JP2004187162A - パス切替方法及び通信ネットワーク管理システム - Google Patents

パス切替方法及び通信ネットワーク管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】切替実施前に、可能な範囲で切替先のパスの正常性確認を行い、パスの信頼性を確保しつつ、切替処理時間の短縮化を図る。
【解決手段】通信ネットワークの2つのノード間の通信経路となるVPを、予め定められた切替先のVP情報を含んだ切替指示に従って切り替えるパス切替方法において、切替元のVPと切替先のVPとを比較することで、両者の非共通部分を導出し(S1)、導出された切替先のVPにおける非共通部分について切替前の導通試験を行う(S2)。ここで、切替先のVPにおける非共通部分が正常であるとの結果が得られた場合、クロスコネクトにより切替元のVPから切替先のVPへの切替を行い(S4)、当該切替の完了後に、切替元のVPを廃止する(S5)。
【選択図】 図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信ネットワークの2つのノード間の通信経路となるパスを、予め定められた切替先のパス情報を含んだ切替指示に従って切り替えるパス切替方法及び通信ネットワーク管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ATM(Asynchronous Transfer Mode:非同期転送モード)交換機等の通信装置からなる通信ネットワークシステムにおけるパス切替に関するさまざまな技術が提案されている(例えば、下記の特許文献1、2参照)。
【0003】
従来のパス切替手順は、切替元のパスを全部廃止してから、切替先のパスを新設するという手順しか無かった。このため、交換機の増設に伴って、基地局の属する交換機を変更する場合に、切替処理に時間がかかり停波時間が長くなるという問題や、切替実施時でなければ切替先のパスが正常であることの確認ができないという問題があった。特に、1交換機に収容される基地局数が多い場合、切替対象の仮想パス(Virtual Path:以下「VP」という。)の数も多くなり問題も大きい。また、切替先のパスが長ければ、設定する伝送装置の数も大きくなる。これらにより、限られた時間内にスムーズに切替作業を行うことが困難であった。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−336195号公報
【特許文献2】
特開平10−224430号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記課題を解決するために成されたものであり、切替実施前に、可能な範囲で切替先のパスの正常性確認を行い、パスの信頼性を確保しつつ、切替処理時間の短縮化を図ることができるパス切替方法及び通信ネットワーク管理システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るパス切替方法は、請求項1に記載したように、通信ネットワークの2つのノード間の通信経路となるパスを、予め定められた切替先のパス情報を含んだ切替指示に従って切り替えるパス切替方法であって、切替元のパスと切替先のパスとを比較することで、両者の非共通部分を導出する非共通部分導出工程と、導出された切替先のパスにおける非共通部分について、切替前の導通試験を行う事前試験工程と、導通試験にて切替先のパスにおける非共通部分が正常であるとの結果が得られた場合、切替対象の伝送装置におけるクロスコネクトにより切替元のパスから切替先のパスへの切替を行う切替工程とを有することを特徴とする。
【0007】
上記のパス切替方法では、非共通部分導出工程にて、切替元のパスと切替先のパスとを比較することで両者の非共通部分を導出し、事前試験工程にて、上記導出された切替先のパスにおける非共通部分について切替前の導通試験を行う。そして、この導通試験にて切替先のパスにおける非共通部分が正常であるとの結果が得られた場合、切替工程において切替対象の伝送装置におけるクロスコネクトにより切替元のパスから切替先のパスへの切替を行う。
【0008】
このように切替元のパスと切替先のパスとの非共通部分を導出し、切替先のパスにおける非共通部分について切替前の導通試験を行うことにより、切替実施前に、可能な範囲で切替先のパスが正常であることを確認でき、パスの信頼性を確保することができる。また、導通試験にて切替先のパスにおける非共通部分が正常であるとの結果が得られた場合、切替工程において切替対象の伝送装置におけるクロスコネクトにより切替元のパスから、事前確認済みの切替先のパスへの切替を行うため、切替元のパス全体の廃止と切替先のパス全体の新設の両方を切替時に行っていた従来に比べ、切替処理時間の短縮化を図ることができる。
【0009】
また、本発明に係るパス切替方法は、請求項2に記載したように、切替工程における切替先のパスへの切替が完了した後、切替元のパスを廃止する廃止工程をさらに有することを特徴とする。
【0010】
