JP2009225075A - フレーム先頭位置検出装置及びそれを用いたデジタル変調信号解析装置 - Google Patents

フレーム先頭位置検出装置及びそれを用いたデジタル変調信号解析装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
規格の同期信号のみに頼らず、かつ伝送フォーマットの同期信号のみに頼らず、同期を確立できる技術を提供する。
【解決手段】
参照信号生成手段5は、予め、定義されている同期信号と同じ等価同期信号と、フレーム前半もしくは後半の同期信号に近傍に点在する基準信号の一部を含む信号と同じ等価基準信号とを生成する。同期時間位置検出手段6は、少なくとも1フレーム期間に相当する期間の復調データと等価同期信号との相関をとって該復調データに同期信号が存在する2つの時間位置を検出する。識別判定手段7は、その2つの時間位置の周辺における基準信号を含む復調データと等価基準信号との相関を求めて相関が高い時間位置における復調データを基に、前記2つの時間位置を前記フレームの前記前半と前記後半とに識別する構成とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、3GPP(Third Generation Partnership Project)から提案されている無線デジタル通信システムにおいて、所定の伝送フォーマットで構成されるフレーム列を含んだ無線信号を受けて、そのフレーム個別の先頭データを特定するフレーム先頭位置検出装置及びそれを用いたデジタル変調信号解析装置に関する。
無線デジタル通信の技術として、現在、普及している第3世代のシステムから、第3.5世代、第3.9世代、第4世代等、と各システムが展開されつつある。これらの技術、及びサービスの展開に伴い、これらの無線デジタル通信システム(以下、「システム」と言う。)の無線信号の変調解析技術が要求されている。
例えば、3.9世代のシステムは、日本の一部では、3.9LTE(Long Term Evolution)とも呼ばれ、OFDM技術(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)を使って100Mbpsの通信速度での通信を実現する計画が進行しており、そのサービス開始時期に近づきつつある。そして、このようなシステムで使用されるデバイス、RFモジュール等の評価を行うための変調信号解析が要求されている。
デジタル信号における変調信号解析には、変調信号の品質の評価、或いは上記のようにデバイス等を経由した変調信号を解析することによりデバイス等を評価するのに用いられる。変調信号を解析する技術としては、変調信号の特徴的性質の変化を評価する技術(特許文献1を参照)、及び理想的な信号との対比で評価する(特許文献2、3、4)等の技術がある。特許文献1から4の技術では、変調信号のフレームを構成する伝送データのフォーマットが異なるにしても、時系列的に連続して送られてくるフレームと同期して、シンボルデータ等を抽出して、解析している。
3GPPTS36.211VO8.0.0(2007−09) Third Generation Partnership Project;Technical Specification Group Radio Access Network;Evoled Universal Terrestrial Radio Access(E−UTRA);Physical channels and modulation (Release 8) 特開2005−217963号公報 特開平11−196024号公報 特開2007−53494号公報 特開2004−96264号公報
一般には、上記のように変調信号を解析するには、無線信号から復調してその復調データ(理想的な変復調されていれば、変調信号はこの復調データと実質同一)で解析するが、繰り返し伝送されてくるフレームの時系列に配列されたデータのどのデータを解析するか特定する必要があるため、復調データのフレームに同期する、あるいは復調データから解析に必要なタイミングを検出する等の技術(ここでは、大きな概念として、「同期」として扱う。)が必要になる。
