JP2009238644A - 車両用の電源装置 - Google Patents

車両用の電源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009238644A
JP2009238644A JP2008084887A JP2008084887A JP2009238644A JP 2009238644 A JP2009238644 A JP 2009238644A JP 2008084887 A JP2008084887 A JP 2008084887A JP 2008084887 A JP2008084887 A JP 2008084887A JP 2009238644 A JP2009238644 A JP 2009238644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery block
safety valve
battery
power supply
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008084887A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5258348B2 (ja
Inventor
Kazunobu Yokoya
和展 横谷
Akinobu Wakabayashi
亮伸 若林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2008084887A priority Critical patent/JP5258348B2/ja
Publication of JP2009238644A publication Critical patent/JP2009238644A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5258348B2 publication Critical patent/JP5258348B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

【課題】外形を小さくして電池ブロックの出力を大きくしながら、制御機器を電池ブロックの熱から断熱して配置する。
【解決手段】車両用の電源装置は、安全弁40を備える複数の素電池1からなる電池ブロック2と、この電池ブロック2を構成する素電池1の安全弁40の開口部に連結されて、開弁する安全弁40からの排出物を排出する排出ダクト41と、電池ブロック2に接続されて電池1の充放電をコントロールする制御機器50を備える。電池ブロック2は、安全弁40の開口部を同一面に位置するように素電池1を配列している。電源装置は、安全弁40の開口部が位置する電池ブロック2の安全弁開口面2Aと対向して制御機器50を配設している。さらに、電源装置は、この制御機器50と安全弁開口面2Aとの間に排出ダクト41を配置して、排出ダクト41でもって、電池ブロック2と制御機器50とを断熱している。
【選択図】図6

