JP2009223758A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像情報に効率良くアクセスして処理速度を向上させることができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】SIMD型マイクロプロセッサ2が外部メモリ3に記憶された2×2の矩形領域の画像情報を読み出す際に、矩形領域の左上に位置する画素を基準として、基準となる画素の外部メモリ3のアドレスをプロセッサ部4により演算して求め、2ライン目の先頭はメモリコントローラ8において主走査方向の画素数を基準となる画素のアドレスに加算して求めて、各ラインはバーストアクセスして読み出す。
【選択図】図1
【解決手段】SIMD型マイクロプロセッサ2が外部メモリ3に記憶された2×2の矩形領域の画像情報を読み出す際に、矩形領域の左上に位置する画素を基準として、基準となる画素の外部メモリ3のアドレスをプロセッサ部4により演算して求め、2ライン目の先頭はメモリコントローラ8において主走査方向の画素数を基準となる画素のアドレスに加算して求めて、各ラインはバーストアクセスして読み出す。
【選択図】図1
Description
メモリなどの記憶装置に画像情報を記憶し、その画像情報に対して所定の処理を行う画像処理装置に関する。
近年、画像処理への性能要求は、処理速度の向上と画像の高品質化が求められている。そこで画像の高品質化のために多色、多階調の画像情報が必要となり、この画像情報の記憶手段としてSDR(Single Data Rate)メモリやDDR(Double Data Rate)メモリに代表される大容量のメモリをページメモリとして使用する構成を画像処理装置では採るものが多い。
一方、処理速度の向上は処理すべき画像情報が大きくなることに対しては相反する課題であり、これらを両立させるためには如何に効率よく画像情報にアクセスできるかという技術が必要となる。
例えば特許文献1では、メモリ上に展開されている画像データに対し、主走査方向及び副走査方向に分割した矩形領域を設定するメモリ領域制御ユニットとその領域にアクセスするためのアドレス情報生成部を有し、その領域設定したものにアクセスしてデータを読み出し別メモリに転送するDMA制御部で構成された画像情報処理装置が開示されている。
特開2004−220584号公報
しかしながら、特許文献1に記載の画像情報処理装置では、設定した領域内でバーストアクセスを行うものであり、画像のランダムな領域点をアクセスする場合には必要な領域以外の無駄なアクセスを多数行わなければならず非常に効率が悪くなるという問題があった。
本発明はかかる問題を解決することを目的としている。
すなわち、本発明は、画像情報に効率良くアクセスして処理速度を向上させることができる画像処理装置を提供することを目的としている。
請求項1に記載された発明は、主走査方向と副走査方向の2次元方向に画素が配置された画像の情報を前記画素の配置順に記憶した記憶手段と、前記記憶手段から画像情報の読み出しを行う読み出し手段と、前記読み出し手段が前記記憶手段から読み出した画像情報を一時的に保持する保持手段と、を有する画像処理装置において、前記読み出し手段に主走査方向の画素数を予め与える主走査画素数設定手段と、前記読み出し手段に前記画像内の任意の画素の前記記憶手段内におけるアドレスを与えるアドレス情報設定手段と、が設けられ、前記読み出し手段には、前記任意の画素を基準とした前記画像内の矩形領域の複数画素のアドレスが、前記任意の画素の前記記憶手段内におけるアドレスと前記主走査方向の画素数に基づいて生成されて連続して読み出されるように設定されていることを特徴とする画像処理装置である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記主走査画素数設定手段および前記アドレス情報設定手段が、マイクロプロセッサで構成されていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1または2に記載された発明において、前記マイクロプロセッサには、前記マイクロプロセッサ内部のレジスタに前記任意の画素の前記記憶手段内のアドレスが格納されていることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項3に記載された発明において、前記保持手段が、前記マイクロプロセッサ内部のレジスタで構成され、そして、前記読み出し手段が、前記レジスタから前記任意の画素の前記記憶手段内のアドレスを取得して前記記憶手段から読み出した画像情報を前記レジスタに格納するように設定されていることを特徴としている。