一方で、3.9LTEシステムについては、3GPPで規格制定(非特許文献1を参照)を行っている。しかし、その規格には未だ一部流動的な要素があること、曖昧な表現部分があること等がある。同期の仕方についても不確かな部分があるものの、既に業界から、変調信号の解析装置の要求がある。
一般には、無線通信システムにおいて、ダウンリンク(Down Link:無線端末から基地局向けの信号経路)やアップリンク(Up Link:基地局側から無線端末向けの信号経路)を形成して通信を行う際に、送信タイミングを合わせることが必要になる。その送信タイミングをあわせるための、他の経路やチャンネルは用意されていないから、受信した無線信号を復調して送信タイミングを自ら推定している。3.9LTEシステムのフレームのデータフォーマットにもそのような送信タイミングを図るための同期用信号が含まれている
3.9LTEシステムの変調信号に用いられるフレームのデータフォーマットを図4に示す。図4(A)は、1フレームを構成するサブフレームの配置を示す。1フレームの横方向が時間軸でもあり、その時間軸方向に2n(ここでは、=10)個のサブフレームが配置されている。縦軸はブロックを特定する番号である。サブフレームの0から4番目までの前半の中の1つ、図4(A)ではRB番号「0」―サブフレーム番号「0」に、及び、サブフレームの5から9番目までの後半の中の1つ、図4(A)ではRB番号「0」−サブフレーム番号「5」に、それぞれ同期信号(Synchronization Signal)が含まれている。
さらに、そのRB番号「0」−サブフレーム番号「0」の詳細データ構造を示すのが図4(B)である。図4(B)の例によれば、サブフレームは、時間軸方向にm=14個の列に、かつ縦軸のサブキャリア周波数軸に沿ってk=13個の行に、配列されたシンボルデータで構成されている。そしてそれらのシンボルデータ中のシンボル番号「5」と「6」には、同期信号(以下、「前半の同期信号」と言う。)が含まれている。サブフレーム番号5のサブフレームのシンボル番号「5」と「6」(1フレーム中を通し番号で表現すると「75」と「76」)にも同様に同期信号(以下、「後半の同期信号」と言う。)が含まれている。そして、前半の同期信号の情報内容と後半の同期信号の情報内容とは、双方とも全く同一である。しかし、その他のサブフレーム番号のサブフレームには、この同期信号が無い。同期信号には、第1同期信号P−SS(Primary Synchronization Signal)と第2同期信号S−SS(Secondary Synchronization Signal)とが含まれている。運用されるであろう3.9LTEでは、ダウンリンク側にある無線端末が、第1同期信号P−SSにより基地局の送信タイミングを知ることができ、第2同期信号S−SSにより同期を確定するために用いるものと考えられる。
また、図4(B)のサブフレームには、■印で示される基準信号RSが点在して、つまり周波数軸・時間軸ともに隣り合う基準信号とは間欠的な位置に配置されている。基準信号RSは、無線端末側の受信装置が復調する際の基準信号として使用されるもので、パイロットチャンネル信号に相当する。基準信号RSは、1フレーム周期の信号とされている。
このような技術環境にあって、次のような課題があった。(1)被測定対象がアンプ等のような物理層レベルの評価にあたっては、顧客から完全に規格に準拠することなく、つまり実運用外の信号条件で測定・評価が求められることがあるため、必ずしも上記サブキャリア内の第1同期信号及び第2同期信号だけで同期すれば良いものではない。(2)上記説明のように規格(非特許文献1)そのものが策定段階であるため、推測に基づく同期処理を行った結果、不明瞭な情報が乗る信号と、顧客に解釈されるので、使用することができない。
そこで、解決にあたって次の点を考慮し、着眼した。(a)サブフレーム内の同期信号以外の信号も考慮する。(b)同期信号は既知であるからそれを基に、前半と後半の双方の同期信号を検出して2つの同期信号の時間位置を推定する。(c)連続したフレーム列の中で検出された2つ同期信号の時間位置は、「前半の時間位置」「後半の時間位置」の順序で検出されるか、「後半の時間位置」「前半の時間位置」の順序で検出されるか不明であるので、フレームの先頭位置を特定できない。一方、基準信号RSは、1フレームで1周期であるから、1フレームに同じ情報内容の基準信号が繰り返すことはなく、かつ既知の信号であるので、上記(b)で検出された2つ時間位置の近傍のそれぞれの基準信号RSの内容を調べて「前半の時間位置」「後半の時間位置」とを識別する。そうすれば前半の時間位置は、1フレームの先頭のサブフレーム位置であるから、フレームの先頭位置を特定できる。
