JP2009225983A - トイレブース - Google Patents

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Abstract

【課題】角部を挟んだ両側の壁面に設けられた開閉扉を有する出入り口を連続させることを可能にして、広いスペースを割くことなく介護作業等を容易に行うことができるトイレブースを提供する。
【解決手段】4辺部が間仕切りされた矩形平面形状を備えると共に、便器13が据付けられたトイレブース10であって、矩形平面形状の角部12を挟んだ両側の辺部14a、14bの間仕切り壁11a,11bを切り欠いて、一方の辺部14aの略2/3の開口領域15aと、他方の辺部14bの略1/2の開口領域15bとが連続した開口部16が形成されており、一方の辺部14aには、当該一方の辺部14aに沿って移動可能な2枚引戸17a,17bが、開閉扉として開口領域15aを開閉可能に設けられており、他方の辺部14bには、当該他方の辺部14bに沿って移動可能な1枚引戸18が、開閉扉として開口領域15bを開閉可能に設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、トイレブースに関し、特に、被介護者や車椅子利用者が使用するのに適したトイレブースに関する。
例えば公共施設等に設けられるトイレブース(トイレルーム)として、介護が必要な被介護者や、車椅子利用者等が使用するのに適した構造を備えるトイレブースが種々開発されている。このようなトイレブーズでは、出入口部分を広くとって被介護者や車椅子利用者等の出入りを容易にすると共に、広い空間を確保して、介護者による介護作業を行い易くしたり、車椅子を置けるようにする工夫がなされている。
このような広い出入口部分や広い空間を備えるトイレブースを設けるための広いスペースは、例えば公共施設等においては容易に確保することができるが、一般の住宅などにおける限られた居住空間においては、このような広いスペースを割くことは困難である。また、住宅などの限られた居住空間においても、介護作業などを容易に行うことができるようにするためのトイレルームも開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−20803号公報
特許文献1に記載のトイレルームでは、矩形平面形状を有するトイレルームの一箇所の角部を挟んだ二つの壁面に各々出入り口が形成されており、一方の出入り口には開戸による開閉扉が設けられており、また他方の出入り口には引戸による開閉扉が設けられている。
しかしながら、特許文献1に記載のトイレルームでは、一方の出入り口の開閉扉が開戸となっており、他方の出入り口の開閉扉が引戸となっているため、一箇所の角部を挟んだ二つの壁面の出入り口が当該角部で連続することなく分断され(引用文献1の図3参照)、二箇所の出入り口を介して二方向から各々被介護者や介護者が出入りする構造となっている。これに対して、一箇所の角部を挟んだ両側の壁面に設けられた、開閉扉を有する出入り口を連続させることを可能にして、これらが一体となった大きな開口部を形成できるようにすれば、介護作業等をさらに容易に行うことが可能になるものと考えられる。
本発明は、矩形平面形状の一箇所の角部を挟んだ両側の壁面に設けられた、開閉扉を有する出入り口を連続させることを可能にして、広いスペースを割くことなく介護作業等をさらに容易に行うことのできるトイレブースを提供することを目的とする。
本発明は、4辺部が間仕切りされた矩形平面形状を備えると共に、便器が据付けられたトイレブースにおいて、前記矩形平面形状の一箇所の角部を挟んだ両側の辺部の間仕切り壁を切り欠いて、一方の辺部の略2/3の開口領域と、他方の辺部の略1/2の開口領域とが連続した開口部が形成されており、前記一方の辺部には、当該一方の辺部に沿って移動可能な2枚引戸が前記開口領域を開閉可能に設けられており、前記他方の辺部には、当該他方の辺部に沿って移動可能な1枚引戸が前記開口領域を開閉可能に設けられているトイレブースを提供することにより、上記目的を達成したものである。
また、本発明のトイレブースによれば、前記便器は、前記開口領域を全開放した状態で前記一方の辺部を正面側から見た際に、一端部が前記間仕切り壁又は前記2枚引戸から前記開口領域側にはみ出すよう配置されて据付けられていることが好ましい。
さらに、本発明のトイレブースによれば、前記便器は、前記開口部と対角位置の隅部から斜めに配置されて据付けられていることが好ましい。