Description

本発明は、主としてハイブリッドカーなどの電動車両に搭載されて走行用のモータに電力を供給する車両用の電源装置に関する。
車両用の電源装置は、多数の素電池を直列に接続して出力電圧を高くしている。この電源装置は、素電池に安全弁を設けている。安全弁は、素電池の内圧が異常に上昇すると開弁して、外装缶が破壊されるのを防止する。開弁する安全弁は、ガスや電解液等を排出する。安全弁から排出されるガスや電解液を外部に排出するために、排出ダクトを設けた電源装置は開発されている。(特許文献1参照)
特開2007−157633号公報
特許文献1の電源装置は、角形電池を安全弁の開口部が上面となるように積層して電池ブロックとしている。電池ブロックの上面には、各々の安全弁の開口部に排気チューブを連結している。この構造の電源装置は、安全弁から排出されるガスなどを排気チューブで外部に排気できる。しかしながら、この電源装置は、電池の充放電を制御する制御機器を電池ブロックに並べて配置するので、外形が大きくなる。この電源装置は、車両に搭載するために外形が制限されると、電池ブロックを小さくする必要があって、出力が小さく制限される欠点がある。
本発明は、さらにこの欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、外形を小さくして電池ブロックの出力を大きくしながら、制御機器を電池ブロックの熱から断熱して配置できる車両用の電源装置を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の車両用の電源装置は、前述の目的を達成するために以下の構成を備える。
車両用の電源装置は、内圧が設定圧力よりも高くなると開弁する安全弁40を備える複数の素電池1からなる電池ブロック2と、この電池ブロック2を構成する素電池1の安全弁40の開口部に連結されて、開弁する安全弁40からの排出物を排出する排出ダクト41と、電池ブロック2に接続されて電池1の充放電をコントロールする制御機器50を備える。電池ブロック2は、安全弁40の開口部を同一面に位置するように素電池1を配列している。電源装置は、安全弁40の開口部が位置する電池ブロック2の安全弁開口面2Aと対向して制御機器50を配設している。さらに、電源装置は、この制御機器50と安全弁開口面2Aとの間に排出ダクト41を配置して、排出ダクト41でもって、電池ブロック2と制御機器50とを断熱している。
以上の電源装置は、外形を小さくして電池ブロックの出力を大きくしながら、制御機器を電池ブロックの熱から断熱して配置できる特徴がある。それは、制御機器と電池ブロックとの間に排出ダクトを配設して、排出ダクトで制御機器を断熱しながら、電池ブロックの安全弁開口面に配設するからである。
本発明の請求項2の車両用の電源装置は、電池ブロック2の素電池1を、上面に安全弁40の開口部を設けてなる角形電池1Xとして、この角形電池1Xを水平方向に積層状態に配列して電池ブロック2を構成している。さらに、電池ブロック2の上面を安全弁開口面2Aとして、電池ブロック2の上に排出ダクト41を挟んで制御機器50を配置している。
この電源装置は、制御機器を電池ブロックの上方に配置するので、安全弁から排出される電解液が制御機器に悪い影響を与えることがない。それは、制御機器を電池ブロックの上に配置して、しかも電池ブロックとの間に排出ダクトを配置するからである。制御機器の電子部品やコンタクタなどに電解液が接触すると、内部ショートする等の弊害が発生するが、この電源装置は、開弁する安全弁から排出される電解液が、制御機器を配置している上に流れることがなく、その弊害を確実に防止できる。
本発明の請求項3の車両用の電源装置は、電池ブロック2の素電池1を、上面に安全弁40の開口部を有すると共に電極端子8を有する角形電池1Xとして、この角形電池1Xを水平方向に積層状態に配列して電池ブロック2を構成している。さらに、電池ブロック2の上面を安全弁開口面2Aとして、電池ブロック2の上に排出ダクト41を介して制御機器50を配置すると共に、排出ダクト41と電池ブロック2の安全弁開口面2Aとの間に、素電池1の電極端子8を接続する接続隙間53を設けて、接続隙間53と排出ダクト41とで電池ブロック2と制御機器50とを断熱している。
この電源装置は、制御機器が電解液の悪影響から防止されることに加えて、さらに接続隙間と排出ダクトの両方で断熱されることから、電池ブロックの熱が制御機器に伝わるのをさらに少なくして、制御機器の熱による弊害を有効に防止できる。
本発明の請求項4の車両用の電源装置は、制御機器50を、電池1の保護回路を実現する電子部品を実装する保護回路基板を内蔵する回路ケース51と、電池ブロック2の出力側に接続しているコンタクタを内蔵するジャンクションボックス52とで構成している。
本発明の請求項5の車両用の電源装置は、電池ブロック2の安全弁開口面2Aを除く表面に熱結合状態で配置される冷却プレート3を備え、この冷却プレート3に排出ダクト41を熱結合状態に配置して、冷却プレート3で排出ダクト41を冷却している。
この電源装置は、排出ダクトが冷却プレートで冷却されることから、制御機器が排出ダクトで断熱されることに加えて、さらに排出ダクトを冷却プレートで冷却することで、制御機器の熱による弊害をさらに確実に防止できる。
本発明の請求項6の車両用の電源装置は、電池ブロック2の安全弁開口面2Aを除く表面に熱結合状態で配置される冷却プレート3を備え、この冷却プレート3が、冷媒の気化熱で冷却される冷却パイプ13を内蔵しており、この冷却パイプ13の流入側に回路ケース51を配設している。
この電源装置は、冷却パイプに供給される冷媒でもって回路ケースをジャンクションボックスよりも確実に冷却できる。とくに、冷却パイプに供給される冷媒量が少なくなっても、冷却パイプの流入側で気化される冷媒の気化熱で回路ケースを効率よく冷却できる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための車両用の電源装置を例示するものであって、本発明は車両用の電源装置を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1ないし図6は、車両用の電源装置の詳細図を示している。これ等の図に示す電源装置は、内部に冷媒を循環して冷媒の気化熱で強制冷却する熱交換器4を内蔵してなる冷却プレート3と、この冷却プレート3の上に固定されると共に、複数の素電池1を接続してなる電池ブロック2と、この電池ブロック2を構成する素電池1の安全弁40の開口部1Cに連結されて、開弁する安全弁40からの排出物を排出する内部を中空状とする排出ダクト41と、電池ブロック2に接続されて素電池1の充放電をコントロールする制御機器50と、冷却プレート3を固定しているフレーム構造体5とを備える。この電源装置は、電池ブロック2の素電池1の安全弁40から排出されるガスや電解液を排出ダクト41で外部に排出する。
冷却プレート3は、図3と図4に示すように、上面板11と底板12を周囲で連結して内部を閉鎖室10としている。この閉鎖室10に、熱交換器4として、液化された冷媒を循環させる銅やアルミなどの冷却パイプ13を内蔵している。冷却パイプ13は、冷却プレート3の上面板11に密着するように固定されて上面板11を冷却し、底板12との間には断熱材(図示せず)を配設して、底板12との間を断熱している。
