JP2010251019A - バッテリシステム - Google Patents

バッテリシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2010251019A
JP2010251019A JP2009097214A JP2009097214A JP2010251019A JP 2010251019 A JP2010251019 A JP 2010251019A JP 2009097214 A JP2009097214 A JP 2009097214A JP 2009097214 A JP2009097214 A JP 2009097214A JP 2010251019 A JP2010251019 A JP 2010251019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
packing
gas discharge
separator
battery system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009097214A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Fujii
一広 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2009097214A priority Critical patent/JP2010251019A/ja
Publication of JP2010251019A publication Critical patent/JP2010251019A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

【課題】パッキンを電池セルの正確な位置に配置して、電池セルから排出されるガスが外部に漏れるのを確実に阻止する。
【解決手段】バッテリシステムは、ガス排出口12を設けている第1の端面10を同一面に配置して複数の電池セル1を積層してなる電池ブロック2と、電池セル1のガス排出口12に連結してなる中空状のガス排出ダクト6と、このガス排出ダクト6と電池セル1との間に配設してなるゴム状弾性体のパッキン26とを備えている。電池ブロック2は、電池セル1の間にセパレータ15を配設して、このセパレータ15を電池セル1で挟着して定位置に配設している。パッキン26は、複数の電池セル1の積層方向に伸びる形状で、複数の電池セル1の第1の端面10とガス排出ダクト6との間に配設して、セパレータ15に嵌合構造で連結している。
【選択図】図9

Description

本発明は、主として、ハイブリッドカー、プラグインハイブリッドカー、電気自動車などの電動車両に搭載されて、車両を走行させるモータに電力を供給する電源として使用されるバッテリシステムに関し、とくに、電池セルのガス排出弁から排出されるガスを排出ダクトで漏れないように外部に排出するバッテリシステムに関する。
多数の電池セルを備えるバッテリシステムは、電池セルを直列に接続して出力電圧を高くできることから、ハイブリッドカーの電源装置のように、大電流で充放電される用途に使用される。このバッテリシステムは、車両を加速するときに極めて大きな電流で放電され、また、回生制動等の状態では、相当に大きな電流で充電される。このバッテリシステムは、過充電や過放電で内圧が上昇する異常な状態での破壊を防止して安全性を確保するために、電池セルにガス排出弁を設けている。ガス排出弁は、電池の内圧が異常に上昇すると開弁してガスを排気する。多数の電池セルを備えるバッテリシステムは、電池セルから排出されるガスを速やかに外部に排気することが大切である。とくに、リチウムイオン電池のように非水系の電解液を使用する電池セルにあっては、排出ガスを速やかに排気することが大切である。このことを実現するために、電池セルのガス排出弁の排出口に排気チューブを連結するバッテリシステムが開発されている。(特許文献1参照)
特開2007−157633号公報
引用文献1のバッテリシステムは、電池セルのガス排出口に排気チューブを連結している。このバッテリシステムは、電池セルの排出ガスを排気チューブで外部に排気する。この構造のバッテリシステムは、排気チューブと電池セルのガス排出口とのガス漏れを防止するのが難しく、電池セルから勢いよく排出されるガスが外部に漏れやすい欠点がある。本発明者は、この弊害を防止するために、ガス排出ダクトと電池セルとの間にガス漏れを防止するパッキンを挟着する構造を開発した。ガス漏れを阻止するパッキンは、電池セルとガス排出ダクトとに挟着されて弾性変形して、ガス漏れする隙間を閉塞する。ただ、このパッキンは、弾性変形する物性から正確な位置に固定することが難しく、振動により、あるいは経時的に位置ずれしてガス漏れを起こす隙間ができやすい欠点がある。
本発明は、さらにこの欠点を解決することを目的に開発されたもので、本発明の重要な目的は、パッキンを電池セルの正確な位置に配置して、電池セルから排出されるガスが外部に漏れるのを確実に阻止できるバッテリシステムを提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明のバッテリシステムは、ガス排出口12を設けている第1の端面10を同一面に配置する姿勢として、複数の電池セル1を積層してなる電池ブロック2と、この電池ブロック2を構成する電池セル1の第1の端面10に対向する位置にあってガス排出口12に連結してなる中空状のガス排出ダクト6と、このガス排出ダクト6と電池セル1の第1の端面10との間に配設してなるゴム状弾性体のパッキン26とを備えている。電池ブロック2は、電池セル1の間にセパレータ15を配設して、このセパレータ15を電池セル1で挟着して定位置に配設している。パッキン26は、複数の電池セル1の積層方向に伸びる形状であって、電池ブロック2を構成する複数の電池セル1の第1の端面10とガス排出ダクト6との間に配設している。さらに、パッキン26は、セパレータ15に嵌合構造で連結して、セパレータ15を介して定位置に配置している。
以上のバッテリシステムは、パッキンを電池セルの正確な位置に配置して、電池セルから排出されるガスが外部に漏れるのを確実に阻止できる特徴がある。それは、以上のバッテリシステムが、電池セルに挟着されて定位置に配置しているセパレータとパッキンを嵌合構造として、セパレータを介して定位置に配置しているからである。