なお、本発明において、フレームの先頭位置を特定することと、フレームの終了位置を特定すること、フレームの固定された位置にあるデータを特定すること、フレームと同一のタイミングを取得すること、或いはフレームと同期をとること、等は、特定、取得、同期等の技術的手法を異にするにして、結果的に「フレームのいずれかのデータの時間位置を知る」ことでは同義である。
本発明の目的は、規格の同期信号のみに頼らず、かつ伝送フォーマットを利用して、同期を確立できる技術を提供する。
本発明の目的を達成するため、請求項1の発明は、無線通信システムのダウンリンクに用いられる変調信号の1フレームが、複数のシンボルデータを時系列的に配したサブフレームの複数2n個を時系列的に配して構成され、かつ該1フレーム中の前半のn個と、後半のn個のそれぞれのサブフレーム群の1サブフレームには既知の同期信号が含まれているとともに、各サブフレームには、1フレーム単位の周期を有する既知の基準信号を構成するシンボルデータが点在して配置されており、このような変調信号で変調された無線信号を受けて前記フレームの先頭を検出するフレーム先頭位置検出装置であって、
前記無線信号を復調して得られた復調データを時系列的に記憶する記憶手段(4)と、
予め、前記無線システムで用いられる前記同期信号と同じ等価同期信号と、前記の同期信号に近傍に点在する基準信号の一部を含む信号及び後半の同期信号に近傍に点在する基準信号の一部を含む信号の内少なくとも一方と同じ等価基準信号と、を生成する参照信号生成手段(5)と、
少なくとも前記1フレーム期間に相当する期間の前記復調データを前記記憶手段から読み出して、該復調データと前記等価同期信号との相関をとって、該復調データに同期信号が存在する2つの時間位置を検出する同期時間位置検出手段(6)と、
前記2つの時間位置の周辺における基準信号を含む前記復調データを読み出して、それぞれの復調データと前記前半又は後半のいずれかの一方の等価基準信号との相関を求めて、相関が高い方の時間位置における復調データを基に、前記2つの時間位置を前記フレームの前記前半と前記後半とに識別する識別判定手段(7)と、を備えた。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記参照信号生成手段は、前記無線システムが複数種類の前記同期信号のいずれか一つを適用されている場合は、その複数種類の同期信号と同じ複数種類の前記等価同期信号を生成し、
前記同期時間位置検出手段は、該複数種類の等価同期信号を切り替えて、前記少なくとも前記1フレーム期間に相当する期間の前記復調データと相関をとって、前記同期信号の時間位置を検出する構成とした。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記シンボルデータはサブキャリアで構成されており、前記記憶手段と前記同期時間位置検出手段との間に、前記同期信号を含むシンボルデータを構成するサブキャリアを選択的に通過させるフィルタを有し、前記前記同期時間位置検出手段が前記記憶手段から読み出した、前記少なくとも前記1フレーム期間に相当する期間の前記復調データは、前記フィルタを経由したものである構成とした。
請求項4の発明は、無線通信システムのダウンリンクに用いられる変調信号の1フレームが、複数k個のサブキャリアでなる複数m個のシンボルデータを時系列的に配したサブフレームの複数2n個を時系列的に配して構成され、かつ該1フレーム中の前半のn個と、後半のn個のそれぞれのサブフレーム群の1サブフレームには既知の同期信号が含まれているとともに、各サブフレームには、1フレーム単位の周期を有する既知の基準信号を構成するシンボルデータが点在して配置されており、このような変調信号で変調された無線信号を受けて復調してデジタルの復調データを出力する受信部(100)と、該復調データの前記フレームの先頭位置に基づいて対象とする前記シンボルデータを解析する解析部(300)とを有するデジタル変調信号解析装置であって、
前記無線信号を復調して得られた復調データを時系列的に記憶する記憶手段(4)と、
