JP2009230498A - 帳票処理方法、帳票処理プログラム、帳票処理装置、および、帳票処理システム - Google Patents

帳票処理方法、帳票処理プログラム、帳票処理装置、および、帳票処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】帳票の種別を特定する処理を効率的に支援すること。
【解決手段】帳票識別部13は、入力される帳票から罫線の特徴を抽出し、その抽出した罫線の特徴に一致する複数の読取項目情報24の候補を抽出し、帳票選択部14は、複数の読取項目情報24の候補の1つとして選択している読取項目情報24に従って、入力される帳票から読み取った項目内容をその項目内容が記載されている記入欄の位置に対応づけて読取結果表示欄として表示装置17に表示し、帳票切替操作を受け付けると、選択している読取項目情報24を、検索された別の読取項目情報24へと切り替えるとともに、切り替えられた読取項目情報24に従って、読取結果表示欄の項目内容を更新する。
【選択図】図1

Description

本発明は、帳票処理方法、帳票処理プログラム、帳票処理装置、および、帳票処理システムに関する。
帳票は、あらかじめ記載されている罫線と、記入欄への項目内容とが、帳票の種別ごとに異なっている。帳票処理システムでは、入力された帳票の画像イメージをスキャナで読み取り、その帳票の記入欄に記載された項目内容を、光学式文字読取装置(OCR:Optical Character Reader)が文字データとして認識するデータ化処理が、項目内容への各種処理を行う前に行われる。記入欄は例えば罫線によって囲まれていることもあり、下部にのみ罫線が引かれることもある。あるいは特に罫線を用いず近傍に示される項目名のみで記入領域を示すこともある。
文字データとして認識するために、入力された帳票の種別を特定し、その特定した帳票の種別に応じた記入欄ごとの項目内容の位置(記入位置)を、文字認識のパラメータとして特定する必要がある。
帳票の種別を特定するために、例えば、特許文献1では、帳票の罫線位置等の罫線特徴情報を帳票の特定情報として活用する旨が記載されている。さらに、特許文献1では、帳票の罫線位置だけでは帳票を1つに特定できなかったとき、帳票の所定位置に記載されている特徴的な記号を、帳票の特定情報として活用する旨が記載されている。これにより、帳票識別番号(シートID)が帳票に記載されていなくても、帳票の種別を特定することができる。
特開平11−259597号公報
あらかじめ罫線が記載されている一般的な事務帳票を活用する場合などにより、複数の帳票には、デザインが互いに似ているものが多く存在する。これらの帳票は、帳票の外観(罫線位置等の罫線特徴や特徴的な記号)は互いに同じだが、項目の記入位置が互いに異なっている。これらの類似する帳票間において、特許文献1に記載されたような帳票の外観だけでは、帳票の種別を1つに特定することができない場合もある。
図9(a)は、帳票(帳票A)の画像の例である。図9(b)は、帳票(帳票B)の画像の例であり、図9(a)の帳票Aと比較すると、罫線位置は同じだが、金額欄と口座番号欄の位置が入れ替わっている。もし、入力された帳票が帳票Bにもかかわらず、帳票Aの種別として文字認識を行ってしまうと、項目「金額」として、口座番号の値が入力されてしまう入力ミスが発生する。
このような入力ミスに対して、オペレーション画面表示時にオペレータの目視により誤りのチェックをするとしても、元々デザインが似ている帳票A,Bから入力ミスを探す必要があり、確認を行うオペレータの負荷が大きい。また、オペレータが入力ミスに気づいた場合、正しい項目内容を入力しなければならず、負荷が大きい。
一方、帳票の種別を特定するための帳票の外観を、類似する2つの帳票A,B間で別々のものを登録しておくと、デザインが似ているために帳票の外観だけでは、帳票の種別を1つに特定することができない。
そこで、本発明は、前記した問題を解決し、帳票の種別を特定する処理を効率的に支援することを主な目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の一の手段は、画像イメージ形式の帳票の入力を受け付け、帳票上に記載された項目内容をデータ化する帳票処理装置による帳票処理方法であって、
前記帳票処理装置が、帳票識別部、帳票選択部、項目読取部、および、帳票レイアウトDBを有し、
前記帳票レイアウトDBには、帳票にあらかじめ記載されている罫線の特徴を示す罫線特徴情報と、帳票上の記入欄の位置を示す読取枠位置情報と、前記記入欄に記入される帳票ごとの項目内容を示す読取項目情報と、が対応づけて帳票レイアウトとして格納され、
前記帳票識別部が、入力される帳票から罫線の特徴を抽出し、その抽出した罫線の特徴にパターンマッチングで一致する前記罫線特徴情報を、前記帳票レイアウトDBから検索し、
前記帳票選択部が、
前記帳票識別部により検索された前記罫線特徴情報の帳票レイアウトにおいて複数の前記読取項目情報が対応づけられているときには、それら複数の前記読取項目情報の候補から1つの前記読取項目情報を選択させる帳票切替欄と、
