JP2009211469A - 紙幣処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】集配人は既設のカセットを外し、新規なカセットを装着する交換作業で集配が済み、錠鍵装置が付いているため、内部の紙幣は本部で鍵を使用しない限り、取り出すことはできず、セキュリティが強固となる。また、作業が単純化されるため、手間と時間を大幅に節減する事ができる。
【解決手段】紙幣挿入口と連通する紙幣搬送路をスタッカボックス1に内蔵された一対の断面S字状の紙幣ガイドバー2の溝部へ連通させ、その紙幣ガイドバーの相互に対向する方向への回転によって、紙幣を放出し、スプリング7で附勢された受プレート8面上へ順次紙幣を積層収納していく紙幣処理装置であって、前記したスタッカボックスをカセットとしてフロントパネルに対し着脱自在としてあることとする。
【選択図】図2
【解決手段】紙幣挿入口と連通する紙幣搬送路をスタッカボックス1に内蔵された一対の断面S字状の紙幣ガイドバー2の溝部へ連通させ、その紙幣ガイドバーの相互に対向する方向への回転によって、紙幣を放出し、スプリング7で附勢された受プレート8面上へ順次紙幣を積層収納していく紙幣処理装置であって、前記したスタッカボックスをカセットとしてフロントパネルに対し着脱自在としてあることとする。
【選択図】図2
Description
本発明は紙幣処理装置、特に自動販売機、自動貸出機、両替機等の無人稼動機械にあって機械の前扉に付設され、紙幣を受入れ、蓄積収納するための紙幣処理装置に関する。
一般的に、前記した紙幣処理装置は自動販売機等の機械の前扉に付設され、通常、少なくとも紙幣の挿入口が形成されているフロントマスクが外面に露呈され、この紙幣の挿入口に設けられている光学系のセンサーによって紙幣の挿入を検知し、搬送系のメカニズムが起動されて、挿入された紙幣をローディングする。
ローディングされた紙幣は搬路を通ってスタッカ内に順次収納されていくが、このスタッカ内には各々、紙幣の両縁をガイドする一対の断面S字状をした回転ガイドバーが設けられ、この回転ガイドバーが同期して相互に対向方向へ半回転することで、スプリングで附勢されている受板に対して、紙幣を押し付け、順次に紙幣をこの受板に対して積層していくことで収納がなされる。
また、従来のスタッカはボックス状に形成され、内部の紙幣の取り出しやジャム時の修復作業のため、このスタッカは自動販売機等の前扉に取り付けられるフロントパネルに対し、下端を枢支してあり、傾倒させる事ができるようになっている。また、ラッチ手段を介して開閉自在としたカバー(蓋体)が設けられ、このカバーを開けることで内部の紙幣を取り出し、集配し、本部に持ち帰るシステムとされていた。
そのため、時として、集配人によってスタッカ内の紙幣が数枚単位で窃取されてしまう事態が生じてしまい、その集配人に対してのセキュリティがなされていないのが実情である。
本願発明に関し、出願人は先行する技術文献を調査したが、格別に本願発明と類似し、関連すると思われる文献は発見できなかった。
本発明が解決しようとする問題点は、従来の紙幣処理装置にあっては、集配人による紙幣の回収時におけるセキュリティが全く考慮されていなかったという点であり、また、従来は自動販売機等の機械の前扉を開け、作業を行ない、再び通常の稼動状態に復帰させるまでの手間と時間が非常にかかり、作業効率が悪くなっているという点である。
この問題点を解決するために、本発明に係る紙幣処理装置は紙幣挿入口と連通する紙幣搬送路をスタッカボックスに内蔵された一対の断面S字状の紙幣ガイドバーの溝部へ連通させ、その紙幣ガイドバーの相互に対向する方向への回転によって、紙幣を放出し、スプリングで附勢された受プレート面上へ順次紙幣を積層収納していく紙幣処理装置であって、前記したスタッカボックスをカセットとしてフロントパネルに対し着脱自在としてあることを特徴とし、前記したカセットとしてのスタッカボックスはベースプレートに装着されるケーシングと、そのケーシングに一体的に付設されたカバープレートを少なくとも有し、前記した紙幣ガイドバーと、この紙幣ガイドバーを回転駆動させるモータ及びギア機構はケーシング内に収納されていることを特徴としている。
また、本発明に係る紙幣処理装置は前記した紙幣挿入口はフロントマスクに形成され、前記した紙幣搬送路はこのフロントマスクと一体的に構成される装着部に形成され、この装着部はベースプレートの一部に装備されていることを特徴とし、前記したカバープレートはケーシングに対して枢動して開閉されるものとし、カバープレートとケーシングとの間には錠鍵機構が設けられていることを特徴とし、前記した装着部にはカセットとしてのスタッカボックスが取り付けられた際、これを抑止するストッパが備えられていることを特徴としている。
