JP2009218075A - 電磁調理器 - Google Patents

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禎之 平手
Fumiyuki Hori
史幸 堀
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Abstract

【課題】電磁調理器の保温モード運転において、保温中の調理物の温度を精度よく検出することにより、保温中の調理物の保温温度を、設定された保温温度に精度よく制御することを目的とする。
【解決手段】保温モード運転では、基本的には、冷却ファン23の駆動を停止してケース10a内の冷却と停止する。これにより、温度センサー(サーミスタ22)による調理物の温度検出に対する冷却用空気の影響を排除して、保温中の調理物の温度を精度よく検出することができ、調理物を設定された保温温度に精度よく制御することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、電磁調理器に関する。
電磁調理器の一形式として、高周波磁界を発生して被調理物に誘導電流を生じさせる加熱手段、前記加熱手段に高周波電流を付与して同駆動手段を駆動する高周波付与手段、および、冷却ファンをケース内に備え、前記ケースの天板に設けたトッププレートに載置した被調理物を前記加熱手段の駆動により加熱調理する電磁調理器がある(特許文献1,2を参照)。
当該形式の電磁調理器においては、一般に、被調理物を加熱調理する調理モード運転と調理済みの調理物を保温状態に保持する保温モード運転を選択的に形成する制御手段を備えていて、調理モード運転時および保温モード運転時には、共に、冷却ファンを駆動してケース内を冷却することによって、加熱手段等、運転時に高温となる部品を冷却する手段が採られている。また、当該形式の電磁調理器においては、調理モード運転時および保温モード運転時には、ケース内に配置したサーミスタ等の温度センサーよって、加熱調理中の被調理物や保温中の調理物の温度をトッププレートを通して検出し、検出された温度に基づいて、制御手段は加熱調理中の被調理物や保温中の調理物、特に、保温中の調理物の温度管理を行っている。
特開2002−15853号公報 特開2007−18765号公報
ところで、これらのモード運転時の温度管理については、加熱調理中の被調理物の温度管理では、異常な加熱温度を検出できれば特に問題はないが、保温中の調理物の温度管理では、調理物を選定された保温温度に保持する必要上、調理物の保温中の温度を精度よく検出することが必要となる。しかしながら、保温中の調理物の温度管理では、冷却ファンの駆動によって生じるケース内に流通する冷却用空気の影響によって、保温中の調理物の温度を精度よく検出することができないという問題がある。
例えば、保温中の調理物の温度が50℃である場合に温度センサーで検出される温度T1と、保温中の調理物の温度が60℃である場合に温度センサで検出される温度T2には、冷却用空気の影響を受けて、温度T1とT2間の温度差は、実際の温度差より小さい温度差になる。このように温度差が小さい場合には、当該温度差は温度センサーの誤差の範囲に入り、保温中の調理物の温度である50℃と60℃の違いを判別することが難しくなる。このため、保温中の調理物の保温温度を、設定された保温温度に精度よく制御することはできないことになる。従って、本発明の目的は、かかる問題に対処することにある。
本発明は、電磁調理器に関する。本発明が適用対象とする電磁調理器は、高周波磁界を発生して被調理物に誘導電流を生じさせる加熱手段、前記加熱手段に高周波電流を付与して駆動する高周波付与手段、および、冷却ファンをケース内に備え、前記ケースの天板に設けたトッププレートに載置した被調理物を前記加熱手段の駆動により加熱調理する電磁調理器である。
しかして、本発明に係る電磁調理器においては、被調理物を加熱調理する調理モード運転と調理済みの調理物を保温状態に保持する保温モード運転を選択的に形成する制御手段を備えていて、前記制御手段は、前記調理モード運転を選択した場合には、前記冷却ファンを駆動して前記ケース内を冷却し、前記保温モード運転を選択した場合には、前記加熱手段の非駆動時には前記冷却ファンの駆動を停止して前記ケース内の冷却と停止し、前記加熱手段の駆動時には前記冷却ファンを駆動して前記ケース内の冷却を再開する制御を行うことを特徴とするものである。
本発明に係る電磁調理器においては、制御手段は、前記保温モード運転を選択した場合には、所定時間を待って保温モード運転を開始するようにすることができる。
本発明に係る電磁調理器における保温モード運転では、保温途中の調理物を加熱する時間は短くて、保温モード運転の多くの時間は冷却ファンが非駆動状態にある。この間、温度センサーは、冷却ファンの駆動により発生する冷却用空気に影響を受けることがなく、保温中の調理物の温度を精度よく検出することができて、制御手段は、保温中の調理物を設定された温度に精度よく保持することができる。
加熱調理物済みの調理物を載置した電磁調理器を客席の近くに設置して、保温状態の当該調理物を客に提供する場合には、当該電磁調理器では、保温モード運転では基本的に冷却ファンの駆動を停止する手段を採っていることから、保温モード運転時の作動音がほとんどなく、客に対して不快な作動音を与えることがほとんどないという、付随的な効果を発揮する。
また、本発明に係る電磁調理器においては、前記制御手段が前記保温モード運転を選択した場合、所定時間を待って保温モード運転を開始する制御を行うことができ、当該運転制御は、加熱調理済みの調理物を、加熱調理した電磁調理器とは別の電磁調理器で保温する場合に有利である。
加熱調理済み調理物を、加熱調理した電磁調理器とは別の電磁調理器のトッププレートに載置した直後においては、調理物の温度と温度センサーが設置されている周囲の温度には、大きな温度差があり、この状態の電磁調理器で保温モード運転を開始した場合には、保温モード運転の初期に誤作動により調理物を加熱調理するおそれがあり、保温中の調理物を設定された温度に精度よく保持するにはかなりの時間を要することになる。これに対して、所定時間を待って保温モード運転を開始する制御を行えば、運転の待ち時間の間に、調理物の温度がトッププレートを介して温度センサーに伝熱されることから、温度センサーは調理物の温度を精度よく検出することができ、この時点で、保温モード運転を開始すれば、保温モード運転の初期から、保温中の調理物を設定された温度に精度よく保持することができる。
本発明は、電磁調理器に関する。本発明に係る電磁調理器は、高周波磁界を発生して被調理物に誘導電流を生じさせる加熱手段、前記加熱手段に高周波電流を付与して同加熱手段を駆動する高周波付与手段、および、冷却ファンをケース内に備え、前記ケースの天板に設けたトッププレートに載置した被調理物を前記加熱手段の駆動により加熱調理する電磁調理器である。図1〜図3には、本発明の一実施形態に係る電磁調理器を示している。図1は、当該電磁調理器を斜め前方から見た斜視図であり、図2は、当該電磁調理器の正面図であり、図3は、当該電磁調理器の図2の矢印3−3線方向に見た縦断側面図である。また、図4は、当該電磁調理器の天板を取り外した状態の平面図である。
当該電磁調理器は、ケース10を構成する本体ケース10a内に、高周波磁界を発生して被調理物に誘導電流を生じさせる加熱手段、加熱手段に高周波電流を付与する高周波付与手段、および、ケース10内に冷却用空気の流れを形成する冷却ファンを収容してなるもので、本体ケース10aを構成する天板11はトッププレート12を備えている。トッププレート12は、被調理物を収容する鍋等の容器を載置するもので、当該被調理物はこの状態で加熱調理を受けることになる。
ケース10は、上記した各部品を収容する本体ケース10aと、本体ケース10aの背面に取付けられて排気通路を形成する排気通路ケース10bとからなり、本体ケース10aの底部の前端側部位に空気吸入口13aが形成されており、また、本体ケース10aの背部の中央部位に空気排気口13bが形成されている。空気吸入口13aおよび空気排気口13bは防塵用フィルターにて覆蓋されていて、空気吸入口13aや空気排気口13bから本体ケース10a内への粉塵等の侵入が規制されている。
排気通路ケース10bは、本体ケース10aの天板11の後端部に設けられて上方に延びる背面側が開放されている上方ケース部10b1と、本体ケース10aの背面に設けられて上方に延びる下方ケース部10b2にて形成されている。下方ケース部10b2は、その前後の幅および左右の幅が上方ケース部10b1のその前後の幅および左右の幅より小さい寸法に形成されている。下方ケース部10b2は、本体ケース10aの背面に取付けられた状態では、本体ケース10aの背面に設けた空気排気口13bに対向して開口しているとともに、その上端部が上方ケース部10b2の下端開口部からその内部に臨み、空気排気口13bから流出する排気を遮蔽して上方ケース10b1内に導くべく機能する。
本体ケース10a内には、左右の中央部にて所定の間隔を保持して左右一対の内側ガイド部材14aが立設され、また、各内側ガイド部材14aから左右に所定間隔離れた部位に左右一対の外側ガイド部材14bが立設されている。これらのガイド部材14a,14bは、空気吸入口13aから本体ケース10a内に吸入された冷却用空気の空気流通路P1,P2を形成している。また、排気通路ケース10bを構成する上方ケース部10b1は背面が開放されているもので、当該電磁調理器の設置場所の壁部と共同して排気通路P3を形成すべく機能する。
本体ケース10aを構成する天板11は、その中央部が方形状に大きく開口していて、セラミック質、ガラス質等のトッププレート12は、当該開口部の開口縁部に載置された状態で液密的に接合されて天板11の中央部に取付けられている。トッププレート12は、天板11に取付けられた状態では、その表面が天板11の表面よりわずかに高くなるように設定されていて、被調理物を収容する容器をトッププレート12に載置した際には、当該容器が天板11の表面に接触するのを防止している。これにより、当該容器からの天板11に対する直接の熱伝達が防止されるとともに、当該容器の移動時に天板11の表面を傷つけることがほとんどなく、天板11の表面に対する傷つきが防止される。
当該電磁調理器を構成する加熱手段である電磁コイルユニット21は、本体ケース10a内の上側開口部の近傍に設けた左右一対の支持台15に載置した状態で取付けられている。電磁コイルユニット21は、左右の外側ガイド部材14bの上端部間に臨んでいて、空気流通路P1の上端部に位置している。電磁コイルユニット21は円形状を呈するもので、電磁コイルユニット21の円中心部に、トッププレート12に載置した容器に収容された被調理物の温度を検出する温度センサーであるサーミスタ22が設置されている。サーミスタ22は、トッププレート12に載置された容器における底部のほぼ中央部に位置するように設定されている。
当該電磁調理器を構成する冷却ファンについては、上下一対の冷却ファン23が採用されている。各冷却ファン23は、本体ケース10aの前側隔壁部16の上下にそれぞれ取付けられている。前側隔壁部16は本体ケース10aに底部に設けた空気吸入口13aの下流側に位置し、前側隔壁部16に取付けられている各冷却ファン23は、駆動時には、空気吸入口13aから吸入した冷却用空気を各空気流通路P1,P2に導入して、電磁コイルユニット21、および、後述する制御装置30の構成部品を冷却する。図6には、制御装置30と、入力部品と出力部品との接続関係を示している。当該制御装置30は、後述する操作パネル25の各機能部品、サーミスタ22、電磁コイルユニット21、および、冷却ファン23等に接続されている。
当該電磁調理器を制御する制御装置30は、冷却フィン24と一体の基板、および、図示しない高周波電流を供給する駆動回路、タイマー等を備えるもので、これらの部品をケースに収納した状態で、本体ケース10a内の底部に取付けられている。従って、当該制御装置30は、加熱手段である電磁コイルユニット21に高周波電流を付与する高周波付与手段としても機能する。
当該電磁調理器を構成する操作パネル25は、運転条件を設定する操作をするととに、設定された運転条件を表示することを主たる機能とするもので、本体ケース10aの前側壁部の開口部に嵌合して取付けられている。操作パネル25の前面には、図5に示すように、運転入/切ボタン25a、スタート/ストップボタン25b、出力調整ダイヤル25c、出力表示ランプ25d、モード切替ボタン25e、表示パネル25f、タイマーの時間設定ボタン25g、温度制御の温度設定ボタン25hを備えている。操作パネル25を構成する各ボタン25a,25b,25e,25g,25h、ダイヤル25c、および、出力表示ランプ25d,表示パネル25fは、制御装置30に接続されている。
運転入/切ボタン25aは、当該電磁調理器の運転電源を入り切りするボタンであり、スタート/ストップボタン25bは、通電を開始/停止をするボタンであり、出力調整ダイヤル25cは、電磁コイルユニット21の出力を調整するダイヤルであり、出力表示ランプ25dは、加熱の強さをランプの点灯数で表示するランプであり、モード切替ボタン25eは、加熱方法を選択する押しボタンであり、表示パネル25fは、タイマーの時間設定と温度制御の設定を表示するとともに、異常時の警告を表示するパネルであり、時間設定ボタン25gは、タイマーの時間を設定する押しボタンであり、温度設定ボタン25hは、温度制御を設定する押しボタンである。
モード切替ボタン25eのモード切替えでは、運転者が手動で出力を調整しながら調理する手動による調理モード運転と、運転者が手動で出力を調整しながらタイマーセットした時間(例えば1分〜99分)まで調理する(手動+タイマー)による調理モード運転と、設定された6段階の温度H1〜H6(例えば45℃〜90℃)で保温する保温モード運転と、設定された6段階の温度H1〜H6(例えば45℃〜90℃)でタイマーセットした時間(例えば1分〜99分)まで保温する(手動+タイマー)による保温モード運転を、選択的に切替えられるようになっている。
制御装置30は、当該電磁調理器の運転を制御するもので、モード切替ボタン25eの切替え操作により選択されたモード運転(調理モード運転、保温モード運転)を制御して、被調理物を設定された出力で加熱調理し、また、調理済みの調理物を設定された保温状態に保持する。
制御装置30は、当該電磁調理器の運転者が調理モード運転を選択した場合には、電磁コイルユニット21に高周波電流を付与するとともに冷却ファン23を駆動して、調理モード運転を開始する。調理モード運転では、冷却ファン23は、外部の空気を空気吸入口13aから本体ケース10a内に吸入して、吸入した空気を冷却用空気として本体ケース10a内の空気流通路P1,P2に導入して、電磁コイルユニット21および制御装置30の構成部品を冷却する。電磁コイルユニット21および制御装置30の構成部品を冷却した空気は、空気排気口13bから排気通路P3に導入され、排気通路P3の上端部に形成されている排気口13c等から外部に排気される。図3に示す矢印は、本体ケース10a内に吸入された冷却用空気の流通状態および排出状態を示している。これにより、調理モード運転時に発熱する電磁コイルユニット21および制御装置30の構成部品は、良好に冷却される。
一方、制御装置30は、当該電磁調理器の運転者が、調理モード運転の終了後に保温モード運転を選択した場合には、サーミスタ22からの温度検出信号に基づいて、電磁コイルユニット21に対する高周波電流の付与、および、冷却ファン23に対する駆動を制御して、調理物を設定された保温温度に保持する。保温モード運転は、基本的には、冷却ファン23の駆動を停止した状態で行う。制御装置30は、サーミスタ22が調理物の温度低下を検出した場合には、電磁コイルユニット21に対する高周波電流を一時的に付与し、この間だけ冷却ファン23を駆動する。
制御装置30は、保温モード運転を上記したように制御すれば、保温モード運転の多くの時間は冷却ファン23が非駆動状態にあって、サーミスタ22の周囲は非冷却状態の雰囲気にある。このため、サーミスタ22は、その周囲が常時冷却状態の雰囲気にある場合に比較して、保温中の調理物の温度を精度よく検出することができ、これにより、制御装置30は、保温中の調理物を設定された温度に精度よく保持することができる。
当該保温モード運転制御を試みた一実験での、調理物である容器内の液体の温度と、サーミスタ22の検出温度の関係を表1に示す。
Figure 2009218075
表1を参照すると、調理物の温度とサーミスタ22の検出温度との温度差が最も小さい実験NO.1の場合には、調理物の温度が45℃で、サーミスタ22で検出される温度が38〜40℃である。また、温度差が次いで小さい実験NO.2の場合には、調理物の温度が55℃で、サーミスタ22で検出される温度が47〜49℃である。これらの実験では、サーミスタ22で検出される温度(38〜40℃)と(47〜49℃)との間には、重なる温度範囲がない。このため、調理物の保温温度の設定値に10℃の間隔を採れば、サーミスタ22は、調理物の保温時の温度を問題なく精度よく検出することができる。
また、制御装置30は、保温モード運転を上記したように制御すれば、保温モード運転時には基本的に冷却ファン23の駆動を停止した状態にあって、保温モード運転時の作動音がほとんどない。このため、加熱調理物済みの調理物を載置した電磁調理器を客席の近くに設置して、保温状態の当該調理物を客に提供する場合には、客に対して不快な作動音を与えることがほとんどないという付随的な効果がある。
当該制御装置30は、保温モード運転が選択された場合、保温モード運転を所定時間待って開始する制御を行うことができる。当該制御は、加熱調理済みの調理物を、加熱調理した電磁調理器とは別の電磁調理器で保温する場合に有利である。
加熱調理済み調理物を、別の電磁調理器のトッププレート12に載置した直後においては、調理物の温度とサーミスタ22が設置されている雰囲気の温度には、大きな温度差があり、この状態の電磁調理器で保温モード運転を開始した場合には、保温モード運転の初期に調理物を加熱する等の誤作動が生じて、保温中の調理物を設定された温度に精度よく保持するにはかなりの時間を要することになる。これに対して、所定時間を待って保温モード運転を開始する制御を行えば、運転の待ち時間の間に、調理物の温度がトッププレート12を介してサーミスタ22に伝熱されることから、サーミスタ22は調理物の温度を精度よく検出することができ、この時点で、保温モード運転を開始すれば、保温モード運転の初期から、保温中の調理物を設定された温度に精度よく保持することができる。
本発明の一実施形態に係る電磁調理器の前方から見た斜視図である。 当該電磁調理器の正面図である。 当該電磁調理器の図2の矢印3−3線方向に見た縦断側面図である。 当該電磁調理器の天板を取り外した状態の上方からみた平面図である。 当該電磁調理器が有する操作パネルの正面図である。 当該電磁調理器が有する制御装置と他の部品との関係を示すブロック図である。
符号の説明
10…ケース、10a…本体ケース、10b…排気通路ケース、10b1…上方ケース部、10b2…下方ケース部、11…天板、12…トッププレート、13a…空気吸入口、13b…空気排気口、14a…内側ガイド部材、14b…外側ガイド部材、15…支持台、16…前側隔壁部、21…電磁コイルユニット、22…サーミスタ、23…冷却ファン、24…冷却フィン、25a…操作パネル、25…運転入/切ボタン、25b…スタート/ストップボタン、25c…出力調整ダイヤル、25d…出力表示ランプ、25e…モード切替ボタン、25f…表示パネル、25g…時間設定ボタン、25h…温度設定ボタン、30…制御装置、P1,P2…空気流通路、P3…排気通路。

Claims (2)

  1. 高周波磁界を発生して被調理物に誘導電流を生じさせる加熱手段、前記加熱手段に高周波電流を付与して同加熱手段を駆動する高周波付与手段、および、冷却ファンをケース内に備え、前記ケースの天板に設けたトッププレートに載置した被調理物を前記加熱手段の駆動により加熱調理する電磁調理器であり、当該電磁調理器は、被調理物を加熱調理する調理モード運転と調理済みの調理物を保温状態に保持する保温モード運転を選択的に形成する制御手段を備え、前記制御手段は、前記調理モード運転を選択した場合には、前記冷却ファンを駆動して前記ケース内を冷却し、前記保温モード運転を選択した場合には、前記加熱手段の非駆動時には前記冷却ファンの駆動を停止して前記ケース内の冷却と停止し、前記加熱手段の駆動時には前記冷却ファンを駆動して前記ケース内の冷却を再開する制御を行うことを特徴とする電磁調理器。
  2. 請求項1に記載の電磁調理器において、前記制御手段は、前記保温モード運転を選択した場合には、所定時間を待って保温モード運転を開始することを特徴とする電磁調理器。
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