候補の1つとして選択している前記読取項目情報に従って、入力される帳票から読み取った項目内容をその項目内容が記載されている前記記入欄の位置に対応づけた読取結果表示欄と、を表示装置に表示させ、
前記帳票切替欄から帳票切替操作を受け付けると、選択している前記読取項目情報を、検索された別の前記読取項目情報へと切り替えるとともに、切り替えられた前記読取項目情報に従って、前記読取結果表示欄の項目内容を更新し、
前記項目読取部が、前記帳票選択部により選択されている前記読取項目情報に従って、入力される帳票から読み取った項目内容を帳票データとして出力することを特徴とする。
その他の手段は、後記する。
本発明によれば、帳票の種別を特定する処理を効率的に支援することができる。
以下に、本発明が適用される帳票処理装置の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、帳票処理装置1(帳票処理システム)の構成図である。なお、帳票処理装置1は、演算処理を行う際に用いられる記憶手段としてのメモリと、前記演算処理を行う演算処理装置とを少なくとも備えるコンピュータとして構成される。なお、メモリは、RAM(Random Access Memory)などにより構成される。演算処理機能は、CPU(Central Processing Unit)によって構成される演算処理装置が、メモリ上のプログラムを実行することで、実現される。
帳票入力部11は、帳票レイアウトDB20に登録するための登録用帳票、および、帳票データを出力するための読取用帳票について、それぞれ入力を受け付ける。各帳票は、例えば、帳票をスキャナで読み取った画像データの形式で入力される。
帳票登録部12は、帳票入力部11で入力された登録用帳票を、帳票レイアウトDB20に帳票レイアウト21(図2)として登録する。具体的には、帳票登録部12は、登録用帳票から抽出した未登録の罫線特徴情報の一例である罫線位置情報22と、未登録の読取枠位置情報23と、未登録の読取項目情報24と、を帳票レイアウト21として対応づけて帳票レイアウトDB20に登録する。登録された帳票レイアウト21は、読取用帳票から帳票データを抽出するために使用される。
帳票識別部13(帳票識別手段)は、帳票レイアウトDB20に登録されている罫線位置情報22(図2)を参照して、読取用帳票が属する帳票レイアウト21を識別する。
帳票選択部14は、帳票識別部13が識別した帳票レイアウト21内に複数の読取項目情報24(図2)が存在するときに、その中から1つの読取項目情報24を特定するための選択処理を行う。
項目読取部15は、読取枠位置情報23(図2)で指定された各項目の読取枠の位置に従って、文字認識部15aまたはイメージ切出し部15bを介して、各項目の項目内容を読み取る。
文字認識部15a(文字認識手段)は、光学式文字読取装置(OCR:Optical Character Reader)により、読取枠内の文字を認識する。
イメージ切出し部15bは、画像のビットマップイメージを切り出すことにより、読取枠内の文字や記号を取得する。
項目内容修正部16は、項目読取部15が読み取った項目内容について、入力装置18を介してユーザに修正させる。
表示装置17(表示手段)は、ユーザにデータ出力を行う装置であり、ディスプレイ装置などの表示手段により構成される。
入力装置18(操作手段)は、ユーザからデータ入力を受け付ける装置であり、マウスやキーボードなどの入力手段により構成される。
図2は、帳票レイアウトDB20の構成図である。
帳票レイアウトDB20(帳票フォーマット情報記憶手段)は、帳票レイアウト21を、1つ以上管理する。
帳票レイアウト21は、帳票のデザイン(外観)ごとに規定される。1つの帳票レイアウト21は、1つの罫線位置情報22と、1つ以上の読取枠位置情報23と、1つ以上の読取項目情報24と、を対応づけて構成される。
罫線位置情報22は、帳票にあらかじめ記載されている罫線の位置を示すものであり、すなわち罫線特徴情報の一例である。なお、帳票の画像イメージからあらかじめ記載されている罫線の位置を抽出する方法は、例えば、特許文献1に記載の「罫線抽出部」などの方法が挙げられる。さらに、この罫線位置情報22は、帳票の種別を識別するための帳票特徴情報の一例である。
なお、帳票特徴情報の他の一例として、特許文献1に記載されている帳票の所定位置に記載されている特徴的な記号を、罫線位置と併せて、または、罫線位置に代えて用いてもよい。また、罫線特徴としては罫線位置だけでなく、罫線の長さ、太さの罫線サイズ情報、あるいは実線か破線か等の罫線種別情報を含めてもよい。
読取枠位置情報23は、帳票上の各項目が記載される位置を示す。1つの帳票には、1つ以上の読取対象となる項目が記載されている。読取枠位置情報23は、帳票上の記入枠をマウスでドラッグするなどにより登録される。
読取項目情報24は、読取枠位置情報23の読取枠ごとに読み取ったデータ項目の内容を示す。例えば、図9に示される2つの帳票A,Bは、罫線位置および読取枠位置が互いに同じであるため、同じ読取枠位置情報23に対応づけられている。なお、読取枠はここでは特定の罫線との位置関係により定められる。例えば、特定の位置の罫線で囲まれる形式や、特定の位置の罫線の上方の所定サイズの領域とする形式がある。後者の場合は罫線は下方にのみ存在する読取領域となるが、ここでは便宜上そのような読取領域も読取枠として表現を統一する。
