JP2009231913A - 携帯電話機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザがセルフモードの存在を知らない場合であっても、通信契約が解除された携帯電話機における電波の送受信を抑止することができる携帯電話機を提供する。
【解決手段】通話網を介して無線で通話を行う携帯電話機であって、通話網は、携帯電話機と通信することで、携帯電話機の通話網に対する位置を登録するものであり、通話網と位置登録のための通信を行う位置登録部と、通話網がこの携帯電話機の位置登録に成功した場合に、通話網を介した通話のための無線通信を行う通話部と、通話網がこの携帯電話機の位置登録に失敗した場合に、通話網から、失敗を表す失敗情報を取得する失敗情報取得部と、失敗情報取得部によって失敗情報が取得された場合に、位置登録部による通話網との通信を抑制する通信抑制部とを備えた。
【選択図】 図5

Description

本発明は、通話網を介して無線で通話を行う携帯電話機に関する。
近年、携帯電話機には、標準的な通話機能や電子メールの送受信機能などに加えて、被写体を撮影するためのカメラ機能、ウェブサイトを閲覧するためのブラウザ機能、テレビ番組を視聴するためのテレビ機能、音楽や映像などをダウンロードして録音/録画し、好きなときにそれらを再生するためのダウンロード機能などが搭載されてきている。携帯電話機は、単にコミュニケーションを図るための手段にとどまらず、デジタルカメラ、パーソナルコンピュータ、テレビ、音楽/映像再生機の代わりとなる自分専用の多機能端末として幅広い年代に利用されてきている。
ところで、携帯電話機を使ってダウンロードされる音楽や映像は、ウェブサイトから有料で提供されるコンテンツも多く、そのような有料コンテンツの違法コピーを防止する方法として、UIM(Universal Subscriber Identity Module)カードが広く利用されている。UIMカードは、電話番号などといった識別情報が記録されたカードであり、例えば、通信方式が異なる海外などでも、自分の携帯電話機からUIMカードを抜き取って現地で使用可能な携帯電話機に装着すると、その携帯電話機を自分の電話番号が割り当てられた携帯電話機として使用することができる。音楽や映像などといったコンテンツをダウンロードする際に、UIMカードに記録された識別情報が取得されてその携帯電話機に対してのみコンテンツの保存が許可されることによって、違法コピーを防止することができる。
また、近年では、新たな機能が搭載された携帯電話機が月単位で発売されており、携帯電話機を買い換える頻度が高くなってきている。しかし、新たな携帯電話機に買い換えても、古い携帯電話機に保存された音楽や映像などをコピーすることができないため、新しい携帯電話機に加えて、古い携帯電話機を音楽/映像再生機の代わりに持ち歩くユーザが多い。今後、携帯電話機を使ったデジタル放送の受信/録画が可能になると、携帯電話機の通信契約を解約した後でも、古い携帯電話機で通信機能以外の機能を利用するユーザがさらに増加することが予想される。
ここで、多くのユーザは、携帯電話機の通信契約を解約した時点で、その携帯電話機における電波の送受信は全く行われなくなると考えているが、実際には、携帯電話機の電源を入れる度に通信網との間で通信が行われている。
図1は、携帯電話機と通信網との間の通信を示す図である。
通信網1には、携帯電話機との間で無線通信を行う基地局11と、通信契約が有効な携帯電話機の識別情報が登録されたホームロケーションレジスタ14と、基地局11との間で携帯電話機に送受信される電話や各種情報を仲介する交換機12,13とが備えられている。この図1には、1つの基地局11と2つの交換機12,13と1つのホームロケーションレジスタ14が示されているが、実際の通信網には、多数の基地局11、交換機12,13、ホームロケーションレジスタ14が含まれている。
