JP2009208887A - プレス用オートパレタイザ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プレスライン3に沿ってワーク1を一定ピッチで搬送するワーク搬送装置12と、ワーク搬送装置上で隣接する1対のワーク1をセンタリングするセンタリング装置14A,14Bと、ワーク搬送装置の幅方向に隣接しセンタリング装置14A,14Bのプレスライン方向中間位置に位置する移載ロボット16と、ワーク搬送装置の幅方向に隣接しセンタリング装置のプレスライン方向同一位置に位置するパレットステーション18A,18Bとを備える。移載ロボット16は、上流側及び下流側のセンタリング装置14A,14B上のワーク1をそれぞれのパレットステーション18A,18Bにそれぞれ上流側回り及び下流側回りで移載する。
【選択図】図1
Description
また、ロボット1台に対して1つのセンタリング装置が配置され、ロボットが対のセンタリング装置のみから位置決めされたワークを搬送しており、現行以上の高速プレスラインに対応するためには、さらにロボット、センタリング装置、及びコンベアの台数を増やさなければならない。
このため、オートパレタイザ装置の広い設置スペースが必要であり、プレスライン全体が長くなり、工場建屋面積に占めるライン専有面積が広いと言う問題点がある。
また、現行よりも高速なプレスラインに対応するためには、センタリング装置を増やすとその倍のロボットが必要となる問題点があった。
さらに、特許文献2のロボットは、センタリング装置からパレットステーションまでの旋回角度が大きく(180度以上)、その分、サイクルタイムが長くなりプレスラインの高速化に対応できなかった。
該ワーク搬送装置上で隣接する1対のワークをセンタリングする上流側及び下流側のセンタリング装置と、
前記ワーク搬送装置の幅方向に隣接し、上流側及び下流側のセンタリング装置のプレスライン方向中間位置に位置する移載ロボットと、
前記ワーク搬送装置の幅方向に隣接し、上流側及び下流側のセンタリング装置のプレスライン方向同一位置に位置する上流側及び下流側のパレットステーションと、を備え、
前記移載ロボットは、上流側及び下流側のセンタリング装置上のワークをそれぞれ上流側及び下流側のパレットステーションにそれぞれ上流側回り及び下流側回りで移載する、ことを特徴とするプレス用オートパレタイザが提供される。
一方の移載ロボットは、下流側のセンタリング装置上のワークを下流側のパレットステーションに下流側回りで移載し、
他方の移載ロボットは、上流側のセンタリング装置上のワークを上流側のパレットステーションに上流側回りで移載する。
この図において、本発明のオートパレタイザ10は、ワーク搬送装置12、上流側及び下流側のセンタリング装置14A,14B、移載ロボット16、及び上流側及び下流側のパレットステーション18A,18Bを備える。
この例において、移載ロボット16は、ワーク搬送装置12の幅方向両側にそれぞれ設けられ、2組の上流側及び下流側のセンタリング装置14A,14Bに対して、全体で4台が設置されている。
なお、図中の破線の円は、移載ロボット16の作動範囲を示している。
なお、パレットは、平積みパレット、縦積みパレット、或いはハンガーパレットでもよい。
以下、パレットは、パレットステーション18A,18Bにあるものとし、その図示は省略する。
この図に示すように、移載ロボット16は、上流側及び下流側のセンタリング装置14A,14B上のワーク1をそれぞれ上流側及び下流側のパレットステーション18A,18Bにそれぞれ上流側回り及び下流側回りで移載する。
この上流側回り及び下流側回りの旋回角度は、移載ロボット16がセンタリング装置14A,14Bに対してオフセットしているので、移載ロボット16の旋回角度を従来の約115度から約85度に狭角化できる。
すなわち、センタリング装置14A,14B(パネル吸着位置)をロボット正面から上流側及び下流側にオフセットし、ロボット16の旋回角度を約85°程度にしたことにより、サイクルタイムが約1秒弱短縮され、高速化が可能となる。
なお、旋回角度は、工場レイアウト、オートパレタイザー設備レイアウト、ワーク形状、搬送パス、パレット形状等により、若干異なり、この限りではない。
すなわち、ロボット1台に対してその左右2ヶ所にパレットステーションを配置することにより、片側のパレットステーションにパネルを積載している間に、反対側では満杯パレットを交換し空パレットを準備しておく。
次いで、パレットが満杯になった直後に、ロボットを反転させ反対側の空パレットへ順次パネルを積載するため、パレット交換時の待ち時間が0秒となり、ラインを停止させずにパレットを交換することが出来る。
この図において、移載ロボット16は、ワーク搬送装置12の幅方向両側にそれぞれ設けられている。
2台のうち一方(この図で上側)の移載ロボット16は、下流側のセンタリング装置14B上のワーク1を下流側のパレットステーション18Bに下流側回りで移載する。
他方(この図で下側)の移載ロボット16は、上流側のセンタリング装置14A上のワーク1を上流側のパレットステーション18Aに上流側回りで移載する。
従って、上流側及び下流側のワーク1を同時に移載でき、オートパレタイザのサイクルタイムを大幅に短縮(半減)できる。