図3(a)は、帳票A,Bの罫線位置情報22の例である。両帳票の罫線位置情報22は、同じである。罫線位置情報22は、帳票の識別に用いられる。図3(b)は、帳票A,Bの読取枠位置情報23の例である。
Figure 2009230498
表1に示す帳票Aの読取項目情報24は、7つの読取枠R1〜R7(図3(b)参照)それぞれについて、項目名と読取方法とが対応づけられている。例えば、読取枠R1には項目名「依頼日」が記載されており、文字種を数字および漢字に限定した文字認識部15aによる文字認識処理により、項目内容が読み取られる。また、読取枠R6には項目名「ご依頼人の住所」が記載されており、イメージ切出し部15bによる画像イメージの切出し処理により、項目内容が読み取られる。
Figure 2009230498
表2に示す帳票Bの読取項目情報24は、帳票Aの読取項目情報24と同様に、7つの読取枠R1〜R7それぞれについて、項目名と読取方法とが対応づけられている。表1との違いは、読取枠R3と読取枠R4の項目が入れ替わっていることである。
図4は、帳票登録部12による帳票登録処理を示すフローチャートである。このフローチャートは、1枚の登録用帳票に関する登録処理を示すものである。複数枚の登録用帳票が入力されるときには、このフローチャートを入力された枚数分だけ繰り返し実行する。
帳票登録部12は、帳票入力部11を介して、帳票レイアウトDB20に登録するための登録用帳票の入力を受け付ける(S101)。
帳票登録部12は、帳票入力部11で入力された登録用帳票の帳票レイアウト21を特定する。具体的には、登録用帳票から抽出した罫線位置情報と、帳票レイアウトDB20に登録されている罫線位置情報22とを比較する。なお、罫線位置情報22を元にした帳票の特定処理(パターンマッチング)は、例えば、特許文献1に記載の「フォーマット認識部」などの処理として実現される。そして、罫線位置情報22の比較結果によって、以下のいずれかの処理を行う。
・抽出した罫線位置情報と一致する罫線位置情報22が存在するときには(S102,Yes)、その存在する罫線位置情報22に対応する帳票レイアウト21を、登録用帳票の帳票レイアウト21に特定する(S103)。そして、S103からS105へと処理が移行する。
・抽出した罫線位置情報と一致する罫線位置情報22が存在しないときには(S102,No)、新規の帳票レイアウト21を作成するとともに、抽出した罫線位置情報を新規の罫線位置情報22として作成し、互いに関連づける(S104)。そして、作成した新規の帳票レイアウト21を、登録用帳票の帳票レイアウト21とする。そして、S104からS105へと処理が移行する。なお、追加登録を行うかどうかをオペレータに選択させ、オペレータが追加登録を選択した場合のみ登録処理を行うようにしてもよい。
帳票登録部12は、登録用帳票の読取枠位置情報23を特定する。この特定処理は、例えば、登録用帳票で指定された読取枠位置情報と、特定された帳票レイアウト21の読取枠位置情報23とを比較し、その比較結果によって、以下のいずれかの処理を行うことにより実現される。なお、登録用帳票内の読取枠位置情報の指定は、例えば、入力装置18であるマウスのドラッグ操作により、実施される。
・指定された読取枠位置情報と一致する読取枠位置情報23が存在するときには(S105,Yes)、その存在する読取枠位置情報23を特定する(S106)。そして、S106からS108へと処理が移行する。
・指定された読取枠位置情報と一致する読取枠位置情報23が存在しないときには(S105,No)、指定された読取枠位置情報を新規の読取枠位置情報23として作成し、特定された帳票レイアウト21と関連づける(S107)。そして、作成した新規の読取枠位置情報23を、登録用帳票の読取枠位置情報23とする。そして、S107からS108へと処理が移行する。なお、追加登録を行うかどうかをオペレータに選択させ、オペレータが追加登録を選択した場合のみ登録処理を行うようにしてもよい。
帳票登録部12は、登録用帳票の読取項目情報24を特定する。具体的には、特定した読取枠位置情報23に関連する読取項目情報24のリストを表示装置17に表示し、そのリストの中から、入力装置18を介してユーザに1つの読取項目情報24を選択させる。
もし、登録用帳票の読取項目情報24がリストに存在するときには(S108,Yes)、その存在する読取項目情報24が登録用帳票の読取項目情報24として既に登録済みであるので、重複して登録する必要がないことから、新規の読取項目情報24を作成せず、処理を終了する。
一方、登録用帳票の読取項目情報24がリストに存在しないときには(S108,No)、特定された読取枠位置情報23の読取枠ごとに、その読取枠で読み取る項目の項目名と、その項目の読取方法とを、ユーザに入力させることにより、登録用帳票の読取項目情報24を新規に作成する(S109)。そして、新規に作成された読取項目情報24を、特定した読取枠位置情報23に関連づける。そして、図4に示す処理が、終了する。
