JP2009238256A - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】データ転送時の電流消費を低減するとともに、フラグデータと本データとの同期を容易にする。
【解決手段】半導体記憶装置は、Nビットのm番目の第1のデータとNビットの(m+1)番目の第2のデータとを比較する第1の排他的論理和回路と、この第1の排他的論理和回路の比較結果により、第1及び第2のデータの不一致がN/2以上である場合に第2のデータを反転するフラグデータを発生させ、第1及び第2のデータの不一致がN/2より少ない場合に第2のデータを非反転するフラグデータを発生させる多数決回路と、フラグデータに基づいて第2のデータを反転又は非反転する第2の排他的論理和回路と、多数決回路で発生したフラグデータを格納するシフトレジスタと、反転又は非反転した第2のデータとフラグデータとをまとめてシリアルに出力するためのパッドとを具備する。
【選択図】 図1
【解決手段】半導体記憶装置は、Nビットのm番目の第1のデータとNビットの(m+1)番目の第2のデータとを比較する第1の排他的論理和回路と、この第1の排他的論理和回路の比較結果により、第1及び第2のデータの不一致がN/2以上である場合に第2のデータを反転するフラグデータを発生させ、第1及び第2のデータの不一致がN/2より少ない場合に第2のデータを非反転するフラグデータを発生させる多数決回路と、フラグデータに基づいて第2のデータを反転又は非反転する第2の排他的論理和回路と、多数決回路で発生したフラグデータを格納するシフトレジスタと、反転又は非反転した第2のデータとフラグデータとをまとめてシリアルに出力するためのパッドとを具備する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、データバス上のデータを本来のデータパターンから変換する回路を備えた半導体記憶装置に関する。
従来の不揮発性半導体記憶装置におけるデータ転送では、データバス上のデータはそのままのパターンでIOパッドから出力される。この従来の方法では、まとまったビットのデータがALL“0”からALL“1”、ALL“1“からALL“0”であった場合でも、そのままのパターンで伝送しているため、電流消費の増大をもたらしてきた。これを解決するための方法として、データインバート技術が知られている。このデータインバート技術は、論理回路が反転する際の遷移回数を低減できる。
しかしながら、従来のデータインバート技術を用いたデータ転送では、実データを出力させるためのパッドとは別に、フラグデータを出力させるためのパッドを設ける必要があった(例えば、特許文献1参照)。また、フラグデータ出力用のパッドとしてリードイネーブル信号RE、ライトイネーブル信号WEの出力用パッドを利用する場合もあるが、この場合は、フラグデータとこれらの信号RE、WEとの間で出力のタイミングを図ることが困難であった。
特開2004−133961号公報
本発明は、データ転送時の電流消費を低減するとともに、フラグデータと本データとの同期を容易にすることが可能な半導体記憶装置を提供する。
本発明の一態様による半導体記憶装置は、Nビットのm番目の第1のデータとNビットの(m+1)番目の第2のデータとを比較する第1の排他的論理和回路と、前記第1の排他的論理和回路の比較結果により、前記第1及び第2のデータの不一致がN/2以上である場合に前記第2のデータを反転するフラグデータを発生させ、前記第1及び第2のデータの不一致がN/2より少ない場合に前記第2のデータを非反転するフラグデータを発生させる多数決回路と、前記フラグデータに基づいて前記第2のデータを反転又は非反転する第2の排他的論理和回路と、前記多数決回路で発生した前記フラグデータを格納するシフトレジスタと、反転又は非反転した前記第2のデータと前記フラグデータとをまとめてシリアルに出力するためのパッドとを具備する。
本発明によれば、データ転送時の電流消費を低減するとともに、フラグデータと本データとの同期を容易にすることが可能な半導体記憶装置を提供できる。
本発明の実施の形態を以下に図面を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。
[1]概要
図1を用いて、本発明の一実施形態に係るデータインバート技術を用いたデータ転送方法について説明する。ここでは、8ビットのデータを用いる。
図1を用いて、本発明の一実施形態に係るデータインバート技術を用いたデータ転送方法について説明する。ここでは、8ビットのデータを用いる。
