JP2009222242A - 廃熱利用型ヒートポンプシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】COPをより一層向上することができる廃熱利用型ヒートポンプシステムを提供する。
【解決手段】廃熱利用型ヒートポンプシステムは、燃料の燃焼によって熱源(7)と燃焼排気とを発生し、燃焼排気を外部に排出する排気筒体(22)を有する熱源装置(8)と、冷媒の循環路(10)に、膨張弁(18)、熱交換器(16)、圧縮機(14)、冷媒伝熱管(12)が介挿された冷媒回路(20)を有し、冷媒伝熱管が排気筒体内にて燃焼排気により加熱されるヒートポンプ装置(4)とを備え、熱源装置は、燃焼排気の発生の有無に拘わらず、排気筒体へ外気を導入させる外気導入手段を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、廃熱利用型ヒートポンプシステムに係り、詳しくは、家庭用に導入されて好適な廃熱利用型ヒートポンプシステムに関する。
この種の廃熱利用型ヒートポンプシステムとしては、スターリングエンジンをバーナで加熱した後の燃焼排気をヒートポンプの熱源としたり、或いは、この燃焼排気をスターリングエンジンの加熱に供する燃焼用空気の予熱に利用したりする冷暖房装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、ストーブの燃焼排気に混合される外気量を調整することで屋根の融雪を好適に行うことができる融雪装置が公知である(例えば、特許文献2参照)。
更に、このような燃焼排気の通路に絞りを設けることにより、そのベンチュリ効果によって外気を燃焼排気に効率良く混合可能な給湯装置が知られている(例えば、特許文献3参照)。
特公昭58−54330号公報 実公平1−162562号公報 特開2007−85638号公報
ところで、廃熱利用型ヒートポンプシステムのCOP(成績係数)を向上させるためには、外気温度やヒートポンプの熱源を発生するボイラの作動状況といった種々の条件によって、ボイラを停止して外気のみを積極的に取り込んでヒートポンプの熱源を外気に切り換えた方が良い場合がある。
しかしながら、上記各従来技術は、燃焼排気に外気を常に混合させてヒートポンプの熱源として利用するものであり、このようなヒートポンプ及びボイラの協調制御については格別な配慮がなされておらず、廃熱利用型ヒートポンプシステムのCOP向上には依然として課題が残されている。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、そのCOPをより一層向上することができる廃熱利用型ヒートポンプシステムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するべく、請求項1記載の廃熱利用型ヒートポンプシステムは、燃料の燃焼によって熱源と燃焼排気とを発生し、燃焼排気を外部に排出する排気筒体を有する熱源装置と、冷媒の循環路に、膨張弁、熱交換器、圧縮機、冷媒伝熱管が介挿された冷媒回路を有し、冷媒伝熱管が排気筒体内にて燃焼排気により加熱されるヒートポンプ装置とを備え、熱源装置は、燃焼排気の発生の有無に拘わらず、排気筒体へ外気を導入させる外気導入手段を有することを特徴としている。
また、請求項2記載の発明では、請求項1において、液媒の循環路に、液媒が貯留されるタンク、ポンプ、液媒伝熱管が介挿された液媒回路を有し、液媒伝熱管が熱源により加熱される液媒装置を更に備えることを特徴としている。
更に、請求項3記載の発明では、請求項1または2において、外気導入手段は、少なくとも燃焼排気、外気の何れか一方を排気筒体内に吸い込んで冷媒伝熱管を流れる冷媒と熱交換させた後に排気筒体外に排出させる排気ファンと、排気筒体の液媒伝熱管と冷媒伝熱管との間に接続された外気導入管と、排気筒体の外気導入管の接続箇所よりも液媒伝熱管側にて絞られた絞り部とからなることを特徴としている。
更にまた、請求項4記載の発明では、請求項3において、絞り部は、外気導入管よりも所定の比率で通路断面積が小さいことを特徴としている。
また、請求項5記載の発明では、請求項3または4において、前記熱源装置は、前記排気筒体への前記外気導入管の接続箇所より前記冷媒伝熱管側にて前記排気筒体に開口される開口部と、該開口部と該開口部近傍における前記排気筒体の通路とをそれぞれ開閉するダンパとを有することを特徴としている。