請求項5に記載された発明は、請求項2乃至4のうちいずれか一項に記載された発明において、前記マイクロプロセッサが、m個(mは2以上の自然数)のプロセッサエレメントを備えるSIMD型マイクロプロセッサで構成されていることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、読み出し手段が所定の矩形領域の画像情報を読み出す際に、基準となる所定の画素から主走査方向と副走査方向の2次元領域の複数画素情報を、前記所定の画素の前記記憶手段内の位置情報と前記主走査方向の画素数に基づいて連続して読み出すので、従来メモリなど記憶手段のアクセス効率が悪かったランダムな矩形領域のアクセスにおいて、無駄なアクセスをできるだけ省略して効率の良いアクセスを行うことができ、画像処理速度の向上を図ることが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、主走査画素数設定手段およびアドレス情報設定手段がマイクロプロセッサで構成されているので、マイクロプロセッサ上のプログラムによる処理で、主走査画素数やアドレスを設定することができる。
請求項3に記載の発明によれば、マイクロプロセッサが、内部レジスタに任意の画素の記憶手段内のアドレスを格納しているので、マイクロプロセッサ上のプログラムによる処理でアドレスを算出して読み出し手段に対して用意することができる。
請求項4に記載の発明によれば、保持手段が、マイクロプロセッサ内部のレジスタで構成され、読み出し手段が、レジスタからアドレスを取得して記憶手段から読み出した画像情報をレジスタに格納するので、同じレジスタでアドレスと画像情報の格納手段を兼用することができ、以降のマイクロプロセッサにおける画像処理を効率的に行うことができる。
請求項5に記載の発明によれば、マイクロプロセッサがSIMD型マイクロプロセッサで構成されているので、PEによる並列処理によってアドレス演算の処理ステップ数を大幅に低減することが可能となり、同じコード量でより多くの画像処理を実現可能とすることができる。
以下、本発明の一実施形態を、図1および図6を参照して説明する。図1は、本発明の第一の実施形態にかかる画像処理装置のブロック図である。図2は、図1に示した画像処理装置のPEコアとGPの構成を示したブロック図である。図3は、図1に示した画像処理装置のメモリコントローラの構成を示したブロック図である。図4は、外部メモリ内の画像情報の配置例を示す説明図である。図5は、本実施形態におけるSIMD型マイクロプロセッサと外部メモリとの間のデータの流れを示した説明図である。図6は、画像の回転時の画像情報の読み出し範囲を示した説明図である。
図1に示した画像処理装置1は、SIMD型マイクロプロセッサ2と、外部メモリ3と、を備えている。
SIMD型マイクロプロセッサ2は、図1に示したようにプロセッサ部4と、メモリコントローラ8と、を備えている。
プロセッサ部4は、GP5と、PEコア6と、PEIF7と、を備えている。
主走査画素数設定手段としてのGP(グローバルプロセッサ)5は、図2に示すように、SISD(Single Instruction-stream, Single Data-stream)タイプのプロセッサである。GPには本SIMD型マイクロプロセッサ2のプログラム格納用のProgram-RAMと演算データ格納用のData-RAMが内蔵されている。さらに、プログラムのアドレスを保持するプログラムカウンタ(PC)、演算処理のデータ格納のための汎用レジスタであるG0〜G3レジスタ、レジスタ退避、復帰時に退避先Data-RAMのアドレスを保持しているスタックポインタ(SP)、サブルーチンコール時にコール元のアドレスを保持するリンクレジスタ(LS)、同じくIRQ(割り込み)時とNMI(マスク不可割り込み)時の分岐元アドレスを保持するLI、LNレジスタ、プロセッサの状態を保持しているプロセッサステータスレジスタ(P)が内蔵されている。これらのレジスタと図示していない命令デコーダ、ALU(算術演算回路)、メモリ制御回路、割り込み制御回路、外部I/O制御回路、GP演算制御回路を使用してGP命令の実行が行われる。また、後述するPEコア6を使用する命令であるPE命令実行時はレジスタファイル制御回路51、演算部制御回路52を使用して、PEコア6内のレジスタファイルの制御と演算アレイの制御を行う。