予め、前記無線システムで用いられる前記同期信号と同じ等価同期信号と、前記の同期信号に近傍に点在する基準信号の一部及び後半の同期信号に近傍に点在する基準信号の一部の内、少なくとも一方と同じ等価基準信号とを、生成する参照信号生成手段(5)と、
少なくとも前記1フレーム期間に相当する期間の前記復調データを前記記憶手段から読み出して、該復調データと前記等価同期信号との相関をとって、該復調データに同期信号が存在する2つの時間位置を検出する同期時間位置検出手段(6)、
前記2つの時間位置に周辺における基準信号を含む前記復調データを読み出して、それぞれの復調データと前記前半又は後半のいずれかの一方の等価基準信号との相関を求めて、相関が高い方の時間位置における復調データを基に、前記2つの時間位置を前記フレームの前記前半と前記後半とに識別する識別判定手段(7)と、を備え、
前記解析部は、該識別判定手段の識別結果を受けて、前記対象とするシンボルデータを前記記憶手段から読み出して解析する構成とした。
本発明によれば、同期時間位置検出手段により、1フレーム相当期間における2つの同期信号の時間位置を検出し、識別判定手段で、検出された2つの同期信号の時間位置について、いずれが1フレーム中の前半の時間位置であり、いずれが後半の時間位置であるか識別できる構成なので、伝送データのデータフォーマット中の同期信号だけに頼らずに、フレームの先頭を検出すること、或いはフレーム位置を特定すること、或いはフレームについてのタイミングを取得することができた。
本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係るデジタル変調信号解析装置についての実施形態の機能構成を示す図である。図1は、フレーム先頭位置検出部の機能構成も含む。図2は、相関パワーの演算結果の例を示す図である。図3は、1フレーム中の前半の同期信号の近傍の基準信号の時間領域波形と、後半の同期信号の近傍の時間領域波形を示す図である。図4は、3.9LTEシステムにおける変調信号のフレームのデータフォーマットを示す図である。図4については、既に「解決する課題」の欄で説明している。本実施形態はこのデータフォーマットを利用している。
図1の受信部100は、周波数変換手段1,A/D変換手段2、及び直交復調手段3で構成される。この受信部100は、例えば、無線システムとして3.9LTEシステムの基地局(不図示)から送られてくる、図4に係るフレームのデータフォーマットの変調信号で変調された搬送波でなる無線信号を受けて、周波数変換手段1により無線信号の周波数を中間周波数の信号に変換する。A/D変換手段2は中間周波数の信号をデジタルデータに変換する。そして、直交復調手段3は、IとQの互い直交するデータに分離して、復調する。そして、デジタルの復調データを受信の時間経過(受信タイミング)に対応させて記憶手段4に記憶させる。
復調データは、いわば変調信号と同様のフレームのデータフォーマットであり、そのフォーマットの時間位置の順に記憶されるが、フレームは次から次と到来して記憶される。実際にはI,Qの各データ毎に記憶されるが、以下この発明では、纏めて復調データと言う。この記憶された復調データそのままでは、時間連続して送られてくるので伝送フレームの先頭位置が特定されないまま時間順に記憶されている。このフレームの先頭位置を検出するのが、次に説明する、フレーム先頭位置検出部200(フレーム先頭位置検出装置)である。
図1の参照信号生成手段5は、等価同期信号源5aと等価基準信号源5bとを有する。等価同期信号源5aは、無線システムとしての3.9LTEシステムで用いられる図4の同期信号と同じ等価同期信号を生成する。その同期信号を上記の第1同期信号P−SSとする。第1同期信号P−SSは既知であり、非特許文献1の「6.11.1Primary Synchronization Signal」で定義されている。それによれば、第1同期信号P−SSの生成式は、次の式(1)で示される。
(n)=e−Jπu(n+1)/63 (n=0,1,・・・,30)
=e−Jπu(n+1)(n+2)/63 (n=31,32,・・・,62)
ただし、n:周波数を表す定数で全部で63ある。
u:第1同期信号P−SSを識別する符号で、
この場合、u=25,u=29、u=34の3つがある。
