JP2009234363A - ランフラットタイヤ - Google Patents

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成晃 松尾
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Abstract

【課題】ランフラット走行時のタイヤの発熱が小さく、高いランフラット耐久性を有するランフラットタイヤを提供する。
【解決手段】一対のビード部1内に夫々埋設したビードコア6のタイヤ半径方向外側に配置したビードフィラー7と、一対のサイドウォール部2に配置した一対のサイド補強ゴム層8とを備えたランフラットタイヤにおいて、前記ビードフィラー7及び前記サイド補強ゴム層8の少なくとも一方に、少なくとも天然ゴム及び/又はポリイソプレンゴムを含むゴム成分(A)に対し、ポリスチレン換算重量平均分子量が10,000〜200,000で、構成する単量体単位の全体に占める芳香族ビニル化合物の割合が5質量%未満の低分子量共役ジエン系重合体(B)を配合してなるゴム組成物を用いる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ランフラットタイヤ、特にランフラット走行時のタイヤの発熱が小さく、高いランフラット耐久性を有するランフラットタイヤに関するものである。
従来、パンク等によりタイヤの内圧が低下した状態でも、ある程度の距離を安全に走行することが可能なタイヤ、所謂ランフラットタイヤとして、タイヤのサイドウォール部に断面三日月状のサイド補強ゴム層を配置して、サイドウォール部の剛性を向上させた、サイド補強タイプのランフラットタイヤが知られている。しかしながら、タイヤの内圧が低下した状態での走行、所謂ランフラット走行においては、タイヤのサイドウォール部の変形が大きくなるにつれサイド補強ゴム層の変形も大きくなり、その結果、該サイド補強ゴム層の発熱が進んで、場合によっては200℃以上の高温に達することもあり、このような状態では、サイド補強ゴム層中のゴム成分自体が切断されたり、加硫により形成されたゴム成分間の架橋部が切断されたりすることがある。この場合、サイド補強ゴム層の弾性率が低下して、タイヤの撓みが更に大きくなってサイドウォール部の発熱が進み、遂には、サイド補強ゴム層がその破壊限界を超えてしまい、タイヤが比較的早期に故障に至る危険性がある。
このような故障に至るまでの時間を遅くする手段として、タイヤのサイド補強ゴム層に適用するゴム組成物の配合を変えることによってサイド補強ゴム層の弾性率を高めたり、サイド補強ゴム層の損失正接(tanδ)を低減して、サイド補強ゴム層自体の発熱を抑制する手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来のようなサイド補強ゴム層に適用するゴム組成物では、サイド補強ゴム層の発熱を十分に抑制できず、ランフラット走行において、一定以上の耐久距離を確保するためには、サイド補強ゴム層やビードフィラーを増量しているのが現状である。
特開2002−103911号公報
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の問題を解決し、ランフラット走行時のタイヤの発熱が小さく、高いランフラット耐久性を有するランフラットタイヤを提供することにある。
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意検討した結果、ビードフィラー及びサイド補強ゴム層の少なくとも一方に、特定の組成からなるゴム成分に対し、重量平均分子量の低い共役ジエン系重合体を配合してなるゴム組成物を用いることで、ランフラット走行時のタイヤでの発熱が抑制され、タイヤのランフラット耐久性を大幅に改善できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明の第1のランフラットタイヤは、サイドウォール部、トレッド、カーカス、ビードコア及びビードフィラーを備えたランフラットタイヤにおいて、
