JP2009223005A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

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Akira Matsubara
亮 松原
Koji Fusayasu
浩嗣 房安
Shoichi Mimura
詳一 三村
Hiroshi Kunimoto
浩 国本
Hiroshi Ichikawa
啓 市川
Masafumi Kumoi
將文 雲井
Masato Tobinaga
真人 飛永
Toshiyuki Nakaie
俊幸 中家
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Abstract

【課題】プラズマディスプレイパネルと背面シャーシ導体間に流れる高周波電流により発生する磁界をさらに低減することのできるプラズマディスプレイ装置を提供すること。
【解決手段】複数の互いに平行な電極を持つプラズマディスプレイパネルと、前記電極に電圧を印加する回路基板と、前記プラズマディスプレイパネルを保持し、かつ、前記回路基板のグラウンドが接続されるシャーシ導体と、前記プラズマディスプレイパネルと前記シャーシ導体の間に設けられ、前記回路基板、前記電極および前記シャーシ導体を流れる電流ループが形成する面に直交する方向に前記プラズマディスプレイパネルおよび前記シャーシ導体からはみ出たはみ出し部分を有する磁性体層と、前記はみ出し部分に巻きつけるように形成されるリング状導体と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示デバイスとしてプラズマディスプレイパネルを用いたプラズマディスプレイ装置に関するものである。
プラズマディスプレイ(Plasma display)装置やCRTディスプレイ(Cathode−Ray Tube display)装置などの自発光型ディスプレイ装置は、視野角の依存性が無く自然な映像が得られることから広く使用されている。特にプラズマディスプレイ装置は、薄型であり、かつ大画面を構成するのに最適であることから、急速に普及が進んでいる。
プラズマディスプレイ装置は、主としてプラズマディスプレイパネルを有するプラズマディスプレイモジュール部とそのモジュール部を囲むシールド筐体によって構成されている。
このプラズマディスプレイパネルは、ガス放電により発生した紫外線によって各放電セルに設けられた蛍光体を励起して可視光を発生させて表示光とするディスプレイであり、複数の電極(走査・維持電極対およびアドレス電極)が格子状に配列され、各電極の交差部となる放電セルを選択的に発光させることにより画像を形成する。この原理により、電極には駆動のための大きな電流が流れるため、プラズマディスプレイモジュールからはこの電流によって電磁界が発生する。
発生する電磁界をシールドするためのシールド筐体は、例えば、導電性のフィルタの貼り付けられた前面ガラスと、背面側の導電性バックカバーとを、導電性の部材で接続して、プラズマディスプレイモジュールを囲む構成をとり、発生する電磁界を電磁気的に遮蔽している。
しかし、近年の高画質化に伴う駆動電力の増加等により、従来のシールド筐体の構成では確実に電磁界を低減することが困難になってきており、特に数十MHz以下の低周波領域においては、従来のシールド筐体ではこれらの電磁界を十分に低減することはできず、ノイズとして外部に放射してしまうという課題があった。
このような課題に対し、プラズマディスプレイ装置の一端側に設けられた駆動用基板と他端に設けられた駆動用基板の間を接続している接地戻り導体板に、隣接導体筒を設け、この隣接導体筒に発生する渦電流により接地戻り導体板のインダクタンス分を打ち消すようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、プラズマディスプレイ装置の前面ガラスの周縁部を押え金具と共に挟持することにより保持する前面キャビネット部分において、電磁シールドを2重にすることによりシールド性能を高めたプラズマディスプレイ装置も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、駆動源と負荷回路との間の閉じた電流経路が少なくとも2つのループ形状経路を形成するようにし、各ループ形状回路で生じる磁界を互いに打ち消しあうプラズマディスプレイ装置も提案されている(例えば、特許文献3参照)。