本発明のトイレブースによれば、矩形平面形状の一箇所の角部を挟んだ両側の壁面に設けられた、開閉扉を有する出入り口を連続させることを可能にして、広いスペースを割くことなく介護作業等をさらに容易に行うことができる。
図1〜図5に示す本発明の好ましい一実施形態に係るトイレブース10は、例えば一般の住宅の居住空間にコンパクトに配置して設けられ、一箇所の角部12を挟んだ両側の仕切り壁11a,11bに跨る大きな開口部16を形成することを可能にして、介護が必要な被介護者や、車椅子利用者等が容易に出入りできるようにすると共に、介護者による介護作業等を容易に行えるようにするために採用されたものである。
すなわち、本実施形態のトイレブース10は、4辺部が間仕切りされた矩形平面形状を備えると共に、便器13が据付けられたトイレルームであって、矩形平面形状の一箇所の角部12を挟んだ両側の辺部14a、14bの間仕切り壁11a,11bを切り欠いて、一方の辺部14aの略2/3の開口領域15aと、他方の辺部14bの略1/2の開口領域15bとが連続した開口部16が形成されており、一方の辺部14aには、当該一方の辺部14aに沿って移動可能な2枚引戸17a,17bが、開閉扉として開口領域15aを開閉可能に設けられており、他方の辺部14bには、当該他方の辺部14bに沿って移動可能な1枚引戸18が、開閉扉として開口領域15bを開閉可能に設けられている。
また、本実施形態では、便器13は、開口領域15aを全開放した状態で一方の辺部14aを正面側から見た際に、一端部13aが間仕切り壁11a又は2枚引戸17a,17bから開口領域15a側にはみ出すように(図1において0<wとなるように)配置されて据付けられている。
本実施形態では、トイレブース10は、一方の辺部14aの長さが1600mm程度、他方の辺部14bの長さが1300mm程度のコンパクトな大きさの矩形平面形状を備えると共に、便器13が、開口領域15bが設けられた他方の辺部14bと対向する間仕切り壁40側に片寄せて据え付けられている。
そして、本実施形態では、後述する平面L字形状の引戸レール枠20が、一方の辺部14aの間仕切り壁11aの上部内壁面と、他方の辺部14bの間仕切り壁11bの上部内壁面とに沿わせると共に、開口領域15a,15bの上方のまぐさ部19a,19bの内壁面に沿わせた状態で、これの角部20aをトイレブース10の角部12の上部に配置して、間仕切り壁11a,11bの間に跨るようにして取り付けられている。この引戸レール枠20には、ガイドレール21a,21b,22(図6、図7参照)が設けられており、これらのガイドレール21a,21b,22に上端部を支持させて、2枚引戸17a,17bと1枚引戸18とが、一方の辺部14aや他方の辺部14bに沿って、開口領域15a,15bを各々開閉可能にスライド移動することになる。
ここで、引戸レール枠20は、図6及び図7にも示すように、2枚引戸17a,17bを案内するガイドレレール21a,21bが設けられた箱状枠部23と、1枚引戸18を案内するガイドレレール22が設けられた棒状枠部24とからなる。
箱状枠部23は、図6に示すように、上面板23aと一対の側面板23b,23cとを組み付けることにより形成された、トイレブース10の一方の辺部14aの長さよりも若干短い長さの、下端面が開口面となったコの字断面形状を有する中空箱形の部材である。また箱状枠部23には、外側の側面板23bの下端縁部から下端開口面の略1/3の領域を占めるように内側に張り出して、外側引戸規制板25が、棒状枠部24側の端面から内側引戸17bのスライド方向の長さよりも若干短い長さで延長して設けられている(図5参照)。この外側引戸規制板25には、棒状枠部24側の端面と反対側の端面25a(図5参照)に外側引戸17aの先端面が当接することにより、外側引戸17aは、開口領域15aの略1/2の領域を超えて、棒状枠部24側にスライド移動しないように規制されることになる。さらに、箱状枠部23の内側の側面板23cは、その上端が上面板23aの内側縁部にヒンジ連結等されることにより、上面板23aに対して回動可能に取り付けられている。側面板23cを上方に回動させて箱状枠部23の内側の側面を開放することにより、ガイドレール21a,21bに2枚引戸17a,17bを装着する作業や、ガイドレール21a,21b等を保守点検する作業を、容易に行うことができるようになっている。
また、本実施形態では、箱状枠部23の中空内部における上面板23aと外側の側面板23bとの角部分には、当該角部分に沿って、段差基台26を構成する基台板26aが、箱状枠部23の略全長に亘って2枚重ねで取り付けられている。
