JP2009229685A - 液晶表示装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】徐々に散乱状態が変化して行く状態を表示することができる液晶表示装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】液晶表示装置1は、対向配置された基板2a,2b間に挟持された液晶層3と、シール剤層4とを備え、シール剤層4は、第1のスペーサ5を含み、液晶層3は、基板2a,2b間の距離に応じて電気光学特性の閾値が変化する液晶からなると共に、第1のスペーサよりも小径の第2のスペーサ6を含み、基板2a,2b間の距離が液晶表示装置1内の位置によって異なる。液晶表示装置11は、対向配置された基板2a,2b間に挟持された液晶層3と、シール剤層4とを備え、シール剤層4は、位置によって径の異なる複数のスペーサ5,6を含み、液晶層3は、基板2a,2b間の距離に応じて電気光学特性の閾値が変化する液晶からなり、基板2a,2b間の距離が液晶表示装置1内の位置によって異なる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、散乱型液晶を用いる液晶表示装置及びその製造方法に関する。
従来、散乱型液晶として、高分子分散型液晶(PDLC)と呼ばれるものが知られている(例えば特許文献1参照)。
前記高分子分散型液晶を用いる液晶表示装置は、モノマーと重合開始剤(例えば、光重合開始剤)とが添加された液晶に紫外線を照射して、該モノマーをポリマー化させることにより、液晶部分とポリマー部分とに相分離することを利用したものである。前記高分子分散型液晶を用いる液晶表示装置は、電圧無印加時には液晶部分とポリマー部分との屈折率が異なるため、入射光が散乱することにより不透明な白色の表示状態となる。一方、電圧印加時にはり、液晶部分とポリマー部分との屈折率の差が小さくなるために透明な表示状態となる。
前記高分子分散型液晶を用いる液晶表示装置は、偏光板や配向膜を必要としないので、少ない電力でより明るい画面を実現することができる。
しかしながら、前記高分子分散型液晶を用いる液晶表示装置では、部分的に散乱状態を変えたり、電圧により散乱が生じる部分が変わるような表示を行うことが困難であり、恰もガラス表面が凍結していくかのような、徐々に散乱状態が変化して行く状態を表示することが難しいという不都合がある。
特開2005−60703号公報
本発明は、かかる不都合を解消して、恰もガラス表面が凍結していくかのような、徐々に散乱状態が変化して行く状態を表示することができる液晶表示装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
前記高分子分散型液晶を用いる液晶表示装置における前記不都合を解消するために、例えば、多数の電極を設け、各電極に印加する電圧をそれぞれ変えることにより、部分的に散乱状態を変化させることが考えられる。しかし、このようにするためには、多くの電源が必要になるという問題がある。
また、前記不都合を解消するするために、高抵抗透明導電膜を用い、印加電圧に勾配をつけ、実効的に液晶層にかかる電圧を変えることにより、部分的に散乱状態を変化させることが考えられる。しかし、このようにするためには、例えば酸化インジウムスズの場合、500Ω□の抵抗を得るためには膜厚を5nm以下にする必要があり、前記高抵抗透明導電膜自体の形成が困難であるという問題がある。酸化インジウムスズに代えて、抵抗の高い金属酸化膜を用いることも考えられるが、このような金属酸化膜は高価であり、しかもパターニングが困難であるという問題がある。
そこで、前記目的を達成するために、本発明の第1の態様の液晶表示装置は、互いに対向して配置された1対の基板と、該1対の基板の間に挟持された液晶層と、該1対の基板の間に形成されて該液晶層を封止するシール剤層とを備える液晶表示装置において、該シール剤層は、第1のスペーサを含み、該液晶層は、該1対の基板間の距離に応じて電気光学特性の閾値が変化する液晶からなると共に、第1のスペーサよりも小径の第2のスペーサを含み、該1対の基板間の距離が液晶表示装置内の位置によって異なることを特徴とする。