さらに、本発明に係る紙幣処理装置は前記したベースプレートとカセットとしてのスタッカボックスは屈曲したロックバネによって係合支持されることを特徴とし、前記したベースプレートに対してカセットとしてのスタッカボックスは電気的にヒンジ型のコネクタで接続されていることを特徴とし、前記したベースプレートはジャム時にカセットとしてのスタッカボックスを装着した状態で枢動され、そのベースプレートとフロントパネルとは脱落を防止し、枢動を可能とする長孔を形成したストッパをその一側面に備えていることを特徴としている。
本発明に係る紙幣処理装置は上記のように構成されている。即ち、スタッカボックスをカセットとし、ベースプレートに対して着脱、交換自在としてあるため、集配人は既設のカセットを外し、新規なカセットを装着する交換作業で集配が済み、そのカセットとしてのスタッカボックスには錠鍵装置が付いているため、内部の紙幣は本部で鍵を使用しない限り、取り出すことはできず、セキュリティが強固となる。また、作業が単純化されるため、手間と時間を大幅に節減する事ができる。
図面として示し、実施例で説明したように構成することで実現した。
次に、本発明の好ましい実施の一例を図面を参照して説明する。図1は本発明におけるスタッカボックス(カセット)を示す平面図、図2は同じく機構を示す底面図、図3は同じくフロントパネルを示す平面図、図4は同じく正面図、図5は同じく側面図、図6は同じくベースプレートを示す平面図、図7は同じく正面図、図8は同じく側面図、図9は同じく第一ストッパを示す図、図10は同じく第二ストッパを示す図、図11は同じくバックパネルを示す正面図、図12は同じく側面図、図13は同じくバネホルダーを示す正面図、図14は同じく側面図、図15は同じくロックバネを示す正面図、図16は同じく側面図、図17は同じくロックプレートを示す図、図18は同じくカバープレートを示す平面図、図19は同じく側面図、図20は同じく正面図、図21は同じくロックプレートを示す図、図22は取り付け状態を示す概念図、図23はカセットの取り外し状態を示す概念図、図24は同じくベースプレートの開口状態を示す概念図、図25は同じくカセットの開蓋状態を示す概念図、図26は同じくヒンジ型のコネクタを示す図である。
これらの図にあって1はスタッカボックス(カセット)を示しており、このスタッカボックス(カセット)1は上面を開口した略直方体のケーシングとされている。このスタッカボックス(カセット)1の長手方向に沿った両サイドには断面を略S字状とした一対のガイドバー2、2がその両端を軸支されて相互に対向方向へ回転自在に内蔵されている。また、このガイドバー2、2間にはこのガイドバー2、2の回転駆動源となるモータ3が備えられており、このモータ3のモータ軸に備えられたギアと連動ギア4を介して相互に噛合する伝動ギア5、5が噛合され、この伝動ギア5、5を各々対向方向(ここでは外方方向)に回転させるようになっている。
また、この伝動ギア5、5は前記したガイドバー2、2の一端の支軸に取り付けられたギア6、6と噛合され、このギア6、6を図中の矢印方向に回転させ、この回転(180度)によってガイドバー2、2のガイド溝2a、2aに両縁を入れられた紙幣Bはスプリング7で常時前方へ附勢されている受板8へ押し付けられ、ガイドバー2、2の回転が停止した状態で、そのガイドバー2、2と受板8間で紙幣Bを挟持することとなる。この動作が繰り返され、紙幣Bは複数枚が積層ストックされていくこととなる。尚、図中9は後述するカバープレートとの関係でそのカバープレートの開閉状態を検出するマイクロスイッチで、通常、モータ3やギア群は保護カバーで覆われた状態とされ、この保護カバーはガイドバー2、2間に延設される。
一方、前提として、このスタッカボックス(カセット)1は後述するベースプレートと共に、自動販売機の前扉Dに対し、これも後述するフロントパネルを介して装着される。前扉Dの外面にはフロントマスク10が露呈され、このフロントマスク10に紙幣の挿入口が形成され、この挿入口には前記したように光学系のセンサーが配備され、そのセンサーが紙幣の挿入を検知すると、ローディングのためのメカニズム(搬送系)が駆動される。
前記した挿入口は装着部11内に設けられたローラやベルトで形成される搬路と連通しており、この搬路は前記したガイドバー2、2のガイド溝2a、2aと連通され、紙幣Bを順次搬入していく。この最終的なガイドバー2、2への搬入は一対のベルトが想定される。
