JP2009237186A - ベルト定着装置および画像形成装置 - Google Patents
ベルト定着装置および画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009237186A JP2009237186A JP2008082290A JP2008082290A JP2009237186A JP 2009237186 A JP2009237186 A JP 2009237186A JP 2008082290 A JP2008082290 A JP 2008082290A JP 2008082290 A JP2008082290 A JP 2008082290A JP 2009237186 A JP2009237186 A JP 2009237186A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- belt
- fixing
- reverse rotation
- fixing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
【解決手段】ベルト定着装置は、定着ローラ(図示しない)と、加熱ローラ35と、定着ローラおよび加熱ローラ間に張架される定着ベルト34と、定着ベルト34を介して定着ローラに押圧する加圧ローラ(図示しない)とを有する。加熱ローラ35の軸方向の少なくとも一端側に、定着ベルト34の斜行防止用のガイドリング40を設け、加熱ローラ35は、ガイドリング40の方向に斜行するように予め取り付け部に固定されており、所定のタイミングで逆回転制御される。
【選択図】 図1
Description
加熱ローラであることを特徴とする。
する目的で、ニップ形状を図2に示されているように下向きに、または水平にする。そして、定着ローラ31の硬度を加圧ローラ32の硬度より小さくするため、スポンジローラなどが採用されている。加圧ローラ32としては、ゴムローラが採用される場合が多く、耐熱性の観点からシリコンゴムが使用されている。また、用紙裏面の汚れ対策が必要であり表面離型性を向上させるため、加圧ローラ32の表面にフッ素樹脂層を形成している。
L’(hr)=L(hr)+ΔL(hr)
となる。以下、加熱ローラ35と定着ベルト34の線膨張係数の差による伸び量の関係について説明する。本発明の実施形態においては、問題となる熱収縮による応力が発生する
には、線膨張係数が、
加熱ローラ>定着ベルト
の関係となる場合である。
ローラ両端方向への定着ベルト34の熱膨張を示している。定着ベルト34は、熱膨張により目的温度に到達した時点でΔL(fb)伸長するので、定着ベルト34の全長は、
L’(fb)=L(fb)+ΔL(fb)
となる。図4の構成で、加熱ローラ35にアルミを採用した場合のΔL(hr)の例について説明する。アルミの線膨張係数αaは、表1から24×10−6/℃である。加熱ローラ35の冷却時から加熱時までの温度差をΔtとする。このときに、ΔL(hr)は、
ΔL(hr)=L(hr)×Δt×αa
となる。
ΔL(hr)=L(hr)×(180−20)×24×10−6
となる。定着ベルト34の伸長分のΔL(fb)は、線膨張係数をαb、加熱ローラ35の冷却時から加熱時までの温度差をΔtとすると、ΔL(fb)は、
ΔdL(fb)=L(fb)×Δt×αb
となる。定着ベルト34の材料としてNi電鋳を用いた場合には、表1からαb=15×10−6/℃であるから、この場合のΔL(fb)は、
ΔL(fb)=L(fb)×(180−20)×15×10−6
となる。このように、L(hr)とL(fb)が同じ長さの場合、加熱ローラの伸び量の方が大きくなる。
逆方向に張架ローラの軸方向へ移動する。これにより定着ベルト34はガイドリング40に接触した状態から開放され、定着ベルト34とガイドリング40の間に隙間が生じることになる。このため、定着ベルト34の破損を防止することができる。
ング40間の定着ベルト40が熱収縮時に破損しないための必要な間隙長、張架ローラの逆回転速度または逆回転時間などのパラメータを入力する。入力装置55からの入力情報と温度検出装置37による定着ベルト34の温度の検出結果は、記憶部52に記憶される。
画像形成ステーション10Y,10M,10Cおよび10Kが配列されて、タンデム方式のカラー画像形成装置を構成している。各画像形成ステーション10Y,10M,10Cおよび10Kは、それぞれイエロー、マゼンタ、シアンおよびブラック色のトナーを内部に貯留して当該トナー色の単色トナー像を形成する。
ルト81上に形成されたカラー画像は、二次転写領域TR2で記録媒体上に転写される。
画像を転写された記録媒体は、定着ユニット13を通過して、画像形成装置上部の排紙トレイ4に排出される。
掃除去される。なお、本発明の実施形態であるタンデム式画像形成装置の一例を示したが、ロータリー式画像形成装置にも用いてもよい。
Claims (8)
- 定着ローラと、加熱ローラと、前記定着ローラおよび加熱ローラ間に張架される定着ベルトと、前記定着ベルトを前記定着ローラに押圧する加圧ローラとを有するベルト定着装置であって、
前記定着ローラまたは加熱ローラの少なくとも一方のローラの軸方向の一端側に前記定着ベルトの斜行防止用のガイドリングを設け、前記斜行防止用のガイドリングを備えた前記ローラは、前記ガイドリングの方向に斜行するように予め取り付け部に固定されており、前記斜行して固定されたローラは所定のタイミングで逆回転制御されることを特徴とする、ベルト定着装置。 - 前記所定のタイミングは、前記斜行して固定されたローラの回転終了後(ウォームアップ終了後または印字終了後)、電源投入後、節電モードからの復帰後のいずれかであることを特徴とする、請求項1に記載のベルト定着装置。
- 前記斜行して固定されたローラの前記逆回転制御される時間を予め記憶部に記憶された逆回転時間に基づき前記ローラを逆回転制御することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のベルト定着装置。
- 前記定着ベルトと前記加熱ローラの軸方向長さと、前記定着ベルトの検出温度と、前記ローラの逆回転速度とが記憶部に記憶され、前記長さと前記検出温度と前記逆回転速度に基づいて前記ローラの逆回転時間が演算手段で演算されることを特徴とする、請求項2に記載のベルト定着装置。
- 前記定着ベルトと前記ガイドリング間の前記定着ベルトが熱収縮時に破損しないための必要な間隙長と前記ローラの逆回転速度が記憶部に記憶され、前記間隙長と前記逆回転速度に基づいて前記ローラの逆回転時間が演算手段で演算されることを特徴とする、請求項2に記載のベルト定着装置。
- 前記斜行して固定されるローラは、加熱ローラであることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のベルト定着装置。
- 前記加熱ローラは、前記回転動作終了後に加熱して逆回転制御することを特徴とする、請求項2〜請求項6のいずれか1項に記載のベルト定着装置。