本発明の第1の態様の液晶表示装置は、前記シール剤層に含まれる第1のスペーサと、前記液晶層に含まれる第2のスペーサとの径が異なり、第2のスペーサの方が小径になっているので、前記基板間の距離は、表示領域の周縁部ほど大きく、中心部ほど小さくなっている。一方、前記液晶層は、前記基板間の距離に応じて電気光学特性の閾値が変化する液晶からなっている。
この結果、本発明の第1の態様の液晶表示装置によれば、表示領域の全体に同一の電圧を印加しても、該表示領域の部分によって前記基板間の距離が異なるので、入射光の散乱状態を変化させることができる。従って、本発明の第1の態様の液晶表示装置によれば、印加される電圧を経時的に変化させることにより、経時的にかつ前記表示領域の各部で入射光の散乱状態が変化し、恰もガラス表面が徐々に凍結していくかのような表示を行うことが可能になる。
また、本発明の液晶表示装置は、第2の態様として、前記シール剤層が、位置によって径の異なる複数のスペーサを含み、該液晶層は、該1対の基板間の距離に応じて電気光学特性の閾値が変化する液晶からなり、該1対の基板間の距離が液晶表示装置内の位置によって異なることを特徴とするものであってもよく、前記第1の態様の液晶表示装置と同様の効果を得ることができる。
本発明の各態様の液晶表示装置において、基板間の距離に応じて電気光学特性の閾値が変化する前記液晶としては、ポリマー分散型液晶またはポリマーネットワーク型液晶を用いることができる。
本発明の第1の態様の液晶表示装置は、互いに対向して配置された1対の基板の一方の基板上に、第1のスペーサを含むシール剤層を形成する工程と、該1対の基板の他方の基板上に、第1のスペーサよりも小径の第2のスペーサを散布する工程と、両基板を重ね合わせ、両基板間に該1対の基板間の距離に応じて電気光学特性の閾値が変化する液晶を注入し、該シール剤層により封止された液晶層を形成する工程とを備える製造方法により、有利に製造することができる。
また、本発明の第2の態様の液晶表示装置は、互いに対向して配置された1対の基板の一方の基板上に、位置によって径の異なる複数のスペーサを含むシール剤層を形成する工程と、該基板を他方の基板と重ね合わせ、両基板間に該1対の基板間の距離に応じて電気光学特性の閾値が変化する液晶を注入し、該シール剤層により封止された液晶層を形成する工程とを備える製造方法により、有利に製造することができる。
本発明の各態様の液晶表示装置の製造方法において、前記液晶は、重合性モノマーと、光重合反応開始剤とを含み、紫外線照射により該重合性モノマーを重合させることを特徴とする。このようにすることにより、液晶部分とポリマー部分とが相分離した液晶層を得ることができる。該相分離した液晶層は、重合されたポリマー間に複数の液晶層が積層した状態として形成される。基板間距離と該積層の数とには相関があり、基板間距離が大きいほど層数が多く、基板上の電極により印加された電圧が分圧されることで実質的に1つの液晶層に印加される電圧が小さくなる。このことから液晶表示装置として見たとき、見かけ上の閾値の上昇として観察されることになる。
本発明の各態様の液晶表示装置の製造方法において、前記液晶層は徐々に散乱状態が変化して行く状態を表示するために、部分的に相分離の状態が異なっていることが好ましい。前記紫外線の照射条件が変わると、ポリマー中の液晶ドロップレットの形状だけでなく、大きさ、すなわち前記の液晶層の大きさも変化すると考えられる。このことから結果として基板間の液晶層の数が変わると考えられ、照射条件の違いで散乱性と共に閾値が変化し、さらに印加電圧によっても得られる散乱状態が変わると考えられる。そこで、このような液晶層を形成するために、前記紫外線照射は、前記液晶表示装置の位置によって照射条件が異なるように照射することが好ましい。