前記ビードフィラーに、少なくとも天然ゴム及び/又はポリイソプレンゴムを含むゴム成分(A)に対し、ゲル浸透クロマトグラフィーで測定したポリスチレン換算重量平均分子量が10,000〜200,000で、構成する単量体単位の全体に占める芳香族ビニル化合物の割合が5質量%未満の低分子量共役ジエン系重合体(B)を配合してなるゴム組成物を用いたことを特徴とする。
また、本発明の第2のランフラットタイヤは、サイドウォール部、トレッド、カーカス及びサイド補強ゴム層を備えたランフラットタイヤにおいて、
前記サイド補強ゴム層に、少なくとも天然ゴム及び/又はポリイソプレンゴムを含むゴム成分(A)に対し、ゲル浸透クロマトグラフィーで測定したポリスチレン換算重量平均分子量が10,000〜200,000で、構成する単量体単位の全体に占める芳香族ビニル化合物の割合が5質量%未満の低分子量共役ジエン系重合体(B)を配合してなるゴム組成物を用いたことを特徴とする。
更に、本発明の第3のランフラットタイヤは、サイドウォール部、トレッド、カーカス、ビードコア、ビードフィラー及びサイド補強ゴム層を備えたランフラットタイヤにおいて、
前記ビードフィラー及び前記サイド補強ゴム層に、少なくとも天然ゴム及び/又はポリイソプレンゴムを含むゴム成分(A)に対し、ゲル浸透クロマトグラフィーで測定したポリスチレン換算重量平均分子量が10,000〜200,000で、構成する単量体単位の全体に占める芳香族ビニル化合物の割合が5質量%未満の低分子量共役ジエン系重合体(B)を配合してなるゴム組成物を用いたことを特徴とする。
本発明のランフラットタイヤの好適例においては、前記ゴム成分(A)が、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、ポリブタジエンゴム及びイソブチレンイソプレンゴムからなる群から選択される少なくとも一種からなる。
本発明のランフラットタイヤの他の好適例において、前記低分子量共役ジエン系重合体(B)は、共役ジエン化合物部分のビニル結合量が40%以上である。
本発明のランフラットタイヤは、前記低分子量共役ジエン系重合体(B)の含有量が、上記ゴム成分(A)100質量部に対し1〜60質量部であることが好ましい。
本発明のランフラットタイヤの他の好適例においては、前記低分子量共役ジエン系重合体(B)がポリブタジエンである。
本発明のランフラットタイヤの他の好適例においては、前記ゴム組成物が、更にカーボンブラック及び/又はシリカを含有する。
本発明のランフラットタイヤの他の好適例においては、前記ゴム組成物が、更に硫黄をゴム成分(A)100質量部に対し3〜10質量部含有する。
本発明によれば、ビードフィラー及びサイド補強ゴム層の少なくとも一方に、特定の重量平均分子量と組成からなるゴム成分に対し、重量平均分子量の低い共役ジエン系重合体を配合してなるゴム組成物を用いることで、ランフラット走行時のタイヤの発熱が小さく、高いランフラット耐久性を有するランフラットタイヤを提供することことができる。
以下に、図を参照しながら本発明を詳細に説明する。図1は、本発明のランフラットタイヤの一実施形態の断面図である。図1に示すタイヤは、左右一対のビード部1及び一対のサイドウォール部2と、両サイドウォール部2に連なるトレッド3とを有し、前記一対のビード部1間にトロイド状に延在して、これら各部1,2,3を補強するラジアルカーカス4と、該カーカス4のクラウン部のタイヤ半径方向外側に配置された2枚のベルト層からなるベルト5と、前記ビード部1内に夫々埋設したリング状のビードコア6のタイヤ半径方向外側に配置したビードフィラー7と、前記サイドウォール部2の前記カーカス4の内側に配置した一対のサイド補強ゴム層8とを備える。
図示例のタイヤにおいて、ラジアルカーカス4は、ビードコア6の周りでタイヤ幅方向内側から外側に向けて半径方向外方に巻上げた折り返し部を有する折り返しカーカスプライ4aと、該折り返しカーカスプライ4aの外側に配置されたダウンカーカスプライ4bとからなる。なお、本発明のタイヤにおいて、カーカスの構造及びプライ数は、これに限られるものではない。更に、ビードフィラー7は、ビードコア6のタイヤ半径方向外側の折り返しカーカスプライ4aの本体部と折り返し部との間に配置されている。なお、図示例のサイド補強ゴム層8の形状は、断面三日月状であるが、その断面形状はサイド補強の機能を有するものであれば特に限定されない。