また、プラズマディスプレイパネルを保持するシャーシ導体をバックカバーに接続して駆動回路基板を囲んでシールドする構成としたプラズマディスプレイ装置も提案されている(例えば、特許文献4参照)。
特開2001−83909号公報 特開2002−372917号公報 特開2005−221797号公報 特開平10−282896号公報
しかしながら、特許文献1に記載のプラズマディスプレイ装置においては、パネルと接地戻り導体板の内側に低減効果が期待できる大きさの隣接導体筒を挿入すると流れる電流のループ面積全体が拡大して低減しようとする電磁界そのものも増加して低減効果が薄れるという課題がある。
また、特許文献2のプラズマディスプレイ装置においては、前面キャビネットは装置全体の側面部分のみに位置し、2重シールドの効果がこの部分に限られ、シールド効果の改善はあるものの駆動電流に起因する電磁界の低減効果という観点では十分ではないという課題がある。
また、特許文献3のプラズマディスプレイ装置においては、駆動電流の経路自体が延長されるため、駆動信号波形等の調整が必要になるとともに、2つのループ形状で生じる電磁界を完全に打ち消すように構成するのが難しく、十分な低減効果が得ることが困難であるという課題がある。
また、特許文献4のプラズマディスプレイ装置においては、駆動回路基板自体はシールド効果が増すものの、プラズマディスプレイパネルとシャーシ導体間に流れる電流により発生する電磁界は十分に低減することはできないという課題がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、プラズマディスプレイパネルを流れる駆動電流に起因する電磁妨害波を低減することができるプラズマディスプレイ装置を提供することを目的とする。
上記目的は以下のプラズマディスプレイ装置により達成できる。当該課題を達成するためのプラズマディスプレイ装置は、複数の互いに平行な電極を持つプラズマディスプレイパネルと、前記電極に電圧を印加する回路基板と、前記プラズマディスプレイパネルを保持し、かつ、前記回路基板のグラウンドが接続されるシャーシ導体と、前記プラズマディスプレイパネルと前記シャーシ導体の間に設けられ、前記回路基板、前記電極および前記シャーシ導体を流れる電流ループが形成する面に直交する方向に前記プラズマディスプレイパネルおよび前記シャーシ導体からはみ出たはみ出し部分を有する磁性体層と、前記はみ出し部分に巻きつけるように形成されるリング状導体と、を備えたプラズマディスプレイ装置である。
本発明によるプラズマディスプレイ装置によれば、リング状導体によるキャンセル磁界効果により、プラズマディスプレイパネルと背面シャーシ導体間に流れる高周波電流により発生する磁界を低減することのできるプラズマディスプレイ装置を提供することができる。
以下、プラズマディスプレイ装置の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同様の動作を行う構成要素に同じ符号を付し、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るプラズマディスプレイ装置1の構成を示した概略断面図、図2(a)は、本発明の実施の形態1における磁性体層とリング状導体の構造を説明するための斜視図、図2(b)は磁性体層とそのはみ出し部分を説明する斜視図である。いずれも実施の形態としての不要電磁波輻射に深く関連する構造物のみを示している。
プラズマディスプレイ装置1は、プラズマディスプレイパネル2、シャーシ導体3、金属材料からなるバックカバー6、プラズマディスプレイパネルを駆動する維持放電用の駆動回路基板7、プラズマディスプレイ装置1の前面側を保護し、各種フィルタが貼付けられる前面ガラス8、電磁ノイズを抑制する導電性フィルタ10、前面ガラス8を押さえて保持するとともに、導電性フィルタ10とバックカバー6を導通させるガラス押さえ金具9、樹脂材料からなるフレーム枠11、そして磁性体層4およびリング状導体5を具備する。駆動回路基板7とプラズマディスプレイパネル2に設けられたx方向に平行な電極(図示せず)がフレキケーブル12で接続されている。