携帯電話機20の電源を入れると、携帯電話機20の識別情報を含む位置登録依頼が発せられ、その位置登録依頼が近くの基地局11で受信される。例えば、携帯電話機20が香港で利用される場合、携帯電話機20から発せられた位置登録依頼は香港の基地局11で受信され、さらに、香港の基地局11から携帯電話機20の識別情報がホームロケーションレジスタ14に登録されているか否かを問い合わせる認証問合せが発せられ、その認証問合せが香港の交換機12および日本の交換機13を介して日本のホームロケーションレジスタ14に伝えられる。ホームロケーションレジスタ14では、識別情報に基づいて携帯電話機20の認証が行われ、認証の可否を示す応答情報が発せられる。ホームロケーションレジスタ14から発せられた応答情報は、日本の交換機13および香港の交換機12を介して香港の基地局11に伝えられ、基地局11から携帯電話機20に、位置登録依頼に対する応答情報が伝えられる。
このように、携帯電話機20の電源を入れると、携帯電話機20、基地局11、交換機12,13、およびホームロケーションレジスタ14との間で双方向通信が行われる。このため、多くのユーザが通信契約が解除された携帯電話機20を音楽/映像再生機として利用し続けると、それらの通信電話機20の電源を入れるたびに上述した双方向通信が行われることとなり、ホームロケーションレジスタ14へのアクセスが増加してしまったり、通信契約されていない携帯電話機によって基地局11や交換機12,13のリソースが無断でかつ無駄に使用されてしまうという問題がある。
この点に関し、携帯電話機に、電波を発することなく通信機能以外の機能を利用することができるセルフモードを搭載することが行われてきている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。このセルフモードを使用することによって、上述した問題を解決することができるだけではなく、例えば、病院や電車の中といった電波による影響が懸念されている場所でも、携帯電話機で通信機能以外の機能を利用することができるという利点がある。
特開2003−258990号公報 特開2004−96315号公報
しかし、多くのユーザは、セルフモードの存在を知らなかったり、通信契約が解除された時点で自動的に通信ができなくなると考えているため、自発的にセルフモードに切り替えて使用しているユーザは少ない。また、通信契約が解除された後でも緊急通話(110番など)は利用可能な状態に維持することが規定されているため、通信契約の解除時に電波の送受信を強制的に停止することはできないという問題がある。
上記問題に鑑み、ユーザがセルフモードの存在を知らない場合であっても、通信契約が解除された携帯電話機における電波の送受信を抑止することができる携帯電話機を提供する。
上記目的を達成する携帯電話機の基本形態は、通話網を介して無線で通話を行う携帯電話機であって、
上記通話網は、携帯電話機と通信することで、携帯電話機の通話網に対する位置を登録するものであり、
通話網と位置登録のための通信を行う位置登録部と、
通話網がこの携帯電話機の位置登録に成功した場合に、通話網を介した通話のための無線通信を行う通話部と、
通話網がこの携帯電話機の位置登録に失敗した場合に、通話網から、失敗を表す失敗情報を取得する失敗情報取得部と、
失敗情報取得部によって失敗情報が取得された場合に、位置登録部による通話網との通信を抑制する通信抑制部とを備えたことを特徴とする。
この携帯電話機の基本形態によると、通信網との間で位置登録のための通信が行われた結果、通信網がこの携帯電話機の位置登録に失敗すると、位置登録のための通信が抑制される。したがって、ユーザが上述したセルフモードの存在を知らずに、通信契約が解除された携帯電話機を音楽/映像再生機として利用しても、携帯電話機における電波の送受信が抑制され、通話網のリソースの無駄な利用を防止することができる。
以上説明したように、携帯電話機の基本形態によると、ユーザがセルフモードの存在を知らない場合であっても、通信契約が解除された携帯電話機における電波の送受信を抑止することができる。
以下、図面を参照して、上記説明した基本形体に対する具体的な実施形態を説明する。
図2は、携帯電話機および通信網の概略構成図である。