さらに、本発明に係るパス切替方法は、請求項3に記載したように、事前試験工程において、非共通部分の切替対象の伝送装置における切替先パスのクロスコネクトとして、同一もしくは別インタフェースにおける未使用VPIとダミークロスコネクトを設定することで、当該非共通部分について切替前の導通試験を行うことを特徴とする。このようにすれば、切替先のパスにおける非共通部分について切替前の導通試験が可能となるとともに、切替工程において上記ダミークロスコネクトのディスコネクトと、切替元のパスにおける共通部分へのコネクトとを順に実行することで、切替先のパスへの切替を簡易に行うことができる。
【0011】
ところで、本発明は、上記のようにパス切替方法の発明として記述できる他に、以下のように、通信ネットワーク管理システムの発明としても記述できる。これらはカテゴリーが異なるだけで、実質的に同一の発明であり、同様の作用・効果を奏する。
【0012】
即ち、本発明に係る通信ネットワーク管理システムは、請求項4に記載したように、通信ネットワークの2つのノード間の通信経路となるパスを、予め定められた切替先のパス情報を含んだ切替指示に従って切り替える通信ネットワーク管理システムであって、切替元のパスと切替先のパスとを比較することで、両者の非共通部分を導出する非共通部分導出手段と、導出された切替先のパスにおける非共通部分について、切替前の導通試験を行う事前試験手段と、導通試験にて切替先のパスにおける非共通部分が正常であるとの結果が得られた場合、切替対象の伝送装置におけるクロスコネクトにより切替元のパスから切替先のパスへの切替を行う切替手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】
また、本発明に係る通信ネットワーク管理システムは、請求項5に記載したように、切替手段による切替先のパスへの切替が完了した後、切替元のパスを廃止する廃止手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0014】
さらに、本発明に係る通信ネットワーク管理システムでは、請求項6に記載したように、事前試験手段は、非共通部分の切替対象の伝送装置における切替先パスのクロスコネクトとして、同一もしくは別インタフェースにおける未使用VPIとダミークロスコネクトを設定することで、当該非共通部分について切替前の導通試験を行うことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
[▲1▼システム構成の説明]
図1は、本発明の実施の一形態に係る通信ネットワーク管理におけるオペレーションシステム100および該オペレーションシステム100の管理対象となる管理対象装置の一例を示す図である。なお、本実施形態では、通信ネットワークの一例として移動通信ネットワークを取り上げて説明する。上記オペレーションシステム100が、本発明に係る通信ネットワーク管理システムに相当する。
【0017】
オペレーションシステム100は、管理対象装置となる無線基地局600(以下、BTS(Base Transceiver Station)という)と、無線制御装置(以下、RNC(Radio Network Controller)という)200の区間(以下、RAN(Radio Access Network)という)のパス設計および該パス設計で生成されたオーダーを実行して上記区間のパスを開通させる役割を担う。本例において、上記オペレーションシステム100が管理する管理対象装置は、具体的には、RNC200、RNC側のATM多重化装置(以下、ATM−MUXという)300、BTS600、BTS側のATM−MUX400およびATM−S−MUX500である。本例ではこれらの装置をNE(Network Equipment:ネットワーク装置)と呼んで説明する。
【0018】
上記オペレーションシステム100は、パス設計システム10と、NMS(Network Management System:ネットワーク管理システム)20と、NE管理システム30とで構成される。パス設計システム10とNMS20はLANで接続されデータのやり取りが行えるようになっている。NMS20とNE管理システム30は、本例では、1つの装置の中に並存している形態を例にとり説明を行うが、本発明はこのような形態に限らず、NMS20とNE管理システム30が個々の装置で構成されているような形態であってもよい。NE管理システム30には、パス設定やNE設定を仲介するNEメディエーション31〜32が備えられ、NE管理システムとNEメディエーション間は例えば、LANを用いてデータの送受が行われる。
【0019】
パス設計システム10では、トラヒックデータ等の需要予測に基づいて算出されるパス容量等からVPの収容設計が行われ、該VPの収容設計情報をもとに『Order(オーダー)』を生成する。そして、その生成したOrder(送信Order)をNMS20に送出する役割を担う。パス設計システム10から送出されるOrderの送出形態は、VPやNEの構築形態、例えば、初期構築や追加構築などの構築形態によって変わり、さらに上記Orderには、装置IDやパス名、パス構成などネットワーク装置(NE)やパスの設定情報が含まれる。
