JP2009214837A - シフトブーツの取付構造 - Google Patents

シフトブーツの取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、車輌における開口部材に取り付けられるシフトブーツの取付構造において、シフトブーツと開口部材との間に隙間を生じることがないシフトブーツの取付構造を提供することを目的とした。
【解決手段】車輌に取り付けられシフトブーツ1が挿入される開口を有する開口部材2にシフトブーツ1を取り付け、前記開口部11に嵌合枠部材3を嵌合させ、その嵌合部にシフトブーツ1を挟むことで固定し、さらに嵌合枠部材3の高さ方向上方側が開口部11よりも車室内側に突出するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車用のシフトブーツに関連するものであり、シフトブーツを車輌側に簡単に取り付けることができ且つシフトブーツと開口部材との間に隙間を作らず、ごみなどが溜まり難くさせるシフトブーツの取付構造に関するものである。
シフトブーツは、自動車のシフトレバーの周囲を覆うカバーであり、コンソールボックスやインストルメントパネル等の自動車内装品に取り付けるものである。従来、シフトブーツをコンソールボックス等に取り付ける場合、嵌合枠部材以外に図8,9に示すタッカ51やプッシュナット52等の取付部材が必要であった。
例えば、特許文献1にはシフトブーツ101を枠部材103を用いて固定した構成が開示されている。特許文献1に開示された構成では、インストルメントパネルに形成されたシフトレバー用の開口部111が、車室内側に突出した形状とされている。またシフトブーツが有する開口部の縁端部に、樹脂等で形成されたシフトブーツの開口部と略同形状の補強部材が取り付けられている。そしてシフトブーツに設けられた補強部材が、枠部材103を利用することによってインストルメントパネルに挟まれ、固定されている。
特開2002−347461号公報
ところが、従来のこのようなシフトブーツは、縁端部が車輌側の開口部材と枠部材に挟まれて取り付けられおり、シフトブーツを内側から固定している車輌側の開口部材が、シフトブーツを外側から固定している枠部材に比べて高さ方向低位置に配置されている。このため、図10に示すY部に、シフトブーツと枠部材との間に隙間が生じる。それでその隙間に埃やごみなどが溜まり易くなり、外観上の問題となることがある。
そこで本発明は、上記した欠点に鑑み、開口部材とシフトブーツとの間に隙間が生じず、見栄えのよいシフトブーツの取付構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1における本発明は、車輌に取り付けられシフトブーツが挿入される開口を有する開口部材に、嵌合枠部材を利用してシフトブーツが固定されるシフトブーツの取付構造であって、前記開口部は、前記嵌合枠部材が嵌合される内壁が備えられ、前記内壁より外側には、掛止部材が設けられ、前記開口部と嵌合する前記嵌合枠部材の外側面は、前記内壁と略同形状を有し、前記シフトブーツは、縁端部に取付孔を有するものであって、前記開口部材が有する前記掛止部材と、前記シフトブーツの前記取付孔が係合され、前記シフトブーツの前記縁端部は、前記内壁と前記嵌合枠部材との嵌合部に挟まれ、前記嵌合枠部材は、前記シフトブーツの一部を内側から前記開口部材より高さ方向上方に持ち上げ、前記シフトブーツが固定されることを特徴とした。
請求項1におけるシフトブーツの取付構造は、嵌合枠部材を利用して、開口部材の開口にシフトブーツを固定する構成とすることで、シフトブーツを容易に固定することができる。さらに開口部材の開口より外側に掛止部材を設け、シフトブーツに取付孔を形成し、互いに係合させることで、シフトレバーを動かした時の引張りにより、シフトブーツが外れる心配がなく、より確実に固定することができる。