JP2009228490A - ワイヤの固定方法およびワイヤ固定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ワイヤの両端を固定して当該ワイヤに張力を与える場合にワイヤの張力を一定にするワイヤの固定方法および装置を提供する。
【解決手段】形状記憶合金ワイヤ3の一端をプラグ4に巻き付け、他端をプラグ4’に巻き付ける。次に、ソケット2とソケット2’の間隔を縮めるために、台板1の上面に圧縮応力が、下面に引っ張り応力が生じるよう台板1に曲げモーメントを加えて台板1を曲げた後、プラグ4,4’の側面を押圧して直径を縮めてソケット2,2’に挿入する。ソケット2,2’に挿入されたプラグ4,4’の直径は元に戻るので、プラグ4,4’はソケット2,2’に固着される。これにより、形状記憶合金ワイヤ3は台板1に固定される。その後、曲げモーメントを緩和して台板1を平坦にすると、ソケット2とソケット2’の間の間隔が広がり、形状記憶合金ワイヤ3に張力が加わる。
【選択図】図2
【解決手段】形状記憶合金ワイヤ3の一端をプラグ4に巻き付け、他端をプラグ4’に巻き付ける。次に、ソケット2とソケット2’の間隔を縮めるために、台板1の上面に圧縮応力が、下面に引っ張り応力が生じるよう台板1に曲げモーメントを加えて台板1を曲げた後、プラグ4,4’の側面を押圧して直径を縮めてソケット2,2’に挿入する。ソケット2,2’に挿入されたプラグ4,4’の直径は元に戻るので、プラグ4,4’はソケット2,2’に固着される。これにより、形状記憶合金ワイヤ3は台板1に固定される。その後、曲げモーメントを緩和して台板1を平坦にすると、ソケット2とソケット2’の間の間隔が広がり、形状記憶合金ワイヤ3に張力が加わる。
【選択図】図2
Description
本発明は、ワイヤの両端を台板に固定して、当該ワイヤに張力を与えるワイヤ固定方法およびワイヤ固定装置に関する。
形状記憶合金ワイヤを用いたアクチュエータで、カメラのシャッタ、絞り等を駆動することが提案されている(特許文献1)。このアクチュエータは、支持板に所定の間隔を開けて固定された2個の支持電極に両端を半田付けされた形状記憶合金ワイヤと、前記支持板に回転バネで支持されて、その先端が前記形状記憶合金ワイヤに当接するレバーを備えて、前記形状記憶合金ワイヤを伸縮させて前記レバーを駆動するものである。
このアクチュエータのレバーは、形状記憶合金ワイヤの張力と回転バネの弾性力がバランスする位置で停止するので、レバーの位置再現精度を確保するためには、形状記憶合金ワイヤの初期張力(形状記憶合金ワイヤの両端を支持電極に固定した時の張力)を一定にする必要がある。
形状記憶合金ワイヤは、支持電極に半田付けする際に半田の熱によって収縮し、その後、半田が冷えると元に伸びる。しかしながら、この半田付けの前後の形状記憶合金ワイヤの伸縮量を管理することは難しかった。このため、形状記憶合金ワイヤの初期張力を一定にすることは難しいという問題があった。
特開2006−284803号公報
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、一定の張力でワイヤの両端を固定するワイヤの固定方法および装置を提供することを目的とする。
本発明に係るワイヤの固定方法は、2個のプラグにワイヤの両端をそれぞれ巻き付けて、台板の上面に間隔を開けて立設した2個のソケットに前記2個のプラグを嵌合して、前記ワイヤを前記台板に固定するワイヤ固定方法において、前記プラグを前記ソケットに嵌合する段階と、前記台板を変形して前記ソケットの間隔を広げる段階を有することを特徴とする。
また、前記台板の上面に圧縮応力、下面に引っ張り応力が生じるように、前記2個のソケットを結ぶ直線に直交する軸回りの曲げモーメントを前記台板に加えて、前記台板を曲げる段階と、前記プラグを前記ソケットに嵌合する段階と、その後に、前記台板から前記曲げモーメントを緩和する段階を有してもよい。
また、前記台板から前記曲げモーメントを緩和した後に、前記プラグを前記ソケットの中でスリップさせて前記ワイヤの張力を調整する段階をさらに有してもよい。