図2に示す通信網100は、通信契約が結ばれている携帯電話機の電話番号や加入者の氏名および住所などといった加入者情報が登録されているホームロケーションレジスタ500、携帯電話機200との間で無線通信を行う基地局300、基地局300とホームロケーションレジスタ500との間を中継する交換機400で構成されている。尚、実際には、通信網100には、多数の基地局300、交換機400、およびホームロケーションレジスタ500が含まれており、さらに、通常の固定電話機の通信網やウェブサーバおよびメールサーバなども相互に接続されているが、ここでは図示を省略している。通信網100は、上述した携帯電話機の基本形態における通話網の一例に相当する。
基地局300では、所定タイミングごとに、基地局300の位置を示す情報などを含む報知情報が発せられる。ユーザが携帯電話機200の電源を入れると、携帯電話機200では、最も近い基地局300から発せられた報知情報が取得され、その基地局300に向けて、電話番号などといった識別情報を含み、自装置の位置登録を依頼する位置登録依頼が発せられる。
基地局300では、携帯電話機200から位置登録依頼が送られてくると、交換機400を介してホームロケーションレジスタ500に携帯電話機200が契約されているか否かを確認する認証問合せが送られる。
ホームロケーションレジスタ500では、登録されている加入者情報の中から携帯電話機200の識別情報と合致するものが検索され、その携帯電話機200の認証が行われる。認証結果は、交換機400を介して基地局300に送られる。
基地局300では、ホームロケーションレジスタ14において携帯電話機20が認証された場合には、その携帯電話機20が基地局300のエリア内に存在する携帯電話機として登録され、位置登録が成功したことを示す応答情報が携帯電話機200に伝えられる。また、携帯電話機200の認証が失敗した場合には、その携帯電話機200の位置登録は行われず、位置登録が失敗したことを示す応答情報が携帯電話機200に伝えられる。
携帯電話機200で通話が行われるときには、携帯電話機200から基地局300に向けて通話相手先の電話番号を含む発呼要求が伝えられる。基地局300では、携帯電話機200が位置登録されているか否かが確認され、位置登録されている場合には、発呼要求が交換機400を介して相手先の携帯電話機が登録されている基地局に伝えられる。さらに、発呼要求が基地局から相手先の携帯電話機に伝えられ、相手先の携帯電話機から発呼要求に対する応答が返信されることによって携帯電話機間での通話が可能となる。
図3は、携帯電話機200の内部構成図である。
携帯電話機200には、CPU210、データ記憶部221、識別情報記憶部222、マイクデバイス231、スピーカデバイス232、カメラデバイス233、音楽・映像再生デバイス234、ディスプレイデバイス235、キーデバイス236、近距離通信デバイス240、携帯通信デバイス250、UIMカードデバイス260、時計270、およびアンテナ280などが備えられており、アンテナ280をのぞき、これらの間はバス290を介して互いに接続されている。
CPU210は、各種プログラムを実行する機能を有し、この携帯電話機200の全体を制御している。
データ記憶部221には、カメラデバイス106によって撮影された撮影画像や、無線通信によってダウンロードされた映像データおよび音楽データなどが記憶されている。
識別情報記憶部222には、この携帯電話機200の電話番号などといった識別情報が記憶されている。
マイクデバイス231は、ユーザの声をピックアップするマイクロホンを備え、そのマイクロホンでピックアップされた声を処理する機能ブロックである。
スピーカデバイス232は、ユーザに向けて音声を出力するスピーカを備え、そのスピーカを駆動する音声信号を生成する機能ブロックである。
近距離通信デバイス240は、画像や電話番号などを基地局300を介さずに外部装置に送信するためのものであり、赤外線通信などが採用されている。
カメラデバイス233は、写真撮影による画像データの収集を司るブロックであり、ディスプレイデバイス235は、携帯電話機200の表示画面への画像表示を司るブロックであり、音楽・映像再生デバイス234は、データ記憶部221に記憶された音楽データや映像データを再生するためのブロックであり、キーデバイス236は、携帯電話機200に備えられた操作キーであり、ユーザによるキー操作を司っている。