また、開口部材の開口形状と、嵌合枠部材の外側面の形状を略同形状とし、嵌合枠部材をシフトブーツの内側に配置し、嵌合枠部材がシフトブーツをシフトブーツの内側から持ち上げ、開口部から車室内方向に突出した配置とすることで、嵌合部に隙間が生じず、ごみ等が溜まることを防ぐことができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記嵌合枠部材の外側面である外周嵌合面と、前記開口部材の前記開口部を形成する内壁が有する内壁嵌合面のうちいずれか一方には、前記内壁嵌合面と、前記外周嵌合面のうちいずれか他方側に突出した凸部を有しており、前記シフトブーツの前記縁端部が、前記凸部により、前記内壁嵌合面と、前記外周嵌合面のうちいずれか他方側に押圧されることで、前記シフトブーツが固定されることを特徴とした。
請求項2のシフトブーツの取付構造は、嵌合枠部材の外側面と、開口部材の開口部を形成する内壁のうちいずれか一方に設けられた凸部により、シフトブーツの縁端部が嵌合枠部材の外側面と、開口枠部材の開口部を形成する内壁のうちいずれか他方側へ押圧され、固定されるので、密着性が高くなり、より確実にシフトブーツを固定することができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記嵌合枠部材は、前記外周嵌合面の高さ方向上方側が枠内側方向に屈曲した天面を有していることを特徴とした。
請求項3のシフトブーツの取付構造は、シフトブーツの内側に配置される嵌合枠部材に天面が設けられることで、シフトブーツの内側に集中的に無理な引っ張り力が働かない構成となり、シフトブーツが傷むことを緩和できる。
本発明のシフトブーツの取付構造は、開口部材の開口部に、嵌合枠部材を嵌合させ、その嵌合部にシフトブーツを挟み、さらに嵌合枠部材を開口部材よりも車室内側に突出した配置とすることで、シフトブーツと開口部材との間に隙間が形成されず、ごみ等が溜まる問題が生じない。
次に本発明の具体的実施形態について説明する。
なお本説明における方向の表現は、図1を基準としている。方向の表現は、実施形態の理解を容易にするためのものであり、これによって、本願発明が制限して理解されるべきではない。
図2に示すように本発明の実施形態の取付構造は、シフトブーツ1と、コンソールボックス4(図11)に取り付けられるシフトパネル(開口部材)2と、ブーツ支持枠(嵌合枠部材)3とで構成されている。
図2に示すように、シフトブーツ1を広げた時の外観は、略四角錐である。また四角錐の側面四面が集中する頂点近傍は、四角錐の有する4つの底辺に対して平行に切り取られている。前述のシフトブーツ1の切り取られた部位は、シフトレバーを差し込むレバー取付孔31である。さらにレバー取付孔31と対向する側、つまり底辺側も開口している。またシフトブーツ1が有する底辺側の縁端部16には、周方向に、一定間隔に設けられた円形状の取付孔13が設けられている。シフトブーツ1の材質は、合成皮革等の柔軟性を有するものである。
シフトパネル2は、コンソールボックス4に取り付けられるものである。
シフトパネル2の外観は、平面視が略等脚台形である。シフトパネル2は、図2、4に示すように、外壁21と、内壁22と、中央周壁23と、裏面図に示す掛止部材14とで構成されている。
外壁21は、環状構造であり、一定の高さを有した垂直壁である。また外壁21は、4つの外壁E,F,G,Hにより構成されている。また外壁E及び外壁Gは、平行な対向壁である。
外壁Eには、固定部材24が設けられている。外壁Gには、固定部材30が設けられている。さらに外壁Fと外壁Hには、それぞれ固定部材25及び固定部材26が1つずつ設けられている。
固定部材24,30は、略同形状である。固定部材24,30は、2つのネジ固定部32,32と両者に挟まれた山形部33とで構成されている。
ネジ固定部32は、外壁Eあるいは外壁Gにあり、外壁21の高さ方向下側から垂直壁である外壁Eあるいは外壁Gに対して垂直且つ外部方向に突出している。ネジ固定部32の外観は、板形状である。またネジ固定部32,32同士は、同程度の突出長さ及び外壁Gあるいは外壁Eの長手方向長さを有している。なおネジ固定部32のそれぞれが有する外壁Gあるいは外壁Eの長手方向長さに関しては、外壁Eあるいは外壁Gの長手方向長さの半分よりも短い。またそれぞれのネジ固定部32には2つの固定孔38が、外壁Eあるいは外壁Gの長手方向に並んで形成されている。
山形部33は、外壁21の高さ方向下向きのコの字形状を有する。前記コの字の2つの端部は、それぞれネジ固定部32における外壁21の長手方向端部から離れたビス固定部32の端部につながっている。さらにその端部は、ネジ固定部32における外壁Eあるいは外壁Gに対して垂直な辺と接合されている。また山形部33の高さは、外壁21の高さに達しない程度である。
固定部材25は、外壁Fと外壁Hにそれぞれ1つずつ設けられている。固定部材25は、外壁Fあるいは外壁Hの略中間部に位置する。また固定部材25は、外部に突出した爪状である。固定部材25の断面形状は、略三角形である。
もう一つの固定部材26についても、外壁Fと外壁Hにそれぞれ1つずつ設けられている。固定部材26の外観は、略四角形状である。固定部材26は、外壁21における外壁Fあるいは外壁Hの高さ方向下方端部から高さ方向下方に突出している。また固定部材26の外側面側には、1つの突起部と多数の切り込み部が設けられている。
内壁22は、外壁21と同様に環状構造であり、一定の高さを有した垂直壁である。また内壁22は、外壁21と平行で、外壁21よりも内側に設けられている。また内壁22は、開口部11を形成している。
また内壁22には、後述するブーツ支持枠3が嵌合される内壁嵌合面17でもある。内壁嵌合面17は、外壁21と対応するように、平行な一対の対向壁である内壁F,Gと、平行でない内壁F,Hとで構成されている。
中央周壁23は、外壁21と内壁22とを連続するよう設けられた板状部材である。
掛止部材14は、図4に示すように、上述した外壁21と、内壁22との間であり、中央周壁23の内側である取付面28に設けられている。また図5に示すように、掛止部材14は、一端を中央周壁23と接合され、他方の一端を外壁21方向に向けられたL字形状を有する。
また取付面28には、外壁Eと内壁Eの間と、外壁Gと内壁Gの間に柱状突起部42が設けられている。柱状突起部42は、外壁Eあるいは外壁Gの長手方向に掛止部材14と交互に並んで設けられている。
ブーツ支持枠3の外観は、図2に示すように、平面視が略等脚台形である。ブーツ支持枠3は、枠部材15に凸部12が設けられた構成とされている。
枠部材15は、環状構造であり、一定の高さを有した垂直壁で囲まれている。枠部材15の外周面は、上記したシフトパネル2の内壁嵌合面17と嵌合される外周嵌合面18である。また内壁嵌合面17に対応するように、外周嵌合面18は平行な一対の対向面である側面e,gと、平行でない側面f,hとで構成されている。
外周嵌合面18の高さ方向上方側は、枠の内側方向に屈曲しており、図5,6に示すように天面44を形成している。さらに天面44の枠の内側方向端部側は、高さ方向下方へ屈曲した保護部45を有している。また平行である枠部材15の側面e,gには、固定部材27あるいは固定部材29が設けられている。
また側面eには、略中央部に厚み方向に切り込んだ凹部40が設けられている。凹部40の正面視した形状は、略四角形であり、側面eが有する高さとほぼ同程度の高さを有する。
固定部材27、29はそれぞれ、側面eあるいは側面gの高さ方向下側から側面eあるいは側面gに対して垂直に、外部方向に突出している。固定部材27,29は、側面eあるいは側面gに対する帯形状を有する。固定部材27,29は、側面eあるいは側面gに対して垂直な突出長さを有し、高さ方向の厚みを有する。なお固定部材27,29の側面eあるいは側面gに対する長手方向長さは、側面eあるいは側面gの長手方向長さよりも短い。また固定部材27,29には、それぞれ3つの固定孔39が、長手方向に並んで形成されている。
凸部12は、枠部材15の外周嵌合面18から外部方向に突出している。さらに凸部は、外周嵌合面18の周方向一列に多数設けられている。凸部12を正面視した形状は、略球形状である。
次に本実施形態であるシフトブーツ1の取り付け方法について説明する。
まず図4,5に示すように、シフトブーツ1の縁端部16に形成された取付孔13を、シフトパネル2が有する掛止部材14に係合させる。このとき、図1に示すように、シフトブーツ1のレバー取付孔31は、シフトパネル2が設けられた中央周壁23側に配置されている。
次に、図2に示すブーツ支持枠3を、シフトブーツ1の縁端部16側であり、シフトブーツ1の内側からシフトパネル1の内壁嵌合面17に嵌合するように取り付ける。このとき図3に示すように、ブーツ支持枠3の固定部材27を有する側面eを、シフトパネル2の外壁Eの方向に向くように配置させる。つまり内壁嵌合面17の内壁E,F,G,Hと、外周嵌合面18の側面e,f,g,hがそれぞれ合うように嵌合させる。
さらにブーツ支持枠3は、シフトブーツ1の内側から高さ方向上方に持ち上げるように配置されている。このとき図5に示すようにブーツ支持枠3の天面44はシフトパネル2の中央周壁23よりも上方に位置されている。また、ブーツ支持枠3が有する凸部12により、シフトブーツ1の縁端部16が、シフトパネル1の内壁嵌合面17側に押圧され、固定される。
また図6に示すように、ブーツ支持枠3に設けられた固定部材27に形成された固定孔39と、シフトパネル2に設けられた柱状突起部42にタッピングスクリューを挿着させ、ブーツ支持枠3をシフトパネル2に固定させる。また図11に示すように、シフトパネル2は、外壁21に設けられた固定部材24,30及び固定部材25,26がコンソールボックス4などと係合等され固定される。
つまり本発明により、車輌内では、シフトブーツ1を取り付けたコンソールボックス4は、図11に示すように取り付けられる。
さらに詳しく説明すると、図1に示すシフトブーツ1は、コンソールボックス4に取り付けられるシフトパネル2に取り付けられ、さらにブーツ支持枠3との嵌合部に挟まれて固定される構成である。またブーツ支持枠3に設けられた凸部12により、シフトブーツ1はシフトパネル2側に押圧されている。このときシフトブーツ1の高さ方向上方のレバー取付孔31には、シフトレバーが挿着され、シフトブーツ1の縁端部16の取付孔13には、シフトパネル2の掛止部材14が係合されている。
また図3に示すように、ブーツ支持枠3は、シフトブーツ1の内側で、シフトパネル2の開口から車室内側に突出して配置され且つシフトパネル2の開口部11に嵌合されている。このとき図5,6に示すようにシフトブーツ1の内部では、ブーツ支持枠3における天面44及び保護部45と接触するため、シフトブーツ1の縁端部16における内部は傷がつきにくく、シフトブーツ1が破れ難くい構成となっている。
本実施形態のシフトブーツの取付構造は、シフトブーツ1の縁端部16に円形状の取付孔13を示したが、本発明は、このような構成に限定されるわけではない。例えば楕円形状や、長方形状等であってよい。
上記実施形態のシフトブーツの取付構造では、ブーツ支持枠3の外周面に凸部12を有する構成を示したが、本発明は、このような構成に限定されるわけではない。例えば、次のような変形例(第2実施形態)が考えられる。
すなわち、シフトパネル2の内壁22に凸部12を有する構成にしてもよい。しかしこの構成であれば、図7に示すように、シフトパネル2の内壁嵌合面17とシフトブーツ1との間のD部に隙間が生じ、埃やごみが溜まる可能性がある。つまり上記した第2実施形態と比べると、上述した第1実施形態は、このような懸念を生じさせない構成であり、最適といえる。
また上記実施形態のシフトブーツの取付構造では、シフトパネル2及びブーツ支持枠3の形状が略等脚台形を有する構成を示したが、本発明はこのような構成に限定されるわけではない。例えば、シフトパネル2は、円形状や多角形状を有する構成にしてもよい。その場合、シフトパネル2の内壁22が有する形状に合わせた外周嵌合面18を有するブーツ支持枠3を配置させることが好適である。そのような構成とすることで、シフトブーツ1と、シフトパネル2との間に隙間ができず、埃やごみ等が溜まらない構成となる。
上記実施形態のシフトブーツの取付構造では、シフトパネル2が有する係止部材14は、L字形状を有する構成を示したが、本発明は、このような構成に限定されるわけではない。例えば、シフトパネル2が有する取付面28に対して垂直に突出した形状や、シフトパネル2が有する外壁21方向に一定の角度を有して突出した形状であってもよい。つまりシフトブーツ1が有する取付孔13とシフトパネル2が有する掛止部材14とが係合し、外れなければよい。そのような構成とすることで、シフトブーツ1を容易に且つ確実に固定できる。
上記実施形態のシフトブーツの取付構造では、シフトパネル2にブーツ支持枠3を嵌合させ、その嵌合部にシフトブーツ1を挟み込み、シフトパネル2をコンソールボックス4に取り付ける構成を示したが、本発明は、このような構成に限定されるわけではない。
例えば、シフトパネル2を用いず、ブーツ支持枠3を直接コンソールボックス4あるいはインストルメントパネルの開口部に取り付ける構成であってもよい。しかしこの構成の場合、シフトブーツ1がコンソールボックス4あるいはインストルメントパネルと一体となり、修理及びメンテナンスの際に手間が掛かるという懸念がある。つまりシフトパネル2を用いた上記した実施形態は、このような懸念を生じさせない最適な構成といえる。
シフトブーツを示す斜視図である。 シフトブーツを示す分解斜視図である。 図1のシフトブーツを示すA−A断面図である。 シフトパネルを示す裏面図である。 図3のシフトブーツの取付部における拡大断面図である。 図1のシフトブーツを示すB−B断面図である。 第2実施形態のシフトブーツを示す取付部の拡大断面図である。 従来のシフトブーツの取り付け状況を示す断面図である。 従来のシフトブーツの取り付け状況を示す断面図である。 従来のシフトブーツの取り付け状況を示す断面図である。 車輌内に取り付けられたシフトブーツを示す斜視図である。
符号の説明
1 シフトブーツ
2 シフトパネル(開口部材)
3 ブーツ支持枠(嵌合枠部材)
4 コンソールボックス
11 開口部
12 凸部
13 取付孔
14 掛止部材
16 縁端部
17 内壁嵌合面
18 外周嵌合面
21 外壁
22 内壁
23 中央周壁

Claims (3)

  1. 車輌に取り付けられシフトブーツが挿入される開口を有する開口部材に、嵌合枠部材を利用してシフトブーツが固定されるシフトブーツの取付構造であって、
    前記開口部は、前記嵌合枠部材が嵌合される内壁が備えられ、前記内壁より外側には、掛止部材が設けられ、
    前記開口部と嵌合する前記嵌合枠部材の外側面は、前記内壁と略同形状を有し、
    前記シフトブーツは、縁端部に取付孔を有するものであって、
    前記開口部材が有する前記掛止部材と、前記シフトブーツの前記取付孔が係合され、
    前記シフトブーツの前記縁端部は、前記内壁と前記嵌合枠部材との嵌合部に挟まれ、前記嵌合枠部材は、前記シフトブーツの一部を内側から前記開口部材より高さ方向上方に持ち上げ、前記シフトブーツが固定されることを特徴とするシフトブーツの取付構造。
  2. 前記嵌合枠部材の外側面である外周嵌合面と、前記開口部材の前記開口部を形成する内壁が有する内壁嵌合面のうちいずれか一方には、前記内壁嵌合面と、前記外周嵌合面のうちいずれか他方側に突出した凸部を有しており、
    前記シフトブーツの前記縁端部が、前記凸部により、前記内壁嵌合面と、前記外周嵌合面のうちいずれか他方側に押圧されることで、前記シフトブーツが固定されることを特徴とする請求項1に記載のシフトブーツの取付構造。
  3. 前記嵌合枠部材は、前記外周嵌合面の高さ方向上方側が枠内側方向に屈曲して天面を構成していることを特徴とする請求項1又は2に記載のシフトブーツの取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011105025A (ja) * 2009-11-12 2011-06-02 Kasai Kogyo Co Ltd シフトレバーブーツの取付構造
CN108621789A (zh) * 2018-06-28 2018-10-09 上海子元汽车零部件有限公司 转角防起翘的换挡护套结构

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