前記液晶表示装置の位置によって照射条件が異なるように照射するために、前記紫外線照射は、例えば、前記液晶表示装置の少なくとも1部を被覆して行うようにしてもよく、また、照射される紫外線に対して該液晶表示装置を傾けた状態で行うようにしてもよい。
本発明の各態様の液晶表示装置の製造方法において、前記液晶層は、例えば、液晶滴下工法(ODF法)により形成することができる。また、前記液晶滴下工法により形成された前記液晶層に前記紫外線を照射して前記重合性モノマーを重合させる際に、同時に前記シール剤層を硬化させるようにしてもよい。
次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。図1は本実施形態の第1の態様の液晶表示装置の構成を示す説明的断面図であり、図2は本実施形態の第2の態様の液晶表示装置の構成を示す説明的断面図である。
次に、本実施形態の第1の態様について説明する。
図1に示すように、本実施形態の液晶表示装置1は、対向配置された1対のガラス基板2a,2bと、基板2a,2b間に挟持された液晶層3と、基板2a,2bの周縁部に形成されて液晶層3を封止するシール剤層4とを備え、シール剤層4の内周部が表示領域となっている。
基板2a,2bは、互いに対向する面に、例えば酸化インジウムスズ(ITO)等からなる透明電極(図示せず)を備え、該透明電極の上にはラビング処理等による配向処理が施された配向膜(図示せず)を備えている。液晶層3は、例えば、ポリマー分散型液晶(PDLC)またはポリマーネットワーク液晶(PNLC)であり、基板2a,2b間の距離応じて電気光学特性の閾値が変化する。前記PDLCは、例えば、アクリレートモノマー等の液晶性を備えない重合性モノマーと、光重合開始剤とを含む液晶に紫外線を照射して、該重合性モノマーをポリマー化させたものであり、液晶部分とポリマー部分とに相分離している。
シール剤層4は、スペーサとして、3〜150μmの範囲の直径を備えるギャップコントロール剤5を2〜10重量%の範囲で含んでいる。ギャップコントロール剤5として、例えば、直径75μmのプラスチックボールを、シール剤層4に対して4重量%の割合で用いることができる。
また、液晶層3は、スペーサとして、2〜50μmの範囲の直径を備え、シール剤層4に含まれるギャップコントロール剤5よりも小径のギャップコントロール剤6を含んでいる。ギャップコントロール剤6として、例えば、直径15μmのプラスチックボールを用いることができる。
本実施形態の液晶表示装置1は、基板2a,2b間の間隔が部分的に異なる構成となっている。具体的には、基板2a,2b間の間隔は、前記表示領域の周縁部では、シール剤層4に含まれるギャップコントロール剤5に規制されて約75μmとなっているが、前記表示領域の中央部では液晶層3に含まれるギャップコントロール剤6に規制されて約15μmとなっている。そして、周縁部から中央部にかけて、なだらかな勾配が形成されている。
次に、本実施形態の液晶表示装置1の製造方法について説明する。
液晶表示装置1を製造する際には、まず、ガラス基板2a,2bを用意する。ガラス基板2a,2bとして、例えば、板厚0.7mmの青板ガラスを用いることができる。ガラス基板2a,2bの板厚は、前記板厚に限らないが、薄い方が基板2a,2b間の距離の変化に対応しやすくなるので有利である。
次に、ガラス基板2a,2bの対向する面に、ITO等からなる透明電極(図示せず)を形成する。前記透明電極は、100〜2000オングストロームの範囲の厚さ、例えば2000オングストロームの厚さを備え、シール剤層4が形成される部分を除いてガラス基板2a,2bの全面に形成される。
次に、前記透明電極上に配向膜(図示せず)を形成し、ラビング処理等の配向処理を施して、基板2a,2b間の配向方向がアンチパラレルになるようにする。前記配向膜は、50〜100nmの範囲の厚さ、例えば80nmの厚さを備えるものを用いることができ、このような配向膜として例えば日産化学工業株式会社製SE−410(商品名)を挙げることができる。基板2a,2b間の配向方向は、ツイステッドネマティック(TN)配向であってもよい。