アドレス情報設定手段としてのPEコア6は、複数のPE(プロセッサエレメント)から構成されている。PEは、図2に示すように、R0〜R31の32本の8ビットレジスタから構成されるレジスタファイルと、演算部60と、を備えている。
レジスタファイルは、PE命令で処理されるデータを保持している。PE命令はSIMD(Single Instruction Stream, Multiple Data Stream)タイプの命令であり、複数PEのレジスタファイルに保持されているデータに対して同時に同じ処理を行う。このレジスタファイルからのデータの読み出し/書き込みの制御はGP5のレジスタファイル制御回路51からの制御信号によって行われる。読み出されたデータは演算部60に送られ、演算部60での演算処理後にレジスタファイルに書き込まれる。また、レジスタファイルはプロセッサ部4外からのアクセスが可能であり、GP5の制御とは別に外部から特定のレジスタに対して読み出し/書き込みが行われる。
レジスタファイルは上述したように1つのPE単位に8ビットのレジスタが32本内蔵されており、また、全PE分がアレイ構成になっている。例えばPEが256個での場合256組分のアレイ構成になっている。8ビットのレジスタはPEごとにR0、R1、R2、・・・、R31と呼ぶ。それぞれのレジスタは演算部60に対して1つの読み出しポートと1つの書き込みポートを備えており、8ビットのリード/ライト兼用のバスで演算部60からアクセスされる。さらに32本のレジスタの複数本をプロセッサ部4外からアクセス可能として、外部からクロックとアドレス、リード/ライト制御を入力することで任意のレジスタを読み書きできるようにしている。レジスタの外部からのアクセスは1つの外部ポートで各PEの1つのレジスタがアクセス可能であり外部から入力されたアドレスでPEの番号(例えば0〜255)を指定する。このポートを使用して後述するメモリコントローラ8が外部メモリ3とのアクセスを行う。
演算部60はPE命令の演算処理が行われる。処理の制御はすべてGP5の演算部制御回路52から行われる。演算部60は、マルチプレクサ61、シフタ62、16ビットALU63、Aレジスタ64、Fレジスタ65、フラグレジスタ66から構成される。また、全PE分の演算部60がアレイ構成になっている(演算アレイともいう)。
マルチプレクサ61は、PE方向で左に1、2、3つ離れたデータと右に1、2、3つ離れたデータ、中央のデータを演算対象として選択することが可能となっている。
シフタ62は、レジスタファイルから読み出されたデータのビットシフトとビット拡張を行う。
ALU63は、算術論理演算器であり、シフタ62から入力されたデータおよびAレジスタ64のデータを入力として演算を行いAレジスタ64に出力する。
Aレジスタ64は、ALU63で演算された結果を格納するアキュムレータである。
演算部60は、上述したように基本的にレジスタファイルから読み出されたデータをALU63の片側の入力として、もう片側にはAレジスタ64の内容を入力として結果をAレジスタに格納する。したがって、AレジスタとR0〜R31レジスタとの演算が行われることとなる。さらに、図示していない8ビットの条件レジスタ(T)により、PEごとに演算実行の無効/有効の制御をしており、特定のPEだけを演算対象として選択することができる。
PEIF7は、上述したプロセッサ部4のレジスタファイルへのプロセッサ部4外からのアクセスを制御する。
読み出し手段としてのメモリコントローラ8は、図3に示すようにPEIFコントローラ81と、アドレス生成部82と、コマンド発行部83と、FIFO84と、DRAMコントローラ85と、メイン制御部86と、を備えている。
PEIFコントローラ81は、PEコア6のレジスタファイルへのアドレス、アクセスクロック、リード/ライトコントロール信号の生成部およびデータの入出力バッファ部など備えている。
アドレス生成部82は、後述するメイン制御部86からのコントロールでコマンド発行部83に対してアクセスを行うためのスタートアドレス情報を生成する。
コマンド発行部83は、DRAMコントローラ85へのリードコマンド、ライトコマンドの発行およびアクセスを行うスタートアドレスとして外部メモリ3上の論理アドレスおよび連続してアクセスするアクセス数であるアクセスバースト数を出力する。
FIFO84は、DRAMコントローラ85とPEIFコントローラ81への入出力データを管理するバッファでありFIFO(First In First Out)方式のメモリやレジスタファイルなどで構成される。
