JP2009225076A - 周波数ずれ検出装置及びそれを用いたデジタル変調信号解析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】分解能をあげることにより、搬送波の周波数ずれをより精度よく図る技術を提供する。
【解決手段】記憶手段4にOFDMの搬送波を復調して得られた時系列的に記憶された復調データから、検出手段5が既知信号を検出する。データ抽出手段7は復調データから時間軸上の1シンボルデータのデータ個数Nを抽出する。分解能設定手段8はデータ数Nに(2−1)×N個の「0」データを追加する。FFT演算手段9は復調データについて時間軸上の2×N個のポイントについてのFFT演算を行う。相関演算手段10は、周波数軸上で、検出された既知信号のFFT演算結果と復調データについてのFFT演算結果との相関値を求める。最大値抽出手段11は相関値が最大値となる周波数ポイントを基に前記周波数ずれを求める。
【選択図】 図1

Description

本発明は、3GPP(Third Generation Partnership Project)から提案されている無線デジタル通信システムにおいて、所定の伝送フォーマットで構成されるフレーム列を含む変調データで変調された搬送波を受けて、その搬送波の周波数ずれを検出する周波数ずれ検出装置及びそれを用いたデジタル変調信号解析装置に関する。特に、直交周波数分割多重通信システム、言い換えればOFDM技術(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)を使った通信システムにおいて、受けた搬送波の周波数ずれを検出すると共に、それを使った変調信号解析装置に関する。
例えば、3.9世代のシステムは、3.9LTE(Long Term Evolution)とも呼ばれ、直交周波数分割多重(以下、「OFDM」と言う。)技術を使って100Mbpsの通信速度での通信を実現する計画が進行している。そして、このようなシステムで使用されるデバイス、RFモジュール等の評価を行うために実現のための変調信号解析が要求されている。
デジタル信号における変調信号解析には、変調信号の品質の評価、或いは上記のようにデバイス等を経由した変調信号を解析することによりデバイス等を評価するのに用いられる。変調信号を解析する技術としては、変調信号の特徴的性質の変化を評価する技術(特許文献1を参照)、及び理想的な信号との対比で評価する(特許文献2、3、4)等の技術がある。
OFDM技術では、送信側において、ベースバンド相当のデータを周波数軸上にマッピングしてデータ個数NでIFFT(逆FFT)演算を行って、時間軸上にN個のデータを作成する。そして、N個のデータ個数のうち時間軸上の先端(未来方向)のn個の一部データと同じデータを、時間軸上の後端(過去方向)に付け加えて、これをGI(ガードインターバル。システムによって呼称が異なることがある。)とし、このGIを含めて1シンボル(1シンボルのデータ個数はN+n個)とするデータを生成して搬送波を変調して送信する。図6(A)にシンボル単位のデータ構成を示す。
そして、受信側では、送信側と同じサンプリングレートで受信したGIのデータとN個離れたデータとをn個区間で相関演算する。そして、その相関強度が最大となる時刻の復調データの位置を認識し、FFT演算することで変調データと同じ復調データを取得することができる。
ところが、受け側で復調データを取り出す迄に、搬送波相当の周波数のずれ(以下、「周波数ずれ」と言う。)を生ずることがある。この周波数ずれが存在する場合は、復調の十分な性能が得られないので、周波数補正をする必要がある。復調にあたっては離散的な特定のデータ個数で演算を行うFFT演算が利用されるので、搬送波の周波数にずれが無い場合は、FFT演算したデータポイント(上記データ個数の各データについて、時間又は周波数の位置を特に言うときは「データポイント」「ポイント」、特に周波数位置だけのときは「周波数ポイント」ということがある。)に、忠実に復調された変調データが再現されるが、周波数ずれがある場合は、FFT演算したデータポイントから復調データが周波数ずれ相当分ずれることになり、正確な変調データは得られない。つまり、大きな誤差を生ずることになる。
このような周波数ずれのなかでも、ずれの範囲がFFTのデータポイント間(サブキャリア間)にある場合は、図6(B)(C)に示すように、上記GIのデータとN個離れた一部データとの相関強度Iの複素成分(位相成分ΔΦ)の時間変化を求めて、これを基に周波数ずれを補正していた。一方、ずれの範囲がFFTのデータポイント間以上である場合は、送信されるデータフレームに含まれる既知信号(例えば、Reference Signal)のデータ(FFTの固定のデータポイントに存在する)により補正することを行っていた。
