JP2009225545A - ブラシレスモータ制御装置、ブラシレスモータ、及びブラシレスモータ制御装置の設定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】回転センサの角度ズレかかる補正を容易とし、モータ回転時の騒音低減を図ることができるブラシレスモータ制御装置を提供する。
【解決手段】マイコン13内には、進み・中心・遅れといった進遅角量の異なる複数の進角マップが予め記憶されており、進角マップ設定部15は、マイコン13にて記憶された複数の進角マップのうちいずれか1つをブラシレスモータMの制御態様として選択する。この場合、同一負荷条件下で駆動電流値の小、即ち騒音小となる進角マップが選択され、選択された進角マップに従ってブラシレスモータMの制御が行われる。
【選択図】図1
【解決手段】マイコン13内には、進み・中心・遅れといった進遅角量の異なる複数の進角マップが予め記憶されており、進角マップ設定部15は、マイコン13にて記憶された複数の進角マップのうちいずれか1つをブラシレスモータMの制御態様として選択する。この場合、同一負荷条件下で駆動電流値の小、即ち騒音小となる進角マップが選択され、選択された進角マップに従ってブラシレスモータMの制御が行われる。
【選択図】図1
Description
本発明は、回転センサの角度ズレを補正する機能を有するブラシレスモータ制御装置、ブラシレスモータ、及びブラシレスモータ制御装置の設定方法に関するものである。
ブラシレスモータでは、回転センサにてロータの磁極位置が検出され、検出した磁極位置に基づいて駆動電流が生成されて該モータの回転が制御されている。そのため、回転センサとその周囲部品の寸法誤差や回転センサの組付け誤差等によりその回転センサに角度ズレが生じ、該回転センサで検出したロータの磁極位置が実位置に対して進角側又は遅角側にずれていると、これに基づいて回転が制御されるモータでは、実位置とのズレにより回転時の騒音が増大してしまう。このような回転センサの角度ズレは、回転センサとその周囲部品の寸法精度の向上や回転センサの組付け精度の向上を図ることで改善できるが、それには限度があった。
そこで、従来では、例えば特許文献1にて示されているように、回転センサで検出したロータの磁極位置をその都度マイコンの演算にて補正し、補正後のロータの磁極位置に基づいてモータが制御されるように構成したものが提案されている。
特開2001−8486号公報
しかしながら、回転駆動中の時々にマイコンにてロータの磁極位置の補正値を算出する方法では、その補正にかかる演算処理が多く、マイコンに高性能なものが必要であった。また、高性能なマイコンは高価であるため、コスト面で不利であった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、回転センサの角度ズレかかる補正を容易とし、モータ回転時の騒音低減を図ることができるブラシレスモータ制御装置、ブラシレスモータ、及びブラシレスモータ制御装置の設定方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ロータの回転位置を検出する回転センサを有し、該回転センサにて検出した前記ロータの検出回転位置に基づいてブラシレスモータを制御するブラシレスモータ制御装置であって、進遅角量の異なる複数の制御パターンを記憶する記憶手段と、該記憶手段にて記憶された複数の前記制御パターンのうちいずれか1つを前記ブラシレスモータの制御態様として選択する選択手段とを備え、同一負荷条件下で駆動電流値の小となる前記制御パターンを選択し、選択された前記制御パターンに従って前記ブラシレスモータの制御を行うことをその要旨とする。
この発明では、制御装置に備えられる記憶手段には、進遅角量の異なる複数の制御パターンが記憶され、選択手段は、記憶手段にて記憶された複数の制御パターンのうちいずれか1つをブラシレスモータの制御態様として選択する。この場合、同一負荷条件下で駆動電流値の小となる制御パターンが選択され、選択された制御パターンに従ってブラシレスモータの制御が行われる。つまり、回転センサに角度ズレが生じている場合、駆動電流値とともに騒音が大となるため、駆動電流値の小、即ち騒音小となる制御パターンをブラシレスモータの制御態様として選択することで、回転センサに生じた角度ズレにかかる補正を制御パターンの選択という容易な対応で行うことができ、モータ回転時の騒音低減を図ることが可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のブラシレスモータ制御装置において、前記ブラシレスモータを制御するためのマイコンを有し、該マイコン内に複数の前記制御パターンを記憶する前記記憶手段が備えられ、前記選択手段は、前記マイコンのADポートの電位に基づいて前記制御パターンの選択を行うことをその要旨とする。