磁性体層4はプラズマディスプレイパネル2とシャーシ導体3の間に設けられており、図2(b)に示すようにプラズマディスプレイパネル2よりも上方向に広い面積を有しており、プラズマディスプレイパネル2からはみ出る、はみ出し部分4aを有している。材料としては磁性体であればよく、フェライトや鉄などが用いられる。
リング状導体5は、はみ出し部分4aに巻きつけるように形成されている。このようにプラズマディスプレイパネル2よりもはみ出した部分に設けることで、画像を遮ることなく形成することができる。材料としては例えば銅やアルミなどの導電材料が用いられる。
プラズマディスプレイパネル2は接着層(図示せず)を介して、磁性体層4およびシャーシ導体3に接着されて保持される。
ここで、プラズマディスプレイパネル2の構造について、図3を参照して説明する。図3はプラズマディスプレイパネル2の一部2aを拡大し、その階層構造を図示した斜視図である。
プラズマディスプレイパネル2は、前面ガラス基板201と、背面ガラス基板202とを有する。前面ガラス基板201は、第1の方向と平行な走査電極203aと維持電極203bとからなる表示電極対203が多数形成されている。
背面ガラス基板202は、第1の方向と直交して交差する第2の方向と平行なアドレス電極204が多数形成されている。
表示電極対203は誘電体層205で覆われている。誘電体層205は、MgO等で形成された保護膜206で覆われている。
また、背面ガラス基板202には、誘電体層207を介して直交する隔壁208が設けられ、赤・青・緑の蛍光体209が塗布されている。前面ガラス基板201と背面ガラス基板202とが貼り合わされる形で、その間に隔壁208で区画された放電セル210を形成する。
前面ガラス基板201および背面ガラス基板202の最も広い面は長方形である。第1の方向は長方形の長辺方向であり、一般に水平方向(図2ではx方向)になるようにして設置される。第2の方向は長方形の短辺方向であり、一般に鉛直方向(図2ではz方向)になるようにして設置される。
前面ガラス基板201および背面ガラス基板202はそれぞれおよそ1.5mm〜3mmの厚さである。以下、前面ガラス基板201が配置される側を前面とも言う。また、背面ガラス基板202が配置される側を背面ともいう。
前面から見て表示電極対203とアドレス電極204とが交わる位置であって、表示電極対203とアドレス電極204とに挟まれた部分が放電セル210である。放電セル210には赤・青・緑のいずれかの蛍光体209が塗布されている。放電セル210にはヘリウム(He)、ネオン(Ne)、キセノン(Xe)等の希ガスを含む放電ガス(図示せず)が封入されている。そして表示電極対203およびアドレス電極204に電圧を印加して放電セル210に放電を起こし、紫外線(図示せず)を発生させる。そして、発生した紫外線で蛍光体209を励起して発光させ画像を表示する。
具体的には、まず、走査電極203aの全ラインに電圧を印加して全部の放電セル210で放電を起こす初期化放電を行う。次に、走査電極203aに順次電圧を印加するとともに、電圧が印加された走査電極203a上で発光させたい放電セル210と交わるアドレス電極204にも電圧を印加する。これをアドレス放電といい、電圧が印加された走査電極203aとアドレス電極204とが交わる位置の放電セル210が発光し、該放電セルが発光セルとして選択される。その後、走査電極203aと維持電極203bとの間に交流電圧を印加する維持放電を行う。維持放電により、先程選択された発光セルのみが発光し、プラズマディスプレイパネルは画像を表示する。
次にシャーシ導体3について説明する。シャーシ導体3は、プラズマディスプレイパネル2や駆動回路基板7が発生した熱を吸収し、空気中や他の部材に熱を逃がす放熱部材として機能する。また、シャーシ導体3は、プラズマディスプレイパネル2や駆動回路基板7を支持しこれらの強度を保つ強度部材としても機能する。さらに、シャーシ導体3は、プラズマディスプレイパネル2や駆動回路基板7等の電気的なグラウンドとしても機能する。
シャーシ導体3はアルミからなる。ただし、これに限られるものではなく、例えば鉄などを用いてもよい。要するに、上記の機能を得られる導電材料であればよい。鉄を用いた場合にはアルミに比べて低コストで実現することができる。
次にプラズマディスプレイ装置1のシールド筐体構造について説明する。バックカバー6は、金属板をプレス成形することにより形成される。また、プラズマディスプレイパネル2の背面を覆うようにガラス押さえ金具9に固定され、駆動回路基板7を覆うように構成される。バックカバー6は通風孔(図示せず)を有しており、バックカバー6の外部と内部とを空気の入れ替えが可能となっている。
また、バックカバー6は導電性を有し、ガラス押さえ金具9と導電性フィルタ10によって全体を囲むことでシールド筐体を構成し、プラズマディスプレイパネル2、駆動回路基板7等から放射される電磁波を遮蔽する。
ここで、本実施の形態に係るプラズマディスプレイ装置1において、駆動電流による電磁妨害波の不要輻射が低減される原理および動作について、図4を参照しながら説明する。図4はパネル駆動電流による電磁妨害波の不要輻射が低減される原理を示す図である。
一般にループ状の電流30が流れるとき、フレミングの右手の法則によりこのループを形成する平面に対して垂直方向に強い磁界31が発生する。このループ電流30を包含するような位置にリング状の導体32が置かれた場合、電磁誘導効果によりこの導体に逆起電力が生じ、もとのループ電流30とは逆方向の電流33が誘導される。このリング状の導体32をショートリングと呼ぶ。この誘導された電流33による発生磁界34はもとのループ電流による発生磁界31と逆方向に発生するため、もとの発生磁界31をキャンセルする効果を持つ。
これを踏まえ、本実施の形態に係るプラズマディスプレイ装置1の動作について上記の原理に基づいて説明する。
駆動回路基板7によってプラズマディスプレイパネル2には駆動電圧が印加される。上述した維持放電の期間においては、数百V、数百kHzの駆動電圧を走査電極203aおよび維持電極203bに交互に印加し、両電極間の放電セル210内で放電を発生させる。これにより、維持放電の期間中にプラズマディスプレイパネル2においてインパルス的に大電流が流れる。
例えば走査電極203aに駆動電圧を印加すると、走査電極203aを駆動する駆動回路基板7の駆動部、走査電極203a、放電セル内の空間、維持電極203b、維持電極203bに対応する駆動回路基板7のグラウンド、シャーシ導体3および走査電極203aを駆動する駆動回路基板7のグラウンド、によって形成されるループ経路上に大電流が流れる。こうしてループ状に流れる大電流は、大きな磁界を発生させる。
大きな磁界を発生させる磁束は、プラズマディスプレイパネル2とシャーシ導体3の間を、上記ループを交差するように鉛直方向(図1ではz方向)に生じる。生じた磁束は、磁性体層4を磁路として通り、リング状導体5と交差する。
このようにすることで、リング状導体5が、図4で示すところのショートリングの役割を果たし、結果として、プラズマディスプレイ装置1から外部に放射される磁界を低減することができる。
磁性体層4は、発生する磁束の磁路としての役割を果たし、何も無い場合に比べて効率的にリング状導体5に磁束を鎖交させることができ、磁界の低減効果を増す働きをする。
なお、本実施の形態においては、維持放電による水平方向の電流ループに対応してリング状導体5に磁束が鎖交するように構成したが、アドレス放電による鉛直方向の電流ループに対してはみ出し部分4aおよびリング状導体5を左側または右側に設けてこれらの磁束が鎖交するように設けることもできる。要するにいずれかの電流ループに対してリング状導体5を設けることで、放射する磁界を低減することができる。維持放電の時間がアドレス放電の時間より長いため、電流量は維持放電の時間の方が大きい。本実施の形態のように維持放電による水平方向の電流ループに対してリング状導体5を構成すればより大きな磁界の低減効果が得られる。
また、リング状導体5はより低い抵抗値であることが望ましく、できるだけ厚いほうがよい。ただし、厚すぎるとプラズマディスプレイ装置1の厚みを厚くする必要があるため、薄型化に不利である。よって、プラズマディスプレイパネル2やシャーシ導体3以下の厚みであることが好ましい。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について、図5を参照しながら説明する。実施の形態2は実施の形態1と比べて、リング状導体5の構成数が異なる。