なお、新たに登録しようとする帳票レイアウトと既存の帳票レイアウトを比較して、読取枠に対して選択された読取項目が1つ以上異なる場合は登録済みでないと判断し、新規に作成された読取項目情報24を、特定した読取枠位置情報23に関連づける。
図5は、帳票処理装置1による帳票から項目内容を読み取る処理を示すフローチャートである。このフローチャートは、1枚の読取用帳票に関する読取処理を示すものである。複数枚の読取用帳票が入力されるときには、このフローチャートを入力された枚数分だけ繰り返し実行する。
帳票入力部11は、帳票データを出力するための読取用帳票の入力を受け付ける(S201)。
帳票識別部13は、入力された読取用帳票の帳票レイアウト21を特定する(S202)。具体的には、読取用帳票から抽出した罫線位置情報と、帳票レイアウトDB20に登録されている罫線位置情報22とを比較し、その比較結果によって、以下のいずれかの処理を行う。
・抽出した罫線位置情報と一致する罫線位置情報22が存在するときには、その存在する罫線位置情報22に対応する帳票レイアウト21を、読取用帳票の帳票レイアウト21とする。
・抽出した罫線位置情報と一致する罫線位置情報22が存在しないときには、帳票レイアウト21が登録されていない旨のエラーメッセージを表示装置17に表示し、処理を終了する。
帳票選択部14は、特定した帳票レイアウト21に属する読取項目情報24の数、つまり、同じ帳票レイアウト21となる帳票の種別数を帳票レイアウトDB20から読み込む。
・特定した帳票レイアウト21が、1つの読取項目情報24に対応する場合(S203,No)、その対応する読取項目情報24を、読取用帳票の読取に使用するよう特定する。そして、後記するS221へ処理を進める。
・特定した帳票レイアウト21が、複数の読取項目情報24に対応する場合(S203,Yes)、以下に示す帳票選択処理を行うことで、複数の読取項目情報24の候補から読取用帳票の読取に使用する読取項目情報24を1つに絞り込む。ここで、あらかじめ設定されている所定候補(例えば、1番目の候補)が選択されているものとする。
帳票選択部14は、選択されている読取項目情報24をもとにした、読取用帳票の読取結果を表示装置17に表示する(S211)。具体的には、項目読取部15は、選択されている読取項目情報24に対応する読取枠位置情報23の読取枠ごとに、読取項目情報24の読取方法で指定されている読取方法で、読取枠から項目内容を読み取る。そして、帳票選択部14は、帳票選択画面(詳細は、図6、図8参照)において、入力された読取用帳票の画像イメージを帳票表示欄に、読取用帳票の読取結果を帳票表示欄の下方にある読取結果表示欄に、それぞれ表示する。
ここで、帳票選択部14は、ユーザからの操作(帳票切替、項目選択、または、OK)を受け付ける。なお、これらをユーザに選択させず、いずれかの処理を固定的に行うようにしてもよい。
・操作内容が「帳票切替」の場合(S212,帳票切替)、選択されている読取項目情報24の変更を帳票選択画面(図6)を介して受け付け(S221)、新たに選択された読取項目情報24をもとにして、再度、読取用帳票の読取結果を表示装置17に表示する(S211)。
・操作内容が「項目選択」の場合(S212,項目選択)、読取に使用する読取項目情報24の候補が、帳票選択画面(図8)上のマウスクリックで指定された読取枠に対応する項目を有する候補に絞り込まれる(S222)。そして、絞り込まれた候補のうちの1つの帳票に対応する読取項目情報24をもとにして、再度、読取用帳票の読取結果を表示装置17に表示する(S211)。
・操作内容が「OK」の場合(S212,OK)、選択されている読取項目情報24をもとにした、読取用帳票の読取結果について、適宜、項目内容修正部16による修正処理(図7参照)を行った後、帳票データとして出力する(S223)。
図6は、「帳票切替」操作により、読取用帳票の読取に使用される読取項目情報24を、帳票Aから帳票Bへと切り替える帳票選択画面を示す画面図である。帳票選択画面は、帳票表示欄、読取結果表示欄、帳票切替欄、および、操作決定欄を有する。帳票表示欄は、読取用帳票の画像イメージをそのまま表示する。
読取結果表示欄は、読取項目情報24を用いた読取用帳票の読取結果を示す。具体的には、読取項目情報24で規定される読取枠ごとに、その項目名と、帳票表示欄に表示される読取用帳票から読み取った項目内容とを対応づけて表示する。
なお、読取用帳票として帳票Bが入力されたにもかかわらず、帳票Aの読取項目情報24を用いて項目内容の読取処理を行ったので、項目名の「金額」と「口座番号」が互いに入れ替わってしまっている。よって、「口座番号(1234567)」が記載されている読取枠R4から項目名「金額」として読み取ってしまい、かつ、「金額(12000)」が記載されている読取枠R3から項目名「口座番号」として読み取ってしまっている。
また、読取結果表示欄の読取枠R3,R4は、他の読取枠よりも強調して表示されている。この強調表示は、帳票Aの読取項目情報24(表1)と、帳票Bの読取項目情報24(表2)とを比較して、読取枠の位置が同じで、かつ、項目内容が異なるような、いわゆる項目の解釈が分かれる項目であることを示している。同様に、強調表示されていない項目は、帳票Aの読取項目情報24と、帳票Bの読取項目情報24とで、読取枠の位置が同じで、かつ、項目内容が同じ項目を示す。