3GPPTS36.211VO8.0.0(2007−09) Third Generation Partnership Project;Technical Specification Group Radio Access Network;Evoled Universal Terrestrial Radio Access(E−UTRA);Physical channels and modulation (Release 8) 特開2005−217963号公報 特開平11−196024号公報 特開2007−53494号公報 特開2004−96264号公報
上記のような従来技術においても、次のような問題がある。つまり、3.9LTEシステムでは、変調に用いられる周波数帯域(以下、「帯域」と言うことがある。)が変更し、それに応じて送信可能なデータ個数が変化する。例えば、図7(A)にその周波数帯域とデータ個数との関係を示す。このように、狭い帯域の場合は、GIのデータ個数nが極端に少なくなるので、十分な相関強度が得られない。また、データ個数が少ない分、データポイント間の離散的な間隔があき、分解能が悪くなるので、周波数ずれそのものを正確に認識できない。このことを図7(B)を用いて説明する。図7(B)のsinx/xの特性は、OFDM通信システムにおけるFFT処理においては、特に窓(関数)をかけないので、方形窓を使用した扱いとなるので、FFTの各ポイントにおけるデータ(周波数領域ではスペクトラム)の振る舞いは、sinx/xと同じ動きとなるのでその特性を(但し、FFT演算上は離散的なスペクトラムとなるが、図ではその包絡線を結んだものを示す。)。周波数ずれΔfがあると、その分だけ周波数軸方向にずれた波形となる。したがって、理想的にはsinx/xのセンターの周波数ポイント位置(周波数位置)を検出できれば、周波数ずれを検出できることになる。しかしながら、データ個数(データポイント)が少なくなると、相関強度がとれない上に、図7(B)の矢印の実線で示すように、周波数ポイントがまばらなポイントになるため(つまり、分解能が悪い)、波形のセンター(図7(B)の点線の矢印)を検出することが困難になる。
本発明の目的は、分解能をあげることにより、搬送波の周波数ずれをより精度よく測定できる技術を提供することである。
その目的を達成するためには、(1)データの分解能を上げること、(2)分解能を上げたデータの周波数軸から基準データの周波数位置を相関により検出することとした。以下、その(1)(2)についての着眼点を説明する。
(1)分解能を上げるには、FFT演算処理においては、データ個数を上げれば分解能があがるので、データ通信システムのデータ個数(復調したときは、復調データの個数)に拘わらず、復調データの個数に疑似データとして空のデータ、つまり「0」のデータを追加して分解能を上げる構成とする。例えば、時間τでN個データを処理すると、周波数領域でのデータポイント間の間隔、つまり分解能δF=1/τであるが、例えば、「0」データの個数を3N個追加して全体のデータ個数を4Nにすれば、分解能δF=1/4τとすることができる。この場合、処理時間も追加データの個数に比例して長くなるので、一旦、メモリに復調データを取り込み、その後に、例えば、データを解析しようとする本来の信号の流れとは別枠で、復調データを取り込んで周波数ずれを検出することとした。
(2)上記(1)で分解能をあげた復調データの中の既知の信号(データ)の位置(周波数ポイント)と、分解能を上げる前の既知信号の位置(周波数ポイント)のずれを、周波数領域で相関により求めることとした。OFDM通信システムの変調のデータフォーマットから既知のデータを用いて相関をとることとした。
既知の信号(データ)については、ここで、OFDM通信システムの変調のデータフォーマットを基に、以下に説明する。一般には、無線通信システムにおいて、ダウンリンク(Down Link:基地局から無線端末向けの信号経路)やアップリンク(Up Kink:無線端末側から基地局向けの信号経路)を形成して通信を行う際に、送信タイミングを合わせることが必要になる。その送信タイミングをあわせるための、他の経路やチャンネルは用意されていないから、受信した無線信号を復調して送信タイミングを自ら推定している。3.9LTEシステムのフレームのデータフォーマットにもそのような送信タイミングをみつけるための同期用信号が含まれている。