本実施形態では、データバス上に転送される8ビットの各データData1〜Data7を順にIOパッドから出力した後、各データData1〜Data7に対応するフラグデータFlag0_1〜Flag7_1をフラグデータFlagAとしてまとめて出力する。つまり、データData1〜Data7とフラグデータFlagAは、同一のIOパッドからシリアルに出力される。具体的には、次のようにデータ転送が行われる。
まず、データData1の出力に関しては、1番目のソースデータS1は前のソースデータが存在しないため、このソースデータS1は回路側でリセットされた状態のデータ(ALL“0”)と比較し、出力データData1及びフラグデータFlag0_1を決定している。データData2の出力に関しては、2番目のソースデータS2と1つ前のデータData1とを比較し、出力データData2及びフラグデータFlag1_1を決定している。後のデータData3〜Data7も、この繰り返しである。
次に、フラグデータFlagAの出力に関しては、図示するように7個のフラグデータ群Flag0_1〜Flag7_1をまとめてデータData7の後に出力している。ここで、フラグデータFlag7_1に関しては、データData7とフラグデータ群Flag0_1〜Flag7_1とを比較して決定している。そして、このフラグデータFlag7_1に基づいて、フラグデータFlagAが決定される。このフラグデータFlagAのうちフラグデータFlag7_1については、ダミーフラグであるので、反転させずにそのままのデータとする。これは、比較によりフラグデータが反転した場合、フラグが立ったのか否かがわからなくなってしまうことを防ぐためである。
図2を用いて、8ビットのデータによるフラグの立て方について説明する。図2に示すように、2番目のソースデータS2はALL“1”である。このため、ソースデータS2と1番目のソースデータS1とを比較し、フラグFlag1_1を立て(“1”)、2番目のソースデータS2をALL“0”に反転させている。これにより、電流消費を抑えている。
[2]半導体装置
図3を用いて、本発明の一実施形態に係る半導体装置の概要について説明する。図3に示すように、半導体装置100は、半導体記憶装置1、コントローラ2、IOデータ復元回路3を備えている。
図3を用いて、本発明の一実施形態に係る半導体装置の概要について説明する。図3に示すように、半導体装置100は、半導体記憶装置1、コントローラ2、IOデータ復元回路3を備えている。
半導体記憶装置1は、IOデータ多数決反転回路10、IOデータ&フラグシリアル出力回路30を備えている。この半導体記憶装置1は、IOデータを反転させたときにフラグを立て、反転データとフラグデータとをまとめて一つのパッド39からシリアルに出力する。
IOデータ多数決反転回路10は、データバス上の前後のIOデータを比較し、IOデータを反転させたときにフラグを立て、反転又は非反転のIOデータをデータ用IOパッド18から出力し、その際のフラグデータをフラグ用IOパッド21から出力する。このようなIOデータ多数決反転回路10の詳細については、図4を用いて後述する。
IOデータ&フラグシリアル出力回路30は、IOデータ多数決反転回路10からの反転又は非反転のIOデータをデータ用IOパッド32から入力し、IOデータ多数決反転回路10からのフラグデータをフラグ用IOパッド31から入力し、これら反転又は非反転のIOデータとフラグデータとをまとめてデータ&フラグ用IOパッド39からシリアルに出力する。このようなIOデータ&フラグシリアル出力回路30の詳細については、図5を用いて後述する。
上述した本実施形態におけるデータの復元は、例えば、次のように行われる。反転データとフラグデータとがまとめて1つのパッド39からシリアルに出力された場合、反転データとフラグデータはコントローラ2で復元する。また、IOデータ復元回路3で、反転データとフラグデータとをパッド4、5でパラレルに受けて復元してもよい。尚、反転データを復元する回路は、コントローラ2、IOデータ復元回路3に限定されず、種々に変更可能である。
[3]IOデータ多数決反転回路
[3−1]回路構成
図4を用いて、図3のIOデータ多数決反転回路10の具体的な回路構成について説明する。
[3−1]回路構成
図4を用いて、図3のIOデータ多数決反転回路10の具体的な回路構成について説明する。
IOデータ多数決反転回路10は、演算器11、19、排他的論理和回路(EXOR回路)12、14、多数決回路13、シフトレジスタ15、D型フリップフロップ(DFF)16、17、20、データ用IOパッド18、フラグ用IOパッド21を備えている。