また、前記プラグを前記ソケットに嵌合する段階と、その後に、前記台板の上面に引っ張り応力、下面に圧縮応力が生じるように、前記2個のソケットを結ぶ直線に直交する軸回りの曲げモーメントを前記台板に加えて、前記台板を曲げる段階を有してもよい。
また、前記台板を曲げた後に、前記プラグを前記ソケットの中でスリップさせて前記ワイヤの張力を調整する段階をさらに有してもよい。
また、前記台板の上面に圧縮応力、下面に引っ張り応力が生じるように、前記2個のソケットを結ぶ直線に直交する軸回りの曲げモーメントを前記台板に加えて、前記台板を曲げた後に、前記台板を台枠に嵌合して、前記台板を曲げた状態で保持する段階と、前記プラグを前記ソケットに嵌合した後に、前記台枠から前記台板を取り外す段階をさらに有してもよい。
また、前記台板の両端部の上下方向の変位を拘束する拘束部材と、前記台板の中央部を上下方向に変位する変位強制手段を有する台枠を用意する段階と、前記プラグを前記ソケットに嵌合した後に、前記台板を前記台枠に嵌合する段階と、前記変位強制手段を用いて前記台板の中央部を上方に変位させて、前記台板を曲げる段階を有してもよい。
本発明に係るワイヤ固定装置は、台板と、前記台板の上面に間隔を開けて立設されたソケットと、ワイヤの端部を巻き付けて、前記ソケットに嵌合するプラグを備えるワイヤ固定装置において、前記ソケットは側面にスリットを有し、前記ソケットと前記プラグの間に挟持されるとともに、一端が前記スリットから引き出されて前記ソケットの外部に露出する電極材を備えることを特徴とする。
また、前記電極材はフレキシブルプリント配線板であってもよい。
本発明に係るワイヤ固定装置は、台板と、ワイヤを巻き付ける巻き取り軸を有するとともに、前記台板に所定の間隔を空けて取り付けられる一対のプラグを備えるワイヤ固定装置において、前記台板は、前記プラグの一方を、前記台板に取り付けて、前記巻き取り軸の回転を両方向共に拘束する回転拘束手段と、前記プラグの他方を、前記台板に取り付けて、前記巻き取り軸の特定方向へ回転を許すとともに、逆方向への回転を拘束するラチェット手段を備えることを特徴とする。
また、前記プラグの一方が、前記台板と一体に構成されてもよい。
また、前記プラグと前記ソケットの内、少なくともいずれか一方が導電性物質であってもよい。
本発明に係るワイヤの固定方法および装置によれば、ワイヤの初期張力を一定にすることができる。
以下、本発明の実施形態を図を参照しながら説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る固定装置100の構成を示す図である。
図1は、本発明の実施形態1に係る固定装置100の構成を示す図である。
図1に示すように、固定装置100は、台板1、ソケット2,2’、プラグ4,4’、および固定ピン6,6’から構成される。
ソケット2,2’は、側壁の一部を切り欠いた略円筒形状の部品であり、台板1の両端に間隔を開けて固定される。
プラグ4,4’は、形状記憶合金ワイヤ3の一端を巻き付けてソケット2,2’に挿入嵌合する部品である。また、プラグ4,4’はプラスティック材料やエラストマ等の弾性を有する材料を選ぶとともに、側壁の一部を切り欠いた略円筒形状を有しているので、外力を加えると変形して水平断面の直径が小さくなる。そのため、ソケット2,2’への挿入が容易である。
固定ピン6,6’は、プラグ4,4’をソケット2,2’に挿入した後に、プラグ4,4’の中心の空洞部に挿入して、プラグ4,4’の径を押し広げる部品であり、プラグ4,4’の中心の空洞部に容易に挿入できるようにテーパしている。
次に、固定装置100に形状記憶合金ワイヤ3を固定する方法を説明する。
まず、図2(a)に示すように、形状記憶合金ワイヤ3の一端をプラグ4に巻き付け、他端をプラグ4’に巻き付ける。
次に、図2(b)に示すように、台板1の上面に圧縮応力が、下面に引っ張り応力が生じるよう台板1に曲げモーメントを加えて台板1を曲げて、ソケット2とソケット2’の間の間隔を縮める。
次に、図2(c)に示すように、プラグ4,4’の側面を押圧して直径を縮めてソケット2,2’に挿入する。ソケット2,2’に挿入されたプラグ4,4’の直径は元に戻るので、図2(d)に示すように、プラグ4,4’はソケット2,2’に固着される。これにより、形状記憶合金ワイヤ3は台板1に固定される。