更に、請求項6記載の発明では、請求項5において、前記ダンパは、前記排気筒体を流通する燃焼排気または外気導入風量が所定の設定風量となるときに該ダンパを自動的に開閉させる駆動機構を有することを特徴としている。
更にまた、請求項7記載の発明では、請求項6において、前記駆動機構は、熱源装置の単独運転時には前記外気導入管を閉じる方向へ前記ダンパを駆動させ、前記熱源装置及び前記ヒートポンプ装置の並行運転時には前記外気導入管を開く方向へ前記ダンパを駆動させることを特徴としている。
また、請求項8記載の発明では、請求項1乃至7の何れかにおいて、ヒートポンプ装置は、前記冷媒伝熱管をバイパスさせる手段を有し、該バイパス手段は、前記冷媒回路を循環する冷媒と外気とを熱交換させる第2熱交換器を有し、該第2熱交換器または前記冷媒伝熱管に切り換えて冷媒を流通させることを特徴としている。
更に、請求項9記載の発明では、請求項2乃至8の何れかにおいて、ヒートポンプ装置は、前記冷媒伝熱管をバイパスさせる手段を有し、該バイパス手段は、前記冷媒回路を循環する冷媒と前記液媒回路を循環する液媒とを熱交換させる第3熱交換器を有し、該第3熱交換器または前記冷媒伝熱管に切り換えて冷媒を流通させることを特徴としている。
更にまた、請求項10記載の発明では、請求項1乃至9の何れかにおいて、ヒートポンプ装置は空調装置であって、前記熱交換器は屋内に設置される該空調装置の室内機であり、前記空調装置は、前記熱交換器を蒸発器として使用して前記屋内を冷房する冷房経路、または、前記熱交換器を凝縮器として使用して前記屋内を暖房する暖房経路に切り換える冷暖房切換手段を有することを特徴としている。
また、請求項11記載の発明では、請求項2乃至10の何れかにおいて、液媒は水であって、前記液媒装置は給湯装置であることを特徴としている。
請求項1記載の本発明の廃熱利用型ヒートポンプシステムによれば、排気筒体への外気導入手段を有することにより、冷媒伝熱管を流通する冷媒を燃焼排気により昇温昇圧させることができる。特に、この外気導入手段は、燃焼排気の発生の有無に拘わらず外気を導入できることから、外気温度や熱源装置の作動状況に応じて、冷媒伝熱管における熱源を外気のみにするか、或いは外気と燃焼排気との混合気にするかを選択することができる。従って、冷媒伝熱管において流通する冷媒を確実に蒸発させ、且つ昇温昇圧させてから圧縮機に吸入させることができるため、圧縮機に必要な所用動力が低減され、冷媒回路を効率良く作動させることが可能となり、廃熱利用型ヒートポンプシステムのCOPを大幅に向上することができる。
また、請求項2記載の発明によれば、液媒の循環路に、液媒が貯留されるタンク、ポンプ、液媒伝熱管が介挿された液媒回路を有し、液媒伝熱管が熱源により加熱される液媒装置を更に備えることにより、熱源装置の熱源により液媒伝熱管を流通する液媒を昇温させることができるため、廃熱利用型ヒートポンプシステムのCOPを更に向上することができる。
更に、請求項3記載の発明によれば、外気導入手段は、少なくとも燃焼排気、外気の何れか一方を排気筒体内に吸い込んで冷媒伝熱管を流れる冷媒と熱交換させた後に排気筒体外に排出させる排気ファンと、排気筒体の液媒伝熱管と冷媒伝熱管との間に接続された外気導入管と、排気筒体の外気導入管の接続箇所よりも液媒伝熱管側にて絞られた絞り部とからなる。これにより、絞り部に排気筒体の液媒伝熱管側、すなわち熱源側に燃料の燃焼室を形成することができるため、冷媒回路や液媒回路を更に効率良く運転可能となり、廃熱利用型ヒートポンプシステムのCOPを更に向上することができる。
更にまた、請求項4記載の発明によれば、絞り部は、外気導入管よりも所定の比率で通路断面積が小さいことにより、絞り部によって形成される燃料の燃焼室への外気の浸入を抑制することができる。これにより、排気筒体内における燃料の燃焼と、燃焼排気と外気との混合とを隔絶して行うことができるため、冷媒回路や液媒回路を更に効率良く運転可能となり、廃熱利用型ヒートポンプシステムのCOPを更に向上することができる。