演算器11には、ソースデータ及びフラグデータが入力される。ソースデータは、データバス上で転送されるNビット(例えば8ビット)のデータである。フラグデータは、シフトレジスタ15から転送されたNビット分をまとめたデータ(例えば図1のフラグデータ群Flag0_1〜Flag7_1)である。この演算器11は、フラグアウトプット(Flag Output)が“L”のときソースデータを出力し、フラグアウトプットが“H”のときフラグデータを出力する。
排他的論理和回路12は、m番目のソースデータと(m+1)番目のソースデータとの該当ビットの論理値同士をそれぞれ比較し、一致するか否かを論理値Aとして出力する。具体的には、両者のNビットデータのうち異なるビットは“1”、同じビットは“0”として、Nビットからなる論理値Aを出力する。
多数決回路13は、Nビット分の論理値Aが入力され、N個の論理値Aの中で不一致(“1”)である個数が例えばN/2以上であるか否かを判定し、判定結果を論理値Bとして出力する。例えば、不一致の個数がN/2以上である場合は判定結果の論理値Bを“1”とし、不一致の個数がN/2より少ない場合は判定結果の論理値Bを“0”とする。
排他的論理和回路14は、演算器11から出力されたソースデータと多数決回路13の判定結果の論理値Bとを比較し、ソースデータの反転又は非反転を決定し、反転又は非反転のデータCを出力する。すなわち、論理値Bが“1”の場合は該当ビットのソースデータの論理値を反転(論理的否定)して出力し、論理値Bが“0”の場合はソースデータをそのまま出力する。
シフトレジスタ15は、多数決回路13の判定結果の論理値Bによるフラグデータ(“1”又は“0”)を格納する。シフトレジスタ15は、この論理値BによるフラグデータはNビット分格納する。そして、このNビット分をまとめたフラグデータは演算器11に入力される。
演算器19では、排他的論理和回路14から出力された反転又は非反転のデータCが入力されると、フラグアウトプットが“H”となり、シフトレジスタ15からのフラグデータを出力する。
D型フリップフロップ16は、排他的論理和回路14から出力された反転又は非反転のデータCを格納する。この格納された反転又は非反転のデータCは、排他的論理和回路12に入力され、次のデータとの比較に用いられる。つまり、D型フリップフロップ16は、ソースデータの一つ前の反転又は非反転のデータCを格納する。
D型フリップフロップ17は、排他的論理和回路14から出力された反転又は非反転のデータCを格納する。
D型フリップフロップ20は、演算器19から出力されたフラグデータを格納する。
データ用IOパッド18は、反転又は非反転のデータCを出力するパッドである。例えば、データ用IOパッド18は、電気的なストレスで回路が破壊されることを防止する回路と出力バッファとを含んでいる。
フラグ用IOパッド21は、フラグデータを出力するパッドである。例えば、フラグ用IOパッド21は、電気的なストレスで回路が破壊されることを防止する回路と出力バッファとを含んでいる。
[3−2]動作
上述した構成によるIOデータ多数決反転回路10において、例えば8ビットからなるIOデータを順次転送する場合、次のように行われる。
上述した構成によるIOデータ多数決反転回路10において、例えば8ビットからなるIOデータを順次転送する場合、次のように行われる。
まず、演算器11に8ビットのソースデータが入力される。ここで、演算器11のフラグアウトプットが“L”のとき、ソースデータが出力される。排他的論理和回路12には、演算器11から(m+1)番目のソースデータが入力されるとともに(フロー(1))、D型フリップフロップ16からm番目の反転又は非反転のデータが入力される(フロー(2))。そして、排他的論理和回路12において、m番目のソースデータと(m+1)番目のデータとの対応ビットの論理値同士がそれぞれ比較される。その結果、両者のNビットデータのうち異なるビットは“1”、同じビットは“0”として、8ビットの論理値Aが出力される(フロー(3))。
次に、多数決回路13において、8ビットの論理値Aのうち、m番目のソースデータと(m+1)番目のデータとが不一致(“1”)であったビット数が5ビット以上であるか否かが判断される。その結果、不一致ビット数が5ビット以上のときは“1”、不一致ビット数が4ビット以下のときは“0”として、論理値Bが出力される。この論理値Bは、例えば、図1のフラグデータFlag0_1〜Flag6_1に対応する。