帳票切替欄は、帳票アイコンと、変更ボタンとを有する。帳票アイコンは、1つの帳票に対して1つの帳票アイコンに対応しており、読取に使用する読取項目情報24の各候補をアイコン形式でリストアップする。これらの帳票アイコンのうち、読取結果表示欄に表示されている読取結果に使用された現在の候補を示す帳票アイコン(帳票A)は、ハイライト表示されている。帳票切替操作として変更ボタンがクリックされると、ハイライト表示される帳票アイコンが、次の帳票アイコン(帳票B)へと変更(切替)される。
この切替に伴い、読取結果表示欄の内容が、図7の内容へと変更される。このとき、帳票切替にともない特定された項目名によって、再度文字認識処理を行ってもよい。例えば、項目名ごとに文字認識の対象となる文字種等の文字認識情報を登録しておき、項目名の特定により対象文字種が変更される場合は、新たな対象文字種により文字認識を行って、文字認識結果を更新して表示する。また、文字種に限らず、データチェックのルールを変更して、変更後のデータチェック結果により表示を更新してもよい。
なお、図示省略しているが図7においても帳票アイコンが表示されるものとする。
なお、アイコンではなく、帳票一覧のリスト表示によっても同様の処理を行うことができる。
操作決定欄は、帳票切替欄により指定された帳票アイコンの帳票を、読取に使用する読取項目情報24として決定する旨の「OK」ボタンと、帳票選択処理を中断する旨の「キャンセル」ボタンを有する。
図7は、図6または図8の帳票選択画面から、読取用帳票の読取に使用される読取項目情報24として、正しい帳票Bが選択されたときの画面図である。
項目内容修正部16は、読取結果表示欄を介して、項目内容の修正を受け付ける。具体的には、読取結果表示欄の項目内容にマウスカーソルが移動すると、その項目内容に対応する帳票表示欄の記入枠が強調表示される。そして、読取結果表示欄の項目内容上でクリックされると、その項目内容のデータをキーボードを介した文字入力などで修正することができる。操作決定欄で「OK」ボタンがクリックされると、修正を終了する。操作決定欄で「キャンセル」ボタンがクリックされると、修正を破棄する。
図8は、「項目選択」操作により、読取用帳票の読取に使用される読取項目情報24を、帳票Aから帳票Bへと切り替える帳票選択画面を示す画面図である。帳票選択画面は、帳票表示欄、読取結果表示欄、項目選択欄、および、操作決定欄を有する。まず、帳票表示欄、読取結果表示欄(強調表示も含む)の表示内容は、図6と同じである。
さらに、読取結果表示欄は、強調表示された項目について、項目ごとにプルダウンアイコンを表示する。このプルダウンアイコンをクリックすると、クリップした項目に対応する項目選択欄がポップアップ表示される。
例えば、読取枠R4の項目名「金額」のプルダウンアイコンをクリックすると、読取枠R4から読み取る項目名を読取項目情報24から検索して、検索された項目名をリストとして表示する。項目選択欄の最初の項目名は、読取結果表示欄に現在表示されている帳票Aの読取項目情報24(表1)の項目名(金額)である。そして、項目選択欄の2つめの項目名は、帳票Bの読取項目情報24(表2)の読取枠R4の項目名(口座番号)である。
ここで、項目選択操作として、項目選択欄の「口座番号」がクリックされると、読取用帳票の読取に使用される読取項目情報24を、帳票A(項目名:金額)から帳票B(項目名:口座番号)へと切り替える。この切替に伴い、読取結果表示欄の内容が、図7の内容へと変更される。
すなわち、「項目選択」の初期状態では同様な罫線特徴をもつ二つの帳票のうち、帳票Aか帳票Bかは確定されていない。このため、それらの帳票の相違点である項目名を確定させることによって、帳票を特定することが可能となる。
操作決定欄は、項目選択欄により指定された項目の帳票を、帳票アイコンの読取に使用する読取項目情報24として決定する旨の「OK」ボタンと、帳票選択処理を中断する旨の「キャンセル」ボタンを有する。
Figure 2009230498
表3は、5つの帳票(T1〜T5)に関する読取項目情報24を示す。以下、表3を参照して、図8の帳票選択画面を介して、複数回の項目選択が行われることにより、採用される帳票が徐々に絞り込まれていく旨を説明する。
まず、項目選択が行われていない状態では、5つの帳票(T1〜T5)が採用される帳票の候補である。読取枠R11が非強調表示、読取枠R12,R13が強調表示される。
次に、1回目の項目選択(読取枠R12の金融機関名)が行われると、その項目選択に合致しない(読取枠R12の受取人)2つの帳票(T4,T5)が候補から除外される。その結果、3つの帳票(T1〜T3)が採用される帳票の候補となる。
そして、2回目の項目選択(読取枠R13のご依頼人)が行われると、その項目選択に合致しない(読取枠R13のご依頼人以外)2つの帳票(T1,T2)が候補から除外される。その結果、1つの帳票(T3)が採用される帳票として絞り込まれる。