したがって、等価同期信号源5aは、等価同期信号として信号d25、d29、d34の3パターンに基づく第1同期信号P―SSを生成する。この第1同期信号P−SSのコンスタレーションを図3(A)に示す。図3(A)はいわばI−Qデータの変動であるが、この信号の位相は在る点に収束することなく変動する。振幅は1固定となる特徴を有する。
等価同期信号源5aは、信号d25、d29、d34の3パターンのそれぞれについて周波数軸上にマッピングして、逆FFT処理することにより、インパルス応答波形を得る。このインパルス応答波形の例が、図3(B)である。そしてその3つインパルス応答波形D1,D2,D3を同期位置検出用の等価同期信号として同期時間位置検出手段6へ送る。
等価基準信号源5bは、3.9LTEシステムで用いられる図4のデータフォーマット上にあって、その前半の同期信号に近傍に点在する基準信号の一部を含む信号及び後半の同期信号に近傍に点在する基準信号の一部を含む信号の内、少なくとも一方と同じ等価基準信号を生成する。つまり、既に上記したように、前半の同期信号とは、図4(A)で1フレームを構成する10個のサブフレーム内、0から4番目までの前半の中のサブフレームの1つであって、図4(A)ではRB番号「0」−サブフレーム番号「0」が相当する。そして、その近傍に点在する基準信号の一部とは、例えば、シンボル番号「7」に含まれる基準信号である(シンボル番号「4」に含まれる基準信号であっても良い)。したがって、その近傍に点在する基準信号の一部を含む信号とは、例えば、シンボル番号「4」を表す信号である。後半の同期信号とは、サブフレームの5から9番目までの後半の中の1つであって、図4(A)ではRB番号「0」−サブフレーム番号「5」が相当する。そして、その近傍に点在する基準信号の一部とは、例えば、シンボル番号「7」(フレーム内の通し番号では「77」)に含まれる基準信号である(シンボル番号「4」(通し番号で「74」)に含まれる基準信号であっても良い)。そして、その近傍に点在する基準信号の一部を含む信号とは、例えば、シンボル番号「77」を表す信号である。以下、シンボル番号については、フレーム内の通し番号で説明する。
同一フレーム内のシンボル番号「7」と「77」に含まれる基準信号は異なった波形としており、いずれも非特許文献1に定義されている。したがって、シンボル番号「7」と「77」のそれぞれを表す信号も異なった波形となる。等価基準信号源5bは、非特許文献1に基づくシンボル番号「7」を表す信号とシンボル番号「77」を表す信号のそれぞれに相当するインパルス応答波形を記憶してそれぞれを等価基準信号「7」、等価基準信号「77」として識別判定手段7へ送る。実際は、シンボル番号「7」と「77」のいずれか1つの等価基準信号があれば目的を達成することができるが、ここでは双方を生成する例で説明する。
図1の同期時間位置検出手段6は、記憶手段4から少なくとも1フレーム分の時間間隔に相当する復調データを取得し、それと等価同期信号D1,D2,D3を受けて、次の相関パワーPpssを演算で求める。
相関パワーPpss=[復調データにおける波形]×[等価同期信号のインパルス波形]
ただし、この相関パワーPpss演算は、等価同期信号D1,D2,D3のインパルス応答波形の3つのパターンについて行う。そして、各パターンについての相関パワーPpss演算において、1フレーム分の時間間隔にある復調データのその時間位置をずらしながら(スライディングさせながら)演算する。そして、等価同期信号D1,D2,D3の各パターンの演算毎に相関パワーPpssの最大値MAXPpss(D1)、MAXPpss(D2)、MAXPpss(D3)とその時間位置を求める。さらにその中から最大となる最大値TotalMAXPpssとその時間位置を求める。なお、ここでの各最大値と称する値は、所定の閾値以上の値であって、最大値MAXPpss(D1)、MAXPpss(D2)、MAXPpss(D3)の中には、2つの最大値を含む場合、1つの最大値を含む場合、最大値が含まれない場合がある。最大値TotalMAXPpssには2つの最大値が含まれてくる。したがって、同期時間位置検出手段6は、1フレームに含まれる第1同期信号P−SSの2つの時間位置として、最大値TotalMAXPpssの現れる2つの時間位置Tp1、Tp2を求めて識別判定手段7へ送る。