また、図1に示すタイヤにおいては、上記ラジアルカーカス4のクラウン部のタイヤ半径方向外側に二枚のベルト層からなるベルト5が配置されており、該ベルト層は、通常、タイヤ赤道面に対して傾斜して延びるコードのゴム引き層からなり、2枚のベルト層は、該ベルト層を構成するコードが互いに赤道面を挟んで交差するように積層されてベルト5を構成する。なお、図1中のベルト5は、二枚のベルト層からなるが、本発明のタイヤにおいては、ベルト5を構成するベルト層の枚数はこれに限られるものではない。また、本発明のランフラットタイヤは、ベルト5のタイヤ半径方向外側に、タイヤ周方向に対し実質的に平行に配列したコードのゴム引き層からなるベルト補強層を備えてもよい。
本発明のランフラットタイヤにおいては、上記ビードフィラー7及びサイド補強ゴム層8の少なくとも一方に、少なくとも天然ゴム及び/又はポリイソプレンゴムを含むゴム成分(A)に対し、ゲル浸透クロマトグラフィーで測定したポリスチレン換算重量平均分子量が10,000〜200,000で、構成する単量体単位の全体に占める芳香族ビニル化合物の割合が5質量%未満の低分子量共役ジエン系重合体(B)を配合してなるゴム組成物を用いることを要する。なお、図示例のタイヤは、ビードフィラー7及びサイド補強ゴム層8の双方を備えるが、本発明のタイヤは、上記ゴム成分(A)及び低分子量共役ジエン系重合体(B)を含むゴム組成物が用いられたビードフィラー及び/又はサイド補強ゴム層を備えていればよい。
一般に、ゴム成分(A成分)として天然ゴムやポリイソプレンゴム等の主鎖に二重結合を含むジエン系ゴムは、高温で切断され易く、耐熱性が低い。しかしながら、本発明のゴム組成物においては、低分子量共役ジエン系重合体(B成分)を配合しているため、高温にさらされ切断した架橋硫黄が、低分子量共役ジエン系重合体(B成分)の側鎖に存在するアリル位の炭素と再架橋を形成する等の効果がある。従って、低分子量共役ジエン系重合体(B成分)と架橋硫黄との再架橋により、三次元網目構造を維持することができ、ゴム組成物の耐熱性が向上する。このため、本発明のランフラットタイヤは、上記ゴム成分(A)に上記低分子量共役ジエン系重合体(B)を配合したゴム組成物をビードフィラー7及びサイド補強ゴム層8の少なくとも一方に用いることで、ゴム成分(A)及び低分子量共役ジエン系重合体(B)の高温領域でのゲル化(高分子量化)が促進され、ランフラット走行時のタイヤの撓みの増加を抑制し、ランフラット耐久性を大幅に向上できる。
上記ゴム組成物に用いるゴム成分(A)は、天然ゴム(NR)及びポリイソプレンゴム(IR)の少なくとも一方を含むことを要する。該ゴム成分(A)に天然ゴム及びポリイソプレンゴムをいずれも含んでいないと、ランフラット耐久性が低下する。また、上記ゴム成分(A)としては、天然ゴム及びポリイソプレンゴムの他、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム(SBR)、ポリブタジエンゴム(BR)、イソブチレンイソプレンゴム(IIR)等が挙げられる。なお、上記ゴム成分(A)は、一種単独で用いてもよいし、二種以上をブレンドして用いてもよい。また、上記ゴム成分(A)がスチレン−ブタジエン共重合体ゴムを含有する場合においては、ゴム成分(A)の全体に占めるスチレン単位の割合が、30質量%未満であることが好ましく、20質量%未満であることが更に好ましく、15質量%未満であることが一層好ましい。ゴム成分(A)の全体に占めるスチレン単位の割合が30質量%未満である場合、ゴム成分(A)は、上記低分子量共役ジエン系重合体(B)との相溶性に優れる。
また、上記ゴム成分(A)は、ゲル浸透クロマトグラフィーで測定したポリスチレン換算重量平均分子量が200,000を超えて且つ3,000,000以下であることが好ましい。該ポリスチレン換算重量平均分子量が200,000以下では、未加硫粘度が下がりすぎ、混練り時のトルクがかからず、練り不十分となる可能性が考えられる。一方、3,000,000を超えると、未加硫粘度が著しく上昇し、混練り時の作業性及び成型作業性が悪化する傾向がある。なお、上記ゴム成分(A)を製造する方法としては、特に制限はなく、例えば、下記に説明する低分子量共役ジエン系重合体(B)の製造方法と同様のものが挙げられる。