3.9LTEシステムの変調信号に用いられるフレームのデータフォーマットを図5に示す。図5(A)は、1フレームを構成するサブフレームの配置を示す。1フレームの横方向が時間軸でもあり、その時間軸方向にこの例では10個のサブフレームが配置されている。図5(B)に示すように1サブフレームは7つのシンボルから成る1つのスロットが2つ含まれている。図5(A)の縦軸はブロックを特定する番号である。サブフレームの0から4番目までの前半の中の1つ、図5(A)ではRB番号「0」−サブフレーム番号「0」に、及び、サブフレームの5から9番目までの後半の中の1つ、図5(A)ではRB番号「0」−サブフレーム番号「5」に、それぞれ同期用信号(Synchronization Signal)が含まれている。
さらに、そのRB番号「0」−サブフレーム番号「0」の詳細データ構造を示すのが図5(B)である。図5(B)の例によれば、サブフレームは、時間軸方向に14個の列に、かつ縦軸のサブキャリア周波数軸の一部の所定のサブキャリア周波数範囲(図5(B)の斜線部分)に同期信号が配列されたシンボルデータで構成されている。図5(C)はそれらを部分的に拡大した図である。その図5(C)のシンボルデータ中のシンボル番号「5」と「6」には、同期用信号(以下、「前半の同期信号」と言う。)が含まれている。サブフレーム番号5のサブフレームのシンボル番号「5」と「6」(1フレーム中を通し番号で表現すると「75」と「76」)にも同様に同期信号(以下、「後半の同期信号」と言う。)が含まれている。そして、前半の同期信号の情報内容と後半の同期信号の情報内容とは、双方とも全く同一である。しかし、その他のサブフレーム番号のサブフレームには、この同期用信号が無い。同期用信号には、第1同期信号P−SS(Primary Synchronization Signal)と第2同期信号S−SS(Secondary Synchronization Signal)とが含まれている。運用されるであろう3.9LTEでは、ダウンリンク側にある無線端末が、第1同期信号P−SSにより基地局の送信タイミングを知ることができ、第2同期信号S−SSにより同期を確定するために用いるものと考えられる。
また、図5(C)のサブフレームには、■印で示される基準信号RSが点在して、つまり周波数軸・時間軸ともに隣り合う基準信号とは間欠的な位置に配置されている。基準信号RSは、無線端末側の受信装置が復調する際の基準信号として使用されるもので、パイロットチャンネル信号に相当する。基準信号RSは、1フレーム周期の信号とされている。
上記のように、既知の信号(データ)としては、第1同期信号P−SS、第2同期信号S−SS及び基準信号RSを利用することができる。中でも、本発明には、他のデータと混交することの少ない第1同期信号P−SSが有利である。
本発明の目的を達成するため、請求項1の発明は、直交周波数分割多重による変調信号の1フレームが、既知信号を含む複数M個のサブキャリアでなるシンボルで構成されており、このような変調信号で変調された搬送波を受けて該搬送波の周波数ずれを検出する周波数ずれ検出装置であって、
前記搬送波を復調して得られた復調データを時系列的に記憶する記憶手段(4)と、
該復調データから前記既知信号を検出する検出手段(5)と、
該復調データから時間軸上の1シンボルデータのデータ個数を抽出するデータ抽出手段(7)と、
抽出されたデータ個数に疑似データを追加する分解能設定手段(8)と、
前記復調データについて、前記データ個数に追加の前記疑似データ個数との和に該当する時間軸上のポイント数についてのFFT演算を行うFFT演算手段(9)と、
周波数軸上で、前記検出された既知信号と、該FFT演算による演算結果との相関値を求める相関演算手段(10)と、
前記相関値が最大値となる周波数軸上のポイントを基に前記周波数ずれを求める最大値抽出手段(11)と、を備え、