次に、排他的論理和回路14には、多数決回路13から出力された論理値B(“1”又は“0”)のフラグデータが入力され(フロー(4))、さらに、演算器11から出力されたソースデータも入力される(フロー(7))。そして、排他的論理和回路14において、ソースデータと論理値Bのフラグデータとを比較し、ソースデータの反転又は非反転を決定する。ここで、論理値Bが“1”の場合は該当ビットのソースデータの論理値が反転(論理的否定)されたデータCが出力され、論理値Bが“0”の場合はソースデータCがそのまま出力される。この反転又は非反転のデータCは、例えば、図1のData1〜Data7に対応する。
反転又は非反転のデータCは、D型フリップフロップ17に入力され(フロー(8))、7ビット分のデータCがデータ用IOパッド18から順に出力される(フロー(9))。また、反転又は非反転のデータCが演算器19に入力されると(フロー(10))、これと同時にフラグアウトプットが“H”となり、シフトレジスタ15からのフラグデータが演算器19から出力される(フロー(11))。このフラグデータはD型フリップフロップ20に入力され、8ビット分のフラグデータがフラグ用IOパッド21から出力される(フロー(12))。さらに、反転又は非反転のデータCはD型フリップフロップ16に入力される(フロー(13))。
ここで、本実施形態では、図1に示すように、各データData1〜Data7に対応したフラグデータFlag0_1〜Flag7_1をフラグデータ群としてまとめ、このフラグデータ群と7番目のソースデータS7とを比較している。これは、次のように行われる。まず、演算器11においてフラグアウトプットが“H”の場合、シフトレジスタ15から出力された8ビットのまとまったフラグデータ群Flag0_1〜Flag7_1が演算器11から出力され、このフラグデータ群Flag0_1〜Flag7_1は排他的論理和回路12、14にそれぞれ入力される(フロー(1)、(7))。排他的論理和回路12では、フラグデータ群Flag0_1〜Flag7_1と7番目のソースデータS7との対応ビットの論理値同士がそれぞれ比較される。その結果、8ビットの論理値Aが出力される(フロー(3))。この論理値Aに基づいて不一致ビット数を判断し、論理値Bが出力される。この論理値Bは、例えば、図1のフラグデータFlag7_1に対応する。その後は、上述した各データと同様の方法で演算が行われる。
[4]IOデータ&フラグシリアル出力回路
[4−1]回路構成
図5を用いて、図3のIOデータ&フラグシリアル出力回路30の具体的な回路構成について説明する。
[4−1]回路構成
図5を用いて、図3のIOデータ&フラグシリアル出力回路30の具体的な回路構成について説明する。
IOデータ&フラグシリアル出力回路30は、フラグ用IOパッド31、データ用IOパッド32、データ用レジスタ群33、フラグ用レジスタ群35、レジスタ34、36、排他的論理和回路37、38、データ&フラグ用IOパッド39を備えている。
フラグ用IOパッド31は、フラグデータを入力するパッドである。データ用IOパッド32は、反転又は非反転のデータを入力するパッドである。
データ用レジスタ群33は、複数(本例は7個)のレジスタ33a、33b、33c、33d、33e、33f、33gを有している。このレジスタ群33は、Nビットのデータ転送の場合、例えば、(N−1)サイクル分のデータを格納するために(N−1)段のレジスタからなる。
フラグ用レジスタ群35は、複数(本例は8個)のレジスタ35a、35b、35c、35d、35e、35f、35g、35hを有している。このレジスタ群35は、Nビットのデータ転送の場合、例えば、各サイクルでそれぞれ発生したNサイクル分のフラグデータを格納するためにN個のレジスタからなる。
レジスタ34は、フラグデータ自身の反転の有無を調べるためにフラグデータを格納する。レジスタ36は、各サイクルでそれぞれ発生したNサイクル分のフラグデータをまとめて格納する。
排他的論理和回路37は、フラグデータ自身にもフラグがつくため(反転するため)、レジスタ36から出力するフラグデータをもとにレジスタ34から出力するフラグデータの反転の有無を調べ、フラグデータを復元する。
排他的論理和回路38は、データ又はフラグデータのいずれかを転送するための切り分けを行う。つまり、フラグを出力するときは片側の入力が“L”であるため、フラグが転送され、データを出力するときは片側の入力が“L”であるため、データが転送される。
データ&フラグ用IOパッド39は、データ及びフラグデータをまとめてシリアルに出力する。
[4−2]動作
上述した構成によるIOデータ&フラグシリアル出力回路30において、例えば8ビットからなるIOデータとフラグデータとは、次のようにシリアルに出力される。
上述した構成によるIOデータ&フラグシリアル出力回路30において、例えば8ビットからなるIOデータとフラグデータとは、次のようにシリアルに出力される。