この発明では、ブラシレスモータを制御するマイコン内には複数の制御パターンが記憶され、選択手段は、そのマイコンのADポートの電位に基づいて制御パターンの選択を行う。つまり、ADポートの電位を各制御パターンに対応付けた電位に変更するだけで、容易にマイコン内の制御パターンの選択が行われる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のブラシレスモータ制御装置において、前記ブラシレスモータを制御するためのマイコンを有するとともに、複数の前記制御パターンを記憶する前記記憶手段が前記マイコンの外部に備えられ、前記選択手段は、選択した前記制御パターンを外部の前記記憶手段から前記マイコンに出力して記憶させることをその要旨とする。
この発明では、ブラシレスモータを制御するマイコンと、複数の制御パターンを記憶する記憶手段がマイコンの外部に備えられ、選択手段は、選択した制御パターンを外部の記憶手段からマイコンに出力して記憶させる。これにより、マイコンに設ける記憶部を最小限とでき、マイコンの低コスト化に寄与できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の制御装置を一体に備えてなるブラシレスモータである。
この発明では、回転センサの角度ズレかかる補正が容易で、モータ回転時の騒音低減を図ることが可能なブラシレスモータを提供できる。
この発明では、回転センサの角度ズレかかる補正が容易で、モータ回転時の騒音低減を図ることが可能なブラシレスモータを提供できる。
請求項5に記載の発明は、ロータの回転位置を検出する回転センサを有し、該回転センサにて検出した前記ロータの検出回転位置に基づいてブラシレスモータを制御するブラシレスモータ制御装置の設定方法であって、前記制御装置には、進遅角量の異なる複数の制御パターンを記憶する記憶手段と、該記憶手段にて記憶された複数の前記制御パターンのうちいずれか1つを前記ブラシレスモータの制御態様として選択する選択手段とが備えられ、同一負荷条件下で駆動電流値の小となる前記制御パターンを選択し、選択された前記制御パターンに従って前記ブラシレスモータの制御が行われるようにしたことをその要旨とする。
この発明では、上記した請求項1と同様の作用効果を得ることができる。
本発明によれば、回転センサの角度ズレかかる補正を容易とし、モータ回転時の騒音低減を図ることができるブラシレスモータ制御装置、ブラシレスモータ、及びブラシレスモータ制御装置の設定方法を提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態のブラシレスモータの制御装置を示す。ブラシレスモータMは、U相・V相・W相の三相の駆動電流の供給に基づいて回転駆動されるものであり、制御装置10は、その三相の駆動電流を生成してブラシレスモータMの回転を制御している。制御装置10は、ブラシレスモータMに一体に備えられている。
図1は、本実施形態のブラシレスモータの制御装置を示す。ブラシレスモータMは、U相・V相・W相の三相の駆動電流の供給に基づいて回転駆動されるものであり、制御装置10は、その三相の駆動電流を生成してブラシレスモータMの回転を制御している。制御装置10は、ブラシレスモータMに一体に備えられている。
制御装置10は、三相インバータ回路11と、プリドライバ回路12と、マイコン13とを備えている。三相インバータ回路11は、複数個のFET等のスイッチング素子(図示略)を用いたブリッジ回路で構成され、マイコン13からプリドライバ回路12を介してスイッチング制御されることで、直流電源Eから前記三相の駆動電流を生成している。
ブラシレスモータMには、ロータの磁極位置を各相毎に検出すべく各相に対応して3つのホール素子Hu,Hv,Hwが備えられており、マイコン13は、ホール素子Hu,Hv,Hwから入力される検出信号に基づいてモータMのロータの磁極位置を検出している。また、マイコン13には、速度指令値設定部14からモータMの回転速度指令値が入力されている。そして、マイコン13は、その速度指令値とロータの検出磁極位置とをパラメータとしてその時々の各相の駆動電流を設定し、設定した駆動電流を生成すべくプリドライバ回路12を通じて三相インバータ回路11を制御する。