また、携帯電話機200には、時刻を通知する時計270と、UIMカード261が装填されるUIMカード装填部260なども搭載されている。UIMカード261には、電話番号などといった識別情報が記憶されており、このUIMカード261を他の携帯電話機に装着することによって、その携帯電話機をUIMカード261に記憶された電話番号が割り当てられた携帯電話機として使用することができる。
また、携帯通信デバイス113は、アンテナ280を介して電話の送受信や電子メールの送受信等を担っている。
図4は、携帯通信デバイス113の機能ブロック図である。
図4に示すように、携帯通信デバイス113には、メールの送受信を行うためのメール送受信部251と、ウェブサイトの閲覧を行うためのウェブ閲覧部252と、ウェブサイトから音楽データや映像データをダウンロードしてデータ記憶部221に記憶するためのダウンロード制御部253と、通話を行うための通話制御部254が備えられている。
通話制御部254は、基地局300から発せられる報知情報を受信して、基地局300に向けて位置登録依頼を発信する登録要求部620と、位置登録依頼に対する応答情報を受信する応答受信部630と、登録要求部620における位置登録依頼の発信を停止させるセルフモードを設定する通信抑制部640と、通話を行う通話部610と、通信抑制部640にセルフモードを解除させる抑制解除部650と、基地局300による位置登録が最後に成功してからの経過時間を算出する計時部660とが備えられている。登録要求部620は、上述した携帯電話機の基本形態における位置登録部の一例にあたり、通話部610は、上述した携帯電話機の基本形態における通話部の一例に相当する。また、応答受信部630は、上述した携帯電話機の基本形態における失敗情報受信部の一例にあたり、通信抑制部640は、上述した携帯電話機の基本形態における通信抑制部の一例に相当する。
ここで、上述した携帯電話機の基本形態に対して、「操作者による操作を受け付ける操作部と、前記操作部で受け付けられた操作が、前記通信抑制部による抑制の解除を指示する操作であった場合に、該抑制を解除する抑制解除部とをさらに備えた」という応用形態は好ましく、また、「位置登録部による通信の結果、前記通話網がこの携帯電話機の位置登録に成功した場合に、その成功した日時を記憶する日時記憶部と、前記日時記憶部に記憶されている日時からの経過日時を計る計時部とをさらに備え、前記通信抑制部が、前記失敗情報取得部によって前記失敗情報が取得された場合であっても、前記計時部によって計られた経過日時が所定の基準日時に達しない場合には前記位置登録部による前記通話網との通信を抑制せず、該経過日時が該基準日時に達している場合には該通信を抑制するものである」という応用形態も好ましい。図3に示すキーデバイス236は、上述した携帯電話機の応用形態における操作部の一例にあたり、図4に示す抑制解除部650は、上述した携帯電話機の応用形態における抑制解除部の一例に相当する。また、図3に示すデータ記憶部221は、上述した携帯電話機の応用形態における日時記憶部の一例にあたり、図4に示す計時部660は、上述した携帯電話機の応用形態における計時部の一例に相当する。
ここで、携帯電話機は、通信契約を解除しても、基地局300から発せられる報知情報を受信するとともに、位置登録要求を発信する機能は動作している。従来の携帯電話機では、これらの動作を停止するために、ユーザが操作ボタンなどを操作して手動でセルフモードを設定する必要があり、セルフモードの存在を知らないユーザは、そのまま携帯電話機を使い続けてしまい、基地局300や交換機400などのリソースを無駄に使用してしまうという問題がある。本実施形態の携帯電話機200では、基地局300における位置登録が失敗した場合、自動的にセルフモードが設定される。
図5は、携帯電話機200において自動的にセルフモードを設定する一連の処理の流れを示すフローチャート図である。
基地局300では、所定のタイミングごとに報知情報が発信される。セルフモードが設定されていない場合(図5のステップS1:No)、ユーザが携帯電話機200の電源を入れると、図4に示す応答受信部630において報知情報が受信される(図5のステップS2)。登録要求部620は、図3に示すUIMカード261に記憶された識別情報を取得し、報知情報の応答として識別情報を含む位置登録依頼を発信する(図5のステップS3)。