前記分解能設定手段による追加の前記疑似データ個数に応じた分解能で、周波数ずれを求める構成とした。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記最大値抽出手段は、前記相関演算手段が出力する前記周波数軸上でのポイントでの相関値を基に、最大値となる周波数軸上の位置を補間により求める補間手段(12)を備え、前記疑似データの追加数に応じた分解能より細かい分解能で周波数ずれを求める構成とした。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記記憶手段と前記検出手段との間に、前記既知信号が有するサブキャリア周波数を選択し、他の周波数成分を除去するフィルター(14)を備えた。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜4に記載のいずれかの発明において、前記疑似データは、値が0である「0」データであって、前記データ抽出手段7が抽出するデータ個数をNとしたとき、分解能設定手段8はデータ数Nに(2−1)×N個(k≧2)の「0」データを追加し、前記第1のFFT演算手段9は時間軸上の2×N個のポイント数についてのFFT演算を行う構成とした。
請求項5に記載の発明は、直交周波数分割多重による変調信号の1フレームが、既知信号を含む複数M個のサブキャリアでなるシンボルで構成されており、このような変調信号で変調された搬送波を受けて復調してデジタルの復調データを出力する受信部(100)と、該復調データの前記シンボルを解析する解析部(400)とを有するデジタル変調信号解析装置であって、
前記搬送波を復調して得られた復調データを時系列的に記憶する記憶手段(4)と、
該復調データから前記既知信号を検出する検出手段(5)と、
該復調データから時間軸上の1シンボルデータのデータ個数を抽出するデータ抽出手段(7)と、
抽出されたデータ個数に疑似データを追加する分解能設定手段(8)と、
前記復調データについて、前記データ個数に追加の前記疑似データ個数との和に該当する時間軸上のポイント数についてのFFT演算を行うFFT演算手段(9)と、
周波数軸上で、前記検出された既知信号と、該FFT演算による演算結果との相関値を求める相関演算手段(10)と、
前記相関値が最大値となる周波数軸上のポイントを基に前記周波数ずれを求める最大値抽出手段(11)と、を備え、
前記解析部は、前記求めた周波数ずれで周波数補正されたシンボルを解析する構成とした。
請求項1、4又は5に記載の本発明によれば、復調データにデータを追加することで、FFT演算のデータ個数を増すことができるので、通信システム上の復調データの個数に拘わることなく、分解能を上げてより精度良く周波数ずれを検出することができる。請求項2に記載の発明によれば、補間することにより、精度良く周波数ずれを検出できる。一方、データ個数増加による分解能のアップと補間とを適切に行うことにより、分解能の増加だけによる精度アップに加え、処理時間の増加を軽減した精度向上も図れる。請求項3に記載の発明によれば、既知データを周波数制限して選択できるので、S/Nが良くなり実質的に相関強度を上げることができるので、周波数ずれの検出精度があがる。
本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係るデジタル変調信号解析装置についての実施形態の機能構成を示す図である。図1は、周波数ずれ検出部(装置)の機能構成も含む。図2は、FFT演算の領域を説明するための図である。図3は、データ個数の追加と分解能を説明するための図である。図4は、相関の求め方を説明するための図である。図5は、変調データのデータフォーマットを説明するための図である。この図については、既に説明してある。
図1の受信部100は、周波数変換手段1、A/D変換手段2、及び直交復調手段3で構成される。この受信部100は、例えば、無線システムとして3.9LTEシステムの基地局(不図示)から、直交周波数分割多重による変調信号で変調された搬送波が送られてくる。図5に係るデータフォーマットのフレームを有する変調信号で変調された搬送波でなる無線信号を受けて、周波数変換手段1により無線信号の周波数を中間周波数の信号に変換する。A/D変換手段2は中間周波数の信号をデジタルデータに変換する。そして、直交復調手段3は、IとQの互い直交するデータに分離して、復調する。そして、デジタルの復調データを受信の時間経過(受信タイミング)に対応させて記憶手段4に記憶させる。
復調データは、いわば変調信号と同様のフレームのデータフォーマットであり、そのフォーマットの時間位置の順に記憶されるが、フレームは次から次と到来して記憶される。実際にはI,Qの各データ毎に記憶されるが、以下この発明では、纏めて復調データと言う。この最初に記憶された復調データそのままでは、時間連続して送られてくるので伝送フレームの先頭位置が特定されないまま時間順に記憶されるが、次に説明するフレーム先頭位置検出手段200により、復調データの中のフレームの先頭位置を検出して、例えば、その先頭位置にフラグを立てるなどして、特定できるようにされて記憶されている。したがって、やはり後記するデータ抽出手段7,既知信号検出手段5、或いは解析部400が記憶手段4から復調データを読み出すときは、そのフレームの先頭位置を参照して読み出せる。