尚、前記配向処理は行わなくてもよく、さらに前記配向膜自体、形成しなくてもよい。
次に、一方のガラス基板、例えば下基板2a上に、3〜150μmの範囲の直径、例えば75μmの直径を備えるプラスチックボールからなるギャップコントロール剤5を、2〜10重量%の範囲、例えば4重量%含むシール剤層4を形成する。シール剤層4の形成は、スクリーン印刷またはディスペンサーにより行うことができる。また、シール剤層4を形成するシール剤として、例えば三井化学株式会社製ES−7500(商品名)を挙げることができる。
また、他方のガラス基板、例えば上基板2b上には、2〜50μmの範囲の直径を備え、シール剤層4に含まれるギャップコントロール剤5よりも小径の、例えば15μmの直径を備えるプラスチックボールからなるギャップコントロール剤6を散布する。ギャップコントロール剤6は、例えば、乾式のギャップ散布機により散布することができる。
次に、基板2a,2bを重ね合わせ、プレス機等で一定の圧力を加えた状態で熱処理を行い、前記シール剤層4を硬化させる。前記熱処理は、例えば、150℃の温度で3時間行う。この結果、基板2a,2b間の距離が周縁部で75μm、中央部で15μmの空セルが得られる。
次に、前記空セルに、アクリレートモノマー等の液晶性を備えない重合性モノマーと、光重合開始剤とを含む液晶を真空注入した後、注入口にエンドシール剤を塗布して、前記液晶を前記セル中に封止する。前記液晶として、例えば大日本インキ化学工業株式会社製PNM−170(商品名、Δn0.226、Δε正)を挙げることができる。前記エンドシール剤は、エポキシ系の2液性硬化剤であってもよく、紫外線硬化型のものであってもよい。但し、紫外線硬化型のエンドシール剤を用いる場合は、硬化の際に、セル内に紫外線が入らないように遮光する等の注意が必要である。
次に、前記液晶が注入されたセルに紫外線を照射して、前記重合性モノマーをポリマー化させることにより、図1に示す液晶表示装置1が得られる。前記紫外線照射は、例えば、株式会社目白プレシジョン製の光配向装置等を用いて行うことができる。前記紫外線の光源としては、高圧水銀ランプを用いることができるが、キセノンランプ、メタルハライドランプ、低圧水銀ランプ等を用いてもよい。
前記紫外線の照射は、例えば、波長350nmの紫外線を、83mW/mの照射強度で全露光時間が30秒間となるようにして行うことができる。この場合、照射量は2.5mW/mとなる。
このとき、液晶表示装置1は、露光条件によっても、前記表示領域の位置や部分によって入射光の散乱状態が変化する。そこで、前記紫外線の照射は、前記セルの全面が均一に露光するように行ってもよいが、前記表示領域の位置や部分によって照射される状態が変わるようにしてもよい。
前記紫外線の照射される状態が変わるようにするために、例えば、露光機とセルとの間にクリーンルームに用いられるベンコットを、前記表示領域の位置や部分によって散乱状態が異なるように変形して配置し、該セルの少なくとも1部を被覆した状態で、10秒間露光を行い、その後、前記セルの全面に均一に20秒間露光を行うようにすることができる。前記ベンコットに代えて、フォトマスク、ハーフトーンマスク等を用いてもよい。前記フォトマスクとしては、20μm/20μmのライン/スペースパターン(ストライプパターン)の他、格子状パターン、同心円状パターン、ランダムパターン等を用いることができる。
また、前記紫外線の照射される状態が変わるようにするために、例えば、セルを垂直近くまで立てて、照射される該紫外線に対して該セルを傾けた状態で行うようにしてもよい。このようにすると、光源近くの方がより強く散乱する状態となっている液晶表示装置1が得られる。これは、セル端面から入射する紫外線の影響と考えられる。