以上説明したように、2回の項目選択操作で、5つの帳票の種別の候補から1つの帳票の種別へと絞り込みが行われる。よって、帳票切替操作を4回行うよりも、項目選択操作を2回行う方が、効率的に所望の帳票の読取項目情報24を特定できる。つまり、項目選択操作は、帳票候補が多くなるほど、効果的な操作である。
さらに、項目選択操作は、ユーザの判断をそのまま受け付けることに加え、帳票選択部14が、読み取った項目内容をもとにした帳票の候補の絞り込みを支援する処理を行うこととしてもよい。
例えば、読取項目情報24(表1)と読取項目情報24(表2)とを比較すると、読取枠R4の読取方法は、文字種「数字」に限定した文字認識である点は共通しているが、その数字の桁数が7桁に限定されている(表1)か、限定されていないか(表2)の違いがある。
そこで、文字認識部15aが認識した読取枠R4の項目内容が数字であり、その桁数が7桁以外なら、帳票Aの読取項目情報24(表1)を帳票の候補から除外することで、絞り込みを支援する。
以上説明した本実施形態によれば、デザインが互いに似ている複数の(特に3つ以上の)帳票が存在するときに、その中から1つの帳票を特定する処理を効率的に支援することができる。そして、1つに特定された帳票の種別に応じた読取位置および読取方法により、帳票に記載されている項目内容のデータ化処理が実現できる。
具体的には、まず、帳票レイアウトDB20において1つの帳票レイアウト21(1つの罫線位置情報22)に対して、複数の読取項目情報24(複数の帳票の種別)を対応づけている。そして、罫線位置情報22が同じ複数の帳票の候補が検出されたとき、その帳票の候補から1つの帳票を効率的に選択する帳票選択画面が、図6および図8にそれぞれ示されている。これらの帳票選択画面では、まず、項目ごとの強調表示により、解釈が分かれるために着目する項目を、ユーザがすぐに目視で把握することができる。
図6の帳票選択画面では、帳票選択部14が受け付ける帳票単位での切替操作により、所望の帳票を特定させる。このとき、着目する帳票が切り替わるたびに、読取結果表示欄には、切り替わった帳票の読取結果が更新される。帳票表示欄と読取結果表示欄とを同じ画面で対比させて表示しているので、ユーザは両表示欄を見比べることにより、入力ミスを容易に発見することができる。
図8の帳票選択画面では、帳票選択部14が受け付ける項目単位での選択操作により、帳票の候補を選択した項目内容に適合するように絞り込む。これにより、帳票の候補数が多い場合でも、少ない選択操作での帳票の特定が可能となる。
なお、前記の実施形態において、文字認識を行うものとしたが、必ずしも文字認識は行わなくともよい。例えば、文字認識を行わずに、帳票を特定してオペレータがデータ入力を行うような業務形態である場合には、文字認識は行わず、帳票の特定ないし記入枠の項目の特定を行うようにすればよい。
また、本実施形態のフローチャートでは、帳票のデザインを特定するために罫線位置情報22を用いた。しかし、罫線位置情報22は、罫線特徴情報の一例であり、罫線特徴情報として、他の情報(線の太さなど)を代わりに用いてもよい。
本発明の一実施形態に関する帳票処理装置を示す構成図である。 本発明の一実施形態に関する帳票レイアウトDBを示す構成図である。 本発明の一実施形態に関するデザインが類似する2つの帳票A,Bに共通する帳票レイアウトを示す説明図である。 本発明の一実施形態に関する帳票登録処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に関する帳票から項目内容を読み取る処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に関する「帳票切替」操作による帳票選択画面を示す画面図である。 本発明の一実施形態に関する正しい帳票が選択された旨を示す画面図である。 本発明の一実施形態に関する「項目選択」操作による帳票選択画面を示す画面図である。 本発明の一実施形態に関するデザインが類似する2つの帳票A,Bを示す説明図である。
符号の説明
1 帳票処理装置
11 帳票入力部
12 帳票登録部
13 帳票識別部
14 帳票選択部
15 項目読取部
15a 文字認識部
15b イメージ切出し部
16 項目内容修正部
17 表示装置
18 入力装置
20 帳票レイアウトDB
21 帳票レイアウト
22 罫線位置情報
23 読取枠位置情報
24 読取項目情報

Claims (12)

  1. 画像イメージ形式の帳票の入力を受け付け、帳票上に記載された項目内容をデータ化する帳票処理装置による帳票処理方法であって、
    前記帳票処理装置は、帳票識別部、帳票選択部、項目読取部、および、帳票レイアウトDBを有し、
    前記帳票レイアウトDBには、帳票にあらかじめ記載されている罫線の特徴を示す罫線特徴情報と、帳票上の記入欄の位置を示す読取枠位置情報と、前記記入欄に記入される帳票ごとの項目内容を示す読取項目情報と、が対応づけて帳票レイアウトとして格納され、
    前記帳票識別部は、入力される帳票から罫線の特徴を抽出し、その抽出した罫線の特徴にパターンマッチングで一致する前記罫線特徴情報を、前記帳票レイアウトDBから検索し、
    前記帳票選択部は、