基地局300は、携帯電話機300から発信された位置登録依頼を受信すると、交換機300を介してホームロケーションレジスタ500に認証問合せを送信する。
ホームロケーションレジスタ14では、携帯電話機200の識別情報と登録されている加入者情報とが参照され、携帯電話機20の認証が行われる。認証結果は、交換機400を介して基地局300に送られる。
基地局300では、携帯電話機20が認証された場合には、その携帯電話機20の位置登録が行われ、位置登録が成功したことを示す応答情報が携帯電話機200に向けて発せられる。また、携帯電話機200の認証が失敗した場合には、位置登録が失敗したことを示す応答情報が携帯電話機200に向けて発せられる。
図4に示す応答受信部630では、基地局300から発せられた応答情報が受信される。位置登録が成功したことを示す応答情報が受信された場合には(図5のステップS4:成功)、計時部660において現在日時が取得され、取得された現在日時が最終位置登録成功日時として図3のデータ記憶部221に記録される(図5のステップS5)。その後、ユーザによって、通話機能、カメラ機能、音楽/映像再生機能などといった各種機能が利用される(図5のステップS16)。
また、位置登録が失敗したことを示す応答情報が受信された場合には(図5のステップS4:失敗)、計時部660において現在日時が取得され(図5のステップS6)、さらに、データ記憶部221に記録された最終位置登録成功日時から現在日時までの経過時間が算出される。算出された経過時間は、通信抑制部640に伝えられる。
通信抑制部640は、経過時間が所定時間(この例では、30日間)以上である場合には、応答受信部630における報知情報の受信、および登録要求部620における位置登録依頼の発信を停止させる(セルフモード設定:図5のステップS8)。さらに、通信抑制部640は、ディスプレイデバイス235に指示を与えて、携帯電話機200の表示画面上にセルフモードが設定されたことを示すメッセージを表示させる(図5のステップS9)。
図6は、表示画面に表示されたメッセージの一例を示す図である。
基地局300における位置登録が最後に成功してから所定時間が経過すると、自動的にセルフモードが設定され、図6に示すようなメッセージが表示される。ユーザは、このメッセージを確認することによって、携帯電話機200がセルフモードに設定されたことを認識することができる。
セルフモードを解除しなくても、携帯電話機200に搭載された通信以外の機能(撮影機能や音楽/映像再生機能など)を利用することができる(図5のステップS16)。この場合、携帯電話機200における報知情報の受信や位置登録依頼の発信は行われないため、基地局300などのリソースを無駄に使用してしまう不具合を回避することができる。
携帯電話機200のセルフモードを解除する場合には、ユーザは、携帯電話機200の操作ボタンを使って手動でセルフモードの解除を設定する(図5のステップS10:セルフモード解除)。
ユーザによってセルフモードの解除が設定されると、図4に示す抑制解除部650は、通信抑制部640にセルフモードを解除する指示を伝える。通信抑制部640は、応答受信部630に対して報知情報の受信を許可するとともに、登録要求部620に対して位置登録依頼の発信を許可する(セルフモードの解除:図5のステップS11)。
セルフモードが解除されると、応答受信部630において基地局300から発せられた報知情報が受信されるとともに(図5のステップS12)、登録要求部620から位置登録依頼が発信され(図5のステップS13)、さらに、応答受信部630において基地局300から発せられた応答情報が受信される。
基地局300から再び位置登録が失敗したことを示す応答情報が発せられた場合には(図5のステップS15:失敗)、通信抑制部640において再びセルフモードが設定され(図5のステップS8)、セルフモードが設定されたことを通知するメッセージが表示される(図5のステップS6)。
また、基地局300から位置登録が成功したことを示す応答情報が発せられた場合には(図5のステップS15:成功)、計時部660において現在日時が取得され、図3のデータ記憶部221に記録された最終位置登録成功日時が更新される(図5のステップS15)。その後、ユーザによって、通話機能、カメラ機能、音楽/映像再生機能などといった各種機能が利用される(図5のステップS16)。