その後、曲げモーメントを緩和して、台板1を平坦にすると、ソケット2とソケット2’の間の間隔が広がる。これにより、図2(e)に示すように、形状記憶合金ワイヤ3に張力が加わる。
さて、形状記憶合金ワイヤ3に張力が加わったとき、形状記憶合金ワイヤ3の張力とプラグ4とソケット2との間に生じる摩擦力が釣り合えば、プラグ4はソケット2に対して静止する。張力が摩擦力より大きい場合(図3(a)参照)は、プラグ4がソケット2内でスリップして、形状記憶合金ワイヤ3の張力を緩和する(図3(b)参照)。そこで、プラグ4の寸法、材質を適切に選択して、プラグ4とソケット2との間に生じる摩擦力を調整すれば、形状記憶合金ワイヤ3の張力を所定の値に調整することができる。
なお、プラグ4,4’とソケット2,2’の間の摩擦力が小さくて所定の張力を形状記憶合金ワイヤ3に与えられない場合は、図4に示すように固定ピン6,6’をプラグ4,4’の中心孔に挿入すれば、プラグ4,4’の径が広がるので、プラグ4,4’とソケット2,2’の間の摩擦力を大きくすることができる。固定ピン6,6’に代えてプラグ4,4’の内部に接着剤を充填してもよい。
また、プラグ4,4’をソケット2,2’に挿入する作業をしている間は、台板1を曲げた状態に保つ必要があるが、図5に示すような台枠5を使えば台板1を曲げた状態に保つことができる。
台板1は、自然状態(外力を受けない状態)で平坦な板には限られない。図6に示すように、上面が凸になるように湾曲した台板1の上面にソケット2,2’を取り付け(図6(a))てもよい。この台板1に曲げモーメントを加えて平坦にすると、ソケット2,2’の間の間隔が縮まる(図6(b))。この状態で、形状記憶合金ワイヤ3を取り付けてプラグ4,4’をソケット2,2’に挿入(図6(c))して、その後、曲げモーメントを緩和すれば形状記憶合金ワイヤ3に張力を与えることができる(図6(d))。
以上、台板1を曲げて、ソケット2,2’の間の間隔を縮めて形状記憶合金ワイヤ3を取り付け、その後、ソケット2,2’の間の間隔を元に戻す方法を説明したが、形状記憶合金ワイヤ3を台板に取り付けた後に台板1を曲げてソケット2,2’の間の間隔を広げてもよい。
この方法は、図7に示すような台枠5を使用する。台枠5は両端に爪部材5aを備えて、台板1の両端の上下方向の変位を拘束するとともに、底面の中央部にネジ7を螺合して、ネジ7で台板1の中央部を上方に変位させる治具である。
まず、ネジ7を下げた状態で台枠5に台板1を取り付け、ソケット2,2’の間に形状記憶合金ワイヤ3を架け渡す(図7(a))。その後、ネジ7を回して台枠5の底面から突出させると、台板1の中央部がネジ7に持ち上げられて(つまり、上に変位して)台板1は上に凸に曲げられる。台板1が上に凸に曲がると、ソケット2,2’の間の間隔が広がり、形状記憶合金ワイヤ3に張力が加わる(図7(b))。
また、図8に示すように、ソケット2とプラグ4の間に電極材9を挟んで、ソケット2に設けたスリット8から電極材9の一端を引き出してもよい。
また、電極材9にフレキシブルプリント配線板を使用してもよい。
ソケット2又は、プラグ4の内、少なくともいずれか一方に導電性物質を用いて、ソケット2又はプラグ4、又はその両方を電極として使用できるようにしてもよい。
(実施形態2)
実施形態1では、ソケット2,2’の間の間隔を広げて形状記憶合金ワイヤ3に張力を加える方法と装置を示したが、プラグ4,4’で形状記憶合金ワイヤ3を巻き上げて形状記憶合金ワイヤ3に張力を加えることもできる。
実施形態1では、ソケット2,2’の間の間隔を広げて形状記憶合金ワイヤ3に張力を加える方法と装置を示したが、プラグ4,4’で形状記憶合金ワイヤ3を巻き上げて形状記憶合金ワイヤ3に張力を加えることもできる。
図9は、形状記憶合金ワイヤ3をプラグ4,4’に巻き上げるようにした固定装置200の構成を示す図である。固定装置200は、台板1と、台板1に離隔して配置されたソケット10,11と、ソケット10,11に挿入されるプラグ12,13から構成される。なお、図9ではプラグ12と台板1を別部材としているが、プラグ12と台板1を一体に構成してもよい。
