランジスタセル数を減らした場合、オン抵抗の変動が大きくなり、保護IC側の検出電圧で誤差が大きくなる。
このような低いゲート電圧側のオン抵抗増加の対策として、(1)トランジスタの閾値電圧を下げる、(2)セルサイズを縮小して単位面積あたりのトランジスタ実行幅Wを増やすことが有効である。
しかし、上記(1)閾値電圧を下げる方法では、パンチスルー耐圧の下限がある。また、チップサイズが小さくトランジスタセル数が少ない場合、トランジスタの閾値電圧を下げても、低いゲート電圧側におけるオン抵抗の変動を減少させる効果は小さい。
図21は、パワーMOSトランジスタにおけるゲート電圧Vg(横軸)とオン抵抗(縦軸)の関係を示す図である。この例では、同一セルサイズのパワーMOSトランジスタを並べ、閾値電圧を変動させた場合におけるオン抵抗の変動が表されている。
図21からわかるように、「チップサイズ小」の場合、「チップサイズ中」に比べて、トランジスタの閾値電圧を下げた場合のオン抵抗の変動を減少させる効果は小さい。
また、上記(2)セルサイズを縮小して単位面積あたりのトランジスタ実行幅Wを増やす方法では、図21に示すようにゲート電圧依存性は改善される。
図22は、パワーMOSトランジスタにおけるゲート電圧Vg(横軸)とオン抵抗(縦軸)の関係を示す図であり、同一チップサイズの基板でトランジスタセルサイズ及びトランジスタセル数を変動させた場合におけるオン抵抗の変動が表されている。なお、1つの基板には同一セルサイズのトランジスタが並べられている。
このように、トランジスタ実行幅Wを増やすとゲート電圧依存性は改善される。しかし、セルサイズを縮小して単位面積あたりのトランジスタ実行幅Wを増やす方法では、狙いのオン抵抗に対し下がりすぎるという問題があった。
本発明は、これらの課題を解決し、パワーMOSトランジスタのゲート電圧依存性を小さくし、かつ狙いのオン抵抗を得ることができる半導体装置及びその製造方法を提供することを目的とするものである。
本発明にかかる半導体装置は、ドレインを構成する半導体基板と、上記半導体基板の表面に形成されたトレンチと、上記トレンチ内にゲート絶縁膜を介して形成されたポリシリコンからなるゲート電極と、上記半導体基板の表面側に上記トレンチに隣接して上記トレンチよりも浅く形成されたボディ拡散層と、上記半導体基板の表面に上記トレンチ及び上記ボディ拡散層に隣接して上記ボディ拡散層よりも浅く形成されたソース拡散層をもつパワーMOSトランジスタを同一半導体基板上に複数備え、上方から見て上記トレンチで囲まれている領域を1つのトランジスタセルとし、同一半導体基板上に互いに異なるセルサイズのパワーMOSトランジスタが形成されており、相対的にセルサイズが小さいパワーMOSトランジスタは相対的にセルサイズが大きいパワーMOSトランジスタに比べて上記ボディ拡散層が深く形成されているものである。
ここで半導体基板の語には、エピタキシャル成長法によって形成された半導体層も含む。また、セルサイズの種類は2種類以上であれば何種類でもよい。
本発明の半導体装置では、互いに異なるセルサイズのパワーMOSトランジスタが混載されているようにした。同一チップサイズで考えた場合、基準となるセルサイズ(リファレンスセルと称す)の配列に、リファレンスセルに比べて縮小されたセルサイズ(縮小セルと称す)を加えると、チップ全体におけるトランジスタ幅Wが増加する。また、ボディ拡散層を形成するための熱処理において、縮小セルでは、リファレンスセルに比べて、ボディ拡散層を形成するためのイオン種が半導体基板裏面方向に深く拡散する。これは、トレンチに囲まれた面積に依存し、逃げ場を失ったイオン種がウエハ裏面方向に拡散するためである。したがって、セルサイズを互いに異ならせることで、リファレンスセルと縮小セルとで実行チャネル濃度に差ができる。縮小セルではチャネル長が大きくなるもののチャネル濃度が低下するので、結果的にリファレンスセルに比べて閾値電圧は低下する。ここではリファレンスセルと縮小セルの2種類のセルサイズについて説明したが、セルサイズが3種類以上であっても同様の作用が生ずる。
このように、互いに異なるセルサイズのパワーMOSトランジスタが混載されているようにすれば、同一セルサイズのパワーMOSトランジスタのみが形成されている場合に比べて、トランジスタ幅Wの増加と閾値電圧の低下の効果によって狙いのオン抵抗に対して低ゲート電圧側の特性を改善することができる。さらに混合セルの割合、セルサイズを変更することにより、さらに自由度が増し、製造プロセスの追加も必要がない。