上記ゴム組成物に用いる低分子量共役ジエン系重合体(B)は、ゲル浸透クロマトグラ
フィーで測定したポリスチレン換算重量平均分子量が10,000〜200,000であることを要し、30,000〜100,000であることが好ましい。該ポリスチレン換算重量平均分子量が10,000未満では、耐熱性の向上効果が得られず、一方、200,000を超えると、ゴム組成物の作業性が低下する。
上記低分子量共役ジエン系重合体(B)は、構成する単量体単位の全体に占める芳香族ビニル化合物単位の割合が5質量%未満であることを要する。上記低分子量共役ジエン系重合体(B)は、例えば、スチレン−ブタジエン共重合体等を含む場合があり、この場合において、該重合体(B)の全体に占めるスチレン単位の割合が5質量%以上になると、発熱性が悪化し、十分なランフラット耐久性を得ることができない。
上記低分子量共役ジエン系重合体(B)は、共役ジエン化合物部分のビニル結合量が40%以上であることが好ましく、45%以上であることが更に好ましく、50%以上であることが一層好ましい。共役ジエン化合物部分のビニル結合量が40%以上であれば、十分な耐熱性の向上効果が得られる。一方、共役ジエン化合物部分のビニル結合量が40%未満では、ゴム組成物の耐熱性の確保が困難になる。
上記低分子量共役ジエン系重合体(B)としては、共役ジエン化合物の単独重合体、又は芳香族ビニル化合物と共役ジエン化合物との共重合体が好ましい。ここで、単量体としての共役ジエン化合物としては、1,3-ブタジエン、イソプレン、1,3-ペンタジエン、2,3-ジメチルブタジエン、2-フェニル-1,3-ブタジエン、1,3-ヘキサジエン等が挙げられ、これらの中でも、1,3-ブタジエンが好ましい。一方、単量体としての芳香族ビニル化合物としては、スチレン、p-メチルスチレン、m-メチルスチレン、p-tert-ブチルスチレン、α-メチルスチレン、クロロメチルスチレン、ビニルトルエン等が挙げられる。従って、上記低分子量共役ジエン系重合体(B)としては、ポリブタジエンが特に好ましい。なお、これら単量体は、単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
上記低分子量共役ジエン系重合体(B)は、特に制限されず、例えば、重合反応に不活性な炭化水素溶媒中で、単量体である共役ジエン化合物を単独で、又は単量体である芳香族ビニル化合物と共役ジエン化合物との混合物を重合して得ることができるが、該低分子量共役ジエン系重合体(B)の分子中に少なくとも一つの官能基を導入する場合においては、(1)単量体を重合開始剤を用いて重合させ、重合活性部位を有する重合体を生成させた後、該重合活性部位を各種変性剤で変性する方法や、(2)単量体を、官能基を有する重合開始剤、例えばSn-Li、C-Li又はN-Li結合を有する重合開始剤を用いて重合させる方法で得ることができる。
上記重合体(B)の合成に用いる重合開始剤としては、アルカリ金属化合物が好ましく、リチウム化合物が更に好ましく、ヒドロカルビルリチウム及びリチウムアミド化合物が一層好ましい。なお、重合開始剤としてリチウム化合物を用いた場合、芳香族ビニル化合物と共役ジエン化合物とは、アニオン重合で重合される。重合開始剤としてヒドロカルビルリチウムを用いる場合、重合開始末端にヒドロカルビル基を有し、他方の末端が重合活性部位である重合体が得られる。一方、重合開始剤としてリチウムアミド化合物を用いる場合、重合開始末端に窒素含有官能基を有し、他方の末端が重合活性部位である重合体が得られ、該重合体は、変性剤で変性することなく、少なくとも一つの官能基を有する低分子量共役ジエン系重合体(B)として用いることができる。なお、重合開始剤の使用量は、単量体100g当り0.2〜20mmolの範囲が好ましい。