図10は、プラグ12の外形図であり、(a)は下面図、(b)は側面図、(c)は上面図である。プラグ12の下端には突起部14を設けている。また図に示したように、突起部14は水平断面において角形をなしている。なお、形状記憶合金ワイヤ3の一端は、プラグ12上端の溝に引っ掛けられてからプラグ12中央の径が細くなった部分(巻き取り軸)に巻き付けられる。
図11は、ソケット10の平面図である。ソケット10の内部には、溝部16が形成されている。また、図に示したように、溝部16の平面形は角形をなしていて、プラグ12の突起部14が嵌合する。突起部14と溝部16の水平断面は、ほぼ同形同寸の角形をなしているので、突起部14を溝部16に嵌合するとプラグ12のソケット10に対する回転が拘束される。
図12は、プラグ13の外形図であり、図12(a)は下面図、(b)は側面図、(c)は上面図である。図12(a)に示したように、プラグ13の下端にはラチェット歯車15を設けている。また、ラチェット歯車15の水平断面には、緩傾斜部15aと急傾斜部15bが交互に配置されている。なお、形状記憶合金ワイヤ3の他端は、プラグ12の上端の溝に引っ掛けられてからプラグ12の中央の径が細くなった部分(巻き取り軸)に巻き付けられる。
図13は、ソケット11の平面図である。ソケット11の内部にはラチェット歯止め17を設けている。また、図に示したように、ラチェット歯止め17の水平断面には、歯車が回転容易な緩傾斜部17aと歯車が回転困難な急傾斜部17bが交互に配置されている。
プラグ13がソケット11に挿入されると、ラチェット歯車15とラチェット歯止め17が噛み合って、図14に示すようなラチェットが形成されるので、ラチェット歯車15は時計回りには容易に回転するが、反時計回りには回転しない。したがって、プラグ13はソケット11に対して時計回りには回転するが、反時計回りの回転は拘束される。
図15は、固定装置200に形状記憶合金ワイヤ3を固定する方法を説明する図である。まず、図15(a)に示すように、ソケット10にプラグ12を挿入して嵌合する。
続いて、図15(b)に示すように、ソケット11にプラグ13を挿入する。その後、図15(c)の矢印Yに示す方向にプラグ13を回転する。
プラグ13を回転すると、形状記憶合金ワイヤ3はプラグ13に巻き取られるので、図15(d)に示すように、形状記憶合金ワイヤ3に張力が加わる。上述のように、プラグ13は逆方向には回転困難なので、形状記憶合金ワイヤ3が弛むことはない。
また、ソケット10,11又は、プラグ12,13の内、少なくともいずれか一方に導電性物質を用いて、ソケット10,11又はプラグ12,13、又はその両方を電極として使用できるようにしてもよい。
なお、本発明は、形状記憶合金ワイヤの固定に限られるものではなく、各種ワイヤの固定に適用できることは言うまでもない。
1 台板
2,2’ ソケット
3 形状記憶合金ワイヤ
4,4’ プラグ
5 台枠
5a 爪部材
6,6’ 固定ピン
7 ネジ
8 スリット
9 電極材
10 溝部を備えたソケット
11 歯止めを備えたソケット
12 突起部を備えたプラグ
13 歯車を備えたプラグ
14 突起部
15 ラチェット歯車
16 溝部
17 ラチェット歯止め
2,2’ ソケット
3 形状記憶合金ワイヤ
4,4’ プラグ
5 台枠
5a 爪部材
6,6’ 固定ピン
7 ネジ
8 スリット
9 電極材
10 溝部を備えたソケット
11 歯止めを備えたソケット
12 突起部を備えたプラグ
13 歯車を備えたプラグ
14 突起部
15 ラチェット歯車
16 溝部
17 ラチェット歯止め
Claims (12)
- 2個のプラグにワイヤの両端をそれぞれ巻き付けて、台板の上面に間隔を開けて立設した2個のソケットに前記2個のプラグを嵌合して、前記ワイヤを前記台板に固定するワイヤの固定方法において、
前記プラグを前記ソケットに嵌合する段階と、
前記台板を変形して前記ソケットの間隔を広げる段階を有する