本発明の半導体装置において、複数のパワーMOSトランジスタが形成されているセル部で、相対的にセルサイズが小さいパワーMOSトランジスタを一まとめに配置し、相対的にセルサイズが小さいパワーMOSトランジスタも一まとめに配置すると、パワーMOSトランジスタがオンしたときにセル部全体において流れる電流量の分布に偏りが生じる。
そこで、相対的にセルサイズが小さいパワーMOSトランジスタが配置された領域と、相対的にセルサイズが大きいパワーMOSトランジスタが配置された領域が交互に配置されている例を挙げることができる。これにより、パワーMOSトランジスタがオンしたときにセル部全体において流れる電流量の分布の偏りを低減できる。
本発明にかかる半導体装置の製造方法は、本発明の半導体装置を製造するための製造方法であって、上記ボディ拡散層の形成を写真製版工程、イオン注入工程、熱拡散工程によって行ない、相対的にセルサイズが小さいパワーMOSトランジスタの上記ボディ拡散層の形成領域と、相対的にセルサイズが大きいパワーMOSトランジスタの上記ボディ拡散層の形成領域でイオン注入量を互いに異ならせることを特徴とする。
本発明の半導体装置の製造方法では、相対的にセルサイズが大きいパワーMOSトランジスタ(リファレンスセル)と相対的にセルサイズが小さいパワーMOSトランジスタ(縮小セル)とで、ボディ拡散層を形成するためのイオン注入量を互いに異ならせるので、リファレンスセルと縮小セルのそれぞれにおいて、所望の閾値電圧を得ることができる。これにより、設計の自由度がさらに増し、より最適化された特性を得ることが可能となる。なお、リファレンスセルと縮小セルとでボディ拡散層を形成するためのイオン注入量を互いに異ならせるので、写真製版工程とイオン注入工程は増加する。
本発明の半導体装置では、同一半導体基板上に互いに異なるセルサイズのパワーMOSトランジスタが形成されており、相対的にセルサイズが小さいパワーMOSトランジスタは相対的にセルサイズが大きいパワーMOSトランジスタに比べてボディ拡散層が深く形成されているようにしたので、同一セルサイズのパワーMOSトランジスタのみが形成されている場合に比べて、トランジスタ幅Wの増加と閾値電圧の低下の効果によって、狙いのオン抵抗に対してパワーMOSトランジスタのゲート電圧依存性を小さくことができる。
また、相対的にセルサイズが小さいパワーMOSトランジスタが配置された領域と、相対的にセルサイズが大きいパワーMOSトランジスタが配置された領域が交互に配置されているようにすれば、複数のパワーMOSトランジスタが形成されているセル部での、パワーMOSトランジスタがオンしたときにセル部全体において流れる電流量の分布の偏りを低減できる。
本発明の半導体装置の製造方法では、本発明の半導体装置を製造するための製造方法において、ボディ拡散層の形成を写真製版工程、イオン注入工程、熱拡散工程によって行ない、相対的にセルサイズが小さいパワーMOSトランジスタのボディ拡散層の形成領域と、相対的にセルサイズが大きいパワーMOSトランジスタのボディ拡散層の形成領域でイオン注入量を互いに異ならせるようにしたので、設計の自由度がさらに増し、より最適化された特性を得ることが可能となる。
図1は半導体装置の一実施例のセル部におけるセル配置を概略的に示す平面図である。図2はこの実施例のセル部におけるリファレンスセルを概略的に示す断面図である。図3はこの実施例のセル部における縮小セルを概略的に示す断面図である。図2は図1のA−A位置での断面に対応している。図3は図1のB−B位置での断面に対応している。
図1から図3を参照して半導体装置の実施例を説明する。
図2及び図3に示すように、N型単結晶シリコン基板(N+)1の一表面にエピタキシャル成長によって形成されたN型エピタキシャル層(N−)3が形成されている。例えば、N型単結晶シリコン基板1は抵抗率が6.0×10-3Ω・cm、厚みが625μm(マイクロメートル)であり、N型エピタキシャル層3は抵抗率が0.2Ω・cm、厚みが4.0〜5.0μmである。N型単結晶シリコン基板1及びN型エピタキシャル層3は半導体基板を構成する。また、N型単結晶シリコン基板1及びN型エピタキシャル層3はドレインとなる。
