JP2009215660A - 浮柄経編レース地 - Google Patents

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Abstract

【課題】地組織に編み込まれない柄糸を経編レース地表側に配することで、今までにないライン状の浮柄を設けた、意匠性に優れる経編レース地を提供するものである。
【解決手段】地組織より経編レース地表側に配される特殊浮柄用糸3と、特殊浮柄用糸3を経編レース地に保持する役割の保持用糸4からなる特殊浮柄5をライン状に設けた経編レース地であって、保持用糸4が特殊浮柄用糸3より経編レース地表側に配され地組織に編み込まれて特殊浮柄用糸3を押さえつけることで、特殊浮柄用糸3は地組織に編込まれずに経編レース地に保持される。
【選択図】図3

Description

本発明は、主に女性用下着やアウター等の各種衣料に使用され、地組織を編成する地筬よりも編機前側に柄筬を設ける多枚筬経編機により編成されてなる経編レース地に関するものである。
柄糸を鎖編やチュール編などの地組織より経編レース地表側に配し、柄糸が浮いたような浮柄の経編レース地があり、地組織を編成する地筬より編機前側に柄筬を設ける多枚筬経編機により編まれる。このような地組織より経編レース地表側に浮く柄糸のことを浮柄糸という。
従来より、浮柄を形成するにはいくつかの編成方法(編機)がある。第1の方法は、浮柄糸がオーバーラップし編目を形成して地組織に編み込まれる方法である。第2の方法は、落下板付きの経編機にて編成する方法で、浮柄糸がオーバーラップし編目を形成した後、落下板にて編目を外すことで挿入組織に変わり(フォールプレートラップ)、地組織に編み込まれる。第3の方法は、特許文献1に記載の編成方法で、浮柄糸は落下板を使わずにフォールプレートラップを形成し地組織に挿入され編み込まれる。
特開平6−235151号公報
従来の第1の方法は、図8及び図9に示すように、地組織を編成する地糸1より経編レース地表側に配される浮柄糸2は編目を形成するため、繊度の大きい太い糸を浮柄糸2に使用すると編成が困難である。従来の第2と第3の方法は、図8及び図10に示すように、浮柄糸2はフォールプレートラップの挿入組織であるため、従来の第1の方法の編目を形成する編成方法と比較すると、浮柄糸2に繊度の大きい太い糸を使用できるが、地組織を編成する地糸1に対して極端に糸が太いと、やはり編成が困難になる。地組織に編み込まれる点は、編目形成であっても挿入であっても同じだからである。尚、従来の第1の方法と第2及び第3の方法は、それぞれ図9と図10で示すように、編目形成とフォールプレートラップの違いがあるが、ラッピング状態を表す組織図上の表記は同じとなり、図8のみで表すことができる。
また、これら従来の第1乃至第3の編成方法では、浮柄糸2を使ってライン状の柄を表現しようとすると、地組織に編み込まれる部分が目立ってしまいジグザグに見えるため、きれいなラインを表現できないでいた。さらに、編み込まれた浮柄糸2によりレース裏面の肌触りを悪くしていた。
本発明は、上記に鑑みてなしたものであり、地組織に編み込まれない柄糸を経編レース地表側に配し、今までにないライン状の浮柄を設けるものである。
本発明に係る経編レース地は、地組織を編成する地筬より編機前側に柄筬を設ける多枚筬経編機により編成される経編レース地であって、地組織に編み込まれることなく地組織より経編レース地表側に配される特殊浮柄用糸と、特殊浮柄用糸を経編レース地に保持する役割の保持用糸からなる特殊浮柄をライン状に設けてなり、保持用糸が特殊浮柄用糸より経編レース地表側に配され地組織に編み込まれて特殊浮柄用糸を押さえつけることで、特殊浮柄用糸は経編レース地に保持されることを特徴とする。
特殊浮柄は従来の浮柄とは違い、特殊浮柄用糸は地組織に編み込まれないため、単独では地組織から離れてしまうのだが、浮柄糸の一種である保持用糸を特殊浮柄用糸の表側に配し、地組織に編み込んで特殊浮柄用糸を上から押さえつけることで、特殊浮柄用糸を地組織に止定し経編レース地上に保持した状態とする。
また、特殊浮柄用糸の太さは、地組織を編成する地糸の太さの20倍以上であることが好ましい。特殊浮柄用糸は、地糸に編み込まれないので、地糸が細い場合でも極端に太い糸を浮柄用に使えるようになるため、できるだけ地糸より太い糸を使う方が、特殊浮柄が目立つ。
また、特殊浮柄用糸の太さは、保持用糸の太さの7倍以上であることが好ましい。保持用糸は、特殊浮柄用糸を上から押さえつけることが目的であるので、特殊浮柄用糸によるライン状の特殊浮柄を邪魔しないように、繊度は目的を達成できる範囲の中で小さい方が良く、逆に特殊浮柄用糸は目立つように、保持用糸と比べて十分に繊度が大きい方が良い。
また、保持用糸が、地組織を編成する地筬により導糸される地糸よりも溶融温度が低い熱融着性糸であっても良い。この場合、低融点の保持用糸を熱により溶融し地糸と特殊浮柄用糸に融着することで、特殊浮柄用糸が経編レース地に、より強力に保持される。
また、地組織を編成する地筬より編機前側に設けた柄筬により導糸される浮柄糸が、落下板により地組織に挿入されて編み込まれていることが好ましい。特殊浮柄だけでなく通常の浮柄も有する経編レース地を編成する場合、太い浮柄糸を使用するには、編目を形成して地組織に編み込まれるよりも、落下板による挿入組織にて地組織に編み込まれる方が、編成のし易さからみて望ましい。
また、特殊浮柄用糸が、保持用糸にて押さえつけられることなく、自らが地組織に編み込まれている部分を少なくとも一部に有していても良い。この場合、特殊浮柄用糸は、通常の挿入組織の動きであり保持用糸にて地組織に押さえつけられる特殊浮柄の部分と、保持用糸と同じように編目形成組織にて、あるいは、落下板による挿入組織にて地組織に編み込まれる通常の浮柄部分とを、同じ糸にて形成することになる。
上記したように本発明の経編レース地は、地組織に編み込まれることなく地組織より経編レース地表側に配される特殊浮柄用糸と、特殊浮柄用糸を経編レース地に保持する役割の保持用糸からなる特殊浮柄をライン状に設けてなり、保持用糸が特殊浮柄用糸より経編レース地表側に配され地組織に編み込まれて特殊浮柄用糸を押さえつけることで、特殊浮柄用糸は経編レース地に保持される。本発明により、従来では編成が困難な繊度の大きい太い糸を浮柄として使用可能になり、きれいなラインを表現でき、肌触りも良好なものとすることができる。
次に、本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明するが、本発明は実施例のものには限定されることはなく、特許請求範囲を逸脱しない範囲において種々の実施が可能である。
本発明にかかる経編レース地Aは、地組織を編成する1枚以上の地筬のほかに、柄編成のための複数毎、多い場合は数十枚もしくはそれ以上の柄筬を、地筬より編機前側に備えた経編機により編成される。
図1は、本発明の第1実施例の経編レース地を示す拡大平面図である。図2は同上の経編レース地のラッピング状態を示す組織図である。図3は同上の経編レース地の編組織を示す図である。
この経編レース地Aは、地組織を編成する地糸1として33dtexのナイロン糸を用い、特殊浮柄用糸3として940dtexのポリウレタン糸に501dtexのカチオン可染性ポリエステル糸をダブルカバーリングしたコード糸を用い、保持用糸4として56dtexのカチオン可染性ポリエステル糸を用いて、ライン状の特殊浮柄5を設けた。その他、浮柄糸と、地糸より後ろ側に配される通常の柄糸と、ジャカード糸と伸縮糸も用いて編成しているが、図が見づらくなるため図示していない。
図1に示すように、特殊浮柄用糸3は、他の糸と比べてはるかに太く(繊度が大きく)、地組織より浮き上がり目立っている。特殊浮柄用糸3は、1942(940+501+501)dtexであり、地糸1の33dtexの20倍以上の太さである。また、特殊浮柄用糸3と保持用糸4は同じ種類の糸であり地糸1とは別の種類の糸を使用している。特殊浮柄用糸3と保持用糸4を同じ色に染め、地糸1を別の色に染めることで、特殊浮柄5がより目立つ。また、特殊浮柄用糸3は1942dtexであり、保持用糸4の56dtexの7倍以上の太さであり、保持用糸4は特殊浮柄用糸3より極めて細いので、図1においてはその存在が明確に判別できないほどであり、それだけ特殊浮柄5をきれいに表現できる。なお、従来よりある通常の浮柄6も、別の浮柄糸にてこの経編レース地Aに形成されている。
本発明の第1実施例の経編レース地を編成する経編機には、特殊浮柄用糸3や保持用糸4などを導糸する柄筬と、地糸1を導糸する地筬との間に、落下板が設けられている。各糸の配列順は、経編機前側より、保持用糸4、特殊浮柄用糸3、地糸1となる。落下板の作用により、地糸1より表側で編目を形成する保持用糸4は、挿入組織(フォールプレートラップ)に変わる。これは保持用糸4が、図2の、糸の動きを示すラッピング組織図では編目を形成しているが、図3の、実物に近い編組織図ではフォールプレートラップで地糸1に挿入されていることで理解できよう。
図3に示すように、保持用糸4は、地糸1にフォールプレートラップにて挿入されて経編レース地Aに編み込まれている。一方、特殊浮柄用糸3は、通常の経挿入の動きをしているが、地糸1には挿入されず保持用糸4と地糸1の間に挟みこまれることで、経編レース地Aに保持された格好となる。これは、編目形成糸(地糸1)より経編機前側の挿入糸(特殊浮柄用糸3)は、編目形成糸(地糸1)に編み込まれないからである。保持用糸4は、編目形成糸(地糸1)より経編機前側に配されるが、通常の挿入組織ではなくフォールプレートラップであるので、編目形成糸(地糸1)に編み込まれる。そして、挿入糸(特殊浮柄用糸3)は、編目形成糸(地糸1)とフォールプレートラップ糸(保持用糸4)の間に挟みこまれる。
本発明の第1実施例である図2及び図3の特殊浮柄用糸3と、図8及び図10に図示する従来の方法である、地糸1にフォールプレートラップにより編み込まれる浮柄糸2とを比較するとはっきりするが、図2及び図3の特殊浮柄用糸3の方が糸の動きがシンプルであるので、太い糸を使用しても編成が容易である。また、同じ理由からライン状の表現もきれいである。更に、図3で示すように、細い保持用糸4は地糸1のシンカーループ7の裏側を通る箇所があるにしても、太い特殊浮柄用糸3は地糸1のシンカーループ7の裏側を通らないのに対し、図10で示すように従来の方法は、太い浮柄糸2は地糸1のシンカーループ7の裏側を通る箇所があるため、本発明の方が経編レース地裏面における肌触りが良好である。
なお、特殊浮柄用糸3が同一コースで大きく横に移行する場合は、1本の保持用糸4では十分に特殊浮柄用糸3を押さえつけられない場合があるので、特殊浮柄用糸3の同一コースでの横移行は、3ウエール間までが好ましい。
図4は、本発明の第2実施例の経編レース地の編組織図である。この実施例のラッピング状態を示す組織図は図2である。この実施例は、保持用糸4が第1実施例では行なう、落下板によるフォールプレートラップを行なわず、編目を形成する点のみが第1実施例と相違する。
各糸の配列順は、経編機前側より、保持用糸4、特殊浮柄用糸3、地糸1となる。保持用糸4は、地糸1と同様に編目を形成して、地糸1に編み込まれている。特殊浮柄用糸3は、地糸1には挿入されず保持用糸4の方に挿入される。これは、編目形成糸(地糸1)より経編機前側の挿入糸(特殊浮柄用糸3)は、編目形成糸に編み込まれないからである。挿入糸(特殊浮柄用糸3)は、編機前側の編目形成糸(保持用糸4)により編み込まれる。
本発明の第2実施例である図2及び図4の特殊浮柄用糸3と、図8及び図9に図示する従来の方法である、地糸1に編目を形成して編み込まれる浮柄糸2とを比較するとはっきりするが、図2及び図4の特殊浮柄用糸3の方が糸の動きがシンプルであるので、太い糸を使用しても編成が容易である。また、同じ理由からライン状の表現もきれいである。更に、図4で示すように、細い保持用糸4は地糸1のシンカーループ7の裏側を通る箇所があるにしても、太い特殊浮柄用糸3は地糸1のシンカーループ7の裏側を通らないのに対し、図9で示すように従来の方法は、太い浮柄糸2は地糸1のシンカーループ7の裏側を通る箇所があるため、本発明の方が経編レース地裏面における肌触りが良好である。
これら実施例においては、経編機としてはカールマイヤー社製ラッシェル機(MRSEJF54/1/24、24ゲージ)を用いた。第2実施例では、落下板が作用しないように設定した。保持用糸は特殊浮柄用糸と同じ種類のカチオン可染性ポリエステル糸を使用したが、特殊浮柄用糸とは違う種類の糸でも良い。また、保持用糸は、地糸より低融点の熱融着性糸であっても良く、例えば、溶融温度が160℃で繊度が56dtexの低融点ナイロン糸でも良い。特殊浮柄用糸は、コード糸である必要はなく、例えば235dtexのナイロン糸を3本撚りした糸でも良く、リボンのように幅の広い扁平なものでも可能である。但し、伸縮性のある経編レース地にて特殊浮柄を設ける場合は、特殊浮柄用糸もある程度伸縮性があった方が、特殊浮柄のラインがきれいになる。また、特殊浮柄用糸は常に連続して経編レース地に保持される必要はなく、保持用糸で押さえられない部分を作ることも、その部分の特殊浮柄用糸をシャーリング機などで切除することもできる。更に、特殊浮柄用糸が、保持用糸にて押さえつけられて経編レース地に保持されている特殊浮柄の部分と、保持用糸に押さえつけられずとも特殊浮柄用糸のみで地糸に編み込まれる組織にて編み込まれる通常の浮柄の部分を、同じ特殊浮柄用糸にて形成しても良い。
図5は、本発明の特殊浮柄用糸の組織のバリエーションを示しており、保持用糸も表しているが、地組織を形成する地糸など他の糸は図が見づらくなるため図示していない。特殊浮柄用糸は、実線で示す3aと点線で示す3bの2本である。特殊浮柄となる部分8では、特殊浮柄用糸3aと3bは同一ウエールに沿う通常の経挿入の動きであり、保持用糸4にて押さえつけられて経編レース地に保持されている。同じ動きの特殊浮柄用糸2本を1本の保持用糸で押さえつけているが、それぞれの糸の本数を編成可能な限り変更しても良い。特殊浮柄用糸3aと3bが保持用糸4にて押さえつけられていない遊離部分9では、地組織に編み込まれず遊離した状態となる。この遊離した特殊浮柄用糸3aと3bを、編成後にシャーリング機により切除する。特殊浮柄用糸3aと3bが通常の浮柄となる部分10では、特殊浮柄用糸3aと3bは保持用糸4によって押さえつけられる必要が無く、自らのフォールプレートラップにより地組織に編み込まれる。特殊浮柄用糸3aと3bは、フォールプレートラップでなく編目を形成しても良いが、どちらにしても同じ特殊浮柄用糸で特殊浮柄部分8と通常の浮柄部分10の両方を形成する場合は、両方で編成可能な繊度の糸を使う必要がある。
保持用糸は、常に同じ糸で同じ特殊浮柄用糸を押さえる必要はなく、保持する対象の特殊浮柄用糸を編成途中で随時変えても良く、複数の保持用糸で1本の特殊浮柄用糸を押さえつけても良く、特殊浮柄用糸を保持する必要のない箇所では浮柄を形成しても良い。
図6は、本発明の経編レース地Aを、ショーツの前身頃部11と後身頃部12に使用した例を示している。特殊浮柄用糸と保持用糸による特殊浮柄5が、ライン状に配された経編レース地による衣料である。
図7は、本発明の経編レース地Aを、ブラジャーのカップ部13に使用した例を示している。カップ部13の上部の柄は、図5の特殊浮柄部分8と同様な特殊浮柄5aと、図5の通常浮柄部分10と同様な浮柄6aとからなっている。カップ13の中央部の柄は、図5の特殊浮柄部分8と同様な特殊浮柄5bからなる。特殊浮柄5bのラインが途切れている箇所は、図5の遊離部分9と同じように、特殊浮柄用糸を地組織より遊離させシャーリング機により遊離した箇所を切除している箇所である。カップ部13下部の柄は、複数の特殊浮柄用糸により、図5の特殊浮柄部分8と同様な特殊浮柄5cと、図5の通常浮柄部分10と同様な浮柄2cとからなっている。特殊浮柄5cから浮柄6cに変わる箇所では、一部の特殊浮柄用糸を地組織から遊離させ、図5の遊離部分9と同様にシャーリング機により切除することで、柄構成に不要な箇所の糸を取り除いている。
本発明は、ブラジャー、ショーツ、キャミソール等の女性用下着やアウターを始めとする各種衣料に好適に利用できる。
本発明の経編レース地の1実施例を示す拡大平面図である。 同上の経編レース地のラッピング状態を示す組織図である。 同上の経編レース地の編組織図である。 本発明の経編レース地の他の実施例を示す編組織図である。 特殊浮柄用糸と保持用糸のラッピング状態を示す組織図である。 本発明の経編レース地のショーツでの使用例を示す略示斜視図である。 本発明の経編レース地のブラジャーでの使用例を示す略示斜視図である。 従来の技術に基づく経編レース地のラッピング状態を示す組織図である。 同上の経編レース地の編組織図である。 従来の技術に基づく他の経編レース地の編組織図である。
符号の説明
A…経編レース地、1…地糸、2…浮柄糸、3…特殊浮柄用糸、4…保持用糸、5…特殊浮柄、6…通常浮柄、7…地糸のシンカーループ、8…特殊浮柄部分、9…遊離部分、10…通常浮柄部分、11…ショーツ前身頃部、12…ショーツ後身頃部、13…ブラジャーカップ部。

Claims (6)

  1. 地組織を編成する地筬より編機前側に柄筬を設ける多枚筬経編機により編成される経編レース地であって、地組織に編み込まれることなく地組織より経編レース地表側に配される特殊浮柄用糸と、該特殊浮柄用糸を経編レース地に保持する役割の保持用糸からなる特殊浮柄をライン状に設けてなり、前記保持用糸が前記特殊浮柄用糸より経編レース地表側に配され地組織に編み込まれて前記特殊浮柄用糸を押さえつけることで、前記特殊浮柄用糸は経編レース地に保持されることを特徴とする経編レース地。
  2. 前記特殊浮柄用糸の太さは、地組織を編成する地糸の太さの20倍以上である請求項1に記載の経編レース地。
  3. 前記特殊浮柄用糸の太さは、前記保持用糸の太さの7倍以上である請求項1又は2に記載の経編レース地。
  4. 前記保持用糸が、前記地組織を編成する地筬により導糸される地糸よりも溶融温度が低い熱融着性糸である請求項1〜3のいずれか1項に記載の経編レース地。
  5. 地組織を編成する地筬より編機前側に設けた柄筬により導糸される浮柄糸が、落下板により地組織に挿入されて編み込まれてなる請求項1〜4のいずれか1項に記載の経編レース地。
  6. 前記特殊浮柄用糸が、前記保持用糸にて押さえつけられることなく、地組織に編み込まれている部分を少なくとも一部に有してなる請求項1〜5のいずれか1項に記載の経編レース地。
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