また、図中12は前扉Dにその裏側から取り付けられるフロントパネルであり、このフロントパネル12には前記したフロントマスク10が貫通突出される透孔13が形成され、上下部位には取り付けのためのフランジ14、14が形成され、そのフランジ14にはピン挿通用のブラケット15、15‥も形成され、その装着や取り外し作業を容易なものとしている。
さらに、図中16は前記したフロントパネル12に重合してセットされるベースプレートであり、このベースプレート16にはフロントパネル12と貫通してフロントマスク10の挿入口からの紙幣が搬入される透孔17が形成されており、このベースプレート16にはフロントパネル12に枢支するためのブラケット18、18が形成されている。この枢動によって図24に示すように、このベースプレート16ごとフロントパネル12から開口させ、このベースプレート16の一部に設けられる操作用の蓋片19を開ける事ができる。尚、ベースプレート16ごとフロントパネル12から枢動させる際にはこのベースプレート16に取り付けられるフロントマスク10も同時に追従することとなる。
そして、このベースプレート16には種々の規制をするための回路基板と前記したガイドバー2、2へ紙幣Bを送り込むための一対のベルト等が装備されることとなり、スタッカボックス(カセット)1には、このベルトと対応させた逃げの切り欠きを形成させてやると良い。
一方、図中29は前記したスタッカボックス(カセット)1の上面開口を開閉するため、そのスタッカボックス(カセット)1の一縁に枢支されるカバープレートである。このカバープレート19は枢支部分がコーナーを切り欠いた舌片20が一体に形成されており、この舌片20と対向側にはスタッカボックス(カセット)1の底面開口を閉塞する被覆部21が一体に形成されている。この被覆部21の側壁面の中央には錠の取り付け部28が形成されている。
また、この被覆部21の内面にはロックプレート22が取り付け固定される。このロックプレート22にはスタッカボックス(カセット)1の側壁面の内面間に嵌合して止着を行なう舌片23が備えられている。即ち、スタッカボックス(カセット)1に対し、カバープレート19は枢支されるが、被覆部21はこのロックプレート22によって位置決め固定され、オープンする時は、このロック状態を外してなされることとなる。
そして、このカバープレート29の被覆部21の錠の取り付け部28とスタッカボックス(カセット)1の覆われた端部間には通常錠24が掛けられ、カバープレート29はこの錠24を本部に用意されている鍵によって外さない限り、オープンさせることはできないようになっており、セキュリティを確保させている。なお、この錠24は装着のためのスペースを考慮して、極薄型のシリンダー錠等が想定される。
前記したカバープレート29を備えたスタッカボックス(カセット)1は前記したフロントパネル12に装着されたベースプレート16に対して全体を着脱可能とし、交換を自在なものとしている(図23)。このベースプレート16とスタッカボックス(カセット)1との着脱は両側面に設けられたロックバネ25とロックプレート26とによりなされる。
ロックバネ25は止着部25aに対し、クランク状に屈曲させた軸部25bを形成し、その軸部25bの先端に約60度屈曲させた係合爪部25cを形成したものとなっており、このロックバネ25はホルダー26に止着され、このホルダー26をスタッカボックス(カセット)1もしくはベースプレート16の両側面に固着する。ロックバネ25の係合爪部25cはホルダー26の窓孔26aから出入されることとなる。尚、このホルダー26もロックバネ25と略相似状とした屈曲形状となっている。
このロックバネ25に対応した位置でベースプレート16もしくはスタッカボックス(カセット)1の両側面にはロックバネ25の係合爪部25cが係合されて、位置決めロックするロックプレート26が止着される。即ち、係合爪部25cの屈曲基端がロックプレート26の一縁と係合してロック状態とされ、スタッカボックス(カセット)1をベースプレート16から取り外す際は枢動させることで、このロックを解除し、取り付ける時は、その逆作業を行ない、クリック感を伴なってロック状態とすることとなる。