N型単結晶シリコン基板1とは反対側のN型エピタキシャル層3表面にトレンチ5が形成されている。図1に示すように、トレンチ5はN型エピタキシャル層3表面を格子状に分断するように形成されている。例えばトレンチ5の幅は0.5μm、深さは1.5μmである。上方から見てトレンチ5で囲まれている領域を1つのトランジスタセル領域とすると、相対的にセルサイズが大きいリファレンスセル6aと、相対的にセルサイズが小さい縮小セル6bが形成されている。
図2及び図3に戻って説明を続ける。トレンチ5の内壁に例えばシリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜7(図1での図示は省略)が形成されている。ゲート絶縁膜7を構成するシリコン酸化膜の膜厚は例えば30nm(ナノメートル)である。
トレンチ5内にゲート絶縁膜7を介してポリシリコンからなるゲート電極9が形成されている。ゲート電極9の上面はトレンチ5内でN型エピタキシャル層3の表面よりも落ち込んで形成されている。ここで、リセス深さ(N型エピタキシャル層3の表面からのエッチング深さ)は例えば0.4μmである。
N型エピタキシャル層3の表面側にトレンチ5に隣接してP型ボディ拡散層(P−)11が形成されている。P型ボディ拡散層11はトレンチ5よりも浅く形成されている。P型ボディ拡散層11の形成深さは、例えばリファレンスセル6a(図2参照)で1.1μm、縮小セル6b(図3参照)で1.3μmである。
N型エピタキシャル層3の表面にトレンチ5に隣接してN型ソース拡散層13が形成されている。N型ソース拡散層13の形成深さはP型ボディ拡散層11よりも浅く、リセスより深くする必要がある。例えば0.5μmである。
トレンチ5とは間隔をもってN型エピタキシャル層3の表面にソーストレンチ14が形成されている。ソーストレンチ14はN型ソース拡散層13よりも深く形成されてP型ボディ拡散層11に達する深さで形成されており、その形成深さは例えば0.6μmである。
P型ボディ拡散層11にソーストレンチ14の底部を囲ってトレンチ5とは間隔をもってP型コンタクト拡散層(P+)15が形成されている。
ソーストレンチ14の内壁にバリアメタル16が形成されている。ソーストレンチ14内にバリアメタル16を介してタングステンが埋め込まれてタングステンプラグ17が形成されている。
ソーストレンチ14、バリアメタル16及びタングステンプラグ17の図1での図示は省略している。
ゲート電極9上に例えば下層側がシリコン酸化膜18a、上層側がシリコン窒化膜18bからなる層間絶縁膜18が形成されている。層間絶縁膜18はトレンチ5の肩部及びソース拡散層13上も覆っており、ソーストレンチ14の形成領域には形成されていない。シリコン酸化膜18aの膜厚は例えば250nm程度、シリコン窒化膜18bの膜厚は例えば30nm程度である。
ソーストレンチ14上及び層間絶縁膜18上に例えばアルミニウム系金属などの金属膜からなるソース電極膜19が形成されている。ソース電極膜19の厚みは例えば4〜6μmである。
層間絶縁膜18及びソース電極膜19の図1での図示は省略している。
N型単結晶シリコン基板1の反対側のN型エピタキシャル層3とは反対側の面に例えば銀などの金属膜からなるドレイン電極(図示は省略)が形成されている。
次にトランジスタセルの配置について説明する。
例えば、リファレンスセル6aと縮小セル6bがそれぞれ50%の割合で配置されている。リファレンスセル6aの平面サイズは3.0×3.0μm、縮小セル6bの平面サイズは1.5×1.5μmである。ここで平面サイズはセル6a,6bを囲むトレンチ5の中央からのサイズを意味する。複数のリファレンスセル6aが一列に並べられた列と、複数の縮小セル6aが一列に並べられた列が交互に配置されている。トレンチ5は、隣り合うセル6a,6bで角部が隣接しないように、すなわちトレンチ5の交差部が十字型ではなくT字型になるように形成されている。
この実施例では、セル部にリファレンスセル6aよりもセルサイズが小さい縮小セル6bも配置されているので、セル部に同一セルサイズの複数のリファレンスセル6aのみが配置されている場合に比べ、トランジスタ幅Wを増加させることができる。また、縮小セル6bは、リファレンスセル6aに比べて、セルサイズが小さいのでP型ボディ拡散層11が深くまで拡散し、チャネル長が長くなり、P型ボディ拡散層11のイオン注入種の濃度が低下する。これにより、縮小セル6bはリファレンスセル6aに比べて閾値電圧が低くなる。これによよっても低いゲート電圧側のオン抵抗が改善される。