DRAMコントローラ85は、外部メモリ3をコントロールする。DRAMコントローラ85は、コマンド発行部83からのリードコマンド、ライトコマンドと、アクセスを行うスタートアドレスとして外部メモリ3上の論理アドレスおよび連続してアクセスするアクセス数であるアクセスバースト数といった情報をコマンド発行部83から取得して外部メモリ3にアクセスする。
メイン制御部86は、メモリコントローラ8を全体的に制御する。メイン制御部86は前述したGP部からの命令により動作する。
記憶手段としての外部メモリ3は、例えばSDR−SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)やDDR−SDRAMなどバーストアクセス可能なメモリで構成され、SIMD型マイクロプロセッサ2で処理する画像情報を記憶するページメモリとして使用される。
図4には外部メモリ3上の画像情報の配置例を示す。画像情報は例えば多値情報として1画素=8ビットの画像情報を扱った場合にそれらを主走査方向にアドレスが連続するバースト方向へ画素の情報(データ)を1バイトずつ配置し、1ラインの画像情報を配置して次に副走査方向の2ライン目のデータを連続して配置していく例を示している。この時、メモリアクセスのアドレス管理を簡易にするためにメモリ上のアライメントの区切りの良い位置から2ライン目のデータを配置しても良い。
図4ではA0,A1,A2,A3がそれぞれ1画素を示し、例えば、2×2の4画素の矩形領域のデータは主走査方向に[A0,A1]、2ライン目の主走査方向に同位置のデータとして[A2,A3]となる。
次に、上述した構成の画像処理装置1における所定の矩形領域の画像情報読み出しについて図5および図6を参照して説明する。
まず、図5のR0,R1,R2,R3はPE内のレジスタファイル内のレジスタを示し、本実施形態では4本のレジスタを使用している。次に、外部メモリ3上のアクセスを行いたい2×2の矩形領域の注目画素1点のアドレスを、この4本のレジスタファイル、すなわち8ビット×4 = 32ビットに用意する。例えば、注目画素は図4において2×2領域の左上点のA0のアドレスを用意する。画像内の任意の画素の記憶手段内におけるアドレスを用意している。すなわち、マイクロプロセッサ内部のレジスタに任意の画素の記憶手段内のアドレスを格納している。
A0点のアドレスは、プロセッサ部4で演算により求めるものとする。SIMD型マイクロプロセッサ2においては一定のアドレス演算式をPE0〜PE255まで同様に当て嵌めるのは最も効率の良い処理となる。例えば、現画像に対してある角度で回転を行う処理を考えた場合、回転後の画像情報は現画像情報には存在しないサブピクセル(画素と画素の間)の位置となり、そのような場合は例えばバイリニア補間法により求めることとなる。このバイリニア補間法では現画像の2×2画素の矩形領域を参照する必要があり、その2×2画素の位置は主走査方向および副走査方向に一定の割合で移動しているので、PEが256個の場合であればPE0〜PE255にアドレスの元となるデータを配置して、それを求める2×2画素の注目画素のアドレスに演算によって加工することでそれぞれ用意する。図6はその回転した場合の注目画素を示している。演算後、PE0には丸数字1のアドレス、PE1には丸数字2のアドレス、PE3には丸数字3のアドレス、PE4には丸数字4のアドレス・・・と順次格納されることになる。
次に、このようにして用意されたアドレスをメモリコントローラ8のPEIFコントローラ81が順に読み取って2×2画素の1ライン目の2画素の先頭アドレスとしてアドレス生成部82に伝達する。アドレス生成部82はコマンド発行部83に1ライン目の2画素を含むリードコマンド発行と予めGP5からメモリコントローラ8に設定された1ラインの主走査画素数を加算することによって、2ライン目の先頭アドレスを算出して、2ライン目の2画素を含むリードコマンドの発行も続けて行うようにコマンド発行部83に伝達する。このようにして、ひとつの注目画素点のアドレスから2×2画素のアクセスを一度に行うことが可能となる。これを繰り返すことで丸数字2以降の2×2画素の領域のアクセスも行うことができる。すなわち、読み出し手段(アドレスコントローラ)が、任意の画素を基準とした画像内の矩形領域の複数画素のアドレスを、任意の画素の記憶手段内におけるアドレスと主走査方向の画素数に基づいて生成し連続して読み出すように回路構成が設定されている。
なお、この2×2画素を1単位とするそれぞれのアクセス(図6では丸数字1、丸数字2、丸数字3・・・のアクセス)は主走査方向、副走査方向に連続している必要はなく、ランダムな2×2画素の矩形領域を連続してアクセスすることができる。