上記ヒドロカルビルリチウムとしては、エチルリチウム、n-プロピルリチウム、イソプロピルリチウム、n-ブチルリチウム、sec-ブチルリチウム、tert-オクチルリチウム、n-デシルリチウム、フェニルリチウム、2-ナフチルリチウム、2-ブチル-フェニルリチウム、4-フェニル-ブチルリチウム、シクロヘキシルリチウム、シクロペンチルリチウム、ジイソプロペニルベンゼンとブチルリチウムとの反応生成物等が挙げられ、これらの中でも、エチルリチウム、n-プロピルリチウム、イソプロピルリチウム、n-ブチルリチウム、sec-ブチルリチウム、tert-オクチルリチウム、n-デシルリチウム等のアルキルリチウムが好ましく、n-ブチルリチウムが特に好ましい。
上記重合開始剤を用いて、共役ジエン系重合体を製造する方法としては、上述のとおり、特に制限はなく、例えば、重合反応に不活性な炭化水素溶媒中で、単量体を重合させることで該重合体(B)を製造することができる。ここで、重合反応に不活性な炭化水素溶媒としては、プロパン、n-ブタン、イソブタン、n-ペンタン、イソペンタン、n-ヘキサン、シクロヘキサン、プロペン、1-ブテン、イソブテン、トランス-2-ブテン、シス-2-ブテン、1-ペンテン、2-ペンテン、1-ヘキセン、2-ヘキセン、ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン等が挙げられる。これらは単独で用いてもよく、二種以上を混合して用いてもよい。
上記重合反応は、ランダマイザーの存在下で実施してもよい。該ランダマイザーは、重合体の共役ジエン化合物部分のミクロ構造を制御することができ、より具体的には、重合体の共役ジエン化合物部分のビニル結合量を制御したり、共重合体中の共役ジエン化合物単位と芳香族ビニル化合物単位とをランダム化する等の作用を有する。上記ランダマイザーとしては、ジメトキシベンゼン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ビステトラヒドロフリルプロパン、トリエチルアミン、ピリジン、N-メチルモルホリン、N,N,N',N'-テトラメチルエチレンジアミン、1,2-ジピペリジノエタン、カリウム-t-アミレート、カリウム-t-ブトキシド、ナトリウム-t-アミレート等が挙げられる。これらランダマイザーの使用量は、重合開始剤1モル当り0.1〜100モル当量の範囲が好ましい。
上記アニオン重合は、溶液重合で実施することが好ましく、重合反応溶液中の上記単量体の濃度は、5〜50質量%の範囲が好ましく、10〜30質量%の範囲が更に好ましい。なお、共役ジエン化合物と芳香族ビニル化合物を併用する場合、単量体混合物中の芳香族ビニル化合物の含有率は、目的とする共重合体の芳香族ビニル化合物量に応じて適宜選択することができる。また、重合形式は特に限定されず、回分式でも連続式でもよい。
上記アニオン重合の重合温度は、0〜150℃の範囲が好ましく、20〜130℃の範囲が更に好ましい。また、該重合は、発生圧力下で実施できるが、通常は、使用する単量体を実質的に液相に保つのに十分な圧力下で行うことが好ましい。ここで、重合反応を発生圧力より高い圧力下で実施する場合、反応系を不活性ガスで加圧することが好ましい。また、重合に使用する単量体、重合開始剤、溶媒等の原材料は、水、酸素、二酸化炭素、プロトン性化合物等の反応阻害物質を予め除去したものを用いることが好ましい。
更に、上記重合活性部位を有する(共)重合体の重合活性部位を変性剤で変性するにあたって、使用する変性剤としては、窒素含有化合物、ケイ素含有化合物及びスズ含有化合物が好ましい。この場合、変性反応により、窒素含有官能基、ケイ素含有官能基又はスズ含有官能基を導入することができる。
上記変性剤による重合活性部位の変性反応は、溶液反応で行うことが好ましく、該溶液中には、重合時に使用した単量体が含まれていてもよい。また、変性反応の反応形式は特に制限されず、バッチ式でも連続式でもよい。更に、変性反応の反応温度は、反応が進行する限り特に限定されず、重合反応の反応温度をそのまま採用してもよい。なお、変性剤の使用量は、重合体の製造に使用した重合開始剤1molに対し、0.25〜3.0molの範囲が好ましく、0.5〜1.5molの範囲が更に好ましい。
本発明のランフラットタイヤに用いるゴム組成物においては、上記重合体(B)を含む反応溶液を乾燥して重合体(B)を分離した後、得られた重合体(B)を上記ゴム成分(A)に配合してもよいし、重合体(B)を含む反応溶液を上記ゴム成分(A)のゴムセメントに溶液状態で混合した後、乾燥して、ゴム成分(A)及び重合体(B)の混合物を得てもよい。
