JP2009213058A - クロスコネクト装置およびクロスコネクト方法 - Google Patents

クロスコネクト装置およびクロスコネクト方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通信システムにおける通信障害を迅速に回復する。
【解決手段】ポートごとに接続先のポートを設定する接続設定に応じて、複数の該ポートに接続される複数のチャネルを交差接続するクロスコネクト装置は、前記接続設定がされたポートに対応するチャネルの交差接続を行う接続手段と、予め与えられた接続設定において、接続先のポートが設定されているポートに接続されるチャネルをマスタチャネルとして登録し、接続先のポートが設定されていないポートに接続されるチャネルをバックアップチャネルとして登録し、前記接続設定を有効にする登録手段と、前記登録手段により登録された前記マスタチャネルに異常が検出されたとき、異常が検出された該マスタチャネルを、前記登録手段により登録された前記バックアップチャネルに切り替える切替手段と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数のチャネルを相互に交差接続するクロスコネクト装置に関し、特にマイクロ波無線通信システムにおけるクロスコネクト装置に関する。
マイクロ波通信システムにおいては、通常、IDU(InDoor Unit)にクロスコネクト機能をもたせる。クロスコネクト機能は、通信速度などが異なる複数の伝送経路(チャネル)を相互に交差接続する機能である。IDUがクロスコネクト機能を備えることによって、用途や伝送速度ごとに形式の異なるデータ伝送路が存在する場合にも、データを所望の別の経路に出力することができる。
無線通信の場合、有線通信に比べて通信状態が不安定であるため、データ信号の一部が化けてビットエラーや無線通信の切断が発生する可能性が高い。また、有線通信の場合も、ビットエラーやケーブルが物理的に断線することがある。
このような通信障害が生じたとき、特許文献1〜5に記載のクロスコネクト装置は、通信障害の発生したチャネルをバックアップ用のチャネルに切り替えて通信を継続する構成としている。
特開2003−318983号公報 特開2004−187162号公報 特開2004−187169号公報 特開2006−33580号公報 特許3797470号
しかし、特許文献1〜5に記載のクロスコネクト装置は、通信障害が発生した場合に、オペレータが切り替えるためのチャネルを探して手動で設定する必要がある。複雑な通信網においては、空いているチャネルを探して手動で切替先に設定するのに時間を要し、通信障害に迅速に対応できないという問題があった。
上述の問題点に鑑み、本発明は、通信システムにおける通信障害を迅速に回復する技術の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のクロスコネクト装置は、ポートごとに接続先のポートを設定する接続設定に応じて、複数の該ポートに接続される複数のチャネルを交差接続するクロスコネクト装置であって、前記接続設定がされたポートに対応するチャネルの交差接続を行う接続手段と、予め与えられた接続設定において、接続先のポートが設定されているポートに接続されるチャネルをマスタチャネルとして登録し、接続先のポートが設定されていないポートに接続されるチャネルをバックアップチャネルとして登録し、前記接続設定を有効にする登録手段と、前記登録手段により登録された前記マスタチャネルに異常が検出されたとき、異常が検出された該マスタチャネルを、前記登録手段により登録された前記バックアップチャネルに切り替える切替手段と、を有する。
また、本発明のクロスコネクト方法は、ポートごとに接続先のポートを設定する接続設定に応じて、複数の該ポートに接続される複数のチャネルを交差接続するクロスコネクト方法であって、前記接続設定がされたポートに対応するチャネルの交差接続を行う接続手段と、予め与えられた接続設定において、接続先のポートが設定されているポートに接続されるチャネルをマスタチャネルとして登録し、接続先のポートが設定されていないポートに接続されるチャネルをバックアップチャネルとして登録し、前記接続設定を有効にし、登録した前記マスタチャネルに異常が検出されたとき、異常が検出された該マスタチャネルを、登録した前記バックアップチャネルに切り替える。
本発明によれば、クロスコネクト装置は、マスタチャネルとバックアップチャネルとを自動設定し、障害が検出された場合にマスタチャネルをバックアップチャネルに自動的に切り替えるので、手動で切り替える必要がなく、通信システムにおける通信障害を迅速に回復することができる。
(第1実施形態)
本発明を実施するための第1実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1実施形態における通信システム1の構成を示すブロック図である。
通信システム1は、例えばマイクロ波無線通信システムである。同図を参照すると、通信システム1は、IDU(Indoor Unit)10、ODU(Outdoor Unit)20、およびODU21を有する。IDU10とODU20とは同軸ケーブルで接続され、IDU10とODU21とは光ケーブルで接続される。そして、IDU10はODU20や他のODUを介してIDU12およびIDU13と無線通信を行い、ODU21を介してIDU11と無線通信を行なう。この無線通信には、TDM(Time Division Multiplex)やFDM(Frequency Division Multiplex)などの方式により多重化された複数の回線(チャネル)が用いられている。
本実施形態においてチャネルには、物理的な回線のみならず、TDM等により論理的に多重化された回線が含まれる。
IDU10は、屋内に設置されており、ODU20から多重化された電気信号を受信する。そして、IDU10は、ODU20側のチャネルを、ODU21側のチャネルと論理的に交差接続する。そしてIDU10は、接続先の各チャネルをMUX(MUltipleXer)により1本以上のチャネルに束ね、そのチャネルにおいて伝送される電気信号をE/O(Electrical/Optical converter)により光信号に変換してODU21などに送信する。
一方、IDU10は、ODU21から光信号を受信し、受信した光信号をO/E(Optical/Electrical converter)により電気信号に変換し、DEMUX(DEMUltipleXer)により多重化する。例えば、IDU10は、TDM(Time Division Multiplex)方式を使用して多重化する。そしてIDU10は、ODU21側のチャネルを、ODU20側のチャネルと論理的に交差接続し、接続先のチャネルにおいて伝送される電気信号をODU20などに送信する。
ODU20は、屋外に設置されており、他の装置とアンテナを介して無線通信を行う。この無線通信は多重化されている。そして、ODU20は、多重化された無線信号と電気信号とをMODEM(MOdulator-DEMdulator)により相互に変換し、多重化された電気信号をIDU10との間で送受信する。ODU21は、O/Eにより電気信号と光信号とを相互に変換し、IDU10との間で光信号を送受信する。
図2を参照して、IDU10の構成について説明する。同図はIDU10の構成を示すブロック図である。同図を参照すると、IDU10は、設定部103と切替部107とを有し、設定部103は、チャネル情報105を保持している。
チャネル情報105は、IDU10のメモリ(不図示)などに記憶される。チャネル情報105について図3を参照して説明する。図3は、ユーザがIDU10の設定を行う前のチャネル情報105の構成の一例を示す図である。同図を参照すると、チャネル情報105には、接続元105A、接続先105B、接続先IDU105C、タイムスロット105D、およびチャネル状態105Eが含まれる。
接続元105Aにはポート(接続元)を示す情報が格納され、接続先105Bには、そのポートの接続先のポートを示す情報が格納される。
図3において、「Radio port」は、電気信号に変換された無線信号を伝送するチャネルが接続されるポートを表し、「Opt port」は、電気信号に変換された光信号を伝送するチャネルが接続されるポートを表す。同図に示すように、ユーザが設定する前にこれらの情報は予めメモリ等に記憶されている。
接続先IDU105Cには、一端が各ポート(接続元)に接続されるチャネルの他端に接続されるIDUを示す情報が格納される。この情報は、ユーザが手動で入力する。同図に示すように、ユーザが接続先のIDUを示す情報を入力する前は、未指定「―」の状態である。
タイムスロット105Dは、IDU10のDEMUX(DEMUltipleXer)がTDM方式で電気信号(光信号)を多重化するときに、各チャネルに割り当てるタイムスロット番号を示す情報である。同図に示すように、ユーザが設定する前に、これらの情報は予め記憶されている。
チャネル状態105Eは「M」、「B」、または「A」のいずれかの状態をとる。「M」は、そのチャネルが、設定部103によりマスタチャネルとして登録されたことを意味する。「B」は、そのチャネルが、設定部103によりバックアップチャネルとして登録されたことを意味する。マスタチャネルは、接続先のポート(チャネル)および接続先IDUが指定されており、通信に使用されるチャネルである。バックアップチャネルは、接続先のチャネルまたは接続先IDUが指定されておらず、通信中にマスタチャネルに異常が検出されたとき、通信を継続するためにそのマスタチャネルと切り替えるためのチャネルである。同図に示すように、ユーザがポートにチャネルを接続する前は、接続先のチャネルおよび接続先IDUの指定がないため、全てのポート(チャネル)について未指定「―」の状態である。
「A」は、そのチャネルにおいて異常が検出されたことを意味する。切替部107は、ODU20からデータ信号を受信すると、各チャネルにおけるデータ信号の受信レベルを計測することによってチャネルの異常を検出する。例えば、切替部13は、データ信号の受信レベルが予め定められたしきい値以下であれば、そのチャネルの異常を検出し、チャネル状態105Eを「A」に変更する。受信レベルは、BER(Bit Error Ratio)などである。また、チャネルのリンク状態の異常やLOF(Loss of Frame)をそのチャネルの異常として検出してもよい。
さらに、切替部107は、チャネルが接続される通信インターフェースにおける異常を検出する。通信インターフェースに異常が検出された場合、切替部107はその通信インターフェースに対応するチャネル全てのチャネル状態を「A」にする。
なお、チャネル情報105は、チャネルの変調方式や伝送速度を示す情報を含む構成とすることもできる。
図4にユーザが各ポートにチャネルを接続する前の切替部105の構成を示す。同図を参照すると、切替部13は、クロスコネクト部DXC、無線ポートRP、および光ポートOPを有する。クロスコネクト部DXCは各ポート(RP、OP)に接続される複数のチャネルを交差接続(クロスコネクト)する。無線ポートRPは、電気信号に変換された無線信号を伝送するチャネルを接続するための通信インターフェースであり、光ポートOPは、電気信号に変換された光信号を伝送するチャネルを接続するための通信インターフェースである。無線ポートRPは、8つの仮想的な無線ポートRP1〜8を有し、光ポートOPは、8つの仮想的な光ポートOP1〜8を有する。同図に示すように、例えば、光ポートOP1〜3に対応するチャネルと無線ポートRP1〜3に対応するチャネルとがそれぞれ接続され、光ポートOP4〜6に対応するチャネルと無線ポートRP5〜7に対応するチャネルとが接続されるように設定されている。
ユーザは、図4において、光ポートOP1〜8にIDU11(図1参照)からの電気信号(光信号)を伝送するチャネルCH1〜8を接続する。また、ユーザは、無線ポートRP1〜4に、IDU12からの電気信号(無線信号)を伝送するチャネルCH1〜4を接続し、無線ポートRP5〜8に、IDU13からの電気信号(無線信号)を伝送するチャネルCH1〜4をする。
図5は、ユーザが各ポートにチャネルを接続するときの設定項目を示した図である。同図に示すように、ユーザは、ポートごとに、接続したチャネルを示す情報と接続先のIDUを示す情報とを入力する。
図6にユーザが図5で示した設定を行った後のチャネル情報105を示す。同図に示すように、IDU10は、ユーザの設定内容に基づいて、接続元105A、接続先105B、および接続先IDU105Cを更新する。
例えば、「Opt Port1」〜「Opt Port8」は「Opt CH1」〜「Opt CH8」に更新され、「Radio Port1」〜「Radio Port4」は「Radio CH1」〜「Radio CH4」に更新され、「Radio Port5」〜「Radio Port8」は、「Radio CH1」〜「Radio CH4」に更新される。
そして、「Radio CH1」〜「Radio CH4」にIDU12からの信号を伝送するチャネルが接続されたので、これらのチャネルの接続先IDU105Cは、「12」に更新される。「Radio CH1」〜「Radio CH4」にIDU13からの信号を伝送するチャネルが接続されるので、これらのチャネルの接続先IDU105Cは、「13」に更新される。「Opt CH1」〜「Opt CH8」にIDU11からの信号を伝送するチャネルが接続されるので、これらのチャネルの接続先IDU105Cは、「11」に更新される。
設定部103により登録されるバックアップチャネルは、接続先IDU105Cが同一のマスタチャネルに対応するバックアップチャネルである。
設定部103は、更新されたチャネル情報105に基づいてIDU10が起動したとき、接続先のチャネルが指定されたチャネルをマスタチャネルに登録し、接続先のチャネルが指定されていないチャネルをバックアップチャネルに登録する。
例えば、「Radio CH1」〜「Radio CH3」に接続先のチャネルが指定されているので、設定部103は、これらをマスタチャネルとして登録し、チャネル状態を「M」に更新する。一方、「Radio CH4」に接続先のチャネルが指定されていないので、設定部103は、これらをバックアップチャネルとして登録し、チャネル状態を「B」に更新する。
図7は、ユーザが各ポートにチャネルを接続し、IDU10の設定を行った場合の切替部107の構成を示した図である。同図を参照すると、ユーザにより各ポートにチャネルが接続され、設定部103によりマスタチャネル「M」とバックアップチャネル「B」とが登録されている。また、設定部103が図4で示した接続設定(接続元105A、接続先105B)を有効にすることにより、図7に示すように、クロスコネクト部DXCは各チャネルを交差接続する。
なお、マスタチャネルおよびバックアップチャネルを登録する前に、各チャネルの異常を検出し、異常が検出されたチャネルは、マスタチャネルまたはバックアップチャネルに登録しない構成とすることもできる。
切替部107は、いずれかのマスタチャネルにおいて異常が検出されたとき、異常が検出されたマスタチャネルをバックアップチャネルに切り替える。このとき、切り替え先のバックアップチャネルの接続先IDUは、切り替え元のマスタチャネルの接続先IDUと同等のものとなるようにする。
例えば、無線ポートRP3に接続されるチャネルに異常が検出されたときを考える。異常が検出されたチャネルの接続先IDUは「12」である。一方、無線ポートRP4に対応するバックアップチャネルの接続先IDUは、「12」であり、無線ポートRP8に対応するバックアップチャネルの接続先IDUは、「13」である。このとき、切替部107は、接続先IDUが切り替え元と同じく「12」であるバックアップチャネル(無線ポートRP4)に切り替える。
上述した構成により、IDU10は、チャネル情報105に基づき、マスタチャネルとバックアップチャネルとを登録し、バックアップチャネルを交差接続(クロスコネクト)する。そして、いずれかのマスタチャネルに異常が検出されたとき、IDU10は異常の検出されたマスタチャネルをバックアップチャネルに切り替える。
次に、本実施形態の通信システム1の動作について説明する。図8は、本実施形態のIDU10の動作を示すフローチャートである。同図を参照すると、IDU10が起動したとき、設定部103は設定処理を実行し(ステップS10)、切替部107は切替処理を実行する(ステップS20)。
図9を参照して、設定処理について説明する。同図は、設定部103が実行する設定処理を示すフローチャートである。同図を参照すると、設定部103は、チャネル情報105をキャッシュメモリ(不図示)などに読み込む(ステップS100)。続いて、設定部103は、チャネル情報105において、いずれかのチャネル(接続元)を選択し、そのチャネルに接続先のチャネル(ポート)が指定されているか否かを判断する(ステップS101)。接続先のチャネルが指定されている場合(ステップS101:YES)、設定部103は、そのチャネルをマスタチャネルとして登録(設定)する(ステップS102)。そして、設定部103は、登録したマスタチャネルに時分割多重におけるタイムスロット番号を割り当て、電気信号(光信号)を多重化する(ステップS103)。設定部103は、チャネル情報105のチャネル(ポート)の接続設定(接続元105A、接続先105B)を有効にする。この結果、各チャネルが交差接続される(ステップS104)。
接続先のチャネルが指定されていない場合(ステップS101:NO)、設定部103は、そのチャネルをバックアップチャネルとして登録する(ステップS105)。設定部103は、S101〜S105までの処理をすべてのチャネルについて行う(ステップS106)。そして、設定部11は、登録したマスタチャネルおよびバックアップチャネルを示す情報と設定したタイムスロット番号を示す情報とをチャネル情報105に格納する。ステップS106の後、設定部13は設定処理を終了する。
次に、図10を参照して切替処理について説明する。同図は、切替部107の実行する切替処理を示すフローチャートである。まず、切替部107は、チャネル情報105をキャッシュメモリ(不図示)などに読み込む(ステップ200)。そして、いずれかのチャネルにおいて異常が検出されたか否かを判断する(ステップS201)。
いずれかのチャネルに通信異常が検出された場合(ステップS201:YES)、切替部107は、通信異常が検出されたチャネルと同じ通信インターフェース(OPまたはRP)に接続されたいずれかのチャネルの接続先IDUおよびチャネル状態(「M」、「B」、または「A」)を示す情報をチャネル情報105から読み出す。そして、切替部107は、そのチャネルが、異常の検出されたマスタチャネルと接続先IDUが一致するバックアップチャネル(「B」)であるか否かを判断する(ステップS202)。異常の検出されたマスタチャネルと接続先IDUが一致するバックアップチャネル(「B」)である場合(ステップS202:YES)、切替部107は、そのバックアップチャネルの接続先105Bを、異常の検出されたチャネルに対応する接続先105Bに変更する。そして、切替部107は、切替先のバックアップチャネルをマスタチャネルとして登録する(ステップS203)。切替部107は、異常が検出されたチャネルが、光ポートOP側のチャネルであれば、時分割多重におけるタイムスロット番号を再度設定する(ステップS204)。切替部107は、異常の検出されたマスタチャネルがステップS203で登録されたマスタチャネル(バックアップチャネル)に切り替わるように、接続設定(接続元105A、接続先105B)を更新する(ステップS205)。
ステップS201において、そのチャネルが異常の検出されたチャネルと接続先IDUが一致するバックアップチャネル(「B」)でない場合(ステップS201:NO)、切替部107は、全てのチャネルについてステップS201の処理を実行する(ステップS206)。
ステップS205またはステップS206の後、切替部107は、ステップS204およびステップS205で設定した内容に応じてチャネル情報105を更新する(ステップS207)。ステップS207の後、切替部107は切替処理を終了する。
次に、図11〜図14を参照して、IDU10の動作例について説明する。図11は、無線ポートRP5に対応するチャネルに異常が検出された場合の接続図である。切替部107は、異常が検出されたチャネルと同じポート(無線ポートRP)側のバックアップチャネルのうち、異常の検出されたチャネルと接続先IDU(「13」)が一致するバックアップチャネル(無線ポートRP8に対応するチャネル)を求める。切替部107は、図12に示すように、求めたバックアップチャネル(「Radio CH4」)の接続先105Bを異常の検出されたチャネルに対応する接続先105B(「Opt CH4」)に設定を変更する(ステップS203)。設定の変更に応じて、異常の検出されたチャネル(「radio CH1」)はバックアップチャネル(「Radio CH4」)に切り替わる(ステップS205)。同図において、斜線部は、図3に示したチャネル情報と比較して切替処理により設定が変更された部分である。
切替処理により、図11に示すように、異常が検出されたチャネルはバックアップチャネルに切り替えられ、通信を継続することができる。
図13は、光ポートOP4に対応するマスタチャネルに異常が検出された場合の接続図である。切替部107は、異常が検出されたチャネルと同じポート(光ポートOP)側のバックアップチャネルのうち、異常の検出されたチャネルと接続先IDU(「11」)が一致するバックアップチャネル(光ポートOP7に対応するチャネル)を求める。切替部107は、図14に示すように、異常が検出されたチャネルが光ポートOP側のチャネルであったので、タイムスロット番号を再設定する(ステップS204)。切替部107は、選択したバックアップチャネル(「Opt CH7」)の接続先105Bを異常の検出されたチャネルに対応する接続先105B(「Radio CH1」)に設定する(ステップS203)。設定の変更に応じて、異常の検出されたチャネル(「Opt CH4」はバックアップチャネル(「Opt CH7」)に切り替わる(ステップS205)。
以上説明したように、本実施形態によれば、IDU10は、バックアップチャネルを自動で設定し、異常が生じたチャネルをバックアップチャネルに切り替えるので、短時間で通信を回復できる。
また、バックアップチャネルに切り替えるとき、切替部107がチャネル情報105を更新するので、手動でチャネルの接続設定(接続元105A、接続先105B)を変更する必要がなく、操作性が向上する。
切替のとき、IDU10は、異常が検出されたマスタチャネルと接続先IDUが一致するバックアップチャネルに切り替えるので、切替後も通信を継続できる。
IDU10は、通信インターフェースに異常が検出された場合は、チャネルの切替を行わないので、切替処理による処理負荷の増大を防ぐことができる。
IDU10は、異常が検出されたチャネルはバックアップチャネルに設定しないので、通信回復の信頼性が向上する。
IDU10は、マイクロ波無線システムで使用された場合、通信障害を早期に回復できるので、無線信号に特有の通信品質の劣化を防ぐことができる。
なお、IDU10とODU(20および21)との間を光ケーブルで結ぶのでなく、同軸ケーブルのみで結ぶ構成とすることもできる。この場合、図15に示すように、IDU10は無線信号から変換された電気信号を伝送するチャネルのみを交差接続する。光信号を電気信号に変換して多重化する必要がないので、設定部103はチャネル情報105においてタイムスロット番号(105D)を設定する必要がなくなる。
また、通信インターフェース(ポート)が複数ある場合、図16に示すように、通信インターフェースごとにバックアップチャネルを登録する構成とすることが望ましい。つまり、バックアップチャネルを1つの通信インターフェースに集中するのでなく、各通信インターフェースに分散して登録する。同図では、無線ポートRPa、RPb、RPc、およびRPdのそれぞれにバックアップチャネルを登録している。この構成により、いずれかの通信インターフェースに通信負荷が集中することを避けることができる。
図8〜図10で示した処理の全部または一部は、コンピュータがソフトウェアプログラムを実行することにより実現することもできる。
(第2実施形態)
第1実施形態ではIDUを1台設けてIDUとODUとを分離していたが、IDUは複数台設けてIDUとODUとを一体とすることもできる。第2実施形態は、IDUを複数台設けてIDUとODUとを一体化した点において第1実施形態と異なる。
図17は、第2実施形態の通信システム2の構成を示す全体図である。同図に示すように、通信システム2は、IDU10a、10b、10c、および10dの4台のIDUを有する。同図において、IDU10aには、多重化された電気信号(m×E1)が伝送される同軸ケーブルが接続される。また、IDU10aの光学インターフェース(Opt IF)に光信号が伝送される光ケーブル接続される。IDU10aは、光信号をDEMUXにより多重化して電気信号(m×E1)に変換し、多重化された電気信号(m×E1)をMUXにより1以上のチャネルに束ね、電気信号を光信号に変換する。IDU10aは、多重化された電気信号(n×E1)をMODEMにより、無線信号に変換する。
IDU10b、10c、および10dは、多重化された電気信号(n×E1)をMODEMにより、無線信号に変換する。
そして、IDU10a、10b、10c、および10dは、それぞれクロスコネクト機能を有する。この4台のIDUは互いに電気信号を伝送するケーブルで接続され、各IDUのクロスコネクト機能は互いにリンクする。クロスコネクト機能がリンクすることにより、ある1台のIDUのチャネルをそれ以外のIDUのチャネルに交差接続することができる。図17におけるDXC2は、4台のIDUが互いにリンクして形成されるクロスコネクト部を意味する。
図18に本実施形態の各チャネルの接続図を示す。同図を参照すると、IDU10aにおいて電気信号に変換された光学インターフェース(Opt IF)からの信号が伝送されるチャネル「61」と、IDU10dにおいて多重化された電気信号が伝送されるチャネル(Tributary)「1」とが接続される。同図において、斜線の部分はバックアップチャネルである。
本実施形態によれば、複数のIDUのクロスコネクト機能を相互にリンクさせて、各IDUの通信負荷を分散することができる。
第1実施形態の通信システムの全体図である。 第1実施形態のIDUの構成を示すブロック図である。 第1実施形態のチャネル情報の構成を示す図である。 第1実施形態のIDUにおける切替部の構成を示す図である。 第1実施形態のユーザの設定項目を示す図である。 第1実施形態のチャネル情報の構成を示す図である。 第1実施形態のIDUにおける切替部の構成を示す図である。 第1実施形態のIDUの動作を示すフローチャートである。 第1実施形態の設定処理を示すフローチャートである。 第1実施形態の切替処理を示すフローチャートである。 第1実施形態のチャネルに異常が検出されたときの接続図である。 第1実施形態のチャネルに異常が検出されたときのチャネル情報の構成を示す図である。 第1実施形態のチャネルに異常が検出されたときの接続図である。 第1実施形態のチャネルに異常が検出されたときのチャネル情報の構成を示す図である。 変形例におけるチャネルの接続図である。 変形例におけるチャネルの接続図である。 第2実施形態の通信システムの全体図である。 第2実施形態のチャネルの接続図である。
符号の説明
1、2 通信システム
10、10a、10b、10c、10d、11、12、13 IDU
20、21 ODU
103 設定部
105 チャネル情報
107 切替部
DXC、DXC2 クロスコネクト部
RP1〜8、RPa、RPb、RPc、RPd 無線ポート
RP1〜8、 光ポート
M マスタチャネル
B バックアップチャネル
S10、S20、S100〜S107、S200〜S207 ステップ

Claims (7)

  1. ポートごとに接続先のポートを設定する接続設定に応じて、複数の該ポートに接続される複数のチャネルを交差接続するクロスコネクト装置であって、
    前記接続設定がされたポートに対応するチャネルの交差接続を行う接続手段と、
    予め与えられた接続設定において、接続先のポートが設定されているポートに接続されるチャネルをマスタチャネルとして登録し、接続先のポートが設定されていないポートに接続されるチャネルをバックアップチャネルとして登録し、前記接続設定を有効にする登録手段と、
    前記登録手段により登録された前記マスタチャネルに異常が検出されたとき、異常が検出された該マスタチャネルを、前記登録手段により登録された前記バックアップチャネルに切り替える切替手段と、
    を有するクロスコネクト装置。
  2. 前記切替手段は、前記接続設定を変更することにより、異常が検出された該マスタチャネルを前記登録手段により登録された前記バックアップチャネルに切り替える、請求項1に記載のクロスコネクト装置。
  3. 複数の前記チャネルの一端は前記クロスコネクト装置の複数の前記ポートに接続され、他端は他の装置に接続され、
    前記登録手段は、接続先のポートが設定されていない前記ポートに接続されるチャネルのうち、前記マスタチャネルが接続される前記装置と同じ装置に他端が接続されるチャネルを該マスタチャネルに対応するバックアップチャネルとして登録し、
    前記切替手段は、異常が検出された前記マスタチャネルを、前記登録手段により登録された該マスタチャネルに対応する前記バックアップチャネルに切り替える、請求項1又は2に記載のクロスコネクト装置。
  4. 前記切替手段は、前記登録手段により登録された前記マスタチャネルに異常が検出され、且つ異常が検出された該マスタチャネルが接続される通信インターフェースに異常が検出されないとき、異常が検出された該マスタチャネルを前記登録手段により登録された前記バックアップチャネルに切り替える、請求候1乃至3のいずれか1項に記載のクロスコネクト装置。
  5. 前記登録手段は、接続先のポートが設定されていないポートに接続されるチャネルであって、異常が検出されない該チャネルをバックアップチャネルとして登録する、請求候1乃至4のいずれか1項に記載のクロスコネクト装置。
  6. 複数の前記チャネルは、マイクロ波無線信号を変換した電気信号を伝送するチャネルを含む、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のクロスコネクト装置。
  7. ポートごとに接続先のポートを設定する接続設定に応じて、複数の該ポートに接続される複数のチャネルを交差接続するクロスコネクト方法であって、
    前記接続設定がされたポートに対応するチャネルの交差接続を行う接続手段と、
    予め与えられた接続設定において、接続先のポートが設定されているポートに接続されるチャネルをマスタチャネルとして登録し、接続先のポートが設定されていないポートに接続されるチャネルをバックアップチャネルとして登録し、前記接続設定を有効にし、
    登録した前記マスタチャネルに異常が検出されたとき、異常が検出された該マスタチャネルを、登録した前記バックアップチャネルに切り替える、クロスコネクト方法。
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