冷却パイプ13は、供給される液状の冷媒を内部で気化させて、気化熱で上面板11を冷却する。この冷却パイプ13は、図5に示すように、膨張弁14を介して、車両に搭載されるコンデンサ15に連結され、膨張弁14を介してコンデンサ15から液化された冷媒が供給される。膨張弁14は、冷却パイプ13に供給する冷媒量を調整して、冷媒を断熱膨張させる。冷媒の供給量は、冷却プレート3の冷却パイプ13で、供給される冷媒を完全に気化させて排出する量に制御される。コンデンサ15は、コンプレッサ16から供給される気体状の冷媒を冷却して液化させる。コンデンサ15は、冷媒の熱を放熱して液化させるので、車両に設けたラジエータの近傍に配設される。コンプレッサ16は、車両のエンジンで駆動され、あるいはモータに駆動されて、冷却パイプ13から排出される気体状の冷媒を加圧してコンデンサ15に供給する。この冷却システムは、コンプレッサ16で加圧された冷媒をコンデンサ15で冷却して液化し、液化された冷媒を冷却プレート3に供給し、冷却プレート3の冷却パイプ13の内部で冷媒を気化させて気化熱で上面板11を冷却する。図5の冷却システムは、バイパス弁17を介して、車両に搭載している車内冷房用のコンデンサ15の排出側に膨張弁14を連結している。この冷却システムは、電池1の温度が設定温度よりも高くなると、バイパス弁17を開いて冷却プレート3に冷媒を供給し、冷却プレート3で電池1を冷却する。電池1が冷却されて設定温度よりも低くなると、バイパス弁17を閉じて冷却プレート3の冷却を停止する。
図5に示す電源装置は、冷却プレート3を細長い四角形として、この上に2組の電池ブロック2を並べて固定している。1組の電池ブロック2を図7と図8に示している。この電池ブロック2は、複数の角形電池1Xからなる素電池1を積層してなる電池ユニット22と、この電池ユニット22の両端面にあって複数の角形電池1Xを積層方向に挟着して積層状態に固定するエンドプレート20と、電池ユニット22の両端に配設される一対のエンドプレート20を連結する連結具21とを備える。図の電池ブロック2は、複数の角形電池1Xを、垂直姿勢で水平面内で積層するように並べて底面を平面状としている。
素電池1の角形電池1Xは、底を閉塞して筒状に金属板をプレス加工してなる外装缶1Aの開口部を、封口板1Bで気密に密閉している。外装缶1Aは、厚さよりも幅を広くする筒状にアルミニウムやアルミニウム合金などの金属板をプレス加工して製作される。外装缶1Aの上面開口部を閉塞する封口板1Bは、両端部に正負の電極端子8を固定して、中間部には安全弁40の開口部1Cを設けている。正負の電極端子8は、バスバー(図示せず)に連結されて、隣接する角形電池1Xを直列に接続している。安全弁40の開口部1Cは、外装缶1Aの内圧が設定圧力よりも高くなると開弁する弁体で閉塞している。この弁体は、たとえば、設定圧力よりも高くなると破壊する金属箔からなる。ただし、安全弁は、設定圧力よりも高くなると弁座から離れて開弁する弁体を内蔵することもできる。
この電池ブロック2は、冷却プレート3の上面に固定されて、各々の角形電池1Xを密着状態に固定する。角形電池1Xは、外装缶1Aをアルミなどの金属としている。金属製の外装缶1Aは熱伝導がよく、底面を冷却プレート3の表面に密着するように固定して、底面から全体を均一に冷却できる。角形電池1Xは、リチウムイオン電池である。ただし、電池には、リチウムイオン電池に代わって、ニッケル水素電池などの充電できる全ての電池とすることができる。
電池ブロック2は、安全弁40の開口部1Cを同一面に位置するように素電池1の角形電池1Xを積層状態に配列している。図7と図8の電池ブロック2の素電池1は、上面に安全弁40の開口部1Cを設けてなる角形電池1Xとしている。複数の角形電池1Xが垂直姿勢で水平方向に積層されて、電池ブロック2としている。この電池ブロック2は、図3に示すように、上面を安全弁開口面2Aとして、電池ブロック2の上に排出ダクト41を配設している。図8の電池ブロック2は、素電池1である角形電池1Xの封口板1Bの中央部に開口部1Cを設けている。したがって、電池ブロック2は、安全弁開口面2Aに、角形電池1Xの積層方向に各々の素電池1の安全弁40の開口部1Cが配置される。
図7の電池ブロック2は、2列の電池ユニット22を、角形電池1Xの積層方向を平行とする姿勢に並べて、その両端をエンドプレート20で挟着している。この電池ブロック2は、2列に配列される各々の角形電池1Xに安全弁40の開口部1Cを設けているので、上面にある安全弁開口面2Aには、2列に安全弁40の開口部1Cが配列される。図7の電池ブロック2は、一対のエンドプレート20で2列の電池ユニット22を挟着して固定するので、エンドプレート20は2列の電池ユニット22の両端面を挟着できる幅としている。さらに、図の電池ブロック2は2列の電池ユニット22の間に中間セパレータ23を配設しているので、エンドプレート20は、電池ユニット22の幅の2倍に、中間セパレータ23の厚さを加算した幅としている。図の電池ブロック2は、2列の電池ユニット22を平行に並べて、一対のエンドプレート20が両端面を挟着しているが、電池ブロックは、3列以上の電池ユニットを平行に並べて、一対のエンドプレートで挟着することもできる。複数列の電池ユニット22を平行に並べてなる電池ブロック2は、電池ユニット22の間に中間セパレータ23を配設する。
エンドプレート20は、図3、図9及び図10に示すように、絶縁性のプラスチック24に補強金属25をインサート成形している。これ等の図に示すエンドプレート20は、図9の鎖線で示すように、長手方向の伸びる細長い補強金属25をインサート成形している。図の補強金属25は、金属ロッドである。図のエンドプレート20は、金属ロッドからなる補強金属25をプラスチック24に埋設するようにインサート成形している。補強金属25は、金属ロッドに代わって、金属パイプや金属板をプレス加工したものも使用できる。補強金属25をプラスチック24にインサート成形して埋設するエンドプレート20は、表面に補強金属が表出されず、プラスチック24で補強金属25の表出全体を絶縁できる。また、補強金属25をプラスチック24にインサート成形するエンドプレート20は、図7ないし図9に示すように、角形電池1Xと対向する面と反対側の外側面に補強リブ20aを設けて補強することができる。ただし、電池ブロックは、必ずしも補強金属をプラスチックにインサート成形して埋設する必要はない。エンドプレートは、補強金属を角形電池との対向面であって角形電池との接触面には表出させず、その反対側の外側面には表出させるように、補強金属をプラスチックにアウトサート成形して製作することもできる。このエンドプレートは、角形電池との対向面に成形されるプラスチックで、角形電池との間を絶縁する。
一対のエンドプレート20は、電池ユニット22の外側にあって両端部に連結している端部連結具21Aと、エンドプレート20の中間部を連結している中間連結具21Bとで連結される。端部連結具21Aと中間連結具21Bに連結するために、エンドプレート20は、両端部の上下に端部連結具21Aの止ネジ27をねじ込むネジ孔20bを設けて、中間部の上下に中間連結具21Bの固定具28を挿通する貫通孔20cを設けている。端部連結具21Aは、両端を内側に折曲している金属板26と、この金属板26をエンドプレート20に固定する止ネジ27を備える。この端部連結具21Aは、金属板26の両端の折曲部26Aに設けた貫通孔26aに止ネジ27を挿通して、この止ネジ27で金属板26をエンドプレート20に固定する。エンドプレート20は、止ネジ27をねじ込んで固定するナット(図示せず)をインサート成形して埋設しており、あるいは内側面にナットを配設する嵌着凹部(図示せず)を設けている。止ネジ27は、金属板26の貫通孔26aとエンドプレート20のネジ孔20bに挿通され、ナットにねじ込まれて、金属板26をエンドプレート20に固定する。