等価同期信号D1,D2,D3の3つパターンについての相関パワーPpssの結果を合わせプロットした例が図2である。図2で、演算結果は、横軸が時間、縦軸が相関パワーPpssとする座標上にプロットされている。図2では、2つの時間位置に相関パワーPpssの最大値(図2の2本の線)が認められるが、これが最大値TotalMAXPpssであるところの2つの最大値である。図2の2本の線の横軸の時間位置Tp1、Tp2が前半と後半の第1同期信号P―SSの時間位置を示す。ただし、この段階では、つまり図2では、いずれが前半の第1同期信号P−SSか、後半の第1同期信号P−SSかは特定できない。しかしながら、1フレーム分の時間内の第1同期信号P−SSの時間位置であるから、前半のものと後半のものが含まれていることは確実である。
また、上記の相関パワーPpssの演算、及び各最大値の演算は、1フレーム分の時間内に前半と後半の2つの同期時間位置が特定できた時点で終了させて良く、必ずしも全部の演算(3つのパターンについて、復調データを全時間に亘ってずらして演算)を行う必要はない。
さらに図1において、記憶手段4と同期時間位置検出手段6との間に、第1同期信号P−SS以外のデータ、つまり同期時間位置検出に不要なデータを除外し必要な復調データを選択的に利用するためのフィルタ8を追加することにより、同期時間位置検出手段6による相関パワーPpssの演算結果がS/N良く得られる。フィルタ8は、図4(B)のように多くのサブキャリアの周波数成分があるが、その中から図4(C)に示すよう第1同期信号P−SSが含まれるサブキャリアの周波数信号を選択する、言い換えれば第1同期信号P−SSの周波数帯域以外の周波数帯域を除外する帯域フィルタで構成することができる。或いは周波数軸上での帯域フィルタと併用もしくは時間軸上でのローパスフィルタで構成することができる。
識別判定手段7は、相関算出手段7a及び識別手段7bを有する。そして、同期時間位置検出手段6が検出した、第1の同期信号P―SSの2つの時間位置Tp1、Tp2を受けて、その2つの時間位置の周辺における基準信号を含む前記復調データを記憶手段4から読み出して、それぞれの復調データと前記前半又は後半のいずれかの一方の等価基準信号との相関を求めて、相関が高い方の時間位置における復調データを基に、2つの時間位置Tp1、Tp2をフレームの前半と後半とに識別する。
識別判定手段7は、同期時間位置検出手段6から受けた時間位置Tp1、Tp2は、シンボル番号「5」「6」と、シンボル番号「75」「76」と推定されるので、その2つの時間位置の周辺における基準信号を含む復調データとは、シンボル番号「7」を表す復調データ、及びシンボル番号「77」を表す復調データである。シンボル番号「5」「6」と「7」との時間位置の差Δt、シンボル番号「75」「76」と「77」との時間位置の差Δtは同じであって、非特許文献1の定義から既知であるから、記憶手段4から時間位置Tp1+Δt1、Tp2+Δt1に在る復調データを読み出すことにより、シンボル番号「7」とシンボル番号「77」のそれぞれを表す2つのシンボル番号の復調データ[Tp1+Δtにおける復調データ]、[Tp2+Δtにおける復調データ]を読み出すことができる。ただし、この段階では、時間位置Tp1、Tp2がフレームの前半のものか後半のものか不明であるから、読み出した2つのシンボル番号の復調データをシンボル番号「7」とシンボル番号「77」とには識別できていない。
相関算出手段7aは、読み出した[Tp1+Δtにおける復調データ]、[Tp2+Δtにおける復調データ]と、等価基準信号源5bから受ける[シンボル番号「7」の等価基準信号]、[シンボル番号「77」の等価基準信号]と、の各波形を比較して何れと一致するかを調べる。その一例として、次の相関演算を行ってその相関値L、L、L、Lの値を求めて一致する波形同士(組み合わせ)を探る。
=[Tp1+Δtにおける復調データ]×[シンボル番号「7」の等価基準信号]
=[Tp2+Δtにおける復調データ]×[シンボル番号「7」の等価基準信号]
=[Tp1+Δtにおける復調データ]×[シンボル番号「77」の等価基準信号]
=[Tp2+Δtにおける復調データ]×[シンボル番号「77」の等価基準信号]