フレーム先頭位置検出手段200は、フレームの位置を確定する。いわば同期手段である。例えば、上記「発明が解決しようとする課題」で説明した既知のデータフォーマットを利用して、次の(a)〜(c)の処理をして、フレーム位置を確定する。そして、例えば、先頭位置を示すフラッグを該当する時間位置のデータを記憶したアドレスに参照可能に付加して記憶させておく。(a)同期信号P−SSの既知の波形パターンを予め記憶しておいて、復調データと時間領域で相関をとって、前半の同期信号P−SSと後半の同期信号P−SSの時間位置を特定する。次に(b)例えば、前半の同期信号(後半の同期信号でも良いし、それら双方でも良い。)の近傍にある基準信号の既知である波形パターンを記憶しておいて、その基準信号の波形パターンと復調データとの相関をとってその基準信号の時間位置を決定する。(c)2つの同期信号P−SSの時間位置のうち基準信号の時間位置に近い方の同期信号P−SSの位置を前半のP−SSと決定し、それから既知シンボル番号数(5個)だけ遡った位置がフレームの先頭位置と確定することができる。
データ抽出手段7は、記憶手段4からフレーム位置を確認して時間軸上の配列されている1シンボルデータのデータ個数N(サブキャリア数Mより大きい)を抽出(カウント)する。そして、そのデータ個数Nを、表示制御部500を介して表示部600へ表示させる。
分解能設定手段8は、表示部600に表示されたデータ個数Nを見た操作者が操作部700により指定してきた(2−1)×N個(k≧2)を受けて、記憶手段4から読み出した復調データについて、その元々のデータ個数Nに対して1シンボル当たり(2―1)×N個であって、値が「0」の「0」データを疑似データとして追加する。したがって、1シンボル当たり全数のデータ個数が2×N個になる。
分解能設定手段8がデータ個数を追加する際の対象とする復調データの範囲(時間領域)は、後記する相関演算手段10が、データ個数が追加された復調データと既知の同期信号P−SSとを周波数領域で相関をとり、その相関強度のピーク点をサーチできる範囲である。したがって、図5(A)からして番号「0」又は「5」のサブフレーム分をデータ個数追加範囲とすれば足りる。
なお、データ個数の追加については、操作者が、1シンボル当たりの全データ数2×Nを指定するようにしても良いし、倍率2だけを指定するにしても良い。また、操作者からの指定ではなく、復調データの1シンボルのデータ個数Nの変化(例、図7(A))に対する追加データ個数を示す対応表を予め記憶しておいて、データ抽出手段7が抽出したデータ個数Nを基に、分解能設定手段8が、その対応表を参照して該当する追加データ個数読み出して、自動的にデータ個数を追加する構成にしても良い。
分解能設定手段8がデータ個数を追加したときのデータ個数及び時間関係を示したのが図3(A)である。図3(A)はk=2の場合であって、元々のデータ個数Nに3N個の「0」データを追加し、それにより元々のデータ周期τが追加することにより4τになることを示す。なお、実際の追加の仕方は、元々のデータ1個あたり(2−1)=3個の「0」データを追加する。
第1のFFT演算手段9は、時間領域で「0」データが追加された復調データについてFFT演算して周波数領域データに変換する。このとき、第1のFFT演算手段9は、追加された時間領域のデータ個数2×Nに対応する、周波数領域のデータポイント数2×Nについて演算を行う。そして、データ追加前の元々のデータ間に(2―1)個を追加した周波数領域のデータ個数を取得する。なお、時間領域で例えば、4N個の時間領域データについてFFT演算を行ったとき、周波数領域で4N個のデータを取得できる。結果として、FFT演算後は、4倍の分解能の周波数領域のデータが取得される。なお、時間領域で3N個の「0」データを追加することによりFFT演算後は、周波数領域でも3N個分のデータは「0」になるということではない。
FFT演算後の周波数領域でのデータポイントを図で示したのが図3(B)である。図では周波数ポイントだけ示しており、その周波数ポイントにおける値(周波数成分の大きさ:スペクトラム値)そのものを示すものではない。図3(B)は、k=2の場合の例で、元々のデータ(図で丸印の位置)1個あたり(2−1)=3個のデータ(図で星印の位置)が追加で得ている。従って、周波数領域でのデータポイント間の間隔δFa=1/4τであり、追加前のデータポイント間の間隔δFb=1/τ(例えば図3(C))に比べ分解能が4倍に改善される。そして、第1のFFT演算手段9により周波数軸上の2×N個のポイントで求められた復調データの周波数領域のデータは、相関演算手段10へ送られる。