なお、パレットが満杯になった時に、反転し、反対側の空パレットに搬入する際、ワーク搬送装置を挟んだロボットと干渉しないように、ロボットを制御する。
本発明によるオートパレタイザの1つのセンタリング装置は、1枚のワーク1のみを位置決めする場合と、幅方向に並列する2枚のワークを同時に位置決めする場合の両方に対応する。
すなわち、1枚送りの場合(図4A)、ワーク1(パネル)が中/小サイズである場合は、ロボット16の両脇にあるパレットへそれぞれ搬送される。大サイズ(ボディサイドアウターパネル等)の場合は、コンベア上空に取り付けられた移動ハンガーへハンギング(吊り下げ)する。
また、2枚送り(コンベア上を2枚並列に流れる)の場合(図4B)は、ワーク1(パネル)が中/小サイズ(フェンダーパネル等)であり、ロボット16の両脇にあるパレットへそれぞれ搬送される。
移動ハンガーは、例えばロボットでアクセス可能なコンベア上部に設けられ、ワークを縦に吊り下げるようになっている。
10 オートパレタイザ、12 ワーク搬送装置、
14A 上流側センタリング装置、14B 下流側センタリング装置、
15 待機ステーション、16 移載ロボット、
18A 上流側パレットステーション、18B 下流側パレットステーション
Claims (5)
- プレス装置の下流側にプレスラインに沿ってワークを一定ピッチで搬送するワーク搬送装置と、
該ワーク搬送装置上で隣接する1対のワークをセンタリングする上流側及び下流側のセンタリング装置と、
前記ワーク搬送装置の幅方向に隣接し、上流側及び下流側のセンタリング装置のプレスライン方向中間位置に位置する移載ロボットと、
前記ワーク搬送装置の幅方向に隣接し、上流側及び下流側のセンタリング装置のプレスライン方向同一位置に位置する上流側及び下流側のパレットステーションと、を備え、
前記移載ロボットは、上流側及び下流側のセンタリング装置上のワークをそれぞれ上流側及び下流側のパレットステーションにそれぞれ上流側回り及び下流側回りで移載する、ことを特徴とするプレス用オートパレタイザ。 - 前記移載ロボットは、上流側と下流側のいずれか一方のセンタリング装置上のワークを対応するパレットステーションに移載し、該パレットステーションのパレットを空パレットに交換する際に、他方のセンタリング装置上のワークを対応するパレットステーションに移載する、ことを特徴とする請求項1に記載のプレス用オートパレタイザ。
- 前記移載ロボットは、前記ワーク搬送装置の幅方向両側にそれぞれ設けられ、
一方の移載ロボットは、下流側のセンタリング装置上のワークを下流側のパレットステーションに下流側回りで移載し、
他方の移載ロボットは、上流側のセンタリング装置上のワークを上流側のパレットステーションに上流側回りで移載する、ことを特徴とする請求項1に記載のプレス用オートパレタイザ。 - 単一のワーク搬送装置に対して、2組以上の上流側及び下流側のセンタリング装置を備える、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のプレス用オートパレタイザ。
- 1つのセンタリング装置は、1枚のワークのみを位置決めする場合と、幅方向に並列する2枚のワークを同時に位置決めする場合の両方に対応する、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のプレス用オートパレタイザ。
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JP2008053135A JP5311095B2 (ja) | 2008-03-04 | 2008-03-04 | プレス用オートパレタイザ |
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JP2008053135A JP5311095B2 (ja) | 2008-03-04 | 2008-03-04 | プレス用オートパレタイザ |
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Country | Link |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011225348A (ja) * | 2010-04-21 | 2011-11-10 | Panasonic Electric Works Co Ltd | パレタイザ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04226221A (ja) * | 1990-06-28 | 1992-08-14 | Focke & Co Gmbh & Co | 物品の積上げ装置 |
JP2003191034A (ja) * | 2001-12-25 | 2003-07-08 | Komatsu Ltd | オートパレタイザのワーク積込方法 |
-
2008
- 2008-03-04 JP JP2008053135A patent/JP5311095B2/ja active Active
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