識別手段7bは、相関算出手段7aが上記の演算した結果である相関値を受けて、相関値L、L、L、Lにより、一致する(類似する)波形同士を特定することで、時間位置Tp1、Tp2がフレームの前半のものか後半のものかを識別する。一致する波形同士か否かの判断は、例えば、予め一致する場合の相関値の範囲を閾値範囲として求めておいて、上記演算の結果がその閾値範囲に入ったものを一致すると判断する。そして、例えば、上記演算の結果、相関値L、Lの2つが閾値範囲に入った場合は、時間位置Tp1がフレームの後半のもので、時間位置Tp2がフレームの前半のものと判断する。相関値L、Lの2つが閾値範囲に入った場合は、時間位置Tp1がフレームの前半のもので、時間位置Tp2がフレームの後半のものと判断する。
なお、相関値L、Lだけ求めて、その結果により、例えば時間位置Tp1がフレーム前半のものと識別できれば、相関値L、Lを求めなくとも他方の時間位置Tp2は後半のものと特定できる。したがって、相関演算は相関値L、Lを求める演算、又は相関値L、Lを求める演算のいずれかにより、時間位置Tp1、Tp2の識別が可能である。つまり、等価基準信号は[シンボル番号「7」の等価基準信号]、[シンボル番号「77」の等価基準信号]の何れか一方があれば、他方が無くても識別できる。
識別手段7bは、時間位置Tp1がフレームの後半のもので、時間位置Tp2がフレームの前半のものと判断したとき、或いは時間位置Tp1がフレームの前半のもので、時間位置Tp2がフレームの後半のものと判断したときは、図4におけるデータフォーマットに基づいて(非特許文献1の定義に基づいて)シンボル番号「0」の時間位置を特定することにより、フレームの先頭の時間位置を特定する。
周波数補正部500は、受信時の周波数ズレがあると復調データの周波数成分の(復調データのフレームの周期に)誤差がでるので、記憶手段4に記憶された復調データから周波数ズレを求めて、それを補正するものである。上記フレーム先頭位置検出部200における、フレームの先頭の時間位置を特定するには、この周期性を補正された復調データに基づいて補正された復調データを用いることが好ましい。
解析部300は、周波数補正された復調データから、上記の識別判定手段7で特定されたフレームの先頭の時間位置を基準として解析対象のシンボルデータ等のデータを読み出して解析する。例えば、シンボルデータを理想的なシンボルデータと比較して評価するデータ読み出して、例えば、パイロットキャリア信号の位相変化を解析する。或いは、シンボルデータを理想的なデータとベクトル的に比較して評価する。
表示部400は、解析部300が解析した結果を所望フォーマットで表示する。例えば、シンボルデータのベクトル動きをI―Q座標上に表示する。
上記構成において、フレーム先頭位置検出部200は、記憶手段4を構成するメモリ、及び上記説明したその他の機能構成(ブロック)を表したプログラムを記憶するメモリ及びそのプログラムを実行するCPUで構成することができる。
本発明によれば、上記のように、3.9LTEシステムのような新たなシステムであっても、フレームの先頭位置を把握でき、かつデータフォーマットの同期信号のみに頼らず先頭位置を把握できる構成なので、その後、行う変調信号解析においても、正確な時間位置に基づいた解析が可能である。
本発明の実施形態の機能構成を示す図である。 相関パワーの結果を示す図である。 1フレーム中の前半の同期信号の近傍の基準信号の時間領域波形と、後半の同期信号の近傍の時間領域波形を示す図である。 3.9LTEシステムにおける伝送フレームのデータフォーマットを説明するための図である。
符号の説明
1 周波数変換手段、 2 A/D変換手段、 3 直交復調手段、 4 記憶手段、
5 参照信号生成手段、 5a 等価同期信号源、 5b 等価基準信号源、
6 同期時間位置検出手段、 7 識別判定手段、 7a 相関算出手段、
7b 識別手段、
100 受信部、 200 フレーム先頭位置検出部、 300 解析部、
400 表示部、 500 周波数補正部

Claims (4)

  1. 無線通信システムのダウンリンクに用いられる変調信号の1フレームが、複数のシンボルデータを時系列的に配したサブフレームの複数2n個を時系列的に配して構成され、かつ該1フレーム中の前半のn個と、後半のn個のそれぞれのサブフレーム群の1サブフレームには既知の同期信号が含まれているとともに、各サブフレームには、1フレーム単位の周期を有する既知の基準信号を構成するシンボルデータが点在して配置されており、このような変調信号で変調された無線信号を受けて前記フレームの先頭を検出するフレーム先頭位置検出装置であって、
