JP2009221969A - コンプレッサ - Google Patents

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Akiyoshi Kameda
明芳 亀田
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Marelli Corp
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Abstract

【課題】配管によって伝達される振動を極力防止できるコンプレッサを提供する。
【解決手段】ハウジング2内に圧縮機構部が収容されると共に、ハウジング2に圧縮機構部に冷媒をコンプレッサ外から吸入する吸入ポート30と圧縮機構部から吐出される冷媒をコンプレッサ外に吐出する吐出ポート32が設けられ、吸入ポート30と吐出ポート32がそれぞれ配管コネクタ40,42を介して配管41,43に接続された電動コンプレッサ1であって、吸入ポート30と配管コネクタ40の間と、吐出ポート32と配管コネクタ42の間の双方には、防振部材45が介在された。
【選択図】図2

Description

本発明は、冷媒を圧縮するコンプレッサに関する。
この種の従来のコンプレッサとしては、特許文献1に開示されたものがある。このコンプレッサは、例えば、車両用空調装置の冷却システムで冷媒を圧縮するために用いられており、ハウジング内に圧縮機構部と共にこれを駆動するモータが収容されている。又、ハウジング内には圧縮機構部に冷媒をコンプレッサ外から吸入する吸入ポートと、圧縮機構部からの冷媒をコンプレッサ外に吐出する吐出ポートが設けられている。
このような構成のコンプレッサにあっては、吸入ポート及び吐出ポートには各配管コネクタを介して配管が接続される。吸入ポートは配管によってエバポレータ側に、吐出ポートは配管によってコンデンサ側にそれぞれ接続される。
特開2003−254244号公報
しかしながら、コンプレッサは、圧縮機構部で冷媒を圧縮する等によって振動する。このコンプレッサの振動が配管を伝ってエバポレータ、コンデンサ等に伝達され、車室内の騒音に悪影響を与えるという問題があった。
そこで、本発明は、配管によって伝達される振動を極力防止できるコンプレッサを提供することを目的とする。
上記目的を達成する請求項1の発明は、ハウジング内に圧縮機構部が収容されると共に、ハウジングに圧縮機構部に冷媒をコンプレッサ外から吸入する吸入ポートと圧縮機構部から吐出される冷媒をコンプレッサ外に吐出する吐出ポートが設けられ、吸入ポートと吐出ポートがそれぞれ配管コネクタを介して配管に接続されたコンプレッサであって、吸入ポートと配管コネクタの間と、吐出ポートと配管コネクタの間の少なくともいずれか一方には、防振部材が介在されたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のコンプレッサであって、防振部材は、ポート側と配管コネクタ側の互いに対向する全面に介在されたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載のコンプレッサであって、ポート側と防振部材の間と、防振部材と配管コネクタの間の互いに対応する位置には、シール部材がそれぞれ配置されたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のコンプレッサであって、防振部材は、耐冷媒対応性の素材であることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、圧縮機構部で冷媒を圧縮する等してコンプレッサが振動すると、この振動が防振部材で減衰されて配管に伝達されるため、配管によって伝達される振動を極力防止できる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、ポート側から配管コネクタ側に伝達される振動は全て防振部材によって減衰されるため、伝達される振動を有効に減衰できる。
請求項3の発明によれば、請求項1又は請求項2の発明の効果に加え、ポート側と配管コネクタとの間からの冷媒漏れを確実に防止できる。
請求項4の発明によれば、請求項1〜請求項3のいずれかの発明の効果に加え、防振部材が冷媒によって悪影響を受けることなく減衰等の特性を保持できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3は本発明の一実施の形態を示し、図1は電動コンプレッサの断面図、図2は電動コンプレッサの斜視図、図3は配管接続箇所の断面図である。
図1に示すように、コンプレッサである電動コンプレッサ1は、ハウジング2を有する。このハウジング2は、円筒状のコンプレッサハウジング部材3と、このコンプレッサハウジング部材3の一方の開口側の側面に配置されたフロントハウジング部材4と、コンプレッサハウジング部材3の他方の側面に配置されたリアハウジング部材5とから構成されている。コンプレッサハウジング部材3、フロントハウジング部材4及びリアハウジング部材5は、アルミ合金製である。
圧縮機構部10は、コンプレッサハウジング部材3の内部に収容されている。圧縮機構部10は、ほぼ楕円形状の内周面が形成されたシリンダブロック11と、このシリンダブロック11の側面に配置されたフロントサイドブロック12及びリアサイドブロック13とを備えている。これらブロック11,12,13内にシリンダ室14が形成されている。これらブロック11,12,13はアルミ合金製である。
シリンダ室14内にはロータ15が収容されている。このロータ15の中心には回転軸16が貫通され、ロータ15と回転軸16は固定されている。この回転軸16は、フロントサイドブロック12とリアサイドブロック13に回転自在に支持されている。回転軸16のリア側は、リアサイドブロック13より外部に突出されている。
ロータ15の外周の等間隔位置には、ベーン17が突出・後退自在にそれぞれ設けられている。各ベーン17は、ロータ15の回転時には背圧及び自らの遠心力によってシリンダ室14の内壁に当接しつつ移動する。この隣り合うベーン17間によって、シリンダ室14内には複数の圧縮室が形成される。各圧縮室は、ロータ15の回転に応じてその容積を拡大し、冷媒を吸入する吸入工程と、容積を縮小し、吸入した冷媒を圧縮し、且つ、吐出する圧縮行程を繰り返す。
モータ20は、リアハウジング部材5の内部に収容されている。モータ20は、回転軸21に固定されたロータ22と、リアハウジング部材5の内周面に固定されたステータ23とを備えている。回転軸21の両端部は、リアハウジング部材5とコンプレッサハウジング部材3に各ベアリング部材24,25を介して回転自在に支持されている。
フロントサイドブロック12とフロントハウジング部材4には、吸入ポート30(図2に示す)と冷媒吸入通路31(図1に示す)が形成されている。冷媒吸入通路31は、吸入ポート30と圧縮室間を連通している。コンプレッサ外からの冷媒は、吸入ポート30より吸入通路31を通って圧縮室に吸入される。リアサイドブロック13とコンプレッサハウジング部材3とリアハウジング部材5には、吐出ポート32(図1、図2に示す)と冷媒吐出通路33(図1に示す)が形成されている。冷媒吐出通路33は、圧縮室と吐出ポート32間を連通している。圧縮室からの冷媒は、冷媒吐出通路33を通って吐出ポート32を介してコンプレッサ外に吐出される。
吸入ポート30には、配管コネクタ40を用いて配管41が接続されている。配管41の他端は、エバポレータ側に接続されている。吐出ポート32には、配管コネクタ42を用いて配管43が接続されている。配管43の他端は、コンデンサ側に接続されている。
吸入ポート30及び吐出ポート32の配管コネクタ40,42を用いた接続構造は同じであるため、吸入ポート30側を例に詳細を説明する。図3において、配管コネクタ40は、コネクタ本体40aと差込突起部40bを有し、差込突起部40bを吸入ポート30の孔内に挿入した状態でボルト44で吸入ポート30に固定されている。
又、吸入ポート30と配管コネクタ40の間には、防振部材45が介在されている。防振部材45は、吸入ポート30と配管コネクタ40の互いに対向する全面に介在されている。具体的には、防振部材45は、コネクタ本体40aの端面と差込突起部40bの側面に対向する面の全てに配置されている。防振部材45は、冷媒対応性の素材、例えばHNBR(水素化ニトリルゴム)、EPDM(エチレンプロピレンゴム)等にて形成されている。
更に、吸入ポート30と防振部材45の間と、防振部材45と配管コネクタ40の間の互いに対応する位置、具体的には吸入ポート30の孔内面と差込突起部40bの側面との位置に、シール部材であるOリング46がそれぞれ配置されている。
上記構成において、モータ20が回転すると、回転軸21の回転と一体になって圧縮機構部10の回転軸16が回転し、これによってロータ15がシリンダ室14を回転する。すると、ロータ15の外周側に配置されたベーン17がシリンダ室14の内壁に当接しつつ移動する。この隣り合うベーン17間によって、シリンダ室14内には容積変化を行う圧縮室が形成される。すると、コンプレッサ外の冷媒が吸入ポート30より吸入通路31を通って圧縮室に吸入される。圧縮室で圧縮された冷媒は、冷媒吐出通路33を通って吐出ポート32を介してコンプレッサ外に吐出される。
以上、説明したように前記コンプレッサ1には、吸入ポート30と配管コネクタ40の間と、吐出ポート32と配管コネクタ42の間の双方に、防振部材45がそれぞれ介在されている。従って、圧縮機構部10で冷媒を圧縮する等してコンプレッサ1が振動すると、この振動が防振部材45で減衰されて配管41,43に伝達されるため、配管41,43によって伝達される振動を極力防止できる。
この実施形態では、防振部材45は、吸入ポート30及び吐出ポート32側と配管コネクタ40,42側の互いに対向する全面に介在されている。従って、吸入ポート30又は吐出ポート32側から配管コネクタ40,42側に伝達される振動は全て防振部材45によって減衰されるため、伝達される振動を有効に減衰できる。
この実施形態では、吸入ポート30及び吐出ポート32側と防振部材45の間と、防振部材45と各配管コネクタ40,42の間の互いに対応する位置にOリング46が配置されている。従って、吸入ポート30と配管コネクタ40との間、及び、吐出ポート32と配管コネクタ42との間からの冷媒漏れを確実に防止できる。
この実施形態では、防振部材45は、耐冷媒対応性の素材であるので、防振部材45が冷媒によって悪影響を受けることなく減衰等の特性を保持できる。
(配管接続構造の第1変形例)
図4には配管接続構造の第1変形例を示す断面図である。図4に示すように、この第1変形例は、前記実施形態のものと比較するに、Oリング46がコネクタ本体40aの端面と吸入ポート30の開口端面の位置に配置されている点のみが相違する。他の構成は、前記実施形態のものと同様であるため、同一構成箇所に同一符号を付してその説明を省略する。
(配管接続構造の第2変形例)
図5には配管接続構造の第2変形例を示す断面図である。図5に示すように、この第2変形例は、前記実施形態のものと比較するに、Oリング46が設けられていない点が相違する。他の構成は、前記実施形態のものと同様であるため、同一構成箇所に同一符号を付してその説明を省略する。
(配管接続構造の第3変形例)
図6には配管接続構造の第3変形例を示す断面図である。図6に示すように、この第3変形例は、前記実施形態のものと比較するに、防振部材45Aは、コネクタ本体40aの端面と吸入ポート30の開口端面の間にのみ介在されている。又、Oリング46は、吸入ポート30の孔内面と差込突起部40bの側面の間に配置されている。他の構成は、前記実施形態のものと同様であるため、同一構成箇所に同一符号を付してその説明を省略する。
(その他)
前記実施形態では、吸入ポート30と配管コネクタ40の間と、吐出ポート32と配管コネクタ42の間の双方に防振部材45を介在したが、吸入ポート30と配管コネクタ40の間と、吐出ポート32と配管コネクタ42のいずれか一方にのみ防振部材45を介在しても良い。
本発明の一実施形態を示し、電動コンプレッサの断面図である。 本発明の一実施形態を示し、電動コンプレッサの斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、配管接続箇所の断面図である。 第1変形例に係る配管接続箇所の断面図である。 第2変形例に係る配管接続箇所の断面図である。 第3変形例に係る配管接続箇所の断面図である。
符号の説明
1 電動コンプレッサ(コンプレッサ)
2 ハウジング
10 圧縮機構部
30 吸入ポート
32 吐出ポート
40,42 配管コネクタ
41,43 配管
45,45A 防振部材
46 Oリング(シール部材)

Claims (4)

  1. ハウジング(2)内に圧縮機構部(10)が収容されると共に、前記ハウジング(2)に前記圧縮機構部(10)に冷媒をコンプレッサ外から吸入する吸入ポート(30)と前記圧縮機構部(10)から吐出される冷媒をコンプレッサ外に吐出する吐出ポート(32)が設けられ、前記吸入ポート(30)と前記吐出ポート(32)がそれぞれ配管コネクタ(40),(42)を介して配管(41),(43)に接続されたコンプレッサ(1)であって、
    前記吸入ポート(30)と前記配管コネクタ(40)の間と、前記吐出ポート(32)と前記配管コネクタ(42)の間の少なくともいずれか一方には、防振部材(45),(45A)が介在されたことを特徴とするコンプレッサ(1)。
  2. 請求項1記載のコンプレッサ(1)であって、
    前記防振部材(45)は、ポート(30),(32)側と前記配管コネクタ(40),(42)側の互いに対向する全面に介在されたことを特徴とするコンプレッサ(1)。
  3. 請求項1又は請求項2記載のコンプレッサ(1)であって、
    前記ポート(30),(32)側と前記防振部材(45)の間と、前記防振部材(45)と前記配管コネクタ(40),(42)の間の互いに対応する位置には、シール部材(46)がそれぞれ配置されたことを特徴とするコンプレッサ(1)。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のコンプレッサ(1)であって、
    前記防振部材(45),(45A)は、耐冷媒対応性の素材であることを特徴とするコンプレッサ(1)。
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