    前記帳票識別部により検索された前記罫線特徴情報の帳票レイアウトにおいて複数の前記読取項目情報が対応づけられているときには、それら複数の前記読取項目情報の候補から1つの前記読取項目情報を選択させる帳票切替欄と、
    候補の1つとして選択している前記読取項目情報に従って、入力される帳票から読み取った項目内容をその項目内容が記載されている前記記入欄の位置に対応づけた読取結果表示欄と、を表示装置に表示させ、
    前記帳票切替欄から帳票切替操作を受け付けると、選択している前記読取項目情報を、検索された別の前記読取項目情報へと切り替えるとともに、切り替えられた前記読取項目情報に従って、前記読取結果表示欄の項目内容を更新し、
    前記項目読取部は、前記帳票選択部により選択されている前記読取項目情報に従って、入力される帳票から読み取った項目内容を帳票データとして出力することを特徴とする
    帳票処理方法。
  2. 画像イメージ形式の帳票の入力を受け付け、帳票上に記載された項目内容をデータ化する帳票処理装置による帳票処理方法であって、
    前記帳票処理装置は、帳票識別部、帳票選択部、項目読取部、および、帳票レイアウトDBを有し、
    前記帳票レイアウトDBには、帳票にあらかじめ記載されている罫線の特徴を示す罫線特徴情報と、帳票上の記入欄の位置を示す読取枠位置情報と、前記記入欄に記入される帳票ごとの項目内容を示す読取項目情報と、が対応づけて帳票レイアウトとして格納され、
    前記帳票識別部は、入力される帳票から罫線の特徴を抽出し、その抽出した罫線の特徴にパターンマッチングで一致する前記罫線特徴情報を、前記帳票レイアウトDBから検索し、
    前記帳票選択部は、
    前記帳票識別部により検索された前記罫線特徴情報の帳票レイアウトにおいて複数の前記読取項目情報が対応づけられているときには、それら複数の前記読取項目情報の候補から1つの前記読取項目情報を選択させる項目選択欄と、
    候補の1つとして選択している前記読取項目情報に従って、入力される帳票から読み取った項目内容をその項目内容が記載されている前記記入欄の位置に対応づけた読取結果表示欄と、を表示装置に表示させ、
    項目選択操作として、前記読取結果表示欄から所定記入欄が選択されると、前記所定記入欄における項目内容のリストを複数の前記読取項目情報の候補から取得して、前記表示装置の前記項目選択欄に表示させ、項目内容のリストから所定項目内容が選択されると、複数の前記読取項目情報の候補から、前記所定記入欄において前記所定項目内容が記載される帳票の前記読取項目情報の候補を選択し、その選択された前記読取項目情報に従って、前記読取結果表示欄の項目内容を更新し、
    前記項目読取部は、前記帳票選択部により選択されている前記読取項目情報に従って、入力される帳票から読み取った項目内容を帳票データとして出力することを特徴とする
    帳票処理方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の帳票処理方法を、コンピュータに実行させるための帳票処理プログラム。
  4. 画像イメージ形式の帳票の入力を受け付け、帳票上に記載された項目内容をデータ化する帳票処理装置であって、
    前記帳票処理装置は、帳票識別部、帳票選択部、項目読取部、および、帳票レイアウトDBを有し、
    前記帳票レイアウトDBには、帳票にあらかじめ記載されている罫線の特徴を示す罫線特徴情報と、帳票上の記入欄の位置を示す読取枠位置情報と、前記記入欄に記入される帳票ごとの項目内容を示す読取項目情報と、が対応づけて帳票レイアウトとして格納され、
    前記帳票識別部は、入力される帳票から罫線の特徴を抽出し、その抽出した罫線の特徴にパターンマッチングで一致する前記罫線特徴情報を、前記帳票レイアウトDBから検索し、
    前記帳票選択部は、
    前記帳票識別部により検索された前記罫線特徴情報の帳票レイアウトにおいて複数の前記読取項目情報が対応づけられているときには、それら複数の前記読取項目情報の候補から1つの前記読取項目情報を選択させる帳票切替欄と、
    候補の1つとして選択している前記読取項目情報に従って、入力される帳票から読み取った項目内容をその項目内容が記載されている前記記入欄の位置に対応づけた読取結果表示欄と、を表示装置に表示させ、
    前記帳票切替欄から帳票切替操作を受け付けると、選択している前記読取項目情報を、検索された別の前記読取項目情報へと切り替えるとともに、切り替えられた前記読取項目情報に従って、前記読取結果表示欄の項目内容を更新し、
    前記項目読取部は、前記帳票選択部により選択されている前記読取項目情報に従って、入力される帳票から読み取った項目内容を帳票データとして出力することを特徴とする
    帳票処理装置。
  5. 画像イメージ形式の帳票の入力を受け付け、帳票上に記載された項目内容をデータ化する帳票処理装置であって、
    前記帳票処理装置は、帳票識別部、帳票選択部、項目読取部、および、帳票レイアウトDBを有し、
    前記帳票レイアウトDBには、帳票にあらかじめ記載されている罫線の特徴を示す罫線特徴情報と、帳票上の記入欄の位置を示す読取枠位置情報と、前記記入欄に記入される帳票ごとの項目内容を示す読取項目情報と、が対応づけて帳票レイアウトとして格納され、
