JP2009222786A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009222786A
JP2009222786A JP2008064455A JP2008064455A JP2009222786A JP 2009222786 A JP2009222786 A JP 2009222786A JP 2008064455 A JP2008064455 A JP 2008064455A JP 2008064455 A JP2008064455 A JP 2008064455A JP 2009222786 A JP2009222786 A JP 2009222786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
voltage
liquid crystal
crystal display
gradation voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008064455A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Oki
陽一 大木
Hiroyuki Takahashi
洋之 高橋
Shigeo Adachi
重雄 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Display Inc
Original Assignee
Hitachi Displays Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Displays Ltd filed Critical Hitachi Displays Ltd
Priority to JP2008064455A priority Critical patent/JP2009222786A/ja
Priority to US12/382,225 priority patent/US8144096B2/en
Priority to CN200910128160A priority patent/CN101533628A/zh
Publication of JP2009222786A publication Critical patent/JP2009222786A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G3/00Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
    • G09G3/20Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
    • G09G3/34Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source
    • G09G3/36Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source using liquid crystals
    • G09G3/3611Control of matrices with row and column drivers
    • G09G3/3685Details of drivers for data electrodes
    • G09G3/3688Details of drivers for data electrodes suitable for active matrices only
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2310/00Command of the display device
    • G09G2310/02Addressing, scanning or driving the display screen or processing steps related thereto
    • G09G2310/0243Details of the generation of driving signals
    • G09G2310/0248Precharge or discharge of column electrodes before or after applying exact column voltages
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2320/00Control of display operating conditions
    • G09G2320/02Improving the quality of display appearance
    • G09G2320/0271Adjustment of the gradation levels within the range of the gradation scale, e.g. by redistribution or clipping
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G3/00Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
    • G09G3/20Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
    • G09G3/2007Display of intermediate tones
    • G09G3/2011Display of intermediate tones by amplitude modulation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Abstract

【課題】小型携帯機器に用いられる液晶表示装置において、低消費電力でかつ高表示品質の駆動回路を実現する。
【解決手段】液晶表示素子と、液晶駆動回路とを備える液晶表示装置であって、液晶駆動回路は液晶表示パネルの1辺に実装され、液晶駆動回路は2系統の対向電極電圧を出力可能で、階調電圧はレジスタにより抵抗値が可変に調整される可変抵抗回路により、走査信号線の位置に対応した補正階調電圧が出力可能である。2本の対向電極信号線を短絡することでイコライズも行う。
【選択図】図5

Description

本発明は、液晶表示装置に係わり、特に、携帯型装置の表示部に用いられる液晶表示装置の駆動回路に適用して有効な技術に関する。
TFT(Thin Film Transistor)方式の液晶表示装置は、パソコン、TV等の表示装置として広く使用されている。これらの液晶表示装置は、液晶表示パネルと、液晶表示パネルを駆動する駆動回路とを備えている。
そして、このような液晶表示装置において小型のものが、携帯電話機等の携帯機器の表示装置として広く利用されている。携帯機器の表示装置として用いられる液晶表示装置では、小型でありながら高精細な表示装置が望まれている。