まず、フラグインプット(Flag Input)が“L”のとき、7サイクル分のデータData1〜Data7がデータ用レジスタ群33に順次転送され(フロー(21))、各サイクルで発生したフラグデータFlag0_1〜Flag7_1がフラグ用レジスタ群35に転送される(フロー(22))。一方、レジスタ34には、8ビットのフラグデータFlagAが転送される(フロー(23))。
そして、データ用レジスタ群33のレジスタ33a、33b、33c、33d、33e、33f、33gの全てが7サイクル分のデータData1〜Data7で一杯になると、フラグインプットが“H”になる。これにより、レジスタ34のフラグデータFlagAが排他的論理和回路37に転送され(フロー(25))、排他的論理和回路38に入力される(フロー(26))。ここで、フラグデータ入力の他方の入力が“L”のときフラグが転送され、データ入力の他方の入力“L”のときデータが転送される。
上記の動作により、7個のレジスタ33a、33b、33c、33d、33e、33f、33g内のデータData1〜Data7がデータ用レジスタ群33から全て出力した後は(フロー(24))、フラグ用レジスタ群35に8サイクル分の保持されたフラグデータFlag0_1〜Flag7_1が8個のレジスタ35a、35b、35c、35d、35e、35f、35g、35hから並行して同時に出力される(フロー(28))。これにより、フラグデータFlag0_1〜Flag7_1がレジスタ36に蓄えられる。このフラグデータFlag0_1〜Flag7_1は、フラグインプットが“H”となることで、レジスタ36から排他的論理和回路37へ転送される(フロー(29))。そして、排他的論理和回路37において、レジスタ34から出力されたフラグデータFlagAは、フラグデータFlag0_1〜Flag7_1と比較されて復元される。この復元されたフラグデータFlagAは、排他的論理和回路38に入力される(フロー(26))。排他的論理和回路38では、片側の入力が“L”であるので、復元されたフラグデータFlagAがそのまま出力される。
このようにして、本実施形態によるデータ転送では、データData1〜Data7とフラグデータFlagAがまとまって、1つのパッド39からシリアルに出力される。
[5]効果
第1に、上述した本実施形態によれば、バスデータの前後のデータを比較してフラグを立てることにより、必要のないIOを充放電する必要がなくなる。これにより、全体のIOの出力電流を平均化し、その結果、データ転送時のIOの電流消費を節約することができる。
第1に、上述した本実施形態によれば、バスデータの前後のデータを比較してフラグを立てることにより、必要のないIOを充放電する必要がなくなる。これにより、全体のIOの出力電流を平均化し、その結果、データ転送時のIOの電流消費を節約することができる。
ここで、図6(a)及び(b)は、バスデータと反転バスデータのデータパターンの差分(hamming Distance)により電流消費のパフォーマンスを示したものである。通常のデータの差分(CONV)の場合とデータインバート(Data invert)の場合とで、電流消費の差を見積もったものである。図6(b)によると、データの差分が5以上でデータインバートした場合の方が、電流消費が少なくなることがわかる。そして、データインバートした場合、通常の場合よりも、約18.3%の電流消費の低減を図ることができる。
第2に、本実施形態におけるフラグデータの出力では、リードイネーブル信号RE、ライトイネーブル信号WEの出力用パッドではなく、本データの出力用パッドを利用している。このため、同じIOパッドにフラグデータと反転データを持たせることになり、同じ周期及び同じ遅延でデータの読み書きが可能となり、データの同期が容易になり、システムを単純化できる。また、本データ以外の他のパッドをフラグに流用する場合、デバイス、コントローラ等の仕様の変更より、流用パッドの使い方が制限されるが、本実施形態では、このような制限なく自由に使える。
第3に、本データの出力用パッドを用いてフラグデータを出力することで、新規にフラグ用のパッドを設ける必要がなく、チップ面積の削減が図られる。
[6]応用例
本実施形態に係る半導体記憶装置1は、図7(a)及び(b)に示すように、MCP(Multi Chip Package)に適用することも可能である。具体的には、上記実施形態の半導体記憶装置1を搭載したチップ101を、スペーサ104を設けてMCPにより積層する。そして、各チップ101にボンディングパッド102を設け、このボンディングパッド102と基板(図示せず)とをボンディングワイヤ103で接続している。この場合、上述した同様の効果を得られるだけでなく、次のような効果も得ることができる。