- 感光体の周囲に帯電手段、露光手段、現像手段、転写手段のうち少なくとも1つ以上を備えた各画像形成用ユニットとおよび前記請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載のベルト定着装置とを設け、前記画像形成用ユニットで形成された画像を記録媒体に転写することにより、画像形成を行うことを特徴とする、画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008082290A JP2009237186A (ja) | 2008-03-27 | 2008-03-27 | ベルト定着装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008082290A JP2009237186A (ja) | 2008-03-27 | 2008-03-27 | ベルト定着装置および画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009237186A true JP2009237186A (ja) | 2009-10-15 |
Family
ID=41251212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008082290A Withdrawn JP2009237186A (ja) | 2008-03-27 | 2008-03-27 | ベルト定着装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009237186A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20130209146A1 (en) * | 2012-02-09 | 2013-08-15 | Kensuke Yamaji | Fixing device capable of minimizing damage of endless belt and image forming apparatus incorporating same |
US20200004183A1 (en) * | 2018-06-28 | 2020-01-02 | Oki Data Corporation | Fuser device and image forming apparatus |
-
2008
- 2008-03-27 JP JP2008082290A patent/JP2009237186A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20130209146A1 (en) * | 2012-02-09 | 2013-08-15 | Kensuke Yamaji | Fixing device capable of minimizing damage of endless belt and image forming apparatus incorporating same |
US8886103B2 (en) * | 2012-02-09 | 2014-11-11 | Ricoh Company, Ltd. | Fixing device capable of minimizing damage of endless belt and image forming apparatus incorporating same |
US20200004183A1 (en) * | 2018-06-28 | 2020-01-02 | Oki Data Corporation | Fuser device and image forming apparatus |
US10761465B2 (en) * | 2018-06-28 | 2020-09-01 | Oki Data Corporation | Fuser device having belt supporting part and image forming apparatus having the same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6648504B2 (ja) | 定着装置、画像形成装置、定着装置の制御方法 | |
JP5471634B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP4818826B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP5418913B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP4347309B2 (ja) | 定着装置、画像形成装置、および定着装置に備えられる無端ベルトの長さの設定方法 | |
JP4444223B2 (ja) | 定着装置、画像形成装置、定着装置の制御方法、定着装置の制御プログラムおよびその記録媒体 | |
JP2011064767A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2011064726A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP3882821B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009237189A (ja) | ベルト定着装置および画像形成装置 | |
JP4869191B2 (ja) | 定着装置 | |
JP2009237190A (ja) | ベルト定着装置の制御方法とベルト定着装置および画像形成装置 | |
JP2016218399A (ja) | 定着装置及びこれを用いた画像形成装置 | |
JP2009237191A (ja) | ベルト定着装置および画像形成装置 | |
JP2009237186A (ja) | ベルト定着装置および画像形成装置 | |
JP2009237187A (ja) | ベルト定着装置および画像形成装置 | |
JP2017122899A (ja) | 定着装置及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP2009237188A (ja) | ベルト定着装置および画像形成装置 | |
JP2000172103A (ja) | 定着装置 | |
JP6834603B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2016206596A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2016109901A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP5751356B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP4174460B2 (ja) | 定着装置、及びこれを使用した画像形成装置 | |
JP6772021B2 (ja) | 定着装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20100831 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100901 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Effective date: 20100903 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20100906 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20110908 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |