JP2009225334A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009225334A
JP2009225334A JP2008070044A JP2008070044A JP2009225334A JP 2009225334 A JP2009225334 A JP 2009225334A JP 2008070044 A JP2008070044 A JP 2008070044A JP 2008070044 A JP2008070044 A JP 2008070044A JP 2009225334 A JP2009225334 A JP 2009225334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
reception
wireless communication
reception quality
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008070044A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Horisaki
耕司 堀崎
Masahiro Sekiya
昌弘 関谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2008070044A priority Critical patent/JP2009225334A/ja
Priority to US12/403,536 priority patent/US7995509B2/en
Publication of JP2009225334A publication Critical patent/JP2009225334A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/06Generation of reports
    • H04L43/067Generation of reports using time frame reporting
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
    • H04W52/0261Power saving arrangements in terminal devices managing power supply demand, e.g. depending on battery level
    • H04W52/0274Power saving arrangements in terminal devices managing power supply demand, e.g. depending on battery level by switching on or off the equipment or parts thereof
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】無線LAN 通信の規格IEEE802.11に準拠し、親局と端末との間で通信を行う無線通信システムに用いられる無線通信装置において、受信成功となる可能性が低いフレームを受信する際の消費電力を低減する。
【解決手段】受信信号から、受信信号に含まれるデジタル信号の形式を示すパラメータを読み取るヘッダ解析部206と、受信信号の受信品質を測定する受信品質測定部207と、
受信各部の起動及び停止を制御する起動・停止制御部208とを具備し、起動・停止制御部は、受信信号の先頭付近における受信品質が予め定めた閾値より劣悪な場合に、ヘッダ解析部の読み取ったパラメータの中から抽出されたフレーム長に準じた期間、受信動作の一部、または、全てを停止する機能を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線通信装置に係り、特に物理層のスリープ制御の手法に関するもので、例えばIEEE 802.11nに準拠した通信を行う際に複数のフレームを連結するアグリゲーション(aggregation )伝送方式に使用されるものである。
無線通信においては、無線通信ごとの規格に規定されたフレームフォーマットおよび通信制御用プロトコルにしたがって、親局であるAP(Access Point)と端末(子局)であるSTA (Station)との間や無線通信端末同士で通信する。この際、通常は、マネージメントフレームあるいはマネージメントレイヤより上位レイヤのフレームを1つ1つシーケンシャルに送信する。
例えば、無線LAN 通信においては、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers )802.11(非特許文献1,2参照)で規定されたフレームフォーマットおよび通信制御用プロトコルにしたがって、親局と端末との間や端末同士で通信する。この際、通常は、マック(Media Access Control;MAC)レイヤでのマネージメントフレームあるいは上位レイヤのフレームを1つ1つシーケンシャルに送信する。
しかし、従来は、受信成功となる可能性が低いフレームを受信する時でも、受信成功となる可能性が高いフレームを受信する時と同様の消費電力を必要としている。
なお、特許文献1には、MIMO通信装置において、一部の受信ブランチだけ動作させて待機する点、必要最低限の受信ブランチのみを動作させてフレーム受信する点が開示されている。
また、特許文献2には、受信フレームのヘッダから抽出した送信時間によりスリープタイムを設定し、タイマーの動作している間、受信を停止する点が開示されている。
