JP2009223006A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

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Toshiyuki Nakaie
俊幸 中家
Koji Fusayasu
浩嗣 房安
Shoichi Mimura
詳一 三村
Hiroshi Kunimoto
浩 国本
Hiroshi Ichikawa
啓 市川
Masafumi Kumoi
將文 雲井
Masato Tobinaga
真人 飛永
Akira Matsubara
亮 松原
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【課題】プラズマディスプレイパネルと背面シャーシ導体間に流れる高周波電流により発生する磁界をさらに低減することのできるプラズマディスプレイ装置を提供すること。
【解決手段】複数の互いに平行な電極を持つプラズマディスプレイパネルと、前記電極に電圧を印加する回路基板と、前記プラズマディスプレイパネルを保持し、かつ、前記回路基板のグラウンドが接続されるシャーシ導体と、前記回路基板、前記電極および前記シャーシ導体を流れる電流ループと鎖交する閉磁路と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示デバイスとしてプラズマディスプレイパネルを用いたプラズマディスプレイ装置に関するものである。
プラズマディスプレイ(Plasma display)装置やCRTディスプレイ(Cathode−Ray Tube display)装置などの自発光型ディスプレイ装置は、視野角の依存性が無く自然な映像が得られることから広く使用されている。特にプラズマディスプレイ装置は、薄型であり、かつ大画面を構成するのに最適であることから、急速に普及が進んでいる。
プラズマディスプレイ装置は、主としてプラズマディスプレイパネルを有するプラズマディスプレイモジュール部とそのモジュール部を囲むシールド筐体によって構成されている。
このプラズマディスプレイパネルは、ガス放電により発生した紫外線によって各放電セルに設けられた蛍光体を励起して可視光を発生させて表示光とするディスプレイであり、複数の電極(走査・維持電極対およびアドレス電極)が格子状に配列され、各電極の交差部となる放電セルを選択的に発光させることにより画像を形成する。この原理により、電極には駆動のための大きな電流が流れるため、プラズマディスプレイモジュールからはこの電流によって電磁界が発生する。
発生する電磁界をシールドするためのシールド筐体は、例えば、導電性のフィルタの貼り付けられた前面ガラスと、背面側の導電性バックカバーとを、導電性の部材で接続して、プラズマディスプレイモジュールを囲む構成をとり、発生する電磁界を電磁気的に遮蔽している。
しかし、近年の高画質化に伴う駆動電力の増加等により、従来のシールド筐体の構成では確実に電磁界を低減することが困難になってきており、特に数十MHz以下の低周波領域においては、従来のシールド筐体ではこれらの電磁界を十分に低減することはできず、ノイズとして外部に放射してしまうという課題があった。
このような課題に対し、プラズマディスプレイ装置の一端側に設けられた駆動用基板と他端に設けられた駆動用基板の間を接続している接地戻り導体板に、隣接導体筒を設け、この隣接導体筒に発生する渦電流により接地戻り導体板のインダクタンス分を打ち消すようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、プラズマディスプレイ装置の前面ガラスの周縁部を押え金具と共に挟持することにより保持する前面キャビネット部分において、電磁シールドを2重にすることによりシールド性能を高めたプラズマディスプレイ装置も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、駆動源と負荷回路との間の閉じた電流経路が少なくとも2つのループ形状経路を形成するようにし、各ループ形状回路で生じる磁界を互いに打ち消しあうプラズマディスプレイ装置も提案されている(例えば、特許文献3参照)。
また、プラズマディスプレイパネルを保持するシャーシ導体をバックカバーに接続して駆動回路基板を囲んでシールドする構成としたプラズマディスプレイ装置も提案されている(例えば、特許文献4参照)。
特開2001−83909号公報 特開2002−372917号公報 特開2005−221797号公報 特開平10−282896号公報
しかしながら、特許文献1に記載のプラズマディスプレイ装置においては、パネルと接地戻り導体板の内側に低減効果が期待できる大きさの隣接導体筒を挿入すると流れる電流のループ面積全体が拡大して低減しようとする電磁界そのものも増加して低減効果が薄れるという課題がある。
また、特許文献2のプラズマディスプレイ装置においては、前面キャビネットは装置全体の側面部分のみに位置し、2重シールドの効果がこの部分に限られ、シールド効果の改善はあるものの駆動電流に起因する電磁界の低減効果という観点では十分ではないという課題がある。
また、特許文献3のプラズマディスプレイ装置においては、駆動電流の経路自体が延長されるため、駆動信号波形等の調整が必要になるとともに、2つのループ形状で生じる電磁界を完全に打ち消すように構成するのが難しく、十分な低減効果が得ることが困難であるという課題がある。
また、特許文献4のプラズマディスプレイ装置においては、駆動回路基板自体はシールド効果が増すものの、プラズマディスプレイパネルとシャーシ導体間に流れる電流により発生する電磁界は十分に低減することはできないという課題がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、プラズマディスプレイパネルを流れる駆動電流に起因する電磁妨害波を低減することができるプラズマディスプレイ装置を提供することを目的とする。
上記目的は以下のプラズマディスプレイ装置により達成できる。当該課題を達成するためのプラズマディスプレイ装置は、複数の互いに平行な電極を持つプラズマディスプレイパネルと、前記電極に電圧を印加する回路基板と、前記プラズマディスプレイパネルを保持し、かつ、前記回路基板のグラウンドが接続されるシャーシ導体と、前記回路基板、前記電極および前記シャーシ導体を流れる電流ループと鎖交する閉磁路と、を備えたプラズマディスプレイ装置である。
本発明によるプラズマディスプレイ装置によれば、閉磁路内での磁界の閉じ込め効果により、プラズマディスプレイパネルと背面シャーシ導体間に流れる高周波電流により発生する磁界を低減することのできるプラズマディスプレイ装置を提供することができる。
以下、プラズマディスプレイ装置の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同様の動作を行う構成要素に同じ符号を付し、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
図1(a)は、実施の形態1に係るプラズマディスプレイ装置1の正面図であり、図1(b)は、図1(a)の線分A−Aにおける断面を示した断面図である。
プラズマディスプレイ装置1は、プラズマディスプレイパネル2、シャーシ導体3、金属材料からなるバックカバー4、プラズマディスプレイパネルを駆動する駆動回路基板5、プラズマディスプレイ装置1の前面側を保護し、各種フィルタが貼付けられる前面ガラス6、電磁ノイズを抑制する導電性フィルタ7、前面ガラス6を押さえて保持するとともに、導電性フィルタ7とバックカバー4を導通させるガラス押さえ金具8、樹脂材料からなるフレーム枠9、そして閉磁路10を具備する。
閉磁路10はプラズマディスプレイパネル2とシャーシ導体3の間に設けられた磁性シートからなる前側部10aと、前側部10aの上下端をつなぐように鉄からなる後側部10bとからなる。
プラズマディスプレイパネル2は接着層(図示せず)を介して、閉磁路10の前側部10aおよびシャーシ導体3に接着されて保持される。
ここで、プラズマディスプレイパネル2の構造について、図2を参照して説明する。図2はプラズマディスプレイパネル2の一部2aを拡大し、その階層構造を図示した斜視図である。
プラズマディスプレイパネル2は、前面ガラス基板201と、背面ガラス基板202とを有する。前面ガラス基板201は、第1の方向と平行な走査電極203aと維持電極203bとからなる表示電極対203が多数形成されている。
背面ガラス基板202は、第1の方向と直交して交差する第2の方向と平行なアドレス電極204が多数形成されている。
表示電極対203は誘電体層205で覆われている。誘電体層205は、MgO等で形成された保護膜206で覆われている。
また、背面ガラス基板202には、誘電体層207を介して直交する隔壁208が設けられ、赤・青・緑の蛍光体209が塗布されている。前面ガラス基板201と背面ガラス基板202とが貼り合わされる形で、その間に隔壁208で区画された放電セル210を形成する。
前面ガラス基板201および背面ガラス基板202の最も広い面は長方形である。第1の方向は長方形の長辺方向であり、一般に水平方向(図2ではx方向)になるようにして設置される。第2の方向は長方形の短辺方向であり、一般に鉛直方向(図2ではz方向)になるようにして設置される。
前面ガラス基板201および背面ガラス基板202はそれぞれおよそ1.5mm〜3mmの厚さである。以下、前面ガラス基板201が配置される側を前面とも言う。また、背面ガラス基板202が配置される側を背面ともいう。
前面から見て表示電極対203とアドレス電極204とが交わる位置であって、表示電極対203とアドレス電極204とに挟まれた部分が放電セル210である。放電セル210には赤・青・緑のいずれかの蛍光体209が塗布されている。放電セル210にはヘリウム(He)、ネオン(Ne)、キセノン(Xe)等の希ガスを含む放電ガス(図示せず)が封入されている。そして表示電極対203およびアドレス電極204に電圧を印加して放電セル210に放電を起こし、紫外線(図示せず)を発生させる。そして、発生した紫外線で蛍光体209を励起して発光させ画像を表示する。
具体的には、まず、走査電極203aの全ラインに電圧を印加して全部の放電セル210で放電を起こす初期化放電を行う。次に、走査電極203aに順次電圧を印加するとともに、電圧が印加された走査電極203a上で発光させたい放電セル210と交わるアドレス電極204にも電圧を印加する。これをアドレス放電といい、電圧が印加された走査電極203aとアドレス電極204とが交わる位置の放電セル210が発光し、該放電セルが発光セルとして選択される。その後、走査電極203aと維持電極203bとの間に交流電圧を印加する維持放電を行う。維持放電により、先程選択された発光セルのみが発光し、プラズマディスプレイパネルは画像を表示する。
次にシャーシ導体3について説明する。シャーシ導体3は、プラズマディスプレイパネル2や駆動回路基板5が発生した熱を吸収し、空気中や他の部材に熱を逃がす放熱部材として機能する。また、シャーシ導体3は、プラズマディスプレイパネル2や駆動回路基板5を支持しこれらの強度を保つ強度部材としても機能する。さらに、シャーシ導体3は、プラズマディスプレイパネル2や駆動回路基板5等の電気的なグラウンドとしても機能する。
シャーシ導体3はアルミからなる。ただし、これに限られるものではなく、例えば鉄などを用いてもよい。要するに、上記の機能を得られる導電材料であればよい。鉄を用いた場合にはアルミに比べて低コストで実現することができる。
次にプラズマディスプレイ装置1のシールド筐体構造について説明する。バックカバー4は、金属板をプレス成形することにより形成される。バックカバー4は、プラズマディスプレイパネル2の背面を覆うようにガラス押さえ金具8に固定され、駆動回路基板5を覆うように構成される。バックカバー4は、通風孔(図示せず)を有しており、バックカバー4の外部と内部とを空気の入れ替えが可能となっている。
また、バックカバー4は導電性を有し、ガラス押さえ金具8と導電性フィルタ7によって全体を囲むことでシールド筐体を構成し、プラズマディスプレイパネル2、駆動回路基板5等から放射される電磁波を遮蔽する。
ここで、閉磁路10による磁界の低減作用について説明する。
駆動回路基板5によってプラズマディスプレイパネル2には駆動電圧が印加される。上述した維持放電の期間においては、数百V、数百kHzの駆動電圧を走査電極203aおよび維持電極203bに交互に印加し、両電極間の放電セル210内で放電を発生させる。これにより、維持放電の期間中にプラズマディスプレイパネル2においてインパルス的に大電流が流れる。
例えば走査電極203aに駆動電圧を印加すると、走査電極203aを駆動する駆動回路基板5の駆動部、走査電極203a、放電セル内の空間、維持電極203b、維持電極203bに対応する駆動回路基板5のグラウンド、シャーシ導体3および走査電極203aを駆動する駆動回路基板5のグラウンド、によって形成されるループ経路上に大電流が流れる。こうしてループ状に流れる大電流は、大きな磁界を発生させる。
大きな磁界を発生させる磁束は、図1(b)に矢印で示したように、プラズマディスプレイパネル2とシャーシ導体3の間を、上記ループを交差するように鉛直方向(図1ではz方向)に生じる。生じた磁束は、閉磁路10の磁性シートからなる前側部10a内を通り、鉄からなる後側部10bを通って前側部10aに戻る。
このようにすることで、閉磁路10が、上記ループに交差しているため、発生する磁束の通り道として閉じた磁路を構成するので、閉磁路10の内部に磁束が閉じ込められ、外部への磁束の漏れを少なくすることができる。結果として、プラズマディスプレイ装置1から外部に放射される磁界を低減することができる。
なお、閉磁路10の前側部10aを磁性シートとしたが、磁性を有していればどのような材料でも構わない。例えばフェライト等を用いることができる。また、例えば鉄板などを用いてもよい。フェライトのシートを用いれば、透磁率が大きいため磁束の閉じ込め効果が高く、さらには薄く構成することができる。
また、閉磁路10の後側部10bを鉄としたが、これに限られるものではなく、フェライト等を用いることもできる。要するに磁性を有していればどのような材料でも構わない。鉄を用いることで、プラズマディスプレイ装置1の強度を上げることができ、また、導電性を有するので駆動回路基板5やその他の回路基板等から放射される電界ノイズのシールド効果を高めることができる。
また、本実施の形態においては、維持放電による水平方向の電流ループに対して閉磁路10が鉛直方向に鎖交するように構成したが、アドレス放電による鉛直方向の電流ループに対して閉磁路10を水平方向に鎖交するように設けることもできる。要するにいずれかの電流ループに対して鎖交するように閉磁路10を設けることで、放射する磁界を低減することができる。維持放電の時間がアドレス放電の時間より長いため、電流量は維持放電の時間の方が大きい。本実施の形態のように維持放電による水平方向の電流ループに対して閉磁路10が鉛直方向に鎖交するように構成すればより大きな磁界の低減効果が得られる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について、図3を参照しながら説明する。実施の形態2は実施の形態1と比べて、閉磁路の構成が異なる。
図3(a)は、実施の形態2に係るプラズマディスプレイ装置11の正面図であり、図3(b)は、図3(a)の線分B−Bにおける断面を示した断面図である。
プラズマディスプレイ装置11は、プラズマディスプレイパネル2、シャーシ導体3、磁性材料からなるバックカバー12b、プラズマディスプレイパネル2を駆動する駆動回路基板5、プラズマディスプレイ装置11の前面側を保護し、各種フィルタが貼付けられる前面ガラス6、電磁ノイズを抑制する導電性フィルタ7、前面ガラス6を押さえて保持するとともに、導電性フィルタ7とバックカバー12bを導通させるガラス押さえ金具8、樹脂材料からなるフレーム枠9、そして閉磁路12を具備する。
閉磁路12はプラズマディスプレイパネル2とシャーシ導体3の間に設けられた磁性シートからなる前側部12aと、前側部12aの上下端をつなぐように鉄からなるバックカバー12bとからなる。
ここで、バックカバー12bは、前側部12aの上下端とつながることで、実施の形態1における後側部10bとしての機能を果たし、閉磁路12の一部を構成する。
ここで、閉磁路12による磁界の低減作用について説明する。
上述したように、走査電極203aに駆動電圧を印加すると、走査電極203aを駆動する駆動回路基板5の駆動部、走査電極203a、放電セル内の空間、維持電極203b、維持電極203bに対応する駆動回路基板5のグラウンド、シャーシ導体3および走査電極203aを駆動する駆動回路基板5のグラウンド、によって形成されるループ経路上に大電流が流れる。こうしてループ状に流れる大電流は、大きな磁界を発生させる。
大きな磁界を発生させる磁束は、図3(b)に矢印で示したように、プラズマディスプレイパネル2とシャーシ導体3の間を、上記ループを交差するように鉛直方向(図3ではz方向)に生じる。生じた磁束は、閉磁路12の磁性シートからなる前側部12a内を通り、鉄からなる後側部であるバックカバー12bを通って前側部12aに戻る。
このようにすることで、閉磁路12が、上記ループに交差しているため、発生する磁束の通り道として閉じた磁路を構成するので、閉磁路12の内部に磁束が閉じ込められ、外部への磁束の漏れを少なくすることができる。結果として、プラズマディスプレイ装置11から外部に放射される磁界を低減することができる。
本実施の形態によれば、バックカバーそのものを閉磁路の一部に使うことで、簡易的な構造で漏れ磁束をなくすことができる。結果として低コスト化、さらには薄型化が可能である。
なお、閉磁路12の後側部であるバックカバー12bを鉄としたが、これに限られるものではなく、フェライト等を用いることもできる。要するに磁性を有していればどのような材料でも構わない。鉄を用いることで、プラズマディスプレイ装置11の強度を上げることができ、また、導電性を有するので駆動回路基板5やその他の回路基板等から放射される電界ノイズのシールド効果を高めることができる。
また、本実施の形態においても実施の形態1と同様、維持放電による水平方向の電流ループに対して閉磁路12が鉛直方向に鎖交するように構成したが、アドレス放電による鉛直方向の電流ループに対して閉磁路10を水平方向に鎖交するように設けることもできる。要するにいずれかの電流ループに対して鎖交するように閉磁路12を設けることで、放射する磁界を低減することができる。維持放電の時間がアドレス放電の時間より長いため、電流量は維持放電の時間の方が大きい。本実施の形態のように維持放電による水平方向の電流ループに対して閉磁路12が鉛直方向に鎖交するように構成すればより大きな磁界の低減効果が得られる。
上述の実施の形態は本発明の一例である。本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
本発明にかかるプラズマディスプレイ装置は、不要輻射を低減したプラズマディスプレイ装置等として有用である。
(a)本発明の実施の形態1に係るプラズマディスプレイ装置の正面図、(b)本発明の実施の形態1に係るプラズマディスプレイ装置の断面図 プラズマディスプレイパネルの階層構成を示した斜視図 (a)本発明の実施の形態2に係るプラズマディスプレイ装置の正面図、(b)本発明の実施の形態2に係るプラズマディスプレイ装置の断面図
符号の説明
1、11 プラズマディスプレイ装置
2 プラズマディスプレイパネル
3 シャーシ導体
4 バックカバー
5 駆動回路基板
6 前面ガラス
7 導電性フィルタ
8 ガラス押さえ金具
9 フレーム枠
10、12 閉磁路
10a、12a 前側部
10b、12b 後側部
201 前面ガラス基板
202 背面ガラス基板
203a 走査電極
203b 維持電極
204 アドレス電極
205 誘電体層
206 保護膜
207 誘電体層
208 隔壁
209 蛍光体
210 放電セル

Claims (4)

  1. 複数の互いに平行な電極を持つプラズマディスプレイパネルと、
    前記電極に電圧を印加する回路基板と、
    前記プラズマディスプレイパネルを保持し、かつ、前記回路基板のグラウンドが接続されるシャーシ導体と、
    前記回路基板、前記電極および前記シャーシ導体を流れる電流ループと鎖交する閉磁路と、を備えたプラズマディスプレイ装置。
  2. 前記閉磁路は、一部が前記プラズマディスプレイパネルと前記シャーシ導体の間に設けた磁性体層からなる、請求項1記載のプラズマディスプレイ装置。
  3. 磁性を持つバックカバーをさらに備え、
    前記閉磁路は、一部が前記バックカバーからなる、請求項1乃至2記載のプラズマディスプレイ装置。
  4. 前記電極は、表示セルの走査および放電維持のための電極である、請求項1記載のプラズマディスプレイ装置。
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