本実施形態に係る半導体記憶装置1は、図7(a)及び(b)に示すように、MCP(Multi Chip Package)に適用することも可能である。具体的には、上記実施形態の半導体記憶装置1を搭載したチップ101を、スペーサ104を設けてMCPにより積層する。そして、各チップ101にボンディングパッド102を設け、このボンディングパッド102と基板(図示せず)とをボンディングワイヤ103で接続している。この場合、上述した同様の効果を得られるだけでなく、次のような効果も得ることができる。
上述したように、本実施形態では、本データのIOパッド39でフラグデータを出力するため、フラグデータ用の新規なパッドを設ける必要がない。このため、チップ101を片側パッドの構造にすることが可能となり、チップ101を積層するときにパッド102の部分だけずらすことで、パッド102からボンディングワイヤ103を通すことが簡単にでき、積層の厚みもチップ101のみの厚さにすることができる。また、本実施形態の半導体記憶装置1をコントローラや他のメモリと組み合わせる場合等も自由にパッドを使用できるので、システムの構築が容易になる。
その他、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で、種々に変形することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
1…半導体記憶装置、2…コントローラ、3…IOデータ復元回路、4、21、31…フラグ用IOパッド、5、18、32…データ用IOパッド、6、12、14、37、38…排他的論理和回路(EXOR回路)、10…IOデータ多数決反転回路、11、19…演算器、13…多数決回路、15…シフトレジスタ、16、17、20…D型フリップフロップ(DFF)、30…IOデータ&フラグシリアル出力回路、33…データ用レジスタ群、35…フラグ用レジスタ群、34、36…レジスタ、39…データ&フラグ用IOパッド、100…半導体装置、101…チップ、102…ボンディングパッド、103…ボンディングワイヤ、104…スペーサ。
Claims (5)
- Nビットのm番目の第1のデータとNビットの(m+1)番目の第2のデータとを比較する第1の排他的論理和回路と、
前記第1の排他的論理和回路の比較結果により、前記第1及び第2のデータの不一致がN/2以上である場合に前記第2のデータを反転するフラグデータを発生させ、前記第1及び第2のデータの不一致がN/2より少ない場合に前記第2のデータを非反転するフラグデータを発生させる多数決回路と、
前記フラグデータに基づいて前記第2のデータを反転又は非反転する第2の排他的論理和回路と、
前記多数決回路で発生した前記フラグデータを格納するシフトレジスタと、
反転又は非反転した前記第2のデータと前記フラグデータとをまとめてシリアルに出力するためのパッドと
を具備することを特徴とする半導体記憶装置。 - (N−1)サイクル分の前記第2のデータを格納する(N−1)段のレジスタからなる第1のレジスタ群をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
- 前記多数決回路は、前記第1の排他的論理和回路で(N−1)番目のデータとNサイクル分のフラグデータをまとめた第1のフラグデータとを比較した結果に基づいて、N番目のフラグデータを発生させ、
前記第2の排他的論理和回路は、N番目の前記フラグデータに基づいて前記第1のフラグデータを反転又は非反転することを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体記憶装置。 - 前記第1のフラグデータの反転の有無を調べるために前記第1のフラグデータを格納するレジスタと、
各サイクルでそれぞれ発生したNサイクル分の第2のフラグデータを格納するN個のレジスタからなる第2のレジスタ群と、
前記第2のレジスタ群から出力する前記第2のフラグデータをもとに前記第1のフラグデータの反転の有無を調べ、前記第1のフラグデータが反転している場合は前記第1のフラグデータを反転前のデータに変換する第3の排他的論理和回路と
をさらに具備することを特徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置。 - 前記請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体記憶装置を備えたチップをMCPにより積層した半導体装置。
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