本発明のバッテリシステムは、セパレータ15が、電池セル1の第1の端面10をカバーする端面カバー部15Cを有し、この端面カバー部15Cに、パッキン26を定位置に嵌合する嵌合孔15xを設けると共に、パッキン26が嵌合孔15xに挿入される筒部26Bを有し、パッキン26の筒部26Bを嵌合孔15xに挿入して、パッキン26とセパレータ15とを嵌合構造で連結することができる。
以上のバッテリシステムは、パッキンの筒部をセパレータの嵌合孔に挿入する嵌合構造で、パッキンをセパレータの定位置に連結しているので、セパレータとパッキンと相対位置のずれをより確実に阻止して、パッキンを電池セルの正確な位置に配置して、ガス漏れを確実に阻止できる特徴がある。また、パッキンの筒部を介して、電池セルから排出されるガスを外部に漏れない状態としながらスムーズにガス排出ダクトに流入できる特徴もある。
本発明のバッテリシステムは、パッキン26に設けている筒部26Bの間に、薄肉部変形部26aを設けて弾性的に伸長できる構造とすることができる。
このバッテリシステムは、パッキンの薄肉部変形部を弾性的に伸ばすことで、長手方向の寸法を調整でき、各々の筒部をセパレータの嵌合孔に正確に挿入してガス漏れを防止できる特徴がある。
本発明のバッテリシステムは、ゴム状弾性体に芯材金属27をインサートしてパッキン26を成形することができる。
このバッテリシステムは、インサートしている芯材金属でゴム状弾性体のパッキンを補強しているので、パッキンをガス排出ダクトと電池セルとの間に挟着して押し潰されず、ガス排出ダクトを確実に電池セルに押圧する状態で固定して、パッキンでガス漏れを確実に阻止できる特徴がある。
本発明のバッテリシステムは、パッキン26が、金属筒27Aの芯材金属27をゴム状弾性体にインサートして、この金属筒27Aをパッキン26の筒部26Bにインサートすることができる。
このバッテリシステムは、パッキンの筒部を金属筒の芯材金属で補強するので、芯材金属で補強された筒部を電池セルの第1の端面に確実に押圧してガス漏れをより確実に阻止できる特徴がある。
本発明のバッテリシステムは、芯材金属27の金属筒27Aが、その上端に外側に突出する鍔プレート27aを備えて、この鍔プレート27aをガス排出ダクト6の電池セル1の第1の端面10に対向するように配置することができる。
このバッテリシステムは、ガス排出ダクトの第1の端面との対向面に鍔プレートを配置するので、ガス排出ダクトが芯材金属を広い面積で押圧して、筒部を確実に電池セルの第1の端面に押圧してガス漏れをより確実に阻止できる。また、ガス排出ダクトが広い面積で芯材金属を押圧するので、芯材金属とガス排出ダクトとの間に設けているゴム状弾性体などの破損を防止しながらガス漏れを確実に阻止できる特徴も実現する。
本発明のバッテリシステムは、ガス排出ダクト6が、電池セル1のガス排出口12と対向する位置に連結開口6Aを設けて、パッキン26が、ガス排出ダクト6の連結開口6Aに挿入される挿入筒部26Cを備えることができる。
このバッテリシステムは、パッキンの挿入筒部をガス排出ダクトの連結開口に挿入して、パッキンとガス排出ダクトとを連結するので、パッキンとガス排出ダクトとの間のガス漏れを阻止して、電池セルから排出されるガスを漏れないようにガス排出ダクトに流入できる特徴がある。
本発明のバッテリシステムは、ガス排出ダクト6を金属パイプとすることができる。
このバッテリシステムは、電池セルから排出される高温のガスでガス排出ダクトが変形することがなく、またガス排出ダクトでもってパッキンを電池セルの第1の端面に確実に押圧して、ガス漏れを確実に阻止できる特徴がある。
本発明の一実施例にかかるバッテリシステムの斜視図である。 図1に示すバッテリシステムの内部構造を示す斜視図である。 図1に示すバッテリシステムの垂直横断面図である。 図3に示すバッテリシステムのIV−IV線断面図である。 図3に示すバッテリシステムの拡大断面図である。 電池ブロックと電池ホルダーの分解斜視図である。 電池セルとセパレータの積層構造を示す分解斜視図である。 図3に示すバッテリシステムの要部拡大断面図である。 図5に示すバッテリシステムの要部拡大断面図である。 図2に示すバッテリシステムの要部拡大一部断面斜視図である。 パッキンの斜視図である。 図11に示すパッキンの一部断面拡大斜視図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのバッテリシステムを例示するものであって、本発明はバッテリシステムを以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
以下の実施例に示すバッテリシステムは、主としてハイブリッドカーやプラグインハイブリッドカー等のエンジンとモータの両方で走行する車両や、モータのみで走行する電気自動車などの車両を走行させる電源に使用される。ただし、本発明のバッテリシステムは、その用途を車両を駆動させるモータに電力を供給する電源には特定しない。本発明のバッテリシステムは、大電力な出力が要求される種々の用途に使用できるからである。
図1ないし図5に示すバッテリシステムは、複数の電池セル1を積層してなる電池ブロック2を、この電池ブロック2の外側において電池ホルダー3で固定している。図に示すバッテリシステムは、複数の、図にあっては4組の電池ブロック2を同一面で縦横に配置している。電池セル1は、図6と図7に示すように、ガス排出口12と正負の電極端子13を設けている第1の端面10を同一面に配置する姿勢とし、かつセパレータ15を介して積層して電池ブロック2としている。この電池ブロック2を構成する電池セル1のガス排出口12に連結するように、ガス排出口12から排出されるガスを外部に排気する中空状のガス排出ダクト6を配置している。図の電池セル1は、ガス排出口12と正負の電極端子13を設けている第1の端面10を上面とする姿勢で積層されている。
電池セル1は、図7に示すように、厚さに比べて幅が広い、言い換えると幅よりも薄い角形の電池で、厚さ方向に積層されて電池ブロック2としている。この電池セル1は、リチウムイオン二次電池である。ただし、電池セルは、ニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池等の二次電池とすることもできる。図の電池セル1は、幅の広い両表面を四角形とする電池で、両表面を対向するように積層して電池ブロック2としている。図の電池セル1は、上面の両端部に正負の電極端子13を突出して設けて、中央部にはガス排出弁11のガス排出口12を設けている。角形の電池セル1は、底を閉塞する筒状に金属板をプレス加工している外装缶の開口部を、封口板で閉塞して密閉している。第1の端面10となる封口板は平面状の金属板で、その外形を外装缶の開口部の形状としている。この封口板はレーザー溶接して外装缶の外周縁に固定されて外装缶の開口部を気密に閉塞している。外装缶に固定される封口板は、その両端部に正負の電極端子13を固定しており、さらに正負の電極端子13の中間にはガス排出口12を設けている。ガス排出口12の内部にはガス排出弁11を設けている。