また、リファレンスセル6aが配置された領域と、縮小セル6bが配置された領域が交互に配置されているようにしたので、パワーMOSトランジスタがオンしたときにセル部全体において流れる電流量の分布の偏りを低減できる。
図4から図12は、図1から図3に示した半導体装置を製造するための製造工程の一例を説明するための概略的な工程断面図である。図4から図12のかっこ数字は以下に説明する製造工程に対応している。
図2、図3及び図4から図12を参照して製造方法の一実施例を説明する。
(1)例えば抵抗率が6.0×10-3Ω・cm、厚みが625μmのN型単結晶シリコン基板1上に、例えば抵抗率が0.2Ω・cm、厚みが4.0〜5.0μmのN型エピタキシャル層3を形成する。N型エピタキシャル層3の表面に熱酸化膜処理を施して500nm程度のシリコン酸化膜21を形成する。写真製版技術及びエッチング技術により、トレンチ形成予定領域のシリコン酸化膜21をエッチング除去する。
(2)異方性エッチング技術により、シリコン酸化膜21をマスクにしてN型エピタキシャル層3をエッチングして、幅が0.5μm程度のトレンチ5を形成する。トレンチ5の深さは、その底部が、後工程で形成するP型ボディ拡散層の深さよりも深い位置になるように、ここでは1.5μmとする。その後、シリコン酸化膜21を除去する。
(3)セル部のN型エピタキシャル層3が露出されている状態で、熱酸化処理を施してシリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜7を形成する。ここではゲート絶縁膜7上は膜厚30nmに形成した。
(4)CVD法により、ゲート絶縁膜7上にリンをドープしたポリシリコン膜を形成する。トレンチ5内部はポリシリコン膜で充填される。ここではリンドープポリシリコン膜を形成したが、ノンドープポリシリコン膜を形成した後にリンをドープするようにしてもよい。写真製版技術により、ポリシリコン引出し部(図示は省略)になる箇所を覆うレジストパターンを形成する。そのレジストパターンをマスクにして、ポリシリコン膜に対してエッチング処理を施して、セル部のトレンチ5外のポリシリコン膜を除去してトレンチ5内にポリシリコンからなるゲート電極9を形成する。ここで、セル部のトレンチ5外のポリシリコン膜を完全に除去する上で、ウエハ面内のポリシリコン膜の膜厚差、エッチングレート差を考慮し、なおかつ変動も考慮して、セル部のトレンチ5外のポリシリコン膜を除去した後もエッチングを継続し、トレンチ5を充填している上部部分のポリシリコン膜も一部除去する程度の時間でエッチングする必要がある。ここでは、ゲート電極9のリセス深さ(N型エピタキシャル層3表面からのエッチング深さ)を0.4μmとする。
(5)N型エピタキシャル層3上及びトレンチ5の肩部5a上のゲート絶縁膜7を除去する。熱酸化処理を施して、N型エピタキシャル層3表面及びゲート電極9上面にキャップ酸化膜23を25nm程度の膜厚に形成する。ここで、ゲート絶縁膜7を除去せずに追加酸化処理によってキャップ酸化膜23を形成してもよい。
(6)写真製版技術により、セル部に開口部をもつレジストパターン(図示はしない)を形成する。イオン注入技術により、そのレジストパターンをマスクにして、N型エピタキシャル層3にボロンイオンを注入する。レジストパターンを除去した後、熱拡散処理を施してP型ボディ拡散層11を形成する。例えば、ボロンイオンを30〜80keVのエネルギー、5.0×1012〜5.0×1013/cm2のドーズ量の条件で注入し、1050〜1100℃、数十分の熱拡散処理を行なうことで、P型ボディ拡散層11を0.6〜1.4μm程度の深さに形成することができる。P型ボディ拡散層11の深さは、トレンチ5より浅く、ポリシリコンゲート上部より深くなるように形成する。ここでは、リファレンスセル6aで1.1μm、縮小セル6bで1.3μmとする。縮小セル6bは、リファレンスセル6aに比べて、セルサイズが小さいのでP型ボディ拡散層11が深くまで拡散し、チャネル長が長くなり、P型ボディ拡散層11のイオン注入種の濃度が低下する。
