JP2009219172A - バッテリ状態検知センサ装置及びバッテリ状態検知方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリの交換を確実に検知するバッテリ状態検知センサ装置を提供する。
【解決手段】バッテリ60と、バッテリから電力供給回路100を介して電力が供給される機器101,102,・・と、バッテリ60を外したときに電力供給回路100を介して接続された機器101,102,・・に電力を供給しうるバックアップ電池70を接続するバックアップ電池接続部と、バッテリ60の状態を電力供給回路100を介して検知するバッテリ状態検知センサ10とを備え、バックアップ電池70を装着した後に、バッテリ60を外すことに伴う電力供給回路100における電流値の低下と、バッテリ交換後の電力供給回路100における電流値が所定の閾値を越えたことを検知することで、バッテリ交換を検知する。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば車両に搭載されているバッテリが取り外されたか否かを監視するバッテリ状態検知センサ装置及びバッテリ状態検知方法に関する。
従来からバッテリの交換に伴う非接続を検知する装置は知られている(例えば特許文献1参照)。係るバッテリ非接続検出装置は、無線電話システムの基地局に設置されたバッテリを交換する際に、この交換をバッテリの非接続検出装置によって検知し、この検知信号を用いてバッテリの充電状態を監視する充電/放電カウンタを再度リセットするようになっている。なお、この基地局に設置されたバッテリには、バッテリ交換の際のバックアップ電池が備わっていない構成となっている。
特開2000−201436号公報(段落(0006)、(0007)、図1および図2)
一方、車両に関しては、近年ECU(Electronic control unit)、パワーウィンドゥモータ、オーディオ、ナビゲーションシステム、着座者の姿勢記憶用メモリ付きのシート、車両の横滑り防止装置、およびセキュリティシステムなどの電気機器や電子機器等に代表される様々な機器(電装品)を搭載するとともに、バッテリ交換時にこれら機器の設定情報が消去しないようにバッテリを取り外してもこれらに電力を常に供給できるバックアップ電池を取り付け可能とする傾向にある。
また、車両の状態を更に的確に判断するために、バッテリにバッテリ状態検知センサが備わるようになっている。係るバッテリ状態検知センサは、従来のバッテリの電流のみを検出するバッテリ電流検出装置とは異なり、バッテリの電流、電圧およびインピーダンスを測定してこれを記憶し、バッテリの状態のトレンド(履歴)を取得してバッテリの状態をより正確に判断する高機能型のセンサである。
また、バッテリの交換時にバックアップ電池を取り付けることで各電装品への電力供給を瞬時にでも遮断することなくバックアップ電池からバッテリへの接続端子を介して各電気機器に電力を供給する構成をとっている。これによって、バッテリ交換時にバッテリ状態検知センサにも接続端子を介して電力が遮断されずに供給されるようになっている。
そのため、バッテリ状態検知センサ内のメモリに記憶されたバッテリの状態のトレンドに関する情報(履歴情報)がそのまま残り、バッテリ交換後にも交換前のバッテリの状態が記憶されたままになってしまう。その結果、バッテリの交換に伴う新しいバッテリの状態をこのバッテリ状態検知センサによって正しく継続して診断することができなくなっている。
この従来の不都合な点を図面に基づいて説明する。図12は、従来のバッテリ状態検知センサ装置5を説明する電源システムのブロック図であり、バックアップ電池70(図13参照)を取り付ける前の状態を示している。ここでバッテリ状態検知センサ51はバッテリ60の電圧・電流・温度等を測定し、その充電状態や劣化状態等を診断する役目を果たしている。なお、バッテリ60が故障したり老朽化したりすると交換が必要となる。この際に以前は単にバッテリ60を車両から取り外し、新しいバッテリに交換するだけであったが、近年の電子装備の増加によりバッテリ60を外してしまうと、上述した各機器(電装品)101,102,・・の記憶情報、即ちシートメモリの情報や、セキュリティシステム等の記憶情報が消去され、場合によっては機能不全を生じることが多くなった。この対策として上述したようにバックアップ電池70により各電装品の電源電圧を保持しながらバッテリ交換を行うことが通常行われるようになってきた。
ここで、図13は、図12に続く従来のバッテリ状態検知センサ装置5を説明する電源システムのブロック図であり、バックアップ電池70を取り付けた後の状態を示している。また、図14は、図13に続く従来のバッテリ状態検知センサ装置5を説明する電源システムのブロック図であり、バッテリ60を取り外した後の状態を示している。
このバッテリ交換に際して、図13に示すように車両のアクセサリーソケット等にバックアップ電池70を接続した後、故障したり老朽化したりしたバッテリ60を取り外して新たなバッテリに交換する。この交換の間、バッテリ状態検知センサ51には他の電装品と同様にバックアップ電池70の電源電圧が印加された状態が継続する。即ち、図13および図14に示すようにバッテリ状態検知センサ51からはバッテリ60の交換が行われたことが認識できない。その結果、バッテリ状態検知センサ51はバッテリ60が交換されたにも関わらず、以前の累積された情報(バッテリ容量・充電状態・使用履歴等)に基づき誤った診断を行ってしまう。
本発明の目的は、バッテリ交換の有無を正しく検知して交換前のバッテリの状態の履歴がバッテリ状態検知センサにそのまま残らないようにするバッテリ状態検知センサ装置及びバッテリ状態検知方法を提供することにある。
上述の課題を解決するために、本発明の請求項1に係るバッテリ状態検知センサ装置は、
バッテリと、前記バッテリから電力供給回路を介して電力が供給される機器と、前記バッテリを外したときに前記電力供給回路を介して接続された機器に電力を供給しうるバックアップ電池を接続するバックアップ電池接続部と、前記バッテリの状態を前記電力供給回路を介して検知するバッテリ状態検知センサとを備えた電源システムにおけるバッテリの交換を監視するバッテリ状態検知センサ装置であって、
前記バックアップ電池を装着した後に、前記バッテリを外すことに伴う電力供給回路における電流値の低下と、新たなバッテリに交換された後の前記電力供給回路における電流値が所定の範囲に到達したことを検知することで、バッテリの交換を検知することを特徴としている。
また、本発明の請求項4に係るバッテリ状態検知方法は、
バッテリと、前記バッテリから電力供給回路を介して電力が供給される機器と、前記バッテリを外したときに前記電力供給回路を介して接続された機器に電力を供給しうるバックアップ電池を接続するバックアップ電池接続部と、前記バッテリの状態を前記電力供給回路を介して検知するバッテリ状態検知センサとを備えた電源システムにおけるバッテリの交換を監視するバッテリ状態検知方法であって、
前記バックアップ電池を装着した後に、前記バッテリを外すことに伴う電力供給回路における電流値の低下を検知する第1のステップと、
新たなバッテリに交換された後の前記電力供給回路における電流値が所定範囲に到達したことを検知する第2のステップと、
前記第1のステップと第2のステップからバッテリの交換を検知することを特徴としている。
バッテリ状態検知センサ装置及びバッテリ状態検知方法がこのようになっていることで、バッテリが交換されたことを確実に検知する。
また、本発明の請求項2に係るバッテリ状態検知センサ装置は、請求項1に記載のバッテリ状態検知センサ装置において、
前記バッテリの交換を検知することで、前記バッテリ状態検知センサに記憶された交換前のバッテリの状態に関する履歴情報を消去することを特徴としている。
また、本発明の請求項5に係るバッテリ状態検知方法は、請求項4に記載のバッテリ状態検知方法において、
前記第1のステップ及び第2のステップに加えて、前記バッテリ状態検知センサに記憶された交換前のバッテリの状態に関する履歴情報を消去する第3のステップを有することを特徴としている。
バッテリ状態検知センサ装置及びバッテリ状態検知方法がこのようになっていることで、バッテリが交換されたことを確実に検知し、交換前のバッテリの状態に関する履歴がバッテリ状態検知センサにそのまま残るのを防止する。これによって、交換後の新たなバッテリの状態検知を正しく行うことが可能になる。
また、本発明の請求項3に係るバッテリ状態検知センサ装置は、請求項1に記載のバッテリ状態検知センサ装置において、
前記バックアップ電池を装着するに際して前記電力供給回路を遮断してバックアップ電池を取付けて電力供給回路の遮断を解除した時点から前記バッテリを外すことに伴う当該電力供給回路における電流値の低下を検知するまでの時間t1を計測し、電流値の低下の時点から前記新たなバッテリの取付けに伴って電流値が所定の範囲に到達するまでの時間t2を計測し、前記第2のステップにおける電流値が所定の範囲に到達した時点から前記電力供給回路を遮断するまでの時間t3を計測し、
前記t1,t2,t3の少なくとも何れか1つがそれぞれ割り当てられた所定の基準時間を超えた時にバッテリ交換と判断することを特徴としている。
また、本発明の請求項6に係るバッテリ状態検知方法は、請求項4に記載のバッテリ状態検知方法において、
前記第1のステップにおいて前記電力供給回路を遮断してバックアップ電池を取付けて電力供給回路の遮断を解除した時点から当該電力供給回路における電流値の低下を検知するまでの時間t1を計測し、前記第1のステップにおける電流値の低下の時点から前記第2のステップにおける電流値が所定の範囲に到達するまでの時間t2を計測し、前記第2のステップにおける電流値が所定の範囲に到達した時点から電力供給回路を遮断するまでの時間t3を計測し、
前記t1,t2,t3の少なくとも何れか1つがそれぞれ割り当てられた所定の基準時間を超えた時にバッテリ交換と判断することを特徴としている。
バッテリ状態検知センサ装置及びバッテリ状態検知方法がこのようになっていることで、バッテリが交換されたことを確実に検知する。
また、本発明の請求項7に係る電源システムは、
バッテリと、
前記バッテリから電力供給回路を介して電力が供給される機器と、
前記バッテリを外したときに前記電力供給回路を介して接続された機器に電力を供給する着脱可能なバックアップ電池と、
前記バッテリの状態を前記電力供給回路を介して検知するバッテリ状態検知センサとを備えた電源システムにおいて、請求項1に記載のバッテリ状態検知センサ装置を備えたことを特徴としている。
本発明のバッテリ状態検知センサ装置によれば、バッテリ交換の有無を正しく検知してバッテリ状態検知センサに交換前のバッテリの状態に関する履歴が残らないようにすることができる。
以下、本発明の一実施形態に係るバッテリ状態検知センサ装置について図面に基づいて説明する。本発明の一実施形態に係るバッテリ状態検知センサ装置11は、図1に示すように、車両の電源システムに利用されるもので、バッテリ60と、バッテリ60から電力供給回路100を介して電力が供給される機器(電装品)101,102,・・と、バッテリ60を外したときに電力供給回路100を介して接続された機器101,102,・・に電力を供給する着脱可能なバックアップ電池70(図4参照)を備えた電源システムに用いられるものである。そして、電力供給回路100には、バッテリ60の状態を検知するバッテリ状態検知センサ10がバッテリ60のマイナス端子とアースとの間に備わっている。なお、本実施形態では、バッテリ60のバッテリ状態検知センサ装置11はバッテリ状態検知センサ10内に設けられている。
バッテリ60は、車両に搭載された様々な電気機器や電子機器に電力を供給するためのもので、通常は負荷に応じた数A(アンペア)(本実施形態では例示的に3Aとして示す)程度の電流を各機器に流すようになっている。なお、車両が乗用車の場合は、バッテリ60は40〜100Ahの容量の電池が一般的に用いられている。
バッテリ60に接続された各機器は、パワーウィンドゥモータ、シートポジション移動用モータ、ワイパー、オーディオ、及び車両の各種アラーム等からなり、各機器101,102,・・には、駆動用モータ等のアクチュエータが備わったり、例えばシートポジションを記憶するメモリや車両の各種アラームシステムの設定値を記憶するメモリ等が備わったりしている。
バックアップ電池70は、バッテリ交換時に上述した各機器に備わったメモリに電力を供給してメモリに記憶された内容が消去しないようにする役目を果しており、例えば車両のアラーム装置の設定値のメモリやシートポジションメモリ、オーディオに関するメモリに記憶された内容が消去しないようにしている。なお、車両が乗用車の場合、バックアップ電池70は2〜3Ah程度の容量の電池が用いられている。
ここで、バッテリ60とバックアップ電池70に関する共通の電気的負荷に対し、並列接続された複数の電池から電力を供給する場合の電流配分は概ねその電池容量比に比例する。そして、本実施形態の場合、その容量比は10対1以上でバッテリ60が大きいため、負荷電流はほぼ全量バッテリ60により供給され、その電流はバッテリ状態検知センサ10により計測されるようになっている。
電力供給回路100は、バッテリ60の電力を各機器101,102,・・に供給するとともに、バックアップ電池70が取り付けられると、このバックアップ電池70の電力も各機器101,102,・・に供給するようになっている。
なお、電力供給回路100には、バッテリを外したときにバックアップ電池70を接続するアクセサリーソケット(バックアップ電池接続部)71を備えている。
バッテリ状態検知センサ装置11は、本実施形態の場合、上述したようにバッテリ状態検知センサ10の内部に備わり、バックアップ電池70を装着した後にバッテリ60を外すことに伴う電力供給回路100における電流値の低下と、交換後の新たなバッテリ60が付けられた後の電力供給回路100における電流値が所定の範囲に到達したことを検知することで、バッテリ状態検知センサ10の記憶した交換前のバッテリの状態に関する履歴情報を消去するようになっている。
以下、この車両の電源システムにおいて利用されるバッテリ状態検知センサ装置11の作用(バッテリ状態検知方法)を説明する。なお、この説明に先立ちバッテリ交換作業について説明する。
図2は、バッテリの交換作業を示す工程図である。バッテリ交換作業は、図1に示す状態のようにキーをACC位置にしてバッテリ60から電力供給回路100を介して各機器101,102,・・に電流が流れている状態からキーをOFF位置にする。そして、最初にバックアップ電池70を車両のアクセサリーソケット71に接続し(作業(1))、キーをACC位置にする(作業(2))。次いで、バッテリ60を外し(作業(3))、新しいバッテリに交換する(作業(4))。次いで、キーをOFF位置にし(作業(5))、バックアップ電池70を外し(作業(6))、バッテリの交換作業を完了する。
続いて、上述した各作業に対応する電力供給回路100への電流の流れについて説明する。図3は、バッテリ60の交換作業におけるバックアップ電池取付け前の車両の電源システムのブロック図であり、上述した作業(1)より前段階を示している。ここで、図10は、バッテリ交換に伴い、バッテリ状態検知センサ10で検出される電流値を縦軸にし、横軸をバッテリの交換作業の工程順(時間)として示した電流特性図である。即ち、図10における横軸の(1)〜(6)は上述した図2に示すバッテリ交換の各作業(1)〜(6)に対応している。
図3からはキーをACC位置にしていない状態でかつバックアップ電池70を取付けていないため、電流も電力供給回路100に流れていないことが分る。また、図4は、バッテリの交換作業においてバックアップ電池70を取付けてキーをACC位置にしていない状態を示しており、電流は電力供給回路100に未だ流れていないことが分かる。図3及び図4に示す状態は図2に示す作業(1)の状態に該当し、図10における(1)に対応している。そして、図10の(1)からも明らかなように、この場合、バッテリ状態検知センサ10に流れる電流値はゼロとなっている。また、図5は、キーをACC位置にした直後の電力供給回路100内の電流の流れを示す電源システムのブロック図であり、電流は電力供給回路100に流れていることが分る。図5に示す状態は、上述した図2における作業(2)の状態に該当し、図10において(2)に対応している。
ここで、キーがACC位置にされることで、車両には数Aの負荷電流が発生する。この状態ではこの負荷電流はバッテリ60およびバックアップ電池70より供給され、バッテリ60より供給される電流は、図10に示すように、バッテリ状態検知センサ10により計測される。この時、上述したように、乗用車においてバッテリ60は40〜100Ahの容量の電池が一般的に用いられる一方、バックアップ電池70は2〜3Ah程度の容量の電池が用いられている。ここで共通の電気的負荷に対し並列接続された複数の電池から電力を供給する場合の電流配分は概ねその電池容量比に比例するので、図5の状態においてはその容量比は10対1以上でバッテリ60が大きくなる。そのため、負荷電流はほぼ全量がバッテリ60により供給されその電流はバッテリ状態検知センサ10により計測される。
次に、バッテリ60を交換のために車両より取り外す。図6は、バッテリ60の交換作業においてバックアップ電池70を取り付けてキーをACC位置にした状態でバッテリ60を外した後の電力供給回路内の電流の流れを示す電源システムのブロック図である。図6に示す状態は、上述した図2の作業(3)の状態に該当し、図10における(3)に対応している。
この時、車両の電気負荷への電力はバックアップ電池70のみから供給される。この状態では図10に示すようにバッテリ状態検知センサ10により計測される電流は図6及び図10から分かるようにゼロとなる。この電流がゼロになったことをバッテリ状態検知センサ10に備わったバッテリ状態検知センサ装置11が検知することでバッテリ60が外されたと判断する。即ち、これが本発明に係るバッテリ状態検知方法において、バックアップ電池を装着した後にバッテリを外すことに伴う電力供給回路における電流値の低下を検知する第1のステップに該当する。
バッテリ状態検知センサ10には、接点情報、電圧情報もしくは多重通信等により車両のIGキーポジション情報等様々な情報が伝えられるが、バッテリ状態検知センサ10は「IGキーポジションがACC位置又はIGオンである」情報と「計測電流がゼロ」である情報だけでバッテリ60が外されたことを判断することができる。
続いて、図7は、新たなバッテリ60’が装着した状態の電力供給回路内の電流の流れを示す電源システムのブロック図である。図7に示す状態は、図2における作業(4)の状態に相当すると共に、図10における(4)に対応している。そして、図10から明らかなように、バッテリ状態検知センサ10に流れる電流が図中右上りのハッチングで示す正常電流範囲まで達していることが分かる。即ち、これが本発明に係るバッテリにおいて、バッテリ状態検知方法の新たなバッテリに交換された後の電力供給回路における電流値が所定範囲に到達したことを検知する第2のステップに該当する。
即ち、バッテリ状態検知センサ装置11は、このようなバッテリ状態検知センサ10の電流値の変化を常に検出し、バックアップ電池70を装着した後に、バッテリ60を外すことに伴う電力供給回路100における電流値の低下と、新たなバッテリ60’に交換された後のバッテリ状態検知センサ10が測定する電流値が所定の閾値を越えたことをバッテリ状態検知センサ装置11が検知することで、バッテリ交換作業が行われたことを判断し、これに基づき、バッテリ状態検知センサ10の交換前のバッテリ60の履歴情報を消去する。この履歴情報の消去が本発明に係るバッテリ状態検知方法において、第1のステップと第2のステップからバッテリ状態検知センサに記憶された交換前のバッテリの状態に関する履歴情報を消去する第3のステップに該当する。
続いて、図8は、ACCキーをオフにした状態の電源システムのブロック図である。図8の状態は、図2における作業(5)に該当し、図10における(5)に対応している。
続いて、図9は、図8においてバックアップ電池70を外した状態の電源システムのブロック図である。図9の状態は、図2における作業(6)の状態に該当し、図10における(6)に対応している。図8及び図9から分かるように、この状態ではバッテリ状態検知センサ10によって検出されるバッテリ60の電流がゼロになっていることが分かる。
続いて、本実施形態に係るバッテリ状態検知センサ装置11によるバッテリ60の交換有無の判断フローについて説明する。図11は、バッテリ交換作業に伴うバッテリ状態検知センサ装置11の動作フロー図である。このバッテリ60の交換の判断を開始するに当って、ACC位置がOFFの状態でバックアップ電池70をアクセサリーソケット71に取付ける(図2の作業(1)及び図10の(1))。そして、キーポジションの位置を確認する。ここで、ACC位置かIGがオンと判断した場合(ステップS11)、電流値が正常範囲か否かを判断する(ステップS12)。具体的には、図2における作業(2)に該当し、図10の(2)において、電流値が図中右上がりのハッチングで示す正常範囲に達したか否かをバッテリ状態検知センサ装置11が判断する。
ここで、電流値が正常でないと判断した場合、電流計測エラーとしてエラー処理を行う(ステップS21)。一方、ステップS12で電流値が正常範囲(図10における正常範囲の場合)であると判断した場合は、電流値の閾値がa以下になったか否かを判断する(ステップS13)。これは、本発明に係るバッテリ状態検知方法において、バックアップ電池を装着した後に、バッテリを外すことに伴う電力供給回路における電流値の低下を検知する第1のステップに該当する。
そして、電流値が閾値a以下でない場合はこのステップS13の判断ルーチンを繰り返す。一方、電流値が閾値a以下となって場合は、電流値が正常範囲に達した時間t1、即ちバックアップ電池70が取付けられた状態でACCスイッチがONとなってからバッテリ60が取外されるまでの時間が規定時間以上か否かを判断する(ステップS14)。
そして、t1が規定時間以上でない場合は、未だ電池交換なしと認識する(ステップS22)。これは具体的には、例えばバッテリ60に繋がるワイヤーハーネスの端子を外したが、実際にはバッテリ自体を交換しない場合等に該当する。一方、ステップS14でt1が規定時間以上であると判断した場合は、電流値が正常範囲か否かを判断する(ステップS15)。これは、本発明に係るバッテリ状態検知方法において、新たなバッテリに交換された後の電力供給回路における電流値が所定範囲に到達したことを検知する第2のステップに該当する。
そして、ステップS15で電流値が正常範囲でない場合は、電流値が正常範囲であると判断するまでこのルーチンを繰り返す。ここで、電流値がステップS15で正常範囲であると判断すると、t2を計測する。このt2は、交換前のバッテリ60が外されてから新たなバッテリ60’が付けられるまでの時間、即ちバックアップ電池70のみの電流が電力供給回路100に流れている時間である。
そして、t2が規定時間以上かを判断し(ステップS16)、規定時間以上でない場合は電池交換なしと判断する(ステップS22)。これは具体的には、バッテリ60に繋がるワイヤーハーネスの端子を外したが、実際にはバッテリ自体を交換しない場合等に該当する。一方、ステップS16でt2が規定時間以上であると判断した場合は、t3が規定時間以上であるかを判断する(ステップS17)。t3は、新たなバッテリ60’が取付けられてからACCスイッチがオフになるまでの時間である。そして、t3が規定時間以上となるまでこのルーチンを繰り返す。
次いで、t3が規定時間以上であると判断した場合は、バッテリ交換有りと最終的に判断し(ステップS18)、このルーチンを終了すると共に、バッテリ状態検知センサ10の内部に備わったバッテリ状態検知センサ装置11が、バッテリ状態検知センサ10のバッテリ60に関して記憶した履歴情報を消去する制御信号をバッテリ状態検知センサ10に伝える。これは、本発明に係るバッテリ状態検知方法において、第1のステップと第2のステップからバッテリ状態検知センサに記憶された交換前のバッテリの状態に関する履歴情報を消去する第3のステップに該当する。なお、t3が規定時間以上でないと判断した場合は、電池交換なしと判断する。
以上説明したように本発明に係るバッテリ状態検知センサ装置及びバッテリ状態検知方法によると、バッテリが交換されたことを確実に検知し、交換前のバッテリの履歴がバッテリ状態検知センサにそのまま残るのを防止する。これによって、交換後の新たなバッテリの状態検知を正しく行うようにする。
より詳細には、車両のアクセサリーソケット等にバックアップ電池を接続してからバッテリを取り外して交換する間、バッテリ状態検知センサにおいても他の電子機器と同様に電源が印加された状態が継続する。即ち、従来ではバッテリ状態検知センサからはバッテリの交換が行われたことが認識できないため、バッテリ状態検知センサはバッテリが交換されたにも関わらず、以前の累積された情報(蓄電池容量・充電状態・使用履歴等)に基づき誤った診断を行っていたが、本発明に係るバッテリ状態検知センサ装置及びバッテリ状態検知方法の場合、そのような誤診断を行わないようにできる。
なお、上述の実施形態においてはバッテリ状態検知センサ装置は、バッテリ状態検知センサの内部に備わっていたが、必ずしもこれに限定されず、本発明の作用を発揮する配置ならば、電力供給回路において両者別々に設けられていても良い。
また、本実施形態では、バックアップ電池を装着するに際して電力供給回路を遮断してバックアップ電池を取付けて電力供給回路の遮断を解除した時点からバッテリを外すことに伴う電力供給回路における電流値の低下を検知するまでの時間t1を計測し、電流値の低下の時点から新たなバッテリの取付けに伴って電流値が所定の範囲に到達するまでの時間t2を計測し、第2のステップにおける電流値が所定の範囲に到達した時点から電力供給回路を遮断するまでの時間t3を計測したが、t1,t2,t3の少なくとも何れか1つがそれぞれ割り当てられた所定の基準時間を超えた時にバッテリ交換とバッテリ状態検知センサ装置が判断するようにしてもよい。
これに加えて、バッテリ状態検知センサ装置がバッテリ交換と判断したときに、バッテリ状態検知センサに記憶された交換前のバッテリの状態に関する履歴情報を消去するのがよい。
バッテリ状態検知センサ装置及びバッテリ状態検知方法がこのようになっていることで、バッテリが交換されたことを確実に検知し、交換前のバッテリの状態に関する履歴がバッテリ状態検知センサにそのまま残るのを確実に防止する。これによって、交換後の新たなバッテリの状態検知を正しく行うことが可能になる。
本発明の一実施形態に係るバッテリ状態検知センサ装置が備わる電源システムのブロック図である。 バッテリの交換作業を示す工程図である。 バッテリの交換作業におけるバックアップ電池取付け前の電力供給回路内の電流の流れを示す電源システムのブロック図である。 バッテリの交換作業におけるバックアップ電池取付け直後の電力供給回路内の電流の流れを示す電源システムのブロック図である。 図4の状態でACCスイッチをオンにした後の電力供給回路内の電流の流れを示す電源システムのブロック図である。 バッテリの交換作業におけるバックアップ電池取付けた後、バッテリを外した後の電力供給回路内の電流の流れを示す電源システムのブロック図である。 図6の状態から新たなバッテリを取付けた後の電力供給回路内の電流の流れを示す電源システムのブロック図である。 図7の状態からACCをオフにした後の電力供給回路内の電流の流れを示す電源システムのブロック図である。 図8の状態からバックアップ電池を外した状態を示す電源システムのブロック図である。 バッテリ交換に伴う電力供給回路内の電流値を縦軸にし、横軸をバッテリの交換作業の工程順(作業時間軸)としたときのバッテリ状態検知センサが測定した電流値である。 バッテリ交換作業に伴うバッテリ状態検知センサ装置の動作フロー図である。 従来のバッテリの交換作業におけるバックアップ電池取付け前の状態を示す電源システムのブロック図である。 従来のバッテリの交換作業におけるバックアップ電池取付け直後の状態を示す電源システムのブロック図である。 従来のバッテリの交換作業におけるバックアップ電池取付けた後、バッテリを外した後の状態を示す電源システムのブロック図である。
符号の説明
5 バッテリ状態検知センサ装置
10 バッテリ状態検知センサ
11 バッテリ状態検知センサ装置
51 バッテリ状態検知センサ
60 (交換前の)バッテリ
60’ (交換後の)バッテリ
70 バックアップ電池
71 アクセサリーソケット
100 電力供給回路
101,102,・・ 機器(電装品)

Claims (7)

  1. バッテリと、前記バッテリから電力供給回路を介して電力が供給される機器と、前記バッテリを外したときに前記電力供給回路を介して接続された機器に電力を供給しうるバックアップ電池を接続するバックアップ電池接続部と、前記バッテリの状態を前記電力供給回路を介して検知するバッテリ状態検知センサとを備えた電源システムにおけるバッテリの交換を監視するバッテリ状態検知センサ装置であって、
    前記バックアップ電池を装着した後に、前記バッテリを外すことに伴う電力供給回路における電流値の低下と、新たなバッテリに交換された後の前記電力供給回路における電流値が所定の範囲に到達したことを検知することで、バッテリの交換を検知することを特徴とするバッテリ状態検知センサ装置。
  2. 前記バッテリの交換を検知することで、前記バッテリ状態検知センサに記憶された交換前のバッテリの状態に関する履歴情報を消去することを特徴とする、請求項1に記載のバッテリ状態検知センサ装置。
  3. 前記バックアップ電池を装着するに際して前記電力供給回路を遮断してバックアップ電池を取付けて電力供給回路の遮断を解除した時点から前記バッテリを外すことに伴う当該電力供給回路における電流値の低下を検知するまでの時間t1を計測し、電流値の低下の時点から前記新たなバッテリの取付けに伴って電流値が所定の範囲に到達するまでの時間t2を計測し、前記第2のステップにおける電流値が所定の範囲に到達した時点から前記電力供給回路を遮断するまでの時間t3を計測し、
    前記t1,t2,t3の少なくとも何れか1つがそれぞれ割り当てられた所定の基準時間を超えた時にバッテリ交換と判断することを特徴とする、請求項1に記載のバッテリ状態検知センサ装置。
  4. バッテリと、前記バッテリから電力供給回路を介して電力が供給される機器と、前記バッテリを外したときに前記電力供給回路を介して接続された機器に電力を供給しうるバックアップ電池を接続するバックアップ電池接続部と、前記バッテリの状態を前記電力供給回路を介して検知するバッテリ状態検知センサとを備えた電源システムにおけるバッテリの交換を監視するバッテリ状態検知方法であって、
    前記バックアップ電池を装着した後に、前記バッテリを外すことに伴う電力供給回路における電流値の低下を検知する第1のステップと、
    新たなバッテリに交換された後の前記電力供給回路における電流値が所定範囲に到達したことを検知する第2のステップと、
    前記第1のステップと第2のステップからバッテリの交換を検知することを特徴とするバッテリ状態検知方法。
  5. 前記第1のステップ及び第2のステップに加えて、前記バッテリ状態検知センサに記憶された交換前のバッテリの状態に関する履歴情報を消去する第3のステップを有することを特徴とする、請求項4に記載のバッテリ状態検知方法。
  6. 前記第1のステップにおいて前記電力供給回路を遮断してバックアップ電池を取付けて電力供給回路の遮断を解除した時点から当該電力供給回路における電流値の低下を検知するまでの時間t1を計測し、前記第1のステップにおける電流値の低下の時点から前記第2のステップにおける電流値が所定の範囲に到達するまでの時間t2を計測し、前記第2のステップにおける電流値が所定の範囲に到達した時点から電力供給回路を遮断するまでの時間t3を計測し、
    前記t1,t2,t3の少なくとも何れか1つがそれぞれ割り当てられた所定の基準時間を超えた時にバッテリ交換と判断することを特徴とする、請求項4に記載のバッテリ状態検知方法。
  7. バッテリと、
    前記バッテリから電力供給回路を介して電力が供給される機器と、
    前記バッテリを外したときに前記電力供給回路を介して接続された機器に電力を供給する着脱可能なバックアップ電池と、
    前記バッテリの状態を前記電力供給回路を介して検知するバッテリ状態検知センサとを備えた電源システムにおいて、請求項1に記載のバッテリ状態検知センサ装置を備えたことを特徴とする電源システム。
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