さらに、FFT演算についてデータ個数Nとサブキャリア周波数(図5(C)を参照)との関係について、図2を基に説明する。例えば、1シンボル当たりの時間領域でN個のデータ(N個分の時間τとする)を第1のFFT演算手段9で演算すると周波数領域でN個のデータとして取得される。言い換えると周波数間隔が1/τの周波数軸上にN個の周波数ポイントのデータとして示される。そして、データ個数N=サブキャリアの数Mであれば、第1のFFT演算手段9は、周波数軸上のサブキャリアの各周波数成分を算出している。つまり、図3(C)の周波数ポイントは個々のサブキャリアの周波数を示す。なお、図2の上段の図に示すように、現実的には未使用部分があり、N個全てのサブキャリアが有効に使用されているとは限らないので、M個を実質使用している実効的なサブキャリアの数とすれば、M≦Nで示される。
既知信号検出手段5(請求項の「検出手段」に該当する。)は、上記説明のようにフレーム中に同期信号P−SSや基準信号等の既知信号を含むシンボルがフレームの既知の時間位置にあるので、例えば、既知信号として同期信号P―SSを記憶手段4の復調データの中から求める。
第2のFFT演算手段6は、既知信号検出手段5で検出された既知信号としての同期信号P−SSをFFT演算してその周波数領域でのデータを求め、これを相関演算手段10へ送る。このとき求めた周波数領域のデータポイント数は、元々のN個(分解能δFb=1/τ)である(図3(C)を参照)。
相関演算手段10は、第1のFFT演算手段9が出力するデータ個数が追加された復調データと、第2のFFT演算手段6が出力する既知の同期信号P−SSの周波数領域のデータとを受けて、それらの相関強度を求める。そのさい、いずれか一方のデータの周波数ポイントをスライドさせながら(ずらしながら)、相関をとって、そのスライド位置(ずらした位置)と相関強度との関係を示すデータを取得する。
相関演算の態様を図4で説明する。図4は、元の復調データの1シンボル当たりN個に対してデータ個数3N個を追加した場合(k=2)の例である。図4(A)は、周波数軸上に表された第1のFFT演算手段9から出力されたデータであり、上記したようにデータ追加前の周波数ポイントにくらべ分解能が4倍になっている。また、元々の周波数間隔(図で丸印のデータ間隔)は、元々の周波数分解能であり、かつサブキャリアの周波数間隔に該当する。)。
図4(B)は、第2のFFT演算手段6が出力する、既知信号である同期信号P−SSの周波数領域のデータを示すとともに、演算を行う毎にデータの周波数位置をスライドさせていることを示す。図4(B)では、演算1から演算5まで5回、周波数軸上を1ポイントづつスライドさせて相関を求めることを示している。周波数軸をスライドさせている範囲(ポイント範囲、或いは周波数範囲)は、いわば相関強度のピークをサーチする範囲(以下、「サーチ範囲」と言うことがある。)でもある。図4では、元々のデータ(データ追加前の復調データ)の周波数位置を基準に−2,−1,0,1,2の5回ずらしているが、元々の周波数位置を基準にして、周波数ポイントで表現すると、サーチ範囲は0±2/2(例では、k=2)ポイント(データを追加後のポイント単位)であり、サブキャリア周波数で言えば、元々の復調データのサブキャリア周波数間隔がδFbであれば、0±δFb/2(ただしδFb=1/τ)の周波数範囲である。これは、実際には、周波数ずれが周波数軸上で元々の周波数ポイント間の範囲内であろう、或いは±δFb/2の周波数範囲内であろうと言うことで設定されている。
なお、このサーチ範囲については、図2について上記したように、未使用のサブキャリア周波数が存在する場合には、それを除いた有効なサブキャリアの周波数範囲だけサーチすることとしても良い。
相関演算手段10による演算結果の例を図4(C)に実線で示す。図4(C)の座標軸で、縦軸は、相関演算毎に周波数ポイントをスライドさせた相対位置(元々の復調データの周波数ポイント位置を基準)、横軸は相関強度を示す。この座標に相関演算手段10が求めた相関強度がプロットされている。
最大値抽出手段11は、相関演算手段10から、周波数軸上のスライド位置と対応する相関強度を受けて、相関強度が最大となるスライド位置を決定し、そのスライド位置分だけを周波数ずれとして検出する。図4(C)の実線で言えば、相関強度がスライド位置+1で最大値であるから、周波数ずれとしてΔf=+1ポイント(元々の復調データの周波数ずれが、データ追加による新たな分解能で+1ポイントであることを示す。)を検出する。周波数で言えば、Δf=+δFb/4=+δFaである。