このようにして得られた本実施形態の液晶表示装置1は、前記表示領域の全体に同一の電圧を印加しても、該表示領域の周縁部と中央部とで基板2a,2b間の距離が異なるので、入射光の散乱状態を変化させることができる。この結果、液晶表示装置1では、前記表示領域の周縁部では散乱性が強く、中央部では散乱性がやや弱くなる上、該表示領域の位置や部分によって散乱性の分布を備えている。
液晶表示装置1に電圧を印加したところ、前記表示領域の中央部のセル厚が相対的に薄い部分がまず透明になり、次いで電圧を上げるに従って、中央部の周囲が徐々に透明になる様子が観察された。30V程度の高い電圧を印加すると、前記表示領域の全面が透明になった。
次に、電圧を30Vから徐々に落としていくと、まず、前記表示領域の周縁部が徐々に散乱し始め、散乱の状態が徐々に中央部に向かって広がっていく様子が観察された。即ち、前記表示領域が周縁部から徐々に凍結していくかのような表示を実現することができた。
液晶表示装置1において、電圧により散乱の状態と透明の状態との位置や部分が変わるのは、液晶層3がPDLCまたはPNLCからなり、基板間の距離(セル厚)に応じて電気光学特性の閾値が変化するためである。そこで、次にセル厚に対する閾値を調べたところ、透過率が10%程度(散乱に近い状態)になる電圧(閾値V10)は、セル厚5μmで1V程度、15μmで3V程度、30μmで6V程度、75μmで20V程度であった。また、透過率が90%程度(透明に近い状態)になる電圧(閾値V90)は、セル厚5μmで1.5V程度、15μmで4.5V程度、30μmで10V程度、75μmで30V程度であった。
従って、液晶表示装置1によれば、各セル厚部分の散乱状態と透明状態とを印加電圧により制御することができる。表1に、印加電圧と各セル厚部分の散乱状態または透明状態との関係を示す。表1において、「○」は散乱状態を、「−」は透明状態を、それぞれ示す。各セル厚部分において、散乱状態となる電圧と、透明状態となる電圧との間の電圧では、中間調的に散乱状態が変化する。
尚、液晶表示装置1の散乱性(反射率)は、セル厚の対数にほぼ比例する。
Figure 2009229685
尚、液晶表示装置1では、光源は、例えば、赤色、緑色、青色の各色のLEDを8個所配置し、白色光及びカラー光を照射できるようにし、液晶層3の側面から光を入射できるようにしてもよい。前記光源が液晶層3の側面から光を入射できるようにするときには、背景(液晶層3の奥側)には、文字、絵等の反射物体を配置してもよい。また、別途バックライトを配置してもよい。
次に、本実施形態の第2の態様について説明する。
図2に示すように、本実施形態の液晶表示装置11は、対向配置された1対のガラス基板2a,2bと、基板2a,2b間に挟持された液晶層3と、基板2a,2bの周縁部に形成されて液晶層3を封止するシール剤層4a,4bとを備え、シール剤層4a,4bの内周部が表示領域となっている。
基板2a,2bは、互いに対向する面に、例えば酸化インジウムスズ(ITO)等からなる透明電極(図示せず)を備え、該透明電極の上にはラビング処理等による配向処理が施された配向膜(図示せず)を備えている。液晶層3は、例えば、ポリマー分散型液晶(PDLC)またはポリマーネットワーク液晶(PNLC)であり、基板2a,2b間の距離応じて電気光学特性の閾値が変化する。前記PDLCは、例えば、アクリレートモノマー等の液晶性を備えない重合性モノマーと、光重合開始剤とを含む液晶に紫外線を照射して、該重合性モノマーをポリマー化させたものであり、液晶部分とポリマー部分とに相分離している。
右半分のシール剤層4aは、スペーサとして、3〜150μmの範囲の直径を備えるギャップコントロール剤5を2〜10重量%の範囲で含んでいる。ギャップコントロール剤5として、例えば、直径75μmのプラスチックボールを、シール剤層4aに対して4重量%の割合で用いることができる。
また、左半分のシール剤層4bは、スペーサとして、2〜50μmの範囲の直径を備え、ギャップコントロール剤5よりも小径のギャップコントロール剤6を1〜5重量%の範囲で含んでいる。ギャップコントロール剤6として、例えば、直径15μmのプラスチックボールを、シール剤層4bに対して3重量%の割合で用いることができる。