本発明のランフラットタイヤに用いるゴム組成物においては、上記低分子量共役ジエン系重合体(B)の含有量が、上記ゴム成分(A)100質量部に対し1〜60質量部であることが好ましい。上記低分子量共役ジエン系重合体(B)の含有量が1質量部未満では、ゴム組成物に作業性を付与する効果が薄く、60質量部を超えると、加硫ゴムの破壊特性が低下する傾向がある。
上記ゴム組成物には、上記ゴム成分(A)及び低分子量共役ジエン系重合体(B)を架橋して、三次元網状構造とするために硫黄等の加硫剤を用いることができる。しかしながら、上記低分子量共役ジエン系重合体(B)は、その分子量が小さいために架橋され難く、その結果、架橋を形成しない重合体(B)のフローによってゴム組成物のtanδを上昇させるおそれがある。そこで、上記ゴム組成物は、ゴム成分(A)100質量部に対し、硫黄を3〜10質量部含有することが好ましい。該硫黄の含有量が上記の特定した範囲内にあれば、分子量の低い共役ジエン系重合体(B)を用いてもゴム成分(A)の共役ジエン部分と問題なく三次元網状構造に組み込まれ、低ロス性能を損なうことなく効果的に未加硫粘度を下げることができる。また、該硫黄の含有量が3質量部未満では、硫黄を介した三次元網状構造に関与できず、ロスが高まり、ランフラット耐久性が低下する傾向がある。一方、該硫黄の含有量が10質量部を超えると、熱老化時の再架橋が促進され、ゴムの熱老化性が悪化し、走行劣化によりランフラット耐久性が低下していく傾向がある。
上記ゴム組成物としては、更に充填剤を含有することが好ましい。ここで、充填剤としては、カーボンブラック、シリカ等が挙げられる。カーボンブラックとしては、FEF,SRF,HAF,ISAF,SAFグレードのものが好ましく、HAF,ISAF,SAFグレードのものが更に好ましい。一方、シリカとしては、湿式シリカ及び乾式シリカ等が好ましく、湿式シリカが更に好ましい。これら充填剤は、一種単独で用いてもよいし、二種以上を混合して用いてもよい。また、上記ゴム組成物においては、充填剤の含有量が上記ゴム成分(A)100質量部に対して30〜90質量部であることが好ましい。該充填剤の含有量が30質量部未満では、加硫ゴムの破壊特性及び耐摩耗性が十分でなく、一方、90質量部を超えると、作業性が悪化する傾向がある。
上記ゴム組成物は、更に軟化剤を含んでもよい。ここで、軟化剤としては、パラフィンオイル、ナフテン系オイル、アロマオイル等のプロセスオイルが挙げられ、破壊特性及び耐摩耗性の観点からは、アロマオイルが好ましく、低発熱性及び低温特性の観点からは、ナフテン系オイル及びパラフィンオイルが好ましい。上記軟化剤の配合量は、特に限定されるものではないが、上記低分子量共役ジエン系重合体(B)及び軟化剤の総配合量が、上記ゴム成分(A)100質量部に対して1〜80質量部となるように配合することが好ましい。上記低分子量共役ジエン系重合体(B)及び軟化剤の総配合量が80質量部を超えると、加硫ゴムの破壊特性が低下する傾向がある。
上記ゴム組成物には、上記ゴム成分(A)、低分子量共役ジエン系重合体(B)、充填剤、軟化剤の他に、ゴム工業界で通常使用される配合剤、例えば、老化防止剤、シランカップリング剤、加硫促進剤、加硫促進助剤、加硫剤等を、本発明の目的を害しない範囲内で適宜選択して配合することができる。これら配合剤としては、市販品を好適に使用することができる。上記ゴム組成物は、ゴム成分(A)に、低分子量共役ジエン系重合体(B)と、必要に応じて適宜選択した各種配合剤とを配合して、混練り、熱入れ、押出等することにより製造することができる。
本発明のランフラットタイヤは、ビードフィラー7及びサイド補強ゴム層8の少なくとも一方に、上述のゴム成分(A)及び低分子量共役ジエン系重合体(B)を含有したゴム組成物を適用して生タイヤを成形し、常法に従って生タイヤを加硫することで製造できる。なお、本発明のランフラットタイヤにおいて、タイヤ内に充填する気体としては、通常の或いは酸素分圧を変えた空気、又は窒素等の不活性ガスを用いることができる。
以下に、実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明するが、本発明は下記の実施例に何ら限定されるものではない。
