JP2009227516A - 光ファイバの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】長いガラス母材を収容して光ファイバを線引きすることができる光ファイバの製造方法を提供する。
【解決手段】線引炉10の上筒部12の上部開口12aからガラス母材13を挿入し、加熱部11においてガラス母材13を加熱溶融して下端から光ファイバを線引きする光ファイバの製造方法であって、ガラス母材13が取り付けられたシード棒15に接続された支持棒17に、支持棒17が上下移動可能に貫通するとともに上筒部12の上部開口12aを密閉する密閉板21と、支持棒17が上下移動可能に貫通するとともに密閉板21を上下移動可能に内包して上部開口12aを上から覆う気密カバー22とを設け、ガラス母材13を上筒部12の上部開口12aから挿入し、密閉板21によって上部開口12aを密閉するとともに、気密カバー22によって上部開口12aを密閉した状態で、ガラス母材13を徐々に下降させて線引きする。
【選択図】図3

Description

本発明は、線引炉においてガラス母材を加熱溶融して光ファイバを線引きする光ファイバの製造方法に関するものである。
従来より、ガラス母材は線引炉の内部で加熱溶融されて線引きされる。このとき、線引炉内部には加熱による熱で対流が生じ、気流が乱れて、線引きされた光ファイバの外径を変動させるため、複数枚の仕切板を用いてガラス母材の上部空間の容積を略一定にすることが行われている(例えば特許文献1参照)。
図4に示すように、特許文献1に記載の線引炉100では、上下に昇降可能な支持棒101に取り付けられたガラス母材102の下端部を収容して加熱する炉心管107と、炉心管107の外側に設けられたヒータ103を備えており、炉心管107の下部開口から光ファイバ108が引き出されている。
また、支持棒101に沿って摺動可能な複数枚の仕切板104と、支持棒101の周囲を囲むように形成されて内部に上下方向に伸びる空間を有する上筒部105を有しており、上筒部105の内周面には段付構造部105aが設けられている。複数枚の仕切板104は、下方に位置するものの外径が上方に位置するものの外径よりも小さくなっている。また、段付構造部105aでは、各段の内径が下方に行くにつれて小さくなっている。このため、支持棒101の下降に従って、複数枚の仕切板104は段付構造部105aによって一枚ずつ順次係止されるようになっている。これにより、ガラス母材102の上部空間を、略一定に保持している。なお、線引炉100の上部開口には、蓋部106が設けられている。
特開2002−68773号公報
ところで、近年、光ファイバ108の製造コスト低減のために、ますますガラス母材102の大型化(長尺化)が望まれているが、線引炉100に収容できるガラス母材102の大きさ(長さ)は、上筒部105の高さによって制限される。したがって、ガラス母材102の長尺化を図るためには、上筒部105の高さを高くするとともに、上筒部105の上開口からダミー棒101に接続されたガラス母材102を挿入できる空間を上筒部105の上方に確保しなければならない。ガラス母材102が長尺化すると、線引炉100を収容する部屋の高さ内で、上筒部の長さとその上方の空間を確保することが困難であった。
そこで、本発明の目的は、線引炉内に長いガラス母材を収容して線引きすることができる光ファイバの製造方法を提供することにある。
上記課題を解決することのできる本発明に係る光ファイバの製造方法は、加熱部の上に上筒部を有する線引炉の当該上筒部の上部開口から光ファイバ用ガラス母材を挿入し、前記加熱部において前記ガラス母材を加熱溶融して下端から光ファイバを線引きする光ファイバの製造方法であって、前記ガラス母材が取り付けられたシード棒に接続された支持棒に、前記支持棒が上下移動可能に貫通するとともに前記上筒部の上部開口を密閉する密閉板と、前記支持棒が上下移動可能に貫通するとともに前記密閉板を上下移動可能に内包して前記上部開口を上から覆う気密カバーとを設け、前記ガラス母材を前記上筒部の上部開口から挿入し、前記密閉板によって前記上部開口を密閉するとともに、前記気密カバーによって前記上部開口を密閉した状態で、前記ガラス母材を徐々に下降させて線引きするものである。
また、本発明にかかる光ファイバの製造方法は、前記気密カバーと前記支持棒との間を気密スリーブにより気密状態に保持することが好ましい。