また、液晶層3は、スペーサとして、右半分にはギャップコントロール剤5を含み、左半部にはギャップコントロール剤6を含んでいる。
本実施形態の液晶表示装置11は、基板2a,2b間の間隔が部分的に異なる構成となっている。具体的には、基板2a,2b間の間隔は、前記表示領域の右半部では、シール剤層4aに含まれるギャップコントロール剤5に規制されて約75μmとなっているが、左半部ではシール剤層4bに含まれるギャップコントロール剤6に規制されて約15μmとなっている。
次に、本実施形態の液晶表示装置11の製造方法について説明する。
液晶表示装置11を製造する際には、まず、ガラス基板2a,2bを用意する。ガラス基板2a,2bとして、例えば、板厚0.7mmの青板ガラスを用いることができる。ガラス基板2a,2bの板厚は、前記のものに限らないが、薄い方が基板2a,2b間の距離の変化に対応しやすくなるので有利である。
次に、ガラス基板2a,2bの対向する面に、ITO等からなる透明電極(図示せず)を形成する。前記透明電極は、100〜2000オングストロームの範囲の厚さ、例えば2000オングストロームの厚さを備え、シール剤層4が形成される部分を除いてガラス基板2a,2bの全面に形成される。
次に、前記透明電極上に配向膜(図示せず)を形成し、ラビング処理等の配向処理を施して、基板2a,2b間の配向方向がアンチパラレルになるようにする。前記配向膜は、50〜100nmの範囲の厚さ、例えば80nmの厚さを備えるものを用いることができ、このような配向膜として例えば日産化学工業株式会社製SE−410(商品名)を挙げることができる。基板2a,2b間の配向方向は、ツイステッドネマティック(TN)配向であってもよい。
尚、前記配向処理は行わなくてもよく、さらに前記配向膜自体、形成しなくてもよい。
次に、一方のガラス基板、例えば下基板2a上の右半分に、3〜150μmの範囲の直径、例えば75μmの直径を備えるプラスチックボールからなるギャップコントロール剤5を、2〜10重量%の範囲、例えば4重量%含むシール剤層4aを形成する。また、下基板2a上の左半分に、2〜50μmの範囲の直径、例えば15μmの直径を備えるプラスチックボールからなるギャップコントロール剤6を、1〜5重量%の範囲、例えば3重量%含むシール剤層4bを形成する。
シール剤層4a,4bの形成は、ディスペンサーにより行うことができるが、スクリーン印刷により行ってもよい。スクリーン印刷によるときには、左右に分かれた2種類の版を用いる。また、シール剤層4a,4bを形成するシール剤として、例えば三井化学株式会社製ES−7500(商品名)を挙げることができる。
また、他方のガラス基板、例えば上基板2b上には、まず左半分に、SUSマスク、クリーンペーパー等の発塵の無い材料からなるマスクを配置して、右半分にギャップコントロール剤5を散布する。次に、右半分に前記マスクを配置して、右半分にギャップコントロール剤5を散布する。ギャップコントロール剤5,6は、例えば、乾式のギャップ散布機により散布することができる。
次に、基板2a,2bを重ね合わせ、プレス機等で一定の圧力を加えた状態で熱処理を行い、前記シール剤層4を硬化させる。前記熱処理は、例えば、150℃の温度で3時間行う。この結果、基板2a,2b間の距離が右半部で75μm、左半部で15μmの空セルが得られる。
次に、前記空セルに、アクリレートモノマー等の液晶性を備えない重合性モノマーと、光重合開始剤とを含む液晶を真空注入した後、注入口にエンドシール剤を塗布して、前記液晶を前記セル中に封止する。前記液晶として、例えば大日本インキ化学工業株式会社製PNM−170(商品名、Δn0.226、Δε正)を挙げることができる。前記エンドシール剤は、エポキシ系の2液性硬化剤であってもよく、紫外線硬化型のものであってもよい。但し、紫外線硬化型のエンドシール剤を用いる場合は、硬化の際に、セル内に紫外線が入らないように遮光する等の注意が必要である。