<重合体(A-1)の製造例1>
乾燥し、窒素置換した800mLの耐圧ガラス容器に、シクロヘキサン300g、1,3-ブタジエン40g、スチレン13g、ジテトラヒドロフリルプロパン0.25mmolを加え、更にn-ブチルリチウム(n-BuLi)0.25mmolを加えた後、50℃で1.5時間重合反応を行った。この際の重合転化率は、ほぼ100%であった。次に、重合反応系に、変性剤として四塩化スズ0.06mmolを速やかに加え、更に50℃で30分間変性反応を行った。その後、重合反応系に、2,6-ジ-t-ブチル-p-クレゾール(BHT)のイソプロパノール溶液(BHT濃度:5質量%)0.5mLを加えて、重合反応を停止させ、更に常法に従って乾燥して重合体(A-1)を得た。
<重合体(B-1)の製造例>
乾燥し、窒素置換した800mLの耐圧ガラス容器に、シクロへキサン300g、1,3-ブタジエン50g、ジテトラヒドロフリルプロパン0.040mmolを注入し、更にn-ブチルリチウム(n-BuLi)1.32mmolを加えた後、50℃で1.5時間重合反応を行った。この際の重合転化率は、ほぼ100%であった。その後、重合反応系に、2,6-ジ-t-ブチル-p-クレゾール(BHT)のイソプロパノール溶液(BHT濃度:5質量%)0.5mLを加えて、重合反応を停止させ、更に常法に従って乾燥して重合体(B-1)を得た。
<重合体(B-2)〜(B-5)及び(B-7)の製造例>
n-ブチルリチウム(n-BuLi)の使用量を変えた他は上記重合体(B-1)の製造例と同様にして重合体(B-2)〜(B-5)及び(B-7)を合成した。
<重合体(B-6)の製造例>
乾燥し、窒素置換した800mLの耐圧ガラス容器に、シクロへキサン300g、1,3-ブタジエン42.5g、スチレン7.5g、ジテトラヒドロフリルプロパン0.025mmolを注入し、更にn-ブチルリチウム(n-BuLi)1.32mmolを加えた後、50℃で1.5時間重合反応を行った。この際の重合転化率は、ほぼ100%であった。その後、重合反応系に、2,6-ジ-t-ブチル-p-クレゾール(BHT)のイソプロパノール溶液(BHT濃度:5質量%)0.5mLを加えて、重合反応を停止させ、更に常法に従って乾燥して重合体(B-6)を得た。
上記のようにして製造した重合体(A-1)及び(B-1)〜(B-7)の重量平均分子量(Mw)、ミクロ構造を下記の方法で測定した。結果を表1に示す。
(1)重量平均分子量(Mw)
ゲルパーミエーションクロマトグラフィー[GPC:東ソー製HLC−8020、カラム:東ソー製GMH−XL(2本直列)、検出器:示差屈折率計(RI)]で単分散ポリスチレンを基準として、各重合体のポリスチレン換算の重量平均分子量(Mw)を求めた。
(2)ミクロ構造
重合体のミクロ構造を赤外法(モレロ法)で求めた。
Figure 2009234363
(実施例1〜5及び比較例1〜5)
表2に示す配合処方のゴム組成物を調製し、該ゴム組成物をビードフィラー7及びサイド補強ゴム層8の双方に用いて、図1に示す構造を有し、サイズが245/40R18のランフラットタイヤを製造した。
<評価>
上記のようにして作製したタイヤに対して、下記の方法で、ランフラット耐久性を評価した。結果を表2に示す。
(3)ランフラット耐久性
各試作タイヤを常圧でリム組みし、内圧230kPaを封入してから38℃の室温中に24時間放置後、バルブのコアを抜き内圧を大気圧として、荷重5.19kN(530kg)、速度89km/h、室温38℃の条件でドラム走行テストを行った。この際の故障発生までの走行距離を測定し、比較例1の故障発生までの走行距離を100として指数表示した。指数値が大きい程、故障発生までの走行距離が長く、ランフラット耐久性に優れることを示す。なお、各例とも、サイド補強ゴム層とビードフィラーの双方に上記ゴム組成物を用いた。
Figure 2009234363
*1 ポリスチレン換算重量平均分子量=1,500,000.
*2 重合体(A-1).
*3 JSR(株)製,BR01,ポリスチレン換算重量平均分子量=550,000.
*4 N-(1,3-ジメチルブチル)-N'-フェニル-p-フェニレンジアミン.