また、本発明にかかる光ファイバの製造方法は、前記気密スリーブと前記支持棒との間に、前記支持棒を挿通させた状態で前記密閉板上に載せた気密管を設け、気密状態を保持することが好ましい。
本発明によれば、ガラス母材が取り付けられたシード棒に接続された支持棒に、支持棒が上下移動可能に貫通するとともに上筒部の上部開口を上から覆う気密カバーを設けたので、上筒部を延長することなく気密カバーの高さに相当する長さだけ長いガラス母材を収容して線引きを行うことができる。これにより、線引炉内に長いガラス母材を収容して、光ファイバを線引きすることができる。また、気密カバーの内部に、支持棒が上下移動可能に貫通するとともに上筒部の上部開口を密閉する密閉板を設けたので、上筒部内部を密閉することができ、線引きされる光ファイバの外径の変動を抑えることができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の光ファイバの製造方法に用いることができる線引炉の一例の構成図、図2は上筒部の上部開口における気密状態の保持を示す断面図である。
図1に示すように、本発明の実施形態である光ファイバの製造方法に用いられる線引炉10は、ヒータ11aを備えた加熱部11の上に円筒形状をした上筒部12を有しており、上筒部12の上部開口12aから光ファイバ用ガラス母材13を挿入して、加熱部11においてガラス母材を加熱溶融して線引きして、下端から光ファイバ14を引き出すものである。
ガラス母材13はガラス製のシード棒15に取り付けられており、シード棒15は接続部16を介してガラス製の支持棒17に接続されている。ガラス母材13の下端から支持棒17の上端までの高さはHとなっている。接続部16は円筒形状をしており、上下からシード棒15及び支持棒17を挿嵌する内部空間を有している。接続部16の内部空間の径はシード棒15及び支持棒17の外径よりも若干大きくなっており、接続部16の外径は、シード棒15及び支持棒17の外径よりも大きなものとなっている。
図2に示すように、支持棒17には、支持棒17が上下移動可能に貫通するとともに上筒部12の上部開口12aを上から蓋をして密閉する密閉板21と、支持棒17が上下移動可能に貫通するとともに密閉板21を上下移動可能に内包して上部開口12aを上から覆う気密カバー22とが取り付けられている。
図2に示すように、密閉板21は、上筒部12の上部開口12aの内径よりも大きい外径を有するガラス製の円板形状を有しており、中心部には支持棒17が貫通可能な貫通穴21aが設けられている。前述したように、接続部16の外径は、シード棒15及び支持棒17の外径よりも大きく、密閉板21の中央に設けられている貫通穴21aを通過することのない太さとされている。
また、密閉板21の上面には、密閉板21の貫通穴21aに合わせた内径の内部空間を有するスリーブ状の気密管21bが上方に向けて取り付けられており、支持棒17が気密状態を保持して密閉板21に対して上下移動できるように支持している。なお、図2に示すように、上筒部12の上端に円環状の取付部材25が設けられている場合には、密閉板21の外径は取付部材25の中央の切欠き25aの内径よりも大きくして、密閉板21が上筒部の上部に気密状態を保持して載置可能なものとしている。
気密カバー22は例えばステンレスなどの100℃以上の温度に耐えられる材質により形成されており、円筒形状の側壁23と、側壁23の上部を覆う天板24を有している。側壁23の下端部には、気密カバー22が上筒部12の上端部に載置された際に気密を保持することができるように、外側に向けて突出する鍔状の座部23aが設けられている。天板24は円板形状をしており、中心部には、密閉板21に取り付けられている気密管21bが貫通できる大きさの貫通穴24aが設けられている。また、気密カバー22の内部空間22aは、密閉板21が上下移動可能な大きさを有している。
また、気密カバー22と支持棒17との間には、気密カバー22内部を気密状態に保持する例えばステンレスなどの100℃以上の温度に耐えられる材質により形成された気密スリーブ27が設けられている。図2では、密閉板21の上面中心部に気密管21bが取り付けられているので、気密スリーブ27の内径は気密管21bの外径に対応して設定されており、密閉板21の上下移動に伴う気密管21bの上下移動の際に、気密状態を保持することができるようになっている。すなわち、気密スリーブ27と支持棒17との間に、支持棒を挿通させた状態の気密管21bが密閉板21上に載せられていることにより、気密状態をより確実に保持している。