次に、前記液晶が注入されたセルに紫外線を照射して、前記重合性モノマーをポリマー化させることにより、図2に示す液晶表示装置11が得られる。前記紫外線照射は、例えば、株式会社目白プレシジョン製の光配向装置等を用いて行うことができる。前記紫外線の光源としては、高圧水銀ランプを用いることができるが、キセノンランプ、メタルハライドランプ、低圧水銀ランプ等を用いてもよい。
前記紫外線の照射は、例えば、波長350nmの紫外線を、83mW/mの照射強度で全露光時間が30秒間となるようにして行うことができる。この場合、照射量は2.5mW/mとなる。
このとき、液晶表示装置11は、露光条件によっても、前記表示領域の位置や部分によって入射光の散乱状態が変化する。そこで、前記紫外線の照射は、前記セルの全面が均一に露光するように行ってもよいが、前記表示領域の位置や部分によって照射される状態が変わるようにしてもよい。
前記紫外線の照射される状態が変わるようにするために、例えば、セルを垂直に立てて、照射される該紫外線に対して該セルを傾けた状態で行うようにしてもよい。この場合、例えば、セルを垂直に立てて、セル下側の端面側を前記紫外線の光源に向けた状態で、10秒間露光を行い、その後、前記セルの全面に均一に20秒間露光を行うようにすることができる。
このようにして得られた本実施形態の液晶表示装置11は、前記表示領域の全体に同一の電圧を印加しても、該表示領域の右半部と左半部とで基板2a,2b間の距離が異なり、さらに右半部及び左半部のそれぞれ上半部と下半部とで、前記重合性ポリマーの紫外線に対する露光条件が異なっているので、入射光の散乱状態を変化させることができる。この結果、液晶表示装置11では、前記表示領域の右下部、右上部、左下部、左上部の順に散乱状態が変化する。
液晶表示装置11に電圧を印加したところ、前記表示領域の左半部のセル厚が相対的に薄い部分がまず透明になり、次いで電圧を上げるに従って、右半部が徐々に透明になる様子が観察された。30V程度の高い電圧を印加すると、前記表示領域の全面が透明になった。
次に、電圧を30Vから徐々に落としていくと、まず、前記表示領域の右半部が徐々に散乱し始め、散乱の状態が徐々に左半部に向かって広がっていく様子が観察された。即ち、前記表示領域が右側から左側に向かって徐々に凍結していくかのような表示を実現することができた。また、前記表示領域の下側ほど散乱度が強くなる状態を実現することができた。尚、前記表示領域の下側は、前記紫外線照射における紫外線の入射側である。
前記各態様では、前記セルに対する前記液晶の注入を真空注入により行う場合について説明しているが、前記セルに対する前記液晶の注入は、液晶滴下工法(ODF法)により行ってもよい。
前記セルに対する前記液晶の注入をODF法により行う場合は、上基板2aのシール剤層4(4a,4b)の内周側に、前記重合性モノマーと、光重合開始剤とを含む液晶をディスペンサ等により所定量滴下する。液晶表示装置1,11のセル厚は、前記液晶の滴下量にも影響されるため、前記液晶は所望のセル厚分布を考慮して滴下量を定めることが好ましい。
前記液晶が滴下された上基板2aは、真空中で下基板2bと重ね合わされる。尚、下基板2bには、前記各態様と同一にしてギャップコントロール剤が散布されている。
前記のようにして重ね合わされた上下基板2a,2bは、大気解放後、紫外線が照射されることにより、前記重合性モノマーがポリマー化される。このとき、シール剤層4(4a,4b)を形成するシール剤として、紫外線硬化型シール剤または紫外線熱併用型シール剤を用いることにより、前記重合性モノマーのポリマー化と同時にシール剤層4(4a,4b)を硬化させることができるので好ましい。このようなシール剤として、例えば協立化学産業株式会社製のシール剤を挙げることができる。尚、紫外線熱併用型シール剤を用いるときには、前記紫外線照射後、さらに所定条件で熱処理を行う。
前記ODF法は、工程を削減でき、エンドシール剤を必要としないので、液晶表示装置1,11の製造に適している。