【0020】
NMS20は、パス設計システム10からOrderを受け取り、そのOrderの内容に従ってパスやNEの設定、生成、削除などが行われるよう設定要求(NE設定要求)をNE管理システム30に送る。このNE設定要求は、NEメディエーション31〜32を介してATM−MUX300(実線矢印)およびBTS側のATM−MUX400を経由してATM−S−MUX(点線矢印)500に送られ、それぞれのNEにおいて該NE設定要求に含まれる情報の内容に従ったパスの設定やNEの設定が行われる。
【0021】
このように各NEの設定、パスの設定はパス設計システム10から送出されるOrderに基づいて行われる。
【0022】
図2は、送信Orderのイメージを示す図である。同図に示すように、送信Orderには、NEに対するOrder(例:ATM−MUX300、400、ATM−S−MUX500の送信架や同装置内のIF Boardに対するOrder)やパスに対するOrder(例:VPやVC(VC4/32)に対するOrder)等がある。
【0023】
NMS20では、受信したOrderを予め定められた実行順序にて実行する。また、NMS20ではOrderが実行されると、Order処理の進捗通知をパス設計システムに行う。本発明では、この進捗通知を、業務プロセスごとに行うのでなく、Order管理系とOrder実行系のプロセスに分けて配置し、互いのプロセス間通信のみでOrderの進捗管理を実現する。
【0024】
尚、NEにおけるRNC側のATM−MUX300とBTS側のATM−MUX400の通信はマイクロ波帯のエントランス回線を利用する形態であっても、SDH(synchronous digital hierarchy)伝送装置を利用する形態であってもよく、いずれの形態でも本発明を限定するものでない。
【0025】
図3は、本発明のネットワーク管理システムの一構成であるパス設計システム10の機能ブロックの構成例を示すものである。
【0026】
図3において、このパス設計システム10は、クライアント/サーバー・システムであって、クライアント側は、オペレーティング・システム11、業務用アプリケーション12、データベース・サーバーとアクセスするためのインタフェース13などが備えられる。一方、サーバー側は、オペレーティング・システム14、関係データベース管理システム(RDBMS)15、クライアント側とアクセスするためのインタフェース16、業務用アプリケーション17、BTS600やRNC200の無線ネットワーク装置(RAN:Radio Access Network)の無線諸元に係る情報を得るための通信用API(Application Program Interface)18が備えられる。また、上記通信用APIには、LANでNMS20との通信を行うプロトコルなどが備えられる。
【0027】
図4は、本発明のネットワーク管理システムの一構成であるNMS20の機能ブロックの構成例を示すものである。
【0028】
図4において、このNMS20は信頼性向上のため二重化(0系、1系)がとられる。0系、1系とも同構成であるので、以下、0系を例にとり説明する。
【0029】
本NMS20の0系は、オペレーティング・システム21、関係データベース管理システム(RDBMS)22、通信API23、業務用アプリケーション24、冗長構成共通API25とで構成される。通信APIは、パス設計システム10やNMS20用のGUI(graphical user interface)ならびにNE管理システム30と接続するための通信インタフェース機能を備える。
【0030】
上記の関係データベース管理システムには、パス設計システムから受信したOrderを格納するデータベース(以下、オーダーDBという)と、移動通信ネットワークのすべての構成に係るデータを格納するデータベース(以下、構成DBという)とが備えられる。
【0031】
図5は、本発明のネットワーク管理システムの一構成であるNE管理システム30の機能ブロックの構成例を示すものである。
【0032】
図5において、このNE管理システム30は前述したNMS20と同様に信頼性向上の見地から二重化(0系、1系)がとられる。0系、1系とも同構成であるので、以下、0系を例にとり説明する。
【0033】
本NE管理システム30の0系は、オペレーティング・システム51、関係データベース管理システム(RDBMS)52、通信API53、業務用アプリケーション54、冗長構成共通API55とで構成される。通信API53には、GUIを持つ総合保守端末、NMS20およびNEメディエーション31〜32と通信をするための通信インタフェース機能が備えられる。
【0034】
[▲2▼VP切替動作の説明]
以下、上記のような環境下でオペレーションシステム100により実行されるVP切替動作について説明する。
【0035】
まず、図6を用いてVP切替動作の概要を説明する。ここでは、図6において、黒の菱形で終端点を表した切替元VP80から、黒丸で終端点を表した切替先VP90へ切り替えるものとする。
【0036】
切替元VP80は、ビルAに収容された無線基地局72から、ビルAに収容されたATM−S−MUX70A、ビルBに収容されたATM−MUX70B、ビルCに収容されたATM−MUX70Cを経由して、RNC74Cに至るVPである。また、切替先VP90は、ビルAに収容された無線基地局72から、ビルAに収容されたATM−S−MUX70A、ビルBに収容されたATM−MUX70B、ビルCに収容されたATM−MUX70C、ビルDに収容されたATM−MUX70Dを経由して、RNC74Dに至るVPである。
【0037】
このため、両VPの共通部分は、無線基地局72から、ビルAに収容されたATM−S−MUX70A、ビルBに収容されたATM−MUX70Bを経由して、ビルCに収容されたATM−MUX70Cのインタフェース77に至るまでの部分であり、切替先VP90における非共通部分は、ATM−MUX70Cのインタフェース78から、ビルDに収容されたATM−MUX70Dを経由して、RNC74Dに至るまでの部分である。
【0038】
このとき、切替元VP80と切替先VP90との比較により、切替先VP90における非共通部分(ATM−MUX70Cのインタフェース78からATM−MUX70Dを経由してRNC74Dまでの区間)が導出され、この非共通部分についてNMSが事前に設定を行う。なお、上記の非共通部分の導出は、例えば、図6の無線基地局72側から経路を順次比較することで行う。この経路比較は、経路(装置間の線)の左右装置のVPIまでの設定情報を比較することで行われる。このとき、相違が検出された経路の無線基地局72側の装置が切替点として決定される。図6の例では、ATM−MUX70Cが切替点として決定される。
【0039】
また、切替対象のMUXとなるATM−MUX70Cでは、未使用VPIを持つインタフェースと切替先VPがダミークロスコネクトされる(この場合、同一インタフェース78の未使用VPIとダミークロスコネクト)。そして、非共通部分、即ち、ATM−MUX70Cにおけるインタフェース78とRNC74Dの間の区間について、事前の導通正常性の確認試験が行われる。なお、この確認試験は、NMSにより自動で行ってもよいし、所定のオペレータ(操作者)が行ってもよい。
【0040】
ここで、事前の導通正常性が確認されれば、ATM−MUX70Cが、上記の同一インタフェース78におけるダミークロスコネクトをディスコネクトし、図6に破線Xで表すようにインタフェース78からインタフェース77への(即ち、切替元VPと切替先VPの共通部分へ向けての)コネクトを行うことで、切替元VP80から切替先VP90への切替を実行する。そして、この切替が完了した後、切替元VP80の残経路(即ち、切替元VP80における非共通部分)である、ATM−MUX70Cの入口からRNC74Cに至るまでの区間を廃止する。
【0041】
上記の切替動作を、その手順に沿って、図7、図8に基づき説明する。図8のパス切替処理はオペレーションシステム100によって実行される。
【0042】
オペレーションシステム100は、まず、切替元VP80と切替先VP90とを比較することで、両者の非共通部分を導出する(図8のS1)。これにより、図7の非共通部分導出工程にて破線で示す切替先VP90における非共通部分(図6のATM−MUX70CからATM−MUX70Dを経由してRNC74Dまでの区間)90Aが導出される。
【0043】
次に、切替先VP90における非共通部分90Aについて導通試験を行う(図8のS2)。このとき、前述のように、非共通部分90AについてATM−MUX70Dでは事前に設定を行い、切替対象のMUXとなるATM−MUX70Cが、切替先VPのクロスコネクトとして、同一インタフェース78における未使用VPIとダミークロスコネクトを設定する。このため、非共通部分90A、即ち、ATM−MUX70Cにおけるインタフェース78とRNC74Dの間の区間について、事前の導通試験が可能となる。
【0044】
この導通試験で非共通部分が正常であると確認されれば(図8のS3で肯定判断されれば)、ATM−MUX70Cにおいて、同一インタフェース78におけるダミークロスコネクトをディスコネクトし、図6に破線Xで表すようにインタフェース78からインタフェース77へのコネクトを行うことで、切替元VP80から切替先VP90への切替を実行する(図8のS4)。これにより、図7の切替工程に示すように、切替先VP90が張られる。但し、この時点では、切替元VP80の残経路(切替元VP80における非共通部分)80Aである、図6のATM−MUX70Cの入口からRNC74Cに至るまでの区間は残存している。
【0045】
そして、上記の切替工程が完了した後、切替元VP80の残経路80A(ATM−MUX70Cの入口からRNC74Cに至るまでの区間)を廃止する(図8のS5)。
【0046】
以上説明した発明の実施形態によれば、切替先のパスにおける非共通部分について切替前の導通試験を行うことにより、切替実施前に、可能な範囲で切替先のパスが正常であることを確認でき、パスの信頼性を確保することができる。
【0047】
また、切替工程では、切替元のパスから導通試験により事前に正常性が確認済の切替先のパスへ、クロスコネクトにより切替を実施するため、切替もとのパス全体の廃止と切替先のパス全体の新設の両方を切替時に行っていた従来に比べ、切替処理時間の短縮化を図ることができる。
【0048】
さらに、事前試験工程において、非共通部分の切替対象の伝送装置における切替先パスのクロスコネクトとして、同一もしくは別インタフェースにおける未使用VPIとダミークロスコネクトを設定するため、切替先のパスにおける非共通部分について切替前の導通試験が可能となるとともに、切替工程において上記ダミークロスコネクトのディスコネクトと、切替元のパスにおける共通部分へのコネクトとを順に実行することで、切替先のパスへの切替を簡易に行うことができる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、切替実施前に、可能な範囲で切替先のパスの正常性確認を行い、パスの信頼性を確保しつつ、切替処理時間の短縮化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施形態に係る移動通信ネットワーク管理におけるオペレーションシステムの構成例および該オペレーションシステムの管理対象となる管理対象装置の一例を示す図である。
【図2】送信Orderのイメージを示す図である。
【図3】パス設計システムの構成例を示す図である。
【図4】NMSの構成例を示す図である。
【図5】NE管理システムの構成例を示す図である。
【図6】VPの切替動作を説明するための図である。
【図7】VPの切替処理手順を説明するための図である。
【図8】VPの切替処理手順を示す流れ図である。
【符号の説明】
10…パス設計システム、11…オペレーティング・システム、12、17、24、29、54…業務用アプリケーション、13、16…データベース・サーバーアクセスインタフェース、14、21、26、51…オペレーティング・システム、15、22、27、52…関係データベース管理システム(RDBMS)、18、23、30、53…通信用API、20…NMS、25、28、55…冗長構成共通API、30…NE管理システム、31、32…NEメディエーション、77、78…インタフェース、80…切替元VP、90…切替先VP、90A…非共通部分、100…オペレーションシステム、200、74C、74D…RNC、300、400…ATM−MUX、500、70A、70B、70C、70D…ATM−S−MUX、600、72…無線基地局。

Claims (6)

  1. 通信ネットワークの2つのノード間の通信経路となるパスを、予め定められた切替先のパス情報を含んだ切替指示に従って切り替えるパス切替方法であって、
    切替元のパスと切替先のパスとを比較することで、両者の非共通部分を導出する非共通部分導出工程と、
    導出された切替先のパスにおける非共通部分について、切替前の導通試験を行う事前試験工程と、
    前記導通試験にて切替先のパスにおける非共通部分が正常であるとの結果が得られた場合、切替対象の伝送装置におけるクロスコネクトにより切替元のパスから切替先のパスへの切替を行う切替工程と、
    を有するパス切替方法。
  2. 前記切替工程における切替先のパスへの切替が完了した後、切替元のパスを廃止する廃止工程をさらに有する請求項1記載のパス切替方法。
  3. 前記事前試験工程では、前記非共通部分の切替対象の伝送装置における切替先パスのクロスコネクトとして、同一もしくは別インタフェースにおける未使用VPIとダミークロスコネクトを設定することで、当該非共通部分について切替前の導通試験を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載のパス切替方法。
  4. 通信ネットワークの2つのノード間の通信経路となるパスを、予め定められた切替先のパス情報を含んだ切替指示に従って切り替える通信ネットワーク管理システムであって、
    切替元のパスと切替先のパスとを比較することで、両者の非共通部分を導出する非共通部分導出手段と、
    導出された切替先のパスにおける非共通部分について、切替前の導通試験を行う事前試験手段と、
    前記導通試験にて切替先のパスにおける非共通部分が正常であるとの結果が得られた場合、切替対象の伝送装置におけるクロスコネクトにより切替元のパスから切替先のパスへの切替を行う切替手段と、
    を備えた通信ネットワーク管理システム。
  5. 前記切替手段による切替先のパスへの切替が完了した後、切替元のパスを廃止する廃止手段をさらに備えた請求項4記載の通信ネットワーク管理システム。
  6. 前記事前試験手段は、前記非共通部分の切替対象の伝送装置における切替先パスのクロスコネクトとして、同一もしくは別インタフェースにおける未使用VPIとダミークロスコネクトを設定することで、当該非共通部分について切替前の導通試験を行うことを特徴とする請求項4又は5に記載の通信ネットワーク管理システム。
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