さらに、エンドプレート20の中間を連結する中間連結具21Bは、隣接する電池ユニット22の間に配設している中間セパレータ23と、エンドプレート20を中間セパレータ23に固定する固定具28を備える。中間セパレータ23は、隣接して配列される複数列の電池ユニット22を絶縁し、また、電池ブロック2を固定台9に固定するための部材にも併用される。したがって、中間セパレータ23は、プラスチック等の絶縁材を成形して製作される。中間セパレータ23は、電池1を積層している電池ユニット22の積層方向の長さ、すなわち電池ユニット22の長さに等しく、エンドプレート20の内面との対向面をエンドプレート20に密閉する形状に成形している。内面を平面状とするエンドプレート20を連結する中間セパレータ23は、エンドプレート20との対向面を平面状に成形している。エンドプレート20を中間セパレータ23に固定する固定具28は、エンドプレートを貫通して挿通される止ネジ28Aと、中間セパレータ23に設けられて、止ネジ28Aがねじ込まれるナット28Bとからなる。図10に示す中間セパレータ23は、エンドプレート20を貫通する止ネジ28Aをねじ込むナット28Bをインサート成形して固定している。止ネジ28Aは、エンドプレート20に設けた貫通孔20cに挿通され、中間セパレータ23に固定しているナット28Bにねじ込んで、エンドプレート20を中間セパレータ23に連結する。ただ、ナットは、必ずしも中間セパレータにインサート成形して固定する必要はない。中間セパレータにナットを配設する上方開口の凹部を設け、この凹部に連結されるように、エンドプレートに止ネジを挿通する貫通孔を設け、エンドプレートの貫通孔に挿通される止ネジを凹部のナットにねじ込んでエンドプレートを中間セパレータに固定することもできる。
さらに、中間連結具は、中間セパレータに止ネジで固定することなく、止ネジを中間セパレータに貫通させて、他方のエンドプレートに固定することもできる。この中間連結具は、一方のエンドプレートに止ネジを挿通する貫通孔を設け、他方のエンドプレートには止ネジをねじ込んで固定するナットをインサート成形して固定して実現される。この中間連結具は、止ネジを一方のエンドプレートと中間セパレータに貫通し、他方のエンドプレートのナットにねじ込んで一対のエンドプレートを連結して固定できる。この中間連結具は、一対のエンドプレートで中間セパレータを挟着して固定できる。また、この中間連結具は、ナットを他方のエンドプレートにインサート成形して固定することなく、両方のエンドプレートに止ネジの貫通孔を設け、ナットをエンドプレートの外側に配設することもできる。この構造の中間連結具は、止ネジをエンドプレートと中間セパレータに貫通し、先端部をナットにねじ込んで一対のエンドプレートを連結して固定する。
さらに、図7ないし図9のエンドプレート20は、電池ブロック2の上に固定される排出ダクト41を連結するための固定片47(図4及び図11参照)を止ネジ48で固定するねじ穴20dを設けている。このねじ穴20dは、端部連結具21Aを連結するネジ孔20bと中間連結具21Bを連結する貫通孔20cの中間に設けている。このねじ穴20dは、図11に示すように、ナット49をインサート成形して固定しており、止ネジ48で固定片47を電池ブロック2に固定する。
さらに、中間セパレータ23は、図10に示すように、電池ブロック2を冷却プレート3に固定する固定ボルト29を上下に貫通させる上下貫通孔23aを設けている。固定ボルト29は、中間セパレータ23の上下貫通孔23aに挿通され、下端を冷却プレート3にねじ込んで、電池ブロック2を冷却プレート3に固定する。この電池ブロック2は、2列の電池ユニット22の間に挟着して固定される中間セパレータ23を介して、電池ブロック2を冷却プレート3にしっかりと固定できる。
図6はフレーム構造体5を除いた電源装置の斜視図を示し、図11は電池ブロックと排出ダクトの連結部の拡大断面図を示している。図1ないし図3、図6、及び図11に示す電源装置は、電池ブロック2の安全弁開口面2Aである上面に排出ダクト41を配設し、この排出ダクト41の上に制御機器50を配置している。すなわち、制御機器50と電池ブロック2との間に排出ダクト41を設けて、排出ダクト41で制御機器50を電池ブロック2から断熱している。
排出ダクト41は、2列に配列している電池ブロック2の安全弁開口面2Aのほぼ全面をカバーする幅と長さを有し、かつ安全弁40から排出されるガスをスムーズに排出できる厚さの四角筒状で、2列の電池ブロック2の上に配設している。この排出ダクト41は、下面に流入口41aを設けて、この流入口41aを集合ダクト42に連結して、集合ダクト42を各々の角形電池1Xの安全弁40の開口部1Cに連結している。さらに、図の排出ダクト41は、電池ブロック2を配置する冷却プレート3に熱結合するために、端部にU曲ダクト43を連結して、冷却プレート3の下に下方排出部44を設けている。下方排出部44は、冷却プレート3に熱結合されるフレーム構造体5に熱結合されて、フレーム構造体5を介して冷却プレート3に熱結合される。この排出ダクト41は、下方排出部44をフレーム構造体5を介して冷却プレート3で冷却する。下方排出部44が冷却される排出ダクト41は、熱伝導されて電池ブロック2の上部に配設される部分も冷却する。この排出ダクト41は、電池ブロック2をより確実に遮断して、制御機器50の熱による弊害を防止できる。下方排出部44は、その先端に排出口45を開口している。排出ダクト41に流入される安全弁40からのガスや電解液は、この排出口45から外部に排出される。
図の電源装置は、角形電池1Xを2列に並べている電池ブロック2を、さらに2列に配置するので、2列の電池ブロック2の安全弁開口面2Aには、4列の安全弁40の開口部1Cが設けられる。4列の安全弁40の開口部1Cの上に、4列に集合ダクト42を配置している。4列の集合ダクト42は、下側を、各々の角形電池1Xの安全弁40の開口部1Cに連結している。集合ダクト42と角形電池1Xの上面との間にはパッキン46を挟着して、安全弁40の開口部1Cのガスを外部に漏らさない構造としている。さらに、集合ダクト42は、その両端面を下方に延長して、貫通孔47aのある固定片47を設けている。この集合ダクト42は、固定片47の貫通孔47aに止ネジ48を挿通し、この止ネジ48をエンドプレート20にねじ込んで、エンドプレート20に固定される。さらに、この集合ダクト42の上に排出ダクト41を連結している。排出ダクト41は、図11に示すように、その幅を集合ダクト42の全長よりも短くして、側面には、外側に突出する突出片55を固定し、この突出片55を集合ダクト42の上面に止ネジ56で固定している。集合ダクト42は、止ネジ56にねじ込むナット57を溶接などの方法で固定している。集合ダクト42に固定される排出ダクト41は、内部を集合ダクト42にガス漏れしないように連結して、安全弁40から排出されるガスを集合ダクト42から流入して外部に排気する。
集合ダクト42の上に排出ダクト41を固定する構造によって、図1と図2に示すように、電池ブロック2と排出ダクト41との間に接続隙間53を設けることができる。この接続隙間53において、隣接する角形電池1Xの電極端子8を互いに直列に接続している。この構造は、接続隙間53と排出ダクト41の両方で制御機器50を電池ブロック2から断熱して配置できる。
排出ダクト41の上に制御機器50を固定している。制御機器50は、電池1の保護回路を実現する電子部品を実装する保護回路基板を内蔵する回路ケース51と、電池ブロック2の出力側に接続しているコンタクタを内蔵するジャンクションボックス52とからなる。さらに、回路ケース51は2段に積層されて、下段の回路ケース51Aには、車載バッテリで動作する電池の保護回路基板を内蔵し、上段の回路ケース51Bには、各々の素電池1の電圧を検出する電圧検出回路を内蔵する回路基板を内蔵している。ジャンクションボックス52は、電池ブロック2の正負の出力側に接続しているコンタクタや、車両側の負荷であるコンデンサーを充電するためのプリチャージ回路を実現するリレーやプリチャージ抵抗を内蔵している。
図1と図6の電源装置は、保護回路基板を内蔵する回路ケース51を、冷却パイプ13の流入側に配設している。この構造は、冷却パイプ13に流入される冷媒で回路ケース51側にある電池ブロック2をより効率よく冷却する。とくに、冷媒供給量が少なくなっても、回路ケース51側の電池ブロック2を確実に冷却して、ジャンクションボックス52よりも低温にできる。このため、回路基板の温度上昇をより確実に阻止して、温度による弊害を防止できる。回路ケース51やジャンクションボックス52からなるいずれの制御機器50も、正常な動作を保証するために設定温度よりも低く保持する必要があるが、排出ダクト41で電池ブロック2から断熱して配置して、電池ブロック2からの加熱を防止している。