詳しくは、本実施形態のマイコン13には、モータMの回転を制御すべくその時々の各相の駆動電流の設定を行うために、その内部の記憶部13aに進遅角量の異なる3パターンの進角マップMP1〜MP3が予め記憶されている。進角マップMP1〜MP3には、ロータの検出磁極位置に対して所定角度の進角とした進み進角マップMP1と、ロータの検出磁極位置そのものを基準とした中心進角マップMP2と、ロータの検出磁極位置に対して所定角度の遅角とした遅れ進角マップMP3とが用意されている。そして、マイコン13は、ADポートの電位変化、即ち進角マップ設定部15の出力電圧(設定電圧)の変化に基づいて進角マップMP1〜MP3をそのいずれかに切り替えるようになっている。
進角マップ設定部15は、図6に示すように、高電位側電源線L1とグランドGNDとの間に外付け抵抗Rxと固定抵抗R1との直列接続よりなる抵抗分割回路15Aにて構成され、両抵抗Rx,R1間の出力端子がマイコン13のADポートに接続されている。外付け抵抗Rxには固定抵抗R1と同等の抵抗値のものが用意され、このような抵抗値の外付け抵抗Rxを取り付けると、抵抗分割回路15Aに高電位側電源線L1から例えば5ボルトの電圧が印加されている場合では、出力端子からの出力電圧が2.5ボルトとなる。これにより、ADポートの電位が2.5ボルトとなって、マイコン13は中心進角マップMP2を選択する。
一方、外付け抵抗Rxの取付部分に略ゼロの抵抗(短絡部材)が取り付けられると、出力端子からの出力電圧が5ボルトとなる。これにより、ADポートの電位が5ボルトとなって、マイコン13は進み進角マップMP1を選択する。また、外付け抵抗Rxの取付部分に抵抗を取り付けない場合では、出力端子からの出力電圧がゼロボルトとなる。これにより、ADポートの電位がゼロボルトとなって、マイコン13は遅れ進角マップMP3を選択する。
このような構成のブラシレスモータM及び制御装置10は、別途用意されるモータ特性検査装置20にてその特性検査が実施される。この特性検査は、図5に示す手順に沿って行われる。
ステップS1では、マイコン13内にある進角マップMP1〜MP3の内、例えば中心進角マップMP2が先ず選択される。ステップS2では、選択された中心進角マップMP2によるモータMの制御に基づいて、同一負荷条件下でのモータMの回転時の駆動電流値が測定される。
ステップS3では、進角マップMP1〜MP3それぞれのモータMの駆動電流値の測定が3パターン全て完了したか否かが判定される。駆動電流値の測定が全パターン完了していない場合、ステップS4にて駆動電流値の未測定のマップ、例えば直前に測定したマップが中心進角マップMP2である場合は進み進角マップMP1に変更し、直前に測定したマップが進み進角マップMP1である場合は遅れ進角マップMP3に変更される。そして、ステップS1〜S3が繰り返されて3パターン全てで駆動電流値の測定が完了すると、ステップS5に進む。
ステップS5では、3パターンそれぞれの駆動電流値からその電流値が最も小さくなる進角マップMP1〜MP3が判定される。
ここで、ロータの磁極位置を検出するホール素子Hu,Hv,Hwに角度ズレ(角度バラツキ)が生じると、図2に示すようにそのズレがゼロから離間するほど、ロータの検出磁極位置と実位置とのズレが大きいことを意味し、モータMから発生する磁気音のそのピーク値が大きくなる。また、この磁気音ピーク値は駆動電流値と相関関係にあり、この駆動電流値も角度ズレ(角度バラツキ)に対して同様に変化する。そのため、駆動電流値が小さいものは磁気音ピーク値も小さくなり騒音も小さくなるとして、進角マップMP1〜MP3の中から駆動電流値が小さくなるものが判定される。
ここで、ロータの磁極位置を検出するホール素子Hu,Hv,Hwに角度ズレ(角度バラツキ)が生じると、図2に示すようにそのズレがゼロから離間するほど、ロータの検出磁極位置と実位置とのズレが大きいことを意味し、モータMから発生する磁気音のそのピーク値が大きくなる。また、この磁気音ピーク値は駆動電流値と相関関係にあり、この駆動電流値も角度ズレ(角度バラツキ)に対して同様に変化する。そのため、駆動電流値が小さいものは磁気音ピーク値も小さくなり騒音も小さくなるとして、進角マップMP1〜MP3の中から駆動電流値が小さくなるものが判定される。