*5 NS:N-tert-ブチル-2-ベンゾチアジル-スルフェンアミド.
比較例1及び比較例2の比較から、ゴム組成物中にオイル等の軟化剤を配合することで、ランフラット耐久性が大幅に低下することが分かる。しかし、実施例1〜5の結果から、オイル等の軟化剤の一部に代えて、ゲル浸透クロマトグラフィーで測定したポリスチレン換算重量平均分子量が10,000〜200,000で、構成する単量体単位の全体に占める芳香族ビニル化合物単位の割合が5質量%未満の低分子量共役ジエン系重合体(B)を配合したゴム組成物を用いることで、ランフラット耐久性が大幅に向上できることが分かる。
また、比較例5では、低分子量共役ジエン系重合体(B)のポリスチレン換算重量平均分子量が10,000〜200,000の範囲から外れており、ランフラット耐久性の向上効果が十分に得られず、比較例4では、低分子量共役ジエン系重合体(B)のスチレン単位の割合が高過ぎるため、ランフラット耐久性の向上効果が十分に得られないことが分かる。更に、比較例3では、ゴム成分(A)が天然ゴム及び/又はポリイソプレンゴムを含んでいないため、ランフラット耐久性が悪化することが分かる。
本発明のランフラットタイヤの一実施形態の断面図である。
符号の説明
1 ビード部
2 サイドウォール部
3 トレッド
4 ラジアルカーカス
4a 折り返しカーカスプライ
4b ダウンカーカスプライ
5 ベルト
6 ビードコア
7 ビードフィラー
8 サイド補強ゴム層

Claims (9)

  1. サイドウォール部、トレッド、カーカス、ビードコア及びビードフィラーを備えたランフラットタイヤにおいて、
    前記ビードフィラーに、少なくとも天然ゴム及び/又はポリイソプレンゴムを含むゴム成分(A)に対し、ゲル浸透クロマトグラフィーで測定したポリスチレン換算重量平均分子量が10,000〜200,000で、構成する単量体単位の全体に占める芳香族ビニル化合物の割合が5質量%未満の低分子量共役ジエン系重合体(B)を配合してなるゴム組成物を用いたことを特徴とするランフラットタイヤ。
  2. サイドウォール部、トレッド、カーカス及びサイド補強ゴム層を備えたランフラットタイヤにおいて、
    前記サイド補強ゴム層に、少なくとも天然ゴム及び/又はポリイソプレンゴムを含むゴム成分(A)に対し、ゲル浸透クロマトグラフィーで測定したポリスチレン換算重量平均分子量が10,000〜200,000で、構成する単量体単位の全体に占める芳香族ビニル化合物の割合が5質量%未満の低分子量共役ジエン系重合体(B)を配合してなるゴム組成物を用いたことを特徴とするランフラットタイヤ。
  3. サイドウォール部、トレッド、カーカス、ビードコア、ビードフィラー及びサイド補強ゴム層を備えたランフラットタイヤにおいて、
    前記ビードフィラー及び前記サイド補強ゴム層に、少なくとも天然ゴム及び/又はポリイソプレンゴムを含むゴム成分(A)に対し、ゲル浸透クロマトグラフィーで測定したポリスチレン換算重量平均分子量が10,000〜200,000で、構成する単量体単位の全体に占める芳香族ビニル化合物の割合が5質量%未満の低分子量共役ジエン系重合体(B)を配合してなるゴム組成物を用いたことを特徴とするランフラットタイヤ。
  4. 前記ゴム成分(A)が、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、ポリブタジエンゴム及びイソブチレンイソプレンゴムからなる群から選択される少なくとも一種からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のランフラットタイヤ。
  5. 前記低分子量共役ジエン系重合体(B)は、共役ジエン化合物部分のビニル結合量が40%以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のランフラットタイヤ。
  6. 前記低分子量共役ジエン系重合体(B)の含有量が、上記ゴム成分(A)100質量部に対し1〜60質量部であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のランフラットタイヤ。
  7. 前記低分子量共役ジエン系重合体(B)がポリブタジエンであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のランフラットタイヤ。
  8. 前記ゴム組成物が、更にカーボンブラック及び/又はシリカを含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のランフラットタイヤ。
  9. 前記ゴム組成物が、更に硫黄をゴム成分(A)100質量部に対し3〜10質量部含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のランフラットタイヤ。
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