なお、上記の分解能設定手段8では、追加すべきデータ個数は周波数領域での十分な分解能にするために設定しているが、それでも不足で、図4(C)の点線で示すように相関強度の最大値が周波数ポイント間に入ることがある。この場合、ポイント間の相関強度を結んだ包絡線は、通常、連続した曲線で得られることから、最大値抽出手段11には、最大値を間に挟んだと認められるポイントのデータ等を用いて、三点法、或いは最小自乗法等により曲線を推定してそのピーク点を求めることによりピーク点を補間する補間機能を有する補間手段12を持たせても良い。なお、追加するデータ個数を多くして分解能をあげると、上記のように演算時間が大になるので、補間機能と追加データ個数との兼ね合いをとって適切な時間で処理できるようにすることもできる。
なお、第2のFFT演算手段6の演算結果、強いては相関演算手段10の演算結果のS/Nを改善するために、図1で、記憶手段4と既知信号検出手段5との間に、既知信号が含まれる周波数成分だけを通過させるバンドパスフィルター又はローパスフィルターを入れて、他の周波数成分を除去することもできる。これは、既知信号として同期信号を用いた場合は、図5(B)に示すように復調データから同期信号のサブキャリア周波数成分だけを選択することができるためである。こうすることにより、既知信号のS/Nを改善し、結果として相関演算手段10の相関強度を高めることができ、周波数ずれの精度改善に効果的である。
上記説明の記憶手段4に記憶された復調データから。周波数ずれを求めるまでの経過を整理すると、次のように言える。
記憶手段4が前記搬送波を復調して得られた復調データを時系列的に記憶する。
既知信号検出手段5がその復調データから既知信号を検出する。
データ抽出手段7がその復調データから時間軸上の1シンボルデータのデータ個数N(≧M)を抽出する。
分解能設定手段8が抽出されたデータ数Nに(2−1)×N個(k≧2)の「0」データを追加する。
第1のFFT演算手段9が、その復調データについて時間軸上の2×N個のポイント数についてのFFT演算を行う。
相関演算手段10が周波数軸上で、検出された既知信号と、FFT演算による演算結果との相関値を求める。
最大値抽出手段11が相関値が最大値となる周波数軸上のポイントを基に周波数ずれを求める。結果として、分解能設定手段による「0」データの追加数に応じた分解能で、周波数ずれを求めることができる。
周波数補正部13は、最大値抽出手段11が検出した周波数ずれを受けて、復調データの周波数成分をずらして、解析部400へ送る。上記例(図4(C)の例)では、復調データの周波数ずれがΔf=δFb/4であるから、復調データをFFT演算して周波数領域でマイナス方向へΔf=δFb/4だけずらす処理をする。
解析部400は、周波数補正された復調データから、記憶手段4から特定されたフレームの先頭の時間位置を基準として読み出した、解析対象のシンボルデータ等の復調データであって、周波数補正された復調データを解析する。例えば、シンボルデータを理想的なシンボルデータと比較して評価するデータ読み出して、例えば、パイロットキャリア信号の位相変化を解析する。或いは、シンボルデータを理想的なデータとベクトル的に比較して評価する。
表示制御部500は、解析部400が解析した結果を所望フォーマットで表示する。例えば、シンボルデータのベクトルの動きを表示部600の管面のI−Q座標上に表示する。表示制御部500は、その他、操作の案内等を行う。
上記構成において、周波数ずれ検出部300は、記憶手段4を構成するメモリ、及び上記説明したその他の機能構成(ブロック)を表したプログラムを記憶するメモリ及びそのプログラムを実行するCPUで構成することができる。特に第1のFFT演算手段9、第2のFFT演算手段、相関演算手段、及びフィルター14等を実行するにあたっては、高速演算処理を行うDSPによる構成が望ましい。さらに、第1のFFT演算手段9と第2のFFT演算手段は、同一手段でタイムシェアリングで切り替えて使用しても良い。
本発明によれば、上記のように、周波数ずれを検出して補正できることから、変調信号解析においても、正確な周波数に基づいた解析が可能である。