このように、本実施形態の携帯電話機200によると、ユーザがセルフモードの存在を知らない場合であっても、携帯電話機200の位置登録が失敗したときには自動的にセルフモードが設定されるため、通信契約が解除された携帯電話機200を使用し続けて、基地局300などのリソースを無駄に使用してしまう不具合を確実に回避することができる。
ここで、上記では、セルフモードの設定に伴って、基地局から発せられる報知情報の受信も停止させる例について記載したが、上述した携帯電話機の基本形態は、セルフモードの設定に伴って、報知情報の受信は停止させずに、位置登録依頼の発信のみを停止させるものであってもよい。
また、上記では、基地局における位置登録が最後に成功して30日以上経過している場合にセルフモードを設定する例について説明したが、上述した携帯電話機の基本形態は、例えば、所定回数以上、連続して位置登録に失敗した場合にセルフモードを設定するものであってもよいし、1回でも位置登録に失敗したら直ちにセルフモードを設定するものであってもよい。
携帯電話機と通信網との間の通信を示す図である。 携帯電話機および通信網の概略構成図である。 携帯電話機の内部構成図である。 携帯通信デバイスの機能ブロック図である。 携帯電話機において自動的にセルフモードを設定する一連の処理の流れを示すフローチャート図である。 表示画面に表示されたメッセージの一例を示す図である。
符号の説明
100 通信網
200 携帯電話機
210 CPU
221 データ記憶部
222 識別情報記憶部
231 マイクデバイス
232 スピーカデバイス
233 カメラデバイス
234 音楽・映像再生デバイス
235 ディスプレイデバイス
236 キーデバイス
240 近距離通信デバイス
250 携帯通信デバイス
251 メール送受信部
252 ウェブ閲覧部
253 ダウンロード制御部
254 通話制御部
260 UIMカードデバイス
270 時計
280 アンテナ
290 バス
300 基地局
400 交換機
500 ホームロケーションレジスタ
610 通話部
620 登録要求部
630 応答受信部
640 通信抑制部
650 抑制解除部
660 計時部

Claims (3)

  1. 通話網を介して無線で通話を行う携帯電話機であって、
    前記通話網は、前記携帯電話機と通信することで、該携帯電話機の該通話網に対する位置を登録するものであり、
    前記通話網と位置登録のための通信を行う位置登録部と、
    前記通話網がこの携帯電話機の位置登録に成功した場合に、該通話網を介した通話のための無線通信を行う通話部と、
    前記通話網がこの携帯電話機の位置登録に失敗した場合に、該通話網から、失敗を表す失敗情報を取得する失敗情報取得部と、
    前記失敗情報取得部によって前記失敗情報が取得された場合に、前記位置登録部による前記通話網との通信を抑制する通信抑制部とを備えたことを特徴とする携帯電話機。
  2. 操作者による操作を受け付ける操作部と、
    前記操作部で受け付けられた操作が、前記通信抑制部による抑制の解除を指示する操作であった場合に、該抑制を解除する抑制解除部とをさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  3. 前記位置登録部による通信の結果、前記通話網がこの携帯電話機の位置登録に成功した場合に、その成功した日時を記憶する日時記憶部と、
    前記日時記憶部に記憶されている日時からの経過日時を計る計時部とをさらに備え、
    前記通信抑制部が、前記失敗情報取得部によって前記失敗情報が取得された場合であっても、前記計時部によって計られた経過日時が所定の基準日時に達しない場合には前記位置登録部による前記通話網との通信を抑制せず、該経過日時が該基準日時に達している場合には該通信を抑制するものであることを特徴とする請求項1または2記載の携帯電話機。
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