    前記無線信号を復調して得られた復調データを時系列的に記憶する記憶手段(4)と、
    予め、前記無線システムで用いられる前記同期信号と同じ等価同期信号と、前記の同期信号に近傍に点在する基準信号の一部を含む信号及び後半の同期信号に近傍に点在する基準信号の一部を含む信号の内少なくとも一方と同じ等価基準信号と、を生成する参照信号生成手段(5)と、
    少なくとも前記1フレーム期間に相当する期間の前記復調データを前記記憶手段から読み出して、該復調データと前記等価同期信号との相関をとって、該復調データに同期信号が存在する2つの時間位置を検出する同期時間位置検出手段(6)と、
    前記2つの時間位置の周辺における基準信号を含む前記復調データを読み出して、それぞれの復調データと前記前半又は後半のいずれかの一方の等価基準信号との相関を求めて、相関が高い方の時間位置における復調データを基に、前記2つの時間位置を前記フレームの前記前半と前記後半とに識別する識別判定手段(7)と、を備えたフレーム先頭位置検出装置。
  2. 前記参照信号生成手段は、前記無線システムが複数種類の前記同期信号のいずれか一つを適用されている場合は、その複数種類の同期信号と同じ複数種類の前記等価同期信号を生成し、
    前記同期時間位置検出手段は、該複数種類の等価同期信号を切り替えて、前記少なくとも前記1フレーム期間に相当する期間の前記復調データと相関をとって、前記同期信号の時間位置を検出することを特徴とする請求項1に記載のフレーム先頭位置検出装置。
  3. 前記シンボルデータはサブキャリアで構成されており、
    前記記憶手段と前記同期時間位置検出手段との間に、前記同期信号を含むシンボルデータを構成するサブキャリアを選択的に通過させるフィルタを有し、前記前記同期時間位置検出手段が前記記憶手段から読み出した、前記少なくとも前記1フレーム期間に相当する期間の前記復調データは、前記フィルタを経由したものであることを特徴とする請求項1又は2に記載のフレーム先頭位置検出装置。
  4. 無線通信システムのダウンリンクに用いられる変調信号の1フレームが、複数k個のサブキャリアでなる複数m個のシンボルデータを時系列的に配したサブフレームの複数2n個を時系列的に配して構成され、かつ該1フレーム中の前半のn個と、後半のn個のそれぞれのサブフレーム群の1サブフレームには既知の同期信号が含まれているとともに、各サブフレームには、1フレーム単位の周期を有する既知の基準信号を構成するシンボルデータが点在して配置されており、このような変調信号で変調された無線信号を受けて復調してデジタルの復調データを出力する受信部(100)と、該復調データの前記フレームの先頭位置に基づいて対象とする前記シンボルデータを解析する解析部(300)とを有するデジタル変調信号解析装置であって、
    前記無線信号を復調して得られた復調データを時系列的に記憶する記憶手段(4)と、
    予め、前記無線システムで用いられる前記同期信号と同じ等価同期信号と、前記の同期信号に近傍に点在する基準信号の一部及び後半の同期信号に近傍に点在する基準信号の一部の内、少なくとも一方と同じ等価基準信号とを、生成する参照信号生成手段(5)と、
    少なくとも前記1フレーム期間に相当する期間の前記復調データを前記記憶手段から読み出して、該復調データと前記等価同期信号との相関をとって、該復調データに同期信号が存在する2つの時間位置を検出する同期時間位置検出手段(6)、
    前記2つの時間位置に周辺における基準信号を含む前記復調データを読み出して、それぞれの復調データと前記前半又は後半のいずれかの一方の等価基準信号との相関を求めて、相関が高い方の時間位置における復調データを基に、前記2つの時間位置を前記フレームの前記前半と前記後半とに識別する識別判定手段(7)と、を備え、
    前記解析部は、該識別判定手段の識別結果を受けて、前記対象とするシンボルデータを前記記憶手段から読み出して解析するデジタル変調信号解析装置。
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