フレーム構造体5は、図4に示すように、冷却プレート3との対向面に、断熱隙間6と固定凸部7を設けて、固定凸部7を介して冷却プレート3をフレーム構造体5に固定して、断熱隙間6でもって、冷却プレート3とフレーム構造体5とを断熱している。図5の電源装置は、冷却プレート3の下面に3列の細長い固定凸部7を設けて、この固定凸部7をフレーム構造体5のベースプレート30に固定している。固定凸部は、冷却プレートの下面に、断面形状を四角形とする金属ロッドを固定して設けることができ、また、冷却プレートの底板を固定凸部ができるようにプレス加工して設けることができる。図の電源装置は、冷却プレート3に固定凸部7を設けているが、電源装置は、冷却プレートに固定凸部を設けるのではなく、フレーム構造体に固定凸部を設けて、これを冷却プレートに固定して、冷却隙間ができるように、冷却プレートをフレーム構造体に固定することもできる。
図5のフレーム構造体5は、冷却プレート3を上面に固定するベースプレート30と、このベースプレート30を固定しているラダーフレーム31と、このラダーフレーム31を固定しているシャーシフレーム32とを備える。
ベースプレート30は、鉄や鉄合金、あるいはアルミニウムやアルミニウム合金などの金属板をプレス加工して製作される。このベースプレート30は、冷却プレート3の下面に設けている複数列(図5において3列)の固定凸部7を、上面に固定している。さらに、ベースプレート30は、上下に貫通する排出口30cを設けて、この排出口30cに向かって下り勾配の排水溝30dを有する形状にプレス加工している。この形状のベースプレート30は、外周の周壁30eと、排水溝30dを設けるための溝加工によって、曲げ強度を向上しながら、冷却プレート3から流下する電解液や角形電池1X及び冷却プレート3の表面に付着した結露水などを排出口30cから外部に排出できる。
ベースプレート30は、図3に示すように、その幅を吊下フレーム33の間隔よりも狭くして、両側を吊下フレーム33に接触しない形状として、吊下フレーム33との間に非接触隙間35を設けている。このベースプレート30は、吊下フレーム33との間に非接触隙間35を設けて、吊下フレーム33との熱伝導を制限している。ベースプレート30は、吊下フレーム33に直接に連結されず、マウントフレーム34を介して吊下フレーム33に連結している。
図4は、冷却プレート3をベースプレート30に固定する部分を示している。この図のベースプレート30は、冷却プレート3の下面に設けている固定凸部7の両側に上に突出する補強リブ30aを設けており、一対の補強リブ30aの間に固定凸部7を固定している。この取り付け構造は、ベースプレート30における、固定凸部7の固定部30fを補強リブ30aで補強して固定できる。したがって、ベースプレート30は、固定凸部7を固定する固定部30fの強度を向上できる。補強リブ30aは、図4に示すように、上面を冷却プレート3から離す高さとして、冷却プレート3との熱伝導を少なくでき、また、上面を冷却プレートの下面に接触させて、ベースプレートが冷却プレートを支持する強度を向上できる。
ベースプレート30は、冷却プレート3の外形よりも大きな細長い長方形であって、その外周に周壁30eを設けている。細長い長方形のベースプレート30は、両端部と中間部に3列の固定凸部7を固定している。固定凸部7は、細長いベースプレート30の長手方向に直交する姿勢でベースプレート30に固定している。
ラダーフレーム31は、ベースプレート30を固定している複数列のマウントフレーム34と、このマウントフレーム34の両端部を固定している吊下フレーム33とを備える。図5のラダーフレーム31は、3列のマウントフレーム34を吊下フレーム33に連結している。マウントフレーム34は、両端を吊下フレーム33に、溶接などの方法で固定している。マウントフレーム34は、固定凸部7の位置に配設されて、言い換えると、マウントフレーム34の位置に固定凸部7を配設して、マウントフレーム34の位置で冷却プレート3をベースプレート30に固定している。したがって、マウントフレーム34は、吊下フレーム33の両端部と中間部とで吊下フレーム33に固定している。マウントフレーム34は、金属板を溝型にプレス加工したもので、その両側に位置する溝の開口縁に沿って外側に折曲している折曲片34aを設けている。折曲片34aは、上に突出するようにベースプレート30に設けた補強リブ30aの下面にできるリブ溝30bに案内されて、ベースプレート30に溶接して固定される。
金属板を溝型にプレス加工しているマウントフレーム34は、折曲片34aのみでベースプレート30に接触して固定され、両側の折曲片34aの間はベースプレート30から下方に離されて、非接触状態としている。このため、溝型のマウントフレーム34は、溝の深さを補強リブ30aの突出高さよりも深くしている。この構造のマウントフレーム34は、ベースプレート30との接触面積を狭くして、ベースプレート30との熱伝導を少なく制限できる。また、両側の折曲片34aでベースプレート30の補強リブ30aの下面を支持するので、ベースプレート30をしっかりと強固に支持できる特徴がある。
マウントフレーム34は、ベースプレート30に固定凸部7を固定する止ネジ36を挿通する貫通孔34bを設けている。この貫通孔34bは、止ネジ36のネジ頭よりも大きく、ネジ頭を貫通孔34bに入れてネジ頭を回転できるようにしている。止ネジ36は、ベースプレート30を貫通して、固定凸部7に設けている雌ネジ孔(図示せず)にねじ込まれて、冷却プレート3をベースプレート30に固定する。
吊下フレーム33は2本の金属パイプで、両端部に上方に伸びる吊下部33Aを有する形状に加工して、吊下部33Aの上端を、溶接して車両に固定されるシャーシフレーム32に固定している。図のラダーフレーム31は、2本の吊下フレーム33を、マウントフレーム34の両端を固定できる幅に配設して、両端をシャーシフレーム32に固定している。
本発明の一実施例にかかる車両用の電源装置の底面斜視図である。 図1に示す車両用の電源装置の側面図である。 図1に示す車両用の電源装置のA−A線断面図である。 図1に示す車両用の電源装置の要部拡大断面斜視図である。 図1に示す車両用の電源装置の概略分解斜視図である。 図1に示す車両用の電源装置のフレーム構造体を除いた背面斜視図である。 電池ブロックの斜視図である。 図7に示す電池ブロックの分解斜視図である。 エンドプレートの正面図である。 図7に示す電池ブロックを冷却プレートに固定する状態を示す断面図であって、図7のB−B線断面に相当する図である。 図3に示す車両用の電源装置の要部拡大断面図である。
符号の説明
1…電池 1X…角形電池
1A…外装缶
1B…封口板
1C…開口部
2…電池ブロック 2A…安全弁開口面
3…冷却プレート
4…熱交換器
5…フレーム構造体
6…断熱隙間
7…固定凸部
8…電極端子
10…閉鎖室
11…上面板
12…底板
13…冷却パイプ
14…膨張弁
15…コンデンサ
16…コンプレッサ
17…バイパス弁
20…エンドプレート 20a…補強リブ
20b…ネジ孔
20c…貫通孔
20d…ねじ穴
21…連結具 21A…端部連結具
21B…中間連結具
22…電池ユニット
23…中間セパレータ 23a…上下貫通孔
24…プラスチック
25…補強金属
26…金属板 26A…折曲部
26a…貫通孔
27…止ネジ
28…固定具 28A…止ネジ
28B…ナット
29…固定ボルト
30…ベースプレート 30a…補強リブ
30b…リブ溝
30c…排出口
30d…排水溝
30e…周壁
30f…固定部
31…ラダーフレーム
32…シャーシフレーム
33…吊下フレーム 33A…吊下部
34…マウントフレーム 34a…折曲片
34b…貫通孔
35…非接触隙間
36…止ネジ
40…安全弁
41…排出ダクト 41a…流入口
42…集合ダクト
43…U曲ダクト
44…下方排出部
45…排出口
46…パッキン
47…固定片 47a…貫通孔
48…止ネジ
49…ナット
50…制御機器
51…回路ケース 51A…下段の回路ケース
51B…上段の回路ケース
52…ジャンクションボックス
53…接続隙間
55…突出片
56…止ネジ
57…ナット