本発明の実施形態の機能構成を示す図である。 FFT演算の領域を説明するための図である。 データ個数の追加と分解能を説明するための図である。 相関の求め方を説明するための図である。 従来の技術を説明するための図である。 変調データのデータフォーマットを説明するための図である。 従来技術の問題点を説明するための図である
符号の説明
1 周波数変換手段、 2 A/D変換手段、 3 直交復調手段、 4 記憶手段、
5 既知信号検出手段、 6 第2のFFT演算手段、 7 データ抽出手段、
8 分解能設定手段、 9 第1のFFT演算手段、 10 相関演算手段、
11 最大値抽出手段、13 周波数補正部、 14 フィルター、
100 受信部、 200 フレーム先頭位置検出手段、
300 周波数ずれ検出部、400 解析部、 500 表示制御部、
600 表示部、 700 操作部

Claims (5)

  1. 直交周波数分割多重による変調信号の1フレームが、既知信号を含む複数M個のサブキャリアでなるシンボルで構成されており、このような変調信号で変調された搬送波を受けて該搬送波の周波数ずれを検出する周波数ずれ検出装置であって、
    前記搬送波を復調して得られた復調データを時系列的に記憶する記憶手段(4)と、
    該復調データから前記既知信号を検出する検出手段(5)と、
    該復調データから時間軸上の1シンボルデータのデータ個数を抽出するデータ抽出手段(7)と、
    抽出されたデータ個数に疑似データを追加する分解能設定手段(8)と、
    前記復調データについて、前記データ個数に追加の前記疑似データ個数との和に該当する時間軸上のポイント数についてのFFT演算を行うFFT演算手段(9)と、
    周波数軸上で、前記検出された既知信号と、該FFT演算による演算結果との相関値を求める相関演算手段(10)と、
    前記相関値が最大値となる周波数軸上のポイントを基に前記周波数ずれを求める最大値抽出手段(11)と、を備え、
    前記分解能設定手段による追加の前記疑似データ個数に応じた分解能で、周波数ずれを求めることを特徴とする周波数ずれ検出装置。
  2. 前記最大値抽出手段は、前記相関演算手段が出力する前記周波数軸上でのポイントでの相関値を基に、最大値となる周波数軸上の位置を補間により求める補間手段(12)を備え、前記疑似データの追加数に応じた分解能より細かい分解能で周波数ずれを求めることを特徴とする請求項1に記載の周波数ずれ検出装置。
  3. 前記記憶手段と前記検出手段との間に、前記既知信号が有するサブキャリア周波数を選択し、他の周波数成分を除去するフィルター(14)を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の周波数ずれ検出装置。
  4. 前疑似データは、値が0である「0」データであって、前記データ抽出手段7が抽出するデータ個数をNとしたとき、分解能設定手段8はデータ数Nに(2−1)×N個(k≧2)の「0」データを追加し、前記第1のFFT演算手段9は時間軸上の2×N個のポイント数についてのFFT演算を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つの周波数ずれ検出装置。
  5. 直交周波数分割多重による変調信号の1フレームが、既知信号を含む複数M個のサブキャリアでなるシンボルで構成されており、このような変調信号で変調された搬送波を受けて復調してデジタルの復調データを出力する受信部(100)と、該復調データの前記シンボルを解析する解析部(400)とを有するデジタル変調信号解析装置であって、
    前記搬送波を復調して得られた復調データを時系列的に記憶する記憶手段(4)と、
    該復調データから前記既知信号を検出する検出手段(5)と、
    該復調データから時間軸上の1シンボルデータのデータ個数を抽出するデータ抽出手段(7)と、
    抽出されたデータ個数に疑似データを追加する分解能設定手段(8)と、
    前記復調データについて、前記データ個数に追加の前記疑似データ個数との和に該当する時間軸上のポイント数についてのFFT演算を行うFFT演算手段(9)と、
    周波数軸上で、前記検出された既知信号と、該FFT演算による演算結果との相関値を求める相関演算手段(10)と、
    前記相関値が最大値となる周波数軸上のポイントを基に前記周波数ずれを求める最大値抽出手段(11)と、を備え、
    前記解析部は、前記求めた周波数ずれで周波数補正されたシンボルを解析することを特徴とするデジタル変調信号解析装置。
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