さらに、本実施形態では、箱状枠部23の中空内部には、外側の側面板23bの内側面に沿って公知の各種のレール金具を取り付けることにより、外側ガイドレール21aが設けられており、段差基台26の内側面に沿って公知の各種のレール金具を取り付けることにより、内側ガイドレール21bが設けられている。これらのガイドレール21a,21bには、2枚引戸を構成する外側引戸17a及び内側引戸17bの各々の上端部に取り付けられた、公知の各種のスライド金具の走行車輪27a,27bが走行可能に係止されて、外側引戸17a及び内側引戸17bは、ガイドレール21a,21bに上端部を各々支持された状態で、一方の辺部14aに沿ってスライド移動可能に設置されることになる。
棒状枠部24は、図7に示すように、下面側にレール取付け凹部28が両端部分を除く略全長に亘って切欠き形成された、略矩形の断面形状を有する、トイレブース10の他方の辺部14bの長さよりも若干短い長さのロッド状の部材である。棒状枠部24のレール取付け凹部28には、公知の各種のレール金具を嵌め込むようにして取り付けることにより、ガイドレール22が設けられている。このガイドレール22には、1枚引戸18の上端部に取り付けた公知の各種のスライド金具の走行車輪29が走行可能に係止されて、1枚引戸18は、ガイドレール22に上端部を支持された状態で、他方の辺部14bに沿ってスライド移動可能に設置されることになる。
また、本実施形態では、棒状枠部24は、箱状枠部23側(引戸レール枠20の角部20a側)の端部の側面を当該箱形枠部23の端面に接合固定することにより、箱状枠部23の端部から棒状枠部24が垂直に折れ曲がった状態で接合一体化された、平面L字形状の引戸レール枠20が形成されることになる。このような引戸レール枠20は、例えば住宅の新築時や改築時に、上述のように、箱状枠部23や棒状枠部24を、トイレブース10の一方の辺部14aの間仕切り壁11aの上部内壁面と、他方の辺部14bの間仕切り壁11bの上部内壁面と、開口領域15a,15bの上方のまぐさ部19a,19bの内壁面とに沿わせた状態で、両側の間仕切り壁11a,11bの間に跨るようにして取り付けられることになる(図4、図5参照)。
引戸レール枠20の箱状枠部23に沿ってスライド移動する外側引戸17a及び内側引戸17bは、図6に示すように、公知の各種の引戸パネルからなり、上述のように、これらの上端部に取り付けた公知の各種のスライド金具の走行車輪27a,27bを箱状枠部23の内部に設けたガイドレール21a,21bに走行可能に係止することにより、外側引戸17a及び内側引戸17bは、トイレブース10の一方の辺部14aに沿ってスライド移動する。また、本実施形態では、外側引戸17a及び内側引戸17bの下端面には、下部走行車輪30a,30bが取り付けられている。
外側引戸17aに取り付けられた下部走行車輪30aは、トイレブース10の一方の辺部14aの間仕切り壁11aに沿ってこれの内側の床面41に間仕切り壁11aと平行に延設して取り付けられた外側下部ガイドレール31a上を、走行移動するようになっている。また内側引戸17bに取り付けられた下部走行車輪30bは、外側引戸17aの下端部内側面に沿って延設して取り付けられた内側下部ガイドレール31b上を、走行移動するようになっている。
下部走行車輪30a,30bを、外側下部ガイドレール31aや内側下部ガイドレール31bに沿って移動させることにより、上方のガイドレール21a,21bと共に上端部及び下端部を同時に案内しつつ外側引戸17aや内側引戸17bをスライド移動させることが可能になり、これによって、トイレブース10の一方の辺部14aに沿った開口領域15aをより安定した状態でスムーズに開閉することが可能になる。
また、本実施形態では、内側引戸17bの先端部分には、図4、図5、及び図8に示すように、内側及び外側の側面から張り出すように突出して、引き手ロッド32が取り付けられている。この引き手ロッド32を把持して、トイレブース10の外側あるいは内側から、2枚引戸17a,17bの開閉操作を行うことができるようになっている。また引き手ロッド32を把持して内側引戸17bを開口領域15a側にスライド移動させ、内側引戸17bの後端部分が外側引戸17aの先端部分まで移動したら、外側引戸17aは、内側引戸17bに係止されて内側引戸17bと共に開口領域15a側にスライド移動するようになっている。外側引戸17aは、上述のように、その先端側の端面が箱形枠部23に設けられた外側引戸規制板25の端面25aに当接するまで移動したら、それ開口領域15a側に移動しないように規制されることになる。