図5(a)は、本発明の実施の形態2における磁性体層とリング状導体の構造を説明するための斜視図、図5(b)は磁性体層とそのはみ出し部分を説明する斜視図である。いずれも実施の形態としての不要電磁波輻射に深く関連する構造物のみを示している。
本実施の形態においては、図5(b)に示すように、プラズマディスプレイパネル2よりも上方向および下方向に広い面積を有しており、プラズマディスプレイパネル2からはみ出る、はみ出し部分4aを上下に有している。
リング状導体5は、上下に設けられた2つのはみ出し部分4aに巻きつけるように形成されている。
このようにすれば、維持放電期間に発生する磁束を2つのリング状導体5に鎖交させることができ、2つのショートリングの効果が得られ、磁界の低減効果を更に増すことができる。また、上下どちらもプラズマディスプレイパネル2からはみ出た部分に形成されるため、画像を遮ることは無い。
なお、本実施の形態においても、維持放電による水平方向の電流ループに対応してリング状導体5に磁束が鎖交するように構成したが、アドレス放電による鉛直方向の電流ループに対してはみ出し部分4aおよびリング状導体5を左右に設けてこれらの磁束が鎖交するように設けることもできる。要するにいずれかの電流ループに対してリング状導体5を設けることで、放射する磁界を低減することができる。維持放電の時間がアドレス放電の時間より長いため、電流量は維持放電の時間の方が大きい。本実施の形態のように維持放電による水平方向の電流ループに対してリング状導体5を構成すればより大きな磁界の低減効果が得られる。
上述の実施の形態は本発明の一例である。本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
本発明にかかるプラズマディスプレイ装置は、不要輻射を低減したプラズマディスプレイ装置等として有用である。
本発明に係るプラズマディスプレイ装置の断面図 (a)本発明の実施の形態1に係る磁性体層とリング状導体の構造を説明するための斜視図、(b)本発明の実施の形態1に係る磁性体層とそのはみ出し部分を説明する斜視図 プラズマディスプレイパネルの階層構成を示した斜視図 パネル駆動電流による電磁妨害波の不要輻射が低減される原理を示す説明図 (a)本発明の実施の形態2に係る磁性体層とリング状導体の構造を説明するための斜視図、(b)本発明の実施の形態2に係る磁性体層とそのはみ出し部分を説明する斜視図
符号の説明
1 プラズマディスプレイ装置
2 プラズマディスプレイパネル
3 シャーシ導体
4 磁性体層
4a はみ出し部分
5 リング状導体
6 バックカバー
7 駆動回路基板
8 前面ガラス
9 ガラス押さえ金具
10 導電性フィルタ
11 フレーム枠
12 フレキケーブル
30 ループ電流
31 ループ電流による発生磁界
32 リング状導体
33 誘起電流
34 誘起電流による発生磁界
201 前面ガラス基板
202 背面ガラス基板
203a 走査電極
203b 維持電極
204 アドレス電極
205 誘電体層
206 保護膜
207 誘電体層
208 隔壁
209 蛍光体
210 放電セル

Claims (3)

  1. 複数の互いに平行な電極を持つプラズマディスプレイパネルと、
    前記電極に電圧を印加する回路基板と、
    前記プラズマディスプレイパネルを保持し、かつ、前記回路基板のグラウンドが接続されるシャーシ導体と、
    前記プラズマディスプレイパネルと前記シャーシ導体の間に設けられ、前記回路基板、前記電極および前記シャーシ導体を流れる電流ループが形成する面に直交する方向に前記プラズマディスプレイパネルおよび前記シャーシ導体からはみ出たはみ出し部分を有する磁性体層と、
    前記はみ出し部分に巻きつけるように形成されるリング状導体と、
    を備えたプラズマディスプレイ装置。
  2. 前記電極は、走査および放電維持のための電極である、請求項1記載のプラズマディスプレイ装置。
  3. 前記はみ出し部分および前記リング状導体を複数備える、請求項1記載のプラズマディスプレイ装置。
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