また、このカセットボックス(カセット)1をベースプレート16に装着した際に、装着部11とベースプレート16及びスタッカボックス(カセット)1は紙幣Bを搬入する状態で連接されるが、前扉Dを閉めた際の衝撃等で、スタッカボックス(カセット)1が離脱してしまう事がないように、装着部11の裏面には左右にスイングする状態のストッパ27が上端のピン穴27aによって吊持されており、装着時にこのストッパ27を垂らすことで衝撃による離脱を抑止する。スタッカボックス(カセット)1を外す時はこのストッパ27を左右いずれかにずらし、抑止状態を解除して行なうこととなる。
さらに、図中30はベースプレート16をジャム時にフロントパネル12に対して枢動開口した時に、脱落を防止するストッパである。このストッパ30はベースプレート16もしくはフロントパネル12の一側面にピン穴30aで枢支されるとともに長孔30bにもピンを嵌め、所定角度の拡開を図ったものとなっている。
そして、図中31はバックパネルを示し、スタッカボックス(カセット)1のカバープレート29の被覆部21の対向面に取り付けられる。このバックパネル31には装着部11への嵌合位置決め用の切り欠き31aとその切り欠きによって形成される係止片31bが形成されて装着部11との係合がなされる。尚、このバックパネル31はベースプレート16との間に約0.7mm程度の紙幣Bの通過用隙間を形成して装着されるので、紙幣Bの搬入に影響を与えることはない。
また、スタッカボックス(カセット)1とベースプレート16との着脱のメカニズムは上記の構成となるが、ベースプレート16に設けられる回路基板との電気的な情報交信は図26として示すようなヒンジ型のコネクタ32が使用される。Aは装着時の図、Bは傾倒させた時の図を示し、このコネクタ32を使用することでスタッカボックス(カセット)1を枢動させて取り外したり、また、新規なスタッカボックス(カセット)1を装着する際にもワンタッチ作業となり、しかもこのコネクタ32は左右のズレを吸収して嵌合されるため嵌装時の作業が非常に容易となる。
そして、かかる構成とした紙幣処理装置は、必要に応じてフロントパネル12の一部に、非接触式ICチップによる自動精算用の読み取り部を設けておくことも可能で、その場合、当然に紙幣の収納枚数等と併せて、本部との連絡ラインにもこのICカードの対応が加味されることとなる。また、図中33はカバープレート29の表面に設けられる売上金ジャーナルで、この売上金ジャーナル33は強靭なプラスチック製の袋体からなり、この袋体に、特に売上金に関するデータを順次記載する票を出入自在に備えるものとなる。
本実施例に係る紙幣処理装置は上記のように構成されている。この実施例では自動販売機への装備を想定しているが、この自動販売機で取り扱う商品は限定されることはなく、また、その他、ゲーム媒体や練習用ゴルフボール等の自動貸出機、両替機にも応用して実施できることは勿論である。
また、本発明に係る紙幣処理装置はガイドバー2、2を駆動させるためのモータ3や伝動ギア5、5をスタッカボックス(カセット)1内ではなく、ベースプレート16あるいはフロントパネル12側に固定設置させる構成とすることも可能で、係る構成とすることで、着脱交換されるスタッカボックス(カセット)1の数に対応させてのモータ3や伝動ギア5、5を用意する必要性がなくなり、その分コストを低廉化させる事ができる。
係る構成とした場合、スタッカボックス(カセット)1の着脱は水平方向への移動となり、スタッカボックス(カセット)1の上下面にスライドスナップタイプのロック機構を設け、スタッカボックス(カセット)1の両側面には片手で掴み易く、また、滑り止めのための指当て凹部やローレット等を形成しておくと良い。さらに、伝動ギア5、5とガイドバー2のギア6、6との噛合を検知確認するためのセンサーも設けることとなる。
1 スタッカボックス(カセット)
2 ガイドバー
2a ガイド溝
3 モータ
4 連動ギア
5 伝動ギア
6 ギア
7 スプリング
8 受板
9 マイクロスイッチ
10 フロントマスク
11 装着部
12 フロントパネル
13 透孔
14 フランジ
15 ブラケット
16 ベースプレート
17 透孔
18 ブラケット
19 蓋片
20 舌片
21 被覆部
22 ロックプレート
23 舌片
24 錠
25 ロックバネ
25c 係止爪部
26 ロックプレート
27 ストッパ
28 取り付け部
29 カバープレート
30 ストッパ
31 バックパネル
32 ヒンジコネクタ
33 売上金ジャーナル
B 紙幣
D 前扉
2 ガイドバー
2a ガイド溝
3 モータ
4 連動ギア
5 伝動ギア
6 ギア
7 スプリング
8 受板
9 マイクロスイッチ
10 フロントマスク
11 装着部
12 フロントパネル
13 透孔
14 フランジ