ことを特徴とするワイヤの固定方法。 - 前記台板の上面に圧縮応力、下面に引っ張り応力が生じるように、前記2個のソケットを結ぶ直線に直交する軸回りの曲げモーメントを前記台板に加えて、前記台板を曲げる段階と、
前記プラグを前記ソケットに嵌合する段階と、
その後に、前記台板から前記曲げモーメントを緩和する段階を有する
ことを特徴とする請求項1に記載のワイヤの固定方法。 - 前記台板から前記曲げモーメントを緩和した後に、前記プラグを前記ソケットの中でスリップさせて前記ワイヤの張力を調整する段階をさらに有する
ことを特徴とする請求項2に記載のワイヤの固定方法。 - 前記プラグを前記ソケットに嵌合する段階と、
その後に、前記台板の上面に引っ張り応力、下面に圧縮応力が生じるように、前記2個のソケットを結ぶ直線に直交する軸回りの曲げモーメントを前記台板に加えて、前記台板を曲げる段階を有する
ことを特徴とする請求項1に記載のワイヤの固定方法。 - 前記台板を曲げた後に、前記プラグを前記ソケットの中でスリップさせて前記ワイヤの張力を調整する段階をさらに有する
ことを特徴とする請求項4に記載のワイヤの固定方法。 - 前記台板の上面に圧縮応力、下面に引っ張り応力が生じるように、前記2個のソケットを結ぶ直線に直交する軸回りの曲げモーメントを前記台板に加えて、前記台板を曲げた後に、前記台板を台枠に嵌合して、前記台板を曲げた状態で保持する段階と、
前記プラグを前記ソケットに嵌合した後に、前記台枠から前記台板を取り外す段階をさらに有する
ことを特徴とする請求項2に記載のワイヤの固定方法。 - 前記台板の両端部の上下方向の変位を拘束する拘束部材と、前記台板の中央部を上下方向に変位する変位強制手段を有する台枠を用意する段階と、
前記プラグを前記ソケットに嵌合した後に、前記台板を前記台枠に嵌合する段階と、
前記変位強制手段を用いて前記台板の中央部を上方に変位させて、前記台板を曲げる段階を有する
ことを特徴とする請求項4に記載のワイヤの固定方法。 - 台板と、
前記台板の上面に間隔を開けて立設されたソケットと、
ワイヤの端部を巻き付けて、前記ソケットに嵌合するプラグを備えるワイヤ固定装置において、
前記ソケットは側面にスリットを有し、
前記ソケットと前記プラグの間に挟持されるとともに、一端が前記スリットから引き出されて前記ソケットの外部に露出する電極材を備える
ことを特徴とするワイヤ固定装置。 - 前記電極材はフレキシブルプリント配線板である
ことを特徴とする請求項8に記載のワイヤ固定装置。 - 台板と、
ワイヤを巻き付ける巻き取り軸を有するとともに、前記台板に所定の間隔を空けて取り付けられる一対のプラグを備えるワイヤ固定装置において、
前記台板は、
前記プラグの一方を、前記台板に取り付けて、前記巻き取り軸の回転を両方向共に拘束する回転拘束手段と、
前記プラグの他方を、前記台板に取り付けて、前記巻き取り軸の特定方向へ回転を許すとともに、逆方向への回転を拘束するラチェット手段を備える
ことを特徴とするワイヤ固定装置。 - 前記プラグの一方が、前記台板と一体に構成される
ことを特徴とする請求項10に記載のワイヤ固定装置。 - 前記プラグと前記ソケットの内、少なくともいずれか一方は導電性を有する
ことを特徴とする請求項8又は9に記載のワイヤ固定装置。
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Citations (3)
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JP2006284803A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Seiko Precision Inc | アクチュエータ、セクタ駆動装置及びカメラ |
JP2006337533A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Konica Minolta Holdings Inc | 駆動装置の製造方法、及び駆動装置 |
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