インターネット<URL: http://grouper.ieee.org/groups/802/11> IEEE Std 802.11,1999 Edition 特開2006−42075号公報 特開2005−303585号公報
本発明は前記した従来の問題点を解決すべくなされたもので、受信成功となる可能性が低いフレームを受信する際の消費電力を低減し得る無線通信装置を提供することを目的とする。
本発明の無線通信装置の第1の態様は、受信信号から、受信信号に含まれるデジタル信号の形式を示すパラメータを読み取るヘッダ解析部と、前記受信信号の受信品質を測定する受信品質測定部と、受信各部の起動及び停止を制御する起動・停止制御部とを具備し、
前記起動・停止制御部は、前記受信信号の先頭付近における前記受信品質が予め定めた閾値より劣悪な場合に、前記ヘッダ解析部の読み取ったパラメータの中から抽出されたフレーム長に準じた期間、受信動作の一部、または、全てを停止する機能を有することを特徴とする。
本発明の無線通信装置の第2の態様は、受信信号からフレーム長、変調方式、符号化率の少なくとも一つ以上を読み取るヘッダ解析部と、誤り検出符号を検査する符号検査部と、
受信各部の起動及び停止を制御する起動・停止制御部とを具備し、前記起動・停止制御部は、予め定めた条件より多くの誤りを検出した場合に、前記ヘッダ解析部の読み取ったフレーム長に相当する期間、受信動作の一部、または、全てを停止する機能を有することを特徴とする。
本発明の無線通信装置の第3の態様は、受信信号からフレーム長、変調方式、符号化率の少なくとも一つ以上を読み取るヘッダ解析部と、前記受信信号の受信品質を測定する受信品質測定部と、誤り検出符号を検査する符号検査部と、受信各部の起動及び停止を制御する起動・停止制御部とを具備し、前記起動・停止制御部は、受信信号の先頭付近における前記受信信号の品質および前記符号誤りの個数に基づいて、前記ヘッダ解析部の読み取ったフレーム長に準じた期間、受信動作の一部、または、全てを停止する機能を有することを特徴とする。
本発明の無線通信装置によれば、受信成功となる可能性が低いフレームを受信する際の消費電力を低減し得る無線通信装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。この説明に際して、全図にわたり共通する部分には共通する参照符号を付す。以下に示す各実施形態は、親局と子局とで構成される無線通信システムや、親局や子局と区別されない無線通信端末で構成される無線通信システムにいずれにも適用可能である。
<第1の実施形態>
本実施形態は、IEEE802.11規格に準拠したフレームを送受信可能な無線通信装置である。
先ず、図1に本実施形態の無線通信装置で受信される受信デジタル信号(後述)のフレーム構成を示す。このフレーム構成はIEEE802.11規格に準拠するものである。図1(a)に示されるように、復号結果205のフレーム100は、プリアンブル(preamble)101、ヘッダ(header)102、ペイロード(payload)103を有する。
プリアンブル101は、無線規格に応じて定められた信号であり、例えば、送信フレームを受信した受信側でフレーム到来の検出、受信利得制御、時間同期、周波数同期を行うために用いられる。ヘッダ102は、フレーム100の形式を示すパラメータを記録した信号である。このパラメータとは、例えば、フレーム100全体のフレーム長や、後続のペイロード103(後述)の変調方式や符号化率、等々である。ペイロード103は、フレーム100からプリアンブル101とヘッダ102とを除いた部分であり、いわゆる受信データそのものである。
図1(b)は、図1(a)中のペイロード103の一例として、MACフレームのフォーマットの一例を示す。このMACフレームは、MAC層における受信処理に必要な情報を設定するMAC Header部、フレームの種類に応じた情報(上位レイヤからのデータ等)が設定されるFrame Body部、そしてMAC Header部とFrame Body部が正常に受信できたか否かを判定するために用いる誤り検出符号、例えば巡回冗長検査(Cyclic Redundancy Check;CRC) 符号が設定されるチェックシーケンス(Frame Check Sequence;FCS) 部を有する。
次に、図2に、本発明の第1の実施形態に係る無線通信装置のハードウェアの構成例を示す。本実施形態に示す無線通信装置は、アンテナ201、無線部(Radio Frequency;RF)部202、アナログ/デジタル変換(Analog to Digital converter;A/D)部203、復調・復号部204、ヘッダ解析部206、受信品質測定部207、及び、起動・停止制御部208とを有する。
アンテナ201で受信した受信信号は、RF部202により適切な周波数帯に変換された後、A/D 部203により受信デジタル信号に変換され、復調・復号部204に入力される。この受信デジタル信号は、復調・復号部204において、復調および復号されて、復号結果205として出力される。尚、受信デジタル信号のフレーム構成は図1を用いて説明した通りである。
ヘッダ解析部206は、図1に示すフレーム100中のヘッダ102から、受信デジタル信号の形式を示すパラメータを読み取る。このパラメータとは、図1において説明した通り、例えば、フレーム100全体のフレーム長や、ペイロード103の変調方式や符号化率、等々である。このパラメータは復調・復号部204に通知され、復号結果205の復調・復号に用いられる。
受信品質測定部207は、受信デジタル信号の先頭付近の受信品質を測定し、起動・停止制御部208に通知する。この先頭付近とは、例えば、プリアンブル101やヘッダー102、あるいは、ペイロード103の先頭付近である。また、受信品質の指標として、例えば、受信電界強度、伝送路応答推定結果、或いは、EVM(Error Vector Magnitude)等が用いられる。
起動・停止制御部208は、図2に示す無線通信装置の受信動作の継続/停止(スリープ)を決定する制御部である。起動・停止制御部208は、受信動作の継続/停止を決めるために、受信品質の閾値を保持する。この受信品質とは、受信品質測定部207で測定される受信品質の指標と同じものである。受信品質の閾値とは、受信品質の指標毎に任意に定められた値であり、受信品質の程度を示すものである。この閾値は一通りに決める必要もなく、例えば、ペイロード103の変調方式及び符号化率に応じて定めるものとしてもよい。一例を挙げると、受信品質の指標を受信電界強度とし、変調方式が16QAM、及び、符号化率が1/2の場合の閾値を-80dBmとし、変調方式が64QAM 、及び、符号化率が3/4の場合の閾値を-70dBm、とするように定めることも可能である。
次に、起動・停止制御部208の制御動作の一例を説明する。起動・停止制御部208は、前記した受信品質に基づいて、受信動作の継続/停止を判断する。この際、起動・停止制御部208は、例えば、受信動作の継続/停止を決定する受信品質の閾値を予めそれぞれ保持する。受信品質の指標を受信電界強度とし、受信動作の継続の閾値を-65dBm、受信動作の停止の閾値を-75dBmと定める。
上述の受信品質が受信品質の閾値より劣悪である場合、つまり、ペイロード103の先頭付近の論理フレームのFCSがエラーとなった場合には、受信動作を停止するものと判断する。この判断に基づき、受信時に動作する各部に対して、ヘッダ解析部206の読み取ったフレーム長の期間、動作停止を指示する信号を出力して受信動作の停止を開始し、残りの論理フレームの期間は物理層のスリープ制御を行う。この際。本例では、RF部202、A/D 部203、復調・復号部204、ヘッダ解析部206、符号誤り検査部209、受信品質測定部207の動作を停止させる。フレーム長の管理は、起動・停止制御部208が行うものとし、当該フレーム長の期間にわたって動作を停止した後、全ての動作を再開するものとする。
上述した第1の実施形態によれば、受信に成功する確率の低いフレームを受信した場合に早期に受信動作を停止することが可能となり、消費電力の低減効果が得られる。また、先に記載した通り、“ヘッダ解析部206の読み取ったフレーム長の期間”を経過した後に、受信動作を再開する。従って、受信に成功する確率の低いフレームに限定して動作を停止させるため、他のフレームの受信に与える影響も減らすことが可能である。
尚、本実施形態では、IEEE802.11規格に準拠したフレームを送受信可能な無線通信装置である例を示したが、他の無線通信規格にも適用可能である。
また、本実施形態では、起動・停止制御部208は、FCSエラーが発生した場合に、フレーム100のフレーム長の期間、受信動作を止める構成例を示したが、その他の構成例も可能である。例えば、フレーム100のフレーム長の期間から、プリアンブル101とヘッダ102とペイロード103のFCSエラーが発生したフレームの長さを除いた期間、受信動作を止める構成例も可能である。
<第2の実施形態>
図3(a)は、本発明の第2の実施形態に係る無線通信装置で送受信されるフレームの構成例を示す。このフレーム300は、プリアンブル301、ヘッダ302、ペイロード 303からなる。プリアンブル301およびヘッダ302は、図1(b)を参照して前述したプリアンブル101およびヘッダ102と同様である。ペイロード 303は、少なくとも一つ以上の論理フレーム(logical frame304)で構成される。
図3(b)は、図3(a)中のペイロード 303の一例として、IEEE 802.11nに準拠し、複数のlogical frame 304を連結して送受信する伝送方式(以下、aggregation )におけるAggregation フレームの通常のフォーマットの一例を示す。logical frame 304は、先頭のDelimiter が付加されたMPDU用のMAC フレームからなる。Delimiter 情報は、Reservedと、MPDU Length と、CRC と、Delimiter Signature とからなる。Aggregation フレームであるか、そうでない通常のフレーム(Non-Aggregation フレーム)であるかは、PHY header(物理層ヘッダ)によって通知される。
図3(c)は、図3(a)中のペイロード 303の他の例として、前記Aggregation フレームにおいて、論理フレームの先頭または途中にLength=0のDelimiter が存在する場合のフォーマットの一例を示す。
図4は、第2の実施形態に係る無線通信装置のハードウェアの構成例を示す。この無線通信装置は、図2を参照して前述した第1の実施形態に係る無線通信装置とほぼ同様の構成を有するが、受信品質測定部207が省略され、符号検査部209が追加されている。
符号検査部209は、論理フレーム毎に施された誤り検出符号を検査し、誤りを含む論理フレームについては相手局に対して再送を要求する。誤り検出符号には、CRC 符号等がよく知られている。図3(a)に示すように、誤り検査符号化された複数の論理フレームでペイロード 303を構成することにより、誤りが発生した場合に、当該論理フレームのみを再送すれば済み、伝送効率に優れるという特長がある。
さらに、本実施形態の無線通信装置においては、符号検査部209により検出された符号誤りを起動・停止制御部208に通知する。起動・停止制御部208は、予め定めた条件より多くの符号誤りを検出した場合には受信動作を停止するものと判断し、受信時に動作する各部に対して、ヘッダ解析部206の読み取ったフレーム300のフレーム長の期間、動作停止を指示する信号を出力する。本例では、RF部202、A/D 部203、復調・復号部204、ヘッダ解析部206の動作を停止させ、フレーム300のフレーム長経過の管理は起動・停止制御部208が行うものとし、当該フレーム長経過後、全ての動作を再開させるものとする。
なお、payload 303の先頭付近の論理フレームを短くする、あるいは、実効データを含まない論理フレームにすることにより、早期に受信動作の継続/停止を判断することが可能になる。
上述した第2の実施形態によれば、受信フレームの受信に成功する確率が低いことを、第1の実施形態に比べて正確に判断することが可能となり、伝送効率の劣化を抑えつつ、消費電力低減効果が得られる。
尚、本実施形態では、図3に示したフレームを送受信可能な無線通信装置である例を示したが、他の無線通信規格にも適用可能である。
<第3の実施形態>
図5は、本発明の第3の実施形態に係る無線通信装置のハードウェアの構成例を示す。この無線通信装置は、図4を参照して前述した第2の実施形態に係る無線通信装置とほぼ同様の構成を有するが、図2を参照して前述した第1の実施形態に係る無線通信装置におけると同様に受信品質測定部207が設けられている。本例では、図3(a)を参照して前述した第2の実施形態に係る無線通信装置とほぼ同様のフレームを送受信するものとする。
本実施形態の無線通信装置においては、受信品質測定部207は、復調・復号部204の出力中のプリアンブル301、ヘッダ302、あるいは、ペイロード 303の先頭付近の受信品質を測定し、起動・停止制御部208に通知する。ここで、受信品質の指標は、受信電界強度、伝送路応答推定結果、EVM(Error Vector Magnitude) 等が有効である。また、符号検査部507は、(論理フレーム毎に施された誤り検出符号を検査し、検出した符号誤りを起動・停止制御部208に通知する。
図6は、図5中の起動・停止制御部208の動作例を示すフローチャートである。
起動・停止制御部208は、前記した受信品質と符号誤り検出の結果に基づいて、受信動作の継続/停止を判断する。この際、起動・停止制御部208は、例えば、受信動作の継続/判断保留、判断保留/受信動作の停止を決定する受信品質の閾値を予めそれぞれ保持する。受信品質の指標を受信電界強度とし、受信動作の継続/判断保留の閾値を-65dBm、判断保留/受信動作の停止の閾値を-75dBmと定める。
さらに、受信動作の継続/停止を決定する符号誤りの条件を、ペイロード 303の先頭3個の論理フレームの2個以上の論理フレームが誤ることと定める。上述の受信品質が判断保留と判断された場合には、暫定的に受信動作を継続し、先頭3個の論理フレームにおいて、2個以上の論理フレームが誤った場合に受信動作を停止するものと判断する。上記とは逆に、先頭3個の論理フレームにおいて、誤りを含む論理フレームが1個以下の場合には、受信動作を継続するものと判断する。
受信動作を停止するものと判断した場合には、受信時に動作する各部に対して、ヘッダ解析部206の読み取ったフレーム長の期間、動作停止を指示する信号を出力する。本例では、RF部202、A/D 部203、復調・復号部204、ヘッダ解析部206、符号誤り検査部209、受信品質測定部207の動作を停止させ、フレーム長経過の管理は起動・停止制御部208が行うものとし、当該フレーム長経過後、全ての動作を再開する。
なお、上述したような動作は、内蔵されたシーケンサ回路により制御され、あるいは、内蔵されたマイクロプロセッサよりソフトウェアに基づいて制御される。
上述した第3の実施形態によれば、受信に成功する確率の低いフレームを受信した場合に、早期の受信動作停止を可能としながら、第1の実施形態や第2の実施形態に比べて、受信動作継続/停止の判定誤りを抑えることができる。
尚、本実施形態では、図3に示したフレームを送受信可能な無線通信装置である例を示したが、他の無線通信規格にも適用可能である。
<第4の実施形態>
図7は、本発明の第4の実施形態に係る無線通信装置のハードウェアの構成例を示す。この無線通信装置は、図5を参照して前述した第3の実施形態に係る無線通信装置とほぼ同様の構成を有するが、条件設定部210が追加されている。本例では、図3を参照して前述した第2の実施形態に係る無線通信装置とほぼ同様のフレームを送受信するものとする。
符号検査部207は、論理フレーム毎に施された誤り検出符号を検査し、検出した符号誤りを起動・停止制御部208および条件設定部210に通知する。
さらに、本実施形態の無線通信装置においては、無線通信装置の起動直後に1000フレーム受信するまでの期間、受信品質測定部207は、復調・復号部204の出力中のプリアンブル301、ヘッダ302、あるいは、ペイロード 303の先頭付近の受信品質を測定し、条件設定部210に通知する。ここで、受信品質の指標は、受信電界強度、伝送路応答推定結果、EVM 等が有効である。さらに、符号検査部209により検出された符号誤りを条件設定部210に通知する。
前記1000フレーム受信した後、条件設定部210は、受信品質および符号誤りに基づいて、起動・停止制御部208の制御条件を設定する。例えば、条件設定部210は、前記1000フレーム受信した結果から、受信電界強度がxdBmより弱い受信フレームは全て符号誤りを含み、受信電界強度がydBmより強い受信フレームは全て符号誤りを含まない、という条件を満足するx の最大値X, yの最小値Y を抽出する。
そして、条件設定部210は、起動・停止制御部208の制御条件として、受信電界強度を指標とし、判断保留/受信動作停止の閾値をXdBm、受信動作継続/判断保留の閾値をYdBm、と定め、受信動作継続/受信動作停止を決定する符号誤りの条件を、ペイロード 303の先頭3個の論理フレームの全ての論理フレームが誤りを含むことと定める。
なお、上述した動作例では、条件設定部210が制御条件を設定する契機を無線通信装置の起動直後としたが、無線通信装置の利用者、あるいは、内蔵されたソフトウェアが始動する任意の時刻であっても良い。また、上述した動作例では、条件設定部210が無線通信装置の起動直後に1000フレーム受信した結果に基づいて制御条件を設定する例を示したが、フレーム数は1000以外であっても良いし、無線通信装置の起動直後に1秒受信した結果に基づく等、時間で規定しても良い。
上述の受信品質が判断保留と判断された場合には、暫定的に受信動作を継続し、ペイロード 303の先頭3個の論理フレームにおいて、全ての論理フレームが誤りを含んだ場合に受信動作を停止するものと判断する。
上記とは逆に、ペイロード 303の先頭3個の論理フレームにおいて、誤りを含む論理フレームが2個以下の場合には、受信動作を継続するものと判断する。受信動作を停止するものと判断した場合には、受信時に動作する各部に対して、ヘッダ解析部の読み取ったフレーム長の期間、動作停止を指示する信号を出力する。
尚、本実施形態では、図3に示したフレームを送受信可能な無線通信装置である例を示したが、他の無線通信規格にも適用可能である。
<第5の実施形態>
本発明の第5の実施形態においては、前述した第1の実施形態において、起動・停止制御部208で保持している受信品質決定の閾値を適切に可変するように構成する。この場合、例えば初期状態はスリープ制御を行わないように閾値を低目に設定しておき、定期的に受信品質の測定結果に応じて、予め用意したデータテーブルに基づいて閾値を可変するようにする。
本発明の第1の実施形態に係る無線通信装置でIEEE 802.11 規格に準拠して送受信されるフレームの構成例およびペイロード の一例としてMAC フレームのフォーマットの一例を示す図。 第1の実施形態に係る無線通信装置のハードウェアの構成例を示すブロック図。 本発明の第2の実施形態に係る無線通信装置で送受信されるフレームの構成例およびペイロード の一例としてAggregation フレームのフォーマットの二例を示す図。 第2の実施形態に係る無線通信装置のハードウェアの構成例を示すブロック図。 本発明の第3の実施形態に係る無線通信装置のハードウェアの構成例を示すブロック図。 図5中の起動・停止制御部の動作例を示すフローチャート。 本発明の第4の実施形態に係る無線通信装置のハードウェアの構成例を示すブロック図。
符号の説明
201…アンテナ、202…高周波部、203…アナログ/デジタル変換部、204…復調・復号部、206…ヘッダ解析部、207…受信品質測定部、208…起動・停止制御部、209…符号検査部、210…条件設定部。

Claims (5)

  1. 受信信号から、受信信号に含まれるデジタル信号の形式を示すパラメータを読み取るヘッダ解析部と、
    前記受信信号の受信品質を測定する受信品質測定部と、
    受信各部の起動及び停止を制御する起動・停止制御部とを具備し、
    前記起動・停止制御部は、前記受信信号の先頭付近における前記受信品質が予め定めた閾値より劣悪な場合に、前記ヘッダ解析部の読み取ったパラメータの中から抽出されたフレーム長に準じた期間、受信動作の一部、または、全てを停止する機能を有することを特徴とする無線通信装置。
  2. 受信信号からフレーム長、変調方式、符号化率の少なくとも一つ以上を読み取るヘッダ解析部と、
    誤り検出符号を検査する符号検査部と、
    受信各部の起動及び停止を制御する起動・停止制御部とを具備し、
    前記起動・停止制御部は、予め定めた条件より多くの誤りを検出した場合に、前記ヘッダ解析部の読み取ったフレーム長に相当する期間、受信動作の一部、または、全てを停止する機能を有することを特徴とする無線通信装置。
  3. 受信信号からフレーム長、変調方式、符号化率の少なくとも一つ以上を読み取るヘッダ解析部と、
    前記受信信号の受信品質を測定する受信品質測定部と、
    誤り検出符号を検査する符号検査部と、
    受信各部の起動及び停止を制御する起動・停止制御部とを具備し、
    前記起動・停止制御部は、受信信号の先頭付近における前記受信信号の品質および前記符号誤りの個数に基づいて、前記ヘッダ解析部の読み取ったフレーム長に準じた期間、受信動作の一部、または、全てを停止する機能を有することを特徴とする無線通信装置。
  4. 前記受信品質測定部が測定した受信品質と前記符号検査部が検査した検査結果との少なくとも1つ以上の情報に基づいて、前記起動・停止制御部の制御条件を設定する条件設定部をさらに具備することを特徴とする請求項1または3記載の無線通信装置。
  5. 前記起動・停止制御部は、前記閾値を可変し得る機能を有することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
JP2008070044A 2008-03-18 2008-03-18 無線通信装置 Pending JP2009225334A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008070044A JP2009225334A (ja) 2008-03-18 2008-03-18 無線通信装置
US12/403,536 US7995509B2 (en) 2008-03-18 2009-03-13 Wireless communication system for reducing power consumption when receiving a frame having a low reception success possibility

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008070044A JP2009225334A (ja) 2008-03-18 2008-03-18 無線通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009225334A true JP2009225334A (ja) 2009-10-01

Family

ID=41117059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008070044A Pending JP2009225334A (ja) 2008-03-18 2008-03-18 無線通信装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7995509B2 (ja)
JP (1) JP2009225334A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2016006365A1 (ja) * 2014-07-11 2017-04-27 ソニー株式会社 情報処理装置、通信システムおよび情報処理方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4966329B2 (ja) * 2009-03-19 2012-07-04 株式会社東芝 無線受信機の消費電力制御方法
US20150319787A1 (en) * 2014-04-30 2015-11-05 Alcatel-Lucent Usa Inc. Selectively decoding packet payloads based on decoded packet headers
US9781673B2 (en) 2014-05-27 2017-10-03 Qualcomm Incorporated Adaptive control of RF low power modes in a multi-rate wireless system using device mode
US9804664B2 (en) * 2014-05-27 2017-10-31 Qualcomm Incorporated Adaptive control of RF low power modes in a multi-rate wireless system using MCS value

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004297394A (ja) * 2003-03-26 2004-10-21 Sony Corp 無線通信システム
JP2006303665A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線端末制御方法
JP2007019773A (ja) * 2005-07-07 2007-01-25 Sharp Corp 送信装置、受信装置及びそれらを備えた通信装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6973023B1 (en) * 2000-12-30 2005-12-06 Cisco Technology, Inc. Method for routing information over a network employing centralized control
US7535879B2 (en) * 2004-01-08 2009-05-19 Sony Corporation Wireless communication system, wireless communication apparatus, wireless communication method, and computer program
JP4288368B2 (ja) 2004-04-09 2009-07-01 Okiセミコンダクタ株式会社 受信制御方法および無線lan装置
JP4525227B2 (ja) 2004-07-28 2010-08-18 ソニー株式会社 無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
US7733807B2 (en) * 2004-11-09 2010-06-08 Cisco Technology, Inc. Systems and methods for accelerated learning in ring networks
US20090207790A1 (en) * 2005-10-27 2009-08-20 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for settingtuneawaystatus in an open state in wireless communication system
US7515556B2 (en) * 2006-04-25 2009-04-07 Arch Rock Corporation System and method for low power radio operation in a wireless packet network