次に、このリードアクセスにより読み出された2×2の画像データ、すなわちこの場合は32ビットの画像情報は、そのままFIFO84、PEIFコントローラ81、PEIF7を介してプロセッサ部4内のレジスタファイルに書き戻すため、その後の画像処理を効率良く行うことが可能となっている。図5においては、元々アドレスが置かれていたレジスタのアドレスに置き換えるように画像情報を上書きするようにする。このようにすることによってその後の画像処理をSIMD処理により効率的に行うことが可能となる。すなわち、レジスタR0〜R31を保持手段およびアドレス情報設定手段として使用し、読み出し手段が、レジスタからアドレスを取得して記憶手段から読み出した画像情報をレジスタに格納するように回路構成が設定されている。
本実施形態によれば、SIMD型マイクロプロセッサ2が外部メモリ3に記憶された2×2の矩形領域の画像情報を読み出す際に、矩形領域の左上に位置する画素を基準として、基準となる画素の外部メモリ3のアドレスをプロセッサ部4により演算して求め、2ライン目の先頭はメモリコントローラ8において主走査方向の画素数を基準となる画素のアドレスに加算して求めて、各ラインはバーストアクセスして読み出すので、従来メモリなど記憶手段のアクセス効率が悪かったランダムな矩形領域のアクセスにおいて、無駄なバーストアクセスを多く挟むことなく効率の良いアクセスを行うことができ、画像処理速度の向上を図ることが可能となる。
また、アドレスが置かれていたレジスタに対して外部メモリ3から読み出した画像情報を置き換えるように上書きしているので、その後の画像処理をSIMD処理により効率的に行うことが可能となる。
なお、上述した各実施形態では、画像の回転時の処理を例に説明したが、それに限らず、画像内の所定の矩形領域を取得する必要がある処理であれば、本発明を適用することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 画像処理装置
2 SIMD型マイクロプロセッサ
3 外部メモリ(記憶手段)
5 GP(主走査画素数設定手段)
6 PEコア(アドレス情報設定手段)
8 メモリコントローラ(読み出し手段)
R0〜R31 レジスタ(保持手段、アドレス情報設定手段)
2 SIMD型マイクロプロセッサ
3 外部メモリ(記憶手段)
5 GP(主走査画素数設定手段)
6 PEコア(アドレス情報設定手段)
8 メモリコントローラ(読み出し手段)
R0〜R31 レジスタ(保持手段、アドレス情報設定手段)
Claims (5)
- 主走査方向と副走査方向の2次元方向に画素が配置された画像の情報を前記画素の配置順に記憶した記憶手段と、前記記憶手段から画像情報の読み出しを行う読み出し手段と、前記読み出し手段が前記記憶手段から読み出した画像情報を一時的に保持する保持手段と、を有する画像処理装置において、
前記読み出し手段に主走査方向の画素数を予め与える主走査画素数設定手段と、前記読み出し手段に前記画像内の任意の画素の前記記憶手段内におけるアドレスを与えるアドレス情報設定手段と、が設けられ、
前記読み出し手段には、前記任意の画素を基準とした前記画像内の矩形領域の複数画素のアドレスが、前記任意の画素の前記記憶手段内におけるアドレスと前記主走査方向の画素数に基づいて生成されて連続して読み出されるように設定されていることを特徴とする画像処理装置。 - 前記主走査画素数設定手段および前記アドレス情報設定手段が、マイクロプロセッサで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記マイクロプロセッサには、前記マイクロプロセッサ内部のレジスタに前記任意の画素の前記記憶手段内のアドレスが格納されていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
- 前記保持手段が、前記マイクロプロセッサ内部のレジスタで構成され、そして、
前記読み出し手段が、前記レジスタから前記任意の画素の前記記憶手段内のアドレスを取得して前記記憶手段から読み出した画像情報を前記レジスタに格納するように設定されていることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。 - 前記マイクロプロセッサが、m個(mは2以上の自然数)のプロセッサエレメントを備えるSIMD型マイクロプロセッサで構成されていることを特徴とする請求項2乃至4のうちいずれか一項に記載の画像処理装置。
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