さらに、本実施形態では、内側引戸17bの先端部分には、図9に示すように、2枚引戸17a,17bによって開口領域15aを閉塞した状態で、内側引戸17bを他方の辺部14bの1枚引戸18の先端部分に着脱可能にロックしておくための、鍵錠手段としてのフック部材33aが、引き手ロッド32の下方に配置されて回動可能に取り付けられている。フック部材33aは、回動円盤部33bを介した回動操作によって、内側引戸17bの先端部分の内部に収納された状態から外側に張り出すように突出し、1枚引戸18の先端部分の内側面に設けられた係着凹部33cに着脱可能に係止されることにより、開口部16を閉塞した状態でロックする。なお、回動円盤部33bは、内側引戸17bの先端部分の内側及び外側の側面に臨むように配置されると共に、内側及び外側の側面に臨む部分には例えばコイン係止溝33dが形成されていて、ロック状態を解除する操作を容易に行うことができるようになっている。
引戸レール枠20のロッド状枠部24に沿ってスライド移動する1枚引戸18もまた、図7に示すように、公知の各種の引戸パネルからなり、上述のように、上端部に取り付けた公知の各種のスライド金具の走行車輪29をロッド状枠部24のレール取付け凹部28に設けたガイドレール22に走行可能に係止することにより、1枚引戸18は、他方の辺部14bに沿ってスライド移動する。また、本実施形態では、1枚引戸18の下端面には、下部走行車輪34が取り付けられている。
1枚引戸18に取り付けられた下部走行車輪34は、トイレブース10の他方の辺部14bの間仕切り壁11bに沿ってこれの内側の床面41に間仕切り壁11bと平行に延設して取り付けられた下部ガイドレール35上を、走行移動するようになっている。下部走行車輪34を、下部ガイドレール35に沿って移動させることにより、上方のガイドレール22と共に上端部及び下端部を同時に案内しつつ1枚引戸18をスライド移動させることが可能になり、これによって、トイレブース10の他方の辺部14bに沿った開口領域15bをより安定した状態でスムーズに開閉することが可能になる。
また、本実施形態では、1枚引戸18の先端部分の内側面及び外側面には、引き手38が取り付けられていると共に、内側面には、図9に示すように、上述の内側引戸17bに設けられたフック部材33aが着脱可能に係止される、鍵錠手段としての係着凹部33cが設けられている。さらに、本実施形態では、1枚引戸18の先端面の下端部には、図10に示すように、フランス落し36が設けられている。他方の辺部14bの開口領域15bを開放する必要がない場合に、フランス落し36をトイレブース10の角部分の床面41に設けた係着孔37に係止しておくことにより、1枚引戸18によって開口領域15bを閉塞した状態を保持して、2枚引戸17a,17bを開閉しつつ一方の辺部14aの開口領域15aのみからトイレブース10に出入りさせることが可能になる。
そして、上述の構成を有する本実施形態のトイレブース10によれば、矩形平面形状の一箇所の角部12を挟んだ両側の壁面としての間仕切り壁11a,11bに設けられた、開閉扉17a,17b,18を有する出入り口を連続させることを可能にして、広いスペースを割くことなく介護作業等をさらに容易に行うことが可能になる。
すなわち、本実施形態によれば、トイレブース10は、4辺部が間仕切りされた矩形平面形状の一箇所の角部12を挟んだ両側の辺部14a、14bの間仕切り壁11a,11bを切り欠いて、一方の辺部14aの略2/3の開口領域15aと、他方の辺部14bの略1/2の開口領域15bとが連続した開口部16が形成されており、一方の辺部14aには、当該一方の辺部14aに沿って移動可能な2枚引戸17a,17bが、開閉扉として開口領域15aを開閉可能に設けられており、他方の辺部14bには、当該他方の辺部14bに沿って移動可能な1枚引戸18が、開閉扉として開口領域15bを開閉可能に設けられているので、必要に応じて2枚引戸17a,17bと1枚引戸18とをスライド移動して、例えば一方の辺部14aの開口領域15aと、他方の辺部14bの開口領域15bとを全開放した状態とすれば、角部12において分断されることなく連続した大きな面積の開口部(出入り口)16が形成されるので、このような大きな面積の開口部を介して、介護作業等をさらに容易に行うことが可能になる。また、これによって、トイレブース10を例えば内内が1.3m×1.6m程度の大きさの矩形平面形状の空間として、コンパクトに形成することが可能になる。
さらに、本実施形態では、便器13は、開口領域15aを全開放した状態で一方の辺部14aを正面側から見た際に、一端部13aが間仕切り壁11aや2枚引戸17a,17bから開口領域15a側にはみ出すように(図1において0<wとなるように)配置されて据付けられているので、便器を使用する被介護者の側部からの介護作業を、介護者が行い易くなる。
図11は、本発明の好ましい他の実施形態に係るトイレブース10’を示すものである。図11に示すトイレブース10’によれば、便器13が開口部12と対角位置の隅部38から斜めに配置されて据付けられていること以外は、上記実施形態のトイレブース10と同様の構成を備えている。図11に示すトイレブース10’によれば、上記実施形態のトイレブース10と同様の作用効果が奏される他、便器13が開口部12と対角位置の隅部38から斜めに配置されていることにより、便器13の左右の空間が広がることになり、便器13を使用する被介護者の側部からの介護作業を、左右どちらの側からでも行い易くなる。また、便器13を開口部12と対角位置の隅部38に据付ける際に、開口部12側に例えば10〜20cm程度余分に移動して設置することにより、便器13の左右の介護スペースをさらに広げて、介護作業をより一層行い易くすることが可能になる。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、便器は、一方の辺部の開口領域を全開放した状態で一方の辺部を正面側から見た際に開口領域側にはみ出すよう配置される必要必ずしもない。一方の辺部の開口領域を開閉する2枚引戸や、他方の辺部の開口領域を開閉する1枚引戸は、箱状枠部23と棒状枠部24とからな引戸レール枠20に沿ってスライド移動するものである必要は必ずしもなく、その他の種々の構成の案内レールに沿って移動するものであっても良い。
また、上記各実施形態において採用された引戸レール枠20は、その外観形状が意匠的にも優れたものであるため、その6面図を図12〜図17に開示する。
本実施形態の好ましい一実施形態に係るトイレブースを示す、図2のA−Aに沿った断面図である。 図1をB方向から見た正面図である。 図1をC方向から見た正面図である。 図1をD方向から見た開口部を閉塞した状態の斜視図である。 図1をD方向から見た開口部を開放した状態の斜視図である。 図2のE−Eに沿った断面図である。 図2のF−Fに沿った断面図である。 引き手ロッドの取り付け状態を説明する部分上面図である。 フック部材及び係着凹部の構成を説明する部分正面図である。 フランス落し36の構成を説明する部分斜視図である。 本実施形態の好ましい他の実施形態に係るトイレブースを示す、図2のA−Aに沿った断面図である。 引戸レール枠の正面図である。 引戸レール枠の背面図である。 引戸レール枠の左側面図である。 引戸レール枠の右側面図である。 引戸レール枠の平面図である。 引戸レール枠の底面図である。
符号の説明
10,10’ トイレブース
11a,11b 仕切り壁(壁面)
12 矩形平面形状の一箇所の角部
13 便器
13a 便器の一端部
14a 一方の辺部
14b 他方の辺部
15a,15b 開口領域
16 開口部
17a 外側引戸(2枚引戸)
17b 内側引戸(2枚引戸)
18 1枚引戸
19a,19b まぐさ部
20 引戸レール枠
21a,21b,22 ガイドレール
23 箱状枠部
24 棒状枠部
27a,27b,29 走行車輪
30a,30b,34 下部走行車輪
31a 外側下部ガイドレール
31b 内側下部ガイドレール
32 引き手ロッド
35 下部ガイドレール

Claims (3)

  1. 4辺部が間仕切りされた矩形平面形状を備えると共に、便器が据付けられたトイレブースにおいて、
    前記矩形平面形状の一箇所の角部を挟んだ両側の辺部の間仕切り壁を切り欠いて、一方の辺部の略2/3の開口領域と、他方の辺部の略1/2の開口領域とが連続した開口部が形成されており、
    前記一方の辺部には、当該一方の辺部に沿って移動可能な2枚引戸が前記開口領域を開閉可能に設けられており、前記他方の辺部には、当該他方の辺部に沿って移動可能な1枚引戸が前記開口領域を開閉可能に設けられているトイレブース。
  2. 前記便器は、前記開口領域を全開放した状態で前記一方の辺部を正面側から見た際に、一端部が前記間仕切り壁又は前記2枚引戸から前記開口領域側にはみ出すよう配置されて据付けられている請求項1に記載のトイレブース。
  3. 前記便器は、前記開口部と対角位置の隅部から斜めに配置されて据付けられている請求項1又は2に記載のトイレブース。
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