液晶表示装置で高精細化が進むと、配線距離の増加、配線幅の減少等により配線抵抗値が増加することになる。そのため、駆動回路から離れた点では、電圧降下が生じたり、波形なまりが生じることになる。
下記特許文献1には、走査信号線の位置に応じて印加電圧を変化させる液晶表示装置の記載がある。しかしながら、特許文献1には印加電圧を変化させる記載があるのみで、階調電圧を発生させる回路についての記載はない。
なお、本願発明に関連する先行技術文献としては以下のものがある。
特開平06−004046号公報
携帯機器の表示装置として、液晶表示装置のさらなる高精細化がのぞまれている。そのため、液晶表示パネルの配線は延長され、高開口率を維持するため、配線幅は削減されたものが開発されている。また、従来の液晶表示装置では、コモン電圧(対向電極電圧)を一定として、画素電極に印加する階調電圧を反転させていたが、低電圧駆動のために画素電極に印加する電圧とは逆極性側にコモン電圧も変化させる、いわゆるコモン交流駆動が行われている。
コモン交流駆動において、コモン電圧は正極性と負極性の間で頻繁に変動するにもかかわらず、コモン電圧を供給する対向電極信号線は配線幅を細く制限されており、配線幅の狭い対向電極信号線では、画素電極に書き込まれる電圧の大きさ、または信号線の長さによって対向電極電圧が安定しないといった問題が生じていた。
すなわち、コモン交流駆動では、ある行を走査する期間において、1本の対向電極信号線により正極性用または負極性用のコモン電圧を、走査される行を構成する画素全てに供給している。
このような方式では、横方向の画素数が多くなると、1本の対向電極信号線により供給する電荷量が増加し、供給能力が不足する。また、縦方向の画素数が多くなり、フレーム周波数が同じであれば、1行を走査する期間が短くなってしまい、1本のコモン配線から充分に電荷を供給するための時間も不足する。また、駆動回路から離れた点では、対向電極信号線の配線抵抗値が増大してしまう。そのため、画素電極の電圧の変化によりコモン電圧が変動するといった問題が顕著になった。
また、コモン交流駆動ではコモン電圧が頻繁に反転しており、駆動回路の負担が増加していた。さらに映像信号線においても駆動回路から離れた点において、映像信号線の配線抵抗により電圧低下が生じるという問題もあった。
本来、高解像度化がすすむと、より多くの電流をより短い期間内に供給する必要が生じ、コモン電圧の電圧変動を表示に問題が生じない程度に抑えるためには、配線幅を広げて配線抵抗の低減が必要となる。しかしながら、一方では高開口率化の要求がある。高開口率化のためには、逆に対向電極信号線等の配線幅は狭くすることが要求されている。
本発明は、前記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、小型の液晶表示装置において、コモン電圧の変動に対応して映像信号を供給できる駆動回路及び液晶表示パネルを提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかにする。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。
液晶表示装置は、2枚の基板と、2枚の基板の間に挟まれた液晶組成物と、基板に設けられた複数の画素と、画素に設けられた画素電極と、画素電極に対向する対向電極と、オン状態で画素電極に映像信号を供給するスイッチング素子と、スイッチング素子に映像信号を供給する映像信号線と、スイッチング素子のオン・オフを制御する走査信号を供給する走査信号線と、対向電極にコモン電圧を供給する対向電極信号線と、映像信号と走査信号とコモン電圧とを出力する駆動回路とを備える。
駆動回路は対向電極信号線または走査信号線の位置に対応して映像信号を補正して映像信号線に出力する。駆動回路は映像信号を補正するために、ガンマ補正回路、階調電圧振幅調整回路、階調電圧傾き調整回路を備える。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである。
本発明によれば、映像信号を対向電極信号線の位置に応じて補正することで、コモン電圧の変動に対応することが可能となる。さらに、駆動回路にガンマ補正回路、階調電圧振幅調整回路、階調電圧傾き調整回路を備えることで、映像信号の最適な補正が可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の実施例の液晶表示装置の基本構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施例の液晶表示装置100は、液晶表示パネル1と、駆動回路5と、フレキシブル基板30と、バックライト110から構成される。
液晶表示パネル1は、薄膜トランジスタ10、画素電極11、対向電極(コモン電極)15等が形成されるTFT基板2と、カラーフィルタ等が形成されるフィルタ基板(図示せず)とを、所定の間隙を隔てて重ね合わせ、該両基板間の周縁部近傍に枠状に設けたシール材(図示せず)により、両基板を貼り合わせると共に、シール材の内側に液晶組成物を封入、封止し、さらに、両基板の外側に偏光板を貼り付け、TFT基板2にフレキシブル基板30を接続して構成される。
なお、本実施例は対向電極15がTFT基板2に設けられる所謂横電界方式の液晶表示パネルにも、対向電極15がフィルタ基板に設けられる所謂縦電界方式の液晶表示パネルにも同様に適用される。
図1においては、図中x方向に延在しy方向に並設される走査信号線(ゲート信号線とも呼ぶ)21と、y方向に延在しx方向に並設される映像信号線(ドレイン信号線とも呼ぶ)22とが設けられており、走査信号線21とドレイン信号線22とで囲まれる領域に画素部8が形成されている。
なお、液晶表示パネル1は多数の画素部8をマトリクス状に備えているが、図を解り易くするため、図1では画素部8を1つだけ示している。マトリクス状に配置された画素部8は表示領域9を形成し、各画素部8が表示画像の画素の役割をはたし、表示領域9に画像を表示する。
各画素部8の薄膜トランジスタ10は、ソースが画素電極11に接続され、ドレインが映像信号線22に接続され、ゲートが走査信号線21に接続される。この薄膜トランジスタ10は、画素電極11に表示電圧(階調電圧)を供給するためのスイッチとして機能する。なお、ソース、ドレインの呼び方は、バイアスの関係で逆になることもあるが、ここでは、映像信号線22に接続される方をドレインと称する。また、画素電極11と対向電極15とは容量(液晶容量)を形成している。
駆動回路5は、TFT基板2を構成する透明な絶縁基板(ガラス基板、樹脂基板等)に配置される。駆動回路5は走査信号線21と映像信号線22と対向電極信号線25に接続している。
TFT基板2には、フレキシブル基板30が接続されている。フレキシブル基板30にはコネクタ4が設けられている。コネクタ4は外部信号線と接続され外部からの信号が入力する。コネクタ4と駆動回路5の間には配線313が設けられており、外部からの信号は駆動回路5に入力する。
また、フレキシブル基板30はバックライト110に定電圧を供給している。バックライト110は液晶表示装置100の光源として使用される。なお、バックライト110は液晶表示パネル1の裏面または前面に設けられるが、図1では図を簡潔にするため、液晶表示パネル1と並べて表示している。
液晶表示装置100の外部に設けられた制御装置(図示せず)から送出された制御信号、および外部電源回路(図示せず)から供給される電源電圧が、コネクタ4、配線313を介して駆動回路5に入力する。
外部から駆動回路5に入力する信号は、クロック信号、ディスプレイタイミング信号、水平同期信号、垂直同期信号等の各制御信号および表示用デ−タ(R・G・B)、表示モード制御コマンドであり、入力した信号を基に、駆動回路5は液晶表示パネル1を駆動する。
駆動回路5は1チップの半導体集積回路(LSI)から構成され、走査信号線21への走査信号の出力回路と、映像信号線22への映像信号の出力回路と、対向電極信号線25への対向電極電圧(コモン電圧)を出力する出力回路とを有している。
駆動回路5は、内部で発生させる基準クロックに基づき、1水平走査時間毎に、順次液晶表示パネル1の各走査信号線21に“High”レベルの選択電圧(走査信号)を供給する。これにより、液晶表示パネル1の各走査信号線21に接続された複数の薄膜トランジスタ10が、1水平走査期間の間、映像信号線22と画素電極11との間を電気的に導通させる。
また、駆動回路5は画素が表示すべき階調に対応する階調電圧を映像信号線22に出力する。薄膜トランジスタ10がオン状態(導通)になると、映像信号線22から階調電圧(映像信号)が画素電極11に供給される。その後、薄膜トランジスタ10がオフ状態となることで画素が表示すべき映像に基づく階調電圧が画素電極11に保持される。
対向電極15には対向電極電圧が印加されており、液晶表示パネル1は画素電極11と対向電極15との間の電位差により、間に挟まれた液晶分子の配向方向を変化させ、光の透過率または反射率を変化させることで画像を表示する。
また、駆動回路5は交流化駆動を実施するため、対向電極信号線25に一定期間毎に極性が反転する対向電極電圧を出力するコモン反転駆動を行っている。そのため、対向電極信号線25−1に対して、対向電極信号線25−2の極性は反転している。対向電極信号線25は駆動回路5に接続しており、駆動回路5から離れた位置では引き回し距離が伸びており、対向電極信号線25のもつ配線抵抗の影響が無視できなくなっていた。
前述したように、走査信号により薄膜トランジスタ10がオン状態になると、映像信号線22から階調電圧が画素電極11に供給されるが、そのとき、容量を形成する一方の電極である対向電極15の電圧が、画素電極11の電圧により変動する。
対向電極信号線25の配線抵抗値が高くなると、対向電極15の電圧の変動を薄膜トランジスタ10がオン状態の間に回復することができず、画素電極11と対向電極15との間の電位差が希望の値とならず、表示品質を低下させていた。
なお、対向電極信号線25は走査信号線21と並んで配置されており、駆動回路5は出力する走査信号の順番によって、電圧変動が生じている対向電極15の位置を把握することが可能である。
図2は駆動回路5の内部ブロック図である。まず、外部から入力する信号が、入力用の配線31を介してシステムインターフェース71に入力する。また、映像信号の一部は外部表示インターフェース72にも入力する。他方、出力端子である走査信号線用端子41や映像信号線用端子42や電圧出力用端子43から液晶表示パネル1の駆動に必要な信号や電圧が出力する。
駆動回路5はグラフィックRAM52を内蔵しており、このグラフィックRAM52に表示データを格納している。液晶表示パネル1を駆動する場合には、液晶表示パネル1に応じたグラフィックRAM52のアドレスを指定し、グラフィックRAM52内に表示データを書き込む、駆動回路5はグラフィックRAM52内の表示データを基に階調電圧を液晶表示パネル1に出力する。
駆動回路5は各種表示モードを有しており、システムインターフェース71を介して外部から各種表示モードを指定すると共に、例えば対向電極電圧(コモン電圧)の出力についてもインストラクション信号を用いて駆動回路5を制御する。このように、駆動回路5はインストラクション信号に基づき各種の表示モードに対応可能にできており、駆動回路5を1個のICチップに形成することで実装面積を小さく抑えて、多機能な駆動回路を実現している。
また、各種の表示モード以外にも、近年様々な機能を有する携帯電話機が開発されており、携帯電話機に用いられる液晶表示装置は様々な機能に対応している。
従って、駆動回路5も様々な表示モードに対応するための機能を有しており、それら各機能を制御する必要が生じている。本実施例の液晶表示装置100に用いられる駆動回路5では、レジスタを備えておりレジスタの値を設定することで各機能を実行している。
また、多数のレジスタを設定する煩雑さを避けるためには、オートシーケンス機能を採用することも可能である。ただし、オートシーケンス機能は、前もって対応可能な機能を決めておく必要があり、液晶表示パネル毎のカスタム仕様となる。そのため、液晶表示パネル毎に仕様が異なる駆動回路を用意する必要が生じる。
他に、駆動回路5とは別にEPROMを設け、各液晶表示パネルに対応するようにレジスタの設定値を格納しておき、外部制御回路からはインストラクション信号を駆動回路5に入力することで、必要な各設定値をEPROMから読み出すようにすることも可能である。
一般にインストラクション信号の設定は、システムインターフェース71を介して行われる。システムインターフェース71は18ビット、16ビット等の任意のnビットのバスおよびクロック同期シリアルの2種類のインターフェースを備えており、MPU(Micro Processing Unit)等の外部制御回路から送られてくるパラレル、シリアル両方の信号に対応可能である。
駆動回路5にはインデックスレジスタ74、コントロールレジスタ75の16ビットレジスタと、ライトデータレジスタ78、リードデータレジスタ79の18ビットのレジスタがあり、各レジスタにはシステムインターフェース71を介してデータの読み書きが行われる。符号31は入力信号線で符号32は出力信号線である。なお、符号33はベリファイ信号出力線である。ベリファイ信号により入力・出力データの照合が可能である。
他に、外部表示インターフェース72は動画表示用にRGBインターフェースと垂直同期インターフェースを備えており、外部からの入力信号線34を介して映像信号が入力する。RGBインターフェース動作時には、外部より供給される垂直同期信号と水平同期信号に合わせて表示データを取り込む。
また、垂直同期インターフェース動作時には垂直同期信号によりフレームの同期を行い、内部クロックにより表示データの取り込みを行う。
インデックスレジスタ74はコントロールレジスタ75またはグラフィックRAM52のアクセス情報を格納するレジスタで、インデックスレジスタ74によりコントロールレジスタ75およびグラフィックRAM52のアドレスを指定することが可能である。
コントロールレジスタ75は駆動回路5の各種機能を指定することができる。コントロールレジスタ75に設定された値により、表示動作を制御することが可能となる。例えばタイミング生成回路76に駆動する信号線の数等を指定することができる。
ライトデータレジスタ78はグラフィックRAM52に書き込むデータを一時記憶する。コントロールレジスタ75の設定値や、後述するアドレスカウンタ77の値、各種制御端子の値に従い、外部表示インターフェース72を介して一時格納した表示データをグラフィックRAM52に書き込む。
リードデータレジスタ79はグラフィックRAM52からの読み出しデータを一時格納するレジスタである。コントロールレジスタ75の設定値や、後述するアドレスカウンタ77の値、各種制御端子の値に従い、一時格納したデータを外部に出力する。
アドレスカウンタ77はグラフィックRAM52にアドレスを与えるカウンタである。インデックスレジスタ74にアドレス設定のインストラクションを書き込むと、インデックスレジスタ74からアドレスカウンタへアドレス情報が転送される。
グラフィックRAM52は、例えば、1画素あたり18ビットの構成で、172,800バイトのビットパターンデータを記憶するSRAM(Static RAM)を内蔵しており、最大240RGB×320サイズの表示に対応する。
タイミング生成回路76は、表示に必要な内部回路を動作させるためのタイミング信号を発生させる。表示に必要なグラフィックRAM52の読み出しタイミングや、外部からのアクセスに対応する内部動作タイミング等のインターフェース信号を発生させる。
ラッチ回路53は映像信号線22に出力する240×3本分のデジタルデータを一旦保持する。出力する信号がラッチ回路53に準備できると、ラッチ回路53は表示データを第1レベルシフタ54に出力する。
第1レベルシフタ54は、ラッチ回路53に保持された信号の電圧レベルを変換して、デコーダ回路55を制御可能な電圧レベルの信号とする。
デコーダ回路55は入力した信号に従い階調電圧を出力する。デコーダ回路55から出力された電圧を第1出力回路56で電流増幅して映像信号出力端子42へ出力する。
映像信号出力端子42は液晶表示パネルの映像信号線22に電気的に接続しており、階調電圧が映像信号線22に出力されることになる。階調電圧が出力される映像信号線22の数や、出力開始される映像信号線22の位置等はインストラクション信号によりコントロールレジスタ75に設定される。
他方、駆動回路5は走査信号線21用の走査信号発生回路57を備えている。走査信号発生回路57から走査タイミング信号が出力し、第2レベルシフト回路58で電圧が変換され、第2出力回路59から走査信号線用端子41を介して走査信号が走査信号線21に出力する。
階調電圧生成回路62は、階調電圧を発生させ、デコーダ回路55に供給している。ガンマ補正回路64は、階調電圧の増減の割合をガンマ関数に近似させて、人間の目の特性に適応した輝度変化を実現している。階調電圧出力アンプ63はガンマ補正回路64の出力を選択・増幅して階調電圧生成回路62に出力している。レギュレータ65は、内部ロジック回路用の電源電圧を出力している。なお、ガンマ補正回路64の詳細は後述する。
本実施例では、走査信号発生回路57により、走査信号が出力している走査信号線21の位置が判っているので、走査信号線21の位置に応じて階調電圧生成回路62が生成する階調電圧を補正することを特徴とする。
これにより、対向電極電圧の変動に応じて最適な階調電圧を映像信号線22に出力することが可能である。なお、階調電圧の補正はガンマ補正回路64内の各調整回路により行う。
次に、図3に対向電極15に供給する対向電圧VCOMを一定周期で反転させる、所謂コモン反転駆動方式を用いる場合の液晶駆動電圧生成回路61が生成する電圧および各電圧から生成される信号波形を示す。
図3に示す走査信号VSCNは、第2出力回路59から任意の走査信号線21に出力される走査信号を示している。図3に示すように走査信号線21に供給される走査信号VSCNがハイ(High)電圧VGONである期間を1水平走査期間(1H)と呼ぶ。なお、VGOFFはロウ(Low)電圧を示す。
コモン反転駆動方式では、例えば符号VCOM1に示すように対向電圧VCOMは1水平走査期間毎にVCOMHとVCOMLの間で反転する。また、映像信号VSIGも対向電圧VCOMの反転に合わせて交流駆動となるように反転する。コモン反転駆動方式を用いると、映像信号VSIGの振幅が小さくても、映像信号VSIGと対向電圧VCOMとの電位差を大きくとることが可能で、低電圧駆動、低消費電力化が可能である。
なお、符号VCOMHは対向電極ハイ電圧で、VCOMLは対向電極ロウ電圧である。符号VDHは対向電極ハイ電圧VCOMHの基準となる基準電圧で、VDWは対向電圧の振幅を示す振幅基準電圧である。また、映像信号VSIGの符号VSHは、画素に供給される階調電圧が対向電圧VCOMに対して正極性の信号である正階調電圧を示す。符号VSLは対向電圧VCOMに対して負極性である負階調電圧を示す。
符号VCOM1は、1水平走査期間毎に極性が反転するライン反転駆動で、対向電極信号線25が1本の場合を示している。対して、対向電極信号線25を2本設ける場合には、符号VCOM2−1およびVCOM2−2に示すように、対向電圧VCOMを数水平走査期間毎に極性を反転させることや、1フレーム期間毎に極性を反転させることも可能である。
対向電極信号線25を2本設けることで、例えば対向電極信号線25−1に対向電極ハイ電圧VCOMHを出力し、対向電極信号線25−2に対向電極ロウ電圧VCOMLを出力することで、出力回路の負担を軽減することが可能である。
次に図4に前述の各電圧を生成する液晶駆動電圧生成回路61のブロック図を示す。符号181は対向電圧出力回路で、182は対向電圧基準電圧回路で、183は対向電圧ハイレベル調整回路で、184は対向電圧ロウレベル調整回路、185は基準電圧生成回路である。
基準電圧生成回路185から出力する基準電圧に基いて対向電圧基準電圧回路182は対向電圧の基準となる基準電圧VDHを出力する。対向電圧基準電圧回路182の出力は可変抵抗194に印加されており、対向電圧ハイレベル調整回路183は可変抵抗194からの入力する電圧により対向電極ハイ電圧VCOMHを生成している。また、対向電圧ロウレベル調整回路184は対向電圧の振幅基準電圧VDWを設定することで、対向電極ロウ電圧VCOMLを生成している。
なお、対向電圧ハイレベル調整回路183は可変抵抗194を用いずに、内部の不揮発性メモリ、フューズ回路等により保持する調整値を基に、基準電圧VDHに調整値倍した電圧値になるよう対向電極ハイ電圧VCOMHを生成することも可能である。
対向電圧ハイレベル調整回路183の出力は対向電圧出力回路181の対向電圧ハイレベル出力回路191aに入力し、対向電圧ロウレベル調整回路184の出力は対向電圧出力回路181の対向電圧ロウレベル出力回路191bに入力している。
対向電圧ハイレベル出力回路191aからは対向電極ハイ電圧VCOMHが出力しているが、対向電極ハイ電圧VCOMHは切換素子192aと切換素子192bとに入力している。同様に対向電圧ロウレベル出力回路191bからは対向電極ロウ電圧VCOMLが出力し、切換素子192aと切換素子192bとに入力している。
切換素子192aと192bとは互いに一定周期で、対向電圧ハイレベル出力回路191aと対向電圧ロウレベル出力回路191bとからの出力と、第1対向電圧出力端子193aと第2対向電圧出力端子193bとの間の接続を切り替えることが可能である。そのため、第一の期間に第1対向電圧出力端子193aから対向電極ハイ電圧VCOMHを出力し、第2対向電圧出力端子193bから対向電極ロウ電圧VCOML出力する場合と、第2の期間に第1対向電圧出力端子193aから対向電極ロウ電圧VCOML出力し、第2対向電圧出力端子193bから対向電極ハイ電圧VCOMHを出力することが可能となっている。なお、第1対向電圧出力端子193aと第2対向電圧出力端子193bとは、対向電極信号線25−1または25−2に接続する。
液晶駆動電圧生成回路61内の符号186は第1昇圧基準電圧回路で、第1昇圧回路151および第2昇圧回路152用の基準電圧VCIを出力する。また、符号187は第2昇圧基準電圧回路で第3昇圧回路153用の基準電圧VDCDCを出力する。
第1昇圧回路151は映像信号線用端子42に映像信号を出力する回路用の電源電圧DDVDHを基準電圧VCIを昇圧し生成する。電源電圧DDVDHはラッチ回路53、第1レベルシフタ54、デコーダ回路55を、第1出力回路56で使用される。
第2昇圧回路152は対向電圧ロウレベル出力回路191b駆動用の電源電圧VCLを基準電圧VCIを昇圧し生成する。
第3昇圧回路153は走査信号線21用の走査信号発生回路57、第2レベルシフト回路、第2出力回路59で使用される電源電圧VGHと電源電圧VGLを基準電圧VDCDCから昇圧して生成する。
なお、容量C11、C12、C21、C31、C32、C33、は昇圧容量で、各昇圧回路の昇圧動作に使用される。また、容量Cout1、Cout2、Cout3、Cout4、Cout5、Cout6は出力端子に接続された保持容量素子である。
次に図5を用いてガンマ補正回路64について説明する。符号601は傾き調整レジスタで、符号602は微調整レジスタ、符号603は振幅調整レジスタ、符号604は振幅補正レジスタである。駆動回路5は各レジスタに設定した値によってガンマ関数に近似させた階調電圧を調整することが可能である。
図6を用いてガンマ補正について説明する。図6は横軸に表示データの値Dと、縦軸に階調電圧の値Vを示したものである。ガンマ補正では、表示データDに対する階調電圧Vの変化率(傾き)を調整している。
ガンマ補正回路64では、ガンマ関数に近似するように基準階調電圧を発生させ階調電圧生成回路62に出力している。階調電圧生成回路62は基準階調電圧を分圧して階調電圧を生成しているので、ガンマ補正回路64からガンマ関数に近似するように基準階調電圧を発生させることで、階調電圧もガンマ関数に近似させることが可能である。
図6に示すように、表示データDnに対応する基準階調電圧Vnの値を定めることで、表示データD0から表示データDnまでの階調電圧の傾きを定めることができ、基準階調電圧V0からVnの間を分圧して生成される階調電圧もガンマ関数に近似させることが可能となる。
同様に、表示データDnの基準階調電圧Vnの値と表示データDmの基準階調電圧Vmの値を定めることで、表示データDnから表示データDmまでの階調電圧の傾きを定めることができ、表示データDmの基準階調電圧Vmの値と表示データD63の基準階調電圧V63の値を定めることで、表示データDmから表示データD63までの階調電圧の傾きを定めることができる。
次に図5に戻ってガンマ補正回路64内の調整回路について説明する。符号605は図11に示すような可変抵抗回路で、傾き調整レジスタ601、振幅調整レジスタ603、振幅補正レジスタ604に設定された値により、抵抗値を変化させることが可能である。
また、符号606は図12に示すようなラダー抵抗回路で、微調整レジスタ602により選択回路607を用いてラダー抵抗の接点からの電圧を取り出すことが可能である。
ガンマ補正回路64に配線609により供給される基準電圧は可変抵抗回路605とラダー抵抗回路606との直列接続により分圧される。分圧された電圧は、基準階調電圧として基準階調電圧配線610から621に出力される。そのため、可変抵抗回路605とラダー抵抗回路606とを用いて分圧される電圧値を調整することで、階調電圧を調整することが可能である。
図7に傾き調整レジスタ601を用いて、階調電圧の傾きを調整する方法について説明する。まず、基準階調電圧V0から第1の変化点である基準階調電圧Vnまでの傾きについて説明する。
図5に示すガンマ補正回路64は、基準階調電圧配線610から基準階調電圧V0を出力し、基準階調電圧配線611から階調電圧V1を出力し、基準階調電圧配線612から階調電圧V2を出力し、基準階調電圧配線613から階調電圧V4を出力する。
例えば、ガンマ補正回路64は、基準階調電圧配線610と基準階調電圧配線611との間に接続している可変抵抗回路605−3の抵抗値を傾き調整レジスタ601により変化させることで、基準階調電圧配線611から出力する電圧値を調整する。
可変抵抗回路605−3の抵抗値を減少させた場合には、電圧降下量が減少するので、基準階調電圧配線611から出力する電圧は、電圧V0側に変動する。図7では傾きが変化する点を任意の表示データDnと示しているので、基準階調電圧Vn−0からVn−1への変化で示している。同様に、可変抵抗回路605−3の抵抗値を増加させた場合には、基準階調電圧Vn−2に変化する。
同様に、可変抵抗回路605−4、可変抵抗回路605−5の値を調整することで、基準階調電圧配線612から出力する階調電圧V2と、基準階調電圧配線613から出力する階調電圧V4を調整することが可能である。
他方、基準階調電圧V63から第2の変化点である基準階調電圧Vmまでの傾きも可変抵抗回路605−9、可変抵抗回路605−10、可変抵抗回路605−11の抵抗値を変更することで調整可能である。
図11に可変抵抗回路605の概略回路図を示す。可変抵抗回路605は入力端子625と出力端子626との間の抵抗値を外部からの制御信号641によって変更する。入力端子625と出力端子626との間には、抵抗661から673が直列に接続されている。また、直列に接続された抵抗と並列にアナログスイッチ651、652、653、654が接続されている。
まず、入力625は抵抗661とアナログスイッチ651に接続している。また、アナログスイッチ651の他方の端子は配線681を介して抵抗666に接続している。さらに、抵抗661、662、663、664、665、666の各抵抗が直列に接続されており、アナログスイッチ651により直列に接続された抵抗の入力端子と出力端子とを短絡可能になっている。制御信号線631がロウ電圧で、制御信号線632がハイ電圧となると、抵抗661、662、663、664、665、666の入力端子と出力端子がアナログスイッチ651により短絡されるので、入力端子625と出力端子626の間の抵抗値は見かけ上無いものとなる。
同様に、制御信号線633と634によりアナログスイッチ652をオン状態とすることで、抵抗667、668、669の入力端子と出力端子を短絡することが可能で、制御信号線635と636によりアナログスイッチ653オン状態とすることで、抵抗671、672の入力端子と出力端子を短絡することが可能で、制御信号線637と638によりアナログスイッチ654オン状態とすることで、抵抗673の入力端子と出力端子を短絡することが可能である。
たとえば、アナログスイッチ651をオン状態にすると、入力端子625と出力端子626の間に、12個の抵抗が直列に接続している状態から、6個の抵抗が直列に接続している状態に変更可能で、入力端子625と出力端子626の間の抵抗値を変更することが可能となる。
前述したように、可変抵抗回路605は図5に示すガンマ補正回路64内で直列に接続されている。ガンマ補正回路64は可変抵抗回路605とラダー抵抗回路606とを直列に接続することで、分圧抵抗回路を形成しており、可変抵抗回路605の抵抗値を変化させることで、基準階調電圧配線に出力する基準階調電圧を調整することが可能である。
次に、図8に示すように、微調整レジスタ602により表示データDmからDnまでの傾きを調整する様子を示す。微調整レジスタ602はラダー抵抗回路606の出力端子645を選択回路607で選択することで、分圧された電圧を微調整可能としている。図8では、表示データD43と表示データD20でラダー抵抗回路606から出力する電圧値を変更して傾きを微調整している。
図12にラダー抵抗回路606と選択回路607の概略回路図を示す。ラダー回路606では抵抗674から678が直列に接続しており、各抵抗の接点からは配線645が選択回路607に入力している。また、選択回路607には制御信号642が入力しており、アナログスイッチ655から658の制御端子に接続している。
例えば、制御信号線639にハイ電圧が伝達されると、アナログスイッチ655はオン状態となって抵抗674と675との接点に生じている電圧を出力する。ラダー抵抗回路606と選択回路607とを用いると、ラダー抵抗回路606の各接点に生じる電圧を選択して取り出す事が可能である。
次に図9に振幅調整の様子を示す。振幅調整レジスタ603は可変抵抗回路605−2と605−12を制御して、基準階調電圧配線610と621から出力する電圧を調整することが可能である。
基準階調電圧配線610からは基準階調電圧V0が出力しており、可変抵抗回路605−2の抵抗値を変化させることで、基準階調電圧V0を基準階調電圧V0−1とV0−2とに変更可能である。
同様に、基準階調電圧配線621からは基準階調電圧V63が出力しており、可変抵抗回路605−12の抵抗値を変化させることで、基準階調電圧V63を基準階調電圧V63−1とV63−2とに変更可能である。
次に図10に振幅補正の様子を示す。振幅補正レジスタ604により可変抵抗回路605−1の抵抗値を変化させて、基準階調電圧V0を基準階調電圧V0−3からV0−4とに変更可能である。
基準階調電圧V0を変化させることで、階調電圧全体として高電圧側または低電圧側にシフトすることが可能である。前述したように、高精細化のために液晶表示パネル1には走査信号線21の位置に従い、配線抵抗等が原因である輝度差が発生している。可変抵抗回路605−1では、細かく抵抗値に差を生じさせて液晶表示パネル1に生じる輝度差に対応している。
前述したように、本実施例では、走査信号線21の位置に応じて階調電圧生成回路62が生成する階調電圧を補正することを特徴とする。そのために、本実施例では、図5に示す各レジスタに、走査信号線21の位置に応じて階調電圧を補正するための複数のデータを、予め(例えば、電源オン等)を書き込んでおき、各レジスタに設定したデータの中で走査信号線21の位置に応じたデータによって可変抵抗回路605と、ラダー抵抗回路606の抵抗値を変化させて、ガンマ関数に近似させた階調電圧を出力する。
次に図13を用いてイコライズにより駆動回路5の負担を軽減する方法を説明する。対向電極信号線25−1と25−2との間には、アナログスイッチ659が設けられており、帰線期間等に駆動回路5は対向電極電圧の出力を停止し、アナログスイッチ659を用いて対向電極信号線25−1と25−2とを短絡する。
前述したように、対向電極信号線25−1と25−2とには逆極性の電圧が印加されているので、対向電極信号線25−1と25−2とを短絡することで、対向電極信号線25−1と25−2とに保持された電荷を補い合うことができ省電力化が可能となる。
また、対向電極信号線25−1および25−2を逆電位に振る前に、一旦中間電位を保持するので、駆動回路5の負担が軽くなり、駆動回路5の出力が逆極性の対向電極電圧に到達することを容易にする。
アナログスイッチ659は隣接する対向電極信号線25−1と25−2とを短絡するように設けることも、対向する両辺に設けられた対向電極信号線25−1と25−2とを短絡するように設けることも可能である。
また、アナログスイッチ659はTFT基板2の上に薄膜トランジスタ10と同様な工程で形成することが可能であるが、駆動回路5内に形成することも可能である。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
本発明の実施例の液晶表示装置の基本構成を示すブロック図である。 本発明の実施例の液晶表示装置の内部回路構成を示すブロック図である。 本発明の実施例の液晶表示装置の駆動電圧を示す概略電圧波形図である。 図2に示す液晶駆動電圧生成回路の内部回路構成を示すブロック図である。 図2に示すガンマ補正回の内部回路構成を示すブロック図である。 本発明の実施例の液晶表示装置のガンマ補正を説明するための階調電圧グラフである。 本発明の実施例の液晶表示装置のガンマ補正を説明するための階調電圧グラフである。 本発明の実施例の液晶表示装置のガンマ補正を説明するため階調電圧グラフである。 本発明の実施例の液晶表示装置のガンマ補正を説明するため階調電圧グラフである。 本発明の実施例の液晶表示装置のガンマ補正を説明するための階調電圧グラフである。 図5に示す可変抵抗回路を示す回路構成を示す回路図である。 図5に示すラダー回路を示す回路構成を示す回路図である。 本発明の実施例の液晶表示装置の変形例の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 液晶表示パネル
2 TFT基板
4 コネクタ
5 駆動回路
8 画素部
9 表示領域
10 薄膜トランジスタ
11 画素電極
15 対向電極(コモン電極)
21 走査信号線(ゲート信号線)
22 映像信号線(ドレイン信号線)
25 対向電極信号線
30 フレキシブル基板
31,34 入力信号線
32 出力信号線
33 ベリファイ信号出力線
41 走査信号線用端子
42 映像信号線用端子
43 電圧出力用端子
52 グラフィックRAM
53 ラッチ回路
54 第1レベルシフタ
55 デコーダ回路
56 第1出力回路
57 走査信号発生回路
58 第2レベルシフト回路
59 第2出力回路
61 液晶駆動電圧生成回路
62 階調電圧生成回路
63 階調電圧出力アンプ
64 ガンマ補正回路
65 レギュレータ
71 システムインターフェース
72 外部表示インターフェース
74 インデックスレジスタ
75 コントロールレジスタ
76 タイミング生成回路
77 アドレスカウンタ
78 ライトデータレジスタ
79 リードデータレジスタ
100 液晶表示装置
110 バックライト
151 第1昇圧回路
152 第2昇圧回路
153 第3昇圧回路
181 対向電圧出力回路
182 対向電圧基準電圧回路
183 対向電圧ハイレベル調整回路
184 対向電圧ロウレベル調整回路
185 基準電圧生成回路
186 第1昇圧基準電圧回路
187 第2昇圧基準電圧回路
191a 対向電圧ハイレベル出力回路
191b 対向電圧ロウレベル出力回路
192a,192b 切換素子
193a 第1対向電圧出力端子
193b 第2対向電圧出力端子
194 可変抵抗
601 傾き調整レジスタ
602 微調整レジスタ
603 振幅調整レジスタ
604 振幅補正レジスタ
605 可変抵抗回路
606 ラダー抵抗回路
607 選択回路
609,313 配線
610〜621 基準階調電圧配線
625 入力端子
626 出力端子
631〜638 制御信号線
641 制御信号
642 制御信号
651〜659 アナログスイッチ
661〜678 抵抗
681〜684 配線
C11、C12、C21、C31、C32、C33 昇圧容量
Cout1、Cout2、Cout3、Cout4、Cout5、Cout6 保持容量素子

Claims (9)

  1. 第1の基板と、
    第2の基板と、
    前記第1の基板と第2の基板の間に挟まれた液晶組成物と、
    前記第1の基板に設けられた複数の画素電極と、
    前記画素電極に対向配置された対向電極と、
    前記画素電極に映像信号を供給するスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子に映像信号を供給する映像信号線と、
    前記スイッチング素子を制御する走査信号を供給する走査信号線と、
    前記対向電極に電圧を供給する対向電極信号線と、
    前記映像信号と走査信号を出力する駆動回路とを有し、
    前記駆動回路は階調電圧生成回路を有し、
    前記階調電圧生成回路は走査信号線の位置によって抵抗値が変化する可変抵抗回路を有することを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記階調電圧生成回路は、ガンマ補正回路を有し、ガンマ補正回路の出力する基準階調電圧を前記可変抵抗回路で調整することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記可変抵抗回路は、直列接続した複数の抵抗と、該抵抗の入力端子と出力端子とを短絡するアナログスイッチとを有することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 第1の基板と、
    第2の基板と、
    前記第1の基板と第2の基板の間に挟まれた液晶組成物と、
    前記第1の基板に設けられた複数の画素電極と、
    前記画素電極に対向して配置される対向電極と、
    前記画素電極に映像信号を供給するスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子に映像信号を供給する映像信号線と、
    前記スイッチング素子を制御する走査信号を供給する走査信号線と、
    前記対向電極に電圧を供給する第1の対向電圧線と第2の対向電圧線と、
    前記映像信号と走査信号を出力する駆動回路とを有し、
    前記駆動回路は階調電圧生成回路を有し、
    前記階調電圧生成回路は走査信号線の位置に対応して可変抵抗回路の抵抗値を調整して階調電圧の振幅を調整することを特徴とする液晶表示装置。
  5. 前記階調電圧生成回路は、ガンマ補正回路を有し、ガンマ補正回路の出力する基準階調電圧を前記可変抵抗回路で変更することで、階調電圧の振幅を調整することを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置。
  6. 前記可変抵抗回路は、直列接続した複数の抵抗と、該抵抗の入力端子と出力端子とを短絡するアナログスイッチとを有することを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置。
  7. 第1の基板と、
    第2の基板と、
    前記第1の基板と第2の基板の間に挟まれた液晶組成物と、
    前記第1の基板に設けられた複数の画素電極と、
    前記画素電極に対向して配置される対向電極と、
    前記画素電極に映像信号を供給するスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子に映像信号を供給する映像信号線と、
    前記スイッチング素子を制御する走査信号を供給する走査信号線と、
    前記対向電極に対向電圧を供給する第1の対向電圧線と第2の対向電圧線と、
    前記映像信号と走査信号と対向電圧を出力する駆動回路と、
    前記第1の対向電圧線と第2の対向電圧線とを短絡するイコライズ回路とを有し、
    前記駆動回路は階調電圧生成回路を有し、
    前記階調電圧生成回路は走査信号線の位置に対応して可変抵抗回路の抵抗値を変化させて階調電圧の振幅を調整することを特徴とする液晶表示装置。
  8. 前記階調電圧生成回路は、ガンマ補正回路を有し、ガンマ補正回路の出力する基準階調電圧を前記可変抵抗回路により調整することで、階調電圧の振幅を調整することを特徴とする請求項7に記載の液晶表示装置。
  9. 前記可変抵抗回路は、直列接続した複数の抵抗と、該抵抗の入力端子と出力端子とを短絡するアナログスイッチとを有することを特徴とする請求項7に記載の液晶表示装置。
JP2008064455A 2008-03-13 2008-03-13 液晶表示装置 Pending JP2009222786A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008064455A JP2009222786A (ja) 2008-03-13 2008-03-13 液晶表示装置
US12/382,225 US8144096B2 (en) 2008-03-13 2009-03-11 Liquid crystal display device
CN200910128160A CN101533628A (zh) 2008-03-13 2009-03-12 液晶显示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008064455A JP2009222786A (ja) 2008-03-13 2008-03-13 液晶表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009222786A true JP2009222786A (ja) 2009-10-01

Family

ID=41062480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008064455A Pending JP2009222786A (ja) 2008-03-13 2008-03-13 液晶表示装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8144096B2 (ja)
JP (1) JP2009222786A (ja)
CN (1) CN101533628A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103295540A (zh) * 2012-06-07 2013-09-11 上海天马微电子有限公司 有源矩阵显示面板的驱动方法及驱动装置、显示器

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009122561A (ja) * 2007-11-19 2009-06-04 Hitachi Displays Ltd 液晶表示装置
KR20120076409A (ko) * 2010-12-29 2012-07-09 삼성모바일디스플레이주식회사 표시 장치 및 그것의 구동 방법
CN102654983A (zh) * 2011-09-20 2012-09-05 北京京东方光电科技有限公司 液晶显示装置驱动方法、驱动电路及显示装置
TWI575282B (zh) * 2012-11-08 2017-03-21 友達光電股份有限公司 側邊漏光改善之顯示裝置
JP2015045726A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 シナプティクス・ディスプレイ・デバイス株式会社 表示駆動装置及び表示装置
CN106782392B (zh) * 2016-12-30 2019-08-20 武汉华星光电技术有限公司 一种手机驱动系统及方法
CN107831945A (zh) * 2017-11-30 2018-03-23 北京集创北方科技股份有限公司 电子设备、显示系统及其集成控制装置、安全验证方法
CN111231861A (zh) * 2018-11-29 2020-06-05 驭势科技(北京)有限公司 一种用于自动驾驶系统调整看门狗芯片定时周期的电路及方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH064046A (ja) 1992-06-22 1994-01-14 Fujitsu Ltd アクティブマトリクス型液晶パネル用駆動回路
JP4986334B2 (ja) * 2001-05-07 2012-07-25 ルネサスエレクトロニクス株式会社 液晶表示装置及びその駆動方法
JP2002366112A (ja) * 2001-06-07 2002-12-20 Hitachi Ltd 液晶駆動装置及び液晶表示装置
JP2004157288A (ja) * 2002-11-06 2004-06-03 Sharp Corp 表示装置
KR100770723B1 (ko) * 2006-03-16 2007-10-30 삼성전자주식회사 평판 표시 장치의 소스 드라이버의 디지털/아날로그변환장치 및 디지털/아날로그 변환방법.
US8760379B2 (en) * 2007-02-20 2014-06-24 Samsung Display Co., Ltd. Driving circuit for display panel having user selectable viewing angle, display having the same, and method for driving the display

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103295540A (zh) * 2012-06-07 2013-09-11 上海天马微电子有限公司 有源矩阵显示面板的驱动方法及驱动装置、显示器
CN103295540B (zh) * 2012-06-07 2015-06-10 上海天马微电子有限公司 有源矩阵显示面板的驱动方法及驱动装置、显示器
US9368085B2 (en) 2012-06-07 2016-06-14 Shanghai Tianma Micro-electronics Co., Ltd. Method and apparatus for driving active matrix display panel, and display

Also Published As

Publication number Publication date
US8144096B2 (en) 2012-03-27
US20090231257A1 (en) 2009-09-17
CN101533628A (zh) 2009-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9910329B2 (en) Liquid crystal display device for cancelling out ripples generated the common electrode
JP5114326B2 (ja) 表示装置
JP2009222786A (ja) 液晶表示装置
KR101277937B1 (ko) 액정표시장치 및 그의 구동 방법
US8102352B2 (en) Liquid crystal display device and data driving circuit thereof
US7605790B2 (en) Liquid crystal display device capable of reducing power consumption by charge sharing
KR101818247B1 (ko) 액정표시장치 및 그 구동방법
US8416175B2 (en) Liquid crystal display device and method for driving the same
US20120120044A1 (en) Liquid crystal display device and method for driving the same
KR20090009586A (ko) 표시 장치 및 이의 구동 방법
JP2009122561A (ja) 液晶表示装置
WO2015040971A1 (ja) 画像表示装置
US8471796B2 (en) Apparatus for providing grayscale voltages and display device using the same
US20120249507A1 (en) Driving apparatus and driving method of display device
US20060267902A1 (en) Display device
JP2007156474A (ja) 液晶表示装置及びその画像信号補正方法
JP2010191384A (ja) アクティブマトリックス液晶表示装置及びその駆動方法
US8564521B2 (en) Data processing device, method of driving the same and display device having the same
KR100992133B1 (ko) 신호 처리 장치 및 방법
KR20080022689A (ko) 구동 장치, 이를 포함하는 액정 표시 장치 및 이의 구동방법
KR20170018173A (ko) 부스팅 전압 발생 회로 및 이를 포함하는 표시 장치
JP4877477B2 (ja) 表示駆動装置及びその駆動制御方法
JP2010107739A (ja) 液晶表示装置
KR101166829B1 (ko) 액정 표시장치의 구동장치 및 구동방법
KR20140122628A (ko) 액정표시장치와 이의 구동방법