また、請求項5記載の発明によれば、熱源装置は、排気筒体への外気導入管の接続箇所より冷媒伝熱管側にて排気筒体に開口される開口部と、該開口部と該開口部近傍における排気筒体の通路とをそれぞれ開閉するダンパとを有する。これにより、燃焼排気の熱が不要となるときにはダンパを閉として燃焼排気を外気導入管から外部へ排出することができ、一方、ダンパを開とすれば、外気導入管に加え、開口部からも排気筒体に外気を導入することができる。従って、冷媒伝熱管での熱交換に際して、燃焼排気及び外気の利用範囲が拡大され、冷媒回路を更に効率良く運転可能となり、廃熱利用型ヒートポンプシステムのCOPを更に向上することができる。
更に、請求項6記載の発明によれば、ダンパは、排気筒体を流通する燃焼排気または外気導入風量が所定の設定風量となるときに該ダンパを自動的に開閉させる駆動機構を有することにより、燃焼排気や導入される外気の風量に応じて燃焼排気と外気との混合気の冷媒伝熱管との熱交換量を自動調整することができ、冷媒回路を更に効率良く運転可能となり、廃熱利用型ヒートポンプシステムのCOPを更に向上することができる。
更にまた、請求項7記載の発明によれば、駆動機構は、熱源装置の単独運転時には外気導入管を閉じる方向へダンパを駆動させ、熱源装置及びヒートポンプ装置の並行運転時には外気導入管を開く方向へダンパを駆動させる。これにより、熱源装置の単独運転時には燃焼排気を開口部から自然排気し、熱源装置及びヒートポンプ装置の並行運転時には燃焼排気を冷媒伝熱管の熱源として利用することができるため、冷媒回路を更に効率良く運転可能となり、廃熱利用型ヒートポンプシステムのCOPを更に向上することができる。
また、請求項8記載の発明によれば、ヒートポンプ装置は、冷媒伝熱管をバイパスさせる手段を有し、該バイパス手段は、冷媒回路を循環する冷媒と外気とを熱交換させる第2熱交換器を有し、該第2熱交換器または冷媒伝熱管に切り換えて冷媒を流通させる。これにより、外気温度が高い夏季には冷媒伝熱管をバイパスさせて第2熱交換器のみに冷媒を流通させ、外気により冷媒を加熱し、熱源装置を停止することができるため、廃熱利用型ヒートポンプシステムのCOPを更に向上することができる。
更に、請求項9記載の発明によれば、ヒートポンプ装置は、冷媒伝熱管をバイパスさせる手段を有し、該バイパス手段は、冷媒回路を循環する冷媒と液媒回路を循環する液媒とを熱交換させる第3熱交換器を有し、該第3熱交換器または冷媒伝熱管に切り換えて冷媒を流通させる。これにより、ヒートポンプ装置を液媒装置のヒートポンプとして利用することができるため、夜間における液媒装置の稼働が可能となり、給湯装置の稼働率が向上し、ひいては廃熱利用型ヒートポンプシステムのCOPを更に向上することができる。
更にまた、請求項10記載の発明によれば、ヒートポンプ装置は空調装置であって、熱交換器は屋内に設置される該空調装置の室内機であり、空調装置は、熱交換器を蒸発器として使用して屋内を冷房する冷房経路、または、熱交換器を凝縮器として使用して屋内を暖房する暖房経路に切り換える冷暖房切換手段を有する。これにより、熱源装置の燃焼排気の熱を屋内の空調に利用することができるため、廃熱利用型ヒートポンプシステムのCOPを更に向上することができる。
また、請求項11記載の発明によれば、液媒は水であって、液媒装置は給湯装置であることにより、熱源装置の熱源を風呂などの給湯に利用することができるため、廃熱利用型ヒートポンプシステムのCOPを更に向上することができる。
以下、図面により本発明の実施形態について、先ず第1実施形態から説明する。
図1は本実施形態の廃熱利用型ヒートポンプシステムの一例としての暖房システムの構成を概略的に示した模式図であり、この暖房システムは、例えば家庭用に導入され、屋内2の空調を行う空調装置(ヒートポンプ装置)4と、屋内2に設けられた図示しない浴槽などへの給湯を行う給湯装置(液媒装置)6と、空調装置4及び給湯装置6の熱源7を備えたボイラ(熱源装置)8とから構成されている。
空調装置4は、代替フロンであるR410Aや自然冷媒であるCOなどの冷媒の循環路10に、冷媒の流れ方向から順に冷媒伝熱管12、圧縮機14、室内機(熱交換器)16、膨張弁18が順に介挿されて冷媒回路20を形成し、屋内2を暖房可能に構成されている。
冷媒伝熱管12は、ボイラ8の排気筒体22が外部に開口する排気口24近傍に設置され、ボイラ8内で燃焼される燃料の燃焼排気の熱によって冷媒伝熱管12を流れる冷媒が過熱状態まで加熱される。
圧縮機14は、電動モータ15に連結されて駆動され、冷媒伝熱管12を経由した冷媒を圧縮することにより加圧して高圧ガス冷媒を形成している。
室内機16は、屋内2に設置され、その屋内温度により冷媒を凝縮放熱させる凝縮器であって、これより屋内2が暖房される。
膨張弁18は、室内機16を経由して凝縮放熱された後の高圧液冷媒を膨張させて低圧液冷媒にし、この低圧液冷媒は再び冷媒伝熱管12に供給される。
一方、給湯装置6は、水の循環路30に、水の流れ方向から順に貯湯タンク(タンク)32、ポンプ34、水伝熱管(液媒伝熱管)36が順に介挿されて給湯回路38を構成している。
貯湯タンク32は、所定の断熱処理が施され、図示しない給湯管が屋内2まで延設されている。
ポンプ34は、貯湯タンク32に貯留される水を水伝熱管36に向けて送出し、水を給湯回路38において好適に循環させている。
水伝熱管36は、ボイラ8内の熱源7近傍に設置され、水伝熱管36を流れる水は熱源7による燃焼熱によって加熱されて湯が生成される。
一方、ボイラ8は、バーナ9に供給される化石燃料の燃焼によって発生する燃焼熱を熱源7として水伝熱管36を加熱する一方、所定の熱量を帯びた燃焼排気の熱によって冷媒伝熱管12を加熱している。
燃焼排気が流れる排気筒体22は、樹脂管などから形成され、垂直方向に延びてその上端側がL字状に屈曲されて水平方向に排気口24が開口される一方、その下端側底部には熱源7が位置づけられている。
また、排気筒体22には、熱源7と冷媒伝熱管12との間に外気導入管26が接続され、更に、外気導入管26の接続箇所より熱源7側に所定の絞り部28が形成され、この絞り部28は外気導入管26よりも通路面積が小さく形成されており、具体的には、絞り部28の絞り径は外気導入管26からの外気が絞りを通過して熱源7側に流入しない程度の大きさに設定されている。
更に、排気口24近傍には、排気ファン29が設置され、この排気ファン29を所定の回転数で駆動することにより、例えば絞り部28を約1.0m/minの燃焼排気が通過するのに対し、外気導入管26には約10m/minの外気を通過させることができ、これより、燃焼排気と外気との混合比が1対10程度となる混合気が形成される。そして、この混合気が冷媒伝熱管12を加熱することにより、冷媒回路20内で過熱状態の高温高圧の冷媒ガスが生成される。
なお、ボイラ8においてバーナ9に点火がなされていない状態では燃焼排気は発生しないため、排気ファン24を駆動することにより外気のみを排気筒体22内に取り入れることもでき、この場合には、外気と冷媒伝熱管12の冷媒とのいわゆる大気熱交換が行われる。
このように、本実施形態では、排気ファン29、外気導入管26、絞り部28からなる排気筒体22への外気導入手段を有することにより、冷媒伝熱管12を流通する低圧側の冷媒を燃焼排気により昇温昇圧させることができ、屋内2を効果的に暖房することができる。特に、この外気導入手段は、燃焼排気の発生の有無に拘わらず外気を導入できることから、外気温度やボイラ8の作動状況に応じて、冷媒伝熱管12における熱源を外気のみにするか、或いは外気と燃焼排気との混合気にするかを選択できる。従って、冷媒伝熱管12において流通する冷媒を確実に蒸発させ、且つ昇温昇圧させてから圧縮機14に吸入させることができるため、圧縮機14に必要な所用動力が低減され、冷媒回路20を効率良く運転することができ、ひいては、廃熱利用型ヒートポンプシステムのCOPを大幅に向上することができる。
また、絞り部28によって排気筒体22の水伝熱管36側、すなわち熱源7側に燃料の燃焼室を形成することができ、更には、絞り部28は外気導入管26よりも所定の比率で通路断面積が小さいことにより、絞り部28によって形成された燃焼室への外気の浸入を抑制することができるため、排気筒体22内における燃料の燃焼と、燃焼排気と外気との混合とを隔絶して行うことができる。従って、これらにより、冷媒回路20を更に効率良く運転可能となり、廃熱利用型ヒートポンプシステムのCOPを更に向上することができる。
次に、図2に示される廃熱利用型ヒートポンプシステムの模式図を参照して第2実施形態について説明する。
当該第2実施形態は、空調装置4が冷媒伝熱管12をバイパスさせる手段を有する冷暖房システムであって、他は上記第1実施形態と同一の構成をなしている。
本実施形態では、空調装置4に冷媒伝熱管12をバイパスするバイパス路40と、バイパス路40に介挿されて冷媒回路20を循環する冷媒と外気とを熱交換させる大気熱交換器(第2熱交換器)42と、大気熱交換器42または冷媒伝熱管12に切り換えて冷媒を流通させる3方弁44とが備えられている。
大気熱交換器42は、冷媒回路20をエアコンサイクルとしたときの室外機であり、3方弁44を切り換えることによりエアコンサイクルにおける冷媒を室外機にて凝縮させるか、冷媒伝熱管12にて凝縮させるかを選択可能になっている。
このように、当該第2実施形態の場合には、大気熱交換器42または冷媒伝熱管12に切り換えて冷媒を流通させることにより、外気温度が高い夏季には冷媒伝熱管12をバイパスさせて大気熱交換器42にバイパス路40における矢印の向きに冷媒を流通させ、一方、外気温度が低い冬季には大気熱交換器42に冷媒を流通させる場合とは逆向きに冷媒伝熱管12に冷媒を流通させることにより、空調装置4の冷暖房能力を確保しつつ室内機16の小型化を図ることができ、特に冬季における暖房COPを大幅に向上することができる。
次に、図3に示される廃熱利用型ヒートポンプシステムの模式図を参照して第3実施形態について説明する。
当該第3実施形態は、上記第1実施形態のボイラ8とは異なるボイラ(熱源装置)50を使用してダンパ開度制御を行う暖房システムであり、他は上記第1実施形態と同一の構成をなしている。
ボイラ50は、排気筒体22が水平方向に延設されるとともに、外気導入管26が排気筒体22から上方に向けて煙突状に延設され、排気筒体22には排気筒体22の通路を開閉するダンパ52が装着されている。
排気筒体22には、排気筒体22への外気導入管26の接続箇所より冷媒伝熱管12側に開口部54が開口され、ダンパ52は、この開口部54と開口部54近傍における排気筒体22の通路とを一括して開閉可能に構成されている。
また、ダンパ52は、排気筒体22を流通する燃焼排気または外気の風量が所定の設定風量となるときにその風圧により可動部52aが自動的に開閉される、いわゆるフラッパー機構(駆動機構)をなしており、加えて、可動部52aの開閉駆動を可能とする駆動部52bをも備えている。駆動部52bは、ダンパ52の駆動部52bの他、電動モータ15、ポンプ34、膨張弁18の図示しない駆動部や、室内機16、冷媒伝熱管12、バーナ9に備えられたファンの図示しない駆動部などどともに、空調装置4、給湯装置6、ボイラ50の協調制御を行うための廃熱利用型ヒートポンプシステムの制御装置56に電気的に接続されている。
制御装置56は、ボイラ50の単独運転時には、図3に示す如く、フラッパー機構によらないで外気導入管26を閉じる方向へダンパ52を強制的に閉駆動することにより、燃焼排気を外気導入管26を介して上方に自然排出し、一方、ボイラ50及び空調装置4の並行運転時にはダンパ42を外気導入管26を開く方向へ強制的に開駆動することにより、図4に示す如く、燃焼排気と外気導入管26及び開口部54から導入される外気との混合気を冷媒伝熱管12に送出する、いわばダンパ開度制御を行っている。
このように、当該第3実施形態の場合には、ダンパ52を有することにより、燃焼排気の熱が不要となるときにはダンパ52を閉駆動して燃焼排気を外気導入管26から外部へ排出することができ、一方、ダンパ52を開駆動すれば、外気導入管26に加え、開口部54からも排気筒体22に外気を導入することができ、冷媒伝熱管12での熱交換に際して、第2実施形態における大気熱交換器42を設けなくとも、燃焼排気及び外気の利用範囲を拡大することができる。
また、ダンパ52がフラッパー機構をなすことにより、排気ファン29が作動し、開口部54から外気が吸い込まれることで開口部54を覆う可動部52aが図3中の反時計回りに押圧され、これより、絞り部28から排気口24に連なる通路を塞ぐダンパ52が風圧により開駆動される。従って、燃焼排気や導入される外気の風量に応じて燃焼排気と外気との混合気の冷媒伝熱管12との熱交換量を自動調整することができる。
更に、制御装置56が上記ダンパ開度制御を行うことにより、ボイラ50の単独運転時には燃焼排気を開口部54から自然排出し、ボイラ50及び空調装置4の並行運転時には燃焼排気を冷媒伝熱管12の熱源として利用することができる。従って、これらにより、冷媒回路20を更に効率良く運転可能となり、廃熱利用型ヒートポンプシステムのCOPを更に向上することができる。
次に、図5に示される廃熱利用型ヒートポンプシステムの模式図を参照して第4実施形態について説明する。
当該第4実施形態は、空調装置4に4方弁(冷暖房切換手段)60を設けて4方弁切換制御を行う冷暖房システムであり、他は上記第3実施形態と同一の構成をなしている。
4方弁60は、第1〜第4連通路60a〜60dを有する切換弁であって、図示は省略するが、その駆動部は制御装置56に電気的に接続され、制御装置56からの指令信号に応じて互いに対称位置に配される第1及び第2連通路60a,60b、または第3及び第4連通路60c,60dのいずれか一方が連通するように弁体が切り換えられる。これより冷媒回路20において冷媒の流れが逆転可能となり、第1及び第2連通路60a,60bに切り換えられた場合には暖房経路(4方弁60における点線経路)が選択され、第3及び第4連通路60c,60dに切り換えられた場合には暖房経路とは逆に循環路10に冷媒を流すための冷房経路(4方弁60における実線経路)が選択される。
4方弁切換制御において冷房経路が選択されたとき、室内機16は屋内温度により冷媒を蒸発吸熱させる蒸発器として使用され、これより屋内2が冷房されるが、この際に制御装置56では、併せてボイラ50を停止する協調制御を行っている。
ここで、空調装置4は、冷媒伝熱管12近傍に屋内2の冷房運転時において冷媒伝熱管12を流通する冷媒の凝縮温度を検出する冷媒温度センサ62を備えている。
冷媒温度センサ62は、点線で示すように、ダンパ52の駆動部52bに電気的、或いは機械的に連結され、駆動部52bは冷媒温度センサ62にて検出された冷媒温度に応じて作動する図示しないソレノイドストッパーや、冷媒温度に応じて変形する形状記憶合金からなる図示しないストッパーを有している。そして、冷媒温度が所定の設定温度以上となる夏季にはこれらストッパーにより駆動部52bの駆動が規制され、ダンパ52が自動的に閉駆動される(駆動機構)。
このように、当該第4実施形態の場合には、冷房経路が選択されたときにボイラ50が停止されることにより、夏季において燃焼排気と外気とによって冷媒伝熱管12が極度に高温に加熱され、ひいては冷媒回路20の効率が低下することを防止できる。
また、冷媒伝熱管12に流通される冷媒の温度が所定の設定温度以上となるときにダンパ52が自動的に閉駆動されることにより、夏季における冷媒伝熱管12の燃焼排気による加熱を確実に防止できるため、冷媒回路20の効率低下を更に確実に防止でき、これらにより廃熱利用型ヒートポンプシステムのCOPを確実に向上することができる。
次に、図6に示される廃熱利用型ヒートポンプシステムの模式図を参照して第5実施形態について説明する。
当該第5実施形態は、空調装置4が冷媒伝熱管12をバイパスさせる手段を有する暖房システムであって、他は上記第1実施形態と同一の構成をなしている。
本実施形態では、、空調装置4に冷媒伝熱管12をバイパスするバイパス路64と、バイパス路64に介挿されて冷媒回路20を循環する冷媒と給湯回路38を循環する水とを直接に熱交換させる熱交換器(第3熱交換器)66と、熱交換器66または冷媒伝熱管12に切り換えて冷媒を流通させる3方弁68とが備えられている。
3方弁68を切り換えることにより空調装置4を循環する冷媒を熱交換器66にて凝縮させるか、冷媒伝熱管12にて凝縮させるかを選択可能になっており、熱交換器66にて冷媒を凝縮させた場合には、空調装置4は給湯装置6にていわゆるヒートポンプとして利用される。
このように、当該第5実施形態の場合には、空調装置4を給湯装置6のヒートポンプとして利用できるため、夜間における貯湯タンク32への貯湯が可能となり、給湯装置の稼働率が向上し、ひいては廃熱利用型ヒートポンプシステムのCOPを更に向上することができる。
次に、図7に示される廃熱利用型ヒートポンプシステムの模式図を参照して第6実施形態について説明する。
当該第6実施形態は、空調装置4を給湯装置6のヒートポンプとしてのみ利用するために空調装置4の代わりにヒートポンプ装置70を設けた給湯システムであり、他は上記第5実施形態と同一の構成をなしている。
本実施形態では、熱交換器66をヒートポンプ装置70のガスクーラとして使用する一方、給湯装置6において給湯回路38を循環する水は熱交換器66にて加熱された後に、更にボイラ8にて加熱される。
このように、当該第6実施形態の場合には、熱交換器66の冷媒出口温度を低下させることができるため、冷媒回路20の高圧側の圧力を低下することが可能となり、ひいては廃熱利用型ヒートポンプシステムのCOPを更に向上することができる。
次に、図8に示される廃熱利用型ヒートポンプシステムの模式図を参照して第7実施形態について説明する。
当該第7実施形態は、貯湯タンク32の代わりに融雪パネル72を設けた融雪システムであり、他は上記第6実施形態と同一の構成をなしている。
本実施形態では、給湯装置6の代わりに融雪パネル72を有する融雪装置74が形成され、融雪装置74は循環路30に水に代わって液媒が循環する液媒回路76を構成している。なお、融雪パネル72を床暖房用のパネルとして利用しても良い。
このように、当該第7実施形態の場合には、廃熱利用型ヒートポンプシステムを給湯システムのみならず、融雪・床暖房システムとしても利用することができ、廃熱利用型ヒートポンプシステムのCOPを更に向上することができる。
次に、図9に示される廃熱利用型ヒートポンプシステムの模式図を参照して第8実施形態について説明する。
当該第8実施形態は、給湯装置6が水伝熱管36をバイパスさせる手段を有する給湯システムであって、他は上記第6実施形態と同一の構成をなしている。
本実施形態では、給湯装置6に水伝熱管36をバイパスするバイパス路80と、水伝熱管36をバイパスさせるか否かを切り換えて冷媒を流通させる3方弁82とが備えられており、この場合にも、上記第6実施形態と同様に、熱交換器66の冷媒出口温度を低下させることができるため、冷媒回路20の高圧側の圧力を低下することが可能となり、ひいては廃熱利用型ヒートポンプシステムのCOPを更に向上することができる。
以上で本発明の一実施形態についての説明を終えるが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更ができるものである。
例えば、図10に示される給湯システムのように、上記第8実施形態において、ボイラ8の代わりに上記第3実施形態におけるボイラ50を使用しても良い。この場合には、3方弁82を切り換えて水伝熱管36をバイパスすることにより、夏季の高COP時にボイラ50を停止することも可能であり、また、時間帯により有利なエネルギー選択も可能となるため、廃熱利用型ヒートポンプシステムのCOPを更に向上できて好ましい。
また、図11に示される冷暖房システムのように、ボイラ50におけるバーナ9の代わりにストーブや床暖房装置などといった家庭用暖房器具84から熱源7を得るようにしても良く、この場合には、熱源7を水伝熱管36や冷媒伝熱管12の加熱の他、屋内2の暖房にも使用することができる。
また、冷媒回路20に3方弁86を設けて3方弁86を切り換えることにより、冷媒回路20を空調装置4として使用するか、或いはヒートポンプ装置70として使用するかを選択可能に構成しても良く、これらにより廃熱利用型ヒートポンプシステムのCOPを更に向上することも可能である。
更に、図12に示される冷暖房システムのように、圧縮機14に発電機88を連結し、発電機88にクラッチ90を介してスターリングエンジンなどの外燃機関92を連結し、圧縮機14を発電機88、或いは外燃機関92によって駆動可能に構成しても良く、この場合には、給湯回路6を循環する湯の熱を外燃機関92の加熱に利用して圧縮機15を駆動力を賄うことができるため、廃熱利用型ヒートポンプシステムのCOPを更に向上することができる。
本発明の第1実施形態に係る暖房システムを示した模式図である。 本発明の第2実施形態に係る冷暖房システムを示した模式図である。 本発明の第3実施形態に係る暖房システムを示した模式図である。 図3のボイラにおいてダンパが開駆動されたときの状態を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る冷暖房システムを示した模式図である。 本発明の第5実施形態に係る暖房システムを示した模式図である。 本発明の第6実施形態に係る給湯システムを示した模式図である。 本発明の第7実施形態に係る融雪システムを示した模式図である。 本発明の第8実施形態に係る給湯システムを示した模式図である。 本発明の変形例に係る給湯システムを示した模式図である。 本発明の別の変形例に係る冷暖房システムを示した模式図である。 本発明の別の変形例に係る冷暖房システムを示した模式図である。
符号の説明
2 屋内
4 空調装置(ヒートポンプ装置)
6 給湯装置(液媒装置)
7 熱源
8 ボイラ(熱源装置)
10 循環路
12 冷媒伝熱管
14 圧縮機
16 室内機(熱交換器)
18 膨張弁
20 冷媒回路
22 排気筒体
26 外気導入管
28 絞り部
29 排気ファン
30 循環路
32 貯湯タンク(タンク)
34 ポンプ
36 水伝熱管(液媒伝熱管)
38 給湯回路(液媒回路)
42 大気熱交換器(第2熱交換器)
50 ボイラ(熱源装置)
52 ダンパ
54 開口部
56 制御装置
60 4方弁(冷暖房切換手段)
66 熱交換器(第3熱交換器)

Claims (11)

  1. 燃料の燃焼によって熱源と燃焼排気とを発生し、燃焼排気を外部に排出する排気筒体を有する熱源装置と、
    冷媒の循環路に、膨張弁、熱交換器、圧縮機、冷媒伝熱管が介挿された冷媒回路を有し、前記冷媒伝熱管が前記排気筒体内にて燃焼排気により加熱されるヒートポンプ装置とを備え、
    前記熱源装置は、前記燃焼排気の発生の有無に拘わらず、前記排気筒体へ外気を導入させる外気導入手段を有することを特徴とする廃熱利用型ヒートポンプシステム。
  2. 液媒の循環路に、液媒が貯留されるタンク、ポンプ、液媒伝熱管が介挿された液媒回路を有し、前記液媒伝熱管が前記熱源により加熱される液媒装置を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の廃熱利用型ヒートポンプシステム。
  3. 前記外気導入手段は、少なくとも燃焼排気、外気の何れか一方を前記排気筒体内に吸い込んで前記冷媒伝熱管を流れる冷媒と熱交換させた後に前記排気筒体外に排出させる排気ファンと、前記排気筒体の前記液媒伝熱管と前記冷媒伝熱管との間に接続された外気導入管と、前記排気筒体の前記外気導入管の接続箇所よりも前記液媒伝熱管側にて絞られた絞り部とからなることを特徴とする請求項1または2に記載の廃熱利用型ヒートポンプシステム。
  4. 前記絞り部は、前記外気導入管よりも所定の比率で通路断面積が小さいことを特徴とする請求項3に記載の廃熱利用型ヒートポンプシステム。
  5. 前記熱源装置は、前記排気筒体への前記外気導入管の接続箇所より前記冷媒伝熱管側にて前記排気筒体に開口される開口部と、該開口部と該開口部近傍における前記排気筒体の通路とをそれぞれ開閉するダンパとを有することを特徴とする請求項3または4に記載の廃熱利用型ヒートポンプシステム。
  6. 前記ダンパは、前記排気筒体を流通する燃焼排気または外気導入風量が所定の設定風量となるときに該ダンパを自動的に開閉させる駆動機構を有することを特徴とする請求項5に記載の廃熱利用型ヒートポンプシステム。
  7. 前記駆動機構は、熱源装置の単独運転時には前記外気導入管を閉じる方向へ前記ダンパを駆動させ、前記熱源装置及び前記ヒートポンプ装置の並行運転時には前記外気導入管を開く方向へ前記ダンパを駆動させることを特徴とする請求項6に記載の廃熱利用型ヒートポンプシステム。
  8. 前記ヒートポンプ装置は、前記冷媒伝熱管をバイパスさせる手段を有し、該バイパス手段は、前記冷媒回路を循環する冷媒と外気とを熱交換させる第2熱交換器を有し、該第2熱交換器または前記冷媒伝熱管に切り換えて冷媒を流通させることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の廃熱利用型ヒートポンプシステム。
  9. 前記ヒートポンプ装置は、前記冷媒伝熱管をバイパスさせる手段を有し、該バイパス手段は、前記冷媒回路を循環する冷媒と前記液媒回路を循環する液媒とを熱交換させる第3熱交換器を有し、該第3熱交換器または前記冷媒伝熱管に切り換えて冷媒を流通させることを特徴とする請求項2乃至8の何れかに記載の廃熱利用型ヒートポンプシステム。
  10. 前記ヒートポンプ装置は空調装置であって、前記熱交換器は屋内に設置される該空調装置の室内機であり、前記空調装置は、前記熱交換器を蒸発器として使用して前記屋内を冷房する冷房経路、または、前記熱交換器を凝縮器として使用して前記屋内を暖房する暖房経路に切り換える冷暖房切換手段を有することを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の廃熱利用型ヒートポンプシステム。
  11. 前記液媒は水であって、前記液媒装置は給湯装置であることを特徴とする請求項2乃至10の何れかに記載の廃熱利用型ヒートポンプシステム。
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