Claims (6)

  1. 内圧が設定圧力よりも高くなると開弁する安全弁(40)を備える複数の素電池(1)からなる電池ブロック(2)と、この電池ブロック(2)を構成する素電池(1)の安全弁(40)の開口部(1C)に連結されて、開弁する安全弁(40)からの排出物を排出する排出ダクト(41)と、前記電池ブロック(2)に接続されて電池(1)の充放電をコントロールする制御機器(50)を備える車両用の電源装置であって、
    前記電池ブロック(2)は、安全弁(40)の開口部(1C)を同一面に位置するように素電池(1)を配列しており、安全弁(40)の開口部(1C)が位置する電池ブロック(2)の安全弁開口面(2A)と対向して制御機器(50)を配設すると共に、この制御機器(50)と安全弁開口面(2A)との間に排出ダクト(41)を配置して、排出ダクト(41)でもって電池ブロック(2)と制御機器(50)とを断熱してなる車両用の電源装置。
  2. 前記電池ブロック(2)の素電池(1)が、上面に安全弁(40)の開口部(1C)を設けてなる角形電池(1X)で、この角形電池(1X)が水平方向に積層状態に配列されて電池ブロック(2)を構成しており、電池ブロック(2)の上面を安全弁開口面(2A)として、電池ブロック(2)の上に排出ダクト(41)を挟んで制御機器(50)を配置している請求項1に記載される車両用の電源装置。
  3. 前記電池ブロック(2)の素電池(1)が、上面に安全弁(40)の開口部(1C)を有すると共に、電極端子(8)を有する角形電池(1X)で、この角形電池(1X)が水平方向に積層状態に配列されて電池ブロック(2)を構成しており、電池ブロック(2)の上面を安全弁開口面(2A)として、電池ブロック(2)の上に排出ダクト(41)を介して制御機器(50)を配置すると共に、排出ダクト(41)と電池ブロック(2)の安全弁開口面(2A)との間に、素電池(1)の電極端子(8)を接続する接続隙間(53)を設けて、接続隙間(53)と排出ダクト(41)とで電池ブロック(2)と制御機器(50)とを断熱している請求項1に記載される車両用の電源装置。
  4. 前記制御機器(50)が、電池(1)の保護回路を実現する電子部品を実装する保護回路基板を内蔵する回路ケース(51)と、電池ブロック(2)の出力側に接続しているコンタクタを内蔵するジャンクションボックス(52)とからなる請求項1に記載される車両用の電源装置。
  5. 前記電池ブロック(2)の安全弁開口面(2A)を除く表面に熱結合状態で配置される冷却プレート(3)を備え、この冷却プレート(3)に前記排出ダクト(41)を熱結合状態に配置して、冷却プレート(3)で排出ダクト(41)を冷却するようにしてなる請求項1に記載される車両用の電源装置。
  6. 前記電池ブロック(2)の安全弁開口面(2A)を除く表面に熱結合状態で配置される冷却プレート(3)を備え、この冷却プレート(3)が、冷媒の気化熱で冷却される冷却パイプ(13)を内蔵しており、この冷却パイプ(13)の流入側に回路ケース(51)を配設してなる請求項4に記載される車両用の電源装置。
JP2008084887A 2008-03-27 2008-03-27 車両用の電源装置 Expired - Fee Related JP5258348B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008084887A JP5258348B2 (ja) 2008-03-27 2008-03-27 車両用の電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008084887A JP5258348B2 (ja) 2008-03-27 2008-03-27 車両用の電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009238644A true JP2009238644A (ja) 2009-10-15
JP5258348B2 JP5258348B2 (ja) 2013-08-07

Family

ID=41252330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008084887A Expired - Fee Related JP5258348B2 (ja) 2008-03-27 2008-03-27 車両用の電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5258348B2 (ja)

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011096536A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Sanyo Electric Co Ltd 電源装置及びこれを備える車両
JP2012054053A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Toyota Motor Corp 蓄電装置
WO2012066874A1 (ja) * 2010-11-16 2012-05-24 本田技研工業株式会社 バッテリの冷却構造
WO2013038520A1 (ja) * 2011-09-14 2013-03-21 日立ビークルエナジー株式会社 組電池
JP2013110038A (ja) * 2011-11-23 2013-06-06 Denso Corp 組電池
JP2014013724A (ja) * 2012-07-05 2014-01-23 Denso Corp 電池ユニット
JP2014035917A (ja) * 2012-08-09 2014-02-24 Toyota Industries Corp 電池パック
WO2014122904A1 (ja) * 2013-02-08 2014-08-14 三洋電機株式会社 電池システム
JP2015515093A (ja) * 2012-03-29 2015-05-21 エルジー・ケム・リミテッド 電池システム及びその冷却方法
JP2015195150A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 株式会社Gsユアサ 蓄電装置
JP2015195131A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 株式会社Gsユアサ 蓄電装置
JP2016012490A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 株式会社豊田自動織機 電池モジュール
JP2016025037A (ja) * 2014-07-23 2016-02-08 日立オートモティブシステムズ株式会社 電池パック
US9379420B2 (en) 2012-03-29 2016-06-28 Lg Chem, Ltd. Battery system and method for cooling the battery system
US9605914B2 (en) 2012-03-29 2017-03-28 Lg Chem, Ltd. Battery system and method of assembling the battery system
US9960465B2 (en) 2015-07-30 2018-05-01 Lg Chem, Ltd. Battery pack
CN108199120A (zh) * 2018-03-20 2018-06-22 华霆(合肥)动力技术有限公司 热管理装置及电池模组
US10084218B2 (en) 2014-05-09 2018-09-25 Lg Chem, Ltd. Battery pack and method of assembling the battery pack
JP2018163883A (ja) * 2018-05-25 2018-10-18 株式会社Gsユアサ 蓄電装置
US10388927B2 (en) 2013-08-08 2019-08-20 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Battery unit
CN110504510A (zh) * 2018-05-18 2019-11-26 富尔西亚排气系统公司 电池和配备有所述电池的车辆
US10658853B2 (en) 2015-11-11 2020-05-19 Sanyo Electric Co., Ltd. Power supply system
US10770762B2 (en) 2014-05-09 2020-09-08 Lg Chem, Ltd. Battery module and method of assembling the battery module
CN112952598A (zh) * 2021-03-30 2021-06-11 三一汽车制造有限公司 供电设备和工程车辆
CN114256532A (zh) * 2021-11-30 2022-03-29 江铃汽车股份有限公司 冷却板支撑及电池包
JP7388306B2 (ja) 2020-07-14 2023-11-29 株式会社豊田自動織機 電池システム
CN117293433A (zh) * 2023-11-27 2023-12-26 珠海科创储能科技有限公司 浸没式液冷电池系统以及防爆方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102158257B1 (ko) * 2016-09-23 2020-09-21 주식회사 엘지화학 탄소 발열체를 포함하는 전지팩

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10246112A (ja) * 1997-03-05 1998-09-14 Sony Corp 電気自動車のバッテリ構造
JPH11126585A (ja) * 1997-10-23 1999-05-11 Hitachi Ltd 組電池およびそれを用いた電気装置
JP2006318893A (ja) * 2005-04-13 2006-11-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 大型電源装置
JP2007157633A (ja) * 2005-12-08 2007-06-21 Panasonic Ev Energy Co Ltd バッテリーパック
JP2007311172A (ja) * 2006-05-18 2007-11-29 Hitachi Vehicle Energy Ltd 電源システム
JP2009105010A (ja) * 2007-10-25 2009-05-14 Honda Motor Co Ltd 蓄電装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10246112A (ja) * 1997-03-05 1998-09-14 Sony Corp 電気自動車のバッテリ構造
JPH11126585A (ja) * 1997-10-23 1999-05-11 Hitachi Ltd 組電池およびそれを用いた電気装置
JP2006318893A (ja) * 2005-04-13 2006-11-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 大型電源装置
JP2007157633A (ja) * 2005-12-08 2007-06-21 Panasonic Ev Energy Co Ltd バッテリーパック
JP2007311172A (ja) * 2006-05-18 2007-11-29 Hitachi Vehicle Energy Ltd 電源システム
JP2009105010A (ja) * 2007-10-25 2009-05-14 Honda Motor Co Ltd 蓄電装置