(7)写真製版技術により、セル部に開口部をもつレジストパターン(図示はしない)を形成する。キャップ酸化膜23を除去する。イオン注入技術により、そのレジストパターンをマスクにして、N型エピタキシャル層3にリン又はヒ素を注入する。レジストパターンを除去した後、熱拡散処理を施してN型ソース拡散層13を形成する。例としてヒ素を注入する場合で説明すると、ヒ素を30〜100keVのエネルギー、1.0×1015〜5.0×1016/cm2のドーズ量の条件で注入し、1000〜1100℃で数十分の熱拡散処理を行なうことで、N型ソース拡散層13を0.2〜0.7μm程度の深さに形成することができる。そして、熱拡散処理に引き続き、N型エピタキシャル層3表面及びゲート電極9上面に25nm程度の熱酸化膜25を形成する。N型ソース拡散層13の形成深さは、トレンチ5より浅く、ゲート電極9上面より深く、かつP型ボディ拡散層11より浅くなるように形成する。ここでは、N型ソース拡散層13の形成深さは0.5μmとする。
(8)CVD法により、熱酸化膜25上全面にNSG(Non-dope Silicon Glass)膜を250nm程度の膜厚に形成し、熱酸化膜25とNSG膜の積層膜からなるシリコン酸化膜18aを形成する。CVD法により、シリコン酸化膜18a上にシリコン窒化膜18bを30nm程度の膜厚に形成する。これにより、シリコン酸化膜18aとシリコン窒化膜18bの積層膜からなる層間絶縁膜18が形成される。
(9)写真製版技術によりソーストレンチ形成予定領域に開口部をもつレジストパターン(図示せず)を形成する。エッチング技術により、そのレジストパターンをマスクにして層間絶縁膜18を除去し、層間絶縁膜18にソーストレンチ形成予定領域に対応する開口部を形成する。その後、レジストパターンを除去する。反応性イオンエッチング等の異方性エッチング技術により、層間絶縁膜18をマスクにしてN型エピタキシャル層3の表面側の一部分を除去してソーストレンチ14を形成する。ソーストレンチ14の形成深さはN型ソース拡散層13よりも深くなるようにする。ここでは、ソーストレンチ14の形成深さは0.6μmとする。イオン注入技術により、層間絶縁膜18をマスクにして、ソーストレンチ14の底部のP型ボディ拡散層11に例えばBF2イオンを注入する。例えば、注入エネルギーは30〜60keV、ドーズ量は1.0×1015〜3.0×1015程度の条件で注入し、好ましくは0度の注入角度でイオン注入を行なう。例えば、850〜950℃で数十分程度の条件で熱拡散処理を施して、P型ボディ拡散層11のオーミック接合がとれるように、P型コンタクト拡散層15を形成する。
(10)図2及び図3を参照して説明すると、スパッタ法により例えばTiとTiNからなるバリアメタル16を堆積した後、RTA(Rapid Thermal Annealing)法によりシリサイド化する。CVD法等により、タングステンを堆積する。そして、タングステン及びバリアメタル16に対してエッチバックすることにより、ソーストレンチ14内にタングステンプラグ17を形成する。スパッタ法により、例えばAlSiやAlSiCuなどのアルミニウム系金属膜を堆積する。そのアルミニウム系金属膜をパターニングして、ソース電極膜19を形成する。ソース電極膜19の抵抗成分を減らすためには膜厚が厚いほど好ましく、例えば4〜6μm程度に形成する。その後、ソース電極膜19の保護として、PSGや窒化膜などのカバー膜を堆積し、写真製版技術及びエッチング技術により、パッド開口部を形成する(図示は省略)。最後に、N型単結晶シリコン基板1の裏面を所望の厚さ分だけ研削し、数種類のメタルを蒸着することで、ドレイン電極を形成する(図示は省略)。
この製造方法例では、上記工程(6)で、リファレンスセル6aと縮小セル6bにP型ボディ拡散層11を形成するためのイオン注入処理を同時に行なっているが、リファレンスセル6aと縮小セル6bでP型ボディ拡散層11を形成するためのイオン種のイオン注入量を互いに異ならせてもよい。
図13及び図14は製造方法の一実施例の工程の一部を説明するための概略的な断面図である。図4から図12を参照して説明した上記製造方法例に対し、上記工程(6)以外の工程は同じである。図13及び図14を参照して特にP型ボディ拡散層11を形成するためのイオン注入処理について詳細に説明する。
図4から図12を参照して説明した上記製造方法例の上記工程(1)〜(5)と同じ工程により、N型単結晶シリコン基板1に、N型エピタキシャル層3、トレンチ5、ゲート絶縁膜7、ゲート電極9、キャップ酸化膜23を形成する。