ガス排出弁11は、電池セル1の内圧が設定圧力よりも高くなると開弁して、内圧の上昇を防止する。このガス排出弁11は、ガス排出口12を閉塞する弁体(図示せず)を内蔵している。弁体は、設定圧力で破壊される薄膜、あるいは設定圧力で開弁するように弾性体で弁座に押圧されている弁である。ガス排出弁11が開弁されると、ガス排出口12を介して電池セル1の内部が外部に開放され、内部のガスを放出して内圧の上昇が防止される。
隣接する電池セル1は、正負の電極端子13を接続して互いに直列に接続される。図6の電池ブロック2は、隣接する電池セル1の正負の電極端子13をバスバー14を介して互いに直列に接続している。バスバー14に連結される電極端子13は、止ネジ17とナット18を介して接続している。図のバッテリシステムは、電池セル1の電極端子13を第1の端面10に対して傾斜する姿勢としている。図の電極端子13は、第1の端面10に対して約45度傾斜する姿勢としている。この電池セル1は、下から止ネジ17を挿入しやすく、また、上からナット18をねじ込んで固定できる。隣接する電池セル1を互いに直列に接続するバッテリシステムは、出力電圧を高くして出力を大きくできる。ただし、バッテリシステムは、隣接する電池セル1を並列に接続することもできる。
図6と図7に示す電池ブロック2は、積層している電池セル1の間にセパレータ15を挟着している。セパレータ15は、隣接する電池セル1を絶縁する。さらに、図7のセパレータ15は、隣接する電極端子13の間に突出する絶縁壁15Bを設けている。セパレータ15は、図7に示すように、両面に電池セル1を嵌着して定位置に配置する形状として、隣接する電池セル1を位置ずれしないように積層している。セパレータ15で絶縁して積層される電池セル1は、外装缶をアルミニウムなどの金属製にできる。電池セル1の間にセパレータ15を挟着する構造は、セパレータ15をプラスチック等の熱伝導率の小さい材質で製作して、隣接する電池セル1の熱暴走を効果的に防止できる効果もある。
セパレータ15は、電池セル1の間に積層されて、電池セル1に挟着されて定位置に配置される。このセパレータ15は、電池セル1の第1の端面10(図において電池セル1の上面)をカバーする端面カバー部15Cを一体的に成形して設けている。さらに、図7に示すセパレータ15は、電池セル1の外側に配設される外周壁15Dを一体的に成形して設けている。このセパレータ15は、外周壁15Dの内側に電池セル1を配置して、電池セル1とセパレータ15とを位置ずれなく連結できる。
セパレータ15は、その両面に突出するように端面カバー部15Cと外周壁15Dを一体的に成形して設けている。端面カバー部15Cは、セパレータ15の両面に突出する突出寸法(L)を、電池セル1の厚さ(W)の1/2としている。このセパレータ15を電池セル1の間に挟着してなる電池ブロック2は、電池セル1の第1の端面10である電池ブロック2の上面が、隣接する端面カバー部15Cで隙間なくカバーされる。図のセパレータ15は、両面に同じ突出寸法(L)の端面カバー部15Cを設けているが、セパレータは、両面に突出する端面カバー部の突出寸法(L)の加算値を電池セルの厚さ(W)に等しくして、互いに積層されるセパレータでもって、電池ブロックの上面を隙間なくカバーすることもできる。また、セパレータは、片側に端面カバー部を突出するように設けて、この端面カバー部の突出寸法(L)を電池セルの厚さ(W)に等しくして、電池ブロックの上面を隙間なくカバーすることもできる。ただ、電池ブロックは、隣接して積層されるセパレータの端面カバー部の間に隙間ができる状態とすることもできるので、端面カバー部の突出寸法(L)は、前述の値よりも小さくすることもできる。
さらに、図7のセパレータ15は、セパレータ15の両面に突出する外周壁15Dの突出寸法(L)も、電池セル1の厚さ(W)の1/2としている。このセパレータ15を電池セル1の間に挟着してなる電池ブロック2は、隣接するセパレータ15の外周壁15Dを隙間なく密着できる。図のセパレータ15は、両面に同じ突出寸法(L)の外周壁15Dを設けているが、セパレータは、両面に突出する外周壁の突出寸法(L)の加算値を電池セルの厚さ(W)に等しくして、互いに積層されるセパレータを隙間なく密着できる。ただ、電池ブロックは、隣接して積層されるセパレータの外周壁の間に隙間ができる状態とすることもできるので、外周壁の突出寸法(L)は、前述の値よりも小さくすることもできる。
セパレータ15の端面カバー部15Cは、ガス排出口12の位置に、パッキン26を定位置に嵌合する嵌合孔15xを設けている。嵌合孔15xは、その内側にガス排出口12を配置する位置に設けている。図7のセパレータ15は、両面に突出する各々の端面カバー部15Cに、嵌合孔15xの半分を設けて、両側の嵌合孔15xの間に隔壁15Eを設けている。両側の端面カバー部15Cに半分の嵌合孔15xを設けているセパレータ15は、隣接する端面カバー部15Cが密着して、ひとつの嵌合孔15xが設けられる。すなわち、各々の電池セル1の第1の端面10は、その両側に積層している2枚のセパレータ15の端面カバー部15Cでカバーされて、ひとつの嵌合孔15xが設けられる。
嵌合孔15xの内形はガス排出口12の内形よりも大きく、ガス排出口12の外側面を、リング状に嵌合孔15xの内部に露出させている。嵌合孔15xの内側にあるリング状の露出面は、電池セル1の第1の端面10、すなわち封口板のフラット面で、図8と図9に示すように、この露出面にパッキン26に設けている筒部26Bの先端を密着している。さらに、嵌合孔15xの内形はパッキン26に設けている筒部26Bの外形に等しく、パッキン26の筒部26Bを位置ずれなく挿入して、筒部26Bの外側面を嵌合孔15xの内面に密着している。この構造は、パッキン26の筒部26Bを第1の端面10である封口板の表面に密着し、さらに、筒部26Bの外側面をセパレータの嵌合孔15xに密着して、ガス漏れをより確実に阻止できる。