Cited By (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011096536A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Sanyo Electric Co Ltd 電源装置及びこれを備える車両
US8778528B2 (en) 2010-08-31 2014-07-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Electricity storage device
JP2012054053A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Toyota Motor Corp 蓄電装置
CN103109392A (zh) * 2010-08-31 2013-05-15 丰田自动车株式会社 蓄电装置
WO2012066874A1 (ja) * 2010-11-16 2012-05-24 本田技研工業株式会社 バッテリの冷却構造
US9287595B2 (en) 2010-11-16 2016-03-15 Honda Motor Co., Ltd Battery cooling structure
JP5592501B2 (ja) * 2010-11-16 2014-09-17 本田技研工業株式会社 バッテリの冷却構造
WO2013038520A1 (ja) * 2011-09-14 2013-03-21 日立ビークルエナジー株式会社 組電池
US9257728B2 (en) 2011-11-23 2016-02-09 Denso Corporation Battery pack
JP2013110038A (ja) * 2011-11-23 2013-06-06 Denso Corp 組電池
US9379420B2 (en) 2012-03-29 2016-06-28 Lg Chem, Ltd. Battery system and method for cooling the battery system
JP2015515093A (ja) * 2012-03-29 2015-05-21 エルジー・ケム・リミテッド 電池システム及びその冷却方法
US9605914B2 (en) 2012-03-29 2017-03-28 Lg Chem, Ltd. Battery system and method of assembling the battery system
JP2014013724A (ja) * 2012-07-05 2014-01-23 Denso Corp 電池ユニット
JP2014035917A (ja) * 2012-08-09 2014-02-24 Toyota Industries Corp 電池パック
WO2014122904A1 (ja) * 2013-02-08 2014-08-14 三洋電機株式会社 電池システム
JPWO2014122904A1 (ja) * 2013-02-08 2017-01-26 三洋電機株式会社 電池システム
US10388927B2 (en) 2013-08-08 2019-08-20 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Battery unit
JP2015195150A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 株式会社Gsユアサ 蓄電装置
JP2015195131A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 株式会社Gsユアサ 蓄電装置
US10770762B2 (en) 2014-05-09 2020-09-08 Lg Chem, Ltd. Battery module and method of assembling the battery module
US10084218B2 (en) 2014-05-09 2018-09-25 Lg Chem, Ltd. Battery pack and method of assembling the battery pack
JP2016012490A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 株式会社豊田自動織機 電池モジュール
JP2016025037A (ja) * 2014-07-23 2016-02-08 日立オートモティブシステムズ株式会社 電池パック
US9960465B2 (en) 2015-07-30 2018-05-01 Lg Chem, Ltd. Battery pack
US10658853B2 (en) 2015-11-11 2020-05-19 Sanyo Electric Co., Ltd. Power supply system
CN108199120A (zh) * 2018-03-20 2018-06-22 华霆(合肥)动力技术有限公司 热管理装置及电池模组
CN110504510A (zh) * 2018-05-18 2019-11-26 富尔西亚排气系统公司 电池和配备有所述电池的车辆
JP2018163883A (ja) * 2018-05-25 2018-10-18 株式会社Gsユアサ 蓄電装置
JP7388306B2 (ja) 2020-07-14 2023-11-29 株式会社豊田自動織機 電池システム
CN112952598A (zh) * 2021-03-30 2021-06-11 三一汽车制造有限公司 供电设备和工程车辆
CN114256532A (zh) * 2021-11-30 2022-03-29 江铃汽车股份有限公司 冷却板支撑及电池包
CN114256532B (zh) * 2021-11-30 2023-12-01 江铃汽车股份有限公司 冷却板支撑及电池包
CN117293433A (zh) * 2023-11-27 2023-12-26 珠海科创储能科技有限公司 浸没式液冷电池系统以及防爆方法
CN117293433B (zh) * 2023-11-27 2024-03-26 珠海科创储能科技有限公司 浸没式液冷电池系统以及防爆方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5258348B2 (ja) 2013-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5258348B2 (ja) 車両用の電源装置
JP5334420B2 (ja) バッテリシステム
JP2009238643A (ja) 車両用の電池ブロック
CN108028446B (zh) 电池系统及具有电池系统的电动车辆
JP5300416B2 (ja) バッテリシステム
JP5137480B2 (ja) 車両用の電源装置
JP5147373B2 (ja) バッテリシステム
JP5142605B2 (ja) 車両用の電源装置
KR102643493B1 (ko) 차량의 배터리 시스템
JP5496522B2 (ja) バッテリシステム
US9478776B2 (en) Battery pack having housing with inlet opening and closing device
US9130209B2 (en) Electric storage apparatus including inter-electric storage device air passages between electric storage devices and air vent portion formed at end of electric storage devices
WO2011092773A1 (ja) 電池モジュール
JP5042096B2 (ja) 車両用の電源装置
EP1753068A1 (en) Battery module
KR101252936B1 (ko) 배터리 팩
KR20130107354A (ko) 배터리 모듈, 배터리 온도 관리 시스템, 및 이를 포함하는 차량
CN106207304B (zh) 电池组
JP2010009990A (ja) 車両用の電源装置
US9112249B2 (en) Power source apparatus having cooling path and gas discharge path
JP2006127921A (ja) 電源装置
JP2010153141A (ja) 車両用の電源装置
JP2010157450A (ja) バッテリシステム
JPWO2012131837A1 (ja) 電池ブロック及び電源装置
JP2010251019A (ja) バッテリシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130326

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130423

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160502

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5258348

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees