JP2009228294A - 静電容量式障害物センサ及び当該障害物センサを備えた開閉システム - Google Patents
静電容量式障害物センサ及び当該障害物センサを備えた開閉システム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】開閉体の開閉体端部と、開閉体端部と当接する枠体端部との何れか一方に設けられ、障害物9との間の静電容量Csを検出する検出電極5と、他方に設けられ、他方の端部を検出電極5から遮蔽する遮蔽電極7と、第1判定期間において、交流の基準電圧の印加又はスイッチトキャパシタ制御により交流成分を有する電圧に制御される検出電極の電圧V1と略同一の電圧を遮蔽電極7に印加して、開閉体端部と枠体端部との間に障害物9が存在するか否かを判定すると共に、第1判定期間と重複しない第2判定期間において、一定の直流電圧Gを遮蔽電極7に印加し、検出電極5と遮蔽電極7との間の静電容量に基づいて開閉体端部と枠体端部との距離を判定する制御部11とを有する。
【選択図】図4
Description
車両に設けられた開口部を開閉可能な開閉体の開口側の開閉体端部と、前記開閉体により前記開口部が閉じられる際に当該開閉体端部と当接する枠体端部との何れか一方に設けられ、前記開閉体端部と前記枠体端部との間に存在する障害物との間の静電容量を検出する検出電極と、
前記開閉体端部及び前記枠体端部の他方に設けられ、当該他方の端部を前記検出電極から遮蔽する遮蔽電極と、
第1判定期間において、交流の基準電圧の印加又はスイッチトキャパシタ制御により交流成分を有する電圧に制御される前記検出電極の電圧と略同一の電圧を前記遮蔽電極に印加して、前記開閉体端部と前記枠体端部との間に前記障害物が存在するか否かを判定すると共に、
前記第1判定期間と重複しない第2判定期間において、前記検出電極の電圧に拘わらず一定の直流電圧又は前記検出電極の電圧の逆位相の交流電圧を前記遮蔽電極に印加し、前記検出電極と前記遮蔽電極との間の静電容量に基づいて前記開閉体端部と前記枠体端部との距離を判定する制御部と、
を有する点にある。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の障害物センサ(静電容量式障害物センサ)が搭載される車両1の一例を模式的に示す側面図である。図2は、図1の車両1の開口部2における障害物センサの構成例を模式的に示す説明図である。以下に示す種々の実施形態においては、車両に設けられた開口部として、図1に示すようなスライドドアを例として説明する。しかし、本発明における「車両に設けられた開口部」は、スライドドアに限定されるものではなく、スイングタイプのドア、バックドア、窓、サンルーフ等も含むものである。
図3は、第1実施形態の障害物センサの構成例を模式的に示すブロック図である。検出電極5には、値Z0が既知のインピーダンス17を介して交流電源18から所定の基準電圧Vinが印加される。上述したように、障害物9は交流的にグラウンドと見なすことができるので、値Z0が既知のインピーダンス17と検出容量Csのコンデンサ8との直列インピーダンスに対して交流の基準電圧Vinが印加される。後述する制御部11は、交流の基準電圧Vinと検出電極5との電圧を比較することにより、検出容量Csを求める。
図4は、第2実施形態の障害物センサの構成例を模式的に示すブロック図である。制御部11の結果情報Dを受けてドアECU19がスライドドア3を制御する点については第1実施形態と同様であるので、第2実施形態以降、ドアECU19の図示及び説明は省略する。
図5は、第3実施形態の障害物センサの構成例を模式的に示すブロック図である。また、図6は、第3実施形態の障害物センサの動作の一例を示すタイミングチャートである。図6において、時刻t1〜t2の期間、及び時刻t3以降の期間は、第1判定期間に相当する。また、時刻t1までの期間、及び時刻t2〜t3の期間は、第2判定期間に相当する。第2実施形態と同様に、第3実施形態においても、スイッチトキャパシタ制御を用いて検出容量Csを求める。第3実施形態では、スイッチS1及びスイッチS2と、検出容量Csを有するコンデンサ8からなるスイッチトキャパシタ抵抗により、基準容量C0を充電する際の速さから検出容量Csを求める。
図7は、第4実施形態の障害物センサの構成例を模式的に示すブロック図である。ここでは、図3、図4、図5に示した各回路構成のノードA近傍の回路のみを示している。上記第1実施形態〜第3実施形態においては、第2判定期間において遮蔽電極7に一定の直流電圧Gを印加する例を示した。しかし、これに限らず、ガードリング6に印加される交流電圧の交流成分を反転させた交流電圧が遮蔽電極7に印加されてもよい。図7に示すように、カップリングコンデンサ32及び入力抵抗33を介してノードAの電圧がオペアンプ31の反転入力端子に入力されて反転増幅回路が構成される。符号34は反転増幅回路の帰還抵抗であり、符号Vcは、反転増幅回路の基準電位である。反転増幅回路の出力は、スイッチS5を介して遮蔽電極7に印加される。
図8は、第5実施形態の障害物センサの構成例を模式的に示すブロック図である。また、図9は、第5実施形態の障害物センサの動作の一例を示すタイミングチャートである。第5実施形態も、第2実施形態及び第3実施形態と同様に、スイッチトキャパシタ制御を用いて検出容量Csを求めるものである。スイッチS1及びスイッチS2と、検出容量Csを有するコンデンサ8からなるスイッチトキャパシタ抵抗により、基準容量C0を充電する際の速さから検出容量Csが求められる。スイッチトキャパシタの原理は、第3実施形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。
図10は、第6実施形態の障害物センサの構成例を模式的に示すブロック図である。また、図11は、第6実施形態の障害物センサの動作の一例を示すタイミングチャートである。第6実施形態もまた、スイッチトキャパシタ制御を用いて検出容量Csを求めるものである。
2:開口部
3:スライドドア(開閉体)
3a:開閉体端部
4:ドア枠(枠体)
4a:枠体端部
5:検出電極
7:遮蔽電極
8:コンデンサ
9:障害物
10:静電容量式障害物センサ
11:制御部
30:バッファ
Vin:交流の基準電圧
V1:検出電極の電圧
G:グラウンド(一定の直流電圧)
Cs:検出容量
Claims (6)
- 車両に設けられた開口部を開閉可能な開閉体の開口側の開閉体端部と、前記開閉体により前記開口部が閉じられる際に当該開閉体端部と当接する枠体端部との何れか一方に設けられ、前記開閉体端部と前記枠体端部との間に存在する障害物との間の静電容量を検出する検出電極と、
前記開閉体端部及び前記枠体端部の他方に設けられ、当該他方の端部を前記検出電極から遮蔽する遮蔽電極と、
第1判定期間において、交流の基準電圧の印加又はスイッチトキャパシタ制御により交流成分を有する電圧に制御される前記検出電極の電圧と略同一の電圧を前記遮蔽電極に印加して、前記開閉体端部と前記枠体端部との間に前記障害物が存在するか否かを判定すると共に、
前記第1判定期間と重複しない第2判定期間において、前記検出電極の電圧に拘わらず一定の直流電圧又は前記検出電極の電圧の逆位相の交流電圧を前記遮蔽電極に印加し、前記検出電極と前記遮蔽電極との間の静電容量に基づいて前記開閉体端部と前記枠体端部との距離を判定する制御部と、
を有する静電容量式障害物センサ。 - 前記制御部は、前記第1判定期間と前記第2判定期間とを交互に繰り返す請求項1に記載の静電容量式障害物センサ。
- 前記制御部は、前記第1判定期間において、前記検出電極の電圧変動に追従する電圧を前記遮蔽電極に印加する請求項1又は2に記載の静電容量式障害物センサ。
- 前記制御部は、前記検出電極を第1電圧と前記第1電圧とは異なる第2電圧とに交互に接続させるスイッチトキャパシタ制御により、前記検出電極を一方の電極とするコンデンサの静電容量を検出するものであり、
前記第1判定期間において、前記検出電極が前記第1電圧と前記第2電圧とに交互に接続されるスイッチングタイミングに同期して、前記第1電圧と前記第2電圧との電位差に略等しい電位差を有する第3電圧と第4電圧とに、前記遮蔽電極を交互に接続させる請求項1又は2に記載の静電容量式障害物センサ。 - 前記遮蔽電極は、前記第1判定期間において、バッファを介して前記検出電極と接続される請求項3に記載の静電容量式障害物センサ。
- 請求項1〜5の何れか一項に記載の静電容量式障害物センサを備えた車両の開閉システム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012122939A (ja) * | 2010-12-10 | 2012-06-28 | Omron Automotive Electronics Co Ltd | 計測装置、静電容量センサ、および、計測方法 |
JP2015503093A (ja) * | 2011-11-22 | 2015-01-29 | フレクストロニクス オートモティブ インクFlextronics Automotive Inc. | コンデンサセンサ、非接触物検出システム、及び非接触物検出方法 |
JP2019018632A (ja) * | 2017-07-13 | 2019-02-07 | 株式会社アルファ | 挟み込み検知装置及び開閉システム |
WO2021177806A1 (ko) * | 2020-03-04 | 2021-09-10 | 황성공업 주식회사 | 객체 감지 방법 및 객체 감지 장치 |
JP7568204B2 (ja) | 2019-11-25 | 2024-10-16 | 春日電機株式会社 | 電気特性測定装置 |
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- 2008-03-21 JP JP2008074647A patent/JP5051459B2/ja not_active Expired - Fee Related
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