JP2009218135A - 偏平形電池の製造方法および製造装置 - Google Patents

偏平形電池の製造方法および製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】偏平形電池の製造方法に関するものであり、電解液が注液された未封口の偏平形電池において、電池が封口されるまでに大気中に曝されることで電解液量が減少する。
【解決手段】第3の工程において容器状の封口板18に負極材22、セパレータ27およびガスケット21、次いで電解液および正極材23を組み込んだ電池本体15を電池搬送用の治具14の中空部25に収納し、治具14の上方から直ちに電池缶16を組み込んで中空部25を密閉空間82とし、次いで密閉空間82内の空気を排除しながら電池本体15と電池缶16を嵌め合わせて、電池缶16の開口部16aを内側に折り曲げて偏平形電池17を封口することにより電池本体15と電池缶16とが嵌め合わされるまでに蒸発する電解液量を抑制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、組み立て過程における電解液の蒸発を抑制し、電池組み立て後の電解液量のばらつきを低減する偏平形電池の製造方法及び製造装置を提供するものである。
近年、メモリのバックアップや通信機器、時計等の駆動電源には、円盤状の偏平形電池で厚みの薄い電池が用いられている。とりわけ厳しい環境に耐え、長期信頼性を保つことが可能な電池が需要拡大傾向にあり、偏平形電池においても製造過程で安定したばらつきの少ない高品質なものづくりが要求されている。特に電解液は電池の特性を左右する重要な要素であり、電解液が減少すると電池の内部抵抗が上昇し商品価値がなくなる不都合が生じる。このため電解液量については厳しい管理基準が要求されている。
以下、従来例について図を参照しながら説明する。図9は従来例の偏平形電池107の断面図を示す。図10(a)は従来例の封口前を示す製造装置の断面図を示し、同図10(b)は従来例の封口状態を示す製造装置の断面図を示す。具体的には、図9に示す偏平形電池は、上部が開口した容器状の電池缶101とガスケット103と正極材104とセパレータ106および負極材105とキャップ状の封口板102で構成されており、電池缶101の円筒状の周壁面部100は、封口時内側にガスケット103を介して折り曲げられ電池内を密閉して偏平形電池107が製作される。
図10(a)に示す製造装置は、プレス機に封口用金型の下金型137と上金型138とが相互に芯合わせした位置決め状態で取り付けられた構造になっている。下金型137は、プレス機のプレスベット(図示せず)に固定された下型台部161と、この下型台部161に立設状態に固定された円柱状の支持体142と、この支持体142の外周面に摺動自在に外嵌されて圧縮ばね144で下方に向け退避可能に弾性的に支持されたほぼ円筒状の位置決め部材143とから構成されている。
支持体142は、加工すべき電池缶101を載置する上端の支持面142aが電池缶101の底面と略同じ径の円形を有し、封口加工時に作用する荷重を受け止める。位置決め部材143は、加工前において圧縮ばね144により支持体142の支持面142aの周端上方を取り囲む図示の上限位置に保持されている。但し、位置決め部材143、ガイド体147および下型カップリング部148における相互の摺動面の各間には、摺動可能な範囲で可及的に狭い隙間が設けられているとともに、各摺動面には真空グリースを十分に塗布して、隙間からの空気漏れの発生が防止されている。
一方、上金型138はプレス機のプレスラム(図示せず)に連結されて上下動する円筒状の上型本体152と、この上型本体152の内部に摺動自在に内装されて圧縮ばね154により常時下方に付勢された押圧軸体153と、この押圧軸体153の下端面に電気絶縁部材を介在して連結された押圧部材157と、上型本体152の下端面に取付部材を介して連結された加工用部材159とから構成されている。
押圧部材157および押圧軸体173には真空吸引孔167がそれぞれ形成されており、この真空吸引孔167は、封口加工前において、真空配管継ぎ手およびバルブ(図示せず)などを介して真空ポンプ(図示せず)に連結されている上型本体152の真空吸引孔168に連通されている。また真空吸引孔170A,171Aも同様に真空配管継ぎ手およびバルブ(図示せず)などを介して真空ポンプ(図示せず)に連結されている。図10(b)に示す密閉空間164は、支持体142、位置決め部材143、下型カップリング
部148、上型カップリング部163および押圧部材157により形成される。
次に偏平形電池の製造方法は、図9に示す電池缶101内に、ガスケット103、正極材104およびセパレータ106を組み付けたのちに、所定量の電解液を注入する。電池缶101は、図10(a)に示す上金型138がガイド体147の上方に離間した状態において、位置決め部材143内に挿入して支持体142の支持面142a上に載置する。これにより電池缶101は、位置決め部材143と支持面142aとで構成される容器状の内部に保持されて、下金型137に対し所定位置に取り付けられる。一方、負極材105が予め取り付けられた封口板102の取り付けに際しては、封口板102を位置決め治具173の凹部173aに嵌め込み、この位置決め治具173を加工用部材159に嵌め合わせると、真空ポンプの駆動による真空吸引力が真空吸引孔168,167を介して封口板102に対し真空吸着力として作用し、封口板102が押圧部材157の軸芯と一致する位置決め状態で押圧部材157の押圧面157aに吸着保持される。その後、位置決め治具173は取り除かれる。
次に、図10(b)に示すプレスラム(図示せず)の下降工程に伴い、上金型138が下降すると押圧部材157の押圧面157aに吸着されている封口板102が電池缶101の内部に組み付けられる直前に、上型カップリング部163の下端面が位置決め部材143の上端部の下型カップリング部148に気密状態に密着する。これは、図10(b)において、上型カップリング部163の下端部が下型カップリング部148の上端の段部に嵌まり合う状態に相当する。これにより、製造装置の内部には、支持体142、位置決め部材143、下型カップリング部148、上型カップリング部163および押圧部材157によって電池缶101の周囲を囲む密閉空間164を形成する。
上記のようにして形成された密閉空間164は、真空吸引孔170A,171Aを介して真空ポンプに接続されているので、形成されると同時に内部の空気が排出される。この密閉空間164は、容積が極めて小さいので、速やかに空気を排出し所要の内圧に減圧する。これにより、電池缶101の開口部周辺の空気および電池缶101の周壁面部100、封口板102、ガスケット103、正極材104、負極材105、セパレータ106に含まれている空気は速やかに外部に排出される。
上金型138は上述の減圧時にも下降動作を継続しているので、押圧部材157の押圧面157aに吸着されている封口板102は、図10(b)に示す電池缶101の内部に組み付けられる。ここで、封口板102は、位置決め治具173によって位置決めして押圧面157aに吸着されているので、電池缶101に対して正確に所定の位置に組み付ける。上金型138がさらに下降すると、図10(b)に示す上金型138の下降に伴って圧縮される圧縮ばね154の復元力を受ける押圧部材157は、封口板102を一方、上型カップリング部163は、下型カップリング部148に当接したのちに、これと一体の位置決め部材143を圧縮ばね144の付勢力に抗して押し下げながら下降するとともに、加工用部材159は図9に示す電池缶101の周壁面部100を加工用面159aに沿わせて内方に湾曲変形させながら下降することによりその電池缶101の周壁面部100を封口板102の周端部とガスケット103とを抱き込むような形状にかしめ封口していく。
上金型138は、上型本体152がガイド体147の上端面に接触するまで下降する。これは加工用部材159の底面がガイド体147の上端面に接触した状態である。上金型138が上述のように設定された下限位置まで下降したとき、支持体142の支持面142aと押圧部材157の押圧面157aとの隙間は、製造すべき偏平形型電池の厚みとなり、この時点で偏平形型電池の封口加工が終了する。その後、上金型138は、図10(a)に示す高さ位置まで上昇し、でき上がった偏平形電池を取り出す偏平形電池の製造方
法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−251850号公報
従来の製造方法は図9に示す電池缶101内に、ガスケット103、正極材104およびセパレータ106を組み付けた後所定量の電解液を注入する。しかし図10(b)に示す密閉空間164の減圧下で電池缶101と封口板102を嵌め合わせて電池内を密閉するまでには、電池缶101を支持体142に設置し、次いで封口板102を位置決め治具173を用いて加工用部材159に嵌め合わせて、そして封口板102の凸部を吸着保持して、最後に位置決め治具173を取り除いた後、上金型138と下金型137を嵌め合わせて電池を封口する。上述したように封口までの作業工程は多く最速でも30秒は必要と考えられる。このため電池を封口するまでの間に、作業初期に電池缶101内に注液された電解液は大気中に曝されることとなり、とりわけリチウム電池などに用いられる電解液は低沸点成分を含み、且つ揮発性が高いために上記作業中に電解液が蒸発するという不都合が生じる。
そこで本発明は上記従来の課題を鑑みてなされたもので、容器状の封口板に負極材、セパレータおよびガスケットを組み込んだ後、封口板に電解液および正極材を組み込み、これらの部材を組み込んだ封口板を中空状の治具内に収納して、その治具の上部に直ちに電池缶を組み込んで治具の中空部を密閉空間として、この密閉空間を減圧し封口板内の空気を排除しながら封口板と電池缶を嵌め合わせた後、電池缶の開口部を内側に折り曲げてガスケットを介して封口板と電池缶とを封口することにより、注液された電解液が蒸発することを抑制しながら偏平形電池を組み立て電解液量のばらつきを低減する偏平形電池の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、容器状の封口板に負極材、セパレータおよびガスケットを組み込む第1の工程と、封口板に電解液および正極材を組み込む第2の工程とこれらの部材を組み込んだ封口板を中空状の治具内に収納しその治具の上方から直ちに電池缶を組み込んで治具の中空部を密閉空間とする第3の工程と、密閉空間を減圧し封口板内の空気を排除しながら封口板と電池缶を嵌め合わせた後電池缶の開口部を内側に折り曲げてガスケットを介して封口板と電池缶とを封口する第4の工程からなることを特徴としている。
本発明によれば、封口板と電池缶とが嵌め合わされるまでに電解液が蒸発することを低減でき、さらには治具の密閉空間の空気を排出し減圧した状態で封口板を電池缶に嵌め込むこみ封口することで、電池組み立て時に電解液が電池外に飛散することを抑止することで、電池組み立て後における電池の電解液量のばらつきを低減した偏平形電池を提供することが可能となる。
本発明の第1の発明は、容器状の封口板に負極材、セパレータおよびガスケットを組み込む第1の工程と、封口板に電解液および正極材を組み込む第2の工程と、これらの部材を組み込んだ封口板を中空状の治具内に収納しその治具の上方から直ちに電池缶を組み込んで治具の中空部を密閉空間とする第3の工程と、密閉空間を減圧し封口板内の空気を排除しながら封口板と電池缶を嵌め合わせた後電池缶の開口部を内側に折り曲げてガスケットを介して封口板と電池缶とを封口する第4の工程からなることにより、封口板と電池缶とが嵌めあわされるまでの間に電解液が蒸発することを抑制することが可能となり、電解
液量のばらつきを低減した偏平形電池を提供することが可能となる。
本発明の第2の発明は、各種部材を組み込んだ封口板および上方から組み込まれる電池缶を収納する治具の上下面の開口部を上金型および下金型により密閉して密閉空間を形成したことにより、封口板と電池缶とを嵌め合せるまでに蒸発する電解液の蒸発量を抑制することが可能となり、さらには密閉空間内を減圧することにより減圧下で電池缶とを嵌め合せることができ、電池組み立て時に電解液が電池外に飛散することを抑制することが可能となる。
本発明の第3の発明は、負極材、セパレータ、正極材、電解液および絶縁ガスケットを組み込んだ封口板を下方に電池缶を上方に組込む中空状の治具と、この治具の下方に配置され治具の下面に当接して中空部の下面を密閉するとともに封口板に嵌合わされた電池缶の開口部を内側に折り曲げてガスケットを介して封口する封口金型と封口板の底面を支持する下ピンとからなる下金型と、治具の上面に当接して中空部に組み込まれる電池缶を保持する上ピンとこの上ピンとで治具の上面側を密閉する上部ホルダとからなる上金型とで構成したことにより電解液の蒸発を抑制しながら偏平形電池を組み立てることが可能となる。
本発明の第4の発明は、治具として、非磁性体からなる中空部を有する本体と、この中空部に高さ方向の異なる2段の位置に封口板と電池缶を磁気的に吸着保持する吸着部を設けた構成としたことにより、封口板を下方に収納した後電池缶を上方から直ちに組み込んで治具の中空部を密閉空間とすることにより、注液後の電解液の蒸発を抑制することが可能となる。
本発明の第5の発明は、治具を上金型と下金型との間に配置された水平方向に移動可能な搬送体に保持させた構成としたことにより、治具内に封口板と電池缶とを収納し、電解液の蒸発を抑制した状態で電池缶や電池本体を搬送することが可能となる。
以下、本発明の最良の実施形態について図を参照しながら説明する。但し、本発明に係る偏平形電池と製造装置及び製造方法はこれらに限定されるものではない。図1(a)は本発明における偏平形電池の第1工程の説明図を示し、図1(b)は2工程の説明図を示し、図1(c)は電池搬送用の治具に収納する第3工程の説明図を示し、図1(d)は第3工程の説明図を示し、図1(e)は第4工程の説明図を示す。図2(a)は本発明の製造装置の断面図を示し、図2(b)は図2(a)の矢視Aで示す製造装置の側面図を示す。
図3(a)は本発明における封口板と電池缶を電池搬送用の治具に収納した状態を示す製造装置の断面図を示し、図3(b)は封口板が吸着された状態を示す製造装置の断面図を示し、図3(c)は電池缶が吸着され密閉空間が排気された状態を示す製造装置の断面図を示し、図3(d)は封口板と電池缶を嵌め合わせた状態を示す製造装置の断面図を示す。図4(a)は本発明における未封口の偏平形電池を封口した状態を示す製造装置の断面図を示し、図4(b)は封口後の偏平形電池が電池搬送治具に戻された状態を示す製造装置の断面図を示し、図4(c)は封口後の偏平形電池が電池搬送治具に保持された状態を示す製造装置の断面図を示す。図5(a)は上ピンの断面図を示し、図5(b)は上ピンの平面図を示し、次に図6(a)は下ピンの断面図を示し、図6(b)は下ピンの平面図を示し、図7は電池搬送治具の斜視図を示し、図8は本発明における電池缶の断面図を示す。
具体的には図1(a)〜(e)は、図1(e)に示す外径4mmで総高1.4mmの二次電池としての偏平形電池17を製作する製造工程であり、負極材22は負極活物質とな
る板状の金属リチウムやリチウム合金を打ち抜いてペレット状に成形し、ペレット状の金属リチウムとリチウム化合可能な金属若しくは化合物を貼り合わせた状態で放置しておき、リチウム合金化したものを負極活物質として用いる。
図1(a)に示す封口板18は負極材22を収納するシャーレ状の導電性金属からなる容器であり、負極材22と接することで偏平形電池の外部負極となる。封口板18にはアルミニウムとステンレスとが貼り合わされたクラッド材等を用い、第1の金属層がアルミニウムとなるように形成し、負極材22が収納される側の面にはペレット状の金属リチウムを貼り付け後にリチウム合金を形成する。
次いでセパレータ27は熱変形温度が270℃以上の繊維樹脂状により形成された不織布であり、空孔率が10%〜50%、厚みが40μm〜200μmのものを用い、ここではポリフェニレンサルファイトを用いる。正極材23はリチウム・マンガン酸化合物を用いる。電解液は図示しないが、ペンタグライム、テトラグライム等が上げられ、これらのうちの何れか一種以上を用いる。
電池缶16はシャーレ状の導電性金属からなる容器であり、正極材23と接触することで偏平形電池17の外部正極となる。材質にはステンレス等からなる金属容器を用いる。
ガスケット21は、円環状に形成され封口板18と電池缶16との間に生じる隙間に嵌め込まれるように取り付けられて隙間を封止する。ガスケット21は、熱変形温度が270℃以上の繊維樹脂等によって形成されており、ポリフェニレンサルファイト樹脂およびポリエーテルケトン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリチレンテレフタート樹脂、ポリアリレート樹脂等を用いることができ、何れか一種又は複数種を混合して用いる。組み立て封口板19は、封口板18と負極材22を及びセパレータ27とガスケット21から構成されている。
図1(b)に示す電池本体15は、組み立て封口板19と電解液および正極材23から構成されている。図1(c)に示す電池搬送用の治具14は図7に詳細を示すが非磁性体材料からなる中空部25を備える本体14aで内部に電池や磁性体からなる電池構成部品を収納し搬送可能であり、中空部25の形状が円筒形で、且つ、円筒形の内側面の一横断面上に複数個の磁石12を配置した吸着部の1段目10aと吸着部の2段目10bを異なる位置に少なくとも軸方向に上下に2段備えており、磁石12の配列は治具14の本体14aの円周方向に等角度で交互にN極、S極と複数個を備えている。
次に偏平形電池の製造工程について図1(a)〜(e)を参照しながら説明する。第1の工程は、図1(a)に示す負極材22を封口板18に貼りつけ合金化させた後、封口板18の凹み面にセパレータ27を載せ、ガスケット21の内周面と封口板18の外周面が密接するように組み合わせて組み立て封口板19を製作する。
第2の工程は、図1(a)のガスケット21を組み付けた組み立て封口板19に電解液(図示せず)を注液した後、正極材23を収納して図1(b)に示す電池本体15を製作する。第3の工程は、図1(c)に示す電池本体15と電池缶16の凹面を対向にして電池搬送用の治具14に収納し、治具14の中空部25に閉空間82を形成する。次いで治具14の中空部25を上下金型により密閉して閉空間を密閉空間82とする。第4の工程は、図1(d)に示すように図1(c)に示す電池本体15と電池缶16とを密閉空間82を減圧した後、嵌め合わせて封口前の偏平形電池を製作する。次いで図1(e)に示す封口前の電池缶16の開口部を内側に向け折り曲げて、電池内部を密閉し偏平形電池17を製作する。
次いで製造装置について、図2(a)と図2(b)を参照しながら説明する。図2(a)に示す製造装置60は、相対向する配置で設けられた上金型部35と下金型部50からなる接離可能なダイセット構造であり、上金型部35は中空円筒形の上部ホルダ30と上部ホルダ30の中空部に保持され相対的に摺動可能な上ピン31とで構成される。上部ホルダ30は上ベース83に対し垂直方向に設けられた貫通穴に、同軸上で固定され上ベース83より上部の位置に上バネ53を備え、一方の下部には円環状のゴム材からなる上弾性材54を備えている。上弾性材54は封口の際に電池搬送用の治具14の上面と気密性を保つように密着する。また上ピン31は、図5(b)に示す吸着面31bに吸着穴31aを少なくとも1個以上備えている。
次いで下金型部50は下ベース85上に上ピン31と同軸上に設置した円筒形状の封口金型47と封口金型47の外面および底面を保持する金型固定台84と、封口金型47と同軸状に配置され、軸線上に貫通する円筒形状の下ピン46と下ピン46の下端面を保持する下バネ52から構成されている。
封口金型47は図8に示す電池缶16の開口部16aを電池缶16の内側に向けて折り曲げるために設けた封口金型47の凹部51と治具14の中空部25の空気を排出する排気穴42と減圧弁(図示せず)が少なくとも1箇所以上に備えている。さらに封口金型47の上面にはゴム材からなる円環状の下弾性材45が備えられている。また下ピン46は図6(b)に示す吸着面46bに吸着穴46aを少なくとも1個以上備えている。
図2(b)に示す搬送体80は治具14と治具14を収納する円筒形状の搬送ホルダ40と、搬送ホルダ40の外径を保持し、軸方向に摺動可能な搬送プレート41から構成される。搬送体80は上金型部35と下金型部50の間に長手方向に直角に配置され、搬送プレート41の一部がシリンダー(図示せず)に連結されており、上金型部35と下金型部50の間を水平方向に移動する。
次に製造方法について、図1と図3及び図4を参照しながら説明する。第1工程で、図1(a)に示す負極材22を封口板18に貼りつけ合金化させた後セパレータ27を載せ、ガスケット21の内周面と封口板18の外周面が密接するように組み合わせて組み立て封口板19を作製した後、第2工程において組み立て封口板19に所定量の電解液(図示せず)を注液し、図1(b)に示す正極材23を載せて電池本体15を製作する。
次いで第3の工程で、図示はしないが吸着パッドで、図1(c)に示す電池本体15および電池缶16の凸部を吸着して、電池本体15を治具14の吸着部の1段目10aに凹面を上に向けて収納すると同時に、電池缶16を治具14の吸着部の2段目10bに凹面を下に向け電池本体15を覆うように収納保持する。設備仕様に依存するが、10秒以内で行うことが可能である。この時、電池本体15と電池缶16との対向距離81は3mm以下とし治具14の中空部25に閉空間82を形成する。そして図3(a)に示す治具14を搬送ホルダ40に収納し封口金型47と同軸上まで搬送して位置決めを完了させる。
次に図2(a)に示す下金型部50に連結したサーボプレス(図示せず)を上昇させて、図3(b)に示す封口金型47の上面が搬送ホルダ40の底部に接触するまで上昇させた後、図6に示す下ピン46の端面に設けた吸着穴46aで、電池本体15を構成する封口板18の底部を吸着し保持する。そして、図3(c)に示す封口金型47を図5に示す電池缶16の底面が上ピン31の吸着面31bに接触するまで上昇させる。この時、上ピン31は、吸着面31bで電池缶16の底面を吸着する。
次いで図3(d)に示す搬送ホルダ40の底面と封口金型47に備えられた下弾性材45とが密着して、また治具14の上面と上部ホルダ30に備えられた上弾性材54とが密
着し封口金型47の凹部51と治具14の中空部25に図1(c)に示す密閉空間82を形成する。そして排気穴42から密閉空間の空気を排出して、密閉空間82内を減圧下とした状態を維持しながらサーボプレス(図示せず)を上昇させ、上部ホルダ30の上バネ53を弾性的に後退させて電池本体15に電池缶16を嵌め合せる。
第4の工程は、図4(a)に示す上ピン31と下ピン46で未封口の偏平形電池17を挟み込み保持した状態で、封口金型47を上昇させると同時に上部ホルダ30を弾性的に上方に後退させる。下ピン46は下方に弾性的に後退させて、未封口の偏平形電池を封口金型47に挿入して電池缶16の開口部を電池内側に向けて折り曲げて密閉する。加工終了後は図4(b)に示す封口金型47と治具14および、搬送ホルダ40を下降させるが下ピン46は図2(a)に示す下バネ52の復元力により封口金型47に挿入された偏平形電池17を定位置で上ピン31と挟み込んだ状態で保持しつづける。さらに封口金型47の下降を進めると、上ピン31と下ピン46で挟み込まれた偏平形電池17が治具14の吸着部の1段目10aに吸着され収納される。図4(c)に示す封口金型47が初期位置に戻ると、搬送ホルダ40も初期位置に戻り加工を終了する。
以下、本製造装置と製造方法を用いて偏平形電池17を製作した実施例について述べる。実施例1は、図1(c)に示す電池本体15を電池缶16で覆った後、治具14の中空部25を密閉空間として、標準気圧下で封口を行い外径が4mmで、高さが1.4mmの偏平形電池17を作製した。評価は、電池組み立て前後の電解液減少率とした。
具体的には図1(a)に示すリチウム金属である負極材22を貼り付けた封口板18にガスケット21を組み付けてセパレータ27を収納した組み立て封口板19に、図1(b)に示す電解液(図示せず)を注液した後、正極材23を収納して、図1(c)に示す電池本体15と電池缶16を治具14に10〜20秒以内に対向した状態で収納し、閉空間82を形成した状態で搬送した後、電池本体15に電池缶16を嵌め合せて封口前の偏平形電池17を作製した。次いで未封口の偏平形電池17を封口金型47に挿入し、電池缶16の開口部を内側に向けて折り曲げ密封した。注液から封口までは約30秒程度費やした。
実施例2は、図1(c)に示す治具14の上下面を封口金型47で密着して中空部25を密閉空間とし、この密閉空間を減圧した後、電池本体15と電池缶16を嵌め合わせて封口を行い、偏平形電池17内を密閉して図1(e)に示す外径が4mmで、高さが1.4mmの偏平形電池17を製作した。そして作製後の偏平形電池17にリフロー処理を、余熱温度150〜200℃、ピーク温度210〜250℃の条件で約10分間加熱した。上述したリフロー処理とは、はんだクリームを塗布した偏平形電池をプリント基板の所定の位置に装着した状態で高温炉内を所定の時間で通過させてプリント基板に偏平形電池をはんだ付けをする方法である。そしてリフロー処理後から2日後に顕微鏡を用いて漏液の有無を確認した後、偏平形電池17の内部抵抗を測定した。
具体的には、図1(a)に示すリチウム金属である負極材22を貼り付けた封口板18にガスケット21を組み付けてセパレータ27を収納した組み立て封口板19に、図1(b)に示す電解液(図示せず)を注液した後、正極材23を収納して、図1(c)に示す電池本体15と電池缶16を電池搬送用の治具14に対向した状態で収納し搬送した後、電池本体15に電池缶16を減圧下で嵌め合せて未封口の偏平形電池を作製した。次いで未封口の偏平形電池17を封口金型47に挿入し、電池缶16の開口部を電池内側に向けて折り曲げ密封した。
(比較例1)
比較例1は、図1(c)に示す電池本体15を電池缶16で覆うことなく、また電池搬送用の治具14の中空部25を密閉空間とはせず、さらには減圧下で封口も行うことなく偏平形電池17を製作した。
具体的には、図1(a)に示すリチウム金属である負極材22を貼り付けた封口板18にガスケット21を組み付けてセパレータ27を収納した組み立て封口板19に、図1(b)に示す電解液(図示せず)を注液した後、正極材23を収納した組み立て封口板19を構成する封口板18の凸面を図6(b)に示す吸着穴46aに吸着させて、電池缶16の凸面を図5(b)に示す吸着穴31aに吸着させた後、電池本体15と電池缶16を嵌め合せて未封口の偏平形電池17を製作し、未封口の偏平形電池17を封口金型47に挿入して電池缶16の開口部を内側に向けて折り曲げて密封した。注液から封口までは約20〜30秒程度費やした。
評価は先ず実施例1と同様の方法で電解液の減少率を測定し、次いで実施例2と同様にリフロー処理を行い、顕微鏡を用いて漏液の有無を確認した。そして最後に内部抵抗を測定した。但し電解液の減少率は、先ず電解液を注液していない未封口の偏平形電池の重量を測定した後、注液後封口を行った偏平形電池17の重量を測定し、次いで未封口の初期注液時の電解液重量を加算した偏平形電池17の重量から封口後の偏平形電池の重量を差し引き、電解液の減少重量を算出した。電解液の減少率は、減少重量を初期の電解液の注液重量で除して算出した。
(表1)は実施例1と比較例1における偏平形電池17の電解液減少率の平均値を示し、(表2)は実施例2と比較例1におけるリフロー処理後の漏液の有無と偏平形電池の内部抵抗の平均値を示す。上記実施例と比較例は、1000個の偏平形電池を用いて評価を行った。
Figure 2009218135
Figure 2009218135
(表1)より実施例1は治具14を用い注液後の電池本体15を収納し、次いで電池缶16で電池本体15を覆うように収納した後、治具14の中空部25を密閉空間として電解液の蒸発を抑制したことにより電解液の減少率は低く0.16%であった。次いで比較例1は、注液後の電池本体15を電池缶16で覆うことなく、また密閉空間を形成して、この密閉空間で封口を行わなかったために、封口までのかかる時間中に蒸発する電解液を抑制することができず、電解液の減少率は高くなったと考えられる。
(表2)より実施例2は減圧下で封口を行ったことにより、偏平形電池17内部の空気が排気されておりリフロー処理時に外部から与えられた熱により偏平形電池17の内部に残留した空気が膨張することがなく、電解液が偏平形電池17の外部に押し出さなかったために漏れが抑制できたと考えられる。また偏平形電池17の内部抵抗は、規格値内の250mΩであり良好な電池特性を示した。
次いで、比較例1は減圧下で封口を行わなかったことで、リフロー処理時に外部から与えられた熱により偏平形電池の内部に残留した空気が膨張して電解液を偏平形電池の外部に押し出したことにより950個の漏液が発生した。内部抵抗は742Ωと高く、これは正極と負極間の導通部となる電解液量が減少し、正極と負極間の接触面積が減少したため内部抵抗が増大したと考えられる。
以上より本製造方法及び製造装置を用いることで、電池本体15と電池缶16を嵌め合わせるまでに間に蒸発する電解液量を最少に抑制でき、更にはリフロー処理後の電解液の漏液を防止することが可能となる。
本発明によれば、注液済みの組み立て封口板と電池缶とが嵌め合わされるまでの間に蒸発する電解液の蒸発量を抑制することが可能となり、とりわけ厳しい環境に耐え、長期信頼性を保つことが可能な電池が需要拡大傾向に対応したメモリのバックアップや通信機器、時計等の駆動電源としての有用な偏平形電池の製造方法である。
(a)本発明に係る偏平形電池の製造方法の第1工程の説明図、(b)本発明に係る第2工程の説明図、(c)本発明に係る電池搬送用の治具に収納する第3工程の説明図、(d)本発明に係る第3工程の説明図、(e)本発明に係る第4工程の説明図 (a)本発明に係る製造装置の断面図、(b)同図の矢視Aで示した製造装置の側面図 (a)本発明の一実施の形態における封口板と電池缶を電池搬送用の治具に収納した状態を示す製造装置の断面図、(b)本発明の一実施の形態における封口板が吸着された状態を示す製造装置の断面図、(c)本発明の一実施の形態における電池缶が吸着され密閉空間が排気された状態を示す製造装置の断面図、(d)本発明の一実施の形態における封口板と電池缶を嵌め合わせた状態を示す製造装置の断面図 (a)本発明の一実施の形態における未封口の偏平形電池を封口した状態を示す製造装置の断面図、(b)本発明の一実施の形態における封口後の偏平形電池が電池搬送治具に戻された状態を示す製造装置の断面図、(c)本発明の一実施の形態における封口後の偏平形電池が電池搬送用の治具に保持された状態を示す製造装置の断面図 (a)同実施の形態における上ピンの断面図、(b)同実施形態における上ピンの平面図 (a)同実施の形態における下ピンの断面図、(b)同実施形態における下ピンの平面図 本発明の一実施の形態における電池搬送用の治具の斜視図 本発明の一実施の形態における電池缶の断面図 従来例の電池の断面図 (a)従来例の封口前を示す製造装置の断面図、(b)従来例の封口状態を示す製造装置の断面図
符号の説明
10a 吸着部の1段目
10b 吸着部の2段目
12 磁石
14 治具
14a 本体
15 電池本体
16 電池缶
16a 開口部
17 偏平形電池
18 封口板
19 組み立て封口板
21 ガスケット
22 負極材
23 正極材
25 中空部
27 セパレータ
30 上部ホルダ
31 上ピン
31a 吸着穴
31b 吸着面
35 上金型部
40 搬送ホルダ
41 搬送プレート
42 排気穴
45 下弾性材
46 下ピン
46a 吸着穴
46b 吸着面
47 封口金型
50 下金型部
51 凹部
52 下バネ
53 上バネ
54 上弾性材
60 製造装置
80 搬送体
81 対向距離
82 密閉空間
83 上ベース
84 金型固定台
85 下ベース

Claims (5)

  1. 容器状の封口板に負極材、セパレータおよびガスケットを組み込む第1の工程と、前記封口板に電解液および正極材を組み込む第2の工程と、これらの部材を組み込んだ前記封口板を中空状の治具内に収納し、前記治具の上方から直ちに電池缶を組み込んで治具の中空部を密閉空間とする第3の工程と、前記密閉空間を減圧し前記封口板内の空気を排除しながら前記封口板と電池缶を嵌め合わせた後、前記電池缶の開口部を内側に折り曲げて前記ガスケットを介して前記封口板と電池缶とを封口する第4の工程とからなる偏平形電池の製造方法。
  2. 前記各種部材を組み込んだ封口板および上方から組み込まれる電池缶を収納する治具の上下面の開口部を上金型および下金型により密閉して密閉空間を形成する請求項1に記載の偏平形電池の製造方法。
  3. 負極材、セパレータ、正極材、電解液およびガスケットを組み込んだ封口板を下方に電池缶を上方に組み込む中空状の治具と、前記治具の下方に配置され治具の下面に当接して中空部の下面を密閉するとともに排気機構を備え前記封口板に嵌合された前記電池缶の開口部を内側に折り曲げて前記ガスケットを介して封口する封口金型と前記封口板の底面を支持する下ピンとからなる下金型と、前記治具の上面に当接して中空部に組み込まれる前記電池缶を保持する上ピンと前記上ピンとで治具の上面側を密閉する上部ホルダとからなる上金型とで構成したことを特徴とする偏平形電池の製造装置。
  4. 前記治具として、非磁性体からなる中空部を有する本体と、前記中空部に高さ方向の異なる2段の位置に前記封口板と電池缶を磁気的に吸着保持する吸着部を設けた構成とした請求項3記載の偏平形電池の製造装置。
  5. 前記治具を前記上金型と下金型との間に配置された水平方向に移動可能な搬送体に保持させた構成とした請求項3記載の偏平形電池の製造装置。
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