JP2009222516A - 端部検査装置、及び、端部検査方法 - Google Patents

端部検査装置、及び、端部検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基板に塗布される膜の塗布範囲を検査する端部検査装置を提供する。
【解決手段】外面に膜が形成されるウェハSを検査対象とする端部検査装置1のコンピュータ10が、ウェハSのウェハ端SEを、ウェハSの平坦面に平行となるように撮影された画像データDHから、ウェハSの輪郭線を抽出し、画像データDHの撮影対象の位置を、ウェハの平坦面となす角θで撮影された画像データDSを構成するピクセルの径方向の輝度値の変化により、ウェハSのエッジ位置に対応するピクセルと、膜の境界となる膜境界位置に対応するピクセルとを検出し、検出したピクセルに基づき算出するエッジから膜境界位置までの距離と、基盤の輪郭線と、角度θとに基づき、輪郭線における膜境界位置を算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、検査対象物の端部の形状を検査する端部検査装置に関する。
半導体の製造工程には、略円板状のウェハが用いられている。この工程には、ウェハにおける平坦な面、すなわち、平坦面に膜を形成する工程や、何重かに塗布された膜のうち、ウェハの膜の一部分をはがす工程などが含まれる。この膜をはがす工程に関して、ウェハを撮影した画像から、ウェハの周縁(エッジ)に沿った加工膜下地面の露出幅を測定することにより、ウェハ周縁の膜の除去幅を測定する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
また、画像データからウェハ周縁の各位置での膜境界を計測し、ウェハの品質や、当該ウェハの製造工程(プロセス)の良し悪しを評価する方法や装置が提案されている(例えば、特許文献2)。
特開2002−134575号公報 特開2007−205864号公報
近年、半導体回路のパターンは微細化され、また、その製造方法や製造工程が変更される頻度も高まってきている。これにより、製造方法や製造工程の変更に伴うコストアップを補う方法の考案が製造業者にせまられている。
このコストダウンのための対策の一例として、半導体パターンの製造可能範囲を広げるため、後の工程で廃棄されていたウェハのエッジ部分についても加工精度を上げ、1ウェハあたりの半導体パターンの数を増やすことにより、1半導体パターンあたりのコストを下げる試みがなされつつある。
これに伴い、今まで廃棄されていたエッジ部分に半導体パターンを形成し有効活用するための工程において、ウェハのエッジ部分の加工精度の検査に更なる精度向上の要求が高まってきた。しかしながら、平坦なウェハの平坦面部分と異なり、エッジ部分では表面形状が平坦でないため、撮影された画像からエッジ部分の品質を検査する場合、必ずしも精度が高い検査結果が得られなかった。
図10は、略円板状のウェハSaを上方視した図である。このウェハSaには、例えばフォトレジストなどの膜Caが塗布され、この膜Ca上に半導体パターンである半導体Daが複数形成されることとなる。このとき、半導体Daは、膜Ca上にのみ形成されるため、図10に示すウェハSaにおいて、膜Caが形成されていない範囲は、半導体Daを形成することができないため、膜Caが形成されている範囲が広いほうが好ましい。
また、製造対象の半導体Daは、所定のサイズが規格として定められている。このため、例えば、膜Caの最大幅の値を直径Rとし、製造対象の半導体Daの1パターンあたりの製造に必要な幅の値を幅Hとした場合に、直径Rが幅Hの整数倍でない限り、膜Ca端に半導体Daを形成できない範囲、すなわち、デッドスペースが生じてしまう。この膜Caにおけるデッドスペースの範囲は、「0≦デッドスペース幅<幅H」となる。したがって、膜Caが1mmでも幅Hの整数倍に満たなければ、「幅H−1mm」のデッドスペースが発生してしまうという問題がある。
一方、膜CaでウェハSaの全面を覆うことにより、上記のデッドスペースを最小限にしようとする場合、次の問題がある。図11は、ウェハSaの周縁部の一部、又は、全てについて、膜Caに覆われた場合における、ウェハSaを側方視した図である。図11に示すように、膜Caは、ウェハSaの平坦面である平坦面範囲SFaを越え、ウェハSaのベベル範囲SRaまで塗布される(覆われる)。ここで、ベベル範囲SRは、ウェハSaの周縁の平坦ではない範囲である。
半導体Daの各製造過程において、ウェハSaを移動させる際に、ウェハSaの端部、すなわち、ウェハSaのベベル範囲SRaが支持されることとなる。しかしながら、膜Caは、接触などを引き金として、膜が剥離し、この剥離面積が拡大する場合がある。したがって一部でもウェハSaにおいて、膜の剥離がある場合には、当該ウェハSaは不良品となる。さらに、剥離した膜がウェハSaや、他のウェハの平坦面範囲に付着することにより、半導体パターン形成範囲の膜の厚みが一様ではなくなるなどのエラーを生じさせる場合がある。これにより、膜が剥離することは、膜の剥離元のウェハSaだけではなく、他のウェハについても、次の工程において不良品を発生させる原因となる。
このため、例えば、移動時に支持されるベベル範囲SRaなど、ウェハSaにおいて、膜Cで覆うことができない範囲が存在する。
したがって、移動などを含む半導体の製造工程において、膜Caは、剥離などが発生せず、かつ、上述のデッドスペースが最小限となる範囲に、ウェハSaに塗布されていることが製造業者において求められている。このため、半導体Daの製造工程においては、膜Caの塗布範囲を検査する装置が必要となる。
本発明は、このような事情を考慮し、上記の問題を解決すべくなされたもので、その目的は、より高精度にエッジ部分を検査することのできる検査装置、及び、検査方法を提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明は、端部検査装置が、外面に膜が形成される基盤の周縁部分を、基盤の平坦部分と、膜の周縁部分とを含むように基盤の平坦面に平行となるように撮影される第1画像データと、第1画像データの撮影対象の位置となる基盤の周縁部分を、膜の周縁部分を含むように基盤の平坦面に対して所定の角度で撮影される第2画像データと、を読み込む読込手段と、読込手段により読み込まれる第1画像データから、基盤の輪郭線を抽出するプロファイルデータ生成手段と、読込手段により読み込まれる第2画像データから当該第2画像データを構成するピクセルの径方向の輝度値の変化により、基盤のエッジ位置に対応するピクセルと、膜の境界となる膜境界位置に対応するピクセルとを検出する境界検出手段と、境界検出手段により検出されるピクセルに基づき、エッジから膜境界位置までの距離を算出する距離算出手段と、距離算出手段により算出されるエッジから膜境界位置までの距離情報と、プロファイルデータ生成手段が抽出する基盤の輪郭線と、第2画像データの撮影時における基盤の平坦面からの所定の角度情報とに基づき、輪郭線における膜境界位置を算出する合成手段とを備えることを特徴とする端部検査装置である。
また、本発明の端部検査装置は、読込手段が、基盤の周縁部分について、当該基盤の円周方向に複数の箇所を撮影される複数の第1画像データと、当該複数の第1画像データに対応して撮影される複数の第2画像データとを読み込み、プロファイルデータ生成手段が、複数の第1画像データから、それぞれ、基盤の輪郭線を抽出し、境界検出手段が、複数の第2画像データから、それぞれ、当該第2画像データを構成するピクセルの径方向の輝度値の変化により、基盤のエッジ位置に対応するピクセルと、膜の境界となる膜境界位置に対応するピクセルとを検出し、境界検出手段により検出されるピクセルに基づき、エッジから膜境界位置までの距離を複数の第2画像データごとに算出する距離算出手段と、合成手段が、距離算出手段により算出されるエッジから膜境界位置までの距離情報と、プロファイルデータ生成手段が抽出する基盤の輪郭線と、第2画像データの撮影時における基盤の平坦面からの所定の角度情報とに基づき、輪郭線における膜境界位置を基盤の周縁部分の複数の箇所ごとに算出することにより、当該複数の箇所の位置情報に基づき、基盤における膜境界位置の立体座標情報を生成することを特徴とする。
また、本発明は、外面に膜が形成される基盤を検査対象とする端部検査装置における端部検査方法であって、基盤の周縁部分を、当該基盤の平坦部分と、膜の周縁部分とを含むように基盤の平坦面に平行となるように撮影した第1画像データと、第1画像データの撮影対象の位置となる基盤の周縁部分を、膜の周縁部分を含むように基盤の平坦面に対して所定の角度で撮影した第2画像データとを読み込む読込過程と、第1画像データから、基盤の輪郭線を抽出するプロファイルデータ生成過程と、第2画像データから当該第2画像データを構成するピクセルの径方向の輝度値の変化により、基盤のエッジ位置に対応するピクセルと、膜の境界となる膜境界位置に対応するピクセルとを検出する境界検出過程と、検出したピクセルに基づき、エッジから膜境界位置までの距離を算出する距離算出過程と、算出されたエッジから膜境界位置までの距離情報と、基盤の輪郭線と、第2画像データの撮影時における基盤の平坦面からの所定の角度情報とに基づき、輪郭線における膜境界位置を算出する合成過程とを有することを特徴とする端部検査方法である。
また、本発明は、読込過程において、基盤の周縁部分について、当該基盤の円周方向に複数の箇所を撮影した複数の第1画像データと、当該複数の第1画像データに対応して撮影された複数の第2画像データとを読み込み、プロファイルデータ生成において、複数の第1画像データから、それぞれ、基盤の輪郭線を抽出し、境界検出過程において、複数の第2画像データから、それぞれ、当該第2画像データを構成するピクセルの径方向の輝度値の変化により、基盤のエッジ位置に対応するピクセルと、膜の境界となる膜境界位置に対応するピクセルとを検出し、境界検出過程において、検出したピクセルに基づき、エッジから膜境界位置までの距離を複数の第2画像データごとに算出し、合成過程において、エッジから膜境界位置までの距離情報と、基盤の輪郭線と、第2画像データの撮影時における基盤の平坦面からの所定の角度情報とに基づき、輪郭線における膜境界位置を基盤の周縁部分の複数の箇所ごとに算出することにより、当該複数の箇所の位置情報に基づき、基盤における膜境界位置の立体座標情報を生成することを特徴とする。
本発明によれば、外面に膜が形成される基盤を検査対象とする端部検査装置が、基盤の周縁部分を、基盤の平坦面に平行となるように撮影した第1画像データから、基盤の輪郭線を抽出し、第1画像データの撮影対象の位置を、基盤の平坦面に対して所定の角度で撮影した第2画像データを構成するピクセルの径方向の輝度値の変化により、基盤のエッジ位置に対応するピクセルと、膜の境界となる膜境界位置に対応するピクセルとを検出し、検出したピクセルに基づき算出するエッジから膜境界位置までの距離と、基盤の輪郭線と、第2画像データの撮影時における基盤の平坦面からの所定の角度情報とに基づき、輪郭線における膜境界位置を算出することとした。
これにより、検査対象となる基盤において、当該基盤の輪郭線上に膜境界位置を算出することができるという効果がある。
また、この発明によれば、複数の第1画像データと、この第1画像データに対応する複数の第2画像データとに基づき、検査対象の基盤において、複数の箇所の膜境界位置を算出することとした。
これにより、検査対象となる基盤において、円周方向に複数の膜境界位置を算出することができ、これらの膜境界位置情報に基づき、立体的な膜境界位置を算出することができるという効果がある。
以下、本発明の一実施形態による端部検査装置1を図面を参照して説明する。図1は、本実施形態による端部検査装置1の全体構成を側方視した図、すなわち、側面図である。図1において、端部検査装置1は、略円板状の被検査物であるウェハSを設置可能な支持台2と、後述する水平面と所定の角度をなす方向にウェハSの端部であるウェハ端SEに光を照射する光源3Sと、光源3Sの照射範囲内でウェハ端SEを撮影する撮影手段である斜方撮影装置4Sと、水平方向にウェハ端SEに光を照射する光源3Hと、光源3Hの照射範囲内でウェハSのウェハ端SEを撮影する撮影手段である側方撮影装置4Hを備える。
支持台2は、ウェハSを略水平に載置するテーブル5と、テーブル5の下面に設けられた回転軸6と、回転軸6を介してテーブル5に載置されたウェハSを回転可能な駆動部7とを備える。光源3S、及び、光源3Hは、図示しないコリメータレンズを有し、照射光として平行光を照射可能な光源である。
斜方撮影装置4Sは、倍率固定のラインカメラであり、その撮影方向は、側方視して、ウェハSの中心軸SA、すなわち水平軸に対してウェハSの厚さ方向Tに所定の撮影角度θだけ傾斜している。本実施形態においては、例えば撮影角度θを45度に設定している。また、光源3Sの照射方向も同様に、側方視して、斜方撮影装置4Sの撮影角度θと略等しい角度だけ、ウェハSの中心軸SAに対して厚さ方向Tに傾斜して、ウェハ端SEに照射するように設定されている。
図2は、本実施形態による端部検査装置1の全体構成を平面視した平面図である。図2に示すように、光源3Sと斜方撮影装置4Sとは互いに干渉しないように、ウェハSの中心軸SAに対して平面視略線対称に配置されており、互いにウェハSのウェハ端SEの同一位置を照射し、撮影可能に設定されている。
側方撮影装置4Hは、エリアカメラであり、その撮影方向は、斜方撮影装置4Sの撮影範囲と同一のウェハ端SEの接線方向かつ、水平面に平行な方向となる。また、光源3Hは、側方撮影装置4Hに対して略中心軸SA対称に設定されており、上述したように、水平方向に平行光をウェハ端SEに照射する。
なお、側方撮影装置4H、斜方撮影装置4S、及び支持台2の駆動部7は、コンピュータ10と接続されており、コンピュータ10は、駆動部7によって所定角度ずつウェハSを回転させるとともに、側方撮影装置4Hと、斜方撮影装置4SとによってウェハSのウェハ端SEを撮影させ、その画像を画像データとしてコンピュータ10に出力させる。
次に、斜方撮影装置4Sによって撮影された画像データDSについて図面を用いて説明する。図3は、斜方撮影装置4Sによって撮影される画像の全体像となる斜方撮影全体画像DAの画像例である。図3の斜方撮影全体画像DAは、ウェハSのウェハ端SEを1ラインごとに撮影したライン画像データDSを撮影順にウェハSの円周方向に並べて合成した画像である。また、斜方撮影全体画像DAは、平坦面画像範囲DSF、被膜部ベベル画像範囲DCR、ウェハ表出画像範囲DSPR、ウェハ外画像範囲DBを含む画像である。
図4は、図3の斜方撮影全体画像DAのうち、所定の1ライン画像データである斜方撮影画像DLの撮影時におけるウェハ端SEを拡大視し、斜方撮影画像DLとの対応関係を示すウェハSの断面図である。ここで、ウェハSの膜Cの塗布状態を示す一例として、図4に示すように、膜CがウェハSの平坦面範囲SFを越えてベベル範囲SRの一部を含んで塗布されている場合を例に説明する。
図4において、平坦面範囲SFは、ウェハSにおいて中心軸SA方向に平坦な範囲を示す。ベベル範囲SRは、ウェハSの周縁部分であるウェハ端SEの湾曲部、すなわちベベル部分の中心軸SA方向の範囲を示す。また、ベベル範囲SRは、膜Cの範囲を示す被膜部ベベル範囲CRと、膜Cに覆われていない範囲を示すウェハ表出範囲SPRからなる。
また、平坦面−ベベル境界点SHは、ウェハSの上面における平坦面範囲SFの終端の位置を示し、膜境界点CEは、ウェハS上の膜Cの終端の位置を示す。ウェハ端SEは、中心軸SA方向にウェハSの最先端部分の位置を示し、接点STは、斜方撮影装置4S斜方撮影装置4Sの撮影範囲におけるウェハSの終端の位置を示す点である。
次に、図3の斜方撮影全体画像DAにおける斜方撮影画像DLと、図4のウェハSの断面図との対応関係について説明する。なお、斜方撮影全体画像DAは、斜方撮影装置4Sの撮影範囲となる図4に示す境界線D1から境界線D2までの範囲の画像である。
ここで、図4において、斜方撮影装置4Sは、上述したように、撮影範囲を境界線D1から境界線D2として、ウェハSの平坦面範囲SFの一部と、ベベル範囲SRとを撮影可能である。ここで、光源3Sが平行光L1でウェハSを照射した際の、斜方撮影装置4Sによる撮影画像の一例が斜方撮影画像DLである。
図3の斜方撮影画像DLにおいて、平坦面画像範囲DSFは、図4のウェハSの撮影可能範囲の上側の境界を示す境界線D1から、ウェハSのベベル範囲SRが形成され始める位置を示す平坦面−ベベル境界点SHの境界線D5までの範囲である平坦面範囲SFに対応する画像範囲である。図4のウェハSの上面において、平坦面範囲SFに照射された平行光L1は、ウェハSの上面が平滑に形成されていることから、その反射光L4は、鏡面反射して斜方撮影装置4Sに入光しない。したがって、斜方撮影全体画像DAにおいて、境界線D1から境界線D5までの平坦面画像範囲DSFには、斜方撮影装置4Sに反射光L4が入光しないため、黒色を呈する。
図3の斜方撮影画像DLにおいて、被膜部ベベル画像範囲DCRは、図4の膜C上における平坦面−ベベル境界点SHの境界線D5から、膜Cの終端である膜境界点CEの境界線D4までの範囲である被膜部ベベル範囲CRに対応する画像範囲である。
図4のウェハSの被膜部ベベル範囲CRにおいて、光源3Sから照射される平行光L1は厚さ方向Tに拡散反射し、その一部は反射光L3として斜方撮影装置4Sに入光する。したがって、斜方撮影全体画像DAにおいて、境界線D5から境界線D4の範囲である被膜部ベベル画像範囲DCRは、拡散反射した一部の反射光L3光が斜方撮影装置4Sに入光するため、例えば、灰色を呈する。
図3の斜方撮影画像DLにおいて、ウェハ表出画像範囲DSPRは、図4の膜境界点CEの境界線D4から、境界線D3までの範囲に対応する画像範囲である。ここで、境界線D3は、斜方撮影装置4Sの撮影範囲におけるウェハSの終端となる接点STに対応する。図4のウェハSのウェハ表出範囲SPRにおいて、光源3Sから照射される平行光L1は厚さ方向Tに拡散反射し、その一部は反射光L2として斜方撮影装置4Sに入光する。したがって、斜方撮影全体画像DAにおいて、境界線D4から境界線D3の範囲であるウェハ表出画像範囲DSPRは、拡散反射した一部の反射光L2光が斜方撮影装置4Sに入光するため、例えば、灰色を呈する。
なお、このとき、被膜部ベベル画像範囲DCRにおける灰色の輝度値と、ウェハ表出画像範囲DSPRにおける輝度値とは、膜Cの光の反射率とウェハSの光の反射率に応じて、異なる輝度値となる。したがって、斜方撮影全体画像DAにおいて、被膜部ベベル画像範囲DCRとウェハ表出画像範囲DSPRとの境界線D4は、輝度値が変化する境界線を示し、斜方撮影全体画像DAにおいて、境界線D4が膜Cの終端部分の境界を示していることとなる。
図3の斜方撮影画像DLにおいて、ウェハ外画像範囲DBは、図4の境界線D3から、斜方撮影装置4SのウェハSの撮影可能範囲の下側の境界を示す境界線D2までの範囲、すなわち、ウェハSが存在しない背景部分に対応する画像範囲である。このとき、図4の境界線D3の下側において、光源3Sによる平行光L1は反射せずに通過する。したがって、斜方撮影全体画像DAにおいて、境界線D3から境界線D2の範囲であるウェハ外画像範囲DBには、斜方撮影装置4Sに光が入光しないため、例えば、黒色を呈する。
次に、側方撮影装置4Hにより撮影される画像データDHについて図面を用いて説明する。図5は、側方撮影装置4Hにより撮影される画像データDHの画像例である。図2に上述したように、側方撮影装置4Hには、光源3Hからの平行光が、側方撮影装置4Hの撮影方向に対向して入光する。したがって、側方撮影装置4Hの画像データDHは、図5に示すように、光源3Hからの平行光がウェハSによって遮られる範囲は黒色を呈し、この黒色の範囲がウェハ像SSとなる。また、光源3Hからの平行光が遮られることなく側方撮影装置4Hに入光する範囲は白色を呈し、この白色の範囲が背景Bとなる。
図6は、図1に示すコンピュータ10の内部構成を示すブロック図である。図6において、コンピュータ10は、制御手段11、入力手段12、キャリブレーション手段13、指示手段14、受信手段15、記憶手段16、出力手段17、及び、解析手段18を備える。
制御手段11は、CPU(central processing unit)及び各種メモリから構成され、各部の制御や、データの一時的な格納や、データの転送等を行う。入力手段12は、キーボードやマウスなどのユーザによる操作を検出し、検出結果を入力情報として、制御手段11に出力する。キャリブレーション手段13は、側方撮影装置4Hのキャリブレーション処理と、斜方撮影装置4Sのキャリブレーション処理とを行う。
指示手段14は、側方撮影装置4H、斜方撮影装置4S、及び、駆動部7への制御指示を出力する。受信手段15は、ウェハSの周縁部分であるウェハ端SEを撮影した画像データDH、及び、画像データDSを側方撮影装置4H及び斜方撮影装置4Sから受信する。
記憶手段16は、各種設定データ、予め入力手段12により入力され、撮影対象のウェハSの厚みの値を示す厚み情報、ウェハ端SEを撮影した画像データDH、画像データDS、及び、ウェハSの解析結果のデータを記憶する。なお、本実施形態においては、例えば、ウェハSの厚みは800μmとする。出力手段17は、CRT(cathode ray tube)やLCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイへの表示を行ったり、プリンタへの印刷を行う。
解析手段18は、出力手段17が受信する画像データから、例えば、ウェハSのウェハ端SEの状態として、ウェハ端SEにおける膜Cの境界位置や、傷やホコリなどのエラーの有無等を解析する。解析手段18は、読込手段181、プロファイルデータ生成手段182、境界検出手段183、距離算出手段184、及び、合成手段185を備える。読込手段181は、側方撮影装置4H、及び、斜方撮影装置4Sにより撮影されたウェハ端SEの画像データDSと、厚み情報とを記憶手段16から読み出す。
プロファイルデータ生成手段182は、読込手段181が読み込んだ側方撮影装置4Hの画像データDHから、ウェハ端SEの輪郭線を抽出し、抽出した輪郭線を被写体の実サイズにあわせて二次元グラフにプロットする。
境界検出手段183は、斜方撮影装置4Sの画像から膜Cの境界線D4、及び、接点STの位置に対応する境界線D3のピクセルを検出する。
距離算出手段184は、キャリブレーション手段13による斜方撮影装置4Sの1画素あたりの被写体の実サイズの情報に基づき、斜方撮影装置4Sの画像データDSについて、膜Cの境界線D4から境界線D3までのピクセル距離として被膜部ベベル距離Lを算出する。
合成手段185は、プロファイルデータ生成手段182によって生成された二次元グラフと、斜方撮影装置4Sの画像データDSとを重ね合わせた合成データを生成する。
次に、本発明の一実施形態による端部検査装置1の動作について説明する。図7は、端部検査装置1の処理フローを示す図である。
まず、コンピュータ10の入力手段12により、操作者から検査開始要求、及び、検査対象となるウェハSの厚み情報「800μm」が入力されると、キャリブレーション手段13は、キャリブレーション処理の開始要求を指示手段14を介して、側方撮影装置4H及び斜方撮影装置4Sに出力する。キャリブレーション手段13は、受信手段15を介して受信した側方撮影装置4H、及び、斜方撮影装置4Sからのキャリブレーション処理結果を記憶手段16に書き込むとともに、処理完了通知信号を制御手段11に出力する(ステップS1)。
ここで、キャリブレーション処理は、固定倍率のラインカメラである斜方撮影装置4Sの場合、「1ピクセル=12um」など、1画素あたりの実サイズ情報を算出する処理と、検査対象のウェハSのウェハ端SEにピントを合わせる処理である。また、1画素あたりの実サイズ情報を算出する処理は、次の手順によって行う。斜方撮影装置4Sは、予め実サイズ情報が既知の原器に基づき、斜方撮影装置4Sの光軸に垂直に設置された原器にピントを合わせて、実サイズ情報が既知の範囲を含むように原器を撮影し、撮影した画像データDSをコンピュータ10に出力する。
コンピュータ10のキャリブレーション手段13は、入力された画像データDSから原器画像範囲を検出し、当該原器画像範囲に対応する既知の実サイズ情報を、この原器画像範囲のピクセル数で除算する。キャリブレーション手段13は、算出結果を1画素あたりの実サイズ情報として記憶手段16に記憶させ、指示手段14を介して、テーブル5に載置されたウェハSのウェハ端SEへのピント合わせ要求信号を斜方撮影装置4Sに出力し、斜方撮影装置4Sが、ウェハ端SEにピントを合わせる。
ここで、斜方撮影装置4Sは、固定倍率であることから、ピントを合わせた際の1画素あたりの実サイズは、変化しないこととなる。したがって、コンピュータ10は、斜方撮影装置4Sによってピントを合わせて撮影された画像データDSにおいて、1画素あたりの実サイズ情報に基づき、撮影対象の実サイズを算出することが可能になる。
また、エリアカメラである側方撮影装置4Hのキャリブレーション処理は、斜方撮影装置4Sが撮影するウェハ端SEと同一のウェハ端SEと、このウェハ端SEを含むベベル部と、ウェハSの平坦な範囲の一部とを含むように側方撮影装置4Hを設置することである。
次に、制御手段11は、キャリブレーション手段13から入力される処理完了通知信号の入力に基づき、指示手段14を介して、撮影準備を各部に指示する(ステップS2)。すなわち、指示手段14は、光源3H、及び、光源3Sへ照明をONにするよう指示し、光源3H、及び、光源3Sが、照明をONにする。また、制御手段11は、キャリブレーション処理結果のデータと、当該検査における設定データとを記憶手段16から読み出す(ステップS2)。
ここで、設定データとは、ウェハSの周縁を1周撮影する際の撮影回数情報と、支持台2の回転速度情報である。例えば、設定データの撮影回数が36回として設定されていた場合、斜方撮影装置4Sと、側方撮影装置4Hとは、駆動部7の回転に基づき、ウェハSを10度ずつ回転させた36回の撮影を行うこととなる。
次に、コンピュータ10において、制御手段11は、指示手段14を介して駆動部7にウェハSを回転させる要求信号を出力する。つまり、制御手段11は、ステップS2において読み出した回転速度情報に従って、指示手段14を介して支持台2を回転させる。支持台2の回転が定速になったら、制御手段11は、記憶手段16から読み出した撮影回数情報、及び、支持台2の回転速度に基づいた間隔による同期撮影の要求信号を側方撮影装置4H、及び、斜方撮影装置4Sに出力する。側方撮影装置4H、及び、斜方撮影装置4Sは、同期撮影し、上述したウェハSの周縁部分の範囲を、膜Cの終端を含む画像データDSをコンピュータ10へ出力する。コンピュータ10の受信手段15は、受信した画像データDSを記憶手段16へ書き込む(ステップS3)。
制御手段11は、ウェハSの外周を1周撮影し終えると、指示手段14を介して、駆動部7、側方撮影装置4H、斜方撮影装置4S、光源3H、光源3Sに撮影終了信号を出力する。また、制御手段11は、解析手段18に解析処理開始要求信号を出力する。
解析手段18において、読込手段181は、側方撮影装置4H、及び、斜方撮影装置4Sにより撮影されたウェハ端SEの画像データDS、DHと、厚み情報とを記憶手段16から読み出し、読み出した画像データDS、DHと厚み情報とをプロファイルデータ生成手段182に出力する。プロファイルデータ生成手段182は、読込手段181から入力される側方撮影装置4Hの画像データDH(例えば、図5)から、例えば、側方撮影装置4Hの画像データDHの輝度値を微分することにより、ウェハ端SEの輪郭線を抽出する(ステップS4)。
次に、プロファイルデータ生成手段182は、ウェハSの厚み情報と、図5のウェハ像SSとに基づき、側方撮影装置4Hの1画素あたりの被写体の実サイズを算出する。プロファイルデータ生成手段182は、算出結果に基づき、抽出した輪郭線を被写体の実サイズにあわせて二次元グラフにプロットし、この二次元グラフを斜方撮影装置4Sの画像データDSとともに境界検出手段183に出力する(ステップS5)。
図8は、例えば、図5の画像データDHに基づき、プロファイルデータ生成手段182が生成する二次元グラフの例を示す図である。図8において、端部輪郭線SPは図5のウェハ像SSの輪郭線として、グラフ上に端部輪郭線SPをプロットしている。また、このとき、図8の二次元グラフは、厚さ方向Tを縦軸とし、水平方向を横軸とし、縦軸の目盛り、及び、横軸の目盛りは、共に実サイズの値を示している。また、図8は、例えば、縦軸の原点をウェハ像SSの厚さ方向Tの上端とし、横軸の原点を水平方向におけるウェハ端SEとしてプロットしている。
境界検出手段183は、ウェハSの円周方向の順に、ウェハSの径方向にピクセルを抽出したライン画像データDSについて、当該ライン画像データDSを構成するピクセルの輝度値の変化に基づき、ウェハSにおける、膜Cの境界線D4、及び、接点STの位置に対応する境界線D3のピクセルを検出し、検出結果を距離算出手段184に出力する。
ここで、境界線D4、及び、接点STの位置に対応する境界線D3のピクセルの検出は、次の処理手順により、行う。境界検出手段183は、読込手段181が記憶手段16から読み込んだ斜方撮影装置4Sのライン画像データDSを、図3の境界線D2から境界線D1の方向に各ピクセルの輝度値を順に検査する。
境界検出手段183は、隣接するピクセルの輝度値に対して急激に輝度値が大きくなったピクセルを境界線D3上のピクセルであると判定する。境界線D3上のピクセルの判定は、例えば、隣接するピクセルとの輝度値の変化の値が、予め定められる第1基準輝度差値を越えるか否かに基づき、判定する。さらに、境界線D3から境界線D1の方向に輝度値を検査していき、隣接するピクセルの輝度値に対して輝度値が大きく変化したピクセルを境界線D4上のピクセルであると判定する。例えば、境界線D4のピクセルの判定は、輝度値の変化の値が、予め定められる第2基準輝度差値を越えるか否かに基づき、判定する。距離算出手段184は、境界検出手段183の検出結果に基づき、斜方撮影装置4Sのライン画像データDSについて、膜Cの境界線D4から境界線D3までのピクセル距離である被膜部ベベル距離Lを算出する(ステップS6)。
距離算出手段184は、記憶手段16が記憶する斜方撮影装置4Sの1画素あたりの被写体の実サイズの情報と、被膜部ベベル距離Lとに基づき、膜Cの境界線D4から境界線D3までの実距離を算出し、算出した実距離情報と、斜方撮影装置4Sの画像データDSと、プロファイルデータ生成手段182が生成した二次元グラフとを合成手段185に出力する(ステップS7)。合成手段185は、プロファイルデータ生成手段182によって生成された二次元グラフと、斜方撮影装置4Sの画像データDSとを重ね合わせた合成データを生成し、制御手段11に合成データを出力する(ステップS8)。制御手段11は、入力された合成データを解析結果として記憶手段16に記憶させるとともに、出力手段17に出力させる(ステップS9)。
次に図7のステップS8における合成データの生成処理について、図面を用いて説明する。図9は、二次元グラフに斜方撮影装置4Sの画像データDSを重ね合わせ、合成データを生成する場合の概念図である。
合成手段185は、図9に示すように、端部輪郭線SPの下ベベル部分に、角度θの接線をプロットする。この接線と、端部輪郭線SPとの接点は、水平面に対して角度θで撮影した斜方撮影装置4Sの画像データDSにおいて、図4の接点STに対応する。したがって、この接線とは、図3、及び、図4における境界線D3に対応する。
次に、合成手段185は、ステップS7において算出した被膜部ベベル距離Lの実距離に基づき、図9にプロットした接線(境界線D3)に平行な直線を境界線D3の上方にプロットする。このとき、プロットした平行線と、境界線D3との距離は、被膜部ベベル距離Lの実距離である。これにより、プロットした境界線D3の平行線は、図3、及び、図4における境界線D4に対応するため、端部輪郭線SPと、境界線D4との交点が、図4における膜境界点CEに対応することとなる。
合成手段185は、角度θとなる境界線D3と、境界線D4とを二次元グラフにプロットすると、境界線D4と、端部輪郭線SPとの交点の座標をグラフに基づき算出し、境界線D3と、境界線D4とをプロットした二次元グラフと、算出した交点の座標とを合成データとして制御手段11に出力する。
次に、制御手段11は、全画像について、合成データ生成処理が完了したか否かを判定し(ステップS10)、全ての処理が完了している場合、終了し、未処理の画像がある場合、当該画像の合成データの生成要求を解析手段18に出力することにより、ステップS4からS10の処理を繰り返す。
上記実施の形態によれば、ウェハSの円周方向について、側方撮影装置4H及び斜方撮影装置4Sによる画像データDSを解析手段18が解析し、この解析情報に基づき、ウェハSの周縁部における膜Cの境界位置となる膜境界点CEの位置情報が、円周方向に撮影画像ごとに記憶手段16に記憶されることとなる。これにより、端部検査装置1の操作者に、検査対象のウェハSの周縁部分において、塗布した膜Cの境界がどの位置に存在するかを二次元グラフによって視覚的に通知することが可能である。
また、所定円周間隔ごとの各膜境界点CEの座標情報が得られることから、3次元的に、かつ、数値データとして、操作者に膜Cの境界位置情報を通知することが可能になるという効果がある。また、この膜境界点CEの座標情報と、当該膜境界点CEの撮影時におけるウェハSの角度情報とに基づき、立体像として通知することでもよい。このとき、コンピュータ10は、座標情報と角度情報とに基づき立体画像を生成する立体形状描画手段を備える。
また、製造対象の半導体のプロセス条件(半導体のウェハ製造工程条件)ごとに、ウェハに塗布された膜の境界位置の許容範囲が異なる場合がある。このような場合、端部検査装置1を用いて得られる膜の境界範囲を示す膜境界点CEの位置情報は、検査対象のウェハに塗布された膜の状態評価に用いることができるという効果がある。
なお、例えば、図9の二次元グラフ上における膜境界点CEの座標範囲など、ウェハに塗布された膜の境界位置の許容範囲情報を予め記憶手段16に記憶させ、さらに、コンピュータ10の解析手段18に品質判定手段を備えることとしてもよい。このとき、品質判定手段は、合成手段185が出力するウェハSの膜境界点CEの座標情報と、記憶手段16が記憶する境界位置の許容範囲情報とを比較することにより、検査対象のウェハSに塗布された膜Cの範囲に関する品質判定を行うこととしてもよい。
上述したように、本発明によれば、例えば、膜を可能な限りウェハ端SE近傍まで残したいが、ウェハ端SEそのものまで膜が存在すると不良になるようなプロセス条件(半導体のウェハ製造工程条件)において、最適なプロセス仕様を確立するための検査方法あるいは検査装置として、有効である。
なお、上述の実施形態において、ベベル範囲SRの断面形状が半円状であることとして説明したが、ベベル範囲SRの断面形状が、鋭角的な角のない丸みを帯びた形状や、半楕円状など、ウェハSの製造業者ごとに異なる断面となる形状に形成されている場合であっても本発明を適用可能である。
また、上述の実施形態において、ウェハSに塗布された膜Cは1層として説明したが、これに限らず、例えば、フォトレジストが塗布される際、半導体パターンの精度を上げるための膜などを重ねることも可能である。すなわち、ウェハSに塗布される膜が、2層以上であっても、互いの膜の反射率の違いに基づき、図7のステップS6と同様に、各膜の境界が判定でき、本発明を適用することが可能である。
また、上述の実施形態において図4の平坦面範囲SFとベベル範囲SRとの境界位置となる境界線D5と、斜方撮影装置4Sの撮影画像の境界線D5とが対応することとして説明したが、平坦面範囲SFとベベル範囲SRとが滑らかに接続している場合、斜方撮影装置4Sの撮影画像が境界線D4から境界線D5に向かって輝度値が緩やかに変化する。このとき、斜方撮影装置4Sの撮影画像において境界線D5を判別できない場合や、斜方撮影装置4Sの感度の性能により、撮影画像の境界線D5の位置が、平坦面範囲SFとベベル範囲SRとの境界位置に必ずしも対応しない場合があるが、各機器の測定精度の範囲内で境界線D5の位置を把握可能である。
また、側方撮影装置4Hは、膜Cの境界のほか、ベベル範囲SR周辺における傷や、ホコリなどのエラーも撮影可能である。ここで、コンピュータ10の解析手段18において、側方撮影装置4Hによる撮影画像データDHに含まれるエラー部分を検出するエラー検出処理手段を備え、検出したエラー部分を、ステップS8において境界線D3及び境界線D4とともに、合成データに表示することとしても良い。
これにより、端部における傷などのエラーの検出、及び、そのエラー位置、範囲などを合成データとして出力することができる。これにより、端部の傷をきっかけとして、ウェハSが割れる性質をもつ、例えば、シリコンなどをウェハSとして用いた場合に、膜Cの境界位置とともに、エラーの有無、エラーの箇所、エラーの範囲などを同時にコンピュータ10が、合成データとして出力することが可能になるという効果がある。
また、本実施形態において、斜方撮影装置4Sはラインカメラであることとしたが、エリアカメラであってもよい。この場合、例えば、撮影されたラインカメラ画像データDSの中央1ラインなど、厚さ方向Tのいずれかのラインに基づき、膜境界点CEを判定することとしてもよいし、また、複数のラインの平均画像に基づき、膜境界点CEを判定することとしてもよい。
また、本実施形態において、ウェハSの周縁の撮影回数を36回として説明したが、これに限られず、例えば、4回、8回など、ウェハSの撮影回数、すなわちウェハSの端部の検査箇所を少なくすることとしてもよい。撮影回数を少なく設定することにより、処理速度の向上や、記憶手段16の記憶領域量の低減が可能になる。また、ウェハSの周縁の撮影回数をさらに増やすことにより、ウェハSの端部をより密に検査でき、検査結果の精度を向上させることが可能になるという効果がある。
なお、本発明に記載の基盤は、ウェハSに対応する。また、本発明に記載の基盤の平坦部分は、平坦面範囲SFに対応し、本発明に記載の第1画像データは、側方撮影装置4Hにより撮影された画像データDHに対応し、本発明に記載の第2画像データは、斜方撮影装置4Sにより撮影された画像データDSに対応し、本発明に記載の基盤の平坦面に対する所定の角度は、角度θに対応し、本発明に記載の基盤のエッジ位置は、境界線D3に対応し、本発明に記載の膜境界位置は、境界線D4に対応し、本発明に記載の複数の箇所の位置情報は、ウェハSの円周方向の撮影間隔(例えば、設定データの撮影回数情報が36回である場合における撮影間隔となる10度)に対応する。
なお、上述のコンピュータ10、側方撮影装置4H、斜方撮影装置4S、及び、駆動部7は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、コンピュータ10の制御手段11、入力手段12、キャリブレーション手段13、指示手段14、受信手段15、出力手段17、解析手段18、側方撮影装置4H、斜方撮影装置4S、並びに、駆動部7の動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでいう「コンピュータシステム」とは、CPU及び各種メモリやOS、周辺機器等のハードウェアを含むものである。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、図7に示す各ステップを実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、また、図6に示すコンピュータ10の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、膜の境界、傷やホコリなどのエラーなどの状態を検査対象のウェハ周縁について検査する処理を行ってもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の一実施形態における端部検査装置1の全体構成を側方視した側面図である。 同実施形態における端部検査装置1の全体構成を平面視した平面図である。 同実施形態における斜方撮影装置4Sによって撮影された斜方撮影全体画像DAの画像例である。 同実施形態におけるウェハSと斜方撮影画像との対応関係を示すウェハSの断面図である。 同実施形態における側方撮影装置4Hによる画像データDHの画像例である。 同実施形態におけるコンピュータ10の内部構成を示すブロック図である。 同実施形態における端部検査装置1の処理フローを示す図である。 同実施形態におけるプロファイルデータ生成手段182が生成する二次元グラフの例を示す図である。 同実施形態における合成手段185が合成データを生成する場合の処理の概念図である。 検査対象となる略円板状のウェハSaを上方視した図である。 膜CaがウェハSa全てを覆った場合のウェハSaを側方視した図である。
符号の説明
1 端部検査装置、2 支持台、3H 光源、3S 光源、4H 側方撮影装置、4S 斜方撮影装置、5 テーブル、6 回転軸、7 駆動部、10 コンピュータ、11 制御手段、12 入力手段、13 キャリブレーション手段、14 指示手段、15 受信手段、16 記憶手段、17 出力手段、18 解析手段、181 読込手段、182 プロファイルデータ生成手段、183 境界検出手段、184 距離算出手段、185 合成手段、B 背景、C 膜、Ca 膜、CE 膜境界点、CR 被膜部ベベル範囲、DS 画像データ、DH 画像データ、DA 斜方撮影全体画像、DB ウェハ外画像範囲、D1 境界線、D2 境界線、D3 境界線、D4 境界線、D5 境界線、Da 半導体、DCR 被膜部ベベル画像範囲、DL 斜方撮影画像、DSF 平坦面画像範囲、DSPR ウェハ表出画像範囲、L 被膜部ベベル距離、L1 平行光、L2 反射光、L3 反射光、L4 反射光、S ウェハ、SA 中心軸、Sa ウェハ、SE ウェハ端、SF 平坦面範囲、SFa 平坦面範囲、SH 平坦面−ベベル境界点、SP 端部輪郭線、SPR ウェハ表出範囲、SR ベベル範囲、SRa ベベル範囲、SS ウェハ像、ST 接点、T 厚さ方向

Claims (4)

  1. 外面に膜が形成される基盤の周縁部分を、前記基盤の平坦部分と、前記膜の周縁部分とを含むように前記基盤の平坦面に平行となるように撮影される第1画像データと、
    前記第1画像データの撮影対象の位置となる前記基盤の周縁部分を、前記膜の周縁部分を含むように前記基盤の平坦面に対して所定の角度で撮影される第2画像データと、
    を読み込む読込手段と、
    前記読込手段により読み込まれる前記第1画像データから、前記基盤の輪郭線を抽出するプロファイルデータ生成手段と、
    前記読込手段により読み込まれる前記第2画像データから当該第2画像データを構成するピクセルの径方向の輝度値の変化により、前記基盤のエッジ位置に対応するピクセルと、前記膜の境界となる膜境界位置に対応するピクセルとを検出する境界検出手段と、
    前記境界検出手段により検出されるピクセルに基づき、前記エッジから前記膜境界位置までの距離を算出する距離算出手段と、
    前記距離算出手段により算出される前記エッジから前記膜境界位置までの距離情報と、前記プロファイルデータ生成手段が抽出する前記基盤の輪郭線と、前記第2画像データの撮影時における前記基盤の前記平坦面からの前記所定の角度情報とに基づき、前記輪郭線における前記膜境界位置を算出する合成手段と
    を備えることを特徴とする端部検査装置。
  2. 前記読込手段が、前記基盤の周縁部分について、当該基盤の円周方向に複数の箇所を撮影される複数の第1画像データと、当該複数の第1画像データに対応して撮影される複数の第2画像データとを読み込み、
    前記プロファイルデータ生成手段が、前記複数の第1画像データから、それぞれ、前記基盤の輪郭線を抽出し、
    前記境界検出手段が、前記複数の第2画像データから、それぞれ、当該第2画像データを構成するピクセルの径方向の輝度値の変化により、前記基盤のエッジ位置に対応するピクセルと、前記膜の境界となる膜境界位置に対応するピクセルとを検出し、
    前記境界検出手段により検出されるピクセルに基づき、前記エッジから前記膜境界位置までの距離を前記複数の第2画像データごとに算出する距離算出手段と、
    前記合成手段が、前記距離算出手段により算出される前記エッジから前記膜境界位置までの距離情報と、前記プロファイルデータ生成手段が抽出する前記基盤の輪郭線と、前記第2画像データの撮影時における前記基盤の前記平坦面からの前記所定の角度情報とに基づき、前記輪郭線における前記膜境界位置を前記基盤の周縁部分の前記複数の箇所ごとに算出することにより、当該複数の箇所の位置情報に基づき、前記基盤における前記膜境界位置の立体座標情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の端部検査装置。
  3. 外面に膜が形成される基盤を検査対象とする端部検査装置における端部検査方法であって、
    前記基盤の周縁部分を、当該基盤の平坦部分と、前記膜の周縁部分とを含むように前記基盤の平坦面に平行となるように撮影した第1画像データと、
    前記第1画像データの撮影対象の位置となる前記基盤の周縁部分を、前記膜の周縁部分を含むように前記基盤の平坦面に対して所定の角度で撮影した第2画像データとを読み込む読込過程と、
    前記第1画像データから、前記基盤の輪郭線を抽出するプロファイルデータ生成過程と、
    前記第2画像データから当該第2画像データを構成するピクセルの径方向の輝度値の変化により、前記基盤のエッジ位置に対応するピクセルと、前記膜の境界となる膜境界位置に対応するピクセルとを検出する境界検出過程と、
    検出したピクセルに基づき、前記エッジから前記膜境界位置までの距離を算出する距離算出過程と、
    算出された前記エッジから前記膜境界位置までの距離情報と、前記基盤の輪郭線と、前記第2画像データの撮影時における前記基盤の前記平坦面からの前記所定の角度情報とに基づき、前記輪郭線における前記膜境界位置を算出する合成過程と
    を有することを特徴とする端部検査方法。
  4. 前記読込過程において、前記基盤の周縁部分について、当該基盤の円周方向に複数の箇所を撮影した複数の第1画像データと、当該複数の第1画像データに対応して撮影された複数の第2画像データとを読み込み、
    前記プロファイルデータ生成過程において、前記複数の第1画像データから、それぞれ、前記基盤の輪郭線を抽出し、
    前記境界検出過程において、前記複数の第2画像データから、それぞれ、当該第2画像データを構成するピクセルの径方向の輝度値の変化により、前記基盤のエッジ位置に対応するピクセルと、前記膜の境界となる膜境界位置に対応するピクセルとを検出し、
    前記境界検出過程において、検出したピクセルに基づき、前記エッジから前記膜境界位置までの距離を前記複数の第2画像データごとに算出し、
    前記合成過程において、前記エッジから前記膜境界位置までの距離情報と、前記基盤の輪郭線と、前記第2画像データの撮影時における前記基盤の前記平坦面からの前記所定の角度情報とに基づき、前記輪郭線における前記膜境界位置を前記基盤の周縁部分の前記複数の箇所ごとに算出することにより、当該複数の箇所の位置情報に基づき、前記基盤における前記膜境界位置の立体座標情報を生成する
    ことを特徴とする請求項3に記載の端部検査方法。
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