図6と図7の電池ブロック2は、ガス排出口12と嵌合孔15xの両方を、円形を電池セル1の幅方向に細長く伸長する長円形の形状として、パッキン26の筒部26Bの断面形状も、この嵌合孔15xに隙間なく挿入できる形状としている。
さらに、セパレータ15は、図5と図9に示すように、電池セル1を効果的に冷却するために、電池セル1との間に挟着される部分に、空気などの冷却気体を通過させる冷却隙間16を設けている。図7と図9のセパレータ15は、電池セル1との対向面に、両側縁まで延びる溝15Aを設けて、電池セル1との間に冷却隙間16を設けている。図のセパレータ15は、複数の溝15Aを、互いに平行に所定の間隔で設けている。図のセパレータ15は、両面に溝15Aを設けており、互いに隣接する電池セル1とセパレータ15との間に冷却隙間16を設けている。この構造は、セパレータ15の両側に形成される冷却隙間16で、両側の電池セル1を効果的に冷却できる特長がある。ただ、セパレータは、片面にのみ溝を設けて、電池セルとセパレータとの間に冷却隙間を設けることもできる。図の冷却隙間16は、電池ブロック2の左右に開口するように水平方向に設けている。冷却隙間16に強制送風される空気は、電池セル1の外装缶を直接に効率よく冷却する。この構造は、電池セル1の熱暴走を有効に阻止しながら、電池セル1を効率よく冷却できる特徴がある。
電池セル1を積層状態に固定して電池ブロック2とする電池ホルダー3は、電池ブロック2を両端面から挟着してなる一対のエンドプレート4と、一対のエンドプレート4に両端部または中間部を連結してなる連結固定具5とを備える。
エンドプレート4は、電池セル1の外形と同じ形状と寸法の四角形として、積層している電池ブロック2を両端面から挟着して固定している。エンドプレート4は、プラスチック製で、外側面には、縦横に伸びる補強リブを一体的に成形して設けている。さらに、図に示す電池ホルダー3は、プラスチックからなるエンドプレート4の外側面に補強金属8を積層して補強しており、この補強金属8に連結固定具5を固定している。この構造は、エンドプレート4を補強金具8で補強して強固な構造にでき、また、連結固定具5を強固に連結できる特徴がある。とくに、この構造は、エンドプレート4をプラスチックで成形して、それ自体を強固にできる特徴がある。ただ、エンドプレートは、必ずしも補強金具で補強する必要はなく、たとえば、エンドプレートを金属製として、補強金具を設けることなく、連結固定具を直接に固定することもできる。
連結固定具5は、鉄などの金属製で、その両端部を止ネジ19でエンドプレート4に固定している。図6の電池ホルダー3は、各々のエンドプレート4の四隅部に連結固定具5の端部を固定して、4本の連結固定具5で一対のエンドプレート4を連結している。連結固定具5は、電池セル1の積層方向に伸びるバインド部5Xの両端部に、L字状に折曲してなる固定部5Yを設けている。固定部5Yは、エンドプレート4の外側表面に沿うように折曲されて、止ネジ19を挿入する貫通孔を設けている。連結固定具5は、固定部5Yの貫通孔に止ネジ19を挿入し、この止ネジ19をエンドプレート4の補強金属8にねじ込んで一対のエンドプレート4を固定している。補強金属を設けないエンドプレートは、止ネジをエンドプレートにねじ込んで、連結具をエンドプレートに固定する。
図2ないし図5、及び図8ないし図10に示すバッテリシステムは、各々の電池ブロック2の上面にガス排出ダクト6を配置している。ガス排出ダクト6は、金属パイプの角パイプで、内部を中空状としている。ガス排出ダクト6は、各々の電池セル1のガス排出口12に連結される連結開口6Aを設けている。この連結開口6Aは、パッキン26を介してガス排出口12に連結している。
パッキン26はゴム状弾性体で、ガス排出ダクト6と電池セル1の第1の端面10との間に配設されて、電池セル1のガス排出口12から噴き出される排出ガスを漏らすことなく、ガス排出ダクト6に流入して外部に排気する。パッキン26は、図11に示すように、複数の電池セル1の積層方向に伸びる細長い形状であって、電池ブロック2を構成する複数の電池セル1の第1の端面10である封口板とガス排出ダクト6との間に配設される。図8と図9のパッキン26は、ガス排出ダクト6とセパレータ15の端面カバー部15Cとの間に挟着されるプレート部26Aに、セパレータ15の嵌合孔15xに挿入される筒部26Bと、ガス排出ダクト6の連結開口6Aに挿入される挿入筒部26Cとを両面に突出して設けている。図8と図9において下面に突出する筒部26Bは、セパレータ15の嵌合孔15xに挿入されて、セパレータ15に嵌合構造に連結されて定位置に配置される。パッキン26は、筒部26Bをセパレータ15の嵌合孔15xに挿入して、セパレータ15を介して電池ブロック2の定位置に配置される。パッキン26とセパレータ15は、互いに嵌合構造で連結されて、パッキン26をセパレータ15の定位置に配置している。図の嵌合構造は、セパレータ15に設けた嵌合孔15xにパッキン26の筒部26Bを挿入する構造としているが、この嵌合構造は、パッキン26とセパレータ15とを正確な位置に連結しながら、電池セル1から排出されるガスを漏れないようにガス排出ダクト6に流入できる特徴がある。ただ、本発明は、パッキンとセパレータとの嵌合構造をこの構造には特定しない。パッキンとセパレータとの嵌合構造は、一方に凸部を設けて、他方にはこの凸部を挿入する凹部を設け、凸部を凹部に挿入して、パッキンとセパレータとを定位置に連結できる全ての構造とすることができる。
パッキン26は、複数の筒部26Bを一定の間隔で設けている。各々の筒部26Bは、セパレータ15の嵌合孔15xに挿入されて、電池ブロック2を構成する各々の電池セル1の第1の端面10、すなわち封口板の表面にその先端を密着する。筒部26Bは嵌合孔15xに挿入されて、その先端を、各々の電池セル1の封口板の表面であって、嵌合孔15xの内側に設けられるリング状の露出面に密着する。複数の筒部26Bを設けているパッキン26のプレート部26Aは、筒部26Bの間に、薄肉部変形部26aを設けて弾性的に伸長できる構造としている。このパッキン26は、薄肉部変形部26aを弾性的に伸長する状態で、各々の筒部26Bを嵌合孔15xに挿入する。さらに、図9、図11及び図12のパッキン26は、プレート部26Aの下面に溝部を設けて、プレート部26Aに薄肉部変形部26aを設けている。薄肉部変形部26aによってできる溝部には、図9の断面図に示すように、セパレータ15の嵌合孔15xの間の隔壁15Eを挿入している。