(6−1)写真製版技術により、セル部のリファレンスセル6aの形成領域に開口部をもつレジストパターン25aを形成する。イオン注入技術により、レジストパターン25aをマスクにして、リファレンスセル6aのN型エピタキシャル層3にボロンイオン(×印参照)を注入する。例えば、ボロンイオンを50keVのエネルギー、2.0×1013/cm2のドーズ量の条件で注入する。
(6−2)レジストパターン25aを除去する。写真製版技術により、セル部の縮小セル6bの形成領域に開口部をもつレジストパターン25bを形成する。イオン注入技術により、レジストパターン25bをマスクにして、縮小セル6bのN型エピタキシャル層3にボロンイオン(×印参照)を注入する。例えば、ボロンイオンを50keVのエネルギー、1.6×1013/cm2のドーズ量の条件で注入する。
レジストパターン25bを除去した後、1050〜1100℃、数十分の熱拡散処理を施してリファレンスセル6a及び縮小セル6bにP型ボディ拡散層11を形成する。P型ボディ拡散層11の深さは、トレンチ5より浅く、ポリシリコンゲート上部より深くなるように形成する。ここでは、例えばリファレンスセル6aで1.1μm、縮小セル6bで1.3μmとなる。また、ここではリファレンスセル6aの形成領域に先にボロンイオンを注入し、その後、縮小セル6bの形成領域にボロンイオンを注入しているが、順序は逆であってもよい。
その後、図4から図12を参照して説明した上記製造方法例の上記工程(7)〜(10)と同じ工程によりパワーMOSトランジスタを形成する。
このように、リファレンスセル6aと縮小セル6bとで、P型ボディ拡散層11を形成するためのイオン注入量を互いに異ならせることにより、リファレンスセル6aと縮小セル6bのそれぞれにおいて所望の閾値電圧を得ることができる。これにより、設計の自由度がさらに増し、より最適化された特性を得ることが可能となる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、寸法、形状、材料、配置、製造工程条件などは一例であり、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、上記実施例ではNチャネル型のパワーMOSFETに本発明を適用しているが、P型半導体基板を用い、実施例とは反対導電型でパワーMOSFETを作成するようにすれば、Pチャネル型パワーMOSFETにも本発明を適用できる。そして、シリコン基板とエピタキシャル成長層が互いに異なる導電型のものを使用すれば、IGBT(Insulated gate bipolar mode transistor)にも適用できる。
また、リファレンスセル6aと縮小セル6bの配置割合は50%:50%のものに限定されるものではなく、その配置割合は変更が可能である。例えば、図15に示すように、リファレンスセル6aと縮小セル6bの配置割合を約73%:27%にしてもよい。この場合、図1に示した実施例のパワーMOSトランジスタ特性よりは、高いゲート電圧側のオン抵抗低下率も小さくなる。このように、セルサイズを変え、その配置割合も変えることにより、オン抵抗のゲート電圧依存性が少ないパワーMOSトランジスタ特性が得られる。
また、リファレンスセル6aと縮小セル6bの配置は図16に示すようなものであってもよい。図16ではリファレンスセル6aと縮小セル6bの配置割合は50%:50%になっている。
また、セルサイズは3種類以上であってもよい。例えば図17に示すように、セル部においてリファレンスセル6a、縮小セル6b、拡大セル6cの3種類のセルサイズを備えていてもよい。
また、セルの配置は、図18に示すようにストライプ構造であってもよい。ストライプ構造の場合、ソーストレンチ14は、ホール形状でもストライプ形状でもよい。また、セルの平面形状は、矩形のみではなく、円形でもよい。
また、半導体基板としてシリコン基板1上にエピタキシャル成長層3を形成したものを用いているが、半導体基板はシリコン基板表面に不純物拡散層を形成したものであってもよい。また、シリコン基板のみならず、SiC基板等の半導体基板も用いることができる。