ここで、内部空間22aの高さをdとすると、板厚tの密閉板21は、内部空間22a内においてL=d−tだけ上下移動可能となっている。したがって、密閉板21が気密カバー22内部において最も上の位置、すなわち密閉板21の上面が気密カバー22の天板24の下面に当接した状態でガラス母材13の下端がこれまでと同じ位置に位置するようにすると、同じ線引炉10を用いた場合でも、ガラス母材13の長さをLだけ伸ばすことができる。
図1に示すように、支持棒17には、上下移動可能なカーボン製の円板状の仕切板26が複数枚(ここでは、例えば4枚)設けられている。各仕切板26a,26b,26c,26dは、中心部に支持棒17は貫通できるが接続部16は貫通できない大きさの貫通穴(図示省略)が設けられている。また、各仕切板26a,26b,26c,26dの外径は、最も上の仕切板26aの外径が最も大きく、下に行くにしたがって外径が小さくなっている。
一方、上筒部12の内面には、前述した仕切板26a,26b,26c,26dを一枚ずつ順次係止する段付構造部18が設けられている。すなわち、段付構造部18では、最も上に仕切板26aのみを係止する段部18aが設けられており、下に向かって順に、仕切板26bを係止する段部18b、仕切板26cのみを係止する段部18c、仕切板26dのみを係止する段部18dが設けられている。また、上筒部12の上部12bには、補助ヒータ12cが設けられており、段付構造部18の上部及びこれよりも上方の空間(空間内の不活性ガス)を加熱して、線引炉10内の気流を一層安定化させている。
次に、本発明に係る光ファイバの製造方法について説明する。図3(A)〜(D)は、光ファイバの製造工程を示している。
まず、予めガラス母材13をシード棒15に取り付け、シード棒15と支持棒17を接続部16により接続しておく。ここでは従来と同じ線引炉10を用いるが、ガラス母材13の長さは、前述したように、L=d−tだけ長くすることができる(図1及び図2参照)。
そして、図3(A)に示すように、ガラス母材13とともにシード棒15及び支持棒17の下部を、上筒部12の上部開口12aから挿入する。この際、ガラス母材13の下端と上筒部12の上端との間に、間隔D(例えば、D=230mm程度)を確保して、移動の際にガラス母材13が上筒部12に衝突しないようにする。なお、複数枚の仕切板26、密閉板21及び気密カバー22は、支持棒17の下端が接続されている接続部16に当接して支持された状態となっている。
次いで、図3(B)に示すように、ガラス母材13を線引炉10の内部に挿入して、支持棒17において吊下げ状態にあった気密カバー22の座部23aを上筒部12の上端に当接させて密閉状態で固定する。そして、ガラス母材13の下端部を加熱部11によって加熱溶融し、線引きを開始する。このとき、気密カバー22の内部空間22aは上筒部12の内部空間と連結されるとともに、外気に対して気密を保持することになる。また、このときガラス母材13の下端が所定の位置(図3(B)において二点鎖線で示す位置)に達するようにシード棒15の長さ等を設定しておく。これにより、線引きを中断した際に所定の高さD2(例えば、200mm+余裕長さ)だけ上昇させることが可能となる。線引き実行中に光ファイバが断線したときに、ガラス母材13がそのままの位置にあると引き続き溶融されて炉内でとぐろを巻くようにガラス(ファイバ)が溜まってしまうため、線引きを中断した際にはガラス母材13を高さD2だけ上昇させることにより、そのガラス溜まりを防止することができる。また、高さD2の分を上昇可能としておくことで、線引き実行時以外のガラス母材13の一時待機スペースを確保することができる。
続いて、図3(C)に示すように、線引きに伴ってガラス母材13が下降して、まず密閉板21が上筒部12の上端に当接して上部開口12aを覆い、密閉する。仕切板26は、接続部16に支持された状態で、上部開口12aから上筒部12の内部に下降する。
図3(D)に示すように、線引きの進行に伴ってガラス母材13がさらに下降すると、最も上にある外径が大きな仕切板26aが段付構造部18の段部18a(図1参照)に係止され、他の仕切板26b〜26dはさらに下降する。以後順に、仕切板26bが段部18bに、仕切板26cが段部18cに、仕切板26dが段部18dに係止される(図3(D)の状態)。