挿入筒部26Cは、筒部26Bの反対側、図8ないし図10において上方に突出するように設けられて、ガス排出ダクト6の連結開口6Aに挿入される。この挿入筒部26Cがガス排出ダクト6の連結開口6Aに挿入されて、パッキン26はガス排出ダクト6に連結される。このパッキン26は、電池セル1から排出されて筒部26Bに流入されるガスを、挿入筒部26Cからガス排出ダクト6に排出する。挿入筒部26Cは、その外形を連結開口6Aに案内できる形状と大きさとしている。図10に示すガス排出ダクト6は、電池セル1の積層方向に延びる細長いスリット状の連結開口6Aを下面に開口して設けている。パッキン26は、上方に突出する複数の挿入筒部26Cを、スリット状の連結開口6Aに挿入して、ガス排出ダクト6に連結している。したがって、挿入筒部26Cは、電池セル1の幅方向の長さを、ガス排出ダクト6に設けたスリット状の連結開口6Aの開口幅に等しく、あるいはわずかに小さくして、連結開口6Aに挿入している。この構造は、複数の挿入筒部26Cを、速やかに連結開口6Aに案内して、パッキン26をガス排出ダクト6に連結できる。ただ、ガス排出ダクトは、パッキンに設けた複数の挿入筒部を、別々に挿入する複数の連結開口を下面に開口することもできる。この連結開口は、その内形を挿入筒部の外形と等しくし、あるいはやや大きくする。このガス排出ダクトは、各々の挿入筒部の外面を、各々連結開口の内面に密着させて、パッキンとガス排出ダクトとのガス漏れを阻止できる。
さらに、パッキン26は、ゴム状弾性体に芯材金属27をインサートしている。芯材金属27は金属筒27Aで、パッキン26の筒部26Bに埋設するようにインサートしている。筒部26Bは、金属筒27Aを埋設して、その先端をゴム状弾性体としている。筒部26Bの先端のゴム状弾性体は、金属筒27Aを介して電池セル1の第1の端面10、すなわち封口板の表面に密着されて、ガス排出口12から排出されるガスを漏れないように、筒部26Bの内部に流入させる。さらに、芯材金属27をインサートしているパッキン26は、金属筒27Aの内側よりも外側に厚いゴム状弾性体の層ができるように、ゴム状弾性体の筒部26Bに金属筒27Aをインサートしている。このパッキン26は、金属筒27Aと嵌合孔15xとの間に厚いゴム状弾性体の層があって、筒部26Bの外側面を嵌合孔15xの内面に弾性的に隙間なく密着できる。さらにまた、図8、図9、及び図12のパッキン26にインサートしている金属筒27Aは、その上端に外側に突出する鍔プレート27aを設けている。この鍔プレート27aが、ガス排出ダクト6の表面に対向するように金属筒27Aをゴム状弾性体のパッキン26にインサートしている。このパッキン26は、ガス排出ダクト6に設けた連結開口6Aの開口縁部で鍔プレート27aを介してパッキン26を広い面積で無理なく押圧できる。したがって、パッキン26の表面をガス排出ダクト6の表面に密着し、さらに筒部26Bの先端を電池セル1の第1の端面10、すなわち封口板の表面に密着して、ガス漏れをより少なくできる。
図11のパッキン26は、各々の電池セル1のガス排出口12に連結される筒部26Bと、ガス排出ダクト6の連結開口6Aに連結される挿入筒部26Cとをプレート部26Aに一体的に成形して設けているので、ひとつのパッキン26を端面カバー部15Cとガス排出ダクト6との間に挟着して、全ての電池セル1から排出されるガスが外部に漏れるのを防止できる。ただ、図示しないが、ひとつの電池ブロックに複数のパッキンを直線状に並べて配置することもできる。すなわち、1列のパッキンを複数に分割して製作することもできる。
パッキン26は、筒部26Bをセパレータ15の嵌合孔15xに挿入し、挿入筒部26Cをガス排出ダクト6の連結開口6Aに挿入して定位置に配置され、さらに電池ブロック2に固定されるガス排出ダクト6とセパレータ15の端面カバー部15Cとの間に挟着して固定される。このパッキン26は、図8と図9の拡大断面図に示すように、筒部26Bの先端を電池セル1の第1の端面10である封口板の表面に密着して、パッキン26と電池セル1との間のガス漏れを阻止する。さらに、挿入筒部26Cがガス排出ダクト6の連結開口6Aに挿入され、プレート部26Aの表面をガス排出ダクト6の表面に密着して、パッキン26とガス排出ダクト6とのガス漏れを阻止する。
図2ないし図4のバッテリシステムは、4組の電池ブロック2を2列に配置して、2列のガス排出ダクト6を上面に配置している。2列のガス排出ダクト6は、バッテリシステムの一端において、外部に引き出されて外部ダクト(図示せず)に連結される。外部ダクトは、各々のガス排出ダクト6から流入される排出ガスを集めて排気する。したがって、排出ダクト6は、一端を開口して外部ダクトに連結する連結端として、他端を閉塞している。
以上のバッテリシステムは、2列に配置するガス排出ダクト6をバッテリシステムの一端で外部ダクトに連結して排出ガスを外部に排気する。バッテリシステムは、図示しないが、2列のガス排出ダクトをバッテリシステムの両端で外部ダクトに連結して排出ガスを外部に排気することも、2列のガス排出ダクトを中央で連結して外部に排気することもできる。
図2ないし図4に示すバッテリシステムは、電池ブロック2を外装ケース30に収納している。図の外装ケース30は、下ケース31と上ケース32とで構成している。バッテリシステムは、外装ケース30に、複数の電池ブロック2を縦横に並べて固定する。図2の斜視図に示すバッテリシステムは、下ケース31の上に、2個の電池ブロック2を直列に並べて、これを2列に配置して、4組の電池ブロック2を収納している。2列に配置される電池ブロック2は、その間に空気ダクト33ができるように、互いに離して配設している。
図の外装ケース30は、下ケース31と上ケース32とで構成している。下ケース31と上ケース32は、溝型に加工された金属プレートである。下ケース31と上ケース32は、同じ厚さの金属プレートで製作され、あるいは下ケースを上ケースよりも厚い金属プレートで製作する。下ケース31は、底板の両側に上方に伸びる側壁31Aを設けて溝型としている。上ケース32は、天板の両側に下方に伸びる側壁32Aを設けて溝型としている。上ケース32の側壁32Aは、下ケース31の側壁31Aよりも高く成形している。図3のバッテリシステムは、下ケース31と上ケース32の横幅を等しくして、下ケース31の側壁32Aと上ケース32の側壁31Aとを互いに連結している。下ケース31と上ケース32は、複数の電池ブロック2を直線状に配置してなる方向に伸びる両側の側壁31A、32Aを連結して、内部に複数列に電池ブロック2を収納している。下ケース31と上ケース32は、互いに固定する先端縁に、外側に折曲された折曲片31a、32aを設けている。外装ケース30は、折曲片31a、32aを貫通する止ネジ34とナット35で折曲片31aと折曲片32aを固定し、あるいは折曲片を貫通するリベットなどで固定して、下ケース31と上ケース32とを連結している。
さらに、下ケース31と上ケース32からなる外装ケース30は、2列の電池ブロック2の外側に空気ダクト33ができるように幅を広くしている。図3のバッテリシステムは、2列に配置している電池ブロック2の中間に空気ダクト33を設け、さらに電池ブロック2の外側であって側壁31A、32Aとの間にも空気ダクト33を設けている。このバッテリシステムは、2列の電池ブロック2の中間に形成される中間空気ダクト33Aと、電池ブロック2の外側に形成される側部空気ダクト33Bのいずれか一方を冷却空気の供給ダクトとし、他方を排出ダクトとして、電池セル1の間の冷却隙間16に送風して電池セル1を冷却する。2列の電池ブロック2の間に設けている空気ダクト33は、上方を閉塞部材で閉塞して、下方の開口部を下ケース31で閉塞している。2列の電池ブロック2の外側に設けている空気ダクト33は、上方を上カバー38で閉塞して、下方を下ケース31で閉塞している。
以上の外装ケース30は、ボルト36とナット37を介してエンドプレート4を下ケース31に固定して、電池ブロック2を固定している。ボルト36は、エンドプレート4を上下に貫通して、下ケース31の下面に設けたナット37にねじ込まれて、電池ブロック2を外装ケース30に固定している。
1…電池セル
2…電池ブロック
3…電池ホルダー
4…エンドプレート
5…連結固定具 5X…バインド部
5Y…固定部
6…ガス排出ダクト 6A…連結開口
8…補強金属
10…第1の端面
11…ガス排出弁
12…ガス排出口
13…電極端子
14…バスバー
15…セパレータ 15A…溝
15B…絶縁壁
15C…端面カバー部
15D…外周壁
15E…隔壁
15x…嵌合孔
16…冷却隙間
17…止ネジ
18…ナット
19…止ネジ
26…パッキン 26A…プレート部
26B…筒部
26C…挿入筒部
26a…薄肉部変形部
27…芯材金属 27A…金属筒
27a…鍔プレート
30…外装ケース
31…下ケース 31A…側壁部
31a…折曲片
32…上ケース 32A…側壁部
32a…折曲片
33…空気ダクト 33A…中間空気ダクト
33B…側部空気ダクト
34…止ネジ
35…ナット
36…ボルト
37…ナット
38…上カバー

Claims (8)

  1. ガス排出口(12)を設けている第1の端面(10)を同一面に配置する姿勢として、複数の電池セル(1)を積層してなる電池ブロック(2)と、この電池ブロック(2)を構成する電池セル(1)の第1の端面(10)に対向する位置にあってガス排出口(12)に連結してなる中空状のガス排出ダクト(6)と、このガス排出ダクト(6)と前記電池セル(1)の第1の端面(10)との間に配設してなるゴム状弾性体のパッキン(26)とを備えるバッテリシステムであって、
    前記電池ブロック(2)が、電池セル(1)の間にセパレータ(15)を配設して、このセパレータ(15)を電池セル(1)で挟着して定位置に配設しており、
    前記パッキン(26)は、前記複数の電池セル(1)の積層方向に伸びる形状であって、前記電池ブロック(2)を構成する複数の電池セル(1)の第1の端面(10)とガス排出ダクト(6)との間に配設され、さらに、このパッキン(26)は、前記セパレータ(15)に嵌合構造で連結されて、前記パッキン(26)が前記セパレータ(15)を介して定位置に配置されてなるバッテリシステム。
  2. 前記セパレータ(15)が、前記電池セル(1)の第1の端面(10)をカバーする端面カバー部(15C)を有し、この端面カバー部(15C)が、前記パッキン(26)を定位置に嵌合する嵌合孔(15x)を設けており、前記パッキン(26)が嵌合孔(15x)に挿入される筒部(26B)を有し、パッキン(26)の筒部(26B)が前記嵌合孔(15x)に挿入されて、パッキン(26)とセパレータ(15)とが嵌合構造で連結されてなる請求項1に記載されるバッテリシステム。
  3. 前記パッキン(26)に設けている筒部(26B)の間に、薄肉部変形部(26a)を設けて弾性的に伸長できる構造としている請求項2に記載されるバッテリシステム。
  4. 前記パッキン(26)がゴム状弾性体に芯材金属(27)をインサートしてなる請求項1に記載されるバッテリシステム。
  5. 前記パッキン(26)が、金属筒(27A)の芯材金属(27)をゴム状弾性体にインサートしており、この金属筒(27A)がパッキン(26)の筒部(26B)にインサートされてなる請求項2に記載されるバッテリシステム。
  6. 前記芯材金属(27)の金属筒(27A)が、その上端に外側に突出する鍔プレート(27a)を備え、この鍔プレート(27a)をガス排出ダクト(6)の表面に対向するように配置している請求項5に記載されるバッテリシステム。
  7. 前記ガス排出ダクト(6)が、電池セル(1)のガス排出口(12)の対向する位置に連結開口(6A)を設けており、前記パッキン(26)が、ガス排出ダクト(6)の連結開口(6A)に挿入される挿入筒部(26C)を備える請求項1又は6に記載されるバッテリシステム。
  8. 前記ガス排出ダクト(6)が金属パイプである請求項1に記載されるバッテリシステム。
JP2009097214A 2009-04-13 2009-04-13 バッテリシステム Pending JP2010251019A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009097214A JP2010251019A (ja) 2009-04-13 2009-04-13 バッテリシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009097214A JP2010251019A (ja) 2009-04-13 2009-04-13 バッテリシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010251019A true JP2010251019A (ja) 2010-11-04

Family