半導体装置の一実施例のセル部におけるセル配置を概略的に示す平面図である。 同実施例のセル部におけるリファレンスセルを概略的に示す断面図であり、図1のA−A位置での断面に対応している。 同実施例のセル部における縮小セルを概略的に示す断面図であり、図1のB−B位置での断面に対応している。 図1から図3に示した半導体装置を製造するための製造工程の一例の最初の工程を説明するための概略的な断面図である。 同製造方法例の続きの工程を説明するための概略的な断面図である。 同製造方法例のさらに続きの工程を説明するための概略的な断面図である。 同製造方法例のさらに続きの工程を説明するための概略的な断面図である。 同製造方法例のさらに続きの工程を説明するための概略的な断面図である。 同製造方法例のさらに続きの工程を説明するための概略的な断面図である。 同製造方法例のさらに続きの工程を説明するための概略的な断面図である。 同製造方法例のさらに続きの工程を説明するための概略的な断面図である。 同製造方法例のさらに続きの工程を説明するための概略的な断面図である。 製造方法の一実施例の工程の一部を説明するための概略的な断面図である。 図13の続きの工程を説明するための概略的な断面図である。 半導体装置の他の実施例のセル部におけるセル配置を概略的に示す平面図である。 半導体装置のさらに他の実施例のセル部におけるセル配置を概略的に示す平面図である。 半導体装置のさらに他の実施例のセル部におけるセル配置を概略的に示す平面図である。 半導体装置のさらに他の実施例のセル部におけるセル配置を概略的に示す平面図である。 従来のパワーMOSトランジスタのセル部を概略的に示す平面図である。 パワーMOSトランジスタにおけるゲート電圧Vg(横軸)とオン抵抗(縦軸)の関係を示す図であり、同一セルサイズのパワーMOSトランジスタを並べた場合のチップサイズによるオン抵抗の変動が表されている。 パワーMOSトランジスタにおけるゲート電圧Vg(横軸)とオン抵抗(縦軸)の関係を示す図であり、同一セルサイズのパワーMOSトランジスタを並べ、閾値電圧を変動させた場合におけるオン抵抗の変動が表されている。 パワーMOSトランジスタにおけるゲート電圧Vg(横軸)とオン抵抗(縦軸)の関係を示す図であり、同一チップサイズの基板でトランジスタセルサイズ及びトランジスタセル数を変動させた場合におけるオン抵抗の変動が表されている。
符号の説明
1 N型単結晶シリコン基板
3 N型エピタキシャル層
5 トレンチ
6a リファレンスセル
6b 縮小セル
6c 拡大セル
7 ゲート絶縁膜
9 ゲート電極
11 P型ボディ拡散層
13 N型ソース拡散層
25a,25b レジストパターン

Claims (3)

  1. ドレインを構成する半導体基板と、前記半導体基板の表面に形成されたトレンチと、前記トレンチ内にゲート絶縁膜を介して形成されたポリシリコンからなるゲート電極と、前記半導体基板の表面側に前記トレンチに隣接して前記トレンチよりも浅く形成されたボディ拡散層と、前記半導体基板の表面に前記トレンチ及び前記ボディ拡散層に隣接して前記ボディ拡散層よりも浅く形成されたソース拡散層をもつパワーMOSトランジスタを同一半導体基板上に複数備え、
    上方から見て前記トレンチで囲まれている領域を1つのトランジスタセルとし、
    同一半導体基板上に互いに異なるセルサイズのパワーMOSトランジスタが形成されており、
    相対的にセルサイズが小さいパワーMOSトランジスタは相対的にセルサイズが大きいパワーMOSトランジスタに比べて前記ボディ拡散層が深く形成されている半導体装置。
  2. 相対的にセルサイズが小さいパワーMOSトランジスタが配置された領域と、相対的にセルサイズが大きいパワーMOSトランジスタが配置された領域が交互に配置されている請求項1に記載の半導体装置。
  3. 請求項1又は2に記載の半導体装置を製造するための半導体装置の製造方法であって、
    前記ボディ拡散層の形成を写真製版工程、イオン注入工程、熱拡散工程によって行ない、
    相対的にセルサイズが小さいパワーMOSトランジスタの前記ボディ拡散層の形成領域と、相対的にセルサイズが大きいパワーMOSトランジスタの前記ボディ拡散層の形成領域でイオン注入量を互いに異ならせることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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