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004297394A (ja) * 2003-03-26 2004-10-21 Sony Corp 無線通信システム
JP2006303665A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線端末制御方法
JP2007019773A (ja) * 2005-07-07 2007-01-25 Sharp Corp 送信装置、受信装置及びそれらを備えた通信装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2016006365A1 (ja) * 2014-07-11 2017-04-27 ソニー株式会社 情報処理装置、通信システムおよび情報処理方法
US10582423B2 (en) 2014-07-11 2020-03-03 Sony Corporation Information processing device, communication system, and information processing method
JP2021002831A (ja) * 2014-07-11 2021-01-07 ソニー株式会社 情報処理装置、通信システムおよび情報処理方法
US11228944B2 (en) 2014-07-11 2022-01-18 Sony Corporation Information processing device, communication system, and information processing method
JP7205523B2 (ja) 2014-07-11 2023-01-17 ソニーグループ株式会社 情報処理装置、通信システムおよび情報処理方法
US11856460B2 (en) 2014-07-11 2023-12-26 Sony Group Corporation Information processing device, communication system, and information processing method

Also Published As

Publication number Publication date
US20090245125A1 (en) 2009-10-01
US7995509B2 (en) 2011-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9712951B2 (en) Extended bluetooth communication modes
JP4631956B2 (ja) 無線通信装置及び無線通信方法
JP3826893B2 (ja) 無線通信システム
US9369257B2 (en) Base station, mobile station, control method, and communication system
EP3425965B1 (en) Wake-up-radio link adaptation
JP2010041596A (ja) 無線通信装置
JP2009225334A (ja) 無線通信装置
JP4128961B2 (ja) 無線通信装置、無線通信方法及び無線通信プログラム
JP2020036327A (ja) 高帯域幅ワイヤレス通信のための処理時間拡張
CN109450593B (zh) 传输参数的改进的适配
KR101870237B1 (ko) 네트워크장치 및 네트워크장치의 동작 방법
JP2008512025A (ja) 無線網におけるエラー識別のための方法及びシステム
JP4869203B2 (ja) 無線通信装置
JP2009021784A (ja) 無線通信装置
US10728370B2 (en) Communication device and communication method
JP6601863B2 (ja) 無線通信システム、無線通信端末、衝突検出方法、プログラム
JP4692545B2 (ja) 携帯通信端末装置及び携帯通信端末装置におけるtpcの実行方法
JP2010130439A (ja) 無線中継装置
WO2017217277A1 (ja) 通信装置、通信方法、プログラム及び通信システム
JP6320957B2 (ja) 無線通信システムおよび無線通信方法
WO2010070843A1 (ja) 無線通信システムおよび無線装置
US9307500B2 (en) Wireless apparatus, baseband processing apparatus, and communication method
JP2009141909A (ja) パケット送信方法および無線局装置
TWI730572B (zh) 在無線局域網中的無線裝置以及相關方法
JP6813858B2 (ja) 無線通信システム、無線通信端末、衝突検出方法、プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100407

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100413

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100614

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100928