本発明の第1の態様の液晶表示装置の構成を示す説明的断面図。 本発明の第1の態様の液晶表示装置の構成を示す説明的断面図。
符号の説明
1、11…液晶表示装置、 2a,2b…ガラス基板、 3…液晶層、 4,4a,4b…シール剤層、 5,6…ギャップコントロール剤。

Claims (11)

  1. 互いに対向して配置された1対の基板と、該1対の基板の間に挟持された液晶層と、該1対の基板の間に形成されて該液晶層を封止するシール剤層とを備える液晶表示装置において、
    該シール剤層は、第1のスペーサを含み、該液晶層は、該1対の基板間の距離に応じて電気光学特性の閾値が変化する液晶からなると共に、第1のスペーサよりも小径の第2のスペーサを含み、該1対の基板間の距離が液晶表示装置内の位置によって異なることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 互いに対向して配置された1対の基板と、該1対の基板の間に挟持された液晶層と、該1対の基板の間に形成されて該液晶層を封止するシール剤層とを備える液晶表示装置において、
    該シール剤層は、位置によって径の異なる複数のスペーサを含み、該液晶層は、該1対の基板間の距離に応じて電気光学特性の閾値が変化する液晶からなり、該1対の基板間の距離が液晶表示装置内の位置によって異なることを特徴とする液晶表示装置。
  3. 前記液晶は、ポリマー分散型液晶またはポリマーネットワーク型液晶であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の液晶表示装置。
  4. 互いに対向して配置された1対の基板の一方の基板上に、第1のスペーサを含むシール剤層を形成する工程と、
    該1対の基板の他方の基板上に、第1のスペーサよりも小径の第2のスペーサを散布する工程と、
    両基板を重ね合わせ、両基板間に該1対の基板間の距離に応じて電気光学特性の閾値が変化する液晶を注入し、該シール剤層により封止された液晶層を形成する工程とを備えることを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  5. 互いに対向して配置された1対の基板の一方の基板上に、位置によって径の異なる複数のスペーサを含むシール剤層を形成する工程と、
    該基板を他方の基板と重ね合わせ、両基板間に該1対の基板間の距離に応じて電気光学特性の閾値が変化する液晶を注入し、該シール剤層により封止された液晶層を形成する工程とを備えることを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  6. 前記液晶は、重合性モノマーと、光重合反応開始剤とを含み、紫外線照射により該重合性モノマーを重合させることを特徴とする請求項4または請求項5記載の液晶表示装置の製造方法。
  7. 前記紫外線照射は、前記液晶表示装置の位置によって照射条件が異なるように照射することを特徴とする請求項6記載の液晶表示装置の製造方法。
  8. 前記紫外線照射は、前記液晶表示装置の少なくとも1部を被覆して行うことにより、該液晶表示装置の位置によって照射条件が異なるように照射することを特徴とする請求項7記載の液晶表示装置の製造方法。
  9. 前記紫外線照射は、照射される紫外線に対して前記液晶表示装置を傾けた状態で行うことにより、該液晶表示装置の位置によって照射条件が異なるように照射することを特徴とする請求項7記載の液晶表示装置の製造方法。
  10. 前記液晶層は、液晶滴下工法により形成することを特徴とする請求項4乃至請求項9のいずれか1項記載の液晶表示装置の製造方法。
  11. 前記液晶滴下工法により形成された前記液晶層に前記紫外線を照射して前記重合性モノマーを重合させる際に、同時に前記シール剤層を硬化させることを特徴とする請求項10記載の液晶表示装置の製造方法。
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