以上説明した光ファイバの製造方法によれば、ガラス母材12が取り付けられたシード棒15に接続された支持棒17に、支持棒17が上下移動可能に貫通するとともに上筒部12の上部開口12aを上から覆う気密カバー22を設けたので、上筒部12を延長することなく気密カバー22の高さに相当する長さだけ長いガラス母材12を収容して線引きを行うことができる。すなわち、従来と同じサイズの上筒部12を用いた場合でも、ガラス母材13の高さは、(d−t)だけ延長することができる。これにより、長いガラス母材12を収容して、長い光ファイバ14を線引きすることができる。また、ガラス母材13及び上筒部12の両方を長くした場合には、線引炉10を収容している建物の天井の高さは、改良前よりもガラス母材13の延長長さの2倍高い必要があるが、気密カバー22を設けることにより、天井の高さは、ガラス母材13の延長長さと同じだけ高ければよいことになる。
また、気密カバー22の内部に、支持棒17が上下移動可能に貫通するとともに上筒部12の上部開口12aを密閉する密閉板21を設けたので、上筒部12内部を密閉することができ、線引きされる光ファイバ14の外径の変動を抑えることができる。例えば、気密カバー22のみを設けた場合には、線引きされた光ファイバ14の外径の変動が125μm±1μm程度であったものが、密閉板21を併用することにより、光ファイバ14の外径の変動は125μm±0.1μm以下に抑えることができた。
また、気密カバー22と支持棒17との間を、気密スリーブ27により気密状態を保持して上下移動可能に支持するので、上筒部12内部を気密に保持することができ、安定した線引きを行うことができる。また、気密スリーブ27と支持棒17との間に、支持棒17を挿通させた状態で密閉板21上に載せた気密管21bを設けているため、さらに良好に気密状態を保持することができる。
また、支持棒17に上下移動可能な複数枚の仕切板26を設けるとともに、上筒部12の内面に仕切板26を一枚ずつ順次保持する段付構造部18を設けたので、支持棒17が下降してガラス母材13が下降した場合でも、ガラス母材13の上部空間を略一定に保持することができる。これにより、線引炉10内部の対流による気流の乱れを防止して、線引きされる光ファイバ14の外径の変動を抑えることができる。
なお、本発明の光ファイバの製造方法は、前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
本発明の光ファイバの製造方法に用いることができる線引炉の一例の構成図である。 上筒部の上部開口における気密状態の保持を示す断面図である。 (A)〜(D)は光ファイバの線引き工程を示す説明図である。 従来の線引炉の一例を示す断面図である。
符号の説明
10 線引炉
11 加熱部
12 上筒部
12a 上部開口
13 ガラス母材
14 光ファイバ
15 シード棒
17 支持棒
18 段付構造部
21 密閉板
21b 気密管
22 気密カバー
26 仕切板
27 気密スリーブ

Claims (3)

  1. 加熱部の上に上筒部を有する線引炉の当該上筒部の上部開口から光ファイバ用ガラス母材を挿入し、前記加熱部において前記ガラス母材を加熱溶融して下端から光ファイバを線引きする光ファイバの製造方法であって、
    前記ガラス母材が取り付けられたシード棒に接続された支持棒に、前記支持棒が上下移動可能に貫通するとともに前記上筒部の上部開口を密閉する密閉板と、前記支持棒が上下移動可能に貫通するとともに前記密閉板を上下移動可能に内包して前記上部開口を上から覆う気密カバーとを設け、
    前記ガラス母材を前記上筒部の上部開口から挿入し、前記密閉板によって前記上部開口を密閉するとともに、前記気密カバーによって前記上部開口を密閉した状態で、前記ガラス母材を徐々に下降させて線引きすることを特徴とする光ファイバの製造方法。
  2. 前記気密カバーと前記支持棒との間を気密スリーブにより気密状態に保持することを特徴とする請求項1に記載の光ファイバの製造方法。
  3. 前記気密スリーブと前記支持棒との間に、前記支持棒を挿通させた状態で前記密閉板上に載せた気密管を設け、気密状態を保持することを特徴とする請求項2に記載の光ファイバの製造方法。
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