15 ブラケット
16 ベースプレート
17 透孔
18 ブラケット
19 蓋片
20 舌片
21 被覆部
22 ロックプレート
23 舌片
24 錠
25 ロックバネ
25c 係止爪部
26 ロックプレート
27 ストッパ
28 取り付け部
29 カバープレート
30 ストッパ
31 バックパネル
32 ヒンジコネクタ
33 売上金ジャーナル
B 紙幣
D 前扉
Claims (8)
- 紙幣挿入口と連通する紙幣搬送路をスタッカボックスに内蔵された一対の断面S字状の紙幣ガイドバーの溝部へ連通させ、その紙幣ガイドバーの相互に対向する方向への回転によって、紙幣を放出し、スプリングで附勢された受プレート面上へ順次紙幣を積層収納していく紙幣処理装置であって、前記したスタッカボックスをカセットとしてフロントパネルに対し着脱自在としてあることを特徴とする紙幣処理装置。
- 前記したカセットとしてのスタッカボックスはベースプレートに装着されるケーシングと、そのケーシングに一体的に付設されたカバープレートを少なくとも有し、前記した紙幣ガイドバーと、この紙幣ガイドバーを回転駆動させるモータ及びギア機構はケーシング内に収納されていることを特徴とする請求項1に記載の紙幣処理装置。
- 前記した紙幣挿入口はフロントマスクに形成され、前記した紙幣搬送路はこのフロントマスクと一体的に構成される装着部に形成され、この装着部はベースプレートの一部に装備されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の紙幣処理装置。
- 前記したカバープレートはケーシングに対して枢動して開閉されるものとし、カバープレートとケーシングとの間には錠鍵機構が設けられていることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載の紙幣処理装置。
- 前記した装着部にはカセットとしてのスタッカボックスが取り付けられた際、これを抑止するストッパが備えられていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の紙幣処理装置。
- 前記したベースプレートとカセットとしてのスタッカボックスは屈曲したロックバネによって係合支持されることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5に記載の紙幣処理装置。
- 前記したベースプレートに対してカセットとしてのスタッカボックスは電気的にヒンジ型のコネクタで接続されていることを特徴とする請求項6に記載の紙幣処理装置。
- 前記したベースプレートはジャム時にカセットとしてのスタッカボックスを装着した状態で枢動され、そのベースプレートとフロントパネルとは脱落を防止し、枢動を可能とする長孔を形成したストッパをその一側面に備えていることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6または請求項7に記載の紙幣処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008054490A JP2009211469A (ja) | 2008-03-05 | 2008-03-05 | 紙幣処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008054490A JP2009211469A (ja) | 2008-03-05 | 2008-03-05 | 紙幣処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009211469A true JP2009211469A (ja) | 2009-09-17 |
Family
ID=41184539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008054490A Pending JP2009211469A (ja) | 2008-03-05 | 2008-03-05 | 紙幣処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009211469A (ja) |
-
2008
- 2008-03-05 JP JP2008054490A patent/JP2009211469A/ja active Pending
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