ID=43313140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009097214A Pending JP2010251019A (ja) 2009-04-13 2009-04-13 バッテリシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010251019A (ja)

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6260192A (ja) * 1985-09-11 1987-03-16 Nec Corp 半導体メモリセルの駆動方法
JP2012134092A (ja) * 2010-12-24 2012-07-12 Toshiba Corp 組電池装置
WO2012173069A1 (ja) * 2011-06-15 2012-12-20 三洋電機株式会社 電力用の電源装置及び電源装置を備える車両
JP2013045765A (ja) * 2011-08-22 2013-03-04 Sb Limotive Co Ltd バッテリモジュール
WO2013031614A1 (ja) * 2011-08-26 2013-03-07 三洋電機株式会社 電源装置及びこれを備える車両並びに蓄電装置
JP2013084558A (ja) * 2011-10-10 2013-05-09 Samsung Sdi Co Ltd バッテリパック
JP2013110041A (ja) * 2011-11-23 2013-06-06 Denso Corp 電池ユニット
JP5474187B2 (ja) * 2010-11-30 2014-04-16 パナソニック株式会社 電池パック
JP2014165089A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Nissan Motor Co Ltd バッテリパックの取付構造
EP2830124A1 (en) * 2013-07-26 2015-01-28 Samsung SDI Co., Ltd. Battery module
WO2015019559A1 (ja) * 2013-08-08 2015-02-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 電池ユニット
JP5690924B2 (ja) * 2011-04-25 2015-03-25 日立オートモティブシステムズ株式会社 組電池および単電池
JP2015103346A (ja) * 2013-11-22 2015-06-04 日立オートモティブシステムズ株式会社 組電池
WO2016084272A1 (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 三洋電機株式会社 組電池及びそれを搭載した車両
JP2017049241A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 横浜市 水圧試験装置
JP2017212214A (ja) * 2013-06-06 2017-11-30 日立オートモティブシステムズ株式会社 蓄電モジュール、電池モジュールの製造方法
WO2019146239A1 (ja) * 2018-01-23 2019-08-01 株式会社デンソー 電池パック
EP4002572A1 (fr) * 2020-11-23 2022-05-25 Commissariat à l'Energie Atomique et aux Energies Alternatives Accumulateur métal-ion muni d'un conduit de dégazage, module de batterie ou pack-batterie associé à refroidissement liquide
JP7419926B2 (ja) 2020-03-27 2024-01-23 株式会社Gsユアサ 蓄電装置

Cited By (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6260192A (ja) * 1985-09-11 1987-03-16 Nec Corp 半導体メモリセルの駆動方法
JP5474187B2 (ja) * 2010-11-30 2014-04-16 パナソニック株式会社 電池パック
JP2012134092A (ja) * 2010-12-24 2012-07-12 Toshiba Corp 組電池装置
JP5690924B2 (ja) * 2011-04-25 2015-03-25 日立オートモティブシステムズ株式会社 組電池および単電池
WO2012173069A1 (ja) * 2011-06-15 2012-12-20 三洋電機株式会社 電力用の電源装置及び電源装置を備える車両
JP2013045765A (ja) * 2011-08-22 2013-03-04 Sb Limotive Co Ltd バッテリモジュール
US9337458B2 (en) 2011-08-22 2016-05-10 Samsung Sdi Co., Ltd. Battery module
WO2013031614A1 (ja) * 2011-08-26 2013-03-07 三洋電機株式会社 電源装置及びこれを備える車両並びに蓄電装置
JP2013084558A (ja) * 2011-10-10 2013-05-09 Samsung Sdi Co Ltd バッテリパック
JP2013110041A (ja) * 2011-11-23 2013-06-06 Denso Corp 電池ユニット
JP2014165089A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Nissan Motor Co Ltd バッテリパックの取付構造
JP2017212214A (ja) * 2013-06-06 2017-11-30 日立オートモティブシステムズ株式会社 蓄電モジュール、電池モジュールの製造方法
US9553289B2 (en) 2013-07-26 2017-01-24 Samsung Sdi Co., Ltd. Battery module
EP2830124A1 (en) * 2013-07-26 2015-01-28 Samsung SDI Co., Ltd. Battery module
