JP2010107739A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】小型携帯機器に用いられる液晶表示装置において、低消費電力で、かつ高画質表示を実現する。
【解決手段】液晶表示素子と、液晶駆動回路とを備える液晶表示装置であって、液晶駆動回路は液晶表示パネルの1辺に実装され、液晶駆動回路は2系統の対向電極電圧を出力可能で、第1の対向電圧と第2の対向電圧が逆極性であるように出力し、各対向電極に対応する画素の走査信号のオフ電圧も第1の対向電圧と第2の対向電圧に対応して振幅させる。
【選択図】図7
【解決手段】液晶表示素子と、液晶駆動回路とを備える液晶表示装置であって、液晶駆動回路は液晶表示パネルの1辺に実装され、液晶駆動回路は2系統の対向電極電圧を出力可能で、第1の対向電圧と第2の対向電圧が逆極性であるように出力し、各対向電極に対応する画素の走査信号のオフ電圧も第1の対向電圧と第2の対向電圧に対応して振幅させる。
【選択図】図7
Description
本発明は、液晶表示装置に係わり、特に、携帯型装置の表示部に用いられる液晶表示装置の駆動回路に適用して有効な技術に関する。
TFT(Thin Film Transistor)方式の液晶表示装置は、パソコン、TV等の表示装置として広く使用されている。これらの液晶表示装置は、液晶表示パネルと、液晶表示パネルを駆動する駆動回路とを備えている。
そして、このような液晶表示装置において小型のものが、携帯電話機等の携帯機器の表示装置として広く利用されている。液晶表示装置を携帯機器の表示装置として用いる場合には、従来の液晶表示装置に比べて、省電力なものが望まれている。
下記特許文献1には、2系統の対向電極の記載があり、1フレームごとに極性が反転する互いに逆相のコモン電圧の記載がある。しかしながら、下記特許文献1には2系統のコモン電圧が記載されてあるのみで、2系統のコモン電圧の極性に対応する走査信号については記載が無い。
そして、このような液晶表示装置において小型のものが、携帯電話機等の携帯機器の表示装置として広く利用されている。液晶表示装置を携帯機器の表示装置として用いる場合には、従来の液晶表示装置に比べて、省電力なものが望まれている。
下記特許文献1には、2系統の対向電極の記載があり、1フレームごとに極性が反転する互いに逆相のコモン電圧の記載がある。しかしながら、下記特許文献1には2系統のコモン電圧が記載されてあるのみで、2系統のコモン電圧の極性に対応する走査信号については記載が無い。
なお、本願発明に関連する先行技術文献としては以下のものがある。
特開平08−211411号公報
携帯機器の表示装置として、液晶表示装置のさらなる低消費電力化が望まれている。そのため、駆動回路は低電圧で駆動するものが開発されている。また、従来の液晶表示装置では、コモン電圧を一定として、画素電極に印加する階調電圧を反転させていたが、低電圧駆動のために画素電極に印加する電圧とは逆極性側にコモン電圧も変化させる、いわゆるコモン交流駆動が行われている。
しかしながら、コモン交流駆動において画素電極に書き込まれる電圧の大きさ、または信号線の長さによってコモン電圧が変動するといった問題が生じていた。
すなわち、コモン交流駆動では、ある行を走査する期間において、1本のコモン配線により正極性用または負極性用のコモン電圧を、走査される行を構成する画素全てに供給している。
このような方式では、横方向の画素数が多くなると、1本のコモン配線により供給する電荷量が増加し、供給能力が不足する。また、縦方向の画素数が多くなり、フレーム周波数が同じであれば、1行を走査する期間が短くなってしまい、1本のコモン配線から充分に電荷を供給するための時間も不足する。そのため、画素電極の電圧の変化によりコモン電圧が変動するといった問題が顕著になった。
さらに高解像度化がすすむと、画素電極に対して画素トランジスタが大きくなり、画素トランジスタのゲート電極とソース電極との間に生じる容量の影響が無視できなくなった。
本発明は、前記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、小型携帯機器に用いられる液晶表示装置において、低消費電力で、かつ高画質表示が可能となる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかにする。
しかしながら、コモン交流駆動において画素電極に書き込まれる電圧の大きさ、または信号線の長さによってコモン電圧が変動するといった問題が生じていた。
すなわち、コモン交流駆動では、ある行を走査する期間において、1本のコモン配線により正極性用または負極性用のコモン電圧を、走査される行を構成する画素全てに供給している。
このような方式では、横方向の画素数が多くなると、1本のコモン配線により供給する電荷量が増加し、供給能力が不足する。また、縦方向の画素数が多くなり、フレーム周波数が同じであれば、1行を走査する期間が短くなってしまい、1本のコモン配線から充分に電荷を供給するための時間も不足する。そのため、画素電極の電圧の変化によりコモン電圧が変動するといった問題が顕著になった。
さらに高解像度化がすすむと、画素電極に対して画素トランジスタが大きくなり、画素トランジスタのゲート電極とソース電極との間に生じる容量の影響が無視できなくなった。
本発明は、前記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、小型携帯機器に用いられる液晶表示装置において、低消費電力で、かつ高画質表示が可能となる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかにする。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。
本発明の液晶表示装置は、2枚の基板と、2枚の基板の間に挟まれた液晶組成物と、基板に設けられた複数の画素と、画素に設けられた画素電極と、記画素電極に対向する対向電極と、オン状態で画素電極に映像信号を供給するスイッチング素子と、スイッチング素子に映像信号を供給する映像信号線と、スイッチング素子のオン・オフを制御するオン信号とオフ信号とからなる走査信号を供給する走査信号線と、対向電極に対向電圧を供給する対向電極信号線と、映像信号と走査信号と対向電圧とを出力する駆動回路とを備える。
隣合う第1の走査信号線と第2の走査信号線には、第1の走査信号線に制御されるスイッチング素子により映像信号が供給される第1の画素電極と、第2の走査信号線に制御されるスイッチング素子により映像信号が供給される第2の画素電極とを設け、第1の画素電極に対向する第1の対向電極には第1の対向電極信号線が接続し、第2の画素電極に対向する第2の対向電極には第2の対向電極信号線が接続する。
第1の対向電極と第2の対向電極とには逆極性の電圧が印加され、第1の走査信号線と第2の走査信号線に出力されるオフ信号は互いに逆極性の第1のオフ電圧と第2のオフ電圧とする。
本発明の液晶表示装置は、2枚の基板と、2枚の基板の間に挟まれた液晶組成物と、基板に設けられた複数の画素と、画素に設けられた画素電極と、記画素電極に対向する対向電極と、オン状態で画素電極に映像信号を供給するスイッチング素子と、スイッチング素子に映像信号を供給する映像信号線と、スイッチング素子のオン・オフを制御するオン信号とオフ信号とからなる走査信号を供給する走査信号線と、対向電極に対向電圧を供給する対向電極信号線と、映像信号と走査信号と対向電圧とを出力する駆動回路とを備える。
隣合う第1の走査信号線と第2の走査信号線には、第1の走査信号線に制御されるスイッチング素子により映像信号が供給される第1の画素電極と、第2の走査信号線に制御されるスイッチング素子により映像信号が供給される第2の画素電極とを設け、第1の画素電極に対向する第1の対向電極には第1の対向電極信号線が接続し、第2の画素電極に対向する第2の対向電極には第2の対向電極信号線が接続する。
第1の対向電極と第2の対向電極とには逆極性の電圧が印加され、第1の走査信号線と第2の走査信号線に出力されるオフ信号は互いに逆極性の第1のオフ電圧と第2のオフ電圧とする。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである。
本発明によれば、小型携帯機器に用いられる液晶表示装置において、低消費電力で、かつ高画質表示が可能となる。
本発明によれば、小型携帯機器に用いられる液晶表示装置において、低消費電力で、かつ高画質表示が可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の実施例の液晶表示装置の基本構成を示すブロック図である。同図に示すように、本実施例の液晶表示装置100は、液晶表示パネル1と、駆動回路5と、フレキシブル基板80とバックライト110とから構成される。
液晶表示パネル1は、薄膜トランジスタ10、画素電極11、対向電極(コモン電極とも呼ぶ)15等が形成されるTFT基板2と、カラーフィルタ等が形成されるフィルタ基板(図示せず)とを、所定の間隙を隔てて重ね合わせ、該両基板間の周縁部近傍に枠状に設けたシール材(図示せず)により、両基板を貼り合わせると共に、シール材の内側に液晶組成物を封入、封止し、さらに、両基板の外側に偏光板を貼り付けて構成される。
なお、本実施例は対向電極15がTFT基板2に設けられる所謂横電界方式の液晶表示パネルにも、対向電極15がフィルタ基板に設けられる所謂縦電界方式の液晶表示パネルにも同様に適用される。
図1においては、図中x方向に延在しy方向に並設される走査信号線(ゲート信号線とも呼ぶ)21と、y方向に延在しx方向に並設される映像信号線(ドレイン信号線とも呼ぶ)22とが設けられており、走査信号線21とドレイン信号線22とで囲まれる領域に画素部8が形成されている。
なお、液晶表示パネル1は多数の画素部8をマトリクス状に備えているが、図を解り易くするため、図1では画素部8を1つだけ示している。マトリクス状に配置された画素部8は表示領域9を形成し、各画素部8が表示画像の画素の役割をはたし、表示領域9に画像を表示する。
各画素部8の薄膜トランジスタ10は、ソースが画素電極11に接続され、ドレインが映像信号線22に接続され、ゲートが走査信号線21に接続される。この薄膜トランジスタ10は、画素電極11に表示電圧(階調電圧)を供給するためのスイッチとして機能する。なお、ソース、ドレインの呼び方は、バイアスの関係で逆になることもあるが、ここでは、映像信号線22に接続される方をドレインと称する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の実施例の液晶表示装置の基本構成を示すブロック図である。同図に示すように、本実施例の液晶表示装置100は、液晶表示パネル1と、駆動回路5と、フレキシブル基板80とバックライト110とから構成される。
液晶表示パネル1は、薄膜トランジスタ10、画素電極11、対向電極(コモン電極とも呼ぶ)15等が形成されるTFT基板2と、カラーフィルタ等が形成されるフィルタ基板(図示せず)とを、所定の間隙を隔てて重ね合わせ、該両基板間の周縁部近傍に枠状に設けたシール材(図示せず)により、両基板を貼り合わせると共に、シール材の内側に液晶組成物を封入、封止し、さらに、両基板の外側に偏光板を貼り付けて構成される。
なお、本実施例は対向電極15がTFT基板2に設けられる所謂横電界方式の液晶表示パネルにも、対向電極15がフィルタ基板に設けられる所謂縦電界方式の液晶表示パネルにも同様に適用される。
図1においては、図中x方向に延在しy方向に並設される走査信号線(ゲート信号線とも呼ぶ)21と、y方向に延在しx方向に並設される映像信号線(ドレイン信号線とも呼ぶ)22とが設けられており、走査信号線21とドレイン信号線22とで囲まれる領域に画素部8が形成されている。
なお、液晶表示パネル1は多数の画素部8をマトリクス状に備えているが、図を解り易くするため、図1では画素部8を1つだけ示している。マトリクス状に配置された画素部8は表示領域9を形成し、各画素部8が表示画像の画素の役割をはたし、表示領域9に画像を表示する。
各画素部8の薄膜トランジスタ10は、ソースが画素電極11に接続され、ドレインが映像信号線22に接続され、ゲートが走査信号線21に接続される。この薄膜トランジスタ10は、画素電極11に表示電圧(階調電圧)を供給するためのスイッチとして機能する。なお、ソース、ドレインの呼び方は、バイアスの関係で逆になることもあるが、ここでは、映像信号線22に接続される方をドレインと称する。
駆動回路5は、TFT基板2を構成する透明な絶縁基板(ガラス基板、樹脂基板等)に配置される。また、駆動回路5は、走査信号出力回路51と映像信号線22と対向電極信号線25に接続している。なお、符号66は駆動回路5と走査信号出力回路51とを接続する信号線を示している。
TFT基板2には、フレキシブル基板80が接続されている。フレキシブル基板80にはコネクタ4が設けられている。コネクタ4は外部信号線と接続され外部からの信号が入力する。コネクタ4と駆動回路5の間には配線81が設けられており、外部からの信号は駆動回路5に入力する。
また、フレキシブル基板80にはバックライト110が接続されており、必要な電源電圧がコネクタ4を介して外部よりバックライト110に供給されている。バックライト110は液晶表示装置100の光源として使用される。
液晶表示装置100の外部に設けられた制御装置(図示せず)から送出された制御信号、および外部電源回路(図示せず)から供給される電源電圧が、コネクタ4、配線81を介して駆動回路5に入力する。
外部から駆動回路5に入力する信号は、クロック信号、ディスプレイタイミング信号、水平同期信号、垂直同期信号等の各制御信号および表示用デ−タ(R・G・B)、表示モード制御コマンドであり、入力した信号を基に、駆動回路5は液晶表示パネル1を駆動する。
TFT基板2には、フレキシブル基板80が接続されている。フレキシブル基板80にはコネクタ4が設けられている。コネクタ4は外部信号線と接続され外部からの信号が入力する。コネクタ4と駆動回路5の間には配線81が設けられており、外部からの信号は駆動回路5に入力する。
また、フレキシブル基板80にはバックライト110が接続されており、必要な電源電圧がコネクタ4を介して外部よりバックライト110に供給されている。バックライト110は液晶表示装置100の光源として使用される。
液晶表示装置100の外部に設けられた制御装置(図示せず)から送出された制御信号、および外部電源回路(図示せず)から供給される電源電圧が、コネクタ4、配線81を介して駆動回路5に入力する。
外部から駆動回路5に入力する信号は、クロック信号、ディスプレイタイミング信号、水平同期信号、垂直同期信号等の各制御信号および表示用デ−タ(R・G・B)、表示モード制御コマンドであり、入力した信号を基に、駆動回路5は液晶表示パネル1を駆動する。
駆動回路5は1チップの半導体集積回路(LSI)から構成され、映像信号線22への映像信号の出力回路と、対向電極信号線25への対向電圧を出力する出力回路とを有している。
また、走査信号出力回路51は、駆動回路5で発生させる基準クロックに基づき、1水平走査時間毎に、順次液晶表示パネル1の各走査信号線21に“High”レベルの選択電圧(走査信号)を供給する。これにより、液晶表示パネル1の各走査信号線21に接続された複数の薄膜トランジスタ10が、1水平走査期間の間、映像信号線22と画素電極11との間を電気的に導通させる。
また、駆動回路5は画素が表示すべき階調に対応する階調電圧を映像信号線22に出力する。薄膜トランジスタ10がオン状態(導通)になると、映像信号線22から階調電圧(映像信号)が画素電極11に供給される。その後、薄膜トランジスタ10がオフ状態となることで画素が表示すべき映像に基づく階調電圧が画素電極11に保持される。
また、駆動回路5は交流化駆動を実施するため、対向電極信号線25に一定期間毎に極性が反転する対向電圧を出力するコモン反転駆動を行っている。さらに、駆動回路5からは2系統の対向電極信号線25が出力している。一方の対向電極信号線を符号25−1で示し、他方を25−2と表示している。
また、走査信号出力回路51は、駆動回路5で発生させる基準クロックに基づき、1水平走査時間毎に、順次液晶表示パネル1の各走査信号線21に“High”レベルの選択電圧(走査信号)を供給する。これにより、液晶表示パネル1の各走査信号線21に接続された複数の薄膜トランジスタ10が、1水平走査期間の間、映像信号線22と画素電極11との間を電気的に導通させる。
また、駆動回路5は画素が表示すべき階調に対応する階調電圧を映像信号線22に出力する。薄膜トランジスタ10がオン状態(導通)になると、映像信号線22から階調電圧(映像信号)が画素電極11に供給される。その後、薄膜トランジスタ10がオフ状態となることで画素が表示すべき映像に基づく階調電圧が画素電極11に保持される。
また、駆動回路5は交流化駆動を実施するため、対向電極信号線25に一定期間毎に極性が反転する対向電圧を出力するコモン反転駆動を行っている。さらに、駆動回路5からは2系統の対向電極信号線25が出力している。一方の対向電極信号線を符号25−1で示し、他方を25−2と表示している。
図2は、図1の駆動回路5の内部ブロック図である。
駆動回路5のシステムインターフェース71には、外部信号入力用の端子31を介して制御信号、映像信号が入力し、外部表示インターフェース72には映像信号が入力する。また、出力端子である走査信号用端子41や映像信号線用端子42や電圧出力用端子43から液晶表示パネル1の駆動に必要な信号や電圧が出力する。
駆動回路5はグラフィックRAM52を内蔵しており、このグラフィックRAM52に表示データを格納している。液晶表示パネル1を駆動する場合には、液晶表示パネル1に応じたグラフィックRAM52のアドレスを指定し、グラフィックRAM52内に表示データを書き込む、駆動回路5はグラフィックRAM52内の表示データを基に階調電圧を液晶表示パネル1に出力する。
また、駆動回路5は、システムインターフェース71を介して外部から各種表示モードを指定することが可能である。駆動回路5は、システムインターフェース71を介して外部から入力するインストラクション信号により、レジスタの値を設定することで各機能を実行している。対向電極電圧の出力、走査信号用の電圧生成についてもインストラクション信号を用いて駆動回路5を制御する。
駆動回路5には、インデックスレジスタ74、コントロールレジスタ75の16ビットレジスタと、ライトデータレジスタ78、リードデータレジスタ79の18ビットのレジスタがあり、各レジスタにはシステムインターフェース71を介してデータの読み書きが行われる。
他に、外部表示インターフェース72は、動画表示用にRGBインターフェースと垂直同期インターフェースを備えており、外部からの入力信号線34を介して映像信号が入力する。RGBインターフェース動作時には、外部より供給される垂直同期信号と水平同期信号に合わせて表示データを取り込む。
駆動回路5のシステムインターフェース71には、外部信号入力用の端子31を介して制御信号、映像信号が入力し、外部表示インターフェース72には映像信号が入力する。また、出力端子である走査信号用端子41や映像信号線用端子42や電圧出力用端子43から液晶表示パネル1の駆動に必要な信号や電圧が出力する。
駆動回路5はグラフィックRAM52を内蔵しており、このグラフィックRAM52に表示データを格納している。液晶表示パネル1を駆動する場合には、液晶表示パネル1に応じたグラフィックRAM52のアドレスを指定し、グラフィックRAM52内に表示データを書き込む、駆動回路5はグラフィックRAM52内の表示データを基に階調電圧を液晶表示パネル1に出力する。
また、駆動回路5は、システムインターフェース71を介して外部から各種表示モードを指定することが可能である。駆動回路5は、システムインターフェース71を介して外部から入力するインストラクション信号により、レジスタの値を設定することで各機能を実行している。対向電極電圧の出力、走査信号用の電圧生成についてもインストラクション信号を用いて駆動回路5を制御する。
駆動回路5には、インデックスレジスタ74、コントロールレジスタ75の16ビットレジスタと、ライトデータレジスタ78、リードデータレジスタ79の18ビットのレジスタがあり、各レジスタにはシステムインターフェース71を介してデータの読み書きが行われる。
他に、外部表示インターフェース72は、動画表示用にRGBインターフェースと垂直同期インターフェースを備えており、外部からの入力信号線34を介して映像信号が入力する。RGBインターフェース動作時には、外部より供給される垂直同期信号と水平同期信号に合わせて表示データを取り込む。
垂直同期インターフェース動作時には垂直同期信号によりフレームの同期を行い、内部クロックにより表示データの取り込みを行う。
インデックスレジスタ74は、コントロールレジスタ75またはグラフィックRAM52のアクセス情報を格納するレジスタで、インデックスレジスタ74によりコントロールレジスタ75およびグラフィックRAM52のアドレスを指定することが可能である。
コントロールレジスタ75は、駆動回路5の各種機能を指定することができる。コントロールレジスタ75に設定された値により、表示動作を制御することが可能となる。例えばタイミング生成回路76に駆動する信号線の数等を指定することができる。
ライトデータレジスタ78はグラフィックRAM52に書き込むデータを一時記憶する。コントロールレジスタ75の設定値や、後述するアドレスカウンタ77の値、各種制御端子の値に従い、外部表示インターフェース72を介して一時格納した表示データをグラフィックRAM52に書き込む。
リードデータレジスタ79は、グラフィックRAM52からの読み出しデータを一時格納するレジスタである。コントロールレジスタ75の設定値や、後述するアドレスカウンタ77の値、各種制御端子の値に従い、一時格納したデータを外部に出力する。
アドレスカウンタ77は、グラフィックRAM52にアドレスを与えるカウンタである。インデックスカウンタ74にアドレス設定のインストラクションを書き込むと、インデックスカウンタ74からアドレスカウンタへアドレス情報が転送される。
グラフィックRAM52は、例えば、1画素あたり18ビットの構成で、172,800バイトのビットパターンデータを記憶するSRAM(Static RAM)を内蔵しており、最大240RGB×320サイズの表示に対応する。
インデックスレジスタ74は、コントロールレジスタ75またはグラフィックRAM52のアクセス情報を格納するレジスタで、インデックスレジスタ74によりコントロールレジスタ75およびグラフィックRAM52のアドレスを指定することが可能である。
コントロールレジスタ75は、駆動回路5の各種機能を指定することができる。コントロールレジスタ75に設定された値により、表示動作を制御することが可能となる。例えばタイミング生成回路76に駆動する信号線の数等を指定することができる。
ライトデータレジスタ78はグラフィックRAM52に書き込むデータを一時記憶する。コントロールレジスタ75の設定値や、後述するアドレスカウンタ77の値、各種制御端子の値に従い、外部表示インターフェース72を介して一時格納した表示データをグラフィックRAM52に書き込む。
リードデータレジスタ79は、グラフィックRAM52からの読み出しデータを一時格納するレジスタである。コントロールレジスタ75の設定値や、後述するアドレスカウンタ77の値、各種制御端子の値に従い、一時格納したデータを外部に出力する。
アドレスカウンタ77は、グラフィックRAM52にアドレスを与えるカウンタである。インデックスカウンタ74にアドレス設定のインストラクションを書き込むと、インデックスカウンタ74からアドレスカウンタへアドレス情報が転送される。
グラフィックRAM52は、例えば、1画素あたり18ビットの構成で、172,800バイトのビットパターンデータを記憶するSRAM(Static RAM)を内蔵しており、最大240RGB×320サイズの表示に対応する。
タイミング生成回路76は、表示に必要な内部回路を動作させるためのタイミング信号を発生させる。表示に必要なグラフィックRAM52の読み出しタイミングや、外部からのアクセスに対応する内部動作タイミング等のインターフェース信号を発生させる。
ラッチ回路53は、映像信号線側240出力分のデジタルデータを一旦保持する。出力する信号がラッチ回路53に準備できると、ラッチ回路53は表示データをレベルシフタ54に出力する。
レベルシフタ54は、ラッチ回路53に保持された信号の電圧レベルを変換して、デコーダ回路55を制御可能な電圧とする。
デコーダ回路55は入力した信号に従い階調電圧を出力する。デコーダ回路55から出力された電圧を出力回路56で電流増幅して映像信号線用端子42へ出力する。
映像信号線用端子42は、液晶表示パネルの映像信号線22に電気的に接続しており、階調電圧が映像信号線22に出力されることになる。階調電圧が出力される映像信号線22の数や、出力開始される映像信号線22の位置等はインストラクション信号によりコントロールレジスタ75に設定される。
他方、駆動回路5は走査信号線21用の走査信号発生回路57を備えている。走査信号発生回路57から走査信号用端子41に走査タイミング信号が出力する。
階調電圧生成回路62は、階調電圧を発生させ、デコーダ回路55に供給している。γ調整回路63は、階調電圧の増減の割合をγ関数に近似させて、人間の目の特性に適応した輝度変化を実現している。レギュレータ64は、内部ロジック回路用の電源電圧を出力している。
液晶駆動電圧生成回路61は、液晶表示パネルの駆動に必要な電圧を生成し、電圧出力用端子43から出力する。なお、液晶駆動電圧生成回路61が生成する電圧については図3を用いて説明する。
ラッチ回路53は、映像信号線側240出力分のデジタルデータを一旦保持する。出力する信号がラッチ回路53に準備できると、ラッチ回路53は表示データをレベルシフタ54に出力する。
レベルシフタ54は、ラッチ回路53に保持された信号の電圧レベルを変換して、デコーダ回路55を制御可能な電圧とする。
デコーダ回路55は入力した信号に従い階調電圧を出力する。デコーダ回路55から出力された電圧を出力回路56で電流増幅して映像信号線用端子42へ出力する。
映像信号線用端子42は、液晶表示パネルの映像信号線22に電気的に接続しており、階調電圧が映像信号線22に出力されることになる。階調電圧が出力される映像信号線22の数や、出力開始される映像信号線22の位置等はインストラクション信号によりコントロールレジスタ75に設定される。
他方、駆動回路5は走査信号線21用の走査信号発生回路57を備えている。走査信号発生回路57から走査信号用端子41に走査タイミング信号が出力する。
階調電圧生成回路62は、階調電圧を発生させ、デコーダ回路55に供給している。γ調整回路63は、階調電圧の増減の割合をγ関数に近似させて、人間の目の特性に適応した輝度変化を実現している。レギュレータ64は、内部ロジック回路用の電源電圧を出力している。
液晶駆動電圧生成回路61は、液晶表示パネルの駆動に必要な電圧を生成し、電圧出力用端子43から出力する。なお、液晶駆動電圧生成回路61が生成する電圧については図3を用いて説明する。
図3は、対向電極15に供給する対向電圧VCOMを一定周期で反転させる、所謂、コモン反転駆動方式を用いる場合の液晶駆動電圧生成回路61が生成する電圧および各電圧から生成される信号波形を示している。
図3に示す走査信号VSCNは、任意の並設された2本の走査信号線21に出力される走査信号を示している。図3に示すように走査信号線21に供給される走査信号VSCNがハイ(High)電圧VGONである期間を1水平走査期間(1H)と呼ぶ。なお、VGOFFはロウ(Low)電圧を示す。
フレームコモン反転駆動方式では、例えば、図3に示すように対向電圧VCOMは1フレーム期間(1F)毎にVCOMHとVCOMLの間で反転する。また、駆動回路5が出力する映像信号VIMGも対向電圧VCOMの反転に合わせて交流駆動となるように反転する。
コモン反転駆動方式を用いると、映像信号VIMGの振幅が小さくても、映像信号VIMGと対向電圧VCOMとの電位差を大きくとることが可能で、低電圧駆動、低消費電力化が可能である。
図中、映像信号VIMGの符号VSHは、画素に供給される階調電圧が対向電圧VCOMに対して正極性の信号である正階調電圧を示す。符号VSLは対向電圧VCOMに対して負極性である負階調電圧を示す。
図3に示す走査信号VSCNは、任意の並設された2本の走査信号線21に出力される走査信号を示している。図3に示すように走査信号線21に供給される走査信号VSCNがハイ(High)電圧VGONである期間を1水平走査期間(1H)と呼ぶ。なお、VGOFFはロウ(Low)電圧を示す。
フレームコモン反転駆動方式では、例えば、図3に示すように対向電圧VCOMは1フレーム期間(1F)毎にVCOMHとVCOMLの間で反転する。また、駆動回路5が出力する映像信号VIMGも対向電圧VCOMの反転に合わせて交流駆動となるように反転する。
コモン反転駆動方式を用いると、映像信号VIMGの振幅が小さくても、映像信号VIMGと対向電圧VCOMとの電位差を大きくとることが可能で、低電圧駆動、低消費電力化が可能である。
図中、映像信号VIMGの符号VSHは、画素に供給される階調電圧が対向電圧VCOMに対して正極性の信号である正階調電圧を示す。符号VSLは対向電圧VCOMに対して負極性である負階調電圧を示す。
なお、符号VCOMHは対向電極ハイ電圧で、VCOMLは対向電極ロウ電圧である。また、符号VDHは対向電極ハイ電圧VCOMHの基準となる基準電圧で、VDWは対向電圧の振幅を示す振幅基準電圧である。
走査信号VSCNの符号VGONは、画素部の薄膜トランジスタ(TFT)10をオンするための走査信号VSCNのハイ電圧でオン電圧VGONとも呼ぶ。正階調電圧VSHの最大値よりしきい値電圧分以上高い電圧が必要となる。また、符号VGOFFは薄膜トランジスタ10をオフするためのロウ電圧でありオフ電圧VGOFFとも呼び、負階調電圧VSLの最小値よりしきい値電圧分以上低い電圧が必要となる。
走査信号VSCNのオフ電圧VGOFFは、対向電圧VCOMに同期して、フレーム周期毎に反転して高オフ電圧VGOFF−Hと低オフ電圧VGOFF−Lとの間で振幅している。
走査信号VSCNのオフ電圧VGOFFを対向電圧VCOMと同期して、振幅させると対向電圧VCOMの振幅に伴う画素電極に保持される電圧の寄生容量に起因する変動を抑えることが可能であり、表示品質を保つことができる。なお、寄生容量による電圧の変動については後述する。
走査信号VSCNの符号VGONは、画素部の薄膜トランジスタ(TFT)10をオンするための走査信号VSCNのハイ電圧でオン電圧VGONとも呼ぶ。正階調電圧VSHの最大値よりしきい値電圧分以上高い電圧が必要となる。また、符号VGOFFは薄膜トランジスタ10をオフするためのロウ電圧でありオフ電圧VGOFFとも呼び、負階調電圧VSLの最小値よりしきい値電圧分以上低い電圧が必要となる。
走査信号VSCNのオフ電圧VGOFFは、対向電圧VCOMに同期して、フレーム周期毎に反転して高オフ電圧VGOFF−Hと低オフ電圧VGOFF−Lとの間で振幅している。
走査信号VSCNのオフ電圧VGOFFを対向電圧VCOMと同期して、振幅させると対向電圧VCOMの振幅に伴う画素電極に保持される電圧の寄生容量に起因する変動を抑えることが可能であり、表示品質を保つことができる。なお、寄生容量による電圧の変動については後述する。
次に、図4に前述の各電圧を生成する液晶駆動電圧生成回路61のブロック図を示す。符号181は対向電圧出力回路で、182は対向電圧基準電圧回路で、183は対向電圧ハイレベル調整回路で、184は対向電圧ロウレベル調整回路、185は基準電圧生成回路である。
基準電圧生成回路185から出力する基準電圧に基いて対向電圧基準電圧回路182は対向電圧の基準となる基準電圧VDHを出力する。
対向電圧基準電圧回路182は、基準電圧VDHから対向電極ハイ電圧VCOMHの基準となる電圧を出力する。なお、基準電圧VDHは、主に階調電圧の基準電圧として用いられるが、ここでは、対向電圧の基準電圧にも用いられることから符号182で示す回路を対向電圧基準電圧回路と呼んでいる。
対向電圧基準電圧回路182の出力は可変抵抗194に印加されており、対向電圧ハイレベル調整回路183は可変抵抗194からの入力する基準電圧により対向電極ハイ電圧VCOMHを生成している。また、対向電圧ロウレベル調整回路184は対向電圧の振幅基準電圧VDWを設定することで、対向電極ロウ電圧VCOMLを生成している。
なお、対向電圧ハイレベル調整回路183は可変抵抗194を用いずに、内部の不揮発性メモリ、フューズ回路等により保持する調整値を基に、基準電圧VDHに調整値倍した電圧値になるよう対向電極ハイ電圧VCOMHを生成することも可能である。
基準電圧生成回路185から出力する基準電圧に基いて対向電圧基準電圧回路182は対向電圧の基準となる基準電圧VDHを出力する。
対向電圧基準電圧回路182は、基準電圧VDHから対向電極ハイ電圧VCOMHの基準となる電圧を出力する。なお、基準電圧VDHは、主に階調電圧の基準電圧として用いられるが、ここでは、対向電圧の基準電圧にも用いられることから符号182で示す回路を対向電圧基準電圧回路と呼んでいる。
対向電圧基準電圧回路182の出力は可変抵抗194に印加されており、対向電圧ハイレベル調整回路183は可変抵抗194からの入力する基準電圧により対向電極ハイ電圧VCOMHを生成している。また、対向電圧ロウレベル調整回路184は対向電圧の振幅基準電圧VDWを設定することで、対向電極ロウ電圧VCOMLを生成している。
なお、対向電圧ハイレベル調整回路183は可変抵抗194を用いずに、内部の不揮発性メモリ、フューズ回路等により保持する調整値を基に、基準電圧VDHに調整値倍した電圧値になるよう対向電極ハイ電圧VCOMHを生成することも可能である。
対向電圧ハイレベル調整回路183の出力は、対向電圧出力回路181の対向電圧ハイレベル出力回路191aに入力し、対向電圧ロウレベル調整回路184の出力は対向電圧出力回路181の対向電圧ロウレベル出力回路191bに入力している。
対向電圧ハイレベル出力回路191aからは対向電極ハイ電圧VCOMHが出力しているが、対向電極ハイ電圧VCOMHは切換素子(スイッチ)192aと切換素子192bとに入力している。同様に対向電圧ロウレベル出力回路191bからは対向電極ロウ電圧VCOMLが出力し、切換素子192aと切換素子192bとに入力している。
切換素子192aと192bとは互いに一定周期で、対向電圧ハイレベル出力回路191aと対向電圧ロウレベル出力回路191bとからの出力と、第1対向電圧出力端子193aと第2対向電圧出力端子193bとの間の接続を切り替えるように形成されている。
そのため、インストラクション信号を用いて、第一の期間に第1対向電圧出力端子193aから対向電極ハイ電圧VCOMHを出力し、第2対向電圧出力端子193bから対向電極ロウ電圧VCOML出力する場合と、第2の期間に第1対向電圧出力端子193aから対向電極ロウ電圧VCOML出力し、第2対向電圧出力端子193bから対向電極ハイ電圧VCOMHを出力することが可能となっている。
対向電圧ハイレベル出力回路191aからは対向電極ハイ電圧VCOMHが出力しているが、対向電極ハイ電圧VCOMHは切換素子(スイッチ)192aと切換素子192bとに入力している。同様に対向電圧ロウレベル出力回路191bからは対向電極ロウ電圧VCOMLが出力し、切換素子192aと切換素子192bとに入力している。
切換素子192aと192bとは互いに一定周期で、対向電圧ハイレベル出力回路191aと対向電圧ロウレベル出力回路191bとからの出力と、第1対向電圧出力端子193aと第2対向電圧出力端子193bとの間の接続を切り替えるように形成されている。
そのため、インストラクション信号を用いて、第一の期間に第1対向電圧出力端子193aから対向電極ハイ電圧VCOMHを出力し、第2対向電圧出力端子193bから対向電極ロウ電圧VCOML出力する場合と、第2の期間に第1対向電圧出力端子193aから対向電極ロウ電圧VCOML出力し、第2対向電圧出力端子193bから対向電極ハイ電圧VCOMHを出力することが可能となっている。
また、符号281はオフ電圧生成回路で、基準電圧生成回路185から出力する基準電圧に基いて、高オフ電圧出力回路291aから高オフ電圧VGOFF−Hが出力し、低オフ電圧出力回路291bから低オフ電圧VGOFF−Lが出力する。また、高オフ電圧出力回路291aには対向電圧ロウレベル調整回路184から振幅基準電圧VDWが入力しており、オフ電圧の振幅を対向電圧と同様な振幅とすることが可能となっている。
また、第4昇圧回路154を用いる場合では、容量C41の両端に切換素子155と156を用いて、対向電極ハイ電圧VCOMHと対向電極ロウ電圧VCOMLとを供給することで、容量C41に振幅基準電圧VDWと同じ電位差を保持し、その後、切換素子156を用いて、対向電極ハイ電圧VCOMHを供給した容量C41の電極を保持容量素子Cout5に接続し、切換素子155を用いて、対向電極ロウ電圧VCOMLを供給した電極に、低オフ電圧VGOFF−Lを供給することで、低オフ電圧VGOFF−Lに振幅基準電圧VDW分、昇圧した高オフ電圧VGOFF−Hを得ることができる。
なお、第3昇圧回路153の容量Cout4からは低オフ電圧VGOFF−Lとして使用される電源電圧VGLが供給されているので、容量Cout4の出力を低オフ電圧VGOFF−Lとして利用可能である。得られた、高オフ電圧VGOFF−Hと、容量Cout4から出力する低オフ電圧VGOFF−Lはオフ電圧生成回路281に入力し、切換素子292を介して出力端子293から出力する。
また、第4昇圧回路154を用いる場合では、容量C41の両端に切換素子155と156を用いて、対向電極ハイ電圧VCOMHと対向電極ロウ電圧VCOMLとを供給することで、容量C41に振幅基準電圧VDWと同じ電位差を保持し、その後、切換素子156を用いて、対向電極ハイ電圧VCOMHを供給した容量C41の電極を保持容量素子Cout5に接続し、切換素子155を用いて、対向電極ロウ電圧VCOMLを供給した電極に、低オフ電圧VGOFF−Lを供給することで、低オフ電圧VGOFF−Lに振幅基準電圧VDW分、昇圧した高オフ電圧VGOFF−Hを得ることができる。
なお、第3昇圧回路153の容量Cout4からは低オフ電圧VGOFF−Lとして使用される電源電圧VGLが供給されているので、容量Cout4の出力を低オフ電圧VGOFF−Lとして利用可能である。得られた、高オフ電圧VGOFF−Hと、容量Cout4から出力する低オフ電圧VGOFF−Lはオフ電圧生成回路281に入力し、切換素子292を介して出力端子293から出力する。
また、切換素子292aと292bとは互いに一定周期で、高オフ電圧出力回路291aと低オフ電圧出力回路291bとからの出力と、第1オフ電圧出力端子293aと第2オフ電圧出力端子293bとの間の接続を切り替えるように形成され、切換素子292cと292dとは互いに一定周期で、高オフ電圧出力回路291aと低オフ電圧出力回路291bとからの出力と、第3オフ電圧出力端子293cと第4オフ電圧出力端子293dとの間の接続を切り替えるように形成されている。
そのため、インストラクション信号を用いて、第一の期間に第1オフ電圧出力端子293aから高オフ電圧VGOFF−Hを出力し、第2オフ電圧出力端子293bから低オフ電圧VGOFF−Lを出力する場合と、第二の期間に第1オフ電圧出力端子293aから低オフ電圧VGOFF−Lを出力し、第2オフ電圧出力端子293bから高オフ電圧VGOFF−Hを出力することが可能となっている。
また、第一の期間に第3オフ電圧出力端子293cから高オフ電圧VGOFF−Hを出力し、第4オフ電圧出力端子293dから低オフ電圧VGOFF−Lを出力する場合と、第二の期間に第3オフ電圧出力端子293cから低オフ電圧VGOFF−Lを出力し、第4オフ電圧出力端子293dから高オフ電圧VGOFF−Hを出力することが可能となっている。
そのため、インストラクション信号を用いて、第一の期間に第1オフ電圧出力端子293aから高オフ電圧VGOFF−Hを出力し、第2オフ電圧出力端子293bから低オフ電圧VGOFF−Lを出力する場合と、第二の期間に第1オフ電圧出力端子293aから低オフ電圧VGOFF−Lを出力し、第2オフ電圧出力端子293bから高オフ電圧VGOFF−Hを出力することが可能となっている。
また、第一の期間に第3オフ電圧出力端子293cから高オフ電圧VGOFF−Hを出力し、第4オフ電圧出力端子293dから低オフ電圧VGOFF−Lを出力する場合と、第二の期間に第3オフ電圧出力端子293cから低オフ電圧VGOFF−Lを出力し、第4オフ電圧出力端子293dから高オフ電圧VGOFF−Hを出力することが可能となっている。
なお、液晶駆動電圧生成回路61内の符号186は第1昇圧基準電圧回路で、第1昇圧回路151および第2昇圧回路152用の基準電圧VCIを出力する。また、符号187は第2昇圧基準電圧回路で第3昇圧回路153および第4昇圧回路154用の基準電圧VDCDCを出力する。
第1昇圧回路151は映像信号線用端子42に映像信号を出力する回路用の電源電圧DDVDHを基準電圧VCIを昇圧し生成する。電源電圧DDVDHはレベルシフタ54、デコーダ回路55を、出力回路56で使用される。
第2昇圧回路152は対向電圧ロウレベル出力回路191b駆動用の電源電圧VCLを基準電圧VCIを昇圧して生成する。
第3昇圧回路153は走査信号線21用の走査信号発生回路57、レベルシフト回路、出力回路56で使用される電源電圧VGHと電源電圧VGLを基準電圧VCIと基準電圧VDCDCから昇圧して生成する。なお、容量Cout4からは、電源電圧VGLが供給されている。
第4昇圧回路154は前述したように、高オフ電圧VGOFF−Hを低オフ電圧VGOFF−L(電源電圧VGL)から、対向電極ハイ電圧VCOMHと対向電極ロウ電圧VCOMLとの電圧差分を昇圧して生成する。
なお、容量C11、C12、C21、C31、C32、C33、は昇圧容量で、各昇圧回路の昇圧動作に使用される。また、容量Cout1、Cout2、Cout3、Cout4は出力端子に接続された保持容量素子である。
第1昇圧回路151は映像信号線用端子42に映像信号を出力する回路用の電源電圧DDVDHを基準電圧VCIを昇圧し生成する。電源電圧DDVDHはレベルシフタ54、デコーダ回路55を、出力回路56で使用される。
第2昇圧回路152は対向電圧ロウレベル出力回路191b駆動用の電源電圧VCLを基準電圧VCIを昇圧して生成する。
第3昇圧回路153は走査信号線21用の走査信号発生回路57、レベルシフト回路、出力回路56で使用される電源電圧VGHと電源電圧VGLを基準電圧VCIと基準電圧VDCDCから昇圧して生成する。なお、容量Cout4からは、電源電圧VGLが供給されている。
第4昇圧回路154は前述したように、高オフ電圧VGOFF−Hを低オフ電圧VGOFF−L(電源電圧VGL)から、対向電極ハイ電圧VCOMHと対向電極ロウ電圧VCOMLとの電圧差分を昇圧して生成する。
なお、容量C11、C12、C21、C31、C32、C33、は昇圧容量で、各昇圧回路の昇圧動作に使用される。また、容量Cout1、Cout2、Cout3、Cout4は出力端子に接続された保持容量素子である。
次に、図5を用いて寄生容量による電圧の変動に起因する輝度傾斜について説明する。図5(a)では解りやすくするために、液晶表示パネル1の表示領域9と走査信号線21と駆動回路5と走査信号出力回路51とについて示しており、他の構成については省略している。図5(b)では、画素部8の保持容量309とソース−ゲート間の寄生容量308との関係を示している。
図5(a)において、映像信号は図面の下側から画素に書き始められるものとする。すなわち走査信号線21−1に最初に走査信号が出力し、以後矢印で示すように、順番に走査信号を走査信号線21に出力し、最後に走査信号線21−320に走査信号が出力する。走査信号線21−320に走査信号を出力した後、帰線期間を経て再度走査信号線21−1から走査信号が出力する。この走査信号線21−1に走査信号が出力し、再度走査信号線21−1に走査信号が出力するまでの間を1フレーム期間と呼ぶ。
図5(b)に、薄膜トランジスタ10がオフ状態の画素部8の回路図を示す。図5(b)に示すように画素部8は、保持容量309と寄生容量308とで表すことが可能である。画素部8において、保持容量309は液晶に印加する電圧を保持する容量で、寄生容量308はゲート電極とソース電極との間に生じる容量である。画素電極はノード306で表され、画素電極に対向する対向電極はノード307で表される。また、ノード305はゲート電極となる。
図5(a)において、映像信号は図面の下側から画素に書き始められるものとする。すなわち走査信号線21−1に最初に走査信号が出力し、以後矢印で示すように、順番に走査信号を走査信号線21に出力し、最後に走査信号線21−320に走査信号が出力する。走査信号線21−320に走査信号を出力した後、帰線期間を経て再度走査信号線21−1から走査信号が出力する。この走査信号線21−1に走査信号が出力し、再度走査信号線21−1に走査信号が出力するまでの間を1フレーム期間と呼ぶ。
図5(b)に、薄膜トランジスタ10がオフ状態の画素部8の回路図を示す。図5(b)に示すように画素部8は、保持容量309と寄生容量308とで表すことが可能である。画素部8において、保持容量309は液晶に印加する電圧を保持する容量で、寄生容量308はゲート電極とソース電極との間に生じる容量である。画素電極はノード306で表され、画素電極に対向する対向電極はノード307で表される。また、ノード305はゲート電極となる。
図6に従来の駆動方法を示し、その問題点を説明する。前述したように対向電圧VCOMは、対向電極ロウ電圧VCOMLと対向電極ハイ電圧VCOMHの間で振幅しており、帰線期間で反転する。
例えば、200本目の走査信号線21−200に接続する画素部8では、第1のフレーム期間1F(1)では、対向電圧VCOMは対向電極ロウ電圧VCOMLであり、タイミング411で走査信号VSCNはオフ電圧VGOFFからオン電圧VGONに変化して画素電極に電圧VPIXが書き込まれる。
次に、帰線期間内であるタイミング412において、対向電圧VCOMが対向電極ロウ電圧VCOMLから対向電極ハイ電圧VCOMHに変化する。このとき、走査信号VSCNはオフ電圧VGOFFであることから薄膜トランジスタ10はオフ状態であり、図5(b)に示すように、保持容量309に寄生容量308が直列に接続された状態である。
対向電圧VCOMが対向電極ロウ電圧VCOMLから対向電極ハイ電圧VCOMHに変化することは、図5(b)に示す回路にとっては、対向電極を表すノード307の電位が上昇することを意味し、それに伴い、フローティング状態である画素電極を表すノード306の電位も上昇するので、画素電極の電位VPIXも対向電圧VCOMの変化に伴い上昇する。
例えば、200本目の走査信号線21−200に接続する画素部8では、第1のフレーム期間1F(1)では、対向電圧VCOMは対向電極ロウ電圧VCOMLであり、タイミング411で走査信号VSCNはオフ電圧VGOFFからオン電圧VGONに変化して画素電極に電圧VPIXが書き込まれる。
次に、帰線期間内であるタイミング412において、対向電圧VCOMが対向電極ロウ電圧VCOMLから対向電極ハイ電圧VCOMHに変化する。このとき、走査信号VSCNはオフ電圧VGOFFであることから薄膜トランジスタ10はオフ状態であり、図5(b)に示すように、保持容量309に寄生容量308が直列に接続された状態である。
対向電圧VCOMが対向電極ロウ電圧VCOMLから対向電極ハイ電圧VCOMHに変化することは、図5(b)に示す回路にとっては、対向電極を表すノード307の電位が上昇することを意味し、それに伴い、フローティング状態である画素電極を表すノード306の電位も上昇するので、画素電極の電位VPIXも対向電圧VCOMの変化に伴い上昇する。
このとき、寄生容量308が無い場合には、画素電極の電位VPIXの変化は対向電圧VCOMの変化と同等となるが、寄生容量308により画素電極の電位VPIXの変化は分配され、変化量は寄生容量308の容量をCgsで表し、保持容量をCstgで表すと(VCOMH−VCOML)×Cgs/(Cstg+Cgs)となる。
そのため、対向電極に対する画素電極の電圧である液晶印加電圧VSIGは、寄生容量308に分配される分、符号421に示すように減少することになる。
その後、タイミング413で薄膜トランジスタ10がオン状態となると、画素電極に所定の電圧VPIXが書き込まれるため、液晶印加電圧VSIGも希望する電圧となる。
このように寄生容量308による液晶印加電圧VSIGの減少が生じると、帰線期間から画素電極に所定の電圧VPIXが書き込まれる時間T2の長短により、液晶印加電圧VSIGの累積した値が小さくなり、輝度の差として現れることになる。すなわち、走査信号線21−1は液晶印加電圧VSIGの減少している期間が短く、走査信号線21−320は液晶印加電圧VSIGの減少している期間が長いため、図中下側の輝度が高く、上側の輝度が低くなる。
そこで、前述したように、走査信号VSCNのオフ電圧VGOFFを対向電圧VCOMと同期して振幅させるており、対向電圧VCOMの振幅に伴う画素電極に保持される液晶印加電圧VSIGの変動を抑えることが可能なり、表示品質を保つことができる。
そのため、対向電極に対する画素電極の電圧である液晶印加電圧VSIGは、寄生容量308に分配される分、符号421に示すように減少することになる。
その後、タイミング413で薄膜トランジスタ10がオン状態となると、画素電極に所定の電圧VPIXが書き込まれるため、液晶印加電圧VSIGも希望する電圧となる。
このように寄生容量308による液晶印加電圧VSIGの減少が生じると、帰線期間から画素電極に所定の電圧VPIXが書き込まれる時間T2の長短により、液晶印加電圧VSIGの累積した値が小さくなり、輝度の差として現れることになる。すなわち、走査信号線21−1は液晶印加電圧VSIGの減少している期間が短く、走査信号線21−320は液晶印加電圧VSIGの減少している期間が長いため、図中下側の輝度が高く、上側の輝度が低くなる。
そこで、前述したように、走査信号VSCNのオフ電圧VGOFFを対向電圧VCOMと同期して振幅させるており、対向電圧VCOMの振幅に伴う画素電極に保持される液晶印加電圧VSIGの変動を抑えることが可能なり、表示品質を保つことができる。
次に、図7に対向電圧VCOMを2系統設け、走査信号出力回路51を駆動回路5の左右に設け、走査信号VSCNを両側から交互に出力する場合を示す。
例えば、第1フレームでは、第1の対向電極信号線25−1に対向電極ハイ電圧VCOMHを出力し、対応する走査信号線21−1には高オフ電圧VGOFF−Hを出力し、第2の対向電極信号線25−2に対向電極ロウ電圧VCOMLを出力し、対応する走査信号線21−2には低オフ電圧VGOFF−Lを出力する。
次に、第2フレームでは、第1の対向電極信号線25−1に対向電極ロウ電圧VCOMLを出力し、対応する走査信号線21−1には低オフ電圧VGOFF−Lを出力し、第2の対向電極信号線25−2に対向電極ハイ電圧VCOMHを出力し、対応する走査信号線21−2には高オフ電圧VGOFF−Hを出力する。
このとき、第1フレームでは、図中左側の走査信号出力回路51−1からは高オフ電圧VGOFF−Hが出力され、右側の走査信号出力回路51−2からは低オフ電圧VGOFF−Lが出力されるので、第1オフ電圧出力端子293aには高オフ電圧出力回路291aが接続され、第2オフ電圧出力端子293bには高オフ電圧出力回路291aが接続され、第3オフ電圧出力端子293cには低オフ電圧出力回路291bが接続され、第4オフ電圧出力端子293dには低オフ電圧出力回路291bが接続される。
例えば、第1フレームでは、第1の対向電極信号線25−1に対向電極ハイ電圧VCOMHを出力し、対応する走査信号線21−1には高オフ電圧VGOFF−Hを出力し、第2の対向電極信号線25−2に対向電極ロウ電圧VCOMLを出力し、対応する走査信号線21−2には低オフ電圧VGOFF−Lを出力する。
次に、第2フレームでは、第1の対向電極信号線25−1に対向電極ロウ電圧VCOMLを出力し、対応する走査信号線21−1には低オフ電圧VGOFF−Lを出力し、第2の対向電極信号線25−2に対向電極ハイ電圧VCOMHを出力し、対応する走査信号線21−2には高オフ電圧VGOFF−Hを出力する。
このとき、第1フレームでは、図中左側の走査信号出力回路51−1からは高オフ電圧VGOFF−Hが出力され、右側の走査信号出力回路51−2からは低オフ電圧VGOFF−Lが出力されるので、第1オフ電圧出力端子293aには高オフ電圧出力回路291aが接続され、第2オフ電圧出力端子293bには高オフ電圧出力回路291aが接続され、第3オフ電圧出力端子293cには低オフ電圧出力回路291bが接続され、第4オフ電圧出力端子293dには低オフ電圧出力回路291bが接続される。
さらに、第1オフ電圧出力端子293aは左側の走査信号出力回路51−1の入力端子84を介して配線86に接続しており、また、第2オフ電圧出力端子293bは左側の走査信号出力回路51−1の入力端子84を介して配線87に接続しており出力アンプ83からは高オフ電圧VGOFF−Hが出力する。なお、出力アンプ83はインバータ回路を用いることも可能である。
また、第3オフ電圧出力端子293cは右側の走査信号出力回路51−2の入力端子84を介して配線86に接続しており、また、第4オフ電圧出力端子293dは右側の走査信号出力回路51−2の入力端子84を介して配線87に接続しており出力アンプ83からは低オフ電圧VGOFF−Lが出力する。
なお、走査信号出力回路51からオン電圧VGONが出力する場合は、配線294、走査信号出力回路51の入力端子84、配線85を介して供給されるオン電圧VGONが出力アンプ83から出力される。
また、第2フレームでは、図中左側の走査信号出力回路51−1からは低オフ電圧VGOFF−Lが出力され、右側の走査信号出力回路51−2からは高オフ電圧VGOFF−Hが出力されるので、第1オフ電圧出力端子293aには低オフ電圧出力回路291bが接続され、第2オフ電圧出力端子293bには低オフ電圧出力回路291bが接続され、第3オフ電圧出力端子293cには高オフ電圧出力回路291aが接続され、第4オフ電圧出力端子293dには高オフ電圧出力回路291aが接続される。
また、第3オフ電圧出力端子293cは右側の走査信号出力回路51−2の入力端子84を介して配線86に接続しており、また、第4オフ電圧出力端子293dは右側の走査信号出力回路51−2の入力端子84を介して配線87に接続しており出力アンプ83からは低オフ電圧VGOFF−Lが出力する。
なお、走査信号出力回路51からオン電圧VGONが出力する場合は、配線294、走査信号出力回路51の入力端子84、配線85を介して供給されるオン電圧VGONが出力アンプ83から出力される。
また、第2フレームでは、図中左側の走査信号出力回路51−1からは低オフ電圧VGOFF−Lが出力され、右側の走査信号出力回路51−2からは高オフ電圧VGOFF−Hが出力されるので、第1オフ電圧出力端子293aには低オフ電圧出力回路291bが接続され、第2オフ電圧出力端子293bには低オフ電圧出力回路291bが接続され、第3オフ電圧出力端子293cには高オフ電圧出力回路291aが接続され、第4オフ電圧出力端子293dには高オフ電圧出力回路291aが接続される。
次に図8を用いて、左側の走査信号出力回路51−1は下側の走査信号線21に走査信号を出力し、右側の走査信号出力回路51−2は上側の走査信号線21に走査信号を出力する場合を示す。
図8の左側の走査信号出力回路51−1に注目すると、走査信号線21−1に高オフ電圧VGOFF−Hを出力し、走査信号線21−2には低オフ電圧VGOFF−Lを出力する場合には、第1オフ電圧出力端子293aから高オフ電圧VGOFF−Hを出力し、左側の走査信号出力回路51−1の入力端子84、配線86を介して、出力アンプ83からは高オフ電圧VGOFF−Hを出力する。また、第2オフ電圧出力端子293bからは低オフ電圧VGOFF−Lを出力し、左側の走査信号出力回路51−1の入力端子84、配線87を介して出力アンプ83からは低オフ電圧VGOFF−Lが出力する。
このように、図8に示す回路構成では、高オフ電圧VGOFF−Hと低オフ電圧VGOFF−Lとを同じ走査信号出力回路51に供給する必要があるため、走査信号出力回路51には高オフ電圧VGOFF−Hと低オフ電圧VGOFF−L用の配線86、87と入力端子84が設けられている。また、駆動回路5にも2系統の高オフ電圧出力回路291aと低オフ電圧出力回路291bが設けられる。
図8の左側の走査信号出力回路51−1に注目すると、走査信号線21−1に高オフ電圧VGOFF−Hを出力し、走査信号線21−2には低オフ電圧VGOFF−Lを出力する場合には、第1オフ電圧出力端子293aから高オフ電圧VGOFF−Hを出力し、左側の走査信号出力回路51−1の入力端子84、配線86を介して、出力アンプ83からは高オフ電圧VGOFF−Hを出力する。また、第2オフ電圧出力端子293bからは低オフ電圧VGOFF−Lを出力し、左側の走査信号出力回路51−1の入力端子84、配線87を介して出力アンプ83からは低オフ電圧VGOFF−Lが出力する。
このように、図8に示す回路構成では、高オフ電圧VGOFF−Hと低オフ電圧VGOFF−Lとを同じ走査信号出力回路51に供給する必要があるため、走査信号出力回路51には高オフ電圧VGOFF−Hと低オフ電圧VGOFF−L用の配線86、87と入力端子84が設けられている。また、駆動回路5にも2系統の高オフ電圧出力回路291aと低オフ電圧出力回路291bが設けられる。
次に図9を用いて駆動回路5と走査信号出力回路51との接続について説明する。図9では駆動回路5を並べて走査信号出力回路51を配置する構成を示す。駆動回路5から走査信号出力回路51には、走査信号用端子41から出力する走査タイミング信号を伝達する信号線66の他に、配線86、87及びインストラクション信号線88が接続している。
また、走査信号出力回路51には、端子84a、84b、84c、84dが設けられており、走査信号出力回路51−1には配線86を介して、駆動回路5の第1オフ電圧出力端子293aの出力が端子84aに接続している。また、配線87を介して、駆動回路5の第2オフ電圧出力端子293bの出力が端子84bに接続している。
他方、走査信号出力回路51−2には配線86を介して、駆動回路5の第4オフ電圧出力端子293dの出力が端子84dに接続、配線87を介して、駆動回路5の第3オフ電圧出力端子293cの出力が端子84cに接続している。
そのため、駆動回路5の左側に位置する走査信号出力回路51−1では、端子84aと84bにオフ電圧が入力し、駆動回路5の右側に位置する走査信号出力回路51−2では、端子84cと84dにオフ電圧が入力している。
このように、駆動回路5の左右どちらに配置されることで、入力端子から入力されるオフ電圧が異なることになり、左右どちらに配置されているかを外部から指定する必要がある。そのため、左右識別端子95が設けられ識別信号が入力している。識別信号としては例えば配線89aはハイ電圧が供給され、配線89bにはロウ電圧が供給されている。
また、走査信号出力回路51には、端子84a、84b、84c、84dが設けられており、走査信号出力回路51−1には配線86を介して、駆動回路5の第1オフ電圧出力端子293aの出力が端子84aに接続している。また、配線87を介して、駆動回路5の第2オフ電圧出力端子293bの出力が端子84bに接続している。
他方、走査信号出力回路51−2には配線86を介して、駆動回路5の第4オフ電圧出力端子293dの出力が端子84dに接続、配線87を介して、駆動回路5の第3オフ電圧出力端子293cの出力が端子84cに接続している。
そのため、駆動回路5の左側に位置する走査信号出力回路51−1では、端子84aと84bにオフ電圧が入力し、駆動回路5の右側に位置する走査信号出力回路51−2では、端子84cと84dにオフ電圧が入力している。
このように、駆動回路5の左右どちらに配置されることで、入力端子から入力されるオフ電圧が異なることになり、左右どちらに配置されているかを外部から指定する必要がある。そのため、左右識別端子95が設けられ識別信号が入力している。識別信号としては例えば配線89aはハイ電圧が供給され、配線89bにはロウ電圧が供給されている。
なお、端子295と左右識別端子95とはインストラクション信号端子で、インストラクション信号線88により駆動回路5と走査信号出力回路51−1と走査信号出力回路51−2とは共通に接続されている。そのため、インストラクション信号では走査信号出力回路51の左右を指定することができない不具合が生じる。そのため、インストラクション信号とは別に、前述した左右識別端子95を設ける必要が生じる。
以上説明したように、本実施例によれば、2系統の対向電極信号線により正極性用の対向電圧と負極性用の対向電圧を供給することが可能となる。駆動回路に正極性用の対向電圧と負極性用の対向電圧を供給する回路を形成することで、一方の回路より供給する電荷量が減少し、充分に対向電極を駆動することができる。そのため、対向電圧の変動を抑えることが可能となる。さらに、フリッカを防止して高画質表示が可能となる。また、対向電極をフレーム毎に交流化することから低消費電力化が可能である。
さらに、対向電圧に対応して走査信号も正極性用と負極性用のオフ電圧を供給することにより、寄生容量により生じる輝度の変動も抑えることが可能となる。
以上説明したように、本実施例によれば、2系統の対向電極信号線により正極性用の対向電圧と負極性用の対向電圧を供給することが可能となる。駆動回路に正極性用の対向電圧と負極性用の対向電圧を供給する回路を形成することで、一方の回路より供給する電荷量が減少し、充分に対向電極を駆動することができる。そのため、対向電圧の変動を抑えることが可能となる。さらに、フリッカを防止して高画質表示が可能となる。また、対向電極をフレーム毎に交流化することから低消費電力化が可能である。
さらに、対向電圧に対応して走査信号も正極性用と負極性用のオフ電圧を供給することにより、寄生容量により生じる輝度の変動も抑えることが可能となる。
次に図10に液晶表示パネル1の画素部8の平面図を示す。また図10のA−A線で示す断面図を図11に示す。図10、図11では、横電界方式(In-plane switching mode)の液晶パネルの画素部8を示している。
図10に示すようにTFT基板2には画素部8が形成されており、画素部8は走査信号線21と対向電極信号線25と映像信号線22とに囲まれた領域となる。
前述したように、走査信号線21と映像信号線22の交差部近傍にスイッチング素子(以後TFTとも呼ぶ)10と画素電極11とが形成される。画素電極11と対向電極15とは櫛歯状に形成され、交互に配置されている。画素電極11に供給された映像信号と、対向電極15に供給される対向電圧との間に生じる電位差により、液晶分子の配向方向が変化して透過光の強度を制御することができる。
符号132はドレイン領域で符号133はソース領域で後述する半導体層134に形成され、TFT10を形成する。符号146はスルーホールでソース領域133と画素電極11とを電気的に接続する。符号147は対向電極15と対向電極信号線25とを電気的に接続しているスルーホールである。
次に、液晶表示パネル1は図11に示すような断面構造をしており、TFT基板2とカラーフィルタ基板3とが対向して配置されている。TFT基板2とカラーフィルタ基板3との間には、液晶組成物40が保持されている。なお、TFT基板2とカラーフィルタ基板3との周辺部には、シール材(図示せず)が設けられており、TFT基板2とカラーフィルタ基板3とシール材とは、狭い隙間を有する容器を形成し、液晶組成物40はTFT基板2とカラーフィルタ基板3との間に封止される。また、符号14と符号18は液晶分子の配向を制御する配向膜である。
カラーフィルタ基板3には赤(R)、緑(G)、青(B)毎にカラーフィルタ150が形成されており、各カラーフィルタ150の境界には遮光のためにブラックマトリクス162が形成されている。
図10に示すようにTFT基板2には画素部8が形成されており、画素部8は走査信号線21と対向電極信号線25と映像信号線22とに囲まれた領域となる。
前述したように、走査信号線21と映像信号線22の交差部近傍にスイッチング素子(以後TFTとも呼ぶ)10と画素電極11とが形成される。画素電極11と対向電極15とは櫛歯状に形成され、交互に配置されている。画素電極11に供給された映像信号と、対向電極15に供給される対向電圧との間に生じる電位差により、液晶分子の配向方向が変化して透過光の強度を制御することができる。
符号132はドレイン領域で符号133はソース領域で後述する半導体層134に形成され、TFT10を形成する。符号146はスルーホールでソース領域133と画素電極11とを電気的に接続する。符号147は対向電極15と対向電極信号線25とを電気的に接続しているスルーホールである。
次に、液晶表示パネル1は図11に示すような断面構造をしており、TFT基板2とカラーフィルタ基板3とが対向して配置されている。TFT基板2とカラーフィルタ基板3との間には、液晶組成物40が保持されている。なお、TFT基板2とカラーフィルタ基板3との周辺部には、シール材(図示せず)が設けられており、TFT基板2とカラーフィルタ基板3とシール材とは、狭い隙間を有する容器を形成し、液晶組成物40はTFT基板2とカラーフィルタ基板3との間に封止される。また、符号14と符号18は液晶分子の配向を制御する配向膜である。
カラーフィルタ基板3には赤(R)、緑(G)、青(B)毎にカラーフィルタ150が形成されており、各カラーフィルタ150の境界には遮光のためにブラックマトリクス162が形成されている。
TFT基板2は、少なくとも一部が透明なガラス、樹脂等からなる。TFT基板2上には下地膜が形成されその上にポリシリコン膜からなる半導体層134が形成される。
半導体層134の上にはゲート絶縁膜136が形成され、ゲート絶縁膜136の上にはゲート電極131が形成される。前述したようにTFT基板2には走査信号線21が形成されているが、走査信号線21の一部はゲート電極131を形成する。走査信号線21は、クロム(Cr)または、ジルコニウム(Zirconium)を主体とする層と、アルミニウム(Al)を主体とする層の多層膜から形成される。また、上面からTFT基板側の下面に向けて線幅が広がるように側面が傾斜している。
半導体層134の両端部には不純物が注入されドレイン領域132とソース領域133とが離間して形成されている。前述したように、ドレインとソースの呼び方は電位によって変化するが、本明細書では映像信号線22と接続する方をドレインと呼び、画素電極11と接続する方をソースと呼ぶ。
映像信号線22は、モリブデン(Mo)とクロム(Cr)の合金や、モリブデン(Mo)又はタングステン(W)を主体とする2つの層で、アルミニウム(Al)を主体とする層を挟んだ多層膜から形成されている。また、TFT10を覆うように無機絶縁膜143と有機絶縁膜144が形成されている。ソース領域133は無機絶縁膜143と有機絶縁膜144とに形成されたスルーホール146を介して画素電極11と接続されている。
半導体層134の上にはゲート絶縁膜136が形成され、ゲート絶縁膜136の上にはゲート電極131が形成される。前述したようにTFT基板2には走査信号線21が形成されているが、走査信号線21の一部はゲート電極131を形成する。走査信号線21は、クロム(Cr)または、ジルコニウム(Zirconium)を主体とする層と、アルミニウム(Al)を主体とする層の多層膜から形成される。また、上面からTFT基板側の下面に向けて線幅が広がるように側面が傾斜している。
半導体層134の両端部には不純物が注入されドレイン領域132とソース領域133とが離間して形成されている。前述したように、ドレインとソースの呼び方は電位によって変化するが、本明細書では映像信号線22と接続する方をドレインと呼び、画素電極11と接続する方をソースと呼ぶ。
映像信号線22は、モリブデン(Mo)とクロム(Cr)の合金や、モリブデン(Mo)又はタングステン(W)を主体とする2つの層で、アルミニウム(Al)を主体とする層を挟んだ多層膜から形成されている。また、TFT10を覆うように無機絶縁膜143と有機絶縁膜144が形成されている。ソース領域133は無機絶縁膜143と有機絶縁膜144とに形成されたスルーホール146を介して画素電極11と接続されている。
なお、無機絶縁膜143は窒化シリコンや酸化シリコンを用いて形成可能であり、有機絶縁膜144は有機樹脂膜を用いることができ、その表面は比較的平坦に形成することが可能なものであるが、凹凸を形成すように加工することも可能である。
画素電極11及び対向電極15は透明導電膜からなり、透明導電膜は、ITO(indium tin oxide)、ITZO(Indium Tin Zinc Oxide)、IZO (Indium Zinc Oxide)、ZnO (Zinc Oxide)、SnO(酸化スズ)、In2O3(酸化インジウム)等の透光性の導電層から構成されている。
また、前述したクロムを主体とする層は、クロム単体でもクロムとモリブデン(Mo)等の合金でもよく、ジルコニウムを主体とする層は、ジルコニウム単体でもジルコニウムとモリブデン等の合金でもよく、タングステンを主体とする層は、タングステン単体でもタングステンとモリブデン等の合金でもよく、アルミニウムを主体とする層は、アルミニウム単体でもアルミニウムとネオジウム(Neodymium)等の合金でもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
画素電極11及び対向電極15は透明導電膜からなり、透明導電膜は、ITO(indium tin oxide)、ITZO(Indium Tin Zinc Oxide)、IZO (Indium Zinc Oxide)、ZnO (Zinc Oxide)、SnO(酸化スズ)、In2O3(酸化インジウム)等の透光性の導電層から構成されている。
また、前述したクロムを主体とする層は、クロム単体でもクロムとモリブデン(Mo)等の合金でもよく、ジルコニウムを主体とする層は、ジルコニウム単体でもジルコニウムとモリブデン等の合金でもよく、タングステンを主体とする層は、タングステン単体でもタングステンとモリブデン等の合金でもよく、アルミニウムを主体とする層は、アルミニウム単体でもアルミニウムとネオジウム(Neodymium)等の合金でもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
1 液晶表示パネル
2 TFT基板
3 カラーフィルタ基板
4 コネクタ
5 駆動回路
8 画素部
9 表示領域
10 薄膜トランジスタ
11 画素電極
14,18 配向膜
15 対向電極(コモン電極)
21,21−1,21−2,21−320 走査信号線(ゲート信号線)
22 映像信号線(ドレイン信号線)
25,25−1,25−2 対向電極信号線
31 端子
34 入力信号線
40 液晶組成物
41 走査信号用端子
42 映像信号線用端子
43 電圧出力用端子
51,51−1,51−2 走査信号出力回路
52 グラフィックRAM
53 ラッチ回路
54 レベルシフタ
55 デコーダ回路
56 出力回路
57 走査信号発生回路
61 液晶駆動電圧生成回路
62 階調電圧生成回路
63 γ調整回路
64 レギュレータ
66 信号線
71 システムインターフェース
72 外部表示インターフェース
74 インデックスレジスタ
75 コントロールレジスタ
76 タイミング生成回路
77 アドレスカウンタ
78 ライトデータレジスタ
79 リードデータレジスタ
80 フレキシブル基板
81,85,86,87,294 配線
83 出力アンプ
84 入力端子
84a,84b,84c,84d,295 端子
88 インストラクション信号線
89a,89b 配線
95 左右識別端子
100 液晶表示装置
110 バックライト
131 ゲート電極
132 ドレイン領域
133 ソース領域
134 半導体層
136 ゲート絶縁膜
143 無機絶縁膜
144 有機絶縁膜
146,147 スルーホール
150 カラーフィルタ
151 第1昇圧回路
152 第2昇圧回路
153 第3昇圧回路
154 第4昇圧回路
155,156,192a,192b,292,292a,292b,292c,292d 切換素子(スイッチ)
162 ブラックマトリクス
181 対向電圧出力回路
182 対向電圧基準電圧回路
183 対向電圧ハイレベル調整回路
184 対向電圧ロウレベル調整回路
185 基準電圧生成回路
186 第1昇圧基準電圧回路
187 第2昇圧基準電圧回路
191a 対向電圧ハイレベル出力回路
191b 対向電圧ロウレベル出力回路
194 可変抵抗
193a 第1対向電圧出力端子
193b 第2対向電圧出力端子
281 オフ電圧生成回路
291a 高オフ電圧出力回路
291b 低オフ電圧出力回路
293 出力端子
293a 第1オフ電圧出力端子
293b 第2オフ電圧出力端子
293c 第3オフ電圧出力端子
293d 第4オフ電圧出力端子
C11,C12,C21,C31,C32,C33,C41,Cout1〜Cout5 容量
308 寄生容量
309 保持容量
305,306,307 ノード
2 TFT基板
3 カラーフィルタ基板
4 コネクタ
5 駆動回路
8 画素部
9 表示領域
10 薄膜トランジスタ
11 画素電極
14,18 配向膜
15 対向電極(コモン電極)
21,21−1,21−2,21−320 走査信号線(ゲート信号線)
22 映像信号線(ドレイン信号線)
25,25−1,25−2 対向電極信号線
31 端子
34 入力信号線
40 液晶組成物
41 走査信号用端子
42 映像信号線用端子
43 電圧出力用端子
51,51−1,51−2 走査信号出力回路
52 グラフィックRAM
53 ラッチ回路
54 レベルシフタ
55 デコーダ回路
56 出力回路
57 走査信号発生回路
61 液晶駆動電圧生成回路
62 階調電圧生成回路
63 γ調整回路
64 レギュレータ
66 信号線
71 システムインターフェース
72 外部表示インターフェース
74 インデックスレジスタ
75 コントロールレジスタ
76 タイミング生成回路
77 アドレスカウンタ
78 ライトデータレジスタ
79 リードデータレジスタ
80 フレキシブル基板
81,85,86,87,294 配線
83 出力アンプ
84 入力端子
84a,84b,84c,84d,295 端子
88 インストラクション信号線
89a,89b 配線
95 左右識別端子
100 液晶表示装置
110 バックライト
131 ゲート電極
132 ドレイン領域
133 ソース領域
134 半導体層
136 ゲート絶縁膜
143 無機絶縁膜
144 有機絶縁膜
146,147 スルーホール
150 カラーフィルタ
151 第1昇圧回路
152 第2昇圧回路
153 第3昇圧回路
154 第4昇圧回路
155,156,192a,192b,292,292a,292b,292c,292d 切換素子(スイッチ)
162 ブラックマトリクス
181 対向電圧出力回路
182 対向電圧基準電圧回路
183 対向電圧ハイレベル調整回路
184 対向電圧ロウレベル調整回路
185 基準電圧生成回路
186 第1昇圧基準電圧回路
187 第2昇圧基準電圧回路
191a 対向電圧ハイレベル出力回路
191b 対向電圧ロウレベル出力回路
194 可変抵抗
193a 第1対向電圧出力端子
193b 第2対向電圧出力端子
281 オフ電圧生成回路
291a 高オフ電圧出力回路
291b 低オフ電圧出力回路
293 出力端子
293a 第1オフ電圧出力端子
293b 第2オフ電圧出力端子
293c 第3オフ電圧出力端子
293d 第4オフ電圧出力端子
C11,C12,C21,C31,C32,C33,C41,Cout1〜Cout5 容量
308 寄生容量
309 保持容量
305,306,307 ノード
Claims (7)
- 第1の基板と、
第2の基板と、
前記第1の基板と前記第2の基板の間に挟まれた液晶組成物と、
前記第1の基板に設けられた複数の画素電極と、
前記画素電極に対向配置された対向電極と、
前記画素電極に映像信号を供給するスイッチング素子と、
前記スイッチング素子に映像信号を供給する映像信号線と、
前記スイッチング素子のオン・オフを制御する走査信号を供給する走査信号線と、
前記対向電極に第1の電圧を供給する第1の対向電極信号線と、
前記対向電極に第2の電圧を供給する第2の対向電極信号線と、
前記映像信号と走査信号を出力する駆動回路とを有し、
隣合う2本の走査信号線である第1の走査信号線と第2の走査信号線には、第1の走査信号線に制御されるスイッチング素子により映像信号が供給される第1の画素電極と、第2の走査信号線に制御されるスイッチング素子により映像信号が供給される第2の画素電極とを設け、
第1の画素電極に対向する第1の対向電極には前記第1の対向電極信号線が接続し、
第2の画素電極に対向する第2の対向電極には前記第2の対向電極信号線が接続し、
第1の対向電極には第1の対向電圧が供給され、
第2の対向電極には第2の対向電圧が供給され、
第1の走査信号線には第1のオフ電圧が供給され、
第2の走査信号線には第2のオフ電圧が供給されることを特徴とする液晶表示装置。 - 前記駆動回路は、前記第1のオフ電圧を出力する第1電圧生成回路と、
前記第2のオフ電圧を出力する第2電圧生成回路とを備えることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。 - 前記駆動回路は、前記第1のオフ電圧を出力する第1電圧生成回路と、
前記第2のオフ電圧を出力する第2電圧生成回路と、
前記第1のオフ電圧が出力される第1の出力端子と、
前記第2のオフ電圧が出力される第2の出力端子と、
前記第1電圧生成回路と、前記第1の出力端子または前記第2の出力端子との間の接続を切り替える第1のスイッチング回路と、
前記第2電圧生成回路と、前記第1の出力端子または前記第2の出力端子との間の接続を切り替える第2のスイッチング回路とを備えることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。 - 第1の基板と、
第2の基板と、
前記第1の基板と前記第2の基板の間に挟まれた液晶組成物と、
前記第1の基板に設けられた複数の画素電極と、
前記画素電極に対向して配置される対向電極と、
前記画素電極に映像信号を供給するスイッチング素子と、
前記スイッチング素子に映像信号を供給する映像信号線と、
前記スイッチング素子のオン・オフを制御する走査信号を供給する走査信号線と、
前記対向電極に対向電圧を供給する対向電圧線と、
前記映像信号を出力する第1の駆動回路と
前記走査信号を出力する第2の駆動回路とを有し、
前記対向電圧は、第1の対向電圧と第2の対向電圧との間で振幅し、
前記走査信号は、スイッチング素子のオン・オフを制御するオン電圧とオフ電圧とを有し、
前記オフ電圧は、前記対向電圧に同期して第1のオフ電圧と第2のオフ電圧の間で振幅し、
前記第2の駆動回路には、前記第1のオフ電圧が入力する入力端子と、前記第2のオフ電圧が入力する入力端子とが設けられたことを特徴とする液晶表示装置。 - 前記第1の駆動回路は、前記第1のオフ電圧を出力する第1電圧生成回路と、
前記第2のオフ電圧を出力する第2電圧生成回路とを備えることを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置。 - 前記第1の駆動回路は、前記第1のオフ電圧を出力する第1電圧生成回路と、
前記第2のオフ電圧を出力する第2電圧生成回路と、
前記第1のオフ電圧が出力される第1の出力端子と、
前記第2のオフ電圧が出力される第2の出力端子と、
前記第1電圧生成回路と、前記第1の出力端子または前記第2の出力端子との間の接続を切り替える第1のスイッチング回路と、
前記第2電圧生成回路と、前記第1の出力端子または前記第2の出力端子との間の接続を切り替える第2のスイッチング回路とを備えることを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置。 - 前記第2の駆動回路は、入力端子と識別端子とを有し、
前記第1の駆動回路は、前記第1のオフ電圧が入力する入力端子と、前記第2のオフ電圧が入力する入力端子とを指定できることを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置。
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JP2015045726A (ja) * | 2013-08-28 | 2015-03-12 | シナプティクス・ディスプレイ・デバイス株式会社 | 表示駆動装置及び表示装置 |
JP2017058687A (ja) * | 2016-10-21 | 2017-03-23 | 株式会社ジャパンディスプレイ | 液晶表示装置 |
-
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