    前記帳票識別部は、入力される帳票から罫線の特徴を抽出し、その抽出した罫線の特徴にパターンマッチングで一致する前記罫線特徴情報を、前記帳票レイアウトDBから検索し、
    前記帳票選択部は、
    前記帳票識別部により検索された前記罫線特徴情報の帳票レイアウトにおいて複数の前記読取項目情報が対応づけられているときには、それら複数の前記読取項目情報の候補から1つの前記読取項目情報を選択させる項目選択欄と、
    候補の1つとして選択している前記読取項目情報に従って、入力される帳票から読み取った項目内容をその項目内容が記載されている前記記入欄の位置に対応づけた読取結果表示欄と、を表示装置に表示させ、
    項目選択操作として、前記読取結果表示欄から所定記入欄が選択されると、前記所定記入欄における項目内容のリストを複数の前記読取項目情報の候補から取得して、前記表示装置の前記項目選択欄に表示させ、項目内容のリストから所定項目内容が選択されると、複数の前記読取項目情報の候補から、前記所定記入欄において前記所定項目内容が記載される帳票の前記読取項目情報の候補を選択し、その選択された前記読取項目情報に従って、前記読取結果表示欄の項目内容を更新し、
    前記項目読取部は、前記帳票選択部により選択されている前記読取項目情報に従って、入力される帳票から読み取った項目内容を帳票データとして出力することを特徴とする
    帳票処理装置。
  6. 前記帳票処理装置は、さらに、帳票登録部を有し、
    前記帳票登録部は、登録用帳票が入力されると、
    登録用帳票から抽出した罫線特徴情報が前記帳票レイアウトDBに存在しないときには、抽出した前記罫線特徴情報を新たに前記帳票レイアウトDBに登録し、
    登録用帳票から抽出した読取枠位置情報が前記帳票レイアウトDBに存在しないときには、抽出した前記読取枠位置情報を新たに前記帳票レイアウトDBに登録し、
    登録用帳票から抽出した読取項目情報が前記帳票レイアウトDBに存在しないときには、抽出した前記読取項目情報を新たに前記帳票レイアウトDBに登録することを特徴とする
    請求項4または請求項5に記載の帳票処理装置。
  7. 前記帳票選択部は、前記読取結果表示欄に表示されている前記記入欄の位置について、同じ前記記入欄の位置に記入される項目内容が複数の前記読取項目情報の各候補について複数種類存在するときには、その項目内容を強調表示することを特徴とする
    請求項4ないし請求項6のいずれか1項に記載の帳票処理装置。
  8. 前記帳票選択部は、入力を受け付けた帳票の画像イメージを表示する帳票表示欄を、前記読取結果表示欄と並べて前記表示装置に表示することを特徴とする
    請求項4ないし請求項7のいずれか1項に記載の帳票処理装置。
  9. 帳票の罫線特徴情報と記入欄の項目名を登録した帳票フォーマット情報記憶手段と、
    入力される帳票画像の罫線特徴によって帳票識別を行う帳票識別手段と、
    識別した帳票の画像を記入欄ごとの項目名とともに表示する表示手段と、
    表示された記入欄に所定の操作を行うための操作手段とを備え、
    前記帳票識別手段により識別された帳票の候補が複数ある場合、
    前記表示手段は、前記記入欄ごとの項目名が複数存在する場合には当該記入欄をオペレータに対して明示するとともに、候補となる帳票を選択可能に表示する帳票選択部を表示し、
    前記操作手段により前記帳票選択部の帳票が選択されると、前記記入欄の項目名を特定し、特定された項目名に従って、表示内容を更新することを特徴とする
    帳票処理システム。
  10. 文字認識手段を備え、
    前記帳票フォーマット情報記憶手段には前記記入欄の項目名に応じた文字認識処理の情報を登録し、
    特定された項目名に従って文字認識処理を行い、文字認識結果を更新することを特徴とする
    請求項9に記載の帳票処理システム。
  11. 帳票の罫線特徴情報と記入欄の項目名を登録した帳票フォーマット情報記憶手段と、
    入力される帳票画像の罫線特徴によって帳票識別を行う帳票識別手段と、
    識別した帳票の画像を記入欄ごとの項目名とともに表示する表示手段と、
    表示された記入欄に所定の操作を行うための操作手段とを備え、
    前記帳票識別手段により識別された帳票の候補が複数ある場合、
    前記表示手段は、前記記入欄ごとの項目名が複数存在する場合には当該記入欄をオペレータに対して明示するとともに、当該記入欄の項目名の候補を選択可能に表示し、
    前記操作手段により当該記入欄の項目名が選択されると、帳票の候補の中から帳票を特定することを特徴とする
    帳票処理システム。
  12. 前記記入欄の項目名が候補の中から選択されたとき、前記帳票の複数の候補の中から、当該記入欄の項目名と選択された項目名とが等しい帳票を抽出し、新たな帳票の候補とすることを特徴とする
    請求項11に記載の帳票処理システム。
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