KR102257681B1 (ko) * 2013-07-26 2021-05-28 삼성에스디아이 주식회사 배터리 모듈
CN104347833B (zh) * 2013-07-26 2019-07-12 三星Sdi株式会社 电池模块
CN104347833A (zh) * 2013-07-26 2015-02-11 三星Sdi株式会社 电池模块
KR20150013013A (ko) * 2013-07-26 2015-02-04 삼성에스디아이 주식회사 배터리 모듈
WO2015019559A1 (ja) * 2013-08-08 2015-02-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 電池ユニット
JPWO2015019559A1 (ja) * 2013-08-08 2017-03-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 電池ユニット
US10388927B2 (en) 2013-08-08 2019-08-20 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Battery unit
JP2015103346A (ja) * 2013-11-22 2015-06-04 日立オートモティブシステムズ株式会社 組電池
WO2015079430A1 (ja) * 2013-11-22 2015-06-04 日立オートモティブシステムズ株式会社 組電池
CN107004798A (zh) * 2014-11-28 2017-08-01 三洋电机株式会社 电池组及搭载有该电池组的车辆
WO2016084272A1 (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 三洋電機株式会社 組電池及びそれを搭載した車両
JPWO2016084272A1 (ja) * 2014-11-28 2017-07-20 三洋電機株式会社 組電池及びそれを搭載した車両
CN107004798B (zh) * 2014-11-28 2020-03-03 三洋电机株式会社 电池组及搭载有该电池组的车辆
JP2017049241A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 横浜市 水圧試験装置
WO2019146239A1 (ja) * 2018-01-23 2019-08-01 株式会社デンソー 電池パック
JP2019129033A (ja) * 2018-01-23 2019-08-01 株式会社デンソー 電池パック
CN111630681A (zh) * 2018-01-23 2020-09-04 株式会社电装 电池组
JP7419926B2 (ja) 2020-03-27 2024-01-23 株式会社Gsユアサ 蓄電装置
EP4002572A1 (fr) * 2020-11-23 2022-05-25 Commissariat à l'Energie Atomique et aux Energies Alternatives Accumulateur métal-ion muni d'un conduit de dégazage, module de batterie ou pack-batterie associé à refroidissement liquide
FR3116657A1 (fr) * 2020-11-23 2022-05-27 Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives Accumulateur métal-ion muni d’un conduit de dégazage, Module de batterie ou Pack-batterie associé à refroidissement liquide.
JP2022082532A (ja) * 2020-11-23 2022-06-02 コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ 液体冷却を有するバッテリモジュールまたはバッテリパック関連の、脱ガスダクトを備える金属イオン蓄電池
JP7341209B2 (ja) 2020-11-23 2023-09-08 コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ 液体冷却を有するバッテリモジュールまたはバッテリパック関連の、脱ガスダクトを備える金属イオン蓄電池

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010251019A (ja) バッテリシステム
JP5334420B2 (ja) バッテリシステム
JP5496522B2 (ja) バッテリシステム
JP5300416B2 (ja) バッテリシステム
CN111081927B (zh) 电池模块
JP5405102B2 (ja) バッテリシステム
KR101292988B1 (ko) 배터리 모듈
KR101130043B1 (ko) 냉각 효율성이 향상된 전지모듈
EP2911233B1 (en) Battery block and battery module having same
JP7418405B2 (ja) 電池モジュール
JP7418410B2 (ja) 電池モジュール
US20120288738A1 (en) Battery pack
JP2010080352A (ja) バッテリシステム
US20130040174A1 (en) Battery pack
US20140234677A1 (en) Battery module
KR20200044580A (ko) 배터리의 대형 모듈
JP2011014321A (ja) バッテリシステム
JP7418409B2 (ja) 電池モジュール
US11296385B2 (en) Battery module and battery pack
JP2015079655A (ja) 組電池構造
JP2012104499A (ja) フィルム外装電気デバイス集合体
KR20070099843A (ko) 이차 전지 모듈
WO2016147227A1 (ja) 電源装置
CN116169414A (zh) 电池、电池模组及具有其的车辆
JP2017134952A (ja) 電池パック