ステップS6においては、個々のブラシレスモータMに好適な進角マップMP1〜MP3が設定され、個体毎のホール素子Hu,Hv,Hwの角度ズレ、即ちロータの検出磁極位置のズレが補正された好適な進角マップMP1〜MP3に従ってモータMの回転が制御されるように初期の設定が行われている。
因みに、ロータの検出磁極位置に対して実位置が進角側にある場合には進み進角マップMP1が、ロータの検出磁極位置と実位置との間にズレが生じていないとみなせる場合には中心進角マップMP2が、ロータの検出磁極位置に対して実位置が遅角側にある場合には遅れ進角マップMP3がそれぞれ設定され、図3に示すように、モータMの回転速度と進角量との関係は各マップMP1〜MP3で単にオフセットするだけである。
そして、このようにロータの検出磁極位置と実位置とのズレに応じた進角マップMP1〜MP3をモータMの個体に合わせて選択するといった初期設定のみの容易な対応で、図4に示すように、モータMの回転時に生じる磁気音(騒音)の低減を十分に図ることができるようになる。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)マイコン13内には、進み・中心・遅れといった進遅角量の異なる制御パターンとして複数の進角マップMP1〜MP3が予め記憶されており、進角マップ設定部15は、マイコン13にて記憶された複数の進角マップMP1〜MP3のうちいずれか1つをブラシレスモータMの制御態様として選択する。この場合、同一負荷条件下で駆動電流値の小となる進角マップMP1〜MP3が選択され、選択された進角マップMP1〜MP3に従ってブラシレスモータMの制御が行われる。つまり、回転センサとしてのホール素子Hu,Hv,Hwに角度ズレが生じている場合、駆動電流値とともに騒音が大となるため、駆動電流値の小、即ち騒音小となる進角マップMP1〜MP3をブラシレスモータMの制御態様として選択することで、回転センサ(ホール素子Hu,Hv,Hw)に生じた角度ズレにかかる補正を進角マップMP1〜MP3の選択という容易な対応で行うことができ、モータMの回転時の騒音低減を図ることができる。
(1)マイコン13内には、進み・中心・遅れといった進遅角量の異なる制御パターンとして複数の進角マップMP1〜MP3が予め記憶されており、進角マップ設定部15は、マイコン13にて記憶された複数の進角マップMP1〜MP3のうちいずれか1つをブラシレスモータMの制御態様として選択する。この場合、同一負荷条件下で駆動電流値の小となる進角マップMP1〜MP3が選択され、選択された進角マップMP1〜MP3に従ってブラシレスモータMの制御が行われる。つまり、回転センサとしてのホール素子Hu,Hv,Hwに角度ズレが生じている場合、駆動電流値とともに騒音が大となるため、駆動電流値の小、即ち騒音小となる進角マップMP1〜MP3をブラシレスモータMの制御態様として選択することで、回転センサ(ホール素子Hu,Hv,Hw)に生じた角度ズレにかかる補正を進角マップMP1〜MP3の選択という容易な対応で行うことができ、モータMの回転時の騒音低減を図ることができる。
(2)マイコン13内には複数の進角マップMP1〜MP3が記憶され、進角マップ設定部15は、そのマイコン13のADポートの電位を変化させて進角マップMP1〜MP3の選択を行う。つまり、ADポートの電位を各進角マップMP1〜MP3に対応付けた電位に変更するだけで、容易にマイコン13内の進角マップMP1〜MP3の選択を行うことができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、制御パターンとして3つの進角マップMP1〜MP3を用いたが、マップの数はこれに限らない。また、マップ式に限らず、演算式の制御パターンとしてもよい。
・上記実施形態では、制御パターンとして3つの進角マップMP1〜MP3を用いたが、マップの数はこれに限らない。また、マップ式に限らず、演算式の制御パターンとしてもよい。
・上記実施形態では、進角マップ設定部15を抵抗Rx,R1の抵抗分割回路15Aにて構成し、抵抗Rx部分への抵抗の着脱にてマイコン13のADポートの電位を変更して進角マップMP1〜MP3の選択を行ったが、これに限らない。例えば、可変抵抗器を用いてもよく、この可変抵抗器を用いれば抵抗の着脱を行わなくて済む。
また、進角マップMP1〜MP3に対応付けた2値信号(H・Lレベルの信号)が生じるように進角マップ設定部15を構成し、その信号の論理の組み合わせにて進角マップMP1〜MP3の選択を行うようにしてもよい。
また、図7に示すように、EEPROMやフラッシュEEPROM等の外部記憶装置15Bを用い、該記憶装置15B内に複数の進角マップMP1〜MP3を記憶しておき、記憶装置15Bに設けた進角設定端子に入力する信号に基づいて選択された進角マップMP1〜MP3の1つがマイコン13に出力されその記憶部13aに記憶(上書き)される。マイコン13は、記憶された進角マップMP1〜MP3に基づいてモータMの制御を行う。このようにすれば、マイコン13に設ける記憶部13aを最小限とでき、マイコン13の低コスト化に寄与できる。
・上記実施形態では、モータ特性検査装置20を別途用意したが、モータ特性検査装置に相当する回路を制御装置10上に載せてもよい。
10…制御装置、13…マイコン、13a…記憶部(記憶手段)、15…進角マップ設定部(選択手段)、15B…外部記憶装置(記憶手段)、M…ブラシレスモータ、Hu,Hv,Hw…ホール素子(回転センサ)、MP1,MP2,MP3…進み・中心・進角マップ(制御パターン)。
Claims (5)
- ロータの回転位置を検出する回転センサを有し、該回転センサにて検出した前記ロータの検出回転位置に基づいてブラシレスモータを制御するブラシレスモータ制御装置であって、
進遅角量の異なる複数の制御パターンを記憶する記憶手段と、該記憶手段にて記憶された複数の前記制御パターンのうちいずれか1つを前記ブラシレスモータの制御態様として選択する選択手段とを備え、
同一負荷条件下で駆動電流値の小となる前記制御パターンを選択し、選択された前記制御パターンに従って前記ブラシレスモータの制御を行うことを特徴とするブラシレスモータ制御装置。 - 請求項1に記載のブラシレスモータ制御装置において、
前記ブラシレスモータを制御するためのマイコンを有し、該マイコン内に複数の前記制御パターンを記憶する前記記憶手段が備えられ、
前記選択手段は、前記マイコンのADポートの電位に基づいて前記制御パターンの選択を行うことを特徴とするブラシレスモータ制御装置。 - 請求項1に記載のブラシレスモータ制御装置において、
前記ブラシレスモータを制御するためのマイコンを有するとともに、複数の前記制御パターンを記憶する前記記憶手段が前記マイコンの外部に備えられ、
前記選択手段は、選択した前記制御パターンを外部の前記記憶手段から前記マイコンに出力して記憶させることを特徴とするブラシレスモータ制御装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の制御装置を一体に備えてなることを特徴とするブラシレスモータ。
- ロータの回転位置を検出する回転センサを有し、該回転センサにて検出した前記ロータの検出回転位置に基づいてブラシレスモータを制御するブラシレスモータ制御装置の設定方法であって、
前記制御装置には、進遅角量の異なる複数の制御パターンを記憶する記憶手段と、該記憶手段にて記憶された複数の前記制御パターンのうちいずれか1つを前記ブラシレスモータの制御態様として選択する選択手段とが備えられ、
同一負荷条件下で駆動電流値の小となる前記制御パターンを選択し、選択された前記制御パターンに従って前記ブラシレスモータの制御が行われるようにしたことを特徴とするブラシレスモータ制御装置の設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008066421A JP2009225545A (ja) | 2008-03-14 | 2008-03-14 | ブラシレスモータ制御装置、ブラシレスモータ、及びブラシレスモータ制御装置の設定方法 |
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---|---|---|---|---|
JP2011217584A (ja) * | 2010-04-02 | 2011-10-27 | Minebea Co Ltd | モータ駆動装置及びその制御方法 |
JP2012071407A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Hitachi Koki Co Ltd | 電動工具 |
-
2008
- 2008-03-14